JPS5912816B2 - スイミング用プ−ルの給排水システム - Google Patents
スイミング用プ−ルの給排水システムInfo
- Publication number
- JPS5912816B2 JPS5912816B2 JP53110290A JP11029078A JPS5912816B2 JP S5912816 B2 JPS5912816 B2 JP S5912816B2 JP 53110290 A JP53110290 A JP 53110290A JP 11029078 A JP11029078 A JP 11029078A JP S5912816 B2 JPS5912816 B2 JP S5912816B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pool
- water
- water supply
- tank
- balancing tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えば高層ビルディング等において設備し得
るスイミング用プールの給水システムに関するものであ
る。
るスイミング用プールの給水システムに関するものであ
る。
最近は健康管理、体力増進をはじめレジャーの一種とし
てスイミングが採り入れられプール利用者が非常に多く
なっている。
てスイミングが採り入れられプール利用者が非常に多く
なっている。
しかるに、これに対処すべきプール設備はその数が極め
て少なく利用者にとっては十分に利用できない問題があ
った。
て少なく利用者にとっては十分に利用できない問題があ
った。
そこで、かかる問題を少しでも緩和しようとして最近で
は室内プール設備が多く配置され利用者の希望ができる
だけ多くかなえられるように配慮されつつある。
は室内プール設備が多く配置され利用者の希望ができる
だけ多くかなえられるように配慮されつつある。
然し乍ら、室内プール設備は室内という特殊環境下に配
置されるものであるから種々の面での制約がある。
置されるものであるから種々の面での制約がある。
その制約中最大の問題は重量に対する問題がある。
ちなみ0こ25mプールを例にとるとプールとバランシ
ング槽及び沈澱槽の設備重量は合計約60〜100トン
あるといわれている。
ング槽及び沈澱槽の設備重量は合計約60〜100トン
あるといわれている。
次に問題になるのはオーバーフローする水量、これに伴
ない捨てられる熱量及び排水処理に対する問題である。
ない捨てられる熱量及び排水処理に対する問題である。
かかる問題は未だ十分に解決されるに至っていない。
そのため今日の室内プール設備の多くは1階、即ちグラ
ンドフロアに設置されている状況にあり、高層ビル等の
2階以上に同様の室内プールの設置されることが待たれ
ている。
ンドフロアに設置されている状況にあり、高層ビル等の
2階以上に同様の室内プールの設置されることが待たれ
ている。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたものでその目的
とするところは、プール 槽及び沈澱槽、そしてf過装置及び温水設備等をそれぞ
れ異なる階へ設置し、同一階への過大荷重がかかるのを
防止することにより高層ビルの2階以上に室内プール設
備を設置することのできるスイミング用プールシステム
を提供することにある。
とするところは、プール 槽及び沈澱槽、そしてf過装置及び温水設備等をそれぞ
れ異なる階へ設置し、同一階への過大荷重がかかるのを
防止することにより高層ビルの2階以上に室内プール設
備を設置することのできるスイミング用プールシステム
を提供することにある。
以下図面に基いてこの発明の一実施例を詳細に説明する
。
。
図に於てBIFtLは高層ビルの地階フロア、IF,L
は1階フロア、2 p t Lは2階フロアをそれぞれ
示すものであり、そして2F,Lにはプール1が設置さ
れる。
は1階フロア、2 p t Lは2階フロアをそれぞれ
示すものであり、そして2F,Lにはプール1が設置さ
れる。
このプール1はプールサイドに給水ダクト2を備えたオ
ーバーフロー溝3が設けられている。
ーバーフロー溝3が設けられている。
そして給水ダクト2の一方は前記プール1の側壁に設け
た吐出口4に連通され他方は配管5を介して後述の温水
装置6に連通されている。
た吐出口4に連通され他方は配管5を介して後述の温水
装置6に連通されている。
また、前記オーバーフロー溝3は配管T。を介して後述
の沈澱槽8に連通されている。
の沈澱槽8に連通されている。
一方前記プール1の底部には集水升1aが設けられてお
り、この集水升1aは2つの排水口を有し、一方は前記
プール1のノーマル水−位より高い位置に設置されたポ
ンプ9を介し配管10によってIFLに設置されたバラ
ンシング槽11に連通され、他方は途中にバルブ12を
設けたドレン配管13を介して下位置に設けられた排水
ピット(図示省略)に連通されている。
り、この集水升1aは2つの排水口を有し、一方は前記
プール1のノーマル水−位より高い位置に設置されたポ
ンプ9を介し配管10によってIFLに設置されたバラ
ンシング槽11に連通され、他方は途中にバルブ12を
設けたドレン配管13を介して下位置に設けられた排水
ピット(図示省略)に連通されている。
また、前記IFLには前述の沈澱槽8とバランシング槽
11が設置されている。
11が設置されている。
ところで、これら両槽8及び11は図から明らかなよう
ζこ一つの槽を隔壁14により分割して成るもので図中
右側が沈澱槽8で左側がバランシング槽11になってい
る。
ζこ一つの槽を隔壁14により分割して成るもので図中
右側が沈澱槽8で左側がバランシング槽11になってい
る。
また、これら両槽8及び11の底部−隅にはピッ)8a
及び11aがそれぞれ形成されており、これら谷ピッ)
8a及び11aには前述のドレン配管13と連通するド
レン支管13aの各先端が臨まされている。
及び11aがそれぞれ形成されており、これら谷ピッ)
8a及び11aには前述のドレン配管13と連通するド
レン支管13aの各先端が臨まされている。
なお、これら両ドレン支管13aによる排水は途中に介
在したポンプ15により行われるようになっている。
在したポンプ15により行われるようになっている。
また、前記バランシング槽11のピット11aには前述
のプールサイドに設置した給水ダクト2に連通する配管
5の最先端が臨まされており、これより吸水される水は
BlF、Lに設置されるヘヤーキャッチャ−16、ポン
プ17、フィルターハウジング18、温水装置6及び加
圧ポンプ19を介して前記給水ダクト2より送水される
ようになっている。
のプールサイドに設置した給水ダクト2に連通する配管
5の最先端が臨まされており、これより吸水される水は
BlF、Lに設置されるヘヤーキャッチャ−16、ポン
プ17、フィルターハウジング18、温水装置6及び加
圧ポンプ19を介して前記給水ダクト2より送水される
ようになっている。
また前記バランシング槽11の側壁上方近傍には、給水
管20が臨まされており、この槽内端には自動給水フロ
ート21が取り付けられている。
管20が臨まされており、この槽内端には自動給水フロ
ート21が取り付けられている。
また、前記給水管20のさらに上方には一端が前述のド
レン配管13と連通するドレン支管13bの他端が臨ま
されている。
レン配管13と連通するドレン支管13bの他端が臨ま
されている。
また、前記バランシング槽11内には前述のポンプ9及
びポンプ11の駆動を制御するところの電極棒(設定水
位検知棒)A及びBが臨まされている。
びポンプ11の駆動を制御するところの電極棒(設定水
位検知棒)A及びBが臨まされている。
なお図中22は自動滅菌機、23は記録計、24,25
はバルブ、26は濡水給水管、27はフィルタである。
はバルブ、26は濡水給水管、27はフィルタである。
次に上記構成によるこの発明の詳細な説明する。
先づ、プール1の使用に当ってはプール1をはじめ沈澱
槽8及びバランシング槽11に所定水位wLの水が給水
される。
槽8及びバランシング槽11に所定水位wLの水が給水
される。
そして、この使用開始時に於てはプール1とバランシン
グ槽11の水位WLのバランスはとれている。
グ槽11の水位WLのバランスはとれている。
従って、ポンプ9及び19は停止状態にある。
次にプール1に利用者が入るとプール1の水位wLはそ
の分上昇しプールサイドからオーバーフローし配管7に
より沈澱槽8に回収される。
の分上昇しプールサイドからオーバーフローし配管7に
より沈澱槽8に回収される。
沈澱槽8の水位wLは隔壁14レベルにて常に一定とな
っているのでオーバーフロー水が流入して来ると水位w
Lは上昇し並設した前記バランシング槽11に溢れ流入
する。
っているのでオーバーフロー水が流入して来ると水位w
Lは上昇し並設した前記バランシング槽11に溢れ流入
する。
そのため、バランシング槽11の水位wLは上昇しバラ
ンスのくずれた状態となる。
ンスのくずれた状態となる。
この状態は電極棒A及びBによって′検知される。
そのため、ポンプ17及び9が駆動しオーバーフロー水
のリサイクルがなされるのである。
のリサイクルがなされるのである。
このリサイクルに当っては、バランシング槽11の水は
ポンプ17の駆動テ、一度バランシング槽11のノーマ
ル水位WLより高い所までおし上げられたあとへヤーキ
ツチャ−16及びフィルターハウジング18を介してろ
過され、かつ次の温水装置6で所定の水温に調整されて
ポンプ19の作動により給水ダクト2内へ送り込まれ吐
出口4を介してプール1内へ戻されるのである。
ポンプ17の駆動テ、一度バランシング槽11のノーマ
ル水位WLより高い所までおし上げられたあとへヤーキ
ツチャ−16及びフィルターハウジング18を介してろ
過され、かつ次の温水装置6で所定の水温に調整されて
ポンプ19の作動により給水ダクト2内へ送り込まれ吐
出口4を介してプール1内へ戻されるのである。
なお、前記温水装置6の前段では自動滅菌機22からの
滅菌液等にて十分な滅菌がなされ衛生的な水質となって
前記プール1に戻されるようになっている。
滅菌液等にて十分な滅菌がなされ衛生的な水質となって
前記プール1に戻されるようになっている。
また、プール1の水位wLが前記バランシング槽11の
リサイクル駆動により異常上昇するとこの異常は前述の
電極棒のうちBの検知により、ポンプ9が駆動し集水升
1aより水を吸い込み一度プール1のノーマル水位wL
より高い所まで上げてから配管10を介してバランシン
グ槽11へ落すのである。
リサイクル駆動により異常上昇するとこの異常は前述の
電極棒のうちBの検知により、ポンプ9が駆動し集水升
1aより水を吸い込み一度プール1のノーマル水位wL
より高い所まで上げてから配管10を介してバランシン
グ槽11へ落すのである。
かようにしてプール1のノーマル水位wLはほぼ一定に
保持される。
保持される。
一方プール1の使用中にオーバーフローする水はプール
サイドのオーバーフロー溝3に一度集められ配管1を介
して沈澱槽8へ回収される。
サイドのオーバーフロー溝3に一度集められ配管1を介
して沈澱槽8へ回収される。
ところで、この回収に当り前記オーバーフロー水はフィ
ルター27を通過し、これにより粗粒ゴミ及びタンやツ
バ等が除去される。
ルター27を通過し、これにより粗粒ゴミ及びタンやツ
バ等が除去される。
かように沈澱槽8へ回収された水は次のバランシング槽
11へ流れ込み前述した経路でもって再びプール1へ戻
されるのである。
11へ流れ込み前述した経路でもって再びプール1へ戻
されるのである。
また、前記バランシング槽11の水位WI、が当初設定
した基準水位より低下した場合は自動給水フロート21
が開き所定量の水を給水し、バランシング槽11の水位
をノーマル水位wLに戻す。
した基準水位より低下した場合は自動給水フロート21
が開き所定量の水を給水し、バランシング槽11の水位
をノーマル水位wLに戻す。
この発明は上記のような構成及び作用を有するものであ
るからプール設置に当り同一階フロア−に過大荷重を集
中することもなく2階以上の高層階フロア−に対してプ
ールを設置することができる。
るからプール設置に当り同一階フロア−に過大荷重を集
中することもなく2階以上の高層階フロア−に対してプ
ールを設置することができる。
また、使用についてはオーバーフロー水を完全リサイク
ル方式を採ったので無駄な水、これに伴い放出されてい
た熱量を有効に利用することができ、極めて経済的であ
る。
ル方式を採ったので無駄な水、これに伴い放出されてい
た熱量を有効に利用することができ、極めて経済的であ
る。
また、同一階に対しバランシング槽をはじめ他の諸設備
を設置する必要がないのでワンフロア−を広く有効に利
用することができる等、種々の優れた効果を有する。
を設置する必要がないのでワンフロア−を広く有効に利
用することができる等、種々の優れた効果を有する。
図面はこの発明にかかるスイミング用プールシステムの
一実施例を示す説明図である。 1・・・・・・プール、6・・・・・・温水装置、8・
・・・・・沈澱槽、11・・・・・・バランシング槽、
9,17,19・・・・・・ポンプ、5,7,10・・
・・・・配管、16・・・・・・ヘヤーキャッチャ−1
18・・・・・・フィルターハウジング、22・・・・
・・白t+I艙萌潅−
一実施例を示す説明図である。 1・・・・・・プール、6・・・・・・温水装置、8・
・・・・・沈澱槽、11・・・・・・バランシング槽、
9,17,19・・・・・・ポンプ、5,7,10・・
・・・・配管、16・・・・・・ヘヤーキャッチャ−1
18・・・・・・フィルターハウジング、22・・・・
・・白t+I艙萌潅−
Claims (1)
- 1 リサイクル給水方式のプールにおいて、プールと該
プールの適正水位、衛生的水質を保持するバランシング
槽及び沈澱槽を異なる階をこ設置すると共にプール及び
バランシング槽並びに沈殿槽相互間を所定の給排水管で
連絡し、かつこれら給排水管の給水及び排水を前記バラ
ンシング槽に配設した制御装置を介して適確に制御し得
るように構成したことを特徴とするスイミング用プール
の給排水システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53110290A JPS5912816B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | スイミング用プ−ルの給排水システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53110290A JPS5912816B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | スイミング用プ−ルの給排水システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5536573A JPS5536573A (en) | 1980-03-14 |
JPS5912816B2 true JPS5912816B2 (ja) | 1984-03-26 |
Family
ID=14531938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53110290A Expired JPS5912816B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | スイミング用プ−ルの給排水システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912816B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636662U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129671A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-08 | Nitto Seiko Kk | Transfer force interrupting mechanism of pallet |
-
1978
- 1978-09-08 JP JP53110290A patent/JPS5912816B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636662U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5536573A (en) | 1980-03-14 |
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