JPS59129748A - 絞り加工用Ａｌ合金箔及びその製造法 - Google Patents
絞り加工用Ａｌ合金箔及びその製造法Info
- Publication number
- JPS59129748A JPS59129748A JP403083A JP403083A JPS59129748A JP S59129748 A JPS59129748 A JP S59129748A JP 403083 A JP403083 A JP 403083A JP 403083 A JP403083 A JP 403083A JP S59129748 A JPS59129748 A JP S59129748A
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- Japan
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- alloy foil
- alloy
- foil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絞り加工用Ａ１合金箔及びその製造法に関し、
さらに詳しくは、軟質材とした後、絞り加工を行なう箔
容器用Ａ１合金箔及びその製造法に関するものである。
さらに詳しくは、軟質材とした後、絞り加工を行なう箔
容器用Ａ１合金箔及びその製造法に関するものである。
従来において、１００μ翰以下の厚みの箔を打抜き、深
い皿、鍋状容器、及び、角型弁当箱形状の容器に絞り加
工する際には、３００４−０．３００３−０若しくは１
１００−’Ｏ材等が用いられており、特に、強度が必要
な容器に対しては、３００４合金が多用されていた。
い皿、鍋状容器、及び、角型弁当箱形状の容器に絞り加
工する際には、３００４−０．３００３−０若しくは１
１００−’Ｏ材等が用いられており、特に、強度が必要
な容器に対しては、３００４合金が多用されていた。
そして、通常、これらの容器の絞り加工に際しては、絞
り加工に伴って形成される皺ををそのまま残して容器の
強度ト昇を図ることが多い。
り加工に伴って形成される皺ををそのまま残して容器の
強度ト昇を図ることが多い。
しかしながら、ことような加工において、皺の形成状況
は不規則であり、皺同志の重なり合った部分や皺の流れ
の乱れた部分において、箔が局部的に破断し、］ ＋ｎ
ｎ＋程度の穴があくというトラブルが発生することが多
く、この問題の解決が要求されている。因に、１１００
−０拐を使用すると穴破断は少なくなることは？１１明
していたが、容器強度は低く実際の使用には耐えられな
かった。
は不規則であり、皺同志の重なり合った部分や皺の流れ
の乱れた部分において、箔が局部的に破断し、］ ＋ｎ
ｎ＋程度の穴があくというトラブルが発生することが多
く、この問題の解決が要求されている。因に、１１００
−０拐を使用すると穴破断は少なくなることは？１１明
していたが、容器強度は低く実際の使用には耐えられな
かった。
本発明は」１記したような、従来における容器製造用の
箔における種々の問題点に鑑みなされたものであり、即
ち、本発明者の鋭意研究の結果、強度が高く、かつ、伸
び、及び、張出し性の良い箔素材を得ることができたも
ので、穴の発生が著しく少なく、かつ、強度の高い容器
が加］二できる絞り加工用Ａ１合金及びその製造法を提
ＯＩ−するものである。
箔における種々の問題点に鑑みなされたものであり、即
ち、本発明者の鋭意研究の結果、強度が高く、かつ、伸
び、及び、張出し性の良い箔素材を得ることができたも
ので、穴の発生が著しく少なく、かつ、強度の高い容器
が加］二できる絞り加工用Ａ１合金及びその製造法を提
ＯＩ−するものである。
本発明に係る絞り加工用Ａ１合金箔及びその製造法は、
（１） Ｆｅ Ｏ，４−１，０＋ｌＩＬ％、Ｍｎ ０
．８−１．５１％、Ｎ旬０．３〜０．８ｕ＋Ｌ％、Ｔｉ
Ｏ，００４へ０．０８１％を含み、残部ＡＩ及び不純
物がらなり、結晶粒径が３０μＩ１１以下であることを
特徴とする絞り加工用Ａ１合金箔を第１の発明とし、（
２＞ 、 Ｆｅ Ｏ，４−１，０ｗｔ％、Ｍｎ ０．８
−１＝５ｕ＋、１％、Ｍｇ （１，３−０，８ｕ＋Ｌ％
、１゛１０．００５〜０．０８ｕ＋Ｌ％を含み、残部Ａ
Ｉ及び不純物からなるＡ１合金を冷間圧延するに際して
、冷間圧延工程中に、加熱温度４００〜６００°Ｃ１保
持時間１０分以内、昇温降温速度１℃／秒以上の中間焼
鈍を少くとも１回行ない、結晶粒径を３０μＩｌｌ以下
とすることを特徴とする絞り加工用Ａ１合金箔の製造法
を第２の発明とする２つの発明よりなるものである。
（１） Ｆｅ Ｏ，４−１，０＋ｌＩＬ％、Ｍｎ ０
．８−１．５１％、Ｎ旬０．３〜０．８ｕ＋Ｌ％、Ｔｉ
Ｏ，００４へ０．０８１％を含み、残部ＡＩ及び不純
物がらなり、結晶粒径が３０μＩ１１以下であることを
特徴とする絞り加工用Ａ１合金箔を第１の発明とし、（
２＞ 、 Ｆｅ Ｏ，４−１，０ｗｔ％、Ｍｎ ０．８
−１＝５ｕ＋、１％、Ｍｇ （１，３−０，８ｕ＋Ｌ％
、１゛１０．００５〜０．０８ｕ＋Ｌ％を含み、残部Ａ
Ｉ及び不純物からなるＡ１合金を冷間圧延するに際して
、冷間圧延工程中に、加熱温度４００〜６００°Ｃ１保
持時間１０分以内、昇温降温速度１℃／秒以上の中間焼
鈍を少くとも１回行ない、結晶粒径を３０μＩｌｌ以下
とすることを特徴とする絞り加工用Ａ１合金箔の製造法
を第２の発明とする２つの発明よりなるものである。
本発明に係る絞り加工用Ａ１合金箔及びその製造法につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
先ず、絞り加工用Ａ１合金箔の含有成分及び成分割合に
ついて説明する。
ついて説明する。
Ｆｅは最終軟質材の再結晶粒を微細として、伸び、及び
、張出し性を良好とするため、かつ、強度向上のための
元素で、再結晶粒の微細化のためには再結晶の核となる
晶出物の数を増加させることが必要であり、また、強度
向上のためにも含有量は０．４ｕ＋ｔ％以上としなけれ
ばならず、また、１．０ｗし％を越える含有量では、Ｍ
ｕと共にＡｌ−Ｆｅ−Ｍｎ系の巨大晶出物を形成し易く
、それ自体が箔の大破断の原因となる。よって、Ｆｅ含
有量は０．４〜１．０ｗｔ％とする。
、張出し性を良好とするため、かつ、強度向上のための
元素で、再結晶粒の微細化のためには再結晶の核となる
晶出物の数を増加させることが必要であり、また、強度
向上のためにも含有量は０．４ｕ＋ｔ％以上としなけれ
ばならず、また、１．０ｗし％を越える含有量では、Ｍ
ｕと共にＡｌ−Ｆｅ−Ｍｎ系の巨大晶出物を形成し易く
、それ自体が箔の大破断の原因となる。よって、Ｆｅ含
有量は０．４〜１．０ｗｔ％とする。
Ｍ ｎは強度向上を付与する元素であり、含有量が０．
Ｉｈｔ％未満ではこの効果がなく、また、１．５ｕ＋ｔ
％を越えて含有されると、Ｆｅが多い場合と同様に巨大
晶出物を形成するようになる。よって、Ｍ１１含有量は
０．８〜１，５ｕ＋Ｌ％とする。
Ｉｈｔ％未満ではこの効果がなく、また、１．５ｕ＋ｔ
％を越えて含有されると、Ｆｅが多い場合と同様に巨大
晶出物を形成するようになる。よって、Ｍ１１含有量は
０．８〜１，５ｕ＋Ｌ％とする。
Ｍｇはこれも強度向上を図る元素であり、含有量が０．
３１１ＩＬ％未満ではこの効果がなく、また、０．８ｗ
ｔ％を越えて含有されると強度が高くなり過ぎて加工性
が低下する。よって、Ｍｇ含有量は０．３へ・０，８ｕ
＋ｔ％とする。
３１１ＩＬ％未満ではこの効果がなく、また、０．８ｗ
ｔ％を越えて含有されると強度が高くなり過ぎて加工性
が低下する。よって、Ｍｇ含有量は０．３へ・０，８ｕ
＋ｔ％とする。
Ｔｉは鋳塊組織の均一化のために含有させるものセあり
、ＡｌＴｉ母合金、または、ＡＩＴｉ−Ｂ母合金で含有
量としては０．００５〜０，０８ｕ＋ｊ％とするのがよ
く、（１，００５ｗＬ％未満では結晶粒微細化の効果は
なく、また、０．０８ｕ＋ｔ％を越えると鋳塊組織微細
化の効果は飽和してしまい含有させることは無駄である
。
、ＡｌＴｉ母合金、または、ＡＩＴｉ−Ｂ母合金で含有
量としては０．００５〜０，０８ｕ＋ｊ％とするのがよ
く、（１，００５ｗＬ％未満では結晶粒微細化の効果は
なく、また、０．０８ｕ＋ｔ％を越えると鋳塊組織微細
化の効果は飽和してしまい含有させることは無駄である
。
ＣＬＩは強度向上のために含有させてもよいが、食品容
器の使用時、例えば、鍋焼ラドンや米飯容器等のように
直火で煮たり、蒸気で蒸す等の調理を行なうと箔容器表
面がブルーに変色するという問題があり、含有量を０．
３ｗｔ、％を越えて含有させてはならず、また、０．０
５ｕ＋ｔ％未満では強度向上二の効果は殆んと認められ
ない。よって、Ｃ１１含有量は０．０５〜０．３すし％
とする。
器の使用時、例えば、鍋焼ラドンや米飯容器等のように
直火で煮たり、蒸気で蒸す等の調理を行なうと箔容器表
面がブルーに変色するという問題があり、含有量を０．
３ｗｔ、％を越えて含有させてはならず、また、０．０
５ｕ＋ｔ％未満では強度向上二の効果は殆んと認められ
ない。よって、Ｃ１１含有量は０．０５〜０．３すし％
とする。
Ｓｌは不純物として、０．４ｕ＋Ｌ％未満の含有は許容
される。
される。
次に、本発明に係る製造法について説明する。
本発明製造法においては、鋳塊均熱条件は特に限定ｒる
必要はないが、望ましくは、５００〜６１０°Ｃ×１〜
４８Ｈｒとするのがよく、即ち、再結晶粒の微細化のた
めには均質化処理時に、Ａ Ｉ−Ｆ ｅ系、］〜ｌ−Ｍ
ｎ系等の微細析出物を多量に析出させることは望ましく
なく、そのため少くとも５００℃を越える高温で加熱す
ることが必要である。そして、＃Ｊ塊灼熱に際して加熱
時間は ＩＨｒ未満ではこの効果が少なく、また、６１
０℃より高温となり、かつ、４８時間を越える長時間で
は効果が飽和してしまい経済的にも無駄である。
必要はないが、望ましくは、５００〜６１０°Ｃ×１〜
４８Ｈｒとするのがよく、即ち、再結晶粒の微細化のた
めには均質化処理時に、Ａ Ｉ−Ｆ ｅ系、］〜ｌ−Ｍ
ｎ系等の微細析出物を多量に析出させることは望ましく
なく、そのため少くとも５００℃を越える高温で加熱す
ることが必要である。そして、＃Ｊ塊灼熱に際して加熱
時間は ＩＨｒ未満ではこの効果が少なく、また、６１
０℃より高温となり、かつ、４８時間を越える長時間で
は効果が飽和してしまい経済的にも無駄である。
冷開圧延工程中に少なくとも１回行なう中間焼鈍は、最
終軟質材の再結晶粒径を微細とし、伸び、及び、張出し
性を増加させるため、急熱、急冷とし再結晶粒を微細と
するために行なうものであり、即ち、中間焼鈍時の再結
晶粒を微細化することにより、Ｆｅ含有量の多いことと
相まって軟質箔の再結晶粒を微細化できる。この申開焼
鈍において、加熱速度は １℃／秒以上の急熱でなげノ
℃は再結晶粒の微細化効果は少なく、また、保持時間は
１０分以内としなければ再結晶粒のネ■大化が開始され
るので、加熱速度は １°Ｃ／秒、及び、保持時間は１
０分以内とすることが必要である。そして、より微細再
結晶粒とするためには加熱速度を５℃／秒以」二、及び
、保持時間は３分以内とするのが望ましい。
終軟質材の再結晶粒径を微細とし、伸び、及び、張出し
性を増加させるため、急熱、急冷とし再結晶粒を微細と
するために行なうものであり、即ち、中間焼鈍時の再結
晶粒を微細化することにより、Ｆｅ含有量の多いことと
相まって軟質箔の再結晶粒を微細化できる。この申開焼
鈍において、加熱速度は １℃／秒以上の急熱でなげノ
℃は再結晶粒の微細化効果は少なく、また、保持時間は
１０分以内としなければ再結晶粒のネ■大化が開始され
るので、加熱速度は １°Ｃ／秒、及び、保持時間は１
０分以内とすることが必要である。そして、より微細再
結晶粒とするためには加熱速度を５℃／秒以」二、及び
、保持時間は３分以内とするのが望ましい。
しかして、このような短時間で再結晶さぜるためには、
４００℃を越える高温に加熱することが必要であるが、
６００”Ｃを越える加熱温度では最早加熱することは無
駄であり不経済である。更に、降温時にも再結晶粒か粗
大化するので、少なくとも１°Ｃ／秒以上の降温速度で
冷却しなければならないのである。
４００℃を越える高温に加熱することが必要であるが、
６００”Ｃを越える加熱温度では最早加熱することは無
駄であり不経済である。更に、降温時にも再結晶粒か粗
大化するので、少なくとも１°Ｃ／秒以上の降温速度で
冷却しなければならないのである。
本発明に係る絞り加工用Ａ１合金箔及びその製造法につ
いて実施例を説明する。
いて実施例を説明する。
実施例
第１表に示す含有成分、及び、成分割合となるように、
通常の溶製法により溶製後鋳造し、この鋳塊を５９０℃
×２時間の均質化処理後、熱間圧延、及び、冷間圧延を
行なって０．５＋ｎ＋ｎＬの板厚とした。
通常の溶製法により溶製後鋳造し、この鋳塊を５９０℃
×２時間の均質化処理後、熱間圧延、及び、冷間圧延を
行なって０．５＋ｎ＋ｎＬの板厚とした。
次いで、この０．５＋ｎｍｌ厚の板材を昇温、降温速度
共に１０°Ｃ／秒で５００’ＣＸ：（秒の中間焼鈍を行
ない、更に６０μｍＬまで圧延した。このように圧延さ
れた板材を３３０°ＣＸ Ｉ Ｈｒ焼鈍し軟質材とした
後に絞り加工を施した。また１、ｌｌ５３００４１．１
ｌＳ３００３、旧５Ｉ１００のＡ１箔、及び、Ａ１合金
箔も同様に絞り加］−を行なった。
共に１０°Ｃ／秒で５００’ＣＸ：（秒の中間焼鈍を行
ない、更に６０μｍＬまで圧延した。このように圧延さ
れた板材を３３０°ＣＸ Ｉ Ｈｒ焼鈍し軟質材とした
後に絞り加工を施した。また１、ｌｌ５３００４１．１
ｌＳ３００３、旧５Ｉ１００のＡ１箔、及び、Ａ１合金
箔も同様に絞り加］−を行なった。
第２表に機械的性質、穴不良率、成形後の強度、及び、
変色テストの結果を示すが、本発明に係る絞り加工用Ａ
１合金箔が比較例に比べて、格段に優れていることは明
白であり、絞り加工を行なって使用する容器用箔として
は最適であることがわかる。
変色テストの結果を示すが、本発明に係る絞り加工用Ａ
１合金箔が比較例に比べて、格段に優れていることは明
白であり、絞り加工を行なって使用する容器用箔として
は最適であることがわかる。
第１表
］−
以上説明したように、本発明に係る絞り加工用Ａ１合金
箔及びその製造法は」１記に説明した構成を有している
ものであるから、強度が高く、かつ、伸び、及び、張出
し性の良い箔素材が得られ、さらに、絞り加工により穴
の発生が著しく少なく、かつ、強度の高い容器が加工で
きるという優れた効果を奏する。
箔及びその製造法は」１記に説明した構成を有している
ものであるから、強度が高く、かつ、伸び、及び、張出
し性の良い箔素材が得られ、さらに、絞り加工により穴
の発生が著しく少なく、かつ、強度の高い容器が加工で
きるという優れた効果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （，１） Ｆｅ Ｏ，４−１，０ｗｔ％、Ｍｎ Ｏ，
８−１，５ｕ＋ｔ％、Ｍｇ ０４３−０．８ｗＬ％、Ｔ
ｉ ０．００５ ・−０，０８ｕ＋ｔ％を含み、残部
Ａ１及び不純物がらなり、結晶粒径が３０μｍ以下であ
ることを特徴とする絞り加工用Ａ１合金箔。 （２） Ｆｅ０．４−１．ｏｕ＋１．％、Ｍｎ ０．
８−１．５ｕＩＬ％、Ｍｇ Ｏ，３−０，８ｕ＋ｔ、％
、Ｔ ｉ ００００５＝０．０８ｕｌ１％を含み、残部
Ａ１及び不純物からなるＡ１合金を冷間圧延するに際し
て、冷間圧延工程中に、加熱温度４００〜６００℃、保
持時間１０分以内、昇温降温速度ドＣ／秒以」二の中間
焼鈍を少なくとも１回行ない、結晶粒径を３０μＩ１１
以下とすることを特徴とする絞り加工用Ａ１合金箔の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP403083A JPS59129748A (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | 絞り加工用Ａｌ合金箔及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP403083A JPS59129748A (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | 絞り加工用Ａｌ合金箔及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129748A true JPS59129748A (ja) | 1984-07-26 |
Family
ID=11573558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP403083A Pending JPS59129748A (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | 絞り加工用Ａｌ合金箔及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129748A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6213560A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Showa Alum Corp | 結晶粒の微細なＡｌ−Ｆｅ系合金箔の製造方法 |
| JPS62250143A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-31 | Showa Alum Corp | 包装用アルミニウム合金箔 |
-
1983
- 1983-01-13 JP JP403083A patent/JPS59129748A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6213560A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Showa Alum Corp | 結晶粒の微細なＡｌ−Ｆｅ系合金箔の製造方法 |
| JPH0663059B2 (ja) * | 1985-07-11 | 1994-08-17 | 昭和アルミニウム株式会社 | 結晶粒の微細なＡｌ−Ｆｅ系合金箔の製造方法 |
| JPS62250143A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-31 | Showa Alum Corp | 包装用アルミニウム合金箔 |
| JPH0320454B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1991-03-19 | Showa Aluminium Co Ltd |
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