JPS59125739A - 記録方法 - Google Patents

記録方法

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Publication number
JPS59125739A
JPS59125739A JP57232474A JP23247482A JPS59125739A JP S59125739 A JPS59125739 A JP S59125739A JP 57232474 A JP57232474 A JP 57232474A JP 23247482 A JP23247482 A JP 23247482A JP S59125739 A JPS59125739 A JP S59125739A
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JP
Japan
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toner
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toner image
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Pending
Application number
JP57232474A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Tarumi
紀慶 樽見
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Kiyoshi Kimura
清 木村
Hiroshi Tokunaga
洋 徳永
Kunio Ito
国雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS59125739A publication Critical patent/JPS59125739A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は記録方法、特に]・トナを現像に用いる静電記
録又は電子写真複写方法等に関するものである。 従来、静電記録装置、電子写真複写装置等の記録装置に
おいては、感光体ドラム等の像保持体上に静電荷像を形
成し、これをトナーおよび必要に応してキャリアを混合
した現像剤によって現像し、iMられたトナー像を例え
ば静電的に転写シート上に転写し、更に定着するという
プロセスに基づいて画像を形成している。 こうした公知の装置は、多重画像を複写して、二色複写
機、カラー複写機、インテリジェント複写機等として構
成されることがある。例えば、感光体上に各種の(例え
ば異なる色に着色された)トナー像を順次形成し、各着
トナーをその都度複写紙ミヘ夫々転写し、複数回の転写
を繰返した後に、複写ilE上の多重1〜ナー像を定着
する。これによって多色の重ね複写が一応可能であるか
、第1のトナー像の転写後に同一の複写紙を再び所定の
転写位置へ送る必要があって、複数の画像の位置合せ又
は複写紙の送りのタイミング(同期)をとることが困難
であり、高品質の画像を再現性良くf’jることができ
ない。しかも、複写紙の搬送機構が複雑化し、信頼性や
コスト面で問題がある。加えて、 複写紙は、転写されるトナー像を保持する力が不充分で
あって、次の転写時の搬送中に先のトナー像が工1ノ離
することがある。 本発明者はご上記した如く問題に検討を加えた結果、公
知の押圧転写方式に上記の重ね複写技術を巧みに適用し
、本発明に到達したものである。 例えは、特公昭46−41679号公報、特公昭48−
22763号公報、特開昭49−78559号公報およ
び米国特許第3,993.825号明細書等において、
コムを転写層とする中間転写体に上記トナー像を押圧転
写し、この転写されたトナー(象を熱ローラーを用いて
その加熱?K 1.41!下に転写シート上に押圧転写
、定着(転写定着)する方法が提案されている。かかる
方法においては、例えはシリコーンゴムまたは弗素ゴム
の如り、一方でば離型性を有すると共に他方では押圧時
に微粒子体を付着する性質を有するゴム系の転写層の表
層にトナー像が押圧転写され、この転写層」二のトナー
像は熱ローラーなどの加熱体と接触加熱されて溶融し、
同時に給送された転写シー1−1に押圧転写され、定着
される。即ち、加熱により溶融したトナー像は転写層の
もつ上記離型性に基づき容易に転写シート上に転写、定
着されるから、転写工程によるトナー像の解像力の低下
がなく、しかも高い転写率で転写が実現されるとしてし
する。 本発明は、上記の中間転写体の有する特長を生かすこと
によって、従来装置の欠点を解消した多重複写等の記録
方法を提供するものであって、感光体ドラム等のトナー
像保持体上に複数種の(例えば互いにことなる色に着色
された)トナー像を順次形成し、各トナー像をその都度
中間転写体(特に、コム系の転写層を有する例えば中間
転写ヘルド又は中間転写ロール)上へ夫々転写すること
によって中間転写体上に複数種の1−ナー像を具備せし
め、しかる後にこれらのトナー像を前記中間転写体から
次の転写材(例えは複写紙)へ史Qこ転写するに際し、
前記トナー像保持体上のトナー像を形成するトナーの平
均粒径を10μrn以下とすることを特徴とする記録方
法に係るものである。 本発明の方法によれば、感光体ドラム等の像保持体と正
6イ[に同期して移動(搬送又は回転等)する中間転写
体上へ各トナー像を転写しているから、中間転写体上へ
の各トナー像の転写位置の合わせ精度(言い換えれば画
像の同期)をとり易く、常に高品質の画像を再現性良く
次の転写材(例えば複写紙)に形成することができる。 しかも、中間転写体への各トナー像の転写後に次の転写
材へ更に転写しているから、特に複写紙の搬送時にその
同期の余裕が大きくなって搬送機構を簡素化でさ、信頼
性が大幅に向上する。また、中間転写体は、転写される
トナー像を強力に保持できる転写層(特にゴム系)を有
しているので、転写特性に優れたものとなる。更に、こ
の中間転写方式では、−成分系導電性トナーが使用でき
、転写時に静?u力を用いる必要がないために、環境依
存性がなく、定量的な現像転写が可能であり、画質やカ
ラーバランスが向上することになる。 しかも、本発明で重要なことは、像保持体上にトナー像
を形成するトナー(又は像保持体」二のトナー像)の平
均粒径を10μm以下(特に5μm以下)としているこ
とである。従来の静電転写による場合には特にトナーの
粒径が小さくなると複写紙表面に凹凸が存在するために
転写が困ケIFになり、この現象はトナー粒径が5μm
以下のときに顕著となることが分った。従って、静電転
写を用いた記録装置においては使用するトナーの粒径は
必要以上に大きくはできないという考え方か支配的であ
った。そこで本発明者は、こうした状況を考慮し、トナ
ー粒径の選択と上記の粘着転写方法のもつ特長とを巧み
に組合せ、トナー粒径を10μm以下と小さくしても、
粘着転写によって1・す画像を形成できると共に、トナ
ー粒径か小さいことから高解像度で階調性の良好な画像
が得られることとなった。特にトナー(平均)粒径を5
μm以下としたいわゆるマイクロトナーを用いる場合、
上記効果は顕著なものとなる。 しかも、特に、本発明の方法の如き重ね転写方式の場合
、トナーの粒径が従来のように大きいと、先に中間転写
体上に転写さnたトナーの粒径が大であるために、この
トナー像の非存在領域又はそのトナー像上に次のトナー
を転写し難くなる。即ち、先のトナー粒子が嵩高いため
(二次のトナー粒子が中間転写体上に食込みにくくなり
、転写効率が著しく低下し、特にカラーコピーの場合の
カラーバランスが悪くなり、更にまた次のトナー粒子の
付着性が悪いために再ひ感光体上等へオフ’lx 7ト
されるという欠点もある。これに対し、本発明で使用す
るトナーは10μm以下と小さいことから、中間転写体
上への転写時に、先に転写された1〜ナーの粒径による
影曾を受LJるごとなく充分な付着力で中間転写体上に
食込むことかでき、転写iJ)率を大幅に向上させるこ
とが可能となり、市ね転写性が著しく良好となり、また
オフセット現象も生しない。 以下、本発明を実施例について図面参照下に詳細に説明
する。 まず第1図について、ヘルド方式の中間転写体を有する
電子写真カラー複写装置を概略的に示す。 セレン、有機光導電物質等からなる感光層を有する感光
体ドラム2の周囲には、公知のコロナ帯電器3.3色分
解フィルタ装置1を容した露光部4と、黒枠防止装置5
と、イエロー色のトナー(平均粒径10μm以下)を容
する現像部6 (Y)と、アゼンダ色のトナー(平均粒
径10μm以下)を容する現像部7 (M)と、シアン
色のトナー(平均粒径10μm以下)を容する現像部8
 (C)とが夫々配されている。これらの各現像部のト
ナーは夫々、図示省略したが、現像スリーブ内の磁石で
穂立ちされかつ厚み規制板で厚み規制されながら感光体
ドラム2へ送出される一成分系導電性磁石トナーからな
っている。ドラム2上の静電潜像による逆電荷がトナー
に誘起されるので、トナー粒子は静電潜像の電荷量に比
例して順次ドラム2上へ移動、吸着され、そこに所定パ
ターンのトナー像か形成され、現像が行なわれる。 この場合、例えば露光部4においてイエロー像用の潜像
が形成されたときには、マゼンダ現像部7及びシアン現
像部8の現像操作は解除され、イエロー色の現像のみが
現像部6により行なわれる。 そして、ドラム1上に形成されたイエローのトナー像は
、ドラム1の回転に伴って押圧転写部9に近接した自転
で転写ローラー12が付勢され、中間転写ヘルド11が
ドラム2上に圧着される。これによってドラム2上のイ
エロートナー像は中間転写ベルト11上へ(押圧)転写
される。この転写に際しては、転写定着部14における
軒耳定着ロール13と圧接ロール15との圧着が一点鎖
線で示す如くに解除され、かつ給紙箱17−ヒの給紙ロ
ーラー18も作動されないために、中間転写ヘルド11
上に転写された上記イエロー1〜ナー像は複写紙へは転
写されず、中間転与ベル111 J二に保持されたまま
同ヘルドの移動に伴って再び押圧転写部9へと搬送され
る。 このようにして、イエロー1−ナー像か中間転写へシト
11上に転写された後、ドラム2上の残留トナーはクリ
ーニング部10にて冗仝にクリーニングされる。 」二記した露光、現像、転写の一連のプ1コセスはマゼ
ンダトナー及びシアントナーについても同様に繰返され
、中間転写ヘルド11上には、上記のイエロートナー像
とマゼンダトナー像及びシアントナー像との三色像が重
ねて形成される。この重ね合せ精度は、中間転写ベルト
11がドラム2に対し正確に対応しながら移動するため
に、非常に良好となり、位置合せの同期をとり易い。 」二記三色像が中間転写ベルト11上に形成されると、
給紙ローラー18が作動して複写紙20か第2給わLロ
ーラー(タイミングローラ−)19を経て、上記三色像
の位置と同期して転写定着部14へ送られる。このとき
、複写紙20が転写定着部14に接近すると、圧接ロー
ル15が仮想線位置から実線位置へ付勢され、定着ロー
ル13との間で中間転写ヘルド11及び複写紙20を共
に挟着するごとになる。各ロール13.15内にはヒー
ターランプ16が夫々内蔵されていて、これらの輻射熱
によるロールの熱で中間転写へルト11及び輻射紙20
か充分な温度に加熱され、ヘルI・ll上の三色トナー
像が同時に複写紙20上へ転写され、かつこれと同時に
定着される。 本実施例の複写方法によれば、上記した如く、多色の重
ね複写を行なうときの各トナー像位置の同期をとり易々
、このために常に高品質の画像を再現性良く得ることが
できると共に、複写紙自体の搬送は余裕をもって行なえ
、その搬送機構を簡素化できる。 また、各トナー像を一旦中間転写ヘルト11へ転写して
いるが、この中間転写ヘルドは例えば導電性の金属基体
上にシリコーンゴム、テフロンゴム等の粘着層からなる
転写層を具(Jiii L/ているために、この転写層
上にドラム2側のトナー粒子か強力に粘着転写される。 従って、ベルト11をドラム2に押圧するだけで各色の
トナー像を良好に転写でき、かつ転写されたトナー像は
とへルト11の転写層によって剥離することなく充分に
保持されることになる。転写定着部14では、ヘルド1
1上のトナー粒子は上記のヒーターランプにより予備力
面;ハを受けてヘル1〜11から複写紙20上へ再び剥
離され易い状態となされる。更に、この中間転写方式で
は、−成分系導電性トナーが使用でき、転写時に静電力
を用いる必要がないために、環境依存性力<7.1′<
、定量的な現像転写が可能であり、画質やカラーバラン
スが向上することになる。 なお、本実施例による方式とは異なる、上記した各トナ
ー像を重ね合せて感光体ドラム2上に一旦形成し、これ
らのトナー像を同時に中間転写体上へ転写することも考
えられらるが、感光体トラム上に重ねてトナー像形成′
すると、既に形成されているトナー像が次のトナー像の
形成時にクリーニング、コロナ帯電、露光等の処理中に
乱れてしまい、画像の品質が著しく劣化する。従って、
本実施例のように、各トナー像の形成毎にぞの都度、中
間転写体上に夫々転写することが必頗不可欠である。 上記の如くに構成された複写機において、中間転写ベル
ト11は第2図及び第3図に示す如く、基体24上に中
間転写層としての例えばシリコーンゴム又はテフロンゴ
ムの粘着Pi 25 ヲ融l、この粘着j箇の面が感光
体ドラム2の基体上の感光層に圧接せしめられる。 ここで注目すべきことは、上記各トナーとして平均粒径
10μm以下と小さいものを使用し、このトナー像を中
間転写ベルト11の粘着層25上に押圧又は粘着転写せ
しめていることである。 第2図は、トナー26として従来法の如く平均粒径の大
きい(例えば15μrrlの)もの使用した場合の転写
状態を示しているが、中間転写ヘル1−11」二に先に
転写されたトナー26 (斜線で示した。)の粒径が大
きいために、次に転写されるべ丞1ヘナーが感光体ドラ
ム1から中間軸″Uj゛体11−hに付着しようとして
も、先のトナーの粒(そがトζ(害となってヘルド11
に充分に入り込めず(即ち食込みか不足し)、ごの結果
1トム写りJ率が悪くなってしまう。これは、上記ロー
ラー12による押圧力を8Rj A’;M シても回避
することができない。このように、次の1−ナーの付着
性が悪いことは、上記転写定着部】4での転写定着を均
一に行なえないごとにもつながり、しかもこのために中
間転写体」二に残留するトナー量が増えてこれが感光体
ドラム2上へオフセソl−する原因ともなる。 このオフセット自体は、」二記中云写部9においてトナ
ーの転写直後にも生しることがある。即ぢ、第2図の如
くに次のトナーの付着性が悪いと、このトナーはベルト
11とドラム2との接触域の後半域にて再びドラム2上
へ付着してしまうのである。 これに対し、本発明に基き、平均粒径10μmツ下のト
ナーを使用すると、第3図に示す如く、先に転写された
トナー26の粒径が小さいために、そのトナーの存在し
ない領域又は存在領域上に次のトナーを転写する際に障
害とはならず、次の1−ナー粒子が中間転写ヘルド24
の粘着層25上に容易に食込むことができる。つまり食
込み7111合が増大するために重ね転写効率か向上し
、かつ充分な(4着力を呈するために上記した如き転写
定着不良やオフセントを生じることばない。 また、本発明で使用するトナーは、平均粒径か] Q 
p rn以下と小さくてもドラム2からトナー粒子をほ
ぼ完全に!11離でき、高効率で転写させることが可能
であり、しかも複写紙に記録された画像の解像度あるい
は、階間性が極めて良好となる。 これは、−例として二成分現像法での絶縁性トナーを用
いた場合1示した第6図のテークから裏付けられる。第
6図において実線は粘着転写の場合、破線はコロナ帯電
による静電転写の場合でのトナー平均粒径に対する転写
率を示している。また、使用するトナーは、導電性−成
分系であるから、ドラム1上での誘起電荷により荷電さ
れ、現像に定量性があり、安定した高画質を得ることが
できる。 なお、本発明に使用されるトナーの「平均粒径」は、ト
ナー粒子の長軸の長さく長径)の平均値と05〜10′
2Ω−cm)の抵抗率を有していてよく、樹脂、導電相
、着色剤、磁性体を夫々含有したものからなっている。 又、本発明には先に述べた如く一成分導電性トナーに限
らず、−成分絶縁性トナーキャリアとトナーより成る二
成分現像剤用トナーも可能である。キャリアとしては酸
化鉄などによる導電性粉砕キャリア、例えば球形、鉄粉
、フェライト上に樹脂をコートした絶縁性キャリア、フ
ェライト利得を使用するキャリアを使用することができ
る。本発明に通用可能なキャリアのyL径は小さい方が
好ましく、100μ以下、70μ以下が好ましい。 トナー用の樹脂としては、スチレン、メチルスチレン等
のスチレン誘導体、エチレン、プロピレン等のビニル系
単量体等のホモポリマー又はコポリマーが挙げられ、そ
の平均分子量は5千〜100万(好ましくは1万〜20
万)てあってよい。 また、導電)」としてはカーボンブラック、着色祠とし
てはカーボンブランク、ニグロシン染料を用いてよく、
これらの使用量はトナー全重量に対し3〜20%がよい
。磁性トナーに含有される磁性体は、上記導電材と共に
トナーの抵抗率を決めるものであるが、磁場によってそ
の方向に着磁され、0.05〜5μmの粒径のものがよ
く、これにはマグネタイト等の金属酸化物、コバルト等
の金属等か挙げられ、1〜ナ一全重量に対し、20〜8
0市量%添加されるとよい。また、トナーには必要に応
じてオフセソ!・防止剤、プレポリマー、荷電制御剤、
流動化剤等を添加することができる。使用するトナーの
一例として、樹脂40重量%、マグネタイト60重量%
、カーボンブランク10市量部(樹脂100重量部当り
)のものが使用可能である。 本発明のトナーは、任意の方法により製造されるが、通
常は以下に示す方法によりムIJ造される。 第一の方法は、本発明のトナーに用いる樹脂、清色剤、
磁性体、その他必要に応してトナー用添加剤を混合、加
熱練肉した後、粉砕して製造するいわゆる練肉法である
。第二の方法は、l・ナー用樹脂の単量体に、重合必要
な成分およびトナー用添加剤を混合し、例えば懸濁重合
法により重合して直接トナーを得る造粒重合法である。 トナー像か押圧転写または粘着転写される転写体はトナ
ーを転写するものであればいかなるものであってもよく
、通常は、少なくとも転写体表面(転写層)が天然ゴム
、コレタンゴム、スチレン−ブタジェンゴム、シリコー
ンゴム、エチレン−プロピレンゴム、フン素(テフロン
)ゴムからなる転写体が使用され、そのゴム硬度は5〜
70゜か好ましい。シリコーンゴムでは、特に低温加硫
又は室温加硫によって得られるもの、例えばメチルシリ
コーンゴム、メチルビニルシリコーンゴム、メチルビニ
ルシリコーンゴム等が通常用いられる。77層コムはポ
リマー分子内にフッ素原子を含むものであり、例えば三
フッ化エチレンーフッ化ヒニリデン−J’Jfi合体、
五フッ化プロピレンーフッ化ヒニリデン共重合体、六フ
フ化プロピレンーフッ化ビニリチン共重合体〔例えはハ
イトン、デュポン社製〕、塩化三フッ化エチレンーフッ
化ビニリデン共重合体、含フツ素ニトロソゴム、1゜1
−ジヒドロパーフルオロブチルアクリレートコム等が通
常用いられる。 この転写層を表面に有する転写体基材は、ステンレスス
チール、ニソケルヘルト等の金属、ポリエステル、ポリ
イミド、ポリイミドアミ11、ポリアミドポリスルボン
、ポリフェニルザルホン、ボ1)゛アリレート樹脂(大
手化学製
【J−シート)等の高分子フィルムが通常用い
られる。 第4図、第す図は、」二記粘箔屓r又は転写層)25表
面に凹凸を設けた例を示すものである。 この場合、凹凸によって粘着層25上(特にその表面凹
部27)へトナーが入り込むために転写性が向上するこ
とが期待される。とごろが、第4図のように径大の(例
えば平均粒子’s 15μmの)トナー26を用いると
、第2図に比へて多少転写性は良くなるが、やはり上記
した土間1ρの理由がらそれ程転写性は向上しない。と
ころか、本発明に従って、第5図のように径小の(例え
は平均粒径10μm以下、勃に5μm以下の)トナー2
6を用いると、上記凹部27にトナー26か効果的に入
り込む現象か加わって、次の1−す−の食い付き又は転
写性が更に良好となることが理解されよう。このために
は、上記凹凸のピッチPとその深さ11において、 P≧2h Q、l μm≦P≦100μm 0.05μm≦h≦50μrn の関係を満たすことが望ましく、かつまた中間転写体の
表面粗さく上記りに;1応)をトナーの平均粒径の2倍
以下とするのが転写材への離型性を良くする上で望まし
い。 第7図は、別の実施例を示すものであって、感光体を各
トナーに対応して2C(シアン用)、2M(マセンダ用
)、2Y(イエロー用)に夫々分離して設けている。但
、第7図には主要な部分のみが示され、押圧ローラー1
2は未圧着の状態(即ちヘルl−I Inへのトナー(
象の4伝内:前の4犬態)となっている。 このように構成しても、各感光体ドラムに夫々形成した
各色のトナー像を比較的容易に同期をけりながら中間転
写へシト11−ヒへ重ね転写することができ、既述した
例で述べたと同様の効果か得られる。また、各感光体ド
ラムにおいては、露光部と現像部とき間の距離はずべて
ほぼ同一にてきるから、9W光後の静電荷像の暗減衰率
か各ドラムについてほぼ同等となる。この結果、現像条
件か各色のトナーについてほぼ同等となり、有利である
。 なお、第1図の例においても、各現像部6 (Y)、7
  (M) 、8 (C)が同一位置となるように構成
すれば、現像条件を各トナーについて同等にすることが
できる。 第8図は、ロール状の中間転写体23を有する電子写真
複写機を示すものである。 この例では、表面側にシリコーンゴム等の粘着層を有す
る金属ロール材からなる中間転写ロール23と、この中
間転写ロールに圧接可能で複写紙20への転写定着を行
なう圧着ロール9とが設りられ、これら両ロールにはヒ
ーター16を夫々内蔵させるのが望ましい。感光体ドラ
ム2の周囲には、黒色トナーを容する現像部2]、(+
3)と赤色トナーの現像部22(R)とが配され、既述
したと同様にして各色のトナー像がドラム2十に順次形
成され、その都度中間転写ロール23上に転写され、更
にこの重ね転写されたトナー像は複写紙20上に転写、
定着される。勿論、上記圧着(又は圧接)ロール15は
、ドラム2からロール23へのトナー像転写時はロール
23にるよ圧接されず、かつ複写紙20も搬送されない
。 第9図は、ヘルド状の感光体30に対し、ストロボフラ
ッシュ露光35によって1枚分の原稿(図示せず)画像
の静電潜像を同時に形成できるように構成された複写機
を示している(帯電部、クリーニング部は図示せず。)
。 このフラッシュ露光時は感光体ヘルド30を停止させ、
露光後に各色トナーを容する各現像部6(Y) 、7 
 (M) 、8 (C)で対応する1〜ナー像を順次形
成し、これらを夫々押圧ローラー12の選択的押圧動作
時に中間転写ベル1−11上に転写する。ヘルド11上
に形成された多重トナー像は更に、上述したようにして
複写igl、20に転写、定着される。 第10図〜第13図は、押圧転写効率を更に向上させた
各別を示している。 第10図及び第11図によれば、中間転写ヘルドに対し
コロナ放電装置3】によってドラム2上のトナー粒子と
逆極性の電荷を放出ゼしめているが、この放出電荷がへ
ルト11にチャージアップされることにより、押圧転写
時にドラム2上のI・ナー粒子が中間転写ヘルド11上
へ静電的に吸着され、かつヘルド11の転写層の粘着力
と相乗して高い転写率を発揮するごとかできる。 このためには、ヘルド11は、誘電体(耐熱性及び離型
性を有する材料が好ましく、例えはフッJN系樹脂やシ
リコーン系樹脂からなるもの)と導電層を有することが
必要である。 なお、ドラム2は接地されるか、ヘルド11の導電層を
接地しても上記コロナ放電による電荷をヘルド11上に
チャージアップさせることが可能である。上記コロナ放
電によてベルト11に蓄積される電荷は必要量以上にな
ると転写定着性が悪くなることかあるので、押圧転写部
の後段(第1]図ではロール13の手前)において、接
地された除電ブラシ(図示せず)をヘルド11の背面に
当接若しくは摺接せしめ、電荷を放出する。これにより
、転写トナーに対する静電的吸着力は転写定着部の前に
減少するから、転写定着を容易に行なえる。 第12図は、第8図の中間転写方式において中間転写ロ
ール23にバイアス電圧32を印加したものであって、
このバイアス電圧によってドラム2上のトナー粒子を中
間転写ロール23側へ効率良く吸着し、転写効率を上げ
ることができる。第13図は、そのためのロール2の構
造を示し、バイアスの印加される導電性基体33上に上
記したと同様の誘電体層(転写層を兼用)34を設υプ
ている。 なお、上記例において、転写定着部の近傍にてトナー特
子と同極性の電荷をコロナ放電器から放出するように構
成すれば、中間転写体から複写紙−にへの多重トナー像
の転写性か更に向上する。 以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基いて更に変形が可能である。 例えは、各トナーは互いに異なる色に着色されている例
について述べたが、すべて黒色又は同一色の複数種のト
ナー像を重ね転写することもできる。また、重ね転写方
式でなくても、各種のトナー像の形成位置を異ならせて
もよい。また、上述の例は中間転写体から複写紙へ転写
するものであるが、第2の中間転写体へ一旦転写するこ
とも可能である、本発明は、第14図の如(、露光手段
としてオプティカルファイバーを用いた公知のCRT(
陰極線管)4Iによる露光方式にも適用可能であり、ま
たこの方式と上述の露光方式とを組合せてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は中
間転写ヘルドを有する記録装置の概略図、 第2図、第3図、第4図、第5図は重ね転写時の状況を
夫々示す各拡大断面図、 第6図はトナー平均粒径による転写率を比・咬して示す
クラ7、 第7図、第8図、第9図は他の各種転写方式を有する複
写装置の各概略図、 第10図、第11図、第12図は静電力を利用した転写
方式を有する複写装置の各イ既略図、第13図は第12
図の中間転写ロールの部分断面図、 第14図は更に他の記録装置の概略図 である。 なお、図面に示された符号において、 1−−−−−−3色分解フィルタ装置 2−−−−感光体ドラム 4−−−−−−露光部 6−−−−−イエロ現像部          で7−
−−−−−マセンダ現像部 8−−−−−〜−シアン現像部 9−一−−−−−押圧転写部 11−−−−−中間転写ヘルド 12−一一−−押圧ローラー 13−−−−−−転写定着ローラー 14−−−−一転写定着部 15−−−−−圧接ロール 16−−−−ヒーターランプ 18.19−−−−一給紙ローラー 20−−−−−−複写紙 21−−−−−−黒色現像部 22−−−−−−Q赤色現像部 23−−−−一中間転写ロール 25−−−−−粘着層(転写層) 26−−−−− トナー 30−−−−−−感光体Cルト 31−−−−−−コロナ放電装置 32 ’−’−バイアス電圧 ある。 代理人 弁理士 逢 坂  宏 (化1名)わ6図 トナー〒を勺粒イ予(Pm) 第゛ア図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トナー像保持体上に複数種のトナー像を順次形成し
    、各トナー像をその都度中間転写体上へ夫々転写するこ
    とによって中間転写体上に複数種のトナー(象を具備−
    已しめ、しかる後にこれらのトナー像を前記中間転写体
    から次の転写材へ更に転写するに際し、ijj記トナー
    像保持体上の1−ナー像を形成するトナーの平均粒径を
    10μm以下とすることを特徴とする記録方法。 2.1−ナーの平均粒径を5μm以下とする、特許請求
    の範囲の第1項に記載した方法。 3、トナー像保持体上にトナー像を形成するのに一成分
    導電性トナーを特徴する特許請求の範囲の第1項又は第
    2項に記載した方法。 4、トナー像を中間転写体の粘着層」二に押圧転写せし
    め、次にこの転写トナー像を熱及び圧力の作用下で記録
    材上に転写、定着する、特許請求の範囲の第1項〜第3
    項のいずれか1項に記載した方法。 5、中間転写体の表面層をシリコーン系ゴム又はテフロ
    ン系ゴムで形成する、特許請求の範囲の第範囲の第1項
    〜第5項のいずれか1項に記載した方法。 7、中間転写体をヘルド状に溝底する、特許請求の範囲
    の第1項〜第5項のいずれか1項に記載した方法。
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