JPS59129706A - 高炉用送風装置 - Google Patents
高炉用送風装置Info
- Publication number
- JPS59129706A JPS59129706A JP636083A JP636083A JPS59129706A JP S59129706 A JPS59129706 A JP S59129706A JP 636083 A JP636083 A JP 636083A JP 636083 A JP636083 A JP 636083A JP S59129706 A JPS59129706 A JP S59129706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- blast furnace
- blast
- air
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B5/00—Making pig-iron in the blast furnace
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は高炉用送風装置に関するものである。
高炉における従来の送風装置の概要構成を第１図に示し
である。すなわち、この第１図において、空気濾過器１
を経て取シ入れられ、空気圧縮機２によシ圧縮された空
気は、酸素分離装置３で酸素分のみが取シ出され、低圧
方式ではこの純酸素を高炉送風機４の吸込側に供給し、
高圧方式ではこの純酸素を酸素送風機５によシ高炉送風
機４の吐出側に供給し、それぞれに熱風炉６を経て高炉
Ｔに吹き込むようにしている。
である。すなわち、この第１図において、空気濾過器１
を経て取シ入れられ、空気圧縮機２によシ圧縮された空
気は、酸素分離装置３で酸素分のみが取シ出され、低圧
方式ではこの純酸素を高炉送風機４の吸込側に供給し、
高圧方式ではこの純酸素を酸素送風機５によシ高炉送風
機４の吐出側に供給し、それぞれに熱風炉６を経て高炉
Ｔに吹き込むようにしている。
しかし乍らこのような従来装置にあっては、純酸素を使
用するために、酸素分離装置自体が複雑かつ大型である
ほかに、その安全性確保の立場からも附帯設備が種々必
要となシ、全体構成の同様な複雑かつ大型化を避けられ
ないものであった。
用するために、酸素分離装置自体が複雑かつ大型である
ほかに、その安全性確保の立場からも附帯設備が種々必
要となシ、全体構成の同様な複雑かつ大型化を避けられ
ないものであった。
この発明は従来のこのような欠点を改善するため、酸素
富化のための機能膜として作用する酸素選択的透過膜を
内蔵した酸素富化装置を利用し、高炉への吹込み空気に
酸素富化空気を用いるようにしたものである。以下、こ
の発明に係わる高炉用送風装置の誓施例につき、第２図
および第３図を参照して詳細に説明する。
富化のための機能膜として作用する酸素選択的透過膜を
内蔵した酸素富化装置を利用し、高炉への吹込み空気に
酸素富化空気を用いるようにしたものである。以下、こ
の発明に係わる高炉用送風装置の誓施例につき、第２図
および第３図を参照して詳細に説明する。
第２図は第１実施例による高炉用送風装置の配置構成を
示している。この第２図において、第１実施例装置は、
酸素富化のための機能膜として作用する酸素選択的透過
膜を内蔵した酸素富化装置１１と、同透過膜の入口側、
出口側に圧力差を与えるための、一方では高炉送風機を
兼ねるコンプレッサ１２．およびこのコンプレッサ１２
を駆動する電動機１３と、前記酸素富化装置１１の透過
膜を通らずに排出される余剰空気の排出圧によシ駆動さ
れて、前記電動機１３と共にコンプレッサ１２を協動駆
動すべく、このコンプレッサ１２に連繋されたタービン
１４とから構成されておシ、前記酸素富化装置１１の出
口側を従来例と同様に熱風炉１５を介して高炉１６に接
続させたものである。
示している。この第２図において、第１実施例装置は、
酸素富化のための機能膜として作用する酸素選択的透過
膜を内蔵した酸素富化装置１１と、同透過膜の入口側、
出口側に圧力差を与えるための、一方では高炉送風機を
兼ねるコンプレッサ１２．およびこのコンプレッサ１２
を駆動する電動機１３と、前記酸素富化装置１１の透過
膜を通らずに排出される余剰空気の排出圧によシ駆動さ
れて、前記電動機１３と共にコンプレッサ１２を協動駆
動すべく、このコンプレッサ１２に連繋されたタービン
１４とから構成されておシ、前記酸素富化装置１１の出
口側を従来例と同様に熱風炉１５を介して高炉１６に接
続させたものである。
従ってこの第１実施例構成の場合、電動機１３によシ駆
動されるコンプレッサ１２から吐出された圧縮空気は、
酸素富化装置１１に導かれて、機能膜である酸素選択的
透過膜を通り、酸素富化された空気、一般的には酸素量
２５〜３０％程度まで富化された酸素富化空気（０２ｒ
ｉｃｈ ａｉｒ）となシ、加圧されたま＼の状態で従来
と同様に熱風炉１５によシ加熱されたのち、高炉１６に
吹き込まれるのである。
動されるコンプレッサ１２から吐出された圧縮空気は、
酸素富化装置１１に導かれて、機能膜である酸素選択的
透過膜を通り、酸素富化された空気、一般的には酸素量
２５〜３０％程度まで富化された酸素富化空気（０２ｒ
ｉｃｈ ａｉｒ）となシ、加圧されたま＼の状態で従来
と同様に熱風炉１５によシ加熱されたのち、高炉１６に
吹き込まれるのである。
このように第１実施例装置にあっては、酸素富化装置の
採用によシ、高炉への送風に酸素富化中・気を使用する
ようにしたから、純酸素使用に比較して安全性が高く、
附帯設備をも多くを必要とせず、このため装置全体の小
型、単純化と低価格化を図れるほかに、余剰空気の排出
圧を利用してタービンを駆動させ、このタービンで回収
された動力によシコンプレツサを電動機と協動駆動させ
るようにしたので、所要動力の軽減、ひいては電力消費
を節減し得る利点もある。
採用によシ、高炉への送風に酸素富化中・気を使用する
ようにしたから、純酸素使用に比較して安全性が高く、
附帯設備をも多くを必要とせず、このため装置全体の小
型、単純化と低価格化を図れるほかに、余剰空気の排出
圧を利用してタービンを駆動させ、このタービンで回収
された動力によシコンプレツサを電動機と協動駆動させ
るようにしたので、所要動力の軽減、ひいては電力消費
を節減し得る利点もある。
次に第３図に示す第２実施例は、酸素富化装置１１を高
炉送風機１７の吸込側に直接々続させ、この高炉送風機
１７の吸込圧によシ酸素富化装置１１での酸素富化作用
を得て、前例と同様に使用するようにしたもので、よシ
一層の装置構成の簡略化を望めるものである。
炉送風機１７の吸込側に直接々続させ、この高炉送風機
１７の吸込圧によシ酸素富化装置１１での酸素富化作用
を得て、前例と同様に使用するようにしたもので、よシ
一層の装置構成の簡略化を望めるものである。
なお前記各実施例は高炉のほかにも、キューボラ、すな
わち鋳鉄の溶解にも適用可能である。 □〔
発明の効果〕 以上詳述したようにこの発明によれば、高炉に適用する
送風装置に、酸素富化のための機能膜として作用する酸
素選択的透過膜を内蔵した酸素富化装置を組み込んで、
高炉への吹込み空気として酸素富化空気を使用するよう
にしたから、従来の純酸素を取シ扱う場合と異なって安
全性が高く、ひいては装置全体の小型、単純化と低価格
化を期待でき、しかも酸素富化装置においては、その保
守が透過膜の点検、取シ換え程度ですむために、メンテ
ナンスを殆んど必要としないなどの特長を有するもので
ある。
わち鋳鉄の溶解にも適用可能である。 □〔
発明の効果〕 以上詳述したようにこの発明によれば、高炉に適用する
送風装置に、酸素富化のための機能膜として作用する酸
素選択的透過膜を内蔵した酸素富化装置を組み込んで、
高炉への吹込み空気として酸素富化空気を使用するよう
にしたから、従来の純酸素を取シ扱う場合と異なって安
全性が高く、ひいては装置全体の小型、単純化と低価格
化を期待でき、しかも酸素富化装置においては、その保
守が透過膜の点検、取シ換え程度ですむために、メンテ
ナンスを殆んど必要としないなどの特長を有するもので
ある。
第１図は従来例による高炉用送風装置を示す配置構成図
、第２図および第３図はこの発明に係わる高炉用送風装
置の各別の実施例を示すそれぞれ配置構成図である。 １１＠・・・酸素富化装置、１２・・・拳コンプレッサ
、１３・ｅ＠ｅ電動機、１４・・・・タービン、１５・
・・・熱風炉、１６・・・・高炉、１Ｔ・・・・高炉送
風機。 第１図 １゛
、第２図および第３図はこの発明に係わる高炉用送風装
置の各別の実施例を示すそれぞれ配置構成図である。 １１＠・・・酸素富化装置、１２・・・拳コンプレッサ
、１３・ｅ＠ｅ電動機、１４・・・・タービン、１５・
・・・熱風炉、１６・・・・高炉、１Ｔ・・・・高炉送
風機。 第１図 １゛
Claims (1)
- 送風系内に、酸素富化のための機能膜として作用する酸
素選択的透過膜を内蔵した酸素富化装置を組み込み、高
炉への吹込み空気として酸素富化空気を使用するように
したことを特徴とする高炉用送風装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP636083A JPS59129706A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 高炉用送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP636083A JPS59129706A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 高炉用送風装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129706A true JPS59129706A (ja) | 1984-07-26 |
Family
ID=11636192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP636083A Pending JPS59129706A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 高炉用送風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129706A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014082428A1 (zh) * | 2012-11-27 | 2014-06-05 | Wang Lin | 高炉炼铁的节能富氧方法 |
| CN104060005A (zh) * | 2013-03-18 | 2014-09-24 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种高炉鼓风机富氧系统 |
| JP2018172713A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 炉内に酸素富化空気を送風する送風方法 |
-
1983
- 1983-01-18 JP JP636083A patent/JPS59129706A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014082428A1 (zh) * | 2012-11-27 | 2014-06-05 | Wang Lin | 高炉炼铁的节能富氧方法 |
| CN104060005A (zh) * | 2013-03-18 | 2014-09-24 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种高炉鼓风机富氧系统 |
| JP2018172713A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 炉内に酸素富化空気を送風する送風方法 |
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