JPS59126912A - 光フアイバジヤイロ - Google Patents
光フアイバジヤイロInfo
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- JPS59126912A JPS59126912A JP58003118A JP311883A JPS59126912A JP S59126912 A JPS59126912 A JP S59126912A JP 58003118 A JP58003118 A JP 58003118A JP 311883 A JP311883 A JP 311883A JP S59126912 A JPS59126912 A JP S59126912A
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- G01C19/58—Turn-sensitive devices without moving masses
- G01C19/64—Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
- G01C19/72—Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(7) 技 術 分 野
本発明は、物体の回転速度、回転変位を精度良く測定す
るための光フアイバジャイロに関する。
るための光フアイバジャイロに関する。
低回転速度であっても検出感度が良く、回転方向を判別
でき、しかも、雑音の影響を受けることが少い。
でき、しかも、雑音の影響を受けることが少い。
(イ) 従 来 技 術
第3図に光フアイバジャイロの原理図を示す。
発光素子1から出た光は、ビームスプリッタ2て、透過
光と反射光に分けられ、それぞれ、レンズ3.4によっ
て絞られ、シングルモード光ファイバループ5の両端に
入射する。
光と反射光に分けられ、それぞれ、レンズ3.4によっ
て絞られ、シングルモード光ファイバループ5の両端に
入射する。
光フアイバループ5は、光ファイン(を多数回コイ−ル
状に巻回したものである。それぞれの光は、光フアイバ
ループ5の中を、時計廻り(CW ) 4こ、或は反時
計廻り(CCVd )に透過する。
状に巻回したものである。それぞれの光は、光フアイバ
ループ5の中を、時計廻り(CW ) 4こ、或は反時
計廻り(CCVd )に透過する。
透過した光は、光フアイバループbの他端から出射し、
レンズ4.3を通って、平行光となり、ビームスプリッ
タ2で再び合一し、受光素子6に入射する。
レンズ4.3を通って、平行光となり、ビームスプリッ
タ2で再び合一し、受光素子6に入射する。
光フアイバループ5が角速度Ωで回転すると、時計廻り
光と反時計廻り光の伝搬時間に差が生じ、その結果、位
相差△θが現われる。時計廻り、反時計廻り光の位相差
△θは、 Cλ で与えられる。Lは光フアイバループの長さ、aは光フ
アイバループの半径、Cは光速、λは光の波長である。
光と反時計廻り光の伝搬時間に差が生じ、その結果、位
相差△θが現われる。時計廻り、反時計廻り光の位相差
△θは、 Cλ で与えられる。Lは光フアイバループの長さ、aは光フ
アイバループの半径、Cは光速、λは光の波長である。
発光素子1はレーザ、スーパールミニラセントダイオー
ドなどが用いられる。
ドなどが用いられる。
このような効果をSagnac効果という。
ふたつの光線が、位相差△θを持って、ひとつの受光素
子に入射するから、受光素子の出力1(△θ)は、 1 (△θ ) = A + Bcos△θ
(2)で表わされる。A、Bは時計選り光、反時計廻
り光の振幅によって決まる定数である。
子に入射するから、受光素子の出力1(△θ)は、 1 (△θ ) = A + Bcos△θ
(2)で表わされる。A、Bは時計選り光、反時計廻
り光の振幅によって決まる定数である。
出力量が部△θの函数であるから、1を測定して、光フ
アイバループの回転角速度Ωを求める事ができる。
アイバループの回転角速度Ωを求める事ができる。
以上が、光フアイバジャイロの原理である。
しかし、このような光フアイバジャイロには、いくつか
の欠点がある。
の欠点がある。
ひとつは、cO5△θの形で△θを検出するため、△θ
が0に近い時、1(△θ)の変化分が小さい。このため
、低回転域での検出感度が悪い、ということである。
が0に近い時、1(△θ)の変化分が小さい。このため
、低回転域での検出感度が悪い、ということである。
さらに、!△θは、位相差△θに関し偶函数であるため
、△θの正負を弁別することができない、という欠点が
ある。つまり、回転方向が分らないのである。
、△θの正負を弁別することができない、という欠点が
ある。つまり、回転方向が分らないのである。
今ひとつは、受光素子の出力1(△θ)は直流分である
から、発光素子、受光素子のドリフトの影響を受けやす
い、ということである。受光素子の暗電流、その他の雑
音の影響を遮断することも難しい。このため、回転速度
の正確な評価が困難であつた。
から、発光素子、受光素子のドリフトの影響を受けやす
い、ということである。受光素子の暗電流、その他の雑
音の影響を遮断することも難しい。このため、回転速度
の正確な評価が困難であつた。
このような光フアイバジャイロの欠点を克服するため、
多様な改良がなされている。
多様な改良がなされている。
たとえば、低回転域での感度を上げるためには、時計煙
り光と反時計廻り光の光路を一部分離し、一方の光路に
1/4波長の移相器を挿入した光フアイバジャイロがあ
る。移相器によって、一方の光の位相を1/4波長分、
つまり90°分ずらすので、受光素子の出力は、sin
(△θ)に比例する部分を含むようになる。
り光と反時計廻り光の光路を一部分離し、一方の光路に
1/4波長の移相器を挿入した光フアイバジャイロがあ
る。移相器によって、一方の光の位相を1/4波長分、
つまり90°分ずらすので、受光素子の出力は、sin
(△θ)に比例する部分を含むようになる。
このようにすれば、△θの小さい時にも、角速度Ωを正
確に測定できる。さらに、△θの正負を知る事ができる
ので、回転方向を判別することもできる。
確に測定できる。さらに、△θの正負を知る事ができる
ので、回転方向を判別することもできる。
このように、一方の光の位相を定まった量だけずらすよ
うにした光フアイバジャイロは、前記2つの欠点を解決
できる。しかし、直流レベルの測定である、という点に
変化はなく、暗電流やドIJフトの影響を排除する事が
できない。
うにした光フアイバジャイロは、前記2つの欠点を解決
できる。しかし、直流レベルの測定である、という点に
変化はなく、暗電流やドIJフトの影響を排除する事が
できない。
さらに、時計煙り光と反時計廻り光の光路を分離するか
ら、両者の光の光路長を厳密に、同一にする事は難しい
。
ら、両者の光の光路長を厳密に、同一にする事は難しい
。
このような欠点を解決するため、一方の光を、音響光学
素子、電気光学素子よりなる変調器で変調した光フアイ
バジャイロも提案されている。
素子、電気光学素子よりなる変調器で変調した光フアイ
バジャイロも提案されている。
一方の光を変調すると、受光素子の出力には、変調器が
含まれるので、位相差△θを、交流信号から求めること
ができる。こうすれば、直流成分測定に伴う、ドリフト
、暗電流、温度変化などの要因を除くことができる。
含まれるので、位相差△θを、交流信号から求めること
ができる。こうすれば、直流成分測定に伴う、ドリフト
、暗電流、温度変化などの要因を除くことができる。
第4図はこのように改良された従来例に係る光フアイバ
ジャイロの構成図である。
ジャイロの構成図である。
ビームスプリッタ13.14.15が追加され、ビーム
スプリンタ2と合わせて、正方形をなすよつ配置される
。ビームスプリッタ14.15の延長上に受光素子6が
設けられ、いずれかのビームスプリンタ13.14と、
15の間に変調器7が置かれる。
スプリンタ2と合わせて、正方形をなすよつ配置される
。ビームスプリッタ14.15の延長上に受光素子6が
設けられ、いずれかのビームスプリンタ13.14と、
15の間に変調器7が置かれる。
光フアイバループ5を時計廻り、或は反時計廻りに伝搬
した光は、ビームスプリッタ13.14て反射し、ビー
ムスプリッタ15で合体して、干渉光が受光素子6に入
射する。
した光は、ビームスプリッタ13.14て反射し、ビー
ムスプリッタ15で合体して、干渉光が受光素子6に入
射する。
変調器7が例えば角周波数ωで振動する音響光学変調器
であるとすれば、一方の光の角周波数は(ω十ω )に
なる。従って、干渉光の振幅の二乗n を出力する受光素子6の検出強度1は位相差△θを、c
os (ωt+△θ)の形で含むようになる。変調器7
に与える変調信号と、受光素子の出力信号との位相差か
△θであるから、これによって、回転角速度Ωを知る事
ができる。
であるとすれば、一方の光の角周波数は(ω十ω )に
なる。従って、干渉光の振幅の二乗n を出力する受光素子6の検出強度1は位相差△θを、c
os (ωt+△θ)の形で含むようになる。変調器7
に与える変調信号と、受光素子の出力信号との位相差か
△θであるから、これによって、回転角速度Ωを知る事
ができる。
これは、直流レベルの測定ではないので、発光素子、受
光素子のドリフト、暗電流などの要素が全く入ってこな
い。△0が小さい時でも正確に測定できるし、△0の正
、負も判別できる。
光素子のドリフト、暗電流などの要素が全く入ってこな
い。△0が小さい時でも正確に測定できるし、△0の正
、負も判別できる。
このように、変調器を使うものは、大きいメリットがあ
る。しかしながら、固有の新しい難点が現われた。
る。しかしながら、固有の新しい難点が現われた。
それは、光路を分離している、という事である。
時計廻り光、反時計廻り光の光路は、4枚のビームスプ
リッタ2.13.14、15の間で、分離される。この
ため、光路長を厳密に一致させるのが難しい。
リッタ2.13.14、15の間で、分離される。この
ため、光路長を厳密に一致させるのが難しい。
光路を分離することなく、一方の光をこだけ変調をかけ
るようにするのが最も優れている。本発明は、このよう
な目的を達成するためのものである。
るようにするのが最も優れている。本発明は、このよう
な目的を達成するためのものである。
(つ)本発明の光フアイバジャイロ
本発明の光フアイバジャイロは、光路は同ブてありなが
ら、一方の光だけを変調するようにしたものである。こ
のため、ビームスプリッタとファイバループの間に音響
光学変調器を設け、さらに、発光素子とビームスプリッ
タの間にデユーティが1/2のパルス変調器を設けて、
両者を同期させるようにした。パルス変調器の繰返し周
期は、光フアイバループを光が通過するのに要する時間
tの2倍を、奇数で除した値に等しくする。
ら、一方の光だけを変調するようにしたものである。こ
のため、ビームスプリッタとファイバループの間に音響
光学変調器を設け、さらに、発光素子とビームスプリッ
タの間にデユーティが1/2のパルス変調器を設けて、
両者を同期させるようにした。パルス変調器の繰返し周
期は、光フアイバループを光が通過するのに要する時間
tの2倍を、奇数で除した値に等しくする。
このようにすれば、光路を同一にしつつ、一方の光だけ
を変調することができる。
を変調することができる。
本発明でパルス変調器というのは、パルス的に光を通過
し、或は遮断する・、という機能を持った装置のことで
ある。
し、或は遮断する・、という機能を持った装置のことで
ある。
機械的な機構でも、電気光学的な機構でも良い。
発光素子1がガスレーザのように、一定出力で発振する
ものであれば、パルス変調器を別に設けなければならな
い。しかし、発光素子1が、半導体レーザ、スーパルミ
ネッセントダイオードのように、直接変調可能なもので
あれば、駆動′限流をパルス状にオン、オフするように
する。発光素子1の前方に、別体のパルス変調器を設け
る必要がない0 以下、実施例を示す図面によって説明する。
ものであれば、パルス変調器を別に設けなければならな
い。しかし、発光素子1が、半導体レーザ、スーパルミ
ネッセントダイオードのように、直接変調可能なもので
あれば、駆動′限流をパルス状にオン、オフするように
する。発光素子1の前方に、別体のパルス変調器を設け
る必要がない0 以下、実施例を示す図面によって説明する。
第1図は本発明の光フアイバジャイロの実施例構成図で
ある。
ある。
発光素子1から出た光は、パルス変調器8を通って、ビ
ームスプリッタ2に入射する。一部の光はビームスプリ
ッタ2を透過し音響光学変調器7を通過し、レンズ3で
絞られて、光フアイバループ5の一端に入射する。
ームスプリッタ2に入射する。一部の光はビームスプリ
ッタ2を透過し音響光学変調器7を通過し、レンズ3で
絞られて、光フアイバループ5の一端に入射する。
他方の光はビームスプリンタ2によって反射され、レン
ズ4で絞られて光フアイバループjの他端に入射する。
ズ4で絞られて光フアイバループjの他端に入射する。
前者の光は、単一モード光ファイバループ5を時計廻り
に通過し、他端から出射して、レンズ51ビームスプリ
ツタ2を経て、受光素子6に入射する0 後者の光は)光フアイバループ5を反時計廻りに通過し
、レンズ3、音響光学変調器7を通り、ビームスプリッ
タ2で反射されて、受光素子6に入射する。
に通過し、他端から出射して、レンズ51ビームスプリ
ツタ2を経て、受光素子6に入射する0 後者の光は)光フアイバループ5を反時計廻りに通過し
、レンズ3、音響光学変調器7を通り、ビームスプリッ
タ2で反射されて、受光素子6に入射する。
時計廻り光と反時計廻り光のいずれか一方が、音響光学
変調器7によって変調を受けるようにする。
変調器7によって変調を受けるようにする。
このため、光が光フアイバループ5を通過するに要する
時間をτとして、音響光学変調器の駆動信号をデユーテ
ィが1/2のパルス状に与える事とする。つまり、時刻
tのとき、変調器がオンであれば、時刻(を十τ)のと
き、変調器はオフであるようにする。変調器の駆動信号
のデユーティを1/2以下にすることもできる。しかし
この場合でも、tと(t+τ)の2時刻について、上記
の条件は満足されなければならない。
時間をτとして、音響光学変調器の駆動信号をデユーテ
ィが1/2のパルス状に与える事とする。つまり、時刻
tのとき、変調器がオンであれば、時刻(を十τ)のと
き、変調器はオフであるようにする。変調器の駆動信号
のデユーティを1/2以下にすることもできる。しかし
この場合でも、tと(t+τ)の2時刻について、上記
の条件は満足されなければならない。
光フアイバ通過時間をτとすると、
L
τ −□(3)
である。ここで、Lは光フアイバループの長さ、Cは光
フアイバ中ての光速である。
フアイバ中ての光速である。
変調器7の駆動信号は、チューティが1/2又はそれ以
下であり、ランダムに与える事も可能であるか、規則的
に発生させる事もできる。規則的なパルスであるとすれ
ば、その繰返し周期Tは2τ である事が分る。nは自然数である。
下であり、ランダムに与える事も可能であるか、規則的
に発生させる事もできる。規則的なパルスであるとすれ
ば、その繰返し周期Tは2τ である事が分る。nは自然数である。
これは、τごとに音響光学変調器7の駆動状態が必らず
反転していなければならない、という条件から容易に導
かれる。
反転していなければならない、という条件から容易に導
かれる。
さらに、パルス変調器8はオンの時に、光を通し、オフ
の時に光を遮断するものとし、オン、オフの時間は等し
い。つまりチューティが1/2て、パルス的に光を通過
、遮断するものである。
の時に光を遮断するものとし、オン、オフの時間は等し
い。つまりチューティが1/2て、パルス的に光を通過
、遮断するものである。
しかも、パルス変調器8と、音響光学変調器7とは同期
しているのが望ましい。
しているのが望ましい。
第2図は、横軸を時間tとし、縦軸にパルス変調器(a
)と、音響光学変調器(b)の波形を示した図である。
)と、音響光学変調器(b)の波形を示した図である。
この例では、パルス変調器のオンの時間と、オフの時間
はτとなっている。先程説明したように、この値はτを
、奇数(2n−1)で除したものに置換えることもでき
る。
はτとなっている。先程説明したように、この値はτを
、奇数(2n−1)で除したものに置換えることもでき
る。
パルス変調器がオンの時だけ、音響光学変調器を駆動し
、光を変調する。しかも、好ましくはパルス変調器がオ
ンになる瞬間の、着層光学変調器の変調信号の位相(初
期位相)は常に同一である。
、光を変調する。しかも、好ましくはパルス変調器がオ
ンになる瞬間の、着層光学変調器の変調信号の位相(初
期位相)は常に同一である。
そうではなく、初期位相が常に同一でない場合でも初期
位相φは変調信号と受光素子の出力信号との両方に含ま
れるから、両者の位相差を検出する時、φは消えてしま
う。
位相φは変調信号と受光素子の出力信号との両方に含ま
れるから、両者の位相差を検出する時、φは消えてしま
う。
このようにすると、時計廻り光(CW )は、パルス変
調器8がオンの時に音響光学変調器1もオンであるので
、音響光学変調器7によって、変調を受ける。その振動
は、 て示される。ωは変調角周波数で、△θは(1)式で示
される位相差である。ωは光の角周波数である。
調器8がオンの時に音響光学変調器1もオンであるので
、音響光学変調器7によって、変調を受ける。その振動
は、 て示される。ωは変調角周波数で、△θは(1)式で示
される位相差である。ωは光の角周波数である。
これに反して、反時計廻り光(CCW)は、パルス変調
器8がオンの間、光フアイバループ5に入射し続けるか
、光フアイバループ5を通過するのに1時間を要する。
器8がオンの間、光フアイバループ5に入射し続けるか
、光フアイバループ5を通過するのに1時間を要する。
7時間後に、音響光学変調器7は必ずオフになっている
から、反時計廻り光(CCW)は音響光学変調を受けな
い。したかってその振動は、 て表わす事ができる。
から、反時計廻り光(CCW)は音響光学変調を受けな
い。したかってその振動は、 て表わす事ができる。
先に述べた、パルス変調器と、音響光学変調器とか同期
し、パルス変調器がオンになる瞬間の初期位相が同一で
あるという条件たけては、一般に(5)式に、初期位相
φが含まれる。(5)式は初期位相φ=0という特別な
例である。
し、パルス変調器がオンになる瞬間の初期位相が同一で
あるという条件たけては、一般に(5)式に、初期位相
φが含まれる。(5)式は初期位相φ=0という特別な
例である。
さて、受光素子5では、時計廻り光と反時計廻り光の和
の二乗を検出するので、検出信号の中には、 1(△θ)=CO5(ω t −△θ )(7)という
成分が含まれる。これは、ωて振動する成分である。こ
れ以外にωで振動する成分はなく、残りは直流成分であ
る。
の二乗を検出するので、検出信号の中には、 1(△θ)=CO5(ω t −△θ )(7)という
成分が含まれる。これは、ωて振動する成分である。こ
れ以外にωで振動する成分はなく、残りは直流成分であ
る。
ωは音響光学変調器7の変調角周波数であるから、音響
光学変調器7の駆動信号と位相を比較して、△θを容易
に求めることができる。初期位相φが0でない場合でも
、初期位相がランダムであっても、両者の位相差を求め
ると、初期位相φは消えてしまうので差支えない。△θ
から角速度Ωを求めることができる。
光学変調器7の駆動信号と位相を比較して、△θを容易
に求めることができる。初期位相φが0でない場合でも
、初期位相がランダムであっても、両者の位相差を求め
ると、初期位相φは消えてしまうので差支えない。△θ
から角速度Ωを求めることができる。
以上に説明した例では、パルス変調器がオンの時のみ、
音響光学変調器を駆動するようにした。
音響光学変調器を駆動するようにした。
しかし、これは逆にしても差支えない。第2図(C)に
示すようにする。これは、光ファイバから出射した反時
計廻り光を変調するようにしている。
示すようにする。これは、光ファイバから出射した反時
計廻り光を変調するようにしている。
このようにすると、時計廻り光(CW )は音響光学変
調器による変調を受けず、反時計廻り光(CCW)は必
ず変調されることになる。
調器による変調を受けず、反時計廻り光(CCW)は必
ず変調されることになる。
つまり、時計煙り光の振動が
反時計廻り光の振動が
sin [(ω+ω)1+−び−)(9)2
となり、受光素子6の出力のω成分は
1(△0) −cos(ωt+△θ) (10)
となる。
となる。
(7)式及び(10)式に示される結果は、受光素子6
に光が入射する間だけのものである。これは、パルス変
調i8のデユーティが1/2°であるので、同様に1/
2の時間間隔の内だけ(7)、(10)式がなりたつ、
残りの1/2は光が入らず、受光素子の出力は0である
。デユーティが1/2以下てあってもよい。その場合で
も(7)、(10)式はデユーティ期間内で成立する。
に光が入射する間だけのものである。これは、パルス変
調i8のデユーティが1/2°であるので、同様に1/
2の時間間隔の内だけ(7)、(10)式がなりたつ、
残りの1/2は光が入らず、受光素子の出力は0である
。デユーティが1/2以下てあってもよい。その場合で
も(7)、(10)式はデユーティ期間内で成立する。
光の入らない期間は1/2以上になる。
第2図の例のように、τごとにパルス変調器をオン、オ
フしてゆくものであれば、受光素子6に出力が現われる
のは、パルス変調器8がオフの期間である。第2図(d
)に受光素子のへテロダイン検波出力を示す。位相差△
θは、音響光学変調器7の波形と比較して求められる。
フしてゆくものであれば、受光素子6に出力が現われる
のは、パルス変調器8がオフの期間である。第2図(d
)に受光素子のへテロダイン検波出力を示す。位相差△
θは、音響光学変調器7の波形と比較して求められる。
(c)と(d)は時間遅れがないので、音響光学変調器
7と受光素子出力の位相差△θを直接求める。
7と受光素子出力の位相差△θを直接求める。
(13)と(d)の場合は、(b)の音響光学変調器の
波形を、τだけ遅延させたものと、(d)とを比較し1
位相差△θを求める。
波形を、τだけ遅延させたものと、(d)とを比較し1
位相差△θを求める。
(ロ)) 効 果
本発明は1光ファイバジャイロに於て、時計廻り光、反
時計廻り光の光路は同一としながら、一方の光だけを変
調し、受光素子に於て両者の光の和の二乗に当る出力を
得、この出力から変調周波数成分を取出し、音響光学変
調器の変調波形との位相差を求めることとしている。こ
のため、吹の効果がある。
時計廻り光の光路は同一としながら、一方の光だけを変
調し、受光素子に於て両者の光の和の二乗に当る出力を
得、この出力から変調周波数成分を取出し、音響光学変
調器の変調波形との位相差を求めることとしている。こ
のため、吹の効果がある。
回転体の角速度Ωに対して、リニアな出力か得られ、原
理的には無限のダイナミックレンジか実現できる。μs
△θを求めるのではなく、Co5(ωt−八〇へとco
s(IJtとを比較して、位相差へ〇を求めるからであ
る。
理的には無限のダイナミックレンジか実現できる。μs
△θを求めるのではなく、Co5(ωt−八〇へとco
s(IJtとを比較して、位相差へ〇を求めるからであ
る。
また、八〇を直接知るので、△0の正負を判別できるか
ら、回転方向を判定できる。
ら、回転方向を判定できる。
ωの周波数の信号を処理するので、直流雑音の影響を遮
断することができる。
断することができる。
光路を分離していないので、光学系の調整の困難がない
。また、光源のスペクトル変動による出力のドリフトが
ない。
。また、光源のスペクトル変動による出力のドリフトが
ない。
このように有用な発明である。
汁) 用 途
本発明の光フアイバジャイロは、ロボット、航空機、船
舶などの慣性航法、姿勢制御など、広し)用途を持って
いる。
舶などの慣性航法、姿勢制御など、広し)用途を持って
いる。
第1図は本発明の光フアイバジャイロの光学系構成図。
第2図は横軸に時間、縦軸に変調波形を示す波形図で、
(a)はパルス変調器の波形、(b)は音響光学変調器
の波形で光フアイバルーズに入射する前の光を変調する
場合、(C)は音響光学変調器の波形で、光フアイバル
ープから出射した後の光を変調する場合、(d)は受光
素子のヘテロゲイン検波出力の波形を示す。 第3図は光フアイバジャイロの基本構成図。 第4図は光路を分離し音響光学変調器を用いた従来例に
係る光フアイバジャイロの光学系構成図。 1 ・・・・・・・・・ 発 光 素 子2
・・・・・・・・・ ビームスプリッタ3.4
・・・ ・・・ ・・・ し ン
ズ5 ・・・・・・・・・ 光フアイバループ6
・・・・・・ ・・・ 受 光 素 子γ
・・・・・・・・・ 音響光学変調器8 ・・・・・・
・・・ ハ)Ltス変調器発 明 者
西 脇 由 和西 浦 洋 三 特許出願人 住友電気工業株式会社第3図 第4図
(a)はパルス変調器の波形、(b)は音響光学変調器
の波形で光フアイバルーズに入射する前の光を変調する
場合、(C)は音響光学変調器の波形で、光フアイバル
ープから出射した後の光を変調する場合、(d)は受光
素子のヘテロゲイン検波出力の波形を示す。 第3図は光フアイバジャイロの基本構成図。 第4図は光路を分離し音響光学変調器を用いた従来例に
係る光フアイバジャイロの光学系構成図。 1 ・・・・・・・・・ 発 光 素 子2
・・・・・・・・・ ビームスプリッタ3.4
・・・ ・・・ ・・・ し ン
ズ5 ・・・・・・・・・ 光フアイバループ6
・・・・・・ ・・・ 受 光 素 子γ
・・・・・・・・・ 音響光学変調器8 ・・・・・・
・・・ ハ)Ltス変調器発 明 者
西 脇 由 和西 浦 洋 三 特許出願人 住友電気工業株式会社第3図 第4図
Claims (1)
- 単色光を生ずる発光素子1と、発光素子1からの光を二
分するビームスプリッタ2と、発光素子1の光を1/2
又はそれ以下のデユーティで通過、遮断するパルス変調
器8と、ビームスブリック2で分けられた二本の光を時
計廻り或は反時計廻りに伝搬させる単一モード光ファイ
バを多数回巻回した光フアイバループ5と、ビームスプ
リンタ2と光フアイバループ5の一端との間に設けられ
る音響光学変調器7と、ビームスプリッタ2で合一した
時計廻り光、反時計廻り光の光強度を検出する受光素子
6とより成り、パルス変調器8と音響光学変調器7とは
、光が光フアイバループ中を通過する時間をτとして、
繰返し周期2τ/(2n−1)で互に同期してオン、オ
フ駆動し、受光素子6で検知したビート信号と音響光学
変調器7の変調信号との位相差を検出して、光フアイバ
ループを通過する時計廻り、反時計廻り光の位相差を求
めるようにした事を特徴とする光フアイバジャイロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58003118A JPS59126912A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 光フアイバジヤイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58003118A JPS59126912A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 光フアイバジヤイロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59126912A true JPS59126912A (ja) | 1984-07-21 |
JPH0377445B2 JPH0377445B2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=11548434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58003118A Granted JPS59126912A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 光フアイバジヤイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59126912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0193242A2 (de) * | 1985-02-27 | 1986-09-03 | Philips Patentverwaltung GmbH | Optisches Zeitbereichsreflektometer mit Heterodyn-Empfang |
JPH04132284A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-06 | Santetsuku Kk | 導波路型リングレーザ及び導波路型リングレーザジャイロ |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP58003118A patent/JPS59126912A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0193242A2 (de) * | 1985-02-27 | 1986-09-03 | Philips Patentverwaltung GmbH | Optisches Zeitbereichsreflektometer mit Heterodyn-Empfang |
JPH04132284A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-06 | Santetsuku Kk | 導波路型リングレーザ及び導波路型リングレーザジャイロ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377445B2 (ja) | 1991-12-10 |
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