JPS5912348B2 - 筒状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置 - Google Patents
筒状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置Info
- Publication number
- JPS5912348B2 JPS5912348B2 JP5905676A JP5905676A JPS5912348B2 JP S5912348 B2 JPS5912348 B2 JP S5912348B2 JP 5905676 A JP5905676 A JP 5905676A JP 5905676 A JP5905676 A JP 5905676A JP S5912348 B2 JPS5912348 B2 JP S5912348B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical structure
- supply pipe
- discharge port
- water
- machine shell
- Prior art date
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- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は筒状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置
の創案に係り、煙突のような相当の長さを有する筒状構
造体の内面塗覆を資料の乾式圧送条件下で円滑且つ能率
的に実施することのできる新規な装置を提供しようとす
るものである。
の創案に係り、煙突のような相当の長さを有する筒状構
造体の内面塗覆を資料の乾式圧送条件下で円滑且つ能率
的に実施することのできる新規な装置を提供しようとす
るものである。
煙突のような筒状構造体をコンクリートの如きで形成す
ることは従来から行われているが、この従来の一般的工
法は筒状構造体の内外面を形成する円型枠及び外型枠を
用い、それら両型枠の間に所要の配筋材を組んでから混
練されたコンクリートを注入して成型するか、或いは工
場製産された多数のプレキャスト部体を現場で組付ける
ような方法である。然しこれら従来法によるものは何れ
にしても相当の工数及び日数を必要とし、しかも少くと
も10m以上、時として数゜卜m或いはそれ以上に及ぶ
ような構造体であるから作業員等による高所作業となら
ざるを得ず、作業者及び器吻落10下等による災害発生
の危険性が高い不利、欠点があり、それらの結果として
工費的にも巨額なものとならざるを得ない。本発明は上
記したような従来のものの不利、欠点を解消するように
研究して創案されたものであ15つて、その実施態様を
図示するものについて説明すると、本発明によるものの
全体的な構成関係は第1図に示す通りであつて、所要の
配筋等を用いて形成された筒状構造体の基殻組織50に
対して該基殻組織50の頂部の如きから垂下された吊上
20部材49により機殻部体30が形成すべき筒状構造
体60の中心位置にセットされ、その軸線方向にそつて
昇降されるように成つているものであり、このような昇
降操作はクレーン、巻上機等の何れかで自在に行い得る
。
ることは従来から行われているが、この従来の一般的工
法は筒状構造体の内外面を形成する円型枠及び外型枠を
用い、それら両型枠の間に所要の配筋材を組んでから混
練されたコンクリートを注入して成型するか、或いは工
場製産された多数のプレキャスト部体を現場で組付ける
ような方法である。然しこれら従来法によるものは何れ
にしても相当の工数及び日数を必要とし、しかも少くと
も10m以上、時として数゜卜m或いはそれ以上に及ぶ
ような構造体であるから作業員等による高所作業となら
ざるを得ず、作業者及び器吻落10下等による災害発生
の危険性が高い不利、欠点があり、それらの結果として
工費的にも巨額なものとならざるを得ない。本発明は上
記したような従来のものの不利、欠点を解消するように
研究して創案されたものであ15つて、その実施態様を
図示するものについて説明すると、本発明によるものの
全体的な構成関係は第1図に示す通りであつて、所要の
配筋等を用いて形成された筒状構造体の基殻組織50に
対して該基殻組織50の頂部の如きから垂下された吊上
20部材49により機殻部体30が形成すべき筒状構造
体60の中心位置にセットされ、その軸線方向にそつて
昇降されるように成つているものであり、このような昇
降操作はクレーン、巻上機等の何れかで自在に行い得る
。
又斯かる機殻部体30の底25面には水供給管48とコ
ンクリート資料を乾式で圧縮空気の如きを利用して送給
するためのコンクリート資料送給管47が夫々カップリ
ング46、45によつて連結されている。斯かる機殻部
体30はその下部周側に配設された出没可能な複数30
個の摺動杆先端の接合部体により正確に筒状構造体60
の中心位置にセットされるものであるが、この具体的な
関係については別に第2図と第3図に示されている通り
であつて、この実施態様の場合機殻部体30の底部に1
200間隔を採つて335つの支持筒31が夫々放射方
向に配設され、これら支持筒31に摺動杆32を夫々内
装し該摺動杆32の先端部に層着された筒状構造体60
の内面に対して接合する接合部体44を取付ける取付座
39を設け、しかも該摺動杆32の基端部には前記機殻
部体30に対して回動可能に設けられた回動板34に第
3図に示すように渦巻状に形成されたカム部35に係接
する係接部33を形成し、又斯かる回動板34に同心状
のギヤー36を形成し、このギヤー36に対して別に機
殼部体30内に設けられたモータ38の歯車37を係合
させ、該モータ38の駆動によつてベアリング41を介
して保持部40により機殻部体30の中心部に回動可能
となつている回動板34を適宜に回動するようになつて
いる。なお摺動杆32の機殼部体30と中間接手43と
の間にはテレスコープ式に係合し伸縮する伸縮被覆筒部
体42が設けられてこの部分をカバーし保護するように
成つている。又上記のような機殻部体30の中心部には
上記したような送給管47と連結される乾式コンクリー
ト資料供給管27が設けられ、この供給管27の先端部
には吐出口部体20の基端部が対設されているが、この
吐出口部体20は第2図に示されているように先端側が
屈曲されて筒状構造体60の内面に指向しており、しか
もこの吐出口部体20は別に機殻部体30の立上り部3
0aに対してベアリング22,21の如きを介し回動自
在に設けられた回転筒25の上端に取付けられたもので
あつて、回転筒25の上端部ど供給管27の上端部及び
吐出口部体20の下端部の間には別のベアリング19の
如きをも用いて水封機構部24を形成し、この水封機構
部24に対して前記したような水供給管48が導かれ、
又この水封機構部24から供給管27内に送られる資料
に対してノズル部23を介し水を添加するように成つて
いる。
ンクリート資料を乾式で圧縮空気の如きを利用して送給
するためのコンクリート資料送給管47が夫々カップリ
ング46、45によつて連結されている。斯かる機殻部
体30はその下部周側に配設された出没可能な複数30
個の摺動杆先端の接合部体により正確に筒状構造体60
の中心位置にセットされるものであるが、この具体的な
関係については別に第2図と第3図に示されている通り
であつて、この実施態様の場合機殻部体30の底部に1
200間隔を採つて335つの支持筒31が夫々放射方
向に配設され、これら支持筒31に摺動杆32を夫々内
装し該摺動杆32の先端部に層着された筒状構造体60
の内面に対して接合する接合部体44を取付ける取付座
39を設け、しかも該摺動杆32の基端部には前記機殻
部体30に対して回動可能に設けられた回動板34に第
3図に示すように渦巻状に形成されたカム部35に係接
する係接部33を形成し、又斯かる回動板34に同心状
のギヤー36を形成し、このギヤー36に対して別に機
殼部体30内に設けられたモータ38の歯車37を係合
させ、該モータ38の駆動によつてベアリング41を介
して保持部40により機殻部体30の中心部に回動可能
となつている回動板34を適宜に回動するようになつて
いる。なお摺動杆32の機殼部体30と中間接手43と
の間にはテレスコープ式に係合し伸縮する伸縮被覆筒部
体42が設けられてこの部分をカバーし保護するように
成つている。又上記のような機殻部体30の中心部には
上記したような送給管47と連結される乾式コンクリー
ト資料供給管27が設けられ、この供給管27の先端部
には吐出口部体20の基端部が対設されているが、この
吐出口部体20は第2図に示されているように先端側が
屈曲されて筒状構造体60の内面に指向しており、しか
もこの吐出口部体20は別に機殻部体30の立上り部3
0aに対してベアリング22,21の如きを介し回動自
在に設けられた回転筒25の上端に取付けられたもので
あつて、回転筒25の上端部ど供給管27の上端部及び
吐出口部体20の下端部の間には別のベアリング19の
如きをも用いて水封機構部24を形成し、この水封機構
部24に対して前記したような水供給管48が導かれ、
又この水封機構部24から供給管27内に送られる資料
に対してノズル部23を介し水を添加するように成つて
いる。
又上述した回転筒25の下端部外周に設けられたギヤー
26には機殻部体30内に別に取付けられている原動機
構29のモータギヤー28が係合していて原動機構29
の駆動によつて回転筒25を介し上記吐出口部体20を
所要の速度で回転させるように成つている。機殻部体3
0の上部外側には適宜にカバー15,16の如きが施さ
れているが頂部を被覆したカバー15内には上記した摺
動杆32と同様に複数個の塗覆層厚検知杆10が配設さ
れ、これら検知杆10は接手部を介して弾性材11を内
装したシリンダー12のピストン14に基端が連結され
、しかもその先端に検知部13を取付けたものであり、
上記したような吐出部体20から吐出され構造体60の
内面に層着された塗覆層の厚みを検知し、その信号によ
り機殻部体30を吊止している吊止手段49を介し該機
殻部体30を上方に移動させて新しい塗覆層の形成域に
吐出口部体20からの吐出吹きつけを行わせるように成
つている。
26には機殻部体30内に別に取付けられている原動機
構29のモータギヤー28が係合していて原動機構29
の駆動によつて回転筒25を介し上記吐出口部体20を
所要の速度で回転させるように成つている。機殻部体3
0の上部外側には適宜にカバー15,16の如きが施さ
れているが頂部を被覆したカバー15内には上記した摺
動杆32と同様に複数個の塗覆層厚検知杆10が配設さ
れ、これら検知杆10は接手部を介して弾性材11を内
装したシリンダー12のピストン14に基端が連結され
、しかもその先端に検知部13を取付けたものであり、
上記したような吐出部体20から吐出され構造体60の
内面に層着された塗覆層の厚みを検知し、その信号によ
り機殻部体30を吊止している吊止手段49を介し該機
殻部体30を上方に移動させて新しい塗覆層の形成域に
吐出口部体20からの吐出吹きつけを行わせるように成
つている。
上記したような本発明装置によるときは吹きつけコンク
リートエ法により能率的な筒状構造体の形成施工をなし
得るものであり、殊に吐出口部体基端部と乾式材料供給
管先端部との間に水封室を介して水を供給するようにし
たものであるから乾式工法に従つて圧縮空気を利用し比
較的軽微な圧送条件で送給管47を介してセメント又は
これに準じた水硬性物質と骨材との混合物を送給するも
のであるから数+m或いはそれ以上に亘る筒状構造体形
成時にあつても円滑にその資料を送給することが可能で
あり、斯うして送給された資料に対して吹きつけの直前
においてノズル部23を介して水を添加し吐出口部体2
0内を通過する間においてこの水との混合を図りつつ吹
きつけ施工することが可能であると共に該吐出口部体2
0は上記したような回転筒により筒状構造体の中心部に
位置して回動せ.しめられて順次に円滑な吹きつけをな
すことができるものであり、上記のように添加される水
を利用して固定した機殻部体30と回動する吐出口部体
20との間の水封機構を形成しているので上記したよう
な圧縮空気による軽微な動力条件で圧送を適切に行わし
めると共に吐出口部体20部分の回動に関しても殆んど
抵抗がなくその可動関係を適切に維持することが可能で
あり、単に配筋を形成した程度のものに対して充分な安
全性を確保した条件下において高能率且つ的確で円滑な
施工をなし得るわけであるから業的にその効果の大きい
発明である。
リートエ法により能率的な筒状構造体の形成施工をなし
得るものであり、殊に吐出口部体基端部と乾式材料供給
管先端部との間に水封室を介して水を供給するようにし
たものであるから乾式工法に従つて圧縮空気を利用し比
較的軽微な圧送条件で送給管47を介してセメント又は
これに準じた水硬性物質と骨材との混合物を送給するも
のであるから数+m或いはそれ以上に亘る筒状構造体形
成時にあつても円滑にその資料を送給することが可能で
あり、斯うして送給された資料に対して吹きつけの直前
においてノズル部23を介して水を添加し吐出口部体2
0内を通過する間においてこの水との混合を図りつつ吹
きつけ施工することが可能であると共に該吐出口部体2
0は上記したような回転筒により筒状構造体の中心部に
位置して回動せ.しめられて順次に円滑な吹きつけをな
すことができるものであり、上記のように添加される水
を利用して固定した機殻部体30と回動する吐出口部体
20との間の水封機構を形成しているので上記したよう
な圧縮空気による軽微な動力条件で圧送を適切に行わし
めると共に吐出口部体20部分の回動に関しても殆んど
抵抗がなくその可動関係を適切に維持することが可能で
あり、単に配筋を形成した程度のものに対して充分な安
全性を確保した条件下において高能率且つ的確で円滑な
施工をなし得るわけであるから業的にその効果の大きい
発明である。
図面は本発明の実施態様を示すものであつて、第1図は
本発明によるものの施工状態全般の関係を示した説明図
、第2図はその機殻部体部分の内部構成を部分切欠して
示した側面図、第3図はその底部部分における回転板附
近の横断平面図である。 然してこれらの図面において、10は検知杆、13は検
知部、20は吐出口部体、23はノズル部、24は水封
機構部、25は回転筒、26はギヤー、27は供給管、
28はモータギヤー、29は原動機構、30は機殻部体
、31は支持筒、32は摺動杆、33は係接部、34は
回動板、35はそのカム部、36はギヤー、37は歯車
、38はモータ、44は接触部体、60は筒状構造体で
ある。
本発明によるものの施工状態全般の関係を示した説明図
、第2図はその機殻部体部分の内部構成を部分切欠して
示した側面図、第3図はその底部部分における回転板附
近の横断平面図である。 然してこれらの図面において、10は検知杆、13は検
知部、20は吐出口部体、23はノズル部、24は水封
機構部、25は回転筒、26はギヤー、27は供給管、
28はモータギヤー、29は原動機構、30は機殻部体
、31は支持筒、32は摺動杆、33は係接部、34は
回動板、35はそのカム部、36はギヤー、37は歯車
、38はモータ、44は接触部体、60は筒状構造体で
ある。
Claims (1)
- 1 筒状構造体基殻組織の頂部から垂下し中心位置にセ
ットして昇降される機殻部体内に乾式条件による塗覆資
料供給管と水供給管とを設け、該供給管の先端部に先端
側を屈曲して筒状構造体の内面に指向した吐出口部体の
基端部を対設し、これら供給管先端部と回動する吐出口
部体基端部との間に水封機構部を介して水添加工を形成
し、上記吐出口部体に設けた回動部体を前記供給管及び
機殻部体に対して回動自在に支持し、しかもこの回動部
体に対して機殻部体に設けた原動機構を配設して成る筒
状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5905676A JPS5912348B2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | 筒状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5905676A JPS5912348B2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | 筒状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52142717A JPS52142717A (en) | 1977-11-28 |
JPS5912348B2 true JPS5912348B2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=13102283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5905676A Expired JPS5912348B2 (ja) | 1976-05-24 | 1976-05-24 | 筒状構造体内面に対する乾式材料圧送塗覆装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912348B2 (ja) |
-
1976
- 1976-05-24 JP JP5905676A patent/JPS5912348B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52142717A (en) | 1977-11-28 |
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