JPS6234764Y2 - - Google Patents

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JPS6234764Y2
JPS6234764Y2 JP6490783U JP6490783U JPS6234764Y2 JP S6234764 Y2 JPS6234764 Y2 JP S6234764Y2 JP 6490783 U JP6490783 U JP 6490783U JP 6490783 U JP6490783 U JP 6490783U JP S6234764 Y2 JPS6234764 Y2 JP S6234764Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
circumferential surface
thin
outer circumferential
metal tube
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JP6490783U
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JPS59169934U (ja
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Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農園芸支柱、簡易家具などのフレー
ム材、デイスプレイ用のカラーパイプ材などに好
適に使用される合成樹脂被覆パイプに関する。
この種の合成樹脂被覆パイプは、薄肉金属管の
外周面にカラフルな合成樹脂外皮層を被層してパ
イプの防錆処理と美観処理を施しているのが通例
であり、その外皮層には使用目的に応じて節目や
突起を設けたり、縦条溝を全周に施したりしてい
る。
しかし、このようなパイプは、一般にその長手
方向に対し直角に加わる曲げ外力に対して弱く、
その強度は専ら芯材となる薄肉金属管の機械的強
度による。そのため、このような曲げ外力に十分
に耐える合成樹脂被覆パイプを得るためには、従
来より薄肉金属管の肉厚を厚くする方法が取られ
ている。
しかしながら、このような方法で合成樹脂被覆
パイプの強度の増大を図ると合成樹脂被覆パイプ
それ自体の重量を著しく増大させ、同時に材料費
のアツプにもなるなどの問題を生じているのが現
状である。
そこで、かかる事情に鑑みてなされたのが本考
案の合成樹脂被覆パイプであり、軽量で安価にし
て曲げ方向の外力に対して強い構造を有した合成
樹脂被覆パイプを提供することを目的としてお
り、特にその外周面を長手方向に沿つて内方に折
込んで形設した突状襞を、少なくとも2以上有し
た薄肉金属管の外周面に該外周面より露顕した上
記突状襞の折込み溝を隠蔽するように合成樹脂外
皮層を被層していることを要旨としたものであ
る。
以下に、添付の図面と共にその一実施例につい
て説明する。
第1図は、薄肉金属管の全体構成を示す斜視図
である。
薄肉金属管1は、約0.1mm〜0.4mm程度の肉厚を
有した鉄やアルミニウムなどにより形成されてお
り、外周面1aには、その長手方向に沿つて該外
周面1aの一部を内方に折り込んで形設された突
条襞2……を設けている(図示実施例の場合は4
つの突条襞2……を薄肉金属管1の外周面1aを
4等分するようにして形設されている)。
この突条襞2……は、薄肉金属管1の造管時、
即ち薄肉金属管の材料となる金属平板を管状に成
形する時、その金属平板の長手方向に沿つた適宜
位置を等間隔毎に折込むようにして形成され、薄
肉金属管1の外周面1aを等分するようにしてそ
の使用目的(加えられる曲げ外力の大きさ)を考
慮して少なくとも2以上形成される。
薄肉金属管1の外周面1aには、薄肉金属管1
の防錆とその外周面1aより露顕する折込み溝2
a……を隠蔽するために、ポリ塩化ビニルやポリ
エチレン或いは金属面に直接被着されるような変
性ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を直接若しく
は適当な接着剤を介在させて被層して第2図に示
すような外皮層3を形成しており、この外皮層3
はさらに合成樹脂被覆パイプの使用目的に応じ、
必要に応じてその表面に節目4……や突起5……
(第3図〜第4図参照)が施されている。
そして、このようにして形成された合成樹脂被
覆パイプの開口端6には、必要に応じて合成樹脂
の管端キヤツプ(第5図)が被着され、農園芸支
柱やカラーパイプ材などとして用いられる。
管端キヤツプは超音波を用いて第5図の形状の
ものを熱融着などして被着されるが、この場合、
内方に折込んで形成した突起襞が、管端キヤツプ
の管内への入り込みを防止するのに好都合とな
る。
また、本考案の合成樹脂被覆パイプは、第2図
〜第4図に示すように管端キヤツプを被着しない
状態において、その内周面7にメツキや合成樹脂
被膜などによる防錆処理層8を施して使用しても
よい。
このような態様のものは、合成樹脂被覆パイプ
の内周面7に水などが浸入しても腐食しにくく、
しかも土中に突き刺して立設させた場合にも安定
性が良いので農園芸支柱として使用するには極め
て好適である。
以上に詳述したように本考案によれば、薄肉金
属管の外周面に長手方向に沿つて内方に折込んで
形設した突条襞がリブの役目をするので、薄肉金
属管の肉厚を厚くすることよりも効果的に曲げ方
向の外力に対して強い構造にでき、したがつて材
料費の節減が図れ、軽量で安価にして強度の大き
い合成樹脂被覆パイプが提供できる。
また、薄肉金属管の造管時に該金属管の外周面
より露顕するように形成された折込み溝は外皮層
により隠蔽されるので外観を損なうこともないの
で、農園芸支柱のほか簡易家具のフレーム材やカ
ラーパイプ材としても好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、薄肉金属管の全体構成を示す斜視
図、第2図は、本考案の合成樹脂被覆パイプの一
実施例図、第3図、第4図は、それぞれ本考案の
他の実施例を示す図、第5図は管端キヤツプの斜
視図である。 符号の説明、1は、薄肉金属管、1aはその外
周面、2は突状襞、2aはその折込み溝、3は外
皮層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その外周面を長手方向に沿つて内方に折込んで
    形設した突状襞を、少なくとも2以上有した薄肉
    金属管の外周面に該外周面より露顕した上記突状
    襞の折込み溝を隠蔽するように合成樹脂外皮層を
    被層していることを特徴とする合成樹脂被覆パイ
    プ。
JP6490783U 1983-04-28 1983-04-28 合成樹脂被覆パイプ Granted JPS59169934U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6490783U JPS59169934U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 合成樹脂被覆パイプ

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JPS59169934U JPS59169934U (ja) 1984-11-14
JPS6234764Y2 true JPS6234764Y2 (ja) 1987-09-04

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JP6490783U Granted JPS59169934U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 合成樹脂被覆パイプ

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JP2008115912A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Saginomiya Seisakusho Inc 配管部材
JP5454900B2 (ja) * 2010-02-10 2014-03-26 積水樹脂株式会社 樹脂被覆長尺体

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JPS59169934U (ja) 1984-11-14

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