JPS59122302A - 周波数判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動列車制御装置（以下ＡＴＣ装置と称する
）等に適用するのに好適な周波数判別装置に関する。

従来技術 ＡＴＣ装置においては、軌道回路にその区間において列
車の最高許容速度を意味するＡＴＣ信号を送信し、車上
受信器でこのＡＴＣ信号を受信して解読し、許容値以上
の速度になるとブレーキ制御する。また地上受信器では
、軌道回路内に列車が進入し車輪短絡するまで、前記Ａ
ＴＣ信号を受信し、軌道リレーＴＲを駆動する。

ＡＴＣ信号は、複数の許容速度を表わすため、複数種の
ＡＭ変調波として送信し、このＡＭ変調波によって信号
の種別を区別するのが一般的である。この場合、ある軌
道回路に送信しているＡＴＣ信号の種別が予め解ってい
ることから、従来は軌道リレーＴＲの駆動回路を、第１
図に示す構成としてあった。

り′Ｓ１図において、１１〜１ｎは変調波ｆｍｌ〜ｆ口
ｎを発振する発振器、２は搬送波ｆｃを発振する発振器
、３１〜３ｎは変調器である。発振器１１〜１ｎの変調
波ｆｍｌ−ｆｍｎは、変調器３１〜３ｎにおいて発振器
２の搬送波ｆｃによりＡＭ変調され、変調器３１〜３ｎ
よりＡＭ変調のＡＴＣ信号信号−１〜ｆｎられる。

４は選択部である。該選択部４には列車位置条件、ルー
ト開通条件等（以下ＴＲ条件と称する）が入力されてお
り、該ＴＲ条件入力により、変調器３１〜３ｎから与え
られるＡＴＣ信号信号−１〜ｆｎ、軌道回路単位に適合
するＡＴＣ信号を選択する。このようにして選択された
ＡＴＣ信号は、送信部５を通って軌道回路６に送信され
、受信部７で受信される。

一方、前記発振器１１〜１ｎの変調波ｆｍｌ〜ｆｍｎは
変調器８１〜８ｎにも入力される。変調器８１〜８ｎで
は、前記変調波ｆｍｌ〜ｆｍｎと発振器９のｆｉ倍信号
でＡＭ変調をかける。この後、フィルタｌＯ１〜１０ｎ
で周波数（ｆ　ｉ　−ｆｍｌ　）　〜（ｆｉ　ｆｍｎ）
（ｇ号を抽出する。このヘテロゲイン信号（ｆ　ｉ　−
ｆｍｌ　）　〜（ｆ　ｉ　−ｆｍｎ　）は黄択部１１に
入力される。該選択部１１では、前記と同様のＴＲ条件
人力に基づき、前記へテロタイン信号（ｆ　ｉ　−ｆｍ
ｌ　）　〜（ｆ　ｉ　−ｆｍｎ　）から、当該軌道回路
単位に適合するヘテロダイン信号（ｆｉ　−ｆｍ）を選
択し、前記受信部７に入力する。

第２図は前記受信部７の回路構成を示す図である。図に
おいて、７１はフィルタ、７２は増幅器、７３は検波器
、７４は変調器、７５はフィルタ、７６はレベル判定器
、７７は整流器である。

Ｌ記の回路構成において、まず、フィルタ７１、増幅器
７２及び検波器７３を用いて、軌道回路６から人力され
るＡＴＣ信号から当該軌道回路Ｉ′Ｉ￥位に対応する変
調波ｆｍを抽出する。このようにして抽出された変調波
ｆｍは変調器７４に入力される。変調器７４には、当該
軌道回路単位に適合する復調用のヘテロダイン信号（ｆ
ｉ−ｆｍ）が入力されており、このヘテロゲイン信号（
ｆｉ−ｆｍ）と前記変調波ｆｍとで変調をかけ、（ｆｉ
−ｆｍ）±ｆｍ信号を発生させる。次に変調器７４の後
段に設けたフィルタ７５により、（ｆｉ−ｆｍ）±ｆｍ
信号、即ち（ｆｉ　−ｆｍ　＋ｆｎ＋）信号及び（ｆｉ
　−ｆｍ　−ｆｍ　）信号から、ｆ１成分（＝　ｆｉ　
−ｆｍ　＋ｆｍ　）を抽出し、レベル判定器７６でレベ
ル判定した後、整流器７７で整流し、＋Ａ道リレーＴＲ
を駆動する。

従来技術の欠点 しかしながら、Ｆ二記従来の周波数判別装置において、
ＡＴＣ信号の変調波は一般的に１０Ｈｚ〜１００Ｈｚ程
度の低周波であり、受信部７を構成する変調器７４によ
りヘテロダイン信号（ｆｉ−ｆｍ）で変調した後の（ｆ
ｉ−ｆｍ）±ｆ＋ｎ信−３全−３理し易い数百Ｈｚ−数
ＫＨｚまでもって行くと、ｆ　ｉ　ｆｉ１分に占めるｆ
ｍ成分の割合が小さくなるため、（ｆｉ−２ｆｍ）成分
とｆｉ酸成分を分離するフィルタ７５を、例えは水晶フ
ィルタ或いはメカニカルフィルタ等のＱイ１１′Ｉの高
いフィルタによって構成しなければならないという欠点
があった。

本発明のト１的 そこで本発明は１−述する従来の欠点を除去し、専用の
周波数訳択フィルタを省略し、構成を筒中化し得るよう
にした周波数判別装置を提供することを目的とする。

本発明の構成 １−記［］的を達成するため、本発明は１周波数の異な
る複数種の信号から、該当人力信号の種別を選択する周
波数判別装置において、選択中心周波数の可変され得る
フィルタと、該フィルタにおける選択中心周波数を前記
入力信号の周波数に応して可変する制御信号を該フィル
タに与える制御信号発生部とを備えることを特徴とする
。

実施例 第３図は本発明に係る周波数判別装置のブロック図であ
る。図において、１２は選択中心周波数のｒ７ｆ変され
得るフィルタである。このようなフィルタ１２は、例′
えばスイッチド、キャパシタ、フィルタとして公知であ
る。該フィルタ１２には、入力信号ｆｉＮか入力される
。入力信号ｆｉＮは周波数の異なる複数種の信号で構成
される。例えば第１図及び第２図で説明したＡＴＣ装置
を例にとると、軌道回路６を通して受信部７を構成する
変調器７４にＵ−えられる変調波信号ｆｒｎ、即ち変調
波ｆｍｌ〜ｆｍｎとしてかえられる。

１３は前記フィルタ１２における選択中心周波数を、前
記入力信号ｆｉＮの周波数に応じて制御する躍択中心周
波数制御信号ｆｖを、前記フィルタ１２に与える選択中
心周波数制御信号発生部である。ここで、例えば前述の
ＡＴＣ装置等においては、軌道回路単位毎に選択すべき
変調波信号ｆｍの種別、即ち入力信号ｆｉＮの種別が、
送信側で予め予測できる。従って、このようなシステム
においては、送信側から送信される入力信号ｆｉＮの情
報より、フィルタ１２に入力すべき選択中心周波数制御
信号ｆｖを選択し、この１択中心周波数制御信号ｆｖに
より１フイルタ１２において選択すべき周波数信号を、
前記入力信号ｆｉＮの周波数に応じて制御することがで
きる。

一方、第４図に示すように、入力信号ｆｉＮの種別が送
信側で予測できないシステムにおいては、信号処理装置
１４の出力の一部を選択中心周波数制御信号発生部１３
に入力し、その出力条件で選択中心周波数制御信号ｆｖ
を時分割的に選択し、この選択中心周波数制御信号ｆｖ
によってフィルタ１２における選択中心周波数を制御し
、フィルタ１２及び信号処理装置１４の出力をアンドゲ
ート１５に与えてその論理積をとることにより、どの時
分割タイミングでフィルタ出力があったかで、入力周波
数の判定が可能である。

上記構成において、入力信号ｆｉＮがフィルタ１２に与
えられると、該フィルタ１２における選択中心周波数ｆ
ｏが、選択中心周波数制御信号発生部１３から与えられ
る選択中心周波数制御信号ｆＶにより、入力信号ｆｉＮ
の周波数に設定され、周波数判別される。即ち、前述の
ＡＴＣ装置の場合を例にとると、フィルタ１２の中心周
波数ｆαは、 選択中心周波数制御信号ｆｖｌでｆｍ１選択中心周波数
制御信号ｆｖ２でｆｍ１ｍ１中折中心数制御信号ｆｖｎ
でｆｍｌに設定される。従って、従来と異なって、後段
に専用の周波数選択フィルタを備える必要がないので、
回路構成が著しく簡単化される。

第５図はＡＴＣ装置として実現された本発明に係る周波
数判別装置のブロック図である。図において、第１図と
同一の参照符号は同一性ある構成８１１分を示している
。この実施例では、第３図及び第４図における選択中心
周波数制御信号発生部１３を、選択中心周波数制御信号
発振器１６１〜１６ｎと、選択部１１とを備えて構成し
たものを示している。該選択中心周波数制御信号発振器
１６】〜１６ｎの選択中心周波数制御信号ｆｖｌ〜ｆｖ
ｎは選択部１１に与えられる。選択部１１では、ＴＲ条
件入力により、選択部４で選択されたＡＴＣ偶号ｆｍに
対応する選択中心周波数制御信号ｆｖを選択し、受信部
７に出力する。

受信部７は、第６図に示すように、スイッチド、キャパ
シタ、フィルタ７８を備えて構成されている。該スイッ
チド、キヤパンク、フィルタ７８は第３図及びｆｉＳ４
図のフィルタ１２を構成するものである。フィルタ７１
、増幅器７２及び検波２：＋　７３　Ａ＜’を通して抽
出された変調波信号ｆｍｌが、スインチド、キャパシタ
、フィルタ７８に入力されるた場合、該ス１インチＦ、
キャパシタ、フィルタ７８の選択中心周波数ｆＯが、前
記選択部１１より選択出力される選択中心周波数制御信
号ｆｖによって、前記変調波信号ｆｒｎｌに設定され、
該変調波ｆｍｌが抽出される。従って、従来必要であっ
た後段のフィルタ（第２図の符号７５）が不要になるか
ら、回路構成が簡単化される。

本発明の効果 以上述べたように、本発明は、周波数の異なる複数種の
信号から、該当入力信号の種別を選択する周波数判別装
置において、選択中心周波数のｒｒ丁変され得るフィル
タと、該フィルタにおける選択中心周波数を前記入力信
号の周波数に応じて可変する制御信号を該フィルタに与
える制御信号発生部とを備えることを特徴とするから、
専用の周波数彦携フィルタを省略し、構成を簡単化し得
るようにした周波数’Ｉ’ｌｌ別装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のＡＴＣ装置のブロック図、第２図は同じ
く受信部のブロック図、第３図は本発明に係る周波数判
別装置のプロ・、り図、第４図は同しく別の実施例のブ
ロック図、第５図はＡＴＣ装置として実現された本発明
に係る周波数判別装置のブロック図、第６図は同じく受
信部のプロ・ンク図である。 １２・・・フィルタ １３・・・選択中心周波数制御信号発生部第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　周波数の異なる複数種の信号から、該当人力信
   号の種別を選択する周波数判別装置番とおし１で、選択
   中心周波数の可変され得るフイＪレタと、該フィルタに
   おける選択中心周波数を前記入力信号の同波数に応じて
   可変する制御信号を該フイ）レタに与える制御信号発生
   部とを備えることを特徴とする周波数判別装置。