JPS59123565A - 静電塗装方法 - Google Patents
静電塗装方法Info
- Publication number
- JPS59123565A JPS59123565A JP23359582A JP23359582A JPS59123565A JP S59123565 A JPS59123565 A JP S59123565A JP 23359582 A JP23359582 A JP 23359582A JP 23359582 A JP23359582 A JP 23359582A JP S59123565 A JPS59123565 A JP S59123565A
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- JP
- Japan
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- solvent
- paint
- coated
- coating
- resistance value
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気抵抗値の筒い被塗物であっても、良好に
静電塗装を施こすことができるようにした静電塗装方法
に関するものである。
静電塗装を施こすことができるようにした静電塗装方法
に関するものである。
一般に、静電塗装方法は、塗装機にマイナス30〜90
kV程度の高電圧全印加し、他方被塗物全アース電位
に保つことによって前記塗装機と被塗物との間に静電界
を形成し、また前記塗装機に塗料を供給することによっ
て、該塗料を霧化すると共に霧化した塗料粒子を帯電せ
しめ、この帯電塗料粒子を前記静電界に沿って被塗物に
向は飛行塗着せしめるように構成している。
kV程度の高電圧全印加し、他方被塗物全アース電位
に保つことによって前記塗装機と被塗物との間に静電界
を形成し、また前記塗装機に塗料を供給することによっ
て、該塗料を霧化すると共に霧化した塗料粒子を帯電せ
しめ、この帯電塗料粒子を前記静電界に沿って被塗物に
向は飛行塗着せしめるように構成している。
ところで、このような静電塗装方法は被塗物が金属体等
電気的な良導体である場合には、該被塗物が常にアース
を位に保持されているから、被塗物全周にわたって静電
効果の充分高い塗装を行なうことができる。
電気的な良導体である場合には、該被塗物が常にアース
を位に保持されているから、被塗物全周にわたって静電
効果の充分高い塗装を行なうことができる。
しかし、被塗物が底面が電気的不良導体、すなわち各種
プラスチック樹脂はもとより、ガラス類、セラミック類
、木材等電気抵抗値の高い材料(以下、「グラスチック
」という)である場合、−!たけ金属板の表面にこれら
のプラスチックが表面処理されている場合等は、被塗物
がアース電位となるように設定してもマイナスに帯電し
た塗料粒子が塗着することによって該塗料粒子によって
与えられた電荷がアースに逃げず、該被塗物表面が静電
気で飽和した状態となってマイナスに帯電してしまい、
塗装機から帯電塗料粒子を吐出しても被塗物に塗着せず
、全く静電効果が得られないことになる。
プラスチック樹脂はもとより、ガラス類、セラミック類
、木材等電気抵抗値の高い材料(以下、「グラスチック
」という)である場合、−!たけ金属板の表面にこれら
のプラスチックが表面処理されている場合等は、被塗物
がアース電位となるように設定してもマイナスに帯電し
た塗料粒子が塗着することによって該塗料粒子によって
与えられた電荷がアースに逃げず、該被塗物表面が静電
気で飽和した状態となってマイナスに帯電してしまい、
塗装機から帯電塗料粒子を吐出しても被塗物に塗着せず
、全く静電効果が得られないことになる。
このため、従来方法においては、プラスチック材の塗装
物を静電塗装するには、帯電防止剤の一種である導電処
理液を予め塗布してプラスチックの表面を導電性の塗膜
で被覆し、然る後に帯電塗料粒子全噴霧することによっ
て静電塗装を行なっていた。ここで、導電処理液として
は、例えば脂肪屑糸4級アンモニウム塩を主成分とする
イオン化性有機化合物(商品名:米国ゼ不うルミルズ社
製「アルカリット72J)からなる導電処理剤全0−5
チ前後のイングロビルアルコールで稀釈したものが使用
され、かかる導電処理液を噴霧機によってプラスチック
表面に噴霧し、またはデツピング処理によって該プラス
チック表面に導電性被膜全形成していた。そして、との
等電性被膜は通常0.1〔μm〕程度の厚さで塗布され
、導電処理液の中に含まれるイオン化性有機化合物の作
用によって空気中の湿気を吸着し、これによりプラスチ
ック表面の導電性を維持するようになされていた。
物を静電塗装するには、帯電防止剤の一種である導電処
理液を予め塗布してプラスチックの表面を導電性の塗膜
で被覆し、然る後に帯電塗料粒子全噴霧することによっ
て静電塗装を行なっていた。ここで、導電処理液として
は、例えば脂肪屑糸4級アンモニウム塩を主成分とする
イオン化性有機化合物(商品名:米国ゼ不うルミルズ社
製「アルカリット72J)からなる導電処理剤全0−5
チ前後のイングロビルアルコールで稀釈したものが使用
され、かかる導電処理液を噴霧機によってプラスチック
表面に噴霧し、またはデツピング処理によって該プラス
チック表面に導電性被膜全形成していた。そして、との
等電性被膜は通常0.1〔μm〕程度の厚さで塗布され
、導電処理液の中に含まれるイオン化性有機化合物の作
用によって空気中の湿気を吸着し、これによりプラスチ
ック表面の導電性を維持するようになされていた。
しかし、上記従来技術によるものにおいては、前述した
如く空気中の湿気を吸着しこれによってプラスチック表
面の導Nnk維持するものであるため、導電処理液全使
用する場合には塗装雰囲気中の湿度は一般に20℃で4
0%以上が要求される。この結果、上記従来技術による
方法では塗装雰囲気湿度の制約を受け、湿度の低い冬季
絶乾期等においては条件をそろえても金属材の塗装の場
合に比較して塗着効率が劣る欠点がちった。また、導電
処理液はイオン化性有機化合物全使用しているものであ
るため、大量に噴霧すると公害の原因ともなり、また作
業者にとってもその取扱いには充分な注意が要求される
という欠点がおる。さらには、導電処理液を塗布するこ
とによって周辺機器を発錆しやすいという欠点があった
。
如く空気中の湿気を吸着しこれによってプラスチック表
面の導Nnk維持するものであるため、導電処理液全使
用する場合には塗装雰囲気中の湿度は一般に20℃で4
0%以上が要求される。この結果、上記従来技術による
方法では塗装雰囲気湿度の制約を受け、湿度の低い冬季
絶乾期等においては条件をそろえても金属材の塗装の場
合に比較して塗着効率が劣る欠点がちった。また、導電
処理液はイオン化性有機化合物全使用しているものであ
るため、大量に噴霧すると公害の原因ともなり、また作
業者にとってもその取扱いには充分な注意が要求される
という欠点がおる。さらには、導電処理液を塗布するこ
とによって周辺機器を発錆しやすいという欠点があった
。
上記欠点を改良するために、導電性顔料金倉む下塗り用
塗料をプラスチック表面に塗布することによって下塗り
塗装を行なう方法(以下、「S電プライマ」という)も
知られているが、このような導電プライマによって前処
理を行なうものにあっては下塗シ用塗料と表面塗シ塗料
とのカラーマツチングの問題があるばかりでなく、下塗
り用塗料が高価であり、しかも下塗υ用塗料の膜厚は1
0〔μm〕前後を必要とするために、塗装工程が完全に
1工程増加してしまう欠点があった。
塗料をプラスチック表面に塗布することによって下塗り
塗装を行なう方法(以下、「S電プライマ」という)も
知られているが、このような導電プライマによって前処
理を行なうものにあっては下塗シ用塗料と表面塗シ塗料
とのカラーマツチングの問題があるばかりでなく、下塗
り用塗料が高価であり、しかも下塗υ用塗料の膜厚は1
0〔μm〕前後を必要とするために、塗装工程が完全に
1工程増加してしまう欠点があった。
本発明は、前述した従来技術の欠点全改良すること全目
的とするもので、塗料中の溶剤と同一または同種の溶剤
であって霊気抵抗値の低いものを、前処理として被塗物
表面に噴霧することにより、該被塗物が電気抵抗値の高
い絶縁体であっても静電塗装を行ないうるようにした静
電塗装方法を提供するものである。
的とするもので、塗料中の溶剤と同一または同種の溶剤
であって霊気抵抗値の低いものを、前処理として被塗物
表面に噴霧することにより、該被塗物が電気抵抗値の高
い絶縁体であっても静電塗装を行ないうるようにした静
電塗装方法を提供するものである。
上記目的全達成するために、不発明の静電塗装方法で採
用する構成は、前処理工程として、塗料中に含まれる溶
剤と同一または同柚のものでろつて′電気抵抗値の低い
塗料用溶剤を、電気抵抗値の商い被塗物表面に噴唇する
工程と、塗料全蛍竜霧化せしめ、このように霧化した帯
電塗料粒子全前記前処理の施こされた被塗物赤面に向は
飛行塗着せしめる工程とからなる。
用する構成は、前処理工程として、塗料中に含まれる溶
剤と同一または同柚のものでろつて′電気抵抗値の低い
塗料用溶剤を、電気抵抗値の商い被塗物表面に噴唇する
工程と、塗料全蛍竜霧化せしめ、このように霧化した帯
電塗料粒子全前記前処理の施こされた被塗物赤面に向は
飛行塗着せしめる工程とからなる。
このように構成することにより、従来技術の導電処理液
に代えて、塗料中の溶剤と同一または同種の溶剤全使用
して前処理を施こすことができ、塗料の密着性全阻害す
ることなく静電塗装を行なうことができる。また、本発
明による方法は溶剤の噴精から塗料噴霧までの間に、前
処理工程として噴霧された溶剤が乾燥しなければ、湿度
が極めて小さな冬季絶乾期であっても、従来技術の如く
周囲の湿度雰囲気に影響されることなく、塗着効率が高
く良好な塗膜で被塗物表面に塗装仕上げすることができ
る。
に代えて、塗料中の溶剤と同一または同種の溶剤全使用
して前処理を施こすことができ、塗料の密着性全阻害す
ることなく静電塗装を行なうことができる。また、本発
明による方法は溶剤の噴精から塗料噴霧までの間に、前
処理工程として噴霧された溶剤が乾燥しなければ、湿度
が極めて小さな冬季絶乾期であっても、従来技術の如く
周囲の湿度雰囲気に影響されることなく、塗着効率が高
く良好な塗膜で被塗物表面に塗装仕上げすることができ
る。
ここで、本発明において好適に使用される被塗物は、電
気抵抗値の高いもの、例えばプラスチックとしてフェノ
ール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化系樹脂、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、またガラス類、
セラミック類、木材等が含まれる。
気抵抗値の高いもの、例えばプラスチックとしてフェノ
ール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化系樹脂、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、またガラス類、
セラミック類、木材等が含まれる。
また、本発明の方法に用いられる溶剤としては、プラス
チック塗装用塗料中吉まれる溶剤と同一のものか、これ
と同種のものであって、蒸発速度の比較的遅く、静電塗
装用としては電気抵抗値の低いものである。即ち、プラ
スチック塗装用塗料として好適に用いられるアクリル樹
脂系ラッカエナメル、ウレタン樹脂系ラッカエナメルを
選択した場合には、本発明の方法に用いられる溶剤はブ
チルアルコール、イソプロピルアルコール、酢酸ブチル
、またはこれらの混合物である。
チック塗装用塗料中吉まれる溶剤と同一のものか、これ
と同種のものであって、蒸発速度の比較的遅く、静電塗
装用としては電気抵抗値の低いものである。即ち、プラ
スチック塗装用塗料として好適に用いられるアクリル樹
脂系ラッカエナメル、ウレタン樹脂系ラッカエナメルを
選択した場合には、本発明の方法に用いられる溶剤はブ
チルアルコール、イソプロピルアルコール、酢酸ブチル
、またはこれらの混合物である。
さらに、本発明に用いる静電塗装機としては、回転霧化
頭を高速回転する際の遠心力全利用して塗料を微粒化す
る回転霧化頭型塗装機、液圧を利用して塗料をノズルチ
ップから噴霧するエアレス型塗装機、霧化エアによって
塗料を微粒化するエア霧化型塗装機等が用いられる。
頭を高速回転する際の遠心力全利用して塗料を微粒化す
る回転霧化頭型塗装機、液圧を利用して塗料をノズルチ
ップから噴霧するエアレス型塗装機、霧化エアによって
塗料を微粒化するエア霧化型塗装機等が用いられる。
以下、本発明について図面に示す一実施例と共に説明す
る。
る。
図中、1はコンベアを示し、該コンベア1にはハンガ2
,2を介してプラスチック材等からなる被塗物3が吊下
され、該コンベア1によって所定速度で矢示A方向に搬
送されている。ここで、コンベア1、ハンガ2等は導電
性の金属が使用され、該コンベア1はアース4に短絡し
、塗装開始前は被塗物3はアース電位に保たれている。
,2を介してプラスチック材等からなる被塗物3が吊下
され、該コンベア1によって所定速度で矢示A方向に搬
送されている。ここで、コンベア1、ハンガ2等は導電
性の金属が使用され、該コンベア1はアース4に短絡し
、塗装開始前は被塗物3はアース電位に保たれている。
5は溶剤噴霧用ガンで、該ガン5はレジゾロケータ6に
上下動可能に支持され、また該ガン5は溶剤パイプ7を
介して電気抵抗値の低い溶剤を蓄えだ溶剤タンク8と接
続され、該溶剤・やイブ7の途中には溶剤給送用ポンプ
9が設けられている。
上下動可能に支持され、また該ガン5は溶剤パイプ7を
介して電気抵抗値の低い溶剤を蓄えだ溶剤タンク8と接
続され、該溶剤・やイブ7の途中には溶剤給送用ポンプ
9が設けられている。
ここで、溶剤噴霧用ガン5としては溶剤を霧化すること
によって被塗物3に噴霧することができるものであれば
いかなる形式のものでもよく、前述した如く静電塗装機
に用いるものと同様にエアレス型噴霧磯、エア霧化型噴
霧機等を使用することができる。
によって被塗物3に噴霧することができるものであれば
いかなる形式のものでもよく、前述した如く静電塗装機
に用いるものと同様にエアレス型噴霧磯、エア霧化型噴
霧機等を使用することができる。
先端に針状電極10At有するエア霧化型の静電塗装@
が用いられ、該塗装a10はコンベア1の搬送方向Aに
対して溶剤噴霧用ガン5よりも下流側で、かつ区力゛ン
57)・ら噴霧された溶剤が乾燥しない程度に近接した
位置に設けられている。そして、前記静電塗装機lOは
塗料・ぐイブ12を介して塗料タンク13と接続され、
該塗料・セイプ12の途中には塗料圧送用ポンプ14が
設けられている。一方、前記塗装機10の針状電極10
Aは高電圧ケーブル15を介して高電圧発生装置16と
接続されている。ここで、高電圧発生装置16は商用電
源を例えばマイナス60 [kV ]の直直流電電に昇
圧踵靜電塗装機1oに印加するように構成されている。
が用いられ、該塗装a10はコンベア1の搬送方向Aに
対して溶剤噴霧用ガン5よりも下流側で、かつ区力゛ン
57)・ら噴霧された溶剤が乾燥しない程度に近接した
位置に設けられている。そして、前記静電塗装機lOは
塗料・ぐイブ12を介して塗料タンク13と接続され、
該塗料・セイプ12の途中には塗料圧送用ポンプ14が
設けられている。一方、前記塗装機10の針状電極10
Aは高電圧ケーブル15を介して高電圧発生装置16と
接続されている。ここで、高電圧発生装置16は商用電
源を例えばマイナス60 [kV ]の直直流電電に昇
圧踵靜電塗装機1oに印加するように構成されている。
このように構成される塗装装置を用いて静電塗装を行な
うには、コンベア1によって被塗物3を搬送する。この
際、被塗物形状等必要に応じて被塗物3の全表面に後述
する溶剤または塗料が均一に塗布されるように、例えば
コンベア1に設’ifうれたう、りとビニオンとからな
る被塗物回転機構(図示せず)によって、該被塗物3の
回転しつつ搬送することも可能である。
うには、コンベア1によって被塗物3を搬送する。この
際、被塗物形状等必要に応じて被塗物3の全表面に後述
する溶剤または塗料が均一に塗布されるように、例えば
コンベア1に設’ifうれたう、りとビニオンとからな
る被塗物回転機構(図示せず)によって、該被塗物3の
回転しつつ搬送することも可能である。
一方を溶剤タンク8内の溶剤を溶剤噴霧用ガン5に給送
し、該ガン5によって溶剤を微粒化し、被塗物3 K向
けて噴霧する。これによって、被塗物3の表面には溶剤
が塗布され、被塗物表面の導電性を向上させることがで
きる。実験によれば、溶剤は被塗物3の全周に均一に塗
布されない場合であっても、静電塗装が充分可能であり
、静寛効果全充分得られることを知った。
し、該ガン5によって溶剤を微粒化し、被塗物3 K向
けて噴霧する。これによって、被塗物3の表面には溶剤
が塗布され、被塗物表面の導電性を向上させることがで
きる。実験によれば、溶剤は被塗物3の全周に均一に塗
布されない場合であっても、静電塗装が充分可能であり
、静寛効果全充分得られることを知った。
さらに、前述の如く前処理工程として溶剤が塗布された
被塗物3は矢示A方向に搬送され、該溶剤が乾燥しない
うちに静電塗装機10によって静電塗装が施こされる。
被塗物3は矢示A方向に搬送され、該溶剤が乾燥しない
うちに静電塗装機10によって静電塗装が施こされる。
部ち、高電圧発生装置16により発生させた高′亀圧を
、高電圧ケーブル15を介して静電塗装機10の針状電
極10Aに印加する。これによシ、針状電極10Aの周
囲にイオン化圏域全形成すると共に、該針状電極10A
と被塗物3との間に静電界が形成される。一方、塗料タ
ンク13内の塗料を静電塗装機10に圧送し、該塗装機
10によって塗料を微粒化し、この微粒化された塗料粒
子が前記イオン化圏域全通過する間に帯電し、この帯電
塗料粒子を前記静電界に沿って飛行せしめ、被塗物3に
塗N8せる。
、高電圧ケーブル15を介して静電塗装機10の針状電
極10Aに印加する。これによシ、針状電極10Aの周
囲にイオン化圏域全形成すると共に、該針状電極10A
と被塗物3との間に静電界が形成される。一方、塗料タ
ンク13内の塗料を静電塗装機10に圧送し、該塗装機
10によって塗料を微粒化し、この微粒化された塗料粒
子が前記イオン化圏域全通過する間に帯電し、この帯電
塗料粒子を前記静電界に沿って飛行せしめ、被塗物3に
塗N8せる。
実施例
被塗物として直径5 [on 、]、長さ30 [cr
rr )のABS樹脂製のノソイプを使用し、塗料とし
てフ0ラスチック塗装用のアクリル樹脂ラッカエナメル
を使用し、また溶剤として該塗料の溶剤として使用され
るブチルアルコールを用いた。そして、溶剤噴霧用ガン
5としてエア霧化型噴霧機を使用し、塗装機10として
エア霧化型靜電噴赫槻を使用し、高電圧発生装置16か
らはマイナス60 [kV ]の尚電圧全印加した。こ
の結果、予め溶剤を塗布しない場合に比較して被塗物背
面まで回υ込み効果が認められ、塗装ムラ、剥離のない
均一な塗膜を得ることができた。
rr )のABS樹脂製のノソイプを使用し、塗料とし
てフ0ラスチック塗装用のアクリル樹脂ラッカエナメル
を使用し、また溶剤として該塗料の溶剤として使用され
るブチルアルコールを用いた。そして、溶剤噴霧用ガン
5としてエア霧化型噴霧機を使用し、塗装機10として
エア霧化型靜電噴赫槻を使用し、高電圧発生装置16か
らはマイナス60 [kV ]の尚電圧全印加した。こ
の結果、予め溶剤を塗布しない場合に比較して被塗物背
面まで回υ込み効果が認められ、塗装ムラ、剥離のない
均一な塗膜を得ることができた。
本発明に係る静電塗装方法は以上詳細に述べた如くであ
って、電気抵抗値の高い被塗物全塗装するに際して、そ
の前処理工程において噴霧すべき塗料中の溶剤と同一ま
たは同釉の溶剤で電気抵抗値の低いもの全塗布するよう
にしたから、塗料の密着性(剥離がなく)が良好な塗膜
を被塗物に付与することができ、また溶剤としては塗料
に用いられるもののうち、最も安価に入手しうるものを
選択できる特徴がおる。一方、導電処理液を用いるもの
に比較して湿度の影響全党けることがないから、乾燥時
においても塗着効率を高めることができ、常に安定した
静電塗装が可能である。さらに、導電プライマを用いて
下塗り塗装を施こすものに比較して、小量の溶剤を噴霧
するだけでよいから、簡単に前処理を行なうことができ
る。
って、電気抵抗値の高い被塗物全塗装するに際して、そ
の前処理工程において噴霧すべき塗料中の溶剤と同一ま
たは同釉の溶剤で電気抵抗値の低いもの全塗布するよう
にしたから、塗料の密着性(剥離がなく)が良好な塗膜
を被塗物に付与することができ、また溶剤としては塗料
に用いられるもののうち、最も安価に入手しうるものを
選択できる特徴がおる。一方、導電処理液を用いるもの
に比較して湿度の影響全党けることがないから、乾燥時
においても塗着効率を高めることができ、常に安定した
静電塗装が可能である。さらに、導電プライマを用いて
下塗り塗装を施こすものに比較して、小量の溶剤を噴霧
するだけでよいから、簡単に前処理を行なうことができ
る。
図は本発明の静電塗装方法金示す全体44“イ成図であ
る。 1・・コンベア、3・・・被塗物、5・・・溶剤噴霧用
ガン、7・・・溶剤パイプ、10・・・−′叶塗装機、
12・・・塗料ノやイブ、16・・・筒′電圧発生装置
。 特吐出願入 日本ランズバーグ株式会社i1.ljl
:’1.5( 代理人弁理士 広 瀬 和 彦 」・
、;。
る。 1・・コンベア、3・・・被塗物、5・・・溶剤噴霧用
ガン、7・・・溶剤パイプ、10・・・−′叶塗装機、
12・・・塗料ノやイブ、16・・・筒′電圧発生装置
。 特吐出願入 日本ランズバーグ株式会社i1.ljl
:’1.5( 代理人弁理士 広 瀬 和 彦 」・
、;。
Claims (1)
- 前処理工程として、塗料中に含1れる溶剤と同一または
同種のものであって電気抵抗値の低い塗料用溶剤を、電
気抵抗値の高い被塗物表面に噴霧する工程と、塗料を帯
電霧化せしめ、霧化した帯!塗料粒子を前記前処理の施
こされた被塗物表面に向は飛行塗着せしめる工程とから
なる静電塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23359582A JPS59123565A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 静電塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23359582A JPS59123565A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 静電塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59123565A true JPS59123565A (ja) | 1984-07-17 |
Family
ID=16957516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23359582A Pending JPS59123565A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 静電塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59123565A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62227467A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | Kanto Auto Works Ltd | 電気不良導体の静電塗装方法 |
JP2009511120A (ja) * | 2005-10-05 | 2009-03-19 | エシコン・インコーポレイテッド | 医療機器をコーティングするための改良された方法 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP23359582A patent/JPS59123565A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62227467A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | Kanto Auto Works Ltd | 電気不良導体の静電塗装方法 |
JP2009511120A (ja) * | 2005-10-05 | 2009-03-19 | エシコン・インコーポレイテッド | 医療機器をコーティングするための改良された方法 |
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