JPS5912354B2 - 廃品テレビからの資源回収方法 - Google Patents

廃品テレビからの資源回収方法

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JPS5912354B2
JPS5912354B2 JP51112070A JP11207076A JPS5912354B2 JP S5912354 B2 JPS5912354 B2 JP S5912354B2 JP 51112070 A JP51112070 A JP 51112070A JP 11207076 A JP11207076 A JP 11207076A JP S5912354 B2 JPS5912354 B2 JP S5912354B2
Authority
JP
Japan
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crushing
crushed
temperature
tvs
low
Prior art date
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Expired
Application number
JP51112070A
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English (en)
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JPS5338172A (en
Inventor
俊六 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teisan KK
Original Assignee
Teisan KK
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Publication date
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、廃品テレビからこれを構成している各種の物
質を資源として合理的、かつ、経済的に回収できる方法
を提案するものである。
RIJち、テレビは、年間を通じて膨大な数量が廃棄さ
れているが、廃品テレビは、永久磁石のようにそのまま
再利用することが可能な部材の他、木枠ケース、プラス
チックケース、真空管、ブラウン管、表面ガラス、シャ
ーシー、チューナー、電子銃など多種類の物質からなる
多重多様の部品から構成されているため、各物質ごとに
分離して取り出すことはコスト的に極めて困難であり、
一般には、他の都市塵芥などと一緒に廃棄され、資源の
労費を招いている。
しかも、このように、多種多様の部材によって形成され
ているため、画一的に焼却処理することも困難であり、
ゴミ公害の一因ともなっている。
本発明は、このような問題を解決したものである。
以下、本発明方法の実施例を説明する。
先ず、本発明方法に使用する廃品テレビからの資源回収
設備の概要を図面に基づいて説明すると、図に示すよう
に、工場内に、廃品テレビ供給コンベヤ1a1分解作業
テーブル1b、分解した廃品テレビを細かなジグザグ形
状に屈曲変形するプレス10などを備えた前処理部Aと
、前処理した廃品テレビの受入れコンベヤ2a1液体窒
素などの低温液化ガスによる冷却装置2bなどを備えた
冷却部Bさ、ロールフィーダ−3axハンマ一式低温粗
砕機3bなどを備えた低温破砕部Cと、磁力選別機付き
コンベヤ4a、櫛歯式ロール選別機4bと回転式破砕機
4cとにわたって搬送経路を切換自在なコンベヤ4d1
集塵用サイクロン4eなどを備えた選別集塵部りと、選
別装置Eとを適消な位置関係に配設したものである。
次に、上記設備により廃品テレビから廃品テレビを構成
している各物質を回収する方法について説明する。
供給コンベヤ1aにより送り込まれた多数の廃品テレビ
を前処理部Aで分解し、スピーカーに付設されている永
久磁石などそのままの形状で再利用することが可能な部
材を取り出すとともに、複数の材料からできているか、
ケースのように大きな木枠ケース、プラスチックケース
、真空管、ブラウン管、シャーシー、チューナー、電子
銃等の破砕選別すべき部材と、単一材料製であってそれ
ほど大きくないネジ、鋳物等の鉄製品で破砕選別を要し
ない部材とに分離して後者部材を取り出す一方、前者部
材は、さらに、木枠ケース、プラスチックケース、真空
管、ブラウン管、表面ガラスなどの常温破砕に適した第
一種部材と、即ち、低温脆性を利用しなくとも破砕でき
る部材と、シャーシー、チューナー、電子銃などの低温
破砕に適した第二種部材、即ち、低温液化ガスで冷却し
てから破砕する部材とに分離する。
そして、第二種部材のうち、シャーシー、電子銃などは
プレス1cにかける。
前記第二種部材は、冷却部B1低温破砕部01選別集塵
部D1選別装置Eを経て銅線、鉄スクラツプ、フェライ
ト、非鉄金属等の各物質ごとに取り出す。
前記第一種部材は、冷却部Bを通すことなく直接低温破
砕部Cに搬入し、選別集塵部91選別装置Eを経て所定
の箇所に木枠粉、プラスチック粉、ガラス、マイカ等の
各物質ごとに取り出す。
このような工程によって処理することにより、廃品テレ
ビから、例えば、永久磁石0.39%、鉄17.21係
程度を冷却及び破砕をすることなく回収でき、冷却部B
を通さずに常温破砕した部材から木枠粉15.19%、
プラスチック粉4.49%、ガラス0.40%、マイカ
0.409b1ニツケルタングステン0.18%、ブラ
ウン管ガラス21.73%程度を回収でき、低温破砕し
た部材からは、銅線4.73%、鉄スクラップ20.5
3係、鉄片4.56係、フエライ)0.86%、非鉄金
属2.68%程度を回収できる。
そして、この場合第一棟部材と第二種部材とを全て低温
破砕にかけても破砕することはできるが、そのためには
テレビ構成部材の全物質を所低温域にまで冷却するに足
る多量の低温液化ガスを使用せねばならず、列記した如
く、テレビ構成部材の略り0%重量部程度の物質を冷却
するに足る低温液化ガスを用いるだけで所期の目的を達
成することができないものであり、前記のように第一種
部材と第二種部材とに予め分離選別することで冷却装置
を小型に、しかも、低温液化ガスの消費量が少なくて最
良な状態で破砕選別できる。
以上のように、本発明による廃品テレビからの資源回収
方法は、廃品テレビを分解して破砕並びに選別処理する
に、予選別、破砕、後選別の順で処理し、前記予選別の
段階では、そのままの形で再利用できる部材などを含め
て破砕が不要な部材と破砕すべき部材とに分離して、前
記破砕が不要な部材を除外すると共に前記破砕すべき部
材を、さらに、木枠ケース、プラスチックケース、真空
管、ブラウン管、表面ガラスなど常温破砕に適した第一
種部材と、シャーシー、チューナー、電子銃など低温破
砕に適した第二種部材とに分離し、前記第一種部材はそ
のまま破砕装置に送って常温破砕し、前記第二種部材に
ついては冷却工程を経て略所期低温状態のままで破砕装
置に送込み低温破砕を行ない、その後、これらの破砕さ
れたものを後選別して各種物質を取り出すことを特徴と
するものである。
RDち、廃品テレビを構成している部材のうち、永久磁
石のようにそのまま再利用できる部材ならびに、破砕、
選別を要しない鉄などの単一物質よりなる小さな部材(
例えば、ネジや鋳物)などを資源として取り出し、残り
の部材のうち、低温破砕を行なうまでもなく、常温下に
おいても容易に破砕、選別できるような部材を分離し、
常温破砕、選別を行なって該部材を構成していた各種の
物質を取り出し、シャーシー、チューナー、電子銃など
低温破砕を要する部材についてのみ、低温液化ガスによ
り冷却し、低温破砕、選別を行なって各種の物質を取り
出すものであり、このように予め選別する工程で、その
後の処理工程である冷却工程での低温液化ガス使用量を
節減することを加味した予選別を行なうことで、その予
選別工程そのものを後工程での稼動コストを著しく低減
する手段に利用でき、殊に、廃品テレビの中でもシャー
シー、チューナー、電子銃などを第二種部材に指定して
低温破砕を行なうために、鉄、アルミニウムの他に高価
な含銀メタルや金が多く含まれるシャーシー及びチュー
ナーは膨張率の違いを利用して、融着接合させていた含
銀メタルや金を剥離によって細かく破砕しながら分離さ
せることが可能となり、また、銅と鉄等が複雑に入り組
まれた電子銃については、常儒破砕では全体が細かくな
っても、銅と鉄がからまって入り組んだ状態で粉砕され
るために、それらの分離はほとんど不可能に近いもので
あるが、低温破砕によってそれらの金属の低温脆性の違
いを利用して、鉄が銅より分離して細かく破砕され、完
全に分離困難な金属を篩分けることが可能となった。
従って全体として廃品テレビからの資源回収を合理的、
経済的に行なえるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る廃品テレビからの資源回収方法の実
施例を示す資源回収設備のフローシートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 廃品テレビを分解して破砕並びに選別処理するに、
    予選別、破砕、後選別の順で処理し、前記予線別の段階
    では、そのままの形で再利用できる部材などを含めて破
    砕が不要な部材と破砕すべき部材とに分離して、前記破
    砕が不要な部材を除外すると共に前記破砕すべき部材を
    、さらに、木枠ケース、プラスチックケース、真空管、
    ブラウン管、表面ガラスなど常温破砕に適した第一種部
    材と、シャーシー、チューナー、電子銃など低温破砕に
    適した第二種部材とに分離し、前記第一部材はそのまま
    破砕装置に送って常温破砕し、前記第二種部材について
    は冷却工程を経て略所期低温状態のままで破砕装置に送
    込み低温破砕を行ない、その後、これらの破砕されたも
    のを後選別して各種物質を取り出すことを特徴とする廃
    品テレビからの資源回収方法。
JP51112070A 1976-09-18 1976-09-18 廃品テレビからの資源回収方法 Expired JPS5912354B2 (ja)

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JPS5338172A JPS5338172A (en) 1978-04-07
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JPH03123042U (ja) * 1990-03-28 1991-12-16

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JP2725505B2 (ja) * 1991-12-02 1998-03-11 株式会社日立製作所 廃棄物の処理方法及びその装置

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