JPS5912454B2 - 節部等をもつ長尺品及び竹材 - Google Patents
節部等をもつ長尺品及び竹材Info
- Publication number
- JPS5912454B2 JPS5912454B2 JP50119318A JP11931875A JPS5912454B2 JP S5912454 B2 JPS5912454 B2 JP S5912454B2 JP 50119318 A JP50119318 A JP 50119318A JP 11931875 A JP11931875 A JP 11931875A JP S5912454 B2 JPS5912454 B2 JP S5912454B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular body
- bamboo
- long bamboo
- closed end
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性合成樹脂からなる長尺竹状物の製造方
法に関する。
法に関する。
さらにくわしくは、天然産竹材に比し同等以上の機械的
強度とすぐれた耐候性を有する材質及び形状とからなる
長尺竹状物の製造方法に関する。周知の通り、天然産の
竹材は一般に根元が太く節間隔が小で、先端になるに従
い長くなり細くなつている。
強度とすぐれた耐候性を有する材質及び形状とからなる
長尺竹状物の製造方法に関する。周知の通り、天然産の
竹材は一般に根元が太く節間隔が小で、先端になるに従
い長くなり細くなつている。
しかも、これら形状の変化は一様でないので、機械的強
度の面から竿材として実用するには可成りの制限を受け
、数量的又は使用範囲も限定される。また、風雨等の耐
候性にも一定の限度があるので、とくに屋外使用を長期
に継続することはできないという欠点を有している。こ
こにおいて本発明者は、天然産の竹材にかわるべき材料
について種々研究した結果、熱可塑性5 合成樹脂を用
いて、開口端付近内周に沿う凹陥部と閉塞端付近外周に
沿う隆起部を有するテーパー状または同一外径からなる
各種太さと長さの短管状体をつくり、全体の形状に応じ
て、これら管状体を適宜選択して、その一つの開口端付
近内周に10ある凹陥部に、他の管状体の閉塞端の隆起
部を挿入して嵌合し、嵌合面を接着して順次つなぎ合せ
長尺の竹伏物を製造すれば好適であることを見出すに至
つた。
度の面から竿材として実用するには可成りの制限を受け
、数量的又は使用範囲も限定される。また、風雨等の耐
候性にも一定の限度があるので、とくに屋外使用を長期
に継続することはできないという欠点を有している。こ
こにおいて本発明者は、天然産の竹材にかわるべき材料
について種々研究した結果、熱可塑性5 合成樹脂を用
いて、開口端付近内周に沿う凹陥部と閉塞端付近外周に
沿う隆起部を有するテーパー状または同一外径からなる
各種太さと長さの短管状体をつくり、全体の形状に応じ
て、これら管状体を適宜選択して、その一つの開口端付
近内周に10ある凹陥部に、他の管状体の閉塞端の隆起
部を挿入して嵌合し、嵌合面を接着して順次つなぎ合せ
長尺の竹伏物を製造すれば好適であることを見出すに至
つた。
熱可塑性合成樹脂としてポリプロピレンやポリ15塩化
ビニール、ABS樹脂などを用いれば、耐候性が天然産
竹材に比しすぐれるし、さらに必要とあらば、各種耐候
性向上剤を添加したこれら材料を用いることもできる。
ビニール、ABS樹脂などを用いれば、耐候性が天然産
竹材に比しすぐれるし、さらに必要とあらば、各種耐候
性向上剤を添加したこれら材料を用いることもできる。
成形にあたつては、通常のブロー成形や射出成形を用い
ることができ、任20意に着色し、安価に量産すること
ができる。本発明において用いる単一管状体はさきに述
べた通り、開口端と閉塞端を有しており、開口端の付近
内周と閉塞端の付近外周に沿いそれぞれ断面が山形をな
す凹陥部と隆起部が形成されているの25で、これらが
リブ効果を示し機械的強度向上に役立つと同時に、各管
状体を嵌合する際、離脱防止の働きをなす。管状体は熱
可塑性合成樹脂からなるので適度の弾性を有し、また加
熱により柔軟性を有するので、管状体同志の嵌合を可能
にする。30嵌合と同時に接着をおこなうが、超音波等
の熱溶着や化学接着剤を用いておこなえばよい。
ることができ、任20意に着色し、安価に量産すること
ができる。本発明において用いる単一管状体はさきに述
べた通り、開口端と閉塞端を有しており、開口端の付近
内周と閉塞端の付近外周に沿いそれぞれ断面が山形をな
す凹陥部と隆起部が形成されているの25で、これらが
リブ効果を示し機械的強度向上に役立つと同時に、各管
状体を嵌合する際、離脱防止の働きをなす。管状体は熱
可塑性合成樹脂からなるので適度の弾性を有し、また加
熱により柔軟性を有するので、管状体同志の嵌合を可能
にする。30嵌合と同時に接着をおこなうが、超音波等
の熱溶着や化学接着剤を用いておこなえばよい。
なお、単一管状体は使用目的に応じて、ゆるやかなテー
パー伏に全体を形成して天然産竹材の感をもたせたり、
あるいは全体の中央部を肉厚同一35外径にし、両先端
方向になるに従いテーパーを付すようにして、強度を均
一にすることもできる。
パー伏に全体を形成して天然産竹材の感をもたせたり、
あるいは全体の中央部を肉厚同一35外径にし、両先端
方向になるに従いテーパーを付すようにして、強度を均
一にすることもできる。
以上により軽量にして使用目的に応じた強度を有する長
尺竹状物を得ることができるが、さらに、単一管状体内
にガラス短繊維入りポリウレタン・ポリエステル樹脂あ
るいは発泡樹脂等の充填をおこなうか、これら充填を各
管状体の閉塞端を貫通処理してからおこなうこともでき
、機械的強度向上をはかることができるが、これらにか
え公知の薄肉金属管を内押して一属の補強をおこなうこ
ともできる。
尺竹状物を得ることができるが、さらに、単一管状体内
にガラス短繊維入りポリウレタン・ポリエステル樹脂あ
るいは発泡樹脂等の充填をおこなうか、これら充填を各
管状体の閉塞端を貫通処理してからおこなうこともでき
、機械的強度向上をはかることができるが、これらにか
え公知の薄肉金属管を内押して一属の補強をおこなうこ
ともできる。
以下本発明を実施例の図面により、さらにくわしく説明
する。
する。
実施例 1
第1図は本発明の長尺竹状物の一部縦断面を示したもの
で、3は開口端5付近内周の凹陥部6にもとずく外周の
隆起、すなわち節部で、単一管状体4はすべてテーパー
を有しており、凹陥部6に対して嵌着される単一管状体
4の先端には、掛段8、隆起部9、ゆるやかなテーパー
17および閉塞端11が設けられており、凹陥部6と隆
起部9が接合部7を介して嵌着され、接合線13を介し
て順次連結されて第6図に示す全体としてテーパー状を
なす天然産の竹材に以た形状の長尺竹状物が得られる。
で、3は開口端5付近内周の凹陥部6にもとずく外周の
隆起、すなわち節部で、単一管状体4はすべてテーパー
を有しており、凹陥部6に対して嵌着される単一管状体
4の先端には、掛段8、隆起部9、ゆるやかなテーパー
17および閉塞端11が設けられており、凹陥部6と隆
起部9が接合部7を介して嵌着され、接合線13を介し
て順次連結されて第6図に示す全体としてテーパー状を
なす天然産の竹材に以た形状の長尺竹状物が得られる。
実施例 2
第1図にみられる単一管状体4の閉塞端11を貫通し、
僅かな環状壁12を残して開口10を示 二しているの
が第2図である。
僅かな環状壁12を残して開口10を示 二しているの
が第2図である。
この開口10を介して長尺竹状物全体に発泡充填物20
を入れ一層の強化をはかつたのが第7図である。実施例
3 第5図は長尺竹状物の中央X付近の単一管状体4を長く
、かつ同一大径で肉厚とし、両先端16方向aの単一管
状体4を短く小径としたものであり、第4図は中98C
1の単一管状体4を短く同一大径とし、両先端16方向
のものを長く小径としたものであつて、いずれの場合も
第3図にみられるごとく、長尺竹状物Y1を支柱14,
18に装加して布団15等の比較的重量物を掛け干しし
ても、通常の物干竿のように垂れ下がりのないように強
度を工夫したものである。
を入れ一層の強化をはかつたのが第7図である。実施例
3 第5図は長尺竹状物の中央X付近の単一管状体4を長く
、かつ同一大径で肉厚とし、両先端16方向aの単一管
状体4を短く小径としたものであり、第4図は中98C
1の単一管状体4を短く同一大径とし、両先端16方向
のものを長く小径としたものであつて、いずれの場合も
第3図にみられるごとく、長尺竹状物Y1を支柱14,
18に装加して布団15等の比較的重量物を掛け干しし
ても、通常の物干竿のように垂れ下がりのないように強
度を工夫したものである。
第1図は本発明の長尺竹状物の節部の嵌着状体を示した
縦断面図、第2図は第1図の節部嵌着前の状態を示す縦
断面図、第3図は物干竿に本発明の長尺竹状物を使用し
た例図、第4図、第5図および第6図は本発明の長尺竹
状物の全体姿図、第7図は強化材を充填した拡大断面図
である。 3・・・・・・節部、4・・・・・・単一管状体、5・
・・・・・開口端、6・・・・・・凹陥部、7・・・・
・・接合部、8・・・・・・掛段、9・・・・・・隆起
部、10・・・・・・閉塞端の開口、11・・・・・・
閉塞端、12・・・・・・環状壁、13・・・・・・接
合線、20・・・・・・発泡充填物。
縦断面図、第2図は第1図の節部嵌着前の状態を示す縦
断面図、第3図は物干竿に本発明の長尺竹状物を使用し
た例図、第4図、第5図および第6図は本発明の長尺竹
状物の全体姿図、第7図は強化材を充填した拡大断面図
である。 3・・・・・・節部、4・・・・・・単一管状体、5・
・・・・・開口端、6・・・・・・凹陥部、7・・・・
・・接合部、8・・・・・・掛段、9・・・・・・隆起
部、10・・・・・・閉塞端の開口、11・・・・・・
閉塞端、12・・・・・・環状壁、13・・・・・・接
合線、20・・・・・・発泡充填物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 開口端付近内周に沿う凹陥部と閉塞端付近外周に沿
う隆起部を有するテーパー状又は同一外径からなる各種
大きさの管状体の一つの開口端の凹陥部に他の管状体の
閉塞端の隆起部を挿入嵌合接着して順次つなぎ合せ熱可
塑性合成樹脂製の長尺竹状物を製造する方法。 2 長尺竹状物を構成する各管状体の閉塞端を貫通し、
内部に発泡樹脂を充填し、又は金属管を挿入した特許請
求の範囲第1項記載の長尺竹状物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50119318A JPS5912454B2 (ja) | 1975-10-01 | 1975-10-01 | 節部等をもつ長尺品及び竹材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50119318A JPS5912454B2 (ja) | 1975-10-01 | 1975-10-01 | 節部等をもつ長尺品及び竹材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5242571A JPS5242571A (en) | 1977-04-02 |
JPS5912454B2 true JPS5912454B2 (ja) | 1984-03-23 |
Family
ID=14758472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50119318A Expired JPS5912454B2 (ja) | 1975-10-01 | 1975-10-01 | 節部等をもつ長尺品及び竹材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912454B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61158912U (ja) * | 1985-03-23 | 1986-10-02 | ||
JPH057713Y2 (ja) * | 1985-08-27 | 1993-02-26 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS427963Y1 (ja) * | 1964-06-01 | 1967-04-20 |
-
1975
- 1975-10-01 JP JP50119318A patent/JPS5912454B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS427963Y1 (ja) * | 1964-06-01 | 1967-04-20 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61158912U (ja) * | 1985-03-23 | 1986-10-02 | ||
JPH057713Y2 (ja) * | 1985-08-27 | 1993-02-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5242571A (en) | 1977-04-02 |
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