JPS59122330A - 回転電機のスロツト絶縁物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 大発明は回転電機、例えば電動機や発重機の磁気鉄心に
設は之スロットの予め定めた一方の開口端側すらコイル
帽挿入配置されるものに〉いて、前記スロット内に配置
されるコイルと磁気鉄心とを電気的に絶縁する回転電機
のスロット絶縁物に関する。

〔従来技術〕

回転電機の磁気鉄心、例えば電動機の固定子鉄Ｉむば、
コイルを収容するため多数のスロットを有している。そ
して、このスロット内には、コイルと鉄心との間の電気
的絶縁のために、絶赦材を切断・成形して作られたスロ
ット絶縁物が、その内周壁に沿って挿入配置される。

予め巻かれたコイルはコイルインサータにより鉄心のス
ロット内に組み込まれる。コイルインサータ／１スロツ
トの一方の開口端からスロ・ソトに沿ってコイルを挿入
し、こｆｌをスロット内に配置する。

したがって、コイルの挿入過程において、スロット絶縁
物にはスロットの軸方向への移動力が加わる。このため
、スロット絶縁物にばこの移動力によろずｆ″Ｌを防止
するための手段を設けである。

従来より一般に採用されているスロット絶縁物は、第１
図に示すように、絶縁物大体４０両端部をそれぞれ折り
返してカフス部５、すなわちずれ防止手段を（＋４して
ある。このように構成したスロット絶縁物３の固定子鉄
心１への挿入は、図示しない挿入機により、第１図に示
すようにＵ字影Ｋｆ形した状態でＩＮ２図及び第３図の
ように、鉄心１の軸方向から、スロット２に挿入し、絶
縁物大体４の両端部ｆに鉄心１から所要の絶縁距離′ｆ
ｒ確保すると共に、カフス部５−：鉄心１の端面がら突
き出るように配置する。この場合、スロット絶縁物３の
絶彎物塞体４の端部、及びカフス部５け、鉄心１の両側
とも前記の折り曲げ加工及び■曲げに伴うスプリングバ
ックにより、スロット２の壁の外１周に倒れて、第４図
の如（スロット２間を塞ぐようなａ′態となる。

コイルインサータ（図示せず）によるコイル挿入におい
ては、第３図に示すよらに、ブレード７に挾持されたコ
イル６ば、駆動軸１０Ｖｃ取付けられたストリッパー９
により押圧されて、鉄心１の軸方向からスロット絶縁物
３の配置されたスロット２に種スされる。また、ウエツ
ヂガイド８にあちかじめ装填されたウエツヂ（図示せず
）も、ス）　＋４　ツバ−９と一期して駆動されるウエ
ツヂプツシャー（図示せず）により押圧されてスロット
２に挿入配置される。

このとき、スロット絶縁物３の内周面と、コイル及びウ
エツヂとの摩擦力が、スロット絶縁物３の外周面と鉄心
１のスロット２内周壁との摩擦力より太き（なると、ス
ロット絶縁物３が鉄心１の軸方向に移動することになる
。しかしな−；ち、第３１９ニ示すように、コイル挿入
側のカフス部５の端面≠；鉄心１の端面に当接して、ス
ロット絶縁物３の動きを規制し前記の絶縁距離ｒ確保す
る。また、カフス部５は絶縁物大体４の端部の補備とり
。

で作用し、コイル６の挿入時に、当該端部の倒れ全軽減
する。

〔発明の目的〕

本発明は前記のように、磁気鉄心に設けたスロットの予
め定めた一方の開口端側からコイルを挿入配置する回転
電機の、前記スロットの円周壁に沿って配置するスロッ
ト絶縁物の改良であって、スロット内での軸方向の移動
を規制できることは勿論、スロット内の所定位置に確実
に挿入配置できる回転電機のスロット絶縁物を得ること
を目的とする。

〔発明の概要〕

太発明者は、両端にカフス部全備えｔ従来のスロット絶
縁物につき、詳細な検討を行ない、従来のものｔＩｃは
次のような不都合な点−ｆあることを導き出し７’Ｃ，
すなわち、スロット絶縁物３のスロ・ソト２への挿入に
おいては、前記の如くカフス部５がスロット２内を通過
するため、スロット内周壁３の幅は、スロット内周壁の
長さに対してカフス部５の厚みνこ対応する分だけ短が
（設定される。

こｔ′Ｌはスロット絶縁物３の挿入を容易にする定めで
ある。このため、第５図に示すように、スロット絶縁物
３の挿入過程において、カフス部５の外周面ばスロット
円周壁にほぼ全面的に当接するが、絶僅物人体４の外周
面は第６図に示すように、ス１フット２）ＩＩＩＩ壁に
当ｌ妾しているのみで、スロット底部に対しは遊離して
しまう。このため、スロット２日のスロット絶縁物３の
状態が不安定になり、スロット絶縁物３ばスロット２内
でねじれて、第７図のよりにつれて配置されてしまう。

この現象は鉄心ｌの軸方向の長さが長い程、すなわちス
ロット絶縁物３の長さが長い程、顕著に現われる。

このようなｊＡ象は回紘電・截の絶砿特注の低下を招（
原因となる。この現象による絶縁低下を未然に防止する
には、修正に伴ら手直し作業を必要としてしまう。

また、コイル挿入側と反対側、すなわちコイル出口側に
設けたカフス部５の端面ば、コイル挿入に伴う鉄心１の
軸方向の荷重を受けず、しかも前記のコイル挿入側のカ
フス部５の端面々の距離は鉄心工の寸法のバラツキを考
慮して鉄心ｌの積厚より若干長くなっている。そのため
、第３図に示すように、このカフス部５の端面と、これ
と対向する鉄心１の端面との間には、空隙／Ｚ生ずる。

従って、コイル挿入に設けたカフス部５け、スロット絶
縁物３のずれ止め手段としての機能を発揮しない。−に
汀、前記空隙≠２生ずることからも明らかナヨうに、ス
ロット絶縁物３のスロット挿入側と反対側ば鉄心１より
必要以上に多（突出する。

このことは、第４図およびこれに対応する前記の説明か
らも明らかなように、鉄心１の端部における隣接するス
ロット２闇の空間を塞ぐ現象≠；顕著に発生することを
意味する。こｆｌは、当該端面側に位置することになる
コイルエンドの糸かけ作業時における手直し作業を一層
面倒にする。また、各スロット２からはコイルが導き出
される。し友≠：つで、この空間はコイル６及び鉄心１
を冷却する上での重要な空間となるが、これがカフス部
５により塞≠：れてしまうという欠点がある。

更に、前記の如く、スロット絶縁物３の両端にカフス部
５Ｖｃよるずれ止め手段を有する構成においては、生産
上、次のような不都合を生ずる。すなわち、近年、口伝
電機、特に電動機の生産においては鉄心１の径方向の形
状寸法を標準化し、鉄心１の軸方向の長さ、すなわち積
厚を変えることにより、回転電機の多様化に対応すると
共に生産性の向上を図る傾向になっている。した九って
、鉄心１の積厚変更≠２頻繁に行われる。この場合、ス
ロット絶縁物３においては、スロット絶縁物挿入機のカ
フス成形機構部における例えば一対の旋溝つき治具間の
ピッ４−を調節して積厚変更に対応させる必要かあるの
で、手間を要する。

更に又、両端部にカフス部５を設ける必要があるため、
Ｍ３緑材料−／Ｊ：多（必要であるとＬ／１つ経済的な
問題があつｔ。

前記のスロット絶縁物３におけるカフス部５の機能とし
て、軸方向の移動に対する規制と、端部の補強が考えら
れる。

回転電機の固定子コイルの機械巻方式として、一般に採
用されているコイルインサータによるコイル挿入におい
ては、前記の如（、スロット絶縁物３の軸方向の移動を
規制するために、前記のがカフス部５のよらな、ずれ止
め手段を講する必要看ある。Ｌかしな充ら、コイル油入
後の生産工程や回転電機のＮ搬、取扱い、及び運転状態
［卦けるスロット絶縁物３の軸方向の移動の規ＦＩｊＩ
Ｉ／′ｉ、別の手段、例えばコイルの押圧成形Ｊ＃５結
束、ざらには、ワニス処理やモールド成形ｒＣよφ固着
等により達成できる。

さらに、近年、回転電機に、効率向上や小形化に伴い、
スロット内導体占積率の向上、コイルエンド局長の短縮
化の傾向にある。このような状況ｌｌ′１：おいては、
おのづから前記のスロット絶縁物３の移！＃７ｔｒ！規
制される。

他方、コイル挿入やコイルエンド成形工程において、ス
ロット絶縁物３の端部は荷重を受けるが、別の−ａ段、
例えば、スロット絶縁物の端部への保護治具の採用によ
り、カフスｇ（Ｓ５を設けな（トモ、端部σ確実に補強
できる。

従って、前記のカフス部の基本的な＠能としてば、コイ
ル挿入に伴うスロット絶縁物の軸方向の移動に対する規
制にある。

次発間は上記の考察に基づいて成されたものであり、そ
の／辱徴とするところは、スロット絶縁物の、コイルを
挿入する予め定めた一方の側にのみ、磁気鉄心の端面に
当該して当該スロット絶縁物のすｆｌ、？防止するずれ
止め手段を設けたことにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を８８図から第１２図を参照Ｌ
”Ｕ説明する。すなわち、本発明によれはカフス部５を
絶縁物水体４のコイル挿入側ノ一方にのみ設ける。この
スロット絶縁物３け図示しないスロット絶縁物挿入機に
より、第９図に示すようにずれ止め手段として絶縁体４
のコイル挿入側の一方を折曲げてカフス部５ｆｔ形成し
た後、Ｕ字形に曲げ加工され、第１０図、第１１図のよ
うに鉄心１の軸方向からスロット２に挿入される。スロ
ット絶縁物３の盾入方向はカフス部５を設けてない方か
らである。そして、絶縁物本体４の両端部が鉄心１から
所要の絶縁距離を確保するように配置される。

この場合、スロット絶縁物３のコイル挿入側のカフス部
５か前記の従来例と同様に、第４図の如（スロワ）４１
の外側に倒れてスロットＩＩを塞ぐような状態となる。

しかし、他方の絶縁物本体４のカフス部５のない端部ば
、第１２図に示すようにスロット形状に沿って形成され
、鉄心１の端部での相隣接するスロット間に空隙看確保
される。また、前記のことから、スロット絶縁物３はス
ロット幅方向の展開長をスロット内壁の局長ＩＱｓｆ合
せて設定することができ、第８図に示す如（絶縁物本体
４の外周面がスロット２の内周壁にほぼ全面的に当接し
、スロット２内に確実に挿入配置でき次に、図示しない
コイルインサータによるコイル挿入においてに、第１１
図に示すようにブレード７に挾持されたコイル６ば、駆
動軸１０に取付けられたストリッパー９により押圧され
て、鉄心１６’ｊ軸方向テＸロット絶級物３のカフス部
５の位置する方からスロット２に挿入され、ウェッヂガ
イド８にあらかじめ装填されたウェッヂ（図示せず）も
ストリッパー９と同期して駆動されるウェツヂプツシャ
〜（図示せず）により押圧されてスロット２に挿入され
る。このとき、スロット絶縁物３の内周面と、コイル６
＆びウェッヂとの摩擦力ガスロット絶縁物３の外周面と
鉄心１のスロット内壁との摩擦力より大きくなると、ス
ロ・ソト絶縁物３帽鉄心１の軸方向に移動することにな
る。

しかし、第４１図に示すようにコイル挿入側に設けたカ
フス部５の端面が、鉄心１の端面に当接してスロット絶
縁物３の動きを規制することにより、前記の絶縁距ｍを
確保する。

以上のように丁れば、次のような効果がある。

まず、スロット絶縁物３のずれ止め手段を構成するため
の材料、カフス部５≠：従来のものに対して半減するの
で、その分だけ絶縁材料の節減ができる。また、スロッ
ト絶縁物３のずれ止め手段、すなわち、カフス部５が片
側のみなので、鉄心の積厚ｑ更に伴うスロット絶縁物挿
入機のカフス成形機構部の例えば前記の如きピッ手調整
≠；不要になり、段取り工数が低減できる。更に、スロ
ット絶縁物がスロ・ソト内に確実ｖＣＣ大入れ、従来例
の如（ねじれて配置されることがないので、スロット絶
縁物の修正作業をなくすと共に回転電機の絶縁特性を向
上することが７きる。ζちに、スロット絶縁物３に分け
る絶縁物本体４のカフス部５のない端ｉば、スロット２
の形状に沿って形成され相隣接するスロワ）　２Ｆ１ｊ
Ｊｖｃ空隙が確保されるので、鉄心１やコイル６の冷却
特性を向上することができる。

次に、第２の実施例を第４３図から第１６図により説明
する。この実施例は、第１３図に示すよ’ｌＶｃ、ずれ
止め手段として絶縁物本体４のコイル捕入側端部のスロ
ット２の底面側に位置する部分にの゛み折り曲げによる
カフス部５’′ｆｒｌ成するものである。そして、該カ
フス部５′の端部をテーパ状に切り落す、鉄心１への当
該スロット＃！ｌＪｔ物３の挿入は、前記と同様し、Ｕ
字形に曲げ加工し、第１４図、第１５図のように鉄心１
の軸方向からスロット２に挿入する。そして、絶縁物本
体４の両端部≠；鉄心１から所定の絶縁距離を確保する
より配置する。この場合、スロット絶縁物３の両端部は
それぞれ第１２図及ｒメ第１６図に示すよってスロット
２の形状に沿って形成され、相隣接するスロット２内に
空隙貨確保される。捷た、スロット絶縁物３け第８図に
示すよりに絶縁物本体４の外周面いｚスロット内周壁に
ほぼ全面的に当接し、スロット内に確実に挿入、配置さ
ｔ′Ｌル。

コイルイン廿−夕によるコイル挿入においてば、前記実
施例と同様、溝１４図に示すようｊとコイル澗入側に位
置するカフス部５′の端面が鉄心１の端面に指摘する。

そして、スロット絶縁物３の軸方向の動きを規制し、絶
縁距４１を確保する。この場台、コイル挿入時やコイル
成形時に、第１６図１こ示す如（、相隣接するスロット
２側にスロット絶縁物３の端部をスロット２の側壁に沿
って保持するための保持治具１１を確実に挿入すること
≠２できる。

以上のようにすれば、前記の実施例において記述Ｌ５た
効果の他ｌこさらに、次のよらな効果がある。

すなわち、前記の如（、コイル挿入時にスロット絶縁物
の、特にづれ止め手段がある方の端部を治具により保持
するこさができ、スロット内導体占積率の高いものや、
コイルエンド局長の矧いもの７あってもスロット絶縁物
３の端部および鉄心１の便形め損傷を防止でき、かつコ
イルやウエツヂの挿入も円滑に行らこと≠：できるので
、回転電機の品質が向上し、不良の発生に伴う材料壱工
数の損失をな（すことができる。また、スロット絶縁物
３の両＠部における相隣接す〈スロ・ソト２間ｉこ空隙
値；確保できるので、鉄心１４３コイル６の冷却特性を
、より一層向上することｔ；できる。

次ζこ第３の実施例を第１７図から第２０図により説明
する。この実施例は、１ｇ１７図に示すように、ずれ止
め−Ｆ一段として、絶縁物大体４のコイル挿入側端部の
外周面にカフス部５“ｆｅ接着または溶着したものであ
る。鉄心１への当該スロット絶縁物３の挿入は、前記と
同様、Ｕ字形１こ曲げ加工し、第１８図、第１９図のよ
うに鉄心工の軸方向かち、スロット２に挿入する。そし
て、絶縁物大体４の両端部が鉄心１から所定の絶縁距Ｍ
を確保するように配置する。この場合、スロット絶縁物
３の両端部はそれぞハ、第１２図、第２０図に示すよう
にスロット２のセ状に沿って構成され、相隣接するスロ
ット２ｉｌに空隙が確保される。また、スロット絶縁物
３は第８図に示すように、絶縁物ｉ′体４の外周面がス
ロット内壁にほぼ全面的に当接し、スロット２内をこ確
実に抽入配置される。

コイルイン廿−夕によるコイル挿入においてに前記の実
施例と同様、第１９図に示すようにコイル挿入側に位置
するカフス部５／ｖ＞端面が鉄心１の端面に当後する。

そして、スロット絶縁物３の輻方向の動き全規制し、絶
縁距離を確保する。この場合、コイル挿入時やコイル成
形時に、第２０図の如（相隣接するスロット２間にスロ
・ソト絶縁物３の端部をスロット２の側壁番こ沿って保
持するための保持治具１１を確実に挿入すること≠２で
きる・このよりにすれば、前記の第２の実施例において
記述した効果の他に、さらに次の効果を有する。

すなわち、スロット絶縁物３のずれ止め手段として、絶
縁物本体４の端部にカフス部材を接着または溶着して構
成されているので、カフス部材の材質及び厚みを用途に
応じて選択できると共をこすれ止め部５”ｎ機械的強度
を必要に応じて増大すること≠１できる。

次に第４の実施例を第２１図から第２４図により説明す
る。この実施例σ、第２１図に示すようにずｎ止めｆ一
段として絶縁物大体４のコイル盾入側端部？こ連続また
σｌｆｒ続的に突状の溝１２を形成したものである。

鉄心ｌへの当該スロット絶縁物３の挿入は、前記と同様
、Ｕ字形に曲げ加工し、第２２図、第お図のように鉄心
１の軸方向からスロット２に挿入する。そして、絶縁物
本体４の両端部ｔζ鉄心１から所定の絶縁距離を確保す
るよりに配置する。この場合、スロ・ソト絶縁物３の両
端部はそれぞｔｌ−第１２図、第２４図に示すようにス
ロット２の形状に沿って形成され、相隣接するスロット
２間に空隙が確保される。

また、スロット絶縁物３け第８図に示すように絶縁物本
体４の外周面がスロット２の内周壁にほぼ全面的に当接
し、スロット２内に確実に挿入配置される。

コイルインサータによるコイル挿入においては、前記の
実施例と同様、第２２図に示すよらにコイル挿入側に位
置する部材の溝１２≠；鉄心１の端面に当接する。そし
て、スロット絶縁物３の軸方向の動きを規制し、絶縁距
離を確保する。この場合も、前記の第２及び算３の実施
例と同様、コイル挿入時、シよびコイＶ咬屁時に、相隣
接するスロット２Ｎに、スロット絶４Ｎ２１３の端部を
スロット側壁に沿って保持するための保持治具を挿入す
ることができる。

このようにすれば、更に次の効果を有する。すなわち、
スロット絶縁物のづれ止め手段として絶縁物本体４の端
部に突状の溝１２を設けた構成になっているの７、カフ
ス部材帽不要になり、その分の材料節減ができる。

次に、本発明の更に他の実施例について説明する。なお
、以後の説明において汀、ずれ止め手段として第９図の
ものを引用して説明するが、これば他の構成であっても
同様Ｔある。まず、第２５図に示す第５の実施例は、前
記の第１の実施例（第９図〜第１２図）における絶縁物
本体４の厚みを、コイル挿入側の厚みなより、出口側の
厚みＴＯｆ大き（構成したものである。

このような構成においては、コイル抽入側における絶縁
物本体４の端部が補強されると共に、絶縁物本体４の厚
みに訃ける軸方向の勾配により、スロット絶縁物３の反
コイル挿入方向のずれ止め効果をも期待できる。なお、
厚みを軸方向に連続的に変えて構成している≠；、これ
は断続的に父えて構成してもよい。

第６の実施例を第２６因及び第２７図により説明する。

これは前記の第１の実施例（第９図〜第１２図）におけ
る絶縁物本体４全、あらかじめ成形用ロールにより波形
１３に成形加工して構成したものである。これによれば
、更に次の効果を有する。

１ｆｘｈ％、ｘロット絶縁物３の挿入において、スロッ
ト２の内周ｍ？こ対する絶縁物本体４の摩擦抵抗≠２軽
減されるので、挿入性をさらに向上させ得る。また、絶
縁物本体４におけるスロット２の断面方向の断面係数を
増加できるので、特に絶縁物を体４の端部の機械的強度
を増加させ得る。更ｌこ、スロット２の内周壁と絶縁物
本体４の闇におけるワニスやモールド等の含浸性帽向上
し１両者の接着強度を増加させ得る。

第７の実施例′ｆ第２８図及び第２９図により説明する
。こＭは前記第１の実施倒置おける絶縁物本体４を、コ
イル挿入側と反対側に位置する端部の内面にあらかじめ
連続、ないしに断続的に折り目１４、あるいけＵ字状又
げＶ字状の溝１４をっけることｌこより、前記の端部が
スロット２の内側方向に折り曲がるように構成したもの
である。このよらにすれば、スロット絶縁物の挿入性を
さらに向上させるこ七カできると共に、コイル挿入に部
ら前記の端部の倒−ｒＬをさらに軽減できる。

第８の実施例を第３０必及び第３１図により説明する。

こｆ′Ｌ、げ前記第７の実施例（第２８図〜第２９図）
で示したスロット絶縁物と、あらかじめ絶縁材ｆｔ酸Ｉ
して作成したスロット端部絶縁物１５とを組合せて構成
するこ七により、絶縁物本体４の軸方向の長さを短縮し
たものである。絶縁物本体４とスロット端部絶縁物１５
七の組合せにおいては、スロット２の両頂ｌからそれぞ
ｆ′１．挿入する≠；、ｆｔ要の絶薇距＃を確保するた
めに両者を部分的ｌこ重ね合せて構成する。しかし、回
転型イ幾の仕様により、これは重ねず、端面の突き合せ
、あるいけ適当な距離を保って向い合せるようにしても
よい。

前記の絶縁物本体４におけるスロット内側へ折り曲げら
れた端部汀、絶縁物本体４のスロット２への挿入性を向
上させると共に、前記両者の重ね合せを円滑にするよう
機能し、その後のコイル挿入に伴う押圧によりスロット
２に沿った銘状となる。

このような構成において汀、コイルの出Ｃｌ１ｌｌｌｌ
こおけるコイルエンド局長を短縮させることができ、コ
イル６を構成する例えばエナメル電球をＩｔ１ＭＬ得る
。

第９の実施例を第３２（２）及び第３３図により説明す
る。こｔ’Ｌｎ前記第８の実施例におけるスロット端部
絶縁物１５として、粉末絶縁材あるいけワニス等をあら
かじめ鉄心Ｉのスロット２及び！ｆｆｉに塗布１−１硬
化させて絶縁皮膜１６を形成して構成したものである。

木構我にシけるスロット絶縁物３及びコイルの挿入上の
作用は、前記第８の実捲例とｐ介ぼ同様であるが、他に
次のよらな効果を有する。

すなわち、前記の粉末絶縁材嗜ワニスの塗布処理ζこ訃
ける絶縁皮膜の形成ば、スロ゛ソト端ｔａノエヅヂの部
位で塗膜厚がらすぐ、スロットの鉄心中央部にビ〉ホー
ル等の欠陥を生じて、絶縁上の信頼性が劣るといら欠点
があった一；、Ｘ４成にょればこの欠点を解消すること
一部できる。

尚、前記の第３２図及び第３３図の実施例では粉末絶縁
材やワニスを用いた絶縁皮膜１６の形成を少な（とも前
記の所要の絶縁距離を確保する程度のものを示しｆｃカ
、スロット２の内周壁及び鉄＋ｔ＞１の端面に対し、必
要に応じて部分的あるいは全面的に皮膜（ｒ−形成して
もよい。

第１０の実施例を第３４図汐び第３５図をこより説明す
る。木スロット絶縁物は鉄心の軸方向の中央部７分割し
たものである。そして、所要の絶縁用＃をＩＭ保するた
めに一部を重ね合せて直列に構成したものである。なお
、こｆｌ、ば１師貼雷機の仕様により、市ねず端面の突
き合せ、あるいけ適当な距離を保って対向させるように
してもよい。一方のスロット絶縁物σ絶縁体の端部がス
ロット内側へ折り曲げられており、これの作用と効果に
ついてに前記の第８の実施例と同様である。

ｆ構成ｌとおいてσ特に深井戸ポンプ用電動機（水中モ
ードル）の如く、鉄心１の積厚が非常に長いもの（例え
ば３００〜６００目）においてもスロット絶縁物３をス
ロット内に確実に挿入、配置すること≠２できる。しか
も、スロット絶縁物３をスロット２の両側か１−１２回
に分割してスロット２内１こ油入配置できるので、スロ
ット絶縁物稲入機のＦＦｒ要４ｒ−力をほぼ半減でき、
設備費２節減し得る。

第１１の実、怖例を第３６南及び第３７図並びに第４２
図、第４３図をこより説明する。本スロット絶縁物３は
前記の第１の実施：Ｉｌｌにおけるコイル挿入（ｔｉｌ
ｌと反対側に位置する端部を、加、堕されｔ金型により
成形して鉄心１の端部に沿つｆｃ屁状としたもの７′あ
る。第３６図及び豫３７図は絶縁物大体４の端部を全面
的ｊこカフス酸ｉ１＝たもの、第４２図及び第４３図は
絶縁物本体４の端部のスロット底部全線いてカフス成形
したものである。

本濫成により、前記の鎖１の実施例に対して、コイル盾
入上の出口１剤（Ｏおけるコイルエシト゛周長を短縮さ
せることができ、エナメル這４ｅ８ＭＬ得る。

第１２の実施例全第３８図及び第３９図により説明する
。木スロット絶縁物３に前記メ１の実施例に〉ける絶縁
物大体４を同一絶縁材を用いて二重に構成したもので、
前記の実施例に対して電気的特性及び機械的特性を向上
すること−ｚｒきる。

この場合、づれ止め部５も第４４図のように二重に構成
して補強してもよい。

第１３の実施例を第４０図及び第４１図により説明する
。本スロット絶縁物３は前記第１の実施１３１における
絶縁物大体４を１１種絶縁材、ないしけ異種絶縁材、あ
るいけ厚みが同一ないしけ異るものをＩｆＩいて二重ｌ
ｉｃ構成したものＴ、前記の第１１の実施例に対して電
気的特性及び機械的特性の向ヒ、あるいけコスト１成域
を１９ること帽できる。この場合、づ１止め部５も第４
４図のように二■に構成して補強してへよい。

以上、編５から第１３の実施例において、づれ止め手段
と１．て第９図に示すものを採用した場合についで説明
した≠ｚ１こｔ″Ｌぽ第１３図、第］７図及（Ｎ第２１
図に示すものを適用することもでき、これらの場合も、
前記とほぼ同様の効果を得ることができる。

尚、本発明の第１から第４３の実施例において、スロッ
ト底部の形状は円弧状のものを図示したが、大発明は矩
形状のものにも適用できる。また、スロ・ソト開口部の
形状として半閉状のものを図示した≠；、開放状のもの
にも適用できると共に同様の効果を得ることができる。

要するに大発明は、スロットの形状に限定されるもので
にない。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなよらに、本発明によればコイル
播月こ伴う移！＃を規制Ｔきることば勿論、磁気鉄心の
スロット内に確実に抽入配置でき、スロット絶縁物を得
ることが７きる。したがって、スロット絶縁物の修正作
条ヲな（すことができ、工数や材料の損失を　滅できる
と共に、回転電機の絶縁特性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第４図は従来のスロット絶縁物の斜視図、第２図ハ従来
のスロット絶縁物の抽入途中におけるスロットとの態様
を示す断面図、第３図げ従来のスロット絶縁物のコイル
挿入途中における鉄心およびコイルとの態様を示す断面
図、第４図は従来のスロット絶縁物を鉄心のスロットに
挿入し定状態１こ訃ける端部の斜視図７あると共に本発
明の一実施例のスロット絶縁物を鉄心のスロットに挿入
した状態におけるずれ止め手段分有する端部の斜視図、
第５図は第２図の５−５線断面図、第６図は第２図の６
−６線時面図、第７図は第３１メ１の７−７、線断面図
、第８図は下記笛１０図、第１１図。 第１４図、第１５図、第１８図、第１９図、第ｎ図およ
び第２３図の８−８線断面図、第９図は本発明の一実施
例を示すスロット絶縁物の斜視図、第］０図σ本発明に
おけるスロット絶縁物の挿入途中に訃けるスロットとの
態様を示す断面図、第１１図は本発明にかけるスロット
絶縁物のコイル挿入途中に卦ける鉄心およびコイルとの
態様を示す断面図、第１２図は本発明に訃けるスロット
絶縁物をスロットに柿入り、た状Ｏにおけるずれ止め−
Ｆ：段のない端部の斜視図、第４３図、第１７図および
第２１図はｉ：発明の他の実施例に訃けるスロット絶縁
物の斜視図、第１４図、第１８図及び第２２崗に本発明
の他の実施例におけるスロット絶縁物の挿入途中のスロ
ットとの態様を示す断面図、第１５南、第１９図、第２
３図、第２５図、第２６図、第２８図、第３０図、第３
２図、第３４図。 第３５図、第３６図、第３８図は本発明の他の実施例の
スロット絶縁物のコイ／Ｌ／挿入途中における鉄心訃よ
びコイルとの態様を示す断面図、第１６図会よび第２０
図は本発明の他の実施例のスロット絶縁物をスロ・ソト
に挿入した状態におけるずれ止め手段を有する端部に保
持治具を係合した態様を示す斜視図、第２４図は本発明
の他の実施例のスロット絶縁物をスロットに抽入した状
態におけるずれ止め手段を有する４部の斜視図、第２７
図。 第２９図、第３１１図、第３３図、第３７図、第３９図
及び第４１図は本発明の他の実施例のスロット絶縁物を
スロ゛ソトに挿入した状態に訃けるずれ止め手段のない
端部の斜視函、第４４図はずれ止め部の部分断面図であ
る。 １・・・鉄心、２・・・スロット、３・・・スロット絶
縁物、４・・・絶縁物本体、５　、５’、　５“、５“
４・・カフス部、６・・・コイル、７・・・ブレード、
８・・・ウエツヂガイト、９・・・ス）　ＩＪツバ−１
１０・・・駆動軸、１１・・・保持治具、１２・・・突
状の溝、１３・・・波形部、１４・・・折り目または溝
、１５・・・スロット端部絶縁物、１６・・・スロット
端部絶縁皮膜。 凛　２　図 第　３　図 １θ 界５図　　　　　算６図 第７図 第　８　口 界　１４　図 ｆ 序Ｉ５図 ０ 算　１７図 、第２θ　図 第　１８　　図 昇　／’ｉ　　図 ／／′ｌ 那　２５　図 ０ Ｔ＝　＞　Ｔ＋ 第　２６図 沸２７図 第２８　　圀 簿２９図 序３０　図 昇３１図 第　３２　図 昇３３　図 沸３４図 滞３Ｓ図 浄　３６圀 Ｑ 凛　３７図 ５”’　　　　　５ 序　３Ｂ　図 第３ｑ１２１ 第４０　図 凍４１　図 凍４２図 矛４３図 亮４４図 手続補正書Ｃ方式） 事件の表示 昭和　５７年特許願第２２６８３７　　号発明の名称 回転電機のスロット絶縁物 補正をする者 １虐（支）！甲キ　特許出願人 １Ｆ所　　　　〒ｔｏｏ東京都千代田区丸の内−丁Ｉ″
１５番ｊ号１、Ｉ・　　　　’３１Ｑｌｊ’ｉ　式会χ
Ｆ　　日　　立　　５２　　作　　所でＬ　　表　に　
　　三　　　ｆＩｌ　　　　勝　　　茂代　　　理　　
　人 ｔ、・、　　所　　　〒１００東京都千代田区丸の内−
丁目５番１号ノ゛！：ｉｔ、会ンｉ、ＩＦ−ｉ”、３４
２４１１Ｍ１ノア屯町・Ｊ・・４３５−４２２１「、第
４０図、第４２図」を追加する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気鉄心に設は之スロットに、前記磁気鉄心端面の
   一方の側からのみコイルを挿入配計る回転電機の前記ス
   ロットの内周壁に沿って配置されるスロット絶縁物にお
   いて、前記磁気鉄心の端面に当接して前記スロット内に
   おけるずｒＬを防止するずれ化６手段を、前記一方の＠
   にのみ設は之ことを４５徴とする回転電機のスロット絶
   縁物。 ２、ずれ防止手段はスロット絶縁物の端部を折り返して
   ｍ成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   回転賞１機のスロ・ソト絶縁物。 ３、ずれ防止手段は部材をスロット絶縁物に接着Ｉ−た
   ものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の回転電機のスロット絶縁物。 ４、ずれ防止手段は部材をスロット絶縁物に溶着したも
   のであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   回転電機のスロ・ソ）ｉ’Ｊ物。 ５、ずれ防止手段にスロット絶縁物を膨出して形成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の＠転電機
   のスロット絶縁物。 ６、スれ防止手段はスロット絶縁物のスロットの底部に
   のみ設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項、又
   は第２項、又Ｆｉ第３項、又は第４項、又は第５項記載
   の回転電機のスロット絶縁物。 ７、スロット絶縁物の他方端は内方にいくぶん変形させ
   であることを！！５徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の回転電機のスロット絶縁物。