JPS5846160Y2 - 繊維板抄造装置 - Google Patents
繊維板抄造装置Info
- Publication number
- JPS5846160Y2 JPS5846160Y2 JP15802378U JP15802378U JPS5846160Y2 JP S5846160 Y2 JPS5846160 Y2 JP S5846160Y2 JP 15802378 U JP15802378 U JP 15802378U JP 15802378 U JP15802378 U JP 15802378U JP S5846160 Y2 JPS5846160 Y2 JP S5846160Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- raw material
- paper making
- sections
- fiberboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は均質肉厚で且つ原料繊維が一様に板状製品の長
さ方向に揃えられ、従って曲げに対し強靭な繊維板を連
続的に抄造する装置に係るもので、これを図示の実施例
について説明する。
さ方向に揃えられ、従って曲げに対し強靭な繊維板を連
続的に抄造する装置に係るもので、これを図示の実施例
について説明する。
1はフェルトのような繊維質材又は金網のような通水、
通気性の帯状抄造体(以下抄造体とする)で、これを適
数のロールに懸けて無端状に張架し、その一部に図示す
るように斜上向きの走行部を設けると共に、その斜行部
に間隔3を存して前記抄造体1と同質の上部抄造体2を
無端状に架設し、対向側で同方向に走行させるようにし
た。
通気性の帯状抄造体(以下抄造体とする)で、これを適
数のロールに懸けて無端状に張架し、その一部に図示す
るように斜上向きの走行部を設けると共に、その斜行部
に間隔3を存して前記抄造体1と同質の上部抄造体2を
無端状に架設し、対向側で同方向に走行させるようにし
た。
4は両斜行部間隔3内に形成した原料供給路で、その上
端を供給口5として開口して、これからスラリー状の繊
維原料aを送出するようにし、該供給路4の上下面に夫
々抄造体1,2の斜行部との間に抄造部6,7を形成し
、上下抄造部6,7における抄造体1,2の内面に沿っ
て夫々吸引チャンバー9.10を設けた。
端を供給口5として開口して、これからスラリー状の繊
維原料aを送出するようにし、該供給路4の上下面に夫
々抄造体1,2の斜行部との間に抄造部6,7を形成し
、上下抄造部6,7における抄造体1,2の内面に沿っ
て夫々吸引チャンバー9.10を設けた。
以上の装置において供給口5から繊維原料aを送出すと
きは、これが上下に分流して上下抄造部6.7の傾斜に
従って抄造体1,2の走行と逆に下方に向って流下し、
この間に吸引チャンバー9,10の吸引によりスラリー
状の繊維原料aは各抄造体1.2面に抄造され、これら
が一体に重合して所定厚さの板状となり抄造体の走行に
伴なって前方に搬送されて取出されるもので、各抄造部
6,7を流下する原料繊維aは供給口5から送出された
直後では方向性なく自由に散在しているが、前記のよう
に抄造体1,2と逆行する流れにより繊維はその流れに
沿って寝かされ殆んどの繊維は抄造体の走行方向に一様
に揃えられて抄造されるが、各抄造部6,7を流下する
原料繊維aは重量により下方に沈下する傾向があるので
均質な抄造を得られない憾みがあり、特に上部抄造部7
においてはその傾向が顕著である。
きは、これが上下に分流して上下抄造部6.7の傾斜に
従って抄造体1,2の走行と逆に下方に向って流下し、
この間に吸引チャンバー9,10の吸引によりスラリー
状の繊維原料aは各抄造体1.2面に抄造され、これら
が一体に重合して所定厚さの板状となり抄造体の走行に
伴なって前方に搬送されて取出されるもので、各抄造部
6,7を流下する原料繊維aは供給口5から送出された
直後では方向性なく自由に散在しているが、前記のよう
に抄造体1,2と逆行する流れにより繊維はその流れに
沿って寝かされ殆んどの繊維は抄造体の走行方向に一様
に揃えられて抄造されるが、各抄造部6,7を流下する
原料繊維aは重量により下方に沈下する傾向があるので
均質な抄造を得られない憾みがあり、特に上部抄造部7
においてはその傾向が顕著である。
これを改善するため本考案は少くとも上部抄造部7内に
攪拌機構8を設けて流下する繊維原料aを常に攪拌する
ようにした。
攪拌機構8を設けて流下する繊維原料aを常に攪拌する
ようにした。
尚、攪拌機構8としては図示例で示すような羽根車の複
数個を架設して常時回転させるか、その他揺動板を設け
る等任意の機構を適宜に採用する。
数個を架設して常時回転させるか、その他揺動板を設け
る等任意の機構を適宜に採用する。
尚、図中11は抄造体1,2として繊維質材を使用した
場合に吸引チャンバー9,10の吸引面間に介在させて
無端状に走行させた金網等の通水、通気性の帯状体を示
し、その介在により抄造体1,2の摩損を防止すると共
に吸引面における走行を円滑にした。
場合に吸引チャンバー9,10の吸引面間に介在させて
無端状に走行させた金網等の通水、通気性の帯状体を示
し、その介在により抄造体1,2の摩損を防止すると共
に吸引面における走行を円滑にした。
又12は供給路4内に設けた原料攪拌用の羽根車を示す
。
。
尚、抄造部6,7を流下する過剰の原料(よ、これを回
収して供給側に送込んで再使用する。
収して供給側に送込んで再使用する。
このように本考案によるときは斜上向きの抄造部を形成
したものにおいて、該抄造部内に攪拌機構8を設けて繊
維原料aを攪拌し、その沈下するものを常に浮上させる
ようにしたので、繊維原料aは均質に混合され従って繊
維が板状製品の長さ方向に一様に揃えられた均一な肉厚
の抄造物を得られる効果を有する。
したものにおいて、該抄造部内に攪拌機構8を設けて繊
維原料aを攪拌し、その沈下するものを常に浮上させる
ようにしたので、繊維原料aは均質に混合され従って繊
維が板状製品の長さ方向に一様に揃えられた均一な肉厚
の抄造物を得られる効果を有する。
図面は本考案装置の実施例を示す側面図である。
1.2・・・・・・帯状抄造体、3・・・・・・間隔、
4・・・・・・供給路、5・・・・・・供給口、6,7
・・・・・・抄造部、8・・・・・・攪拌機構、9゜1
0・・・・・・吸引チャンバー
4・・・・・・供給路、5・・・・・・供給口、6,7
・・・・・・抄造部、8・・・・・・攪拌機構、9゜1
0・・・・・・吸引チャンバー
Claims (1)
- 帯状抄造体1を斜上向きに走行させ、その斜行部と間隔
3を存して対向させ、その対向側で同方向に走行させる
上部帯状抄造体2を設け、間隔3内に上端を開口して原
料供給口5とした供給路4を形威し、該供給路4と上下
抄造体1,2の斜行部間に抄造部6,7を形威し少くと
も上部の抄造部7内に攪拌機構8を設けると共に上下抄
造部における抄造体1,2の内面に沿って吸引チャンバ
ー9゜10を設けて戊る繊維板抄造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15802378U JPS5846160Y2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 繊維板抄造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15802378U JPS5846160Y2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 繊維板抄造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5575699U JPS5575699U (ja) | 1980-05-24 |
JPS5846160Y2 true JPS5846160Y2 (ja) | 1983-10-20 |
Family
ID=29149487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15802378U Expired JPS5846160Y2 (ja) | 1978-11-18 | 1978-11-18 | 繊維板抄造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846160Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-18 JP JP15802378U patent/JPS5846160Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5575699U (ja) | 1980-05-24 |
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