JPS5912157B2 - ドレンシステム - Google Patents
ドレンシステムInfo
- Publication number
- JPS5912157B2 JPS5912157B2 JP53061720A JP6172078A JPS5912157B2 JP S5912157 B2 JPS5912157 B2 JP S5912157B2 JP 53061720 A JP53061720 A JP 53061720A JP 6172078 A JP6172078 A JP 6172078A JP S5912157 B2 JPS5912157 B2 JP S5912157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coolant
- drain
- pipe
- tank
- overflow pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として液体金属冷却原子力発電所において
、原子炉冷却系の冷却材ドレンシステムに関するもので
ある。
、原子炉冷却系の冷却材ドレンシステムに関するもので
ある。
基本的な考え方を、第1図、第2図により説明する。
第1図は、従来例を示す図である。
冷却材を内包するタンク11へは、汲み上げポンプ13
によりドレンタンク17から冷却材が汲み上げられ、同
時にオーバーフロー配管14から、冷却材がオーバーフ
ローし、液面が一定に維持されている。
によりドレンタンク17から冷却材が汲み上げられ、同
時にオーバーフロー配管14から、冷却材がオーバーフ
ローし、液面が一定に維持されている。
この時ドレンタンク内オーバーフロー配管14aは、ド
レインタンク17内の冷却材中に開口し、ドレンタンク
17内での冷却材のはねかえりがないよう考慮されてい
る。
レインタンク17内の冷却材中に開口し、ドレンタンク
17内での冷却材のはねかえりがないよう考慮されてい
る。
冷却材を内包するタンクから冷却材をドレンする場合に
は、汲み上げポンプ13を停止し、ドレン弁16を開く
と冷却材はドレンを開始し、ドレンタンク17内のカバ
ーガスは、カバーガス連通管18を通り、冷却材を内包
するタンク内の冷却材と置換する。
は、汲み上げポンプ13を停止し、ドレン弁16を開く
と冷却材はドレンを開始し、ドレンタンク17内のカバ
ーガスは、カバーガス連通管18を通り、冷却材を内包
するタンク内の冷却材と置換する。
しかし、近年、液体金属冷却原子力発電所の設計、運転
経験をつむに従って、液体金属の固化を防止するための
予熱設備を必要とする配管、機器等は、できるだけ少な
くしたいという必要性を生じてきた。
経験をつむに従って、液体金属の固化を防止するための
予熱設備を必要とする配管、機器等は、できるだけ少な
くしたいという必要性を生じてきた。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、目的と
するところは、オーバーフロー配管にカバーガス連通管
の機能を持たせ、カバーガス連通管をなくし、簡素なシ
ステムを得る事にある。
するところは、オーバーフロー配管にカバーガス連通管
の機能を持たせ、カバーガス連通管をなくし、簡素なシ
ステムを得る事にある。
第2図により、本発明の基本概念を説明する。
第1図との相違点は、オーバーフロー管14に止弁14
cを有するバイパス配管14bを設け、ドレンタンク1
7力バーガス空間に連絡した事と、第1図に示すカバー
ガス連通管18を削除した点にある。
cを有するバイパス配管14bを設け、ドレンタンク1
7力バーガス空間に連絡した事と、第1図に示すカバー
ガス連通管18を削除した点にある。
本発明において、冷却材を内包するタンク11から、冷
却材をドレンする場合には、汲み上げポンプ13を停止
し、オーバーフロー配管14内の冷却材が全てドレンタ
ンク17にドレンした後、バイパス配管14bの止弁1
4cを開き、オーバーフロー管14とバイパス配管14
bにより、冷却材を内包するタンク11とドレンタンク
17のカバーガスが連通した後、ドレン弁16を開く。
却材をドレンする場合には、汲み上げポンプ13を停止
し、オーバーフロー配管14内の冷却材が全てドレンタ
ンク17にドレンした後、バイパス配管14bの止弁1
4cを開き、オーバーフロー管14とバイパス配管14
bにより、冷却材を内包するタンク11とドレンタンク
17のカバーガスが連通した後、ドレン弁16を開く。
しかして冷却材はドレン配管15よりドレンし、ドレン
タンクカバーガスはバイパス配管14b。
タンクカバーガスはバイパス配管14b。
オーバーフロー配管14を通り、冷却材を内包するタン
ク11へ流れ、第1図同様冷却材のスムーズなドレンが
可能となる。
ク11へ流れ、第1図同様冷却材のスムーズなドレンが
可能となる。
以下、第3図により、本発明の一実施例を説明する。
本図は液体金属冷却原子力発電所の2次冷却系を典型的
に示したものである。
に示したものである。
本システムは、冷却材を循環させるための循環ポンプ2
1.1次系から2次系へ原子炉の熱を伝えるための中間
熱交換器22.2次系から、タービン発電機設備へ熱を
伝えるための過熱器23及び蒸発器24、過熱器23の
液面を一定に保つためのガス系25a、蒸発器24の液
面を一定に維持するためのオーバーフロー配管26、蒸
発器24カバーガス圧を一定に保つためのガス系25b
1冷却材をドレンするためのドレンタンク27、冷却材
をドレンタンク27より2次冷却系内へ充填する時必要
なガス抜きポット28、冷却材の充填および蒸発器の液
面を一定に保つための汲み上げポンプ21、ドレンライ
ン30a、30b、オーバーフロー配管26から分岐し
たバイパス配管26c、止弁26d等より構成されてい
る。
1.1次系から2次系へ原子炉の熱を伝えるための中間
熱交換器22.2次系から、タービン発電機設備へ熱を
伝えるための過熱器23及び蒸発器24、過熱器23の
液面を一定に保つためのガス系25a、蒸発器24の液
面を一定に維持するためのオーバーフロー配管26、蒸
発器24カバーガス圧を一定に保つためのガス系25b
1冷却材をドレンするためのドレンタンク27、冷却材
をドレンタンク27より2次冷却系内へ充填する時必要
なガス抜きポット28、冷却材の充填および蒸発器の液
面を一定に保つための汲み上げポンプ21、ドレンライ
ン30a、30b、オーバーフロー配管26から分岐し
たバイパス配管26c、止弁26d等より構成されてい
る。
本システムでは、循環ポンプ21で循環された冷却材は
中間熱交換器22で、原子炉の熱を受け、過熱器23お
よび蒸発器24で、タービン発電機設備へ熱を伝える。
中間熱交換器22で、原子炉の熱を受け、過熱器23お
よび蒸発器24で、タービン発電機設備へ熱を伝える。
蒸発器24の液面は、汲み上げポンプ29による冷却材
の汲み上げとオーバーフロー配管26による冷却材のオ
ーバーフローで一定に保たれている。
の汲み上げとオーバーフロー配管26による冷却材のオ
ーバーフローで一定に保たれている。
ドレンタンク内オーバーフロー配管26bはドレンタン
ク内液面下に開口している。
ク内液面下に開口している。
この時オーバーフロー配管26のバイパス配管26cに
ついている止弁26dは閉じている。
ついている止弁26dは閉じている。
本システムで、冷却材をドレンする場合には、汲み上げ
ポンプ29を停止し、ガス系弁31を開け、ガス抜きポ
ット28への配管の止弁32 、33゜34を開けると
、オーバーフロー配管26より上の冷却材は、オーバー
フロー配管26よりドレンし、その後オーバーフロー配
管26に設けたバイパス配管26cの止弁26dを開け
る。
ポンプ29を停止し、ガス系弁31を開け、ガス抜きポ
ット28への配管の止弁32 、33゜34を開けると
、オーバーフロー配管26より上の冷却材は、オーバー
フロー配管26よりドレンし、その後オーバーフロー配
管26に設けたバイパス配管26cの止弁26dを開け
る。
しかしてオーバーフロー配管26より上の部分のカバー
ガスはドレンタンク27カバーガスと連通した状態とな
り、この時点でドレンライン30a、30bのドレン弁
35a、35bを開けると、冷却材は、ドレンし、ドレ
ンタンク27内のカバーガスはバイパス配管26c、オ
ーバーフロー配管26を通り、2次系内の冷起材と置換
し、冷却材はスムーズにドレンできる。
ガスはドレンタンク27カバーガスと連通した状態とな
り、この時点でドレンライン30a、30bのドレン弁
35a、35bを開けると、冷却材は、ドレンし、ドレ
ンタンク27内のカバーガスはバイパス配管26c、オ
ーバーフロー配管26を通り、2次系内の冷起材と置換
し、冷却材はスムーズにドレンできる。
以上の説明のように本発明のドレンシステムを採用した
システムは、オーバーフロー配管とそのバイパス配管が
、カバーガス連通管の機能を持つため、通常、かなり長
大となるカバーガス連通管が不要となり、それに付属す
る設備、例えば、予熱保温設備、電気計装設備が不要と
なり、簡素なドレンシステムを得る事ができる。
システムは、オーバーフロー配管とそのバイパス配管が
、カバーガス連通管の機能を持つため、通常、かなり長
大となるカバーガス連通管が不要となり、それに付属す
る設備、例えば、予熱保温設備、電気計装設備が不要と
なり、簡素なドレンシステムを得る事ができる。
第1図は従来のドレンシステムの基本的考え方を示す説
明図、第2図は本発明のドレンシステムを示す説明図、
第3図は本発明のドレンシステムを採用した原子炉冷却
系を示す説明図である。 11・・・・・・冷却材を内包するタンク、12・・・
・・・汲み上げ配管、13・・・・・・汲み上げポンプ
、14・・・・・・オーバーフロー配管、15・・・・
・・ドレン配管、16・・・・・・ドレンL 17 ・
−・・−トレンタンク。
明図、第2図は本発明のドレンシステムを示す説明図、
第3図は本発明のドレンシステムを採用した原子炉冷却
系を示す説明図である。 11・・・・・・冷却材を内包するタンク、12・・・
・・・汲み上げ配管、13・・・・・・汲み上げポンプ
、14・・・・・・オーバーフロー配管、15・・・・
・・ドレン配管、16・・・・・・ドレンL 17 ・
−・・−トレンタンク。
Claims (1)
- 1 貯蔵タンクとドレンタンクを汲み上げポンプを有す
る汲み上げ配管、ドレン弁を有するドレン配管及びバイ
パス配管を有するオーバーフロー配管で連通ずるシステ
ムにおいて、前記バイパス配管は、ドレンタンクのカバ
ーガス空間に連通し且つ止弁を有することを特徴とする
ドレンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53061720A JPS5912157B2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | ドレンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53061720A JPS5912157B2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | ドレンシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54153997A JPS54153997A (en) | 1979-12-04 |
JPS5912157B2 true JPS5912157B2 (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=13179330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53061720A Expired JPS5912157B2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | ドレンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912157B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015114843A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 三浦工業株式会社 | ドレン回収装置 |
-
1978
- 1978-05-25 JP JP53061720A patent/JPS5912157B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015114843A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 三浦工業株式会社 | ドレン回収装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54153997A (en) | 1979-12-04 |
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