JPS59129859A - 光導電部材 - Google Patents

光導電部材

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JPS59129859A
JPS59129859A JP58005054A JP505483A JPS59129859A JP S59129859 A JPS59129859 A JP S59129859A JP 58005054 A JP58005054 A JP 58005054A JP 505483 A JP505483 A JP 505483A JP S59129859 A JPS59129859 A JP S59129859A
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JP
Japan
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layer
layer region
atoms
gas
photoconductive
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JP58005054A
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English (en)
Inventor
Keishi Saito
恵志 斉藤
Kozo Arao
荒尾 浩三
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to FR8400579A priority patent/FR2539522B1/fr
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/08Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光(ここでは広義の光で、紫外光線、可視光
線、赤外光線、X線、γ線等を示す)の様な電磁波に感
受性のある光導電部材に関する。
固体撮像装置、或かは像形成分野における電子写真用像
形成部材や原稿読取装置における光導電層を形成する光
導電材料としては、高感度で、SN比〔光電流(Ip)
/暗電流(Id)  )が高く、照射する電磁波のスペ
クトル特性にマツチングした吸収スペクトル特性を有す
ること、光応答性が速く、所望の暗抵抗値を有すること
、使用時において人体に対して無公害であること、更に
は固体撮像装置においては、残像を所定時間内に容易に
処理することができること等の特性が要求される。殊に
、事務機としてオフィスで使用される電子写真装置内に
組込まれる電子写真用像形成部材の場合には、上記の使
用時における無公害性は重要な点である。
この様な点に立脚して最近注目されている光導電材料に
アモルファスシリコン(以後a−8tと表記す)があシ
、例えば、独国公開第2746967号公報、同第28
55718号公報には電子写真用像形成部材として、独
国公開第2933411号公報には光電変換読取装置へ
の応用が記載されている。
面乍ら、従来のa−81で構成された光導電層を有する
光導電部材は、暗抵抗値、光感度、光応答性等の電気的
、光学的、光導電的特性、及び耐湿性等の使用環境特性
の点、更には経時的安定性の点において、総合的な特性
向上を計る必要があるという更に改良される司き点が存
するのが実情である。
例えば、電子写真用像形成部材に適用した場合に、高光
感度化、高暗抵抗化を同時に計ろうとすると、従来にお
いては、その使用時において残留電位が残る場合が度々
観測され、との種の光導電部材は長時間繰返し使用し続
けると、繰返し使用による疲労の蓄積が起って、残像が
生ずる所謂ゴースト現象を発する様になる、或いは、高
速で繰返し使用すると応答性が次第に低下する等の不都
合な点が生ずる場合が少なくなかった。
更には、a−81は可視光領域の短波長側に較べて、長
波長側の波長領域よシも長い波長領域の吸収係数が比較
的小さく、現在実用化されている半導体レーザとのマツ
チングに於いて、通常使用されているハロゲンランプや
蛍光幻を光源とする場合、長波長側の光を有効に使用し
得てないという点に於いて、夫々改良される余地が残っ
ている。
又、別には、照射される光が光導電層中に於いて、充分
吸収されずに、支持体に到達する光の量が多くなると、
支持体自体が光導電層を透過して来る光に対する反射率
が高い場合には、光導電層内に於いて多重反射による干
渉が起って、画像の「ボケ」が生ずる一要因となる。
この影響は、解像度を上げる為に、照射スポットを小さ
くする程大きくなシ、殊に半導体レーザを光源とする場
合には大きな問題となっている。  − 一方半導体レーザとのマツチングを考慮して支持体上に
少なくともゲルマニウム原子を含む非晶質材料で構成さ
れた非晶質層を設けることが提案されているが、この場
合、支持体と前記非晶質層との密着性および支持体から
該非晶質層への不純物の拡散が問題となる場合がある。
従ってa −S i材料そのものの特性改良が計られる
一方で光導電部材を設計する際に、上記した様な問題の
総てが解決される様に工夫される必要がある。
本発明は上記の諸点に鑑み成されたもので、a −Si
に就て電子写真用像形成部材や固体撮像装置、読取装置
等に使用される光導電部材としての適用性とその応用性
という観点から総括的に鋭意研究検討を続けた結果、a
−8i、殊にはシリコン原子を母体とし、水素原子(H
)又はハロゲン原子(X)のいずれか一方を少なくとも
含有するアモルファス材料、所謂水素化アモルファスシ
リコン、ハロゲン化アモルファスシリコン。
或イハハロゲン含有水素化アモルファスシリコン〔以後
これ等の総称的表記としてra−8i(H。
X)Jを使用する〕から構成され、光導電性を示す非晶
質層を有する光導電部材の層構成を以後に説明される様
な特定化の下に設計されて作成された光導電部材は実用
上著しく優れた特性を有するのみでなく、従来の光導電
部材と較べてみてあらゆる点において凌駕していること
、殊に電子写真用の光導電部材として著しく優れた特性
を有していること及び長波長側に於ける吸収スペクトル
特性に優れていることを見出した府に基づいている。
本発明は支持体材料の影響を受けにくく電気的、光学的
、光導電的特性が常時安定していて、殆んど使用環境に
制限を受けない全環境型であり、長波長側の光感度特性
に優れると共に耐光疲労に著しく長け、繰返し使用に際
しても劣化現象を起さず、残留電位が全く又は殆んど観
測されない光導電部材を提供することを主たる目的とす
る。
本発明の別の目的は、全可視光域に於いて光感度が高く
、殊に半導体レーザとのマツチングに優れ、且つ光応答
の速い光導電部材を提供することである。
本発明の他の目的は、電子写真用の像形成部材として適
用させた場合、通常の電子写真法が極めて有効に適用さ
れ得る程度に、静電像形成の為の帯電処理の際の電荷保
持能が充分ある光導電部材を提供することである。
本発明の更に他の目的は、濃度が高く、ハーフトーンが
鮮明に出て且つ解像度の高い、商品質画像を得る事が容
易に出来る電子写真用の光導電部材を提供することであ
る。
本発明の更にもう1つの目的は、高光感度性。
高SN比特性を有する光導電部材を提供することでもあ
る。
本発明の光導電部材は、光導電部材用の支持体と、少な
くともゲルマニウム原子を含み、少なくとも一部が結晶
化している第1の層領域と、少なくともシリコン原子と
ゲルマニウム原子とを含む非晶質材料を含有する第2の
層領域と、少なくともシリコン原子を含む非晶質材料を
含み、光導電性を示す第3の層領域とが前記支持体側よ
シ順に設けられた層構成の非晶質層とを有する事を特徴
とする。
上記した様な層構成を取る様にして設計された本発明の
光導電部材は、前記した諸問題の総てを解決し得、極め
て優れた電気的、光学的。
光導電的特性、耐圧性及び使用環境特性を示す。
殊に、電子写真用像形成部材として適用させた場合には
、画像形成への残留電位の影響が全くなく、その電気的
特性が安定しておシ高感度で、高SN比を有するもので
あって、耐光疲労、繰返し使用特性に長け、濃度が高く
、ノ・−フトーンが鮮明に出て、且つ解像度の高い、高
品質の画像を安定して繰返し得ることができる。
更に、本発明の光導電部材は、全可視光域に於いて光感
度が高く、殊に半導体レーザとのマツチングに優れ、且
つ光応答が速い。
以下、図面に従って、本発明の光導電部材に就て詳細に
説明する。
第1図は、本発明の第1の実施態様例の光導電部材の層
構成を説明するために模式的に示した模式的構成図であ
る。
第1図に示す光導電部材100は、光導電部材用として
の支持体101の上に、非晶質層102を有し、該非晶
質層102は自由表面105を一方の端面に有している
非晶質層102は支持体101側よりゲルマニウム原子
のみ、またはゲルマニウム原子とシリコン原子を母体と
し、必要に応じて、水素原子又はハロゲン原子のいずれ
か一方を含み、少なくとも一部が結晶化した材料(以後
[μc  Ge(Sx+H,X)Jと記す)で構成され
た第1の層領域(C)106とゲルマニウム原子を含有
するa −5i(H,X)(以後「a−5iGe (H
、X ) Jと略記する)を含有する第2の層領域(G
)103と、a−81、好ましくはa−8i (H、X
’)で構成され、光導電性を有する第3の層領域(S)
104とが1眸に積層された層構造を有する。
第1の層領域(C)106内では第2の層領域(G)1
03及び第3の層領域(S)よシも不純物の拡散係数が
小さいため支持体101から第2の層領域(G1103
への不純物の拡散を防止することができる。
第2の層領域(G)103中に含有されるゲルマニウム
原子は、該第2の層領域(G)103の層厚方向及び支
持体の表面と平行な面内方向に連続的であって且つ均一
な分布状態となる様に前記第20層領域(G)103中
に含有されるのが望ましい。
本発明に於いては、第2の層領域(Gl上に設けられる
第3の層領域(S)中には、ゲルマニウム原子は含有さ
れておらず、この様な層構造に非晶質層を形成すること
によって、可視光領域をふくむ比較的短波長から比較的
長波長足の全領域の波長の光に対して光感度が優れてい
る光導電部材とし得るものである。
又、第1の層領域(Q中に於けるゲルマニウム原子の分
布状態は全層領域にゲルマニウム原子が連続的に分布し
ているので、半導体レーザ等を使用した場合の、第2の
層領域(G)で吸収しきれない長波長側の光を第1の層
領域(0に於いて、実質的に完全に吸収することが出来
支持体面からの反射による干渉を防止することが出来る
又、本発明の光導電部材に於いては、第1の層領域(C
)と第2の層領域(G)とを構成する材料の夫々がゲル
マニウム原子という共通の構成要素を有していること、
又、第2の層領域(G)と第3の層領域(S)とを構成
する非晶質材料の夫々がシリコン原子という共通の構成
要素を有しているので、夫々の積層界面に於いて化学的
な安定性の確保が充分成されている。
本発明において、第1の層領域(C1中に含有されるゲ
ルマニウム原子の含有量としては、本発明の目的が効果
的に達成される様にル「望に従って適宜決められるが、
好ましくは1〜I X 10’atomic ppm、
よシ好ましくは100〜I X10’ato而Cppm
、最適には500〜.I X 10’ atomic 
ppm  とされるのが望ましいものである。
本発明において、第2の層領域(0中に含有されるゲル
マニウム原子の含有量としては、本発明の目的が効果的
に達成される様にpt■望に従つて適宜決められるが、
好ましくは1〜9.5X10’atomic ppm、
よυ好ましくは、100〜8×10I10l1ato 
ppm、最適には500〜17 X 10’ atom
icppmとされるのが望ましいものである。
本発明に於いて第1の層領域(C)と第2の層領域(G
lと第30層龜域(S)との層厚は、本発明の目的を効
果的に達成させる為の重要な因子の1つであるので形成
される光導電部材に所望の特性が充分与えられる様に、
光導電部材の設計の際に充努なる注意が払われるのが望
ましい。
本発明に於いて、第1の層領域(C)の層厚Tcは、好
ましくは、30^〜50μ、よシ好ましくは、100A
〜30μ、最適には、500A〜20μとされるのが望
ましい。
第2の層領域(GlO層厚T1としては、好ましくは、
aoX〜50μ、よシ好ましくは、40A〜40μ、最
適には、50A〜30μ とされるのが望ましい。
又、第3の層領域(Slの層厚Tは、好ましくは0.5
〜90μ、よシ好ましくけ、1〜80μ、最適には2〜
50μとされるのが望ましい。
第2の層領域(G)の層厚Tmと第3の層領域(S)の
層厚Tの和(TI+ T )としては、両層領域に要求
される特性と非晶質層全体に要求される特性との相互間
の有機的関連性に基づいて、光導電部材の層設計の際に
所望に従って、適宜決定される。
本発明の光導電部材に於いては、上記の(Tm+T)の
数値範囲としては好ましくは1〜100μ、よシ好適に
は、1〜80μ、最適には2〜50μとされるのが望ま
しい。
本発明のより好ましい実施態様例に於いては、上記の層
厚T、及び層厚Tとしては、好ましくはT、 /T≦1
なる関係を満足する際に、夫々に対して適宜適切な数値
が選択されるのが望ましい。
上記の場合に於ける層厚T1及び層厚Tの数値の選択に
於いて、より好ましくは、’r、/’r≦0.9゜最適
にはTI/T≦0,8なる関係が満足される様に層厚T
m及び層厚Tの値が決定されるのが望ましいものである
本発明に於いて、第2の層領域(G)中に含有されるゲ
ルマニウム原子の含有量がl X 10”atomic
ppm以上の場合には、第2の層領域(G)の層厚T。
とじては、可成り薄くされるのが望ましく、好ましくは
30μ以下、よシ好ましくは25μ以下、最適には20
μ以下とされるのが望ましいものである。
本発明において、非晶質層を構・、成する第1の層領域
(C1、第2の層領域(Gj及び第3の層領域(S)中
に、必要に応じて含有されるノ・ロゲン原子閃としては
、具体的にはフッ累、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられ、
殊にフッ素、塩素を好適なものとして挙げることが出来
る。
本発明において、pc −Ge (St + H+ X
)で構成される第1の層領域(C)を形成するには例え
ばグロー放電法、スパッタリング法、或いはイオンブレ
ーティング法等の放電現象を利用する真空堆積法および
真空蒸着法によって成される。
例えば、グロー放電法によって、μc  Ge (si
H,X)で構成される第1の層領域(C)を形成するに
は、基本的にはゲルマニウム原子(Ge)t−供給し得
るGe供給用の原料ガスと必要に応じてシリコン原子(
Si)を供給し得るSi供給用の原料ガスと水素原子0
導入用の原料ガス又0:/及びハロゲン原子(3)導入
用の原料ガスを、内部が減圧にし得る堆積室内に所望の
ガス圧状態で導入して、該堆積室内にグロー放電を生起
させ、予め所定位置に設置されである所定の支持体表面
上にpc  Ge (Sip Hr X )から成る層
を形成させれば良い。又、スパッタリング法で形成する
場合には、例えばAr l He等の不活性ガス又はこ
れ等のガスをペースとした混合ガスの雰囲気中でGeで
構成されたターゲットの1枚およびSlで構成さf′L
−4ターゲツトとQeで構成されたターゲットの二枚を
使用して、又はStとGeの混合されたi−ゲットを使
用してスしくツタリングする際、必要に応じ−C水素原
子0又は/及びノ\ロゲン原子oo声入用のガスをスパ
ッタリング用の堆積室に導入してやれば良い。
また少なくとも一部を結晶化するために支持体温度を第
2の層領域00作製時の支持体温度よシ50℃〜200
℃高くすることが必要である。
a−8xGe (H+ X )で構成される第2の層領
域(G)を形成するには例えばグロー放電法、スパッタ
リング法、或いはイオンブレーティング法等の放電現象
を利用する真空堆積法によって成される。例えば、グロ
ー放電法によって、a−8iGe (H、X)で構成さ
れる第2の層領域(0を形成するには、基本的にはシリ
コン原子(St)を供給し得るSi供給用の原料ガスと
ゲルマニウム原子(Ge)を供給し得るGe供給用の原
料ガスと必要に応じて水素原子0導入用の原料ガス又は
/及びハロゲン原子(ト)導入用の原料ガスを、内部が
減圧にし得る堆積室内に所望のガス圧状態で導入して、
核堆積室内にグロー放電を生起させ、予め所定位置に設
置されである所定の支持体表面上にB−8iQe(H、
X)から成る層を形成させれば−良い。又、スパッタリ
ング法で形成する場合には、例えばAr 、 He1等
の不活性ガス又はこれ等のガスをベースとした混合ガス
の雰囲気中で3iで構成されたターゲットとGeで構成
されたターゲットの二枚を使用して、又はSiとGeの
混合されたターゲットを使用してスパッタリングする際
、必要に応じて水素原子()1又は/及びハロゲン原子
■導入用のガスをスパッタリング用の堆積室に導入して
やれば良い。
本発明において使用されるSi供給用の原料ガスと成シ
得る物質としては、5i)14. Si、H,、St、
H,。
s 14HI。等のガス状態の又はガス化し得る水素化
硅素(シラン類)が有効に使用されるものとして挙げら
れ、殊に、層作成作業時の取扱い易さ、St供給効率の
良さ等の点でSiL + 5itHeが好ましいものと
して挙げられる。
Ge供給用の原料ガスと成シ得る物質としては、QeP
、、 l GetHs l Ge5Hs l Ge4H
I(l HGe、Hlt + Ge8HI4 + ce
?ull +Qe、H1,、Ge、H,、等のガス状態
の又はガス化し得る水素化ゲルマユ2ムが有効に使用さ
れるものとして挙げられ、殊に、層作成作業時の取扱い
易さ、Qe供給効率の良さ等の点で、Ge L + G
etHs +Ge、H,が好ましいものとして挙げられ
る。
本発明において使用されるハロゲン原子導入用の原料ガ
スとして有効なのは、多くの)・ロゲン化合物が挙げら
れ、例えば・・ロゲンガス、ノ・ロゲン化物、ハロゲン
間化合物、ノ・ロゲンで置換されたシラン誘導体等のガ
ス状態の又はカス化し得るハロゲン化合物が好ましく挙
げられる。
又、更には、シリコン原子とノ・ロゲン原子とを構成要
素とするガス状態の又はガス化し得る、ハロゲン原子を
含む水素化硅素化合物も1効なものとして本発明におい
ては挙げることが出来る。
本発明において好適に使用し得るノ・ロゲン化合物とし
ては、具体的には、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素のハロ
ゲンガス、 BrF 、 CIF + CIF。
BrF@r BrF5+ IFs+ IFt+ ICI
 T IBr等の/%0ゲン間化合物を挙げることが出
来る。
ハロゲン原子を含む硅素化合物、所謂、ノ・ロゲン原子
で置換されたシラン誘導体としては、具体的には例えば
SiF、 5itFa+ 5t(J4+ 5tBr4等
のハロゲン化硅素が好ましいものとして挙げることが出
来る。
この様なハロゲン原子を含む硅素化合物を採用してグロ
ー放電法によって本発明の特徴的な光導電部材を形成す
る場合には、Ge供給用の原料ガスと共にStを供給し
得る原料ガスとしての水素化硅素ガスを使用しなくとも
、所望の支持体上にハロゲン原子を含む第1の層領域(
0および第2の層領域(Glを形成する事が出来る。
グロー放電法に従って、ハロゲン原子を含む第1の層領
域(C)および第2の層領域(0を作成する場合、基本
的には、例えば19i供給用の原料ガスとなるハロゲン
化硅素とGe供給用の原料カスとなる水素化ゲルマニウ
ムとAr + Ht+ He等のガス等を所定の混合比
とガス流量になる様にして第1の層領域(C1および第
2の層領域(Glを形成する堆積室に導入し、グロー放
電を一生起してこれ等のガスのプラズマ雰囲気を形成す
ることによって、所望の支持体上に第1の層領域(C)
および第2の層領域(Glを形成し得るものであるが、
水素原子の導入割合の制御を一層容易になる様に計る為
にこれ等のガスに更に水素ガス又は水素原子を含む硅素
化合物のガスも所望量混合して層形成しても良い。
又、各ガスは単独種のみでなく所定の混合比で複数種混
合して使用しても差支えないものである。
反応スパッタリング法或いはイオンブレーティング法に
依ってμCGe(Sl + H+ X )から成る第1
の層領域(C1およびa −3iQe (HI X>か
ら成る第2の層領域(Glを形成するには、例えばスパ
ッタリング法の場合にはGeがら成るターゲットの1枚
を、又はsIから成るターゲットと(ト)から成るター
ゲットの二枚を、或いはsiとGeから成るターゲット
を使用して、これを所望のカスプラズマ雰囲気中でスパ
ッタリングし、イオンブレーティング法の場合には、例
えば、多結晶シリコン又は単結晶シリコンと多結晶ゲル
マニウム又は単結晶ゲルマニウムとを夫々蒸発源として
蒸着ボートに収容し、この蒸発源を抵     ゛抗加
熱法或いはエレクトロンビーム法(EB法)等によって
加熱蒸発させ飛翔蒸発物を所望のガスプラズマ雰囲気中
を通過させる事で行う事が出来る。
この際、スパッタリング法、イオンブレーティング法の
倒れの場合にも形成される層中にハロゲン原子を導入す
るには、前記のハロゲン化合物又は前記のハロゲン原子
を含む硅素化合物のガスを堆積室中に導入して該ガスの
プラズマ雰囲気を形成してやれば良いものである。
又、水素原子を導入する場合には、水素原子導入用の原
料ガス、例えば、H□或いは前記したシラン類又は/及
び水素化ゲルマニウム等のガス類をスパッタリング用の
堆積室中に導入して該ガス類のプラズマ雰囲気を形成し
てやれば良い。
本発明においては、ハロゲン原子導入用の原料ガスとし
て上記されたハロゲン化合物或いはハロゲンを含む硅素
化合物が有効なものとして、使用されるものであるが、
その他に、HP、HCJ。
)(Br 、 HI等のハロゲン化水素、5iHtFt
+ 5iHtIt +S IHJ4 + S IHC6
@ + 5IHtBrl r 5tf(Brs等のハロ
ゲン置換水素化硅素、及びGeHF5 、ce)11F
”f l GeHsF 。
GeHCJs + GeH,C1t + GeH,CI
 + GeHBr5 l GeHtBr、 r GeH
sBr+GeH1,、GeH,It 、 GeI(、I
等の水素化/%elゲン化ゲルマニウム等の水素原子を
構成要素の1つとするハロゲン化物、GeF4+ Ge
C1t+ GeBr4+ GeI4+GeF、 * G
eC1,−1GeBr、 + Ge1.等のハロゲン化
ゲルマニウム、等々のカス状態の或いはガス化し得る物
質も有効な第1の層領域(C)および第2の層領域(G
)の形成用の出発物質として挙げる事が出来る。
これ等の物質の中、水素原子を含むハロゲン化物は、第
1の層領域(Qおよび第2の層領域(Glの形成の際に
層中にハロゲン原子の導入と同時に電気的或いは光電的
特性の制御に極めて有効な水素原子も導入されるので1
本発明においては好適なハロゲン導入用の原料として使
用される。
水素原子を第1の層領域(C1および第2の層領域CG
l中に構造的に導入するには、上記の他にHゎ或いは5
ift S’tHa+ 5isHs+ SL&等の水素
化硅素を巾を供給する為のゲルマニウム又はゲルマニウ
ム化合物と、或いは、GeL + GetHe + G
ed(4+ Ge4H161GesHHt + Qe6
H14HGe、H16+ Ge5H+s l G%H1
o等の水素化ゲルマニウムとSiを供給する為のシリコ
ン又はシリコン化合物と、を堆積室中に共存させて放電
を生起さ−せる事でも行う事が出来る。
本発明の好ましい例において、形成される第1の層領域
(C)中に含有される水素原子圓の量又はハロゲン原子
(3)の量又は水素原子とノ・ロゲン原子の量の和(H
+X)は通常の場合0.000f〜40 atomic
%、好適には0.005〜30 atomi c%、最
適には0.01〜25 atomicチとされるのが望
ましい。
第1の層領域(Q中に含有される水素原子(l又は/及
びハロゲン原子(ト)の量を制御するには、例えば支持
体温度又は/及び水素原子(■、或いはハロゲン原子■
を含有させる為に使用される出発物質の堆積装置系内へ
導入する量、放電々力等を制御してやれば良い。
本発明の好ましい例において、非晶質層を構成する第2
の層領域(Gl中に含有される水素原子(H)の量又は
ハロゲン原子■の量又は水素原子とハロゲン原子の量の
和(H+X)は好ましくは0.01〜40atomic
 % 、よシ好適には、0.05〜30atomic%
、最適には0.1〜25 atomic% とされるの
が望ましい。
第2の層領域(G)中に含有される水素原子(H)又は
/及びハロゲン原子(2)の量を制御するには、例えば
支持体温度又は/及び水素原子(ロ)、或いはハロゲン
原子(3)を含有させる為に使用される出発物質の堆積
装置系内へ導入する量、放電々力等を制御してやれば良
い。
本発明に於いて、a−8t(H,X)で構成される第3
の層領域(S)を形成するには、前記した第2の層領域
(G)形成用の出発物質(I)の中よp、Qe供給用の
原料ガスとなる出発物質を除いた出発物質〔第3の層領
域(S)形成用の出発物質(■)〕を使用して、第2の
層領域(Glを形成する場合と、同様の方法と条件に従
って行うことが出来る。
即ち、本発明において、a  Si (H+ X )で
構成される第3の層領域(S)を形成するには例えばグ
ロー放電法、スパックリング法、或いはイオンブレーテ
ィング法等の放電現象を利用する真空堆積法によって成
される。例えば、グロー放電法によって、a−8i(H
,X)で構成される第3の層領域(S)を形成するには
、基本的には前記したシリコン原子(St)を供給し得
るSi供給用の原料ガスと共に、必要に応じて水素原子
(8)導入用の又は/及びハロゲン原子■導入用の原料
ガスを、内部が減圧にし得る堆積室内に導入して、該堆
積室内にグロー放電を生起させ、予め所定位置に設置さ
れておる所定の支持体表面上にa−si(H,x>から
なる層を形成させれば良い。又、スパッタリング法で形
成する場合には、例えばAr l He等の不活性ガス
又はこれ等のガスをベースとした混合ガスの雰囲気中で
Siで構成されたターゲットをスパッタリングする際、
水素原子(ロ)又は/及びハロゲン原子間導入用のガス
をスパッタリング用の堆積室に導入しておけば良い。
本発明の光導電部材に於いては、ゲルマニウム原子の含
有される第2の層領域(G)−の上に設けられ、ゲルマ
ニウム原子の含有されない第3の層領域(S)には、伝
導特性を制御する物質を含有させることによシ、該第3
の層領域(S)の伝導特性を所望に従って任意に制御す
ることが出来る。
この様な物質としては、所謂、半導体分野で云われる不
純物を挙げることが出来、本発明に於いては、形成され
る第3の層領域(S)を構成するa  Si(H+ X
 )に対して、P型伝導特性を与えるP型不純物、及び
n型伝導特性を与えるn型不純物を挙げることが出来る
具体的には、P型不純物としては周期律表第■族に属す
る原子(第■族原子)、例えば、B(硼素)、Alアル
ミニウム)、Ga(カリウム)In(インジウム)、T
iタリウム)等がアシ、殊に好適に用いられるのは、B
、Gaである。
n型不純物としては、周期律表第■族に属する原子(第
V族原子)、例えば、P(燐)+As(砒素)、Sb(
アンチモン)、、J3i(ビスマス)等であシ、殊に好
適に用いられるのは、p、Asである。
本発明に於いて、第3の層領域(S)に含有される伝導
特性を制御する物質の含有量は、該第3の層領域(S)
に要求される伝導特性、或いは該第3の層領域(aに直
に接触して設けられる他の層領域の特性や、該他の層領
域との接触界面に於ける特性との関係等、有機的関連性
に於いて、適宜選択することが出来る。
本発明に於いて、第3の層領域(S)中に含有される伝
導特性を制御する物質の含有量としては、好ましくは、
0001〜1000 atomic ppm、よυ好適
には0.05〜500 atomic ppm 、最適
には0.1〜200 atomic ppm  とされ
るのが望ましいものである。
第3の層領域(口中に伝導特性を制御する物質、例えば
第■族原子或いは第■族原子を構造的に導入するには、
層形成の際に第■族原子導入用の出発物質或いは第V族
原子導入用の出発物質をガス状態で堆積室中に、第3の
層領域を形成する為の他の出発物質と共に導入してやれ
ば良い。この様な第■族原子導入用の出発物質と成シ得
るものとしては、常温常圧でガス状の又は、少なくとも
層形成条件下で容易にガス化し得るものが採用されるの
が望ましい。その様な第■族原子導入用の出発物質とし
て具体的には硼素原子導入用としては、BJ(e 、B
J(s。、Bと91 B6Hu 1BsH+。、B6H
□、B出36等の水素化硼素、BFs、BCIm。
BBrl等のハロゲン化硼素等が挙げられる。この他、
AlCl5 、GaCA’s 、Ga(CHs)s 、
InC4、TlC1a等も挙げることが出来る。
第■族原子導入用の出発物質として、本発明において有
効に使用されるのは、燐原子導入用としては、PHs 
、PIH4尋の水素比隣、 PLI 、 PF、。
PFs + PCl5 + PCl、r PBr、 、
 PBrs + PIs等のハロゲン比隣が挙げられる
。この他、A8Hm + A8F@ + kscll 
AsBr、 + A8F’ll 5bHs+ SbF、
 5bFs+ 5bC1s 、 SbC/a  tB 
tHs + B IC4+ B I Brs等も第■族
原子導入用の出   ゛発物質の有効なものとして挙げ
ることが出来る。
本発明に於いて、形成される非晶質層を構成する第3の
層領域(S)中に含有される水素原子(H)の量又はノ
・ロゲン原子(X)の量又は水素原子とハロゲン原子の
量の和(H+X )は、好ましくは、1〜40 ato
mic%、よ、如好適には5−30 atomic%、
最適には5〜25 atomic %とされるのが望ま
しい。
本発明において使用される支持体きしては、導電性でも
電気絶縁性であっても良い。導電性支持体としては、例
えば、NtCr lステンレス。
A2.Cr、Mo、Au、Nb、Ta、V、Ti 、P
t+Pd等の金属又はこれ等の合金が挙げられる。
電気絶縁性支持体としては、ポリエステル。
ポリエチレン、ポリカーボネート、セルロースアセテー
ト、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル。
ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド等の合
成樹脂のフィルム又はシート、ガラス。
セラミック、紙等が通常使用される。これ等の電気絶縁
性支持体は、好適には少なくともその一方の表面を導電
処理され、該導電処理された表面側に他の層が設けられ
るのが望ましい。
例えば、ガラスであれば、その表面に、N1cr +A
Z 、Cr * Mo 、Au 、I r + Nb 
+ Ta * V 、Tt + P t 、Pd +I
n2O,、5n02. ITO(Into、+5nO2
)等から成る薄膜を設けることによって導電性が付与さ
れ、或いはポリエステルフィルム等の合成樹脂フィルム
であれば、NiCr+At+Ag、Pb+Zn、Ni 
、Au。
Cr、Mo+Ir+Nb、Ta、V、Ti 、pt等の
金属の薄膜全真空蒸着、電子ビーム蒸着、スパッタリン
グ等でその表面に設け、又は前記金属でその表面をラミ
ネート処理して、その表面に導電性が付与される。支持
体の形状としては、円筒状。
ベルト状、板状等任意の形状とし得、所望によって、そ
の形状は決定されるが、例えば、第1図の光導電部材1
00を電子写真用像形成部材として使用するのであれば
連続高速複写の場合には、無端ベルト状又は円筒状とす
るのが望ましい。支持体の厚さは、所望通りの光導電部
材が形成される様に適宜決定されるが、光導電部材とし
て可撓性が要求される場合には、支持体としての機能が
充分発揮される範囲内であれば可能な限り薄くされる。
面乍ら、この様な場合支持体の製造上及び取扱い上、機
械的強度等の点から、通常は、10μ以上とされる。
次に本発明の光導電部材の製造方法の一例の概略につい
て説明する。
第2図に光導電部材の製造装置の一例を示す。
図中202〜206のガスボンベには、本発明の光導電
部@全形成するための原料ガスが密封さHeと略す。)
ボンベ、203はHeで稀釈されたGeH4ガス(純度
99.999 % ’、以下GeH4/ 14e  と
略す。)ボンベ、204はl(eで稀釈されたSiF。
ガス(純度99.99%、以下5IF4 / Heと略
す。)ボンベ、205はHeガス(純度99.999 
% )ボンベ、206は)(2ガス(純度99.999
%) r、i :/ ヘテある、 これらのガスを反応室201に流入させるにはガスボン
ベ202〜206のバルブ222〜226、リーグバル
ブ235が閉じられていることを確認し、又、流入バル
ブ212〜216、流出バルブ217〜221、補助バ
ルブ232 、233が開かれていること全確認して、
先づメインバルブ234ヲ開いて反応室201、及び各
ガス配管内を排気する。次に真空計゛236の読みが約
5×+10−’ torrになった時点で補助パルプ2
32 、233 、流出バルブ217〜221を閉じる
次にシリンダー状基体237上に第1の層領域(C)を
形成する場合の1例t6げると、ガスボンベ202より
5it(4/Heガス、ガスボンベ203よりGeH4
ガス(eガスをバルブ222 、223 全開いて出口
圧ケージ227 、228の圧’e I K9/cdに
調整し、流入バルブ212 、213 ffi徐々に開
けて、マスフロコントローラ207 、208内に夫々
流入させる。引き続いて流出バルブ217 、218、
補助バルブ232ヲ徐々に開いて夫々のガスを反応室2
01に流入させる。この七きのSiH,/)(eガス流
量とGeH4/、l(eガス流量との比が所望の呟にな
るように流出バルブ217 、218全調整し、又、反
応室201内の圧力が所望の1直になるように真空計2
36の読みを見ながらメインバルブ234の開口を調整
する。
そして基体237の温度が加熱ヒーター238により4
00〜600℃の範囲の温度に設定されていることを確
認された後、電源240ヲ所望の電力に設定して反応室
201内にグロー放電を生起させて形成される層中にゲ
ルマニウム原子を含有させる。
上記の様にして所望時間グロー放電を維持して、所望層
厚に、基体237上に第1の層領域(C)’!I−形成
する。  −−− を」乙成;L1ヨ 次に第1の層領域(C)上に第2の層領域(G)を形成
する場合の1例をあげると、第1の層領域(C)’(i
−形成した後、基体237の温度を加熱ヒーター238
により50〜400℃の範囲に設定する。ガスボンベ2
()2よりSiH4/Heガス、ガスボンベ203より
GeH4/Heガスをバルブ222゜223ヲ開いて出
口圧ゲージ227 、228の圧をI Kg / cr
&に調整し、流入バルブ212−、213t−除徐に開
けて、マスフロコントローラ207 、208内に夫々
流入させる。引き続いて流出バルブ217 、218 
、補助バルブ232ヲ徐々に開いて夫夫のガス全反応室
201に流入させる。このときのSiH,/Heガス流
量とGeH4/ Heガス流量おの比が所望の直になる
ように流出バルブ217゜21svp整し、又、反応室
201内の圧力が所望の直になるように真空計236の
読みを見ながらメインバルブ234の開口を調整する。
電源240全所望の電力に設定しC反応室201内にグ
ロー放電を生起させて形成される層中にゲルマニウム原
子を含有させる。
上記の様にして所望時間グロー放電を維持して、所望層
厚に、第1の層領域(C)上に第2(7)層領域(G)
’i影形成る。所望層厚に第2の層領域(G)が形成さ
れた段階に於いて、流出バルブ218に完全に閉じるこ
と及び必要に応じて放電条件を変える以外は、同様な条
件と手順に従って所望時間グロー放電を維持することで
第2の層領域(G)上にゲルマニウム原子の実質的に含
有されない第3の層領域(S)’を形成することが出来
る。
第3の層領域(S)中に伝導性を支配する物質を含有さ
せるには、第3の層領域(S)の形成の際に例えば82
H6、PHs等のガスを堆積室201Q)中に導入する
ガスに加えてやれば良い。
層形成を行っている間は層形成の均一化を計るため基体
237はモータ239により一定速度で回転させてやる
のが望ましい。
以下実施例について説明する。
実施例1 第2図に示した製造装置により、シリンダー状のAt基
体上に、第1表に示す条件で層形成を行って電子写真用
像形成部材を得た。
こうして得られた像形成部材を、帯電露光実験装置に設
置しe 5.OKVで0.3 see 間コロナ帯電を
行い、直ちに光像を照射した。光像はタングステンラン
プ光源を用い、2tuX・sec の光量を透過型のテ
ストチャート7通して照射させた。
その後直ちに、e荷電性の現像剤(トナーとキャリアー
を含む)を像形成部材表面をカスケードすることによっ
て、像形成部材表面上に良好なトナー画像を得た。像形
成部材上のトナー画像を、e 5.OKVのコロナ帯電
で転写紙上に転写した所、N像カに優れ、階調再現性の
よい鮮明な高濃度の画像が得られた。
実施例2 第2図に示した製造装置により、第2表に示す条件にし
た以外は実施例1と同様にして、層形成を行って電子写
真用像形成部材を得た。
こうして得られた像形成部材に就いて、帯電極性と現像
剤の荷電極性の夫々を実施例1と反対にした以外は実施
例1と同様の条件及び手順で転写紙上に画像を形成した
ところ極めて鮮明な画質が得られた。
実施例3 第2図に示した製造装置により、第3表に示す条件にし
た以外は実施例1と同様にして、層形成を行って電子写
真用像形成部材ヲ得た。
こうして得られた像形成部材に就いて、実施実施例4 実施例1に於いて、GeH4/HeガスとSi H4/
Heガスのガス流量比を変えて第1層中に含有されるゲ
ルマニウム原子の含有量ヲ第4表に示す様に変えた以外
は、実施例1と同様にして電子写真用像形成部材を夫々
作成した。
こうして得らイまた像形成部材に就いて、実施例1と同
様の条件及び手順で転写紙上に画像を形成したところ第
4表に示す結果が得られた。
実施例5 実施例1に於いて第1層の層厚を第5表に示す様に変え
る以外は、実施例1と同様にして各電子写真用像形成部
材を作成した。
こうして得られた各像形成部材に就いて、実施例1と同
様の条件及び手順で転写紙上に画像を形成したところ第
5表に示す結果が得られた。
実施例6 第2図に示した製造装置により、シリンダー状のAt基
体上に、第6表に示す条件で層形成を行って電子写真用
像形成部材を得た。
こうして得られた像形成部材を、帯電露光実験装置に設
置しθ5.OKV″’Q O,3see間コロナ帯電を
行い、直ちに光像を照射した。光像はタングステンラン
プ光源を用い、2 tux −seeの光量を透過型の
テストチャートラ通して照射させた。
その後直ちに、■荷電性の現像剤(トナーとキャリアー
を含む)を像形成部材表面をカスケードすることによっ
て、像形成部材表面上に良好なトナー画像を得た、像形
成部材上のトナー画像k、e 5.OKVのコロナ帯電
で転写紙上に転写した所、解像力に優れ、階調再現性の
よい鮮明な高濃度の画像が得られた。
実施例7 実施例1に於いて光源をタングステンランプの代りに8
10 nmのGaAs系半導体レーザ(10mw )を
用いて、静電像の形成を行った以外は、実施例1と同様
のトナー画像形成条件にして、実施例1と同様の条件で
作成した電子写真用像形成部材に就てトナー転写画像の
画質評価を行ったところ、解像力に優れ、階調再現性の
良い鮮明な高品位の画像が得られた。
以上の本発明の実施例に於ける共通の層作成粂件全以下
に示す。
放電周波数: 13.56 MHz 反応時反応室内圧: O,:(Torr
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光導電部材の層構成を説明する為の
模式的層構成図、第2図は、実施例に於いて本発明の光
導電部材を作製する為に使用された装置の模式的説明図
である。 100・・・・・・・・・光導電部材 101・・・・・・・・支持体 102・・・・・・・・・非晶質層 線風呂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  光導電部材用の支持体と、該支持体上に、少
    なくともゲルマニウム原子を含み、少なくとも一部が結
    晶化している第1の層領域と、少なくともシリコン原子
    とゲルマニウム原子とを含む非晶質材料を含有する第2
    の層領域と、少なくともシリコン原子を含む非晶質材料
    を含有し、光導電性を示す第3の層領域とが前記支持体
    側よ、!lll順に設けられた層構成の非晶質層とを有
    する光導電部材。
  2. (2)第1の層領域、第2の層領域及び第3の層領域の
    いずれかに水素原子が3有されている特許請求の範囲第
    1項に記載の光導電部材。
  3. (3)第1の層領域、第2の層領域及び第3の層領域の
    いずれかにハロゲン原子が含有されている特許請求の範
    囲第2項に記載の光導電部材0
JP58005054A 1983-01-14 1983-01-14 光導電部材 Pending JPS59129859A (ja)

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