JPS59128902A - タ−ボチヤ−ジヤ用ロ−タ - Google Patents
タ−ボチヤ−ジヤ用ロ−タInfo
- Publication number
- JPS59128902A JPS59128902A JP499183A JP499183A JPS59128902A JP S59128902 A JPS59128902 A JP S59128902A JP 499183 A JP499183 A JP 499183A JP 499183 A JP499183 A JP 499183A JP S59128902 A JPS59128902 A JP S59128902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine wheel
- elastic member
- rotating shaft
- hole
- rotary shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
- F01D5/025—Fixing blade carrying members on shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジン過給用のターボチャージャに関するも
のであり、特にそのロータの構造に関するものである。
のであり、特にそのロータの構造に関するものである。
この種のロータは、回転軸の一端部にインペラ、他端部
にタービンホイールを備え、エンジンの排気ガスによっ
て回転させられるものであり、タービンホイールは最高
900°Cにも及ぶ高温にさらされつつ100000〜
160(+00rpm程度の高速で回転することになる
。
にタービンホイールを備え、エンジンの排気ガスによっ
て回転させられるものであり、タービンホイールは最高
900°Cにも及ぶ高温にさらされつつ100000〜
160(+00rpm程度の高速で回転することになる
。
そのため、タービンホイールを高温度、耐酸化性に優れ
た耐熱材料で製作する必要があることは勿論であるが、
タービンホイールと回転軸とを一体化する構造について
も、高温下の苛酷な環境に耐え得るものとすることが要
求され、またできる附り一体化が容易な構造であること
が望まれる。
た耐熱材料で製作する必要があることは勿論であるが、
タービンホイールと回転軸とを一体化する構造について
も、高温下の苛酷な環境に耐え得るものとすることが要
求され、またできる附り一体化が容易な構造であること
が望まれる。
しかし従来では、そのようなことを共に満足する構造は
なかなか見い出せないのが実情であった。
なかなか見い出せないのが実情であった。
本発明はこのような事情を背景に、タービンホイールと
回転軸との一体化構造が高温に対する信頼性に優れ、且
つそれらの一体化も容易であるターボチャージャ用ロー
タを提供することを目的として為されたものである。
回転軸との一体化構造が高温に対する信頼性に優れ、且
つそれらの一体化も容易であるターボチャージャ用ロー
タを提供することを目的として為されたものである。
その目的を達成するために本発明に係るロータは、■一
端部にコンプレッサ用インペラが固設され、他端部に軸
心を中心とする締着用ねじ穴が設けられた回転軸と、■
中心部に貫通孔が形成されるとともに、その中心部が上
記回転軸の他端部に軸まわりの回転およびその回転軸の
一端部側への軸方向移動が不能に係合させられた弾性変
形可能な円板状の弾性Np材と、■中心部に形成された
貫通孔と上記弾性部材の外周部と当接する当接部とを備
えた耐熱材料製のタービンホイールと、■−ヒ記弾性部
材を弾性変形させつつそのタービンホイールおよび弾性
部材の各貫通孔を通して一ヒ記締着用ねし穴に虫甲合さ
れることにより、その弾性部材の外周部とタービンホイ
ールの当接部のと間に係止下所定の面圧が先住した状態
でタービンホイールを上記回転軸の他端部に締着する締
着ポルトとを含んご構成される。
端部にコンプレッサ用インペラが固設され、他端部に軸
心を中心とする締着用ねじ穴が設けられた回転軸と、■
中心部に貫通孔が形成されるとともに、その中心部が上
記回転軸の他端部に軸まわりの回転およびその回転軸の
一端部側への軸方向移動が不能に係合させられた弾性変
形可能な円板状の弾性Np材と、■中心部に形成された
貫通孔と上記弾性部材の外周部と当接する当接部とを備
えた耐熱材料製のタービンホイールと、■−ヒ記弾性部
材を弾性変形させつつそのタービンホイールおよび弾性
部材の各貫通孔を通して一ヒ記締着用ねし穴に虫甲合さ
れることにより、その弾性部材の外周部とタービンホイ
ールの当接部のと間に係止下所定の面圧が先住した状態
でタービンホイールを上記回転軸の他端部に締着する締
着ポルトとを含んご構成される。
このようなターボチャージャ用ロータにおいては、使用
時に各部材の熱膨張量に差が生じても、その差が弾性部
材の弾性変形によって吸収され、タービンホイールの当
接部と弾性部材の外周部との間には常に適正な面圧が確
保され得、従って高温下においてもタービンホイールと
回転軸の他端部との締着状態が弾性部材を介して安定に
維持されるのである。しかも、両者の締着が締着ボルト
を利用して行われるため、溶接や圧接、圧入等に比べて
それらの一体化が容易であり、また一体化について材料
的な制約を受けないから、タービンホイールをセラミッ
クス製とすることも可能となり、そのようにすれば、タ
ービンホイールひいては、ロータの軽量化、コスト低減
化が達成され得る。
時に各部材の熱膨張量に差が生じても、その差が弾性部
材の弾性変形によって吸収され、タービンホイールの当
接部と弾性部材の外周部との間には常に適正な面圧が確
保され得、従って高温下においてもタービンホイールと
回転軸の他端部との締着状態が弾性部材を介して安定に
維持されるのである。しかも、両者の締着が締着ボルト
を利用して行われるため、溶接や圧接、圧入等に比べて
それらの一体化が容易であり、また一体化について材料
的な制約を受けないから、タービンホイールをセラミッ
クス製とすることも可能となり、そのようにすれば、タ
ービンホイールひいては、ロータの軽量化、コスト低減
化が達成され得る。
以下本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
本実施例のターボチャージャは軸受部2の右側にタービ
ン部4を備え、左側にコンプレッサ部6を備えている。
ン部4を備え、左側にコンプレッサ部6を備えている。
軸受部2には、回転軸8、タービンホイール10、弾性
部材12及びインペラ13から成るロータ14が回転可
能に支承されており、タービン部4においては、ケーシ
ング1Gの入口18から供給され出口20から排出され
るエンジンの排気ガスによってタービンホイール10に
回転動力が与えられ、この動力によってコンプレッサ部
6のインペラ13が回転駆動されてケーシング22の入
口24がら空気を吸入し、吸気通路26を経てエンジン
の吸気管へ圧縮空気を供給する。
部材12及びインペラ13から成るロータ14が回転可
能に支承されており、タービン部4においては、ケーシ
ング1Gの入口18から供給され出口20から排出され
るエンジンの排気ガスによってタービンホイール10に
回転動力が与えられ、この動力によってコンプレッサ部
6のインペラ13が回転駆動されてケーシング22の入
口24がら空気を吸入し、吸気通路26を経てエンジン
の吸気管へ圧縮空気を供給する。
ケーシング16.22及び軸受本体28は図には便宜上
−・体のものとして描かれているが、実際にはいくつか
に分割して製作されることは勿論である。
−・体のものとして描かれているが、実際にはいくつか
に分割して製作されることは勿論である。
回転軸8ば左端部にやや小径のインペラ取付部30を備
えており、この取付部30にインペラ13が嵌合され、
ナツト32によって固定されている。回転軸8はまた右
端面から軸心に沿って穿設された深穴34を備えており
、その結果、インペラ取付部30を除く部分はかなり薄
肉な中空構造とされている。深穴34の開口部、すなわ
ち回転軸8の右端部には、締着用ねじ穴を形成するナン
ド36が設けられている。ナンド36は回転軸8の外径
とほぼ同じ大きさを有し、内端面に形成された円形の嵌
合突起38が深穴3/lの開口部に嵌合されることによ
り、回転軸8の中心線に対してそのねじ穴40の中心線
が合わせられ、かつ着座部分にレーザビーム溶接等のひ
ずみの少ない溶接が施されて回転軸8と一体化されζお
り、一体化されてしまえば回転軸8の一部を構成する部
材となる。このナツト36は、回転軸8の中空部分を補
強する機能をも有しており、さらに、その外(ulJ面
が弾性部材12を係合させる保合部としての役割を果た
している。
えており、この取付部30にインペラ13が嵌合され、
ナツト32によって固定されている。回転軸8はまた右
端面から軸心に沿って穿設された深穴34を備えており
、その結果、インペラ取付部30を除く部分はかなり薄
肉な中空構造とされている。深穴34の開口部、すなわ
ち回転軸8の右端部には、締着用ねじ穴を形成するナン
ド36が設けられている。ナンド36は回転軸8の外径
とほぼ同じ大きさを有し、内端面に形成された円形の嵌
合突起38が深穴3/lの開口部に嵌合されることによ
り、回転軸8の中心線に対してそのねじ穴40の中心線
が合わせられ、かつ着座部分にレーザビーム溶接等のひ
ずみの少ない溶接が施されて回転軸8と一体化されζお
り、一体化されてしまえば回転軸8の一部を構成する部
材となる。このナツト36は、回転軸8の中空部分を補
強する機能をも有しており、さらに、その外(ulJ面
が弾性部材12を係合させる保合部としての役割を果た
している。
弾性部材12は全体として円板上を成しているが、その
中心部に絞り加工等によって係合凹部42が形成され、
この場合はその凹部42の周壁がナツト36に合わせて
六角形にされていて、そこがナツト36に係合させられ
ることによって弾性部材12の回転軸8に対する軸まわ
りの回転が不能とされ、また係合凹部42の底部がナツ
ト36の端面に当接することによって回転軸8に対する
左端側への移動が阻止されている。係合凹部42の底部
にはナツト36のねじ穴40に対応して貫通孔44が形
成されている。この弾性部材12は、ばね用鋼(あるい
は実質的にそれと同程度の弾性機能を有する材料)で構
成され、上記のように位置が規制された状態で回転軸8
の瞼心に直角な平面に対面する姿勢に保持されているが
、原形(自然)状態においては係合凹部42より外周側
の部分が図に示す形状位置より一定量右側に位置し、そ
の外周部は平面研磨仕上げされた円環状の当接面46と
されている。
中心部に絞り加工等によって係合凹部42が形成され、
この場合はその凹部42の周壁がナツト36に合わせて
六角形にされていて、そこがナツト36に係合させられ
ることによって弾性部材12の回転軸8に対する軸まわ
りの回転が不能とされ、また係合凹部42の底部がナツ
ト36の端面に当接することによって回転軸8に対する
左端側への移動が阻止されている。係合凹部42の底部
にはナツト36のねじ穴40に対応して貫通孔44が形
成されている。この弾性部材12は、ばね用鋼(あるい
は実質的にそれと同程度の弾性機能を有する材料)で構
成され、上記のように位置が規制された状態で回転軸8
の瞼心に直角な平面に対面する姿勢に保持されているが
、原形(自然)状態においては係合凹部42より外周側
の部分が図に示す形状位置より一定量右側に位置し、そ
の外周部は平面研磨仕上げされた円環状の当接面46と
されている。
弾性部材12のさらに外側に位置するタービンホイール
10は、弾性部材12に対面する例の中央部が空洞48
とされて、いわばラッパ形状を有している。このタービ
ンホイール10は通常の耐熱金属材料で製作することも
可能であるが、本実施例ではこれが、例えば5ilN4
、SiC等の高温高強度セラミックス材料で構成され
、従って軽量であるとともに高温に対する耐久信頼性が
非常に高く、また中心部が空洞48とされたシンプルな
形状であるため、量産性よく安価に製作し得る。
10は、弾性部材12に対面する例の中央部が空洞48
とされて、いわばラッパ形状を有している。このタービ
ンホイール10は通常の耐熱金属材料で製作することも
可能であるが、本実施例ではこれが、例えば5ilN4
、SiC等の高温高強度セラミックス材料で構成され
、従って軽量であるとともに高温に対する耐久信頼性が
非常に高く、また中心部が空洞48とされたシンプルな
形状であるため、量産性よく安価に製作し得る。
そしてタービンホイール10は、空洞48が開口する側
の外周部に平面仕上げされた円環状の当接面50を備え
、この当接面50が上記弾性部材12の当接面46に当
接させられた状態で締着ボルト52によって回転軸8に
締着されている。
の外周部に平面仕上げされた円環状の当接面50を備え
、この当接面50が上記弾性部材12の当接面46に当
接させられた状態で締着ボルト52によって回転軸8に
締着されている。
締着ボルト52は廻り止めワッシャ54を介して、ター
ビンホイール10の中心に形成された貫通孔56および
弾性部材I2の貫通孔44に挿通されてナツト36のね
じ穴40に岬合され、弾性部材12の外周部を回転軸8
の左端側に僅かではあるが弾性変形させつつ、タービン
ホイール空洞48の平面状の底面が弾性部材12を介し
てナツト36の端面に当接するまで締め込まれている。
ビンホイール10の中心に形成された貫通孔56および
弾性部材I2の貫通孔44に挿通されてナツト36のね
じ穴40に岬合され、弾性部材12の外周部を回転軸8
の左端側に僅かではあるが弾性変形させつつ、タービン
ホイール空洞48の平面状の底面が弾性部材12を介し
てナツト36の端面に当接するまで締め込まれている。
その結果、弾性部材12がその弾性限界内で適度に変形
した状態となって、外周部の当接面46とタービンホイ
ール10の当接面50との間に所定の面圧が発生した状
態となり、さらに締着ボルトも所謂テンシヮンボルト態
様の作用を為している。
した状態となって、外周部の当接面46とタービンホイ
ール10の当接面50との間に所定の面圧が発生した状
態となり、さらに締着ボルトも所謂テンシヮンボルト態
様の作用を為している。
尚、締着ボルト52部はボルト構成でもナンド構成でも
勿論同様である。
勿論同様である。
従って、タービンホイール10に加えられる回転トルク
は測当接面46.50に作用する摩擦力によって弾性部
材12に滑りなく伝達され得るのであるが、本実施例に
おいては、タービンホイール10の当接面50に半径方
向に延びる係止溝58が中心を挟んで対称な2位置に設
けられ、それら係止溝58に係合するように弾性部+1
12の当接面46に回り止め作用を為す係止突起60が
設げられて、相互の滑り移動(回転)防Iにが図られて
いる。タービンホイール1()から弾性部+A42に伝
達された回転トルクは、さらにすy l□ 36におい
て回転軸8に伝達され、その左端側のインペラ13に有
効にトルク伝達が行われる。
は測当接面46.50に作用する摩擦力によって弾性部
材12に滑りなく伝達され得るのであるが、本実施例に
おいては、タービンホイール10の当接面50に半径方
向に延びる係止溝58が中心を挟んで対称な2位置に設
けられ、それら係止溝58に係合するように弾性部+1
12の当接面46に回り止め作用を為す係止突起60が
設げられて、相互の滑り移動(回転)防Iにが図られて
いる。タービンホイール1()から弾性部+A42に伝
達された回転トルクは、さらにすy l□ 36におい
て回転軸8に伝達され、その左端側のインペラ13に有
効にトルク伝達が行われる。
このように、タービンホイール10が弾性部材12の弾
性力を利用して締着ボルト52により回転軸8に一体化
されているため、溶接や圧入等による場合に比べてその
組付は作業がはるかに容易であり、また上述のようにタ
ービンホイールIOのセラミックス化が実現するのであ
る。
性力を利用して締着ボルト52により回転軸8に一体化
されているため、溶接や圧入等による場合に比べてその
組付は作業がはるかに容易であり、また上述のようにタ
ービンホイールIOのセラミックス化が実現するのであ
る。
ところで、弾性部材12の近傍は空気によって、また回
転軸8は油によって、それぞれ冷却されている。以下こ
の点について説明する。
転軸8は油によって、それぞれ冷却されている。以下こ
の点について説明する。
前記ケーシング16には弾性部+AI2の近くに空気通
路62が形成されており、その空気通路62にはケーシ
ング16と弾性部材12との間の空間64に開口する通
気口66が設けられている。
路62が形成されており、その空気通路62にはケーシ
ング16と弾性部材12との間の空間64に開口する通
気口66が設けられている。
そして、図示しない空気供給源から冷却用の圧力空気が
、空気取入口68.空気通路62およびjffI気口6
6を経て上記空間64に流入させられ、さらに空気排出
ロア0の側に通気口66.空気通路62を通じて導かれ
、その排出ロア0から外部に排出される。弾性部材12
はこの強制的な空気の流れによって有効に冷却され、そ
れにより弾性部材12の温度がほぼ一定以内に保たれて
、その弾性力が熱によって不安定になることが防止され
る。
、空気取入口68.空気通路62およびjffI気口6
6を経て上記空間64に流入させられ、さらに空気排出
ロア0の側に通気口66.空気通路62を通じて導かれ
、その排出ロア0から外部に排出される。弾性部材12
はこの強制的な空気の流れによって有効に冷却され、そ
れにより弾性部材12の温度がほぼ一定以内に保たれて
、その弾性力が熱によって不安定になることが防止され
る。
また、この強制空冷がタービン部4自体の温度上昇を低
く抑えることにも寄与している。なお、弾性部材12に
強度上差しされりない程度に適数の通気口を設けて弾性
部材12とタービンホイール10との間の空間にも空気
を流入させるようにすることも可能であり、そのように
すれば弾性部材12の冷却効果が高められるとともに、
タービンホイール10をも直接に冷却することができる
。
く抑えることにも寄与している。なお、弾性部材12に
強度上差しされりない程度に適数の通気口を設けて弾性
部材12とタービンホイール10との間の空間にも空気
を流入させるようにすることも可能であり、そのように
すれば弾性部材12の冷却効果が高められるとともに、
タービンホイール10をも直接に冷却することができる
。
一方、軸受本体28は平軸受部74.76を介して回転
軸8を回転可能に支承しているが、この平軸受部74.
76を潤滑する油が回転軸8を冷却する役割をも果たし
ている。その油は油供給ロア8から軸受本体28の油室
80に供給され、ここで平軸受部74.76を潤滑する
とともに回転軸8を冷却し、流出口82がら図示しない
油タンクへ還流させられる。なお回転軸8には、深穴3
4を外部に連通させる連通穴84が深穴34の底部から
軸心に沿いつつ左端部に開口するように形成されており
、この連通穴84も回転軸8の温度上昇を抑えることに
寄与している。
軸8を回転可能に支承しているが、この平軸受部74.
76を潤滑する油が回転軸8を冷却する役割をも果たし
ている。その油は油供給ロア8から軸受本体28の油室
80に供給され、ここで平軸受部74.76を潤滑する
とともに回転軸8を冷却し、流出口82がら図示しない
油タンクへ還流させられる。なお回転軸8には、深穴3
4を外部に連通させる連通穴84が深穴34の底部から
軸心に沿いつつ左端部に開口するように形成されており
、この連通穴84も回転軸8の温度上昇を抑えることに
寄与している。
上記のようにロータ14が空冷及び油冷されるようにな
っているため、高温のタービン部4によってワーク14
部が加熱されることが有効に防止され得、従って上述の
ようにタービンホイール10の材質がセラミックスであ
ることと相俟って、またたとえ従来と同様Ni−Cr−
Co系等の耐熱鋼としても従来より高温の排気ガスで作
動させることができる。高温の排気ガスで作動させるほ
どターボチャージャ付エンジンの熱効率が向上するため
、これは非常に好都合なことである。
っているため、高温のタービン部4によってワーク14
部が加熱されることが有効に防止され得、従って上述の
ようにタービンホイール10の材質がセラミックスであ
ることと相俟って、またたとえ従来と同様Ni−Cr−
Co系等の耐熱鋼としても従来より高温の排気ガスで作
動させることができる。高温の排気ガスで作動させるほ
どターボチャージャ付エンジンの熱効率が向上するため
、これは非常に好都合なことである。
さらに本実施例では、タービンホイール10が空洞48
を有するセラミックス製とされていることに加え、回転
軸8が中空構造の軸とされているため、ロータ14全体
としての軽量化が達成され、またインペラ13をアルミ
ニウム等の軽量材料製のものとすればなおさらである。
を有するセラミックス製とされていることに加え、回転
軸8が中空構造の軸とされているため、ロータ14全体
としての軽量化が達成され、またインペラ13をアルミ
ニウム等の軽量材料製のものとすればなおさらである。
しかも回転軸8が薄肉で重量の割に径(ひいては表面積
)が大きくされているから、ヒ記平軸受部74.76に
代えて、いわゆるエヤベアリング(空気軸受)を利用し
て回転軸8を回転可能に支承することが容易であり、種
々の利点を有するエヤベアリングを現実に採用する場合
に極め′ζ有利な構造なのである。
)が大きくされているから、ヒ記平軸受部74.76に
代えて、いわゆるエヤベアリング(空気軸受)を利用し
て回転軸8を回転可能に支承することが容易であり、種
々の利点を有するエヤベアリングを現実に採用する場合
に極め′ζ有利な構造なのである。
なお付言すれば、回転軸8は上記のように中空構造とす
ることがエヤベアリング化のために望ましいのであるが
、だからと言ってそれが必須の要件と言うわけではなく
、強度上の必要性等によって回転軸をほとんど中実のも
のとすることも可能である。その場合には締着用ねし穴
を中実部に直接設けることができる。
ることがエヤベアリング化のために望ましいのであるが
、だからと言ってそれが必須の要件と言うわけではなく
、強度上の必要性等によって回転軸をほとんど中実のも
のとすることも可能である。その場合には締着用ねし穴
を中実部に直接設けることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱することなく種々なる変更
・改良を加えた態様で本発明を具現化し得ることはもち
ろんである。
・改良を加えた態様で本発明を具現化し得ることはもち
ろんである。
図は本発明の一実施例であるロータを含むターボチャー
ジャの正面断面図である。 2:軸受部 4:タービン部6:コンプ
レ・ノ号部 8:回転軸10:タービンホイール
12:弾性部材13:インペラ 14;
ロータ36:ナソト 40:締着用ねし穴44部
貫通孔 50:タービンホイールの当接面 5z:締着ボルト 56:貫通孔 出願人 トヨタ自動車株式会社
ジャの正面断面図である。 2:軸受部 4:タービン部6:コンプ
レ・ノ号部 8:回転軸10:タービンホイール
12:弾性部材13:インペラ 14;
ロータ36:ナソト 40:締着用ねし穴44部
貫通孔 50:タービンホイールの当接面 5z:締着ボルト 56:貫通孔 出願人 トヨタ自動車株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一端部にコンプレッサ用インペラが固設され、他端部に
軸心を中心とする締着用ねし穴が設けられた回転軸と、 中心部に貫通孔が形成されるとともに、該中心部が前記
回転軸の他端部に軸まわりの回転および該回転軸の一端
部側への軸方向移動が不能に係合させられた弾性変形可
能な円板状の弾性部材と、中心部に形成された貫通孔と
前記弾性部材の外周部と当接する当接部とを備えた耐熱
材料製のタービンホイールと、 前記弾性部材を弾性変形させつつ前記タービンホイール
および該弾性部材のItiffl孔を通して前記締着用
ねし穴に軸合されることにより、該弾性部材の外周部と
該タービンホイールの当接部との間に係止下所定の面圧
が発生した状態で該タービンホイールを前記回転軸の他
端部に締着する締着ボルトと を含むことを特徴とするターボチャージャ用ロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP499183A JPS59128902A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | タ−ボチヤ−ジヤ用ロ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP499183A JPS59128902A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | タ−ボチヤ−ジヤ用ロ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128902A true JPS59128902A (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=11599070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP499183A Pending JPS59128902A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | タ−ボチヤ−ジヤ用ロ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128902A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378134U (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-24 | ||
EP0808989A1 (fr) * | 1996-05-23 | 1997-11-26 | Alcatel | Roue de turbine radiale |
US9260971B2 (en) | 2009-10-07 | 2016-02-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Turbine rotor |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP499183A patent/JPS59128902A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378134U (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-24 | ||
EP0808989A1 (fr) * | 1996-05-23 | 1997-11-26 | Alcatel | Roue de turbine radiale |
FR2749038A1 (fr) * | 1996-05-23 | 1997-11-28 | Alsthom Cge Alcatel | Roue de turbine radiale |
US9260971B2 (en) | 2009-10-07 | 2016-02-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Turbine rotor |
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