JPS5912321B2 - 凝縮性気体処理用コ−ルドトラツプ - Google Patents

凝縮性気体処理用コ−ルドトラツプ

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JPS5912321B2
JPS5912321B2 JP51062276A JP6227676A JPS5912321B2 JP S5912321 B2 JPS5912321 B2 JP S5912321B2 JP 51062276 A JP51062276 A JP 51062276A JP 6227676 A JP6227676 A JP 6227676A JP S5912321 B2 JPS5912321 B2 JP S5912321B2
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JP
Japan
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pipe
heat exchanger
gas
heat transfer
heat
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JP51062276A
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English (en)
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JPS52145374A (en
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和雄 谷田
昭和 村松
政雄 松井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はたとえば六フフ化ウランのような凝縮性気体
を冷却して析出(トラップ)しかつその析出物質を加熱
して流出し得るような構造を備えた凝縮性気体処理用コ
ールドトラップに関する。
従来、たとえば凝縮性物質を含んだ混合気体から凝縮性
物質を分離捕集する装置としてコールドトラップが知ら
れている。
このコールドトラップは通常、混合気体の流通路に所定
温度に冷却された冷却系伝熱板を所定間隔に複数枚設置
して混合気体を十分に冷却し、この冷却によって凝縮性
物質を伝熱板の表面に固体状に析出させるように構成さ
れている。
しかしながら、従来この種コールドトラップにあっては
捕集対象物が伝熱板の一部分、つまり伝熱板の上流側部
分に集中して析出され易く、このため伝熱板間に形成さ
れた流通路が短時間に閉塞し、保守が面倒であるだけで
なく伝熱板表面の利用率が悪く、さらに捕集効率が低い
欠点があった。
また、コールドトラップの容器を二重構造にした場合に
は加熱すべき加熱系伝熱板の熱を容器壁から伝導して得
ることが難しくなる。
そのため加熱系伝熱板の効率が低下し、コールドトラッ
プの閉塞時間が早まり、不純物ガスの排出ができなくな
るとともに加熱系伝熱板の機能が充分に発揮できない欠
点を生じている。
この発明は上記各欠点を除去するためになされたもので
、その目的とするところは伝熱板間に形成された流通路
が伝熱板に捕集された析出物によって閉塞されるのを防
止でき、伝熱板表面の利用率の向上化および捕集効率の
向上を図れしかも使用し易い凝縮性気体処理用コールド
トラップを提供することにある。
すなわち、この発明はたとえば第1図に示したように被
処理気体を流入しかつトラップされた物質を流出し得る
構造を有する圧力容器1と、この圧力容器のほぼ中央部
から軸方向に配置された第1の熱媒体流通配管2と、こ
の流通配管2の側面に取着された複数の第1の伝熱板3
と、前記第1の熱媒体流通配管2と並列的に前記容器内
に設けられた第2の熱媒体流通配管4と、この第2の配
管の側面に被処理気体の流入方向から順次直径を拡大し
かつ前記第1の伝熱板3間に挿入されるように設けられ
た複数の第2の伝熱板5とを具備したことを特徴とする
凝縮性気体処理用コールドトラップである。
以下、第1図を参照しながらこの発明に係る装置の1実
施例を説明する。
図中、1は内胴11および外胴12からなる二重構造の
横形圧力容器で、この容器1は大地GLに対して傾斜し
た角度をもって支持台13,14゜15に取り付けられ
ている。
内胴11および外胴12との間にはブラインが循環し、
外胴12にブライン系入口管16および出口管17が取
着されている。
なお、18,19は排気用盲フランジである。
内胴11および外胴12の一端側の中央部を気密に貫通
して第1の熱媒体流通配管2が挿着されている。
この配管2は有底の大径パイプ21内に底部が開口した
小径パイプ22が同心的に挿入された該容器1の外部に
突出した端部で固定され、該小径パイプ22の端部には
フランジ部23が取着されている。
高温熱媒体はフランジ部23から流入し小径パイプ22
内を流通して大径パイプ21内に放出され、大径パイプ
21内を流通して大径パイプ21の端部に取着されたフ
ランジ部24から流出する。
配管2の端部近傍の側面にはまた凝縮性気体つまり被処
理気体の流入管25がラッパ管26に取着され、ラッパ
管26はベロー27によって容器1に気密に取着されて
いる。
また容器1内に位置した配管2の側面には第1の伝熱板
の加熱系伝熱板3がほぼ等間隔に取着されており、この
加熱系伝熱板3は気体の流入側から端部へ向けて次第に
直径つまり伝熱面積が小さくなるように形成された伝熱
板31,32,33゜34・・・39が取着されている
また、前記容器1の半径方向には第1の配管2と並列的
に第2の熱媒体流通管4が設けられており、この流通管
4は二重管パイプ41が容器1内の1端から延在し底部
近傍でほぼ直角に折れ曲がりそこで冷却板42に沿って
密接しその冷却板の端から再び直角に折れ曲って容器の
端部へ延在し戻るように形成されている。
なお、冷却板42の中央には開孔43が穿設されている
また、パイプ41の側面には前記伝熱板31,32・・
・39の間に直径の大きい第2の伝熱板の冷却系伝熱板
51.52・・・59が取着されている。
これらの伝熱板51,52・・・59は容器の気体流入
側の一端・\向かうにつれて次第に直径つまり伝熱面積
が小さくなっている。
なお、47.48は伝熱板51゜52・・・59の間隔
を等しく保持するための間隔子、49は支持具でまた6
は凝縮性物質の流出管、7は気体の流出パイプ、8はヒ
ータである。
なお、外胴12の側壁には全面に断熱シールドが施され
ている。
つぎに上記構成のこの発明に係る装置の作用を不活性ガ
スに含まれている六フッ化ウラン(UF6)を分離捕集
する場合を例にして説明する。
まず、流出管6を閉じて第2の熱媒体流通配管4に冷媒
を通流し、さらに第1の熱媒体流通配管2に加熱用流体
を通流させる。
したがって、伝熱板31〜39はある値の温度に加熱さ
れ伝熱板31〜39と51〜59は一段おきに高温低温
に保持される。
つまり対向する伝熱板の表面は異なる温度に保持される
この場合第2の配管4によって冷却される伝熱板51〜
59の温度がたとえば一60℃であるとすると、これに
対向する伝熱板31〜39は少なくとも一40℃以上の
高温となるように制御する。
このような状態で流入管25から被処理気体つまりUF
6を含んだ不活性ガスを容器1内に導入すると、この導
入されたガスはラッパ管26から図中矢印で示すように
通流しこの間に伝熱板31からの熱供給を受けて高温と
なり、その後伝熱板32〜39間に形成されたいわゆる
流路を通り、その後冷却板42の開口を通って流出パイ
プ7から排出される。
そして、前記伝熱板51〜59および31〜39間を通
流するときにUF6が冷却されている伝熱板51〜59
の表面に析出堆積される。
この場合、析出量が多くなっても、伝熱板31〜39の
熱により伝熱板31〜39および51〜59間が析出物
によって閉塞するようなことはなく、シかもUF6は冷
却されている伝熱板51〜59の表面全体に一様に析出
され含まれているUF6のほとんど全部が分離捕集され
る。
なお、伝熱板51〜59の表面に析出されたUF6を除
去する場合には第2の熱媒体流通配管4・\の冷媒の供
給を停止し、第1の熱媒体流通配管2に供給される流体
の熱量を多くして容器1内を高温にし、この温度でUF
6を液化させ流出管6を通して排出するようにすればよ
い。
この場合流出パイプ7を閉じて容器1内の圧力を高くす
るようにしてもよい。
このように、気体の流通路に高温、低温の伝熱板を交互
に配列し、気体の流通方向に冷却系伝熱板51〜59の
面積を拡大している為析出しやすい上流部の析出が制限
され、下流部での析出量が増し低温の伝熱板51〜59
の表面に対象物を固体状に均一に析出させるようにして
いる。
したがって高温の伝熱板31〜39の前述した作用で伝
熱板相互間の間隙が析出物によって閉塞されるのを防止
でき、寿命を長くできるとともに低温の伝熱板51〜5
9の表面全体に析出させることができ、いわゆる捕集面
の利用率を大幅に向上させることができる。
また、高温の伝熱板31〜39を前記関係に配設したこ
とによって逆流するガスに凝縮ポンプ作用を行なわせる
ことができるので、冷却面・\ガスを良好に接触させる
ことができ、これによって捕集効率の向上を図ることが
できる。
さらに、従来の装置では伝熱板に水滴が耐着して熱伝導
が悪くなり、加熱系伝熱板の効率低下の原因になってい
たのに対してこの発明では流入配管2にブロアーなどを
設けることにより温風を流して強制的に水滴の耐着を防
止することができる。
才だUF6の析出状態により伝熱板の温度を調節するこ
とが容易である。
第2図はこの発明に係る装置の他の実施例を示すもので
、第1図と同一部分は同一符号をもって示しである。
第2図において、圧力容器101はたて形に配置され、
外胴112は内胴111の下部のみに二重構造をとるよ
うに設けられている。
この二重構造部の外胴112にはブライン糸入口管16
、出口管17が取着され、外胴112と内胴111の間
にはブラインが循環している。
内胴111には上部中央から内部胴長方向に多重パイプ
が挿入固定されており、この多重パイプは両端が閉塞さ
れ上端が容器101の外部に突出した外パイプ108と
、この外パイプ108の上端部から同軸的に挿着された
両端が閉塞され上端が外パイプ108の外部に突出した
大径パイプ121とこの大径パイプ121に同軸的に挿
着され下端が大径パイプ121に開放された小径パイプ
122で成り、小径パイプ122の上部流入口123か
ら高温熱媒体がパイプ内に流入し、パイプ内を流通して
大径パイプ121に取着された流出口124から流出す
る。
又外パイプ108の上部には被処理気体の流入管25が
取着され、ここから外パイプ108内に流入した気体は
外パイプ108と大径パイプ121間に設けられたら旋
状のフィン9を有する流路に導かれ、この流路を流通し
外パイプ108の下部の内胴111内に開口した下端開
孔9aから胴内に流れ出る胴内に流出した気体は多重パ
イプの側面と胴内壁面に取着され気体流通孔が穿設され
た第1の伝熱板131と、多重パイプと並列的に胴内の
半径方向に設けられ胴長方向に延在する熱媒体流通配管
4とこの側面に被処理気体の流入方向から順次直径を拡
大し、第1の伝熱板131の間に挿入されるように設け
られた第2の伝熱板52〜59との間をそれぞれ流通し
、流出パイプ7から排出される。
このように形成されたものに被処理気体とにUF6を含
んだ不活性ガスを用い、第1の伝熱板131を一40℃
以上、第2の伝熱板52〜59をほぼ一60℃として気
体を流通させれば、第2の伝熱板52〜59の第1の伝
熱板131に対向する面積が気体流通方向に順次拡大し
ている為、前記実施例と同様、UF6が均一に析出堆積
し、片寄って析出し気体流路を閉塞することがなくなり
、伝熱板表面の利用率が向上し、捕集効率の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・圧力容器、2・・・・・・第1の熱媒体
流通配管。 3・・・・・・加熱系伝熱板(第1の伝熱板)、4・・
・・・・第2の熱媒体流通配管、5・・・・・・冷却系
伝熱板、(第2の伝熱板)、7・・・・・・流出パイプ
、25・・・・・・流入管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被処理気体を流入しかつトラップされた物質を流出
    し得る構造を有する圧力容器と、この圧力容器のほぼ中
    央部から軸方向に配置された第1の熱媒体流通配管と、
    この流通配管の側面に取着された複数の第1の伝熱板と
    、前記第1の熱媒体流通配管と並列的に前記容器内に設
    けられた第2の熱媒体流通配管と、この第2の熱媒体流
    通配管の側面に被処理気体の流入方向から順次伝熱面積
    が拡大しかつ前記第1の伝熱板間に挿入されるように設
    けられた複数の第2の伝熱板とを具備したことを特徴と
    する凝縮性気体処理用コールドトラップ。
JP51062276A 1976-05-31 1976-05-31 凝縮性気体処理用コ−ルドトラツプ Expired JPS5912321B2 (ja)

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JPH0730083Y2 (ja) * 1989-05-25 1995-07-12 東京理化器械株式会社 真空凍結乾燥機用のトラップ缶
US6488745B2 (en) * 2001-03-23 2002-12-03 Mks Instruments, Inc. Trap apparatus and method for condensable by-products of deposition reactions

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