JPS5912979Y2 - ベルトプレスの汚泥フイ−ドボツクス - Google Patents
ベルトプレスの汚泥フイ−ドボツクスInfo
- Publication number
- JPS5912979Y2 JPS5912979Y2 JP10867681U JP10867681U JPS5912979Y2 JP S5912979 Y2 JPS5912979 Y2 JP S5912979Y2 JP 10867681 U JP10867681 U JP 10867681U JP 10867681 U JP10867681 U JP 10867681U JP S5912979 Y2 JPS5912979 Y2 JP S5912979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- belt press
- feed box
- supply box
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ベルトプレス脱水機の濾布上に汚泥を供給
するフィードボックスの改良に関するものである。
するフィードボックスの改良に関するものである。
従来、ベルトプレス脱水機の濾布上に汚泥を供給するフ
ィードボックス1としては、例えば第1図に示すように
、枠組2を濾布3の上方近傍に配置したものが用いられ
ていた。
ィードボックス1としては、例えば第1図に示すように
、枠組2を濾布3の上方近傍に配置したものが用いられ
ていた。
しかしながら、上記フィードボックス1は単なる枠組2
のみで構成されているために、汚泥流入管4から流入す
る汚泥5は、濾布3上両端側で高く、中央部で低い厚さ
に堆積され、濾布上の汚泥堆積状態にむらを生じていた
。
のみで構成されているために、汚泥流入管4から流入す
る汚泥5は、濾布3上両端側で高く、中央部で低い厚さ
に堆積され、濾布上の汚泥堆積状態にむらを生じていた
。
この結果フィードボックス1をベルトプレスに適用する
と汚泥に脱水むらを生じさせ効率よい運転を阻止してい
た。
と汚泥に脱水むらを生じさせ効率よい運転を阻止してい
た。
かかる欠点を防止するため、第2図に示す如くフィード
ボックス1を構成する枠組2の汚泥流入管4の流入ロ1
1開ロ壁部10に有底で横断面コ状の溢流供給箱6を取
付けたものがみられる。
ボックス1を構成する枠組2の汚泥流入管4の流入ロ1
1開ロ壁部10に有底で横断面コ状の溢流供給箱6を取
付けたものがみられる。
上記の流入汚泥5は、溢流供給箱6で成る程度拡散され
濾布3上では第1図の構成と比較するとやや均一な汚泥
厚を形成するためベルトプレスに与える影響も少くなっ
た。
濾布3上では第1図の構成と比較するとやや均一な汚泥
厚を形成するためベルトプレスに与える影響も少くなっ
た。
しかしこれでも供給汚泥の濃度が変化したり、薬品の種
類、薬品添加率の変化、供給量の変化等によって堆積厚
味が一定とならずフィードシステムを変えないと均一な
汚泥厚は得られないと云う欠点があった。
類、薬品添加率の変化、供給量の変化等によって堆積厚
味が一定とならずフィードシステムを変えないと均一な
汚泥厚は得られないと云う欠点があった。
そこでフィードボックスに汚泥供給システムを可変とす
る機構が望まれていた。
る機構が望まれていた。
この考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、溢流
供給箱に着脱移動自在なせき板を取付けることによって
、汚泥の流下現象を変化させ流入を最適化させて重力脱
水後の汚泥堆積厚みを一定に制御するベルトプレスのフ
ィードボックスを提供することを目的とする。
供給箱に着脱移動自在なせき板を取付けることによって
、汚泥の流下現象を変化させ流入を最適化させて重力脱
水後の汚泥堆積厚みを一定に制御するベルトプレスのフ
ィードボックスを提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例について、第3図から第8図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第3図は、この考案に係るフィードボックスの斜視図、
第4図は同フィードボックスを適用したベルトプレスの
略縦断面図を示す。
第4図は同フィードボックスを適用したベルトプレスの
略縦断面図を示す。
この考案は、枠組2と、この枠組2の汚泥流入口11の
背面壁部10に取付けられた有底の溢流供給箱6と、こ
の溢流供給箱6の上端に着脱移動自在に配置され溢流供
給箱6から流下する汚泥を制御する少くとも1つのせき
板7とから構成される。
背面壁部10に取付けられた有底の溢流供給箱6と、こ
の溢流供給箱6の上端に着脱移動自在に配置され溢流供
給箱6から流下する汚泥を制御する少くとも1つのせき
板7とから構成される。
即ち、上記枠組2は、横断面はぼコ状に形成され、例え
ば第4図に示すように、第1の濾布8及び第2の濾布9
が矢印イ方向に走行し、両濾布8゜9間で汚泥5を挟圧
脱水するベルトプレスに適用され、前記第2の濾布9上
方に平行に配置されている。
ば第4図に示すように、第1の濾布8及び第2の濾布9
が矢印イ方向に走行し、両濾布8゜9間で汚泥5を挟圧
脱水するベルトプレスに適用され、前記第2の濾布9上
方に平行に配置されている。
そして枠組2の背面壁10には、汚泥流入口11が配設
され、この汚泥流入口11に対向して前記背面壁10の
内壁には、横断面はぼコ状で有底な汚泥5の溢流供給箱
6が設置されている。
され、この汚泥流入口11に対向して前記背面壁10の
内壁には、横断面はぼコ状で有底な汚泥5の溢流供給箱
6が設置されている。
上記溢流供給箱6の上端には、断面り状に形成した複数
の板状せき板7,7がほぼ中央部分に移動自在に挿着さ
れている。
の板状せき板7,7がほぼ中央部分に移動自在に挿着さ
れている。
しかもせき板7,7が溢流供給箱6から脱落を防止する
ためには、第5図、第6図に示す如くせき板7,7を弾
性材料(例えば塩化ビニール等のプラスチック材)で形
成し、下端に設けた係止部7aを対向する溢流供給箱6
の側面に形成した突条6aもしくは凹条6bと弾着させ
て係止することができる。
ためには、第5図、第6図に示す如くせき板7,7を弾
性材料(例えば塩化ビニール等のプラスチック材)で形
成し、下端に設けた係止部7aを対向する溢流供給箱6
の側面に形成した突条6aもしくは凹条6bと弾着させ
て係止することができる。
次にこの考案の動作について説明する。
上記汚泥流入口11からフィードボックス内に供給され
た汚泥5は、まず溢流供給箱6に送り込まれ、中央のせ
き板7に衝突して左右に分流され、均等に上記濾布上に
供給される。
た汚泥5は、まず溢流供給箱6に送り込まれ、中央のせ
き板7に衝突して左右に分流され、均等に上記濾布上に
供給される。
しかも汚泥5の濃度等の性状、供給量、薬品の種類、添
加率の変化に対応して前記せき板7の一方を移動させた
り或いは両方同時に側方へ移動することができる。
加率の変化に対応して前記せき板7の一方を移動させた
り或いは両方同時に側方へ移動することができる。
このため重力脱水後の汚泥堆積厚みを常に一定に制御す
ることができる。
ることができる。
向上記の溢流供給箱6に移動自在に着装されるせき板7
は、第7図から第10図の平面図に示す如く種々の変形
した取付構造をとることができる。
は、第7図から第10図の平面図に示す如く種々の変形
した取付構造をとることができる。
即ち第7図では複数のせき板7,7を間隔を置いて中央
部分に着装したもので、流入汚泥5がせき板7,7の隙
間がら一部流れ込み大部分は左右に分流する。
部分に着装したもので、流入汚泥5がせき板7,7の隙
間がら一部流れ込み大部分は左右に分流する。
従って溢流供給箱6がら流下した汚泥で乱れゾーンが形
成され拡散して汚泥5の積層が一定厚となるものである
。
成され拡散して汚泥5の積層が一定厚となるものである
。
第8図では、3枚のせき板7. 7. 7を間隔を置い
て着装したもので汚泥5は左右分流の他に中央部分から
複数個所で流出可能となる。
て着装したもので汚泥5は左右分流の他に中央部分から
複数個所で流出可能となる。
このため乱れゾーン13も複雑となり汚泥拡散効果が向
上する。
上する。
第9図では、せき板7を1枚で構威し溢流供給箱6の側
面全体に装着したもので、この場合汚泥5は、左右両側
からのみ分流し大きな乱れゾーン13を形成することに
なる。
面全体に装着したもので、この場合汚泥5は、左右両側
からのみ分流し大きな乱れゾーン13を形成することに
なる。
第10図では、溢流供給箱6の側面中央部分に1枚のせ
き板7を装着し、左右両側から汚泥の分流量を大きくと
ったものである。
き板7を装着し、左右両側から汚泥の分流量を大きくと
ったものである。
このように汚泥流入管4より流入した汚泥5は、溢流供
給箱6のせき板7が設置位置を変形したものであっても
両側から確実に供給され乱れゾーン13を形成して濾布
上に均一に供給される。
給箱6のせき板7が設置位置を変形したものであっても
両側から確実に供給され乱れゾーン13を形成して濾布
上に均一に供給される。
なお、この考案のフィードボックスを適用するベル1〜
プレスは、フィードボックスの下方の濾布が若干登り勾
配になっていることが望ましい。
プレスは、フィードボックスの下方の濾布が若干登り勾
配になっていることが望ましい。
こうなっていると、フィードボックス内に汚泥のプール
が生じ、ここで、流入汚泥の攪拌が行え、均一な供給が
行える。
が生じ、ここで、流入汚泥の攪拌が行え、均一な供給が
行える。
以上の如くこの考案のベルトプレスのフィードボックス
によれば、汚泥の堆積厚みの不均一を防止でき、せき板
を重力脱水時の種々の条件に対応して移動自在に制御で
きる等優れた実用効果が得られる。
によれば、汚泥の堆積厚みの不均一を防止でき、せき板
を重力脱水時の種々の条件に対応して移動自在に制御で
きる等優れた実用効果が得られる。
第1図、第2図は従来のフィードボックスの斜視図、第
3図はこの考案に係るフィードボックスの斜視図、第4
図は第3図のフィードボックスを適用したベルトプレス
の略縦断面図、第5図、第6図はこの考案のフィードボ
ックスの他の実施例を示すせき板製着状態の要部断面図
、第7図、第8図、第9図、第10図はこの考案のフィ
ードボックスのせき板変形例を示す平面図である。 1・・・フィードボックス、2・・・枠組、6・・・溢
流供給箱、3・・・濾布、7・・・せき板、5・・・汚
泥、7a・・・係止片、10・・・壁部、11・・・汚
泥流入口、12・・・汚泥堆積ゾーン、13・・・乱れ
ゾーン。
3図はこの考案に係るフィードボックスの斜視図、第4
図は第3図のフィードボックスを適用したベルトプレス
の略縦断面図、第5図、第6図はこの考案のフィードボ
ックスの他の実施例を示すせき板製着状態の要部断面図
、第7図、第8図、第9図、第10図はこの考案のフィ
ードボックスのせき板変形例を示す平面図である。 1・・・フィードボックス、2・・・枠組、6・・・溢
流供給箱、3・・・濾布、7・・・せき板、5・・・汚
泥、7a・・・係止片、10・・・壁部、11・・・汚
泥流入口、12・・・汚泥堆積ゾーン、13・・・乱れ
ゾーン。
Claims (2)
- (1)ベルトプレス形脱水機の濾布上に汚泥を供給する
枠組と、この枠組の汚泥流入口壁部に取付けられた有底
の溢流供給箱と、この溢流供給箱の上端に流下汚泥を制
御するよう着脱移動自在に配置された少くとも1つのせ
き板とを備えたベルトプレスの汚泥フィードボックス。 - (2)溢流供給箱に配置されるせき板は、弾性材から成
り、下端に係止片を備え、この係止片で前記溢流供給箱
の上端に弾着されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のベルトプレスの汚泥フィードボ
ックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10867681U JPS5912979Y2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | ベルトプレスの汚泥フイ−ドボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10867681U JPS5912979Y2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | ベルトプレスの汚泥フイ−ドボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5814920U JPS5814920U (ja) | 1983-01-29 |
JPS5912979Y2 true JPS5912979Y2 (ja) | 1984-04-18 |
Family
ID=29903070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10867681U Expired JPS5912979Y2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | ベルトプレスの汚泥フイ−ドボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912979Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325039Y2 (ja) * | 1986-02-08 | 1988-07-08 | ||
JP6326388B2 (ja) * | 2015-04-03 | 2018-05-16 | 株式会社神鋼環境ソリューション | ベルト式濃縮機 |
JP7245097B2 (ja) * | 2019-03-27 | 2023-03-23 | メタウォーター株式会社 | 凝集汚泥供給装置 |
-
1981
- 1981-07-22 JP JP10867681U patent/JPS5912979Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5814920U (ja) | 1983-01-29 |
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