JPS59120777A - 燃料注入ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、燃料注入ポンプ、特にディーゼル内燃機関
用の燃料注入ポンプに関するもので〔発明の技術的背景
〕 この種の燃料注入ポンプは例えばドイツ特許公報ＤＤ−
ＰＳ１３０８７３号に記載されている。そこに記載され
たポンプの場合には追加の出口孔は比較的小さな断面を
有し、絞シ弁として作用し、それを通って供給相始時に
燃料の一部がポンプ室から流れ出ることができるように
構成されている。それはカム軸の回転速匿の降下と共に
供給特性を急激に減少もぜることを悪因するものである
。

〔発明の目的〕

それに対して、この発明の目的は、注入の開始の連続的
な変化が可能であるようにできるだけ間部で最小の可能
な程度のトラグルに対しても敏感な＋股を備えた追加の
出口孔を肩するこの種燃料注入ポンプ″ｆ：開発するこ
とを基本問題とするものである。

〔発明のａ要〕

この発明によれば、この問題は、ピストン案内体内に可
動に設置され、ピストンの底部死点の区域においてポン
プ室中に開口している少なくとも１個の入口孔と内側死
点の方向に小距離すれて設けられた追加の出口孔とを備
えたピストンを具備し、このピストンは制御端縁を設け
られて注入されるべき燃料の量を制御する燃料注入ポン
プにおいて、この出口孔を通って流れ出る燃料の放出を
制御する弁が設けられ放出を解除する休止位置において
弁閉止体は施錠手段によって拘束可能に構成され、この
施錠手段が解除される時、弁閉止体が燃料の放出を停止
するその動作体１１〜に放出燃料によって切換えられる
如く構成することによって達成される。

この発明は、この出口孔が急速に閉成される弁によって
制御されるならば、注入のスタートは広い限界内で連続
的に変化されることができるという考えに基いている。

それにおいて必吸な弁の閉成時間は０．５ミ９秒のオー
ダーでおると考えられる。この発明によれは非常に迅速
に閉じるこの抑の弁全実現することができ、それにおい
ては弁閉止体か＃！錠手段によって休止位置に拘束され
ている弁を閉じるためにこの孔から流出する燃料の圧力
がオリ用される。

出口孔が開かれている状態にちる休止位置に弁閉止体を
拘束する施錠手段は気流或は液流的に制御されることも
できるが、電磁的に動作される施錠手段が好ましい。何
故ならは電磁石は逆霜流サージによって付勢することが
でき、したがって弁閉成時間かさらに晶少するからであ
る。

任意所望の他の位置付は素子が弁閉止体を休止位置にリ
セットするために使用できる。ポンプピストンの吸引行
程中ポンプ室内が真空に近付き、それは弁閉止体の開放
運動に寄与すること、および吸引行程中介を開くだめの
充分の時間があることによって、簡単な復帰用スプリン
グが弁閉止体のリセットに利用できる。

出口孔と入口孔との間の距離はそれ自身ではこの発明の
原理上本質的なものではない。しかしながら、できるだ
け弁の変形を少くするために、注入の最も遅い可能なス
タートにより弁閉止体が動作位置（閉成位置）に切換え
られる時にピストンが殆ど出口孔に到達し、或は部分的
にそれを覆うように距離を選定するように気を付けるべ
きである。事実このようにして商いポンプ圧力が弁閉止
体に作用するのを阻止することができる。

Ｃ発明の実施例〕 以下添付図面に示す実施例によりこの発明の詳細な説明
する。

ピストン案内体１０内にポンプピストン１１が可動に設
置されており、それはその作動行程中燃料をポンプ室１
２から弁１３を経て燃料注入管１４中へ注入する。入口
孔１５はピストン案内体１０中に延在し、図示のように
ピストンの底部死点区域においてポンプ室１２中に開口
している。さらに、ピストン案内体１０は追加の出口孔
１６を有し、それは内側（頂部〕死点の方向にずれてい
る。出口孔１６は全体を２０で示す弁によって制卸する
ことができる。この弁２０の容器２１は、出口孔１６に
向って開いているテーパーを有する弁座ｚ２が出口孔１
６と同心的に配置されるようにピストン案内体１０上に
直接取り付けられている。錐状弁体は弁閉止体２３とし
て作用し、その弁閉止体２３上にステム２４が形成でれ
、それは弁容器２１内の孔中に伸び出ている。図ではこ
の弁閉止体２３はその休止位置（弁の開いた位置〕にあ
る状態で示され、それにおいては出口孔１６は実質的に
開いている。何故ならば燃料はポンプ￥１２からこの出
口孔１６および弁の開口断面部２６１孔２５およびダグ
ｌ−２フｆ通って排出できるようにするためである。

この休止位置においでは弁閉止体２３は全体を３０で示
す施錠手段によって拘束されている。

この施錠手段３０は鉄心３２および線輪３３ならびに可
動片３４を有する電磁石３１よｐ成る。

この可動片３４に調整ねじ３５が取υ付けられ。

そのねじは鉄心３ｚ内の孔３６に矢出し、弁閉止体２３
のステム２４の停止部として作用する。

鉄心に固定された基体上にしりかフと叉持された２個の
スプリング３７は電磁石３１が付勢されずその拘束力が
生じない状態の時にも可動片３４を図示の位置に保持す
る。

図示の燃料注入ポンプの動−作モードについて以下詳細
に説明する。その説明において弁閉止体２３は最初は図
示の休止位置を占め、付勢された電磁石３１の力により
この位置において拘束されているものと仮定する。ポン
プピストンの圧縮行程（ｄｅｌｉｖｅｒｙ　　５ｔｒｏ
ｋｅ　）中、入口孔１５が最初に閉じられる。しかしな
がらポンプ室１２からの燃料は出口孔１６を経て流れ出
て錐状の弁閉止体２３を通ることができるから、入口孔
１５が閉じられても最初は燃料は燃料注入管１４中に放
出されない。放出燃料の流れはブト閉止体２３上に弁の
閉じる方向Ｆに閉止力を生じる。しかしながらこの閉止
力は電磁石３１の力に打克つほどのものではすく、シた
がって弁２０は最初は開いたままである。

回転速度その他の重要なパラメータに応じて電磁石３ノ
は与えられた時点ＶＣ消勢される。休止位置において弁
閉止体２３を阻止していた施錠手段はそれによって解除
される。すると磁力は急激に識少し、弁閉止体２３に作
用している閉１Ｆ方向の力より小さくなり、その閉止力
はスプリング３７の力に抗して閉止力向にカー閉止体２
３を変位させる。開口断面部２６幻、それによって減少
し、この区域に作用する圧力は増加し、それ故閉出力も
結果的に増大する。したがって弁閉止体２３７１その動
作位１す゛（閉成位ｆｆｑ　）に切換えられ、その位置
□においてブｌ閉止体２３は弁叱２２に密閉すＺ、よう
に着座する。−すると燃料はポンプ室１２から出［Ｊ孔
１　／ｉを通って流れ出なくなり、注入がｂト１始する
。ブト容器２１に連通している出［−Ｉ孔ｌｔ；＆−Ｊ
、したがっ−こ閉Ｌ２られる。

次いでポンプピストン１１かその作動（圧縮）行程を終
了し、それにおいて弁１３が開かれ、燃料はポンプ室１
２から燃料注入管１４中ＶＣＥＥ　人される。注入の終
り−−通常の方法でポンブビ′ストンＩＩ上の制卸縁お
よびピストン案内体１０中の制御孔を介して行われる。

注入が終ると、ポンプ室１２内にはほんの僅かの圧力が
存在するだけとナク、それ故スプリング３７は可動片３
４を図示の位置にリセットし、したがってまた弁閉止体
２３を動作位置から休止位置へとリセットする。さらに
、このリセット運動は古び付勢された電磁石３１による
力およびポンプピストン１１の吸引行程中ポンプ室１２
内が真空になって行くことによって促進される。

したがって各注入後、弁閉止体２３は再びその体ＩＬ位
固において拘束される。この電磁的に作用する施錠手段
は電磁石の消勢或は逆方向サージ電流を加えることによ
るポンプピストン１１の次の作動行程でのみ解除され、
それ故弁閉止時間はさらに減少される。

入口孔１５と出口孔１６との間の距離Ａは、注入の最も
遅いスタートで弁閉止体２３がその動作位置へ切換えら
れる時にポンプピストン１１が殆ど出口孔１６の位置に
到達し、或はそれを部分的に覆うような距離に選択され
る。このようにして弁閉止体２３が全ての長過ぎる時間
に亘って高いポンプ圧力により作用されないようにする
ことができる。さらにこの場合には注入の最も遅いスタ
ートは出口孔１６の縁部によって決定されるのではなく
、もっばら弁２０の閉止作用によって決定される。

実験によれば、この発明によって０．５ノ９秒以下の弁
閉成時間を得ることができた。これらの短い弁閉成時間
によってのみポンプピストン１１が入口孔１５の上縁と
出口孔１６の上級との間を移動するもので、注入のスタ
ートの連続的な変化が可能になる。そのような短い弁閉
成時間は電磁的に動作され放出方向を横断して出口孔１
６を閉じる滑動体によって達成することはできない。出
口孔１６を閉じるだめの滑動体を備えだこの種の装置は
それ故注入のスタートの２点調節用として考慮されるべ
きものである。

この発明の図示の実施例においては弁２０は直接ビヌト
ン案内体１０上は取り付けられている。もちろんこの弁
２０がダクトヲ介して出口孔に連結されている構造も可
能である。しかしながら、このダクト中の流れの損失は
弁の閉成時ｍ３ヲ増大させることになろう。したがって
弁はできる限り出口孔に近く取り付けることが好ましい
。

図示の実施例ではスプリング３７は弁閉止体２３を休止
位置にリセットするための位置付は素子として作用して
いる。しかしながら追加の一５磁石或は、他の水圧或は
気流による位置付は素子も使用できる。

もちろん施錠手段も別の設計のものにすることかできる
。特に弁閉止体の運動方向を横切ってステム２４の運動
路中に移動される位置付は装置を備えた施錠手段を考え
ることもできる。

ｋＪ後に、この発明による燃料注入ポンプは弁２０が故
障しでいてさえも動作を続りることが可能である。しか
しながらもちろん最良の動作状態で動作することはでき
ない。もしも弁２０の弁閉止体２３が燃料が出口孔１６
を通って放出できる図示の休止位置に留っているならば
、注入のスタートは出口孔１６の上縁によって制御され
る。もしもそれと反対に弁２０が連続的に閉じだままで
あるならは、注入のスタートは入口孔１５の上級により
制御されるであろう。

このようにして弁の閉成のための出口孔１６を経て放出
される燃料の流れの圧力の利用によって、燃料注入のス
タートが非常ＶＣ簡単に広い限界内において連続的に変
化することのできる燃料注入ポンプを得ることができる
。したがってこの発明による燃料注入ポンプはディーゼ
ル内燃機関の異なった動作条件に容易に適合することが
可能である。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の１実施例の燃料注入ポンプの部分の断面
図である。 ｌθ・・・ピストン案内体、１ノ・・・ポンプピストン
、１２・・・Ｉンプ室、１３・・・弁、１４・・・燃料
注入管、Ｉ５・・・人口孔、Ｊ６−・・出口孔％２０・
・・弁、２１・・・許容器、２２・・・弁座、２３・・
・弁閉止体。 ２４・・・ステム、３０・・・施錠手段、３ノ・・・電
磁石。 ３２Ｉ・・・鉄心、３３・・・巻線、３４・・・可動片
、３７・・・スプリング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　ピストン案内体内に可動に設置され、ピスト
   ンの底部死点の区域においてポンプ室中に開口している
   少なくとも１個の入口孔と内側られて注入されるべき燃
   料の量を制佃する燃料注入ポンプにおいて。 この出口孔を通って流れ出る燃料の放出を制（財）する
   弁が設けられ放出を行わせる休止位置において弁閉止体
   は施錠手段によって拘束可能に構成され、この施錠手段
   が解除される時、弁閉止体が燃料の放出を停止するその
   動作位置に放出燃料によって切換えられる如く構成され
   ていることを％徴とする燃料注入ポンプ。 （２）弁閉上体（２３）は付勢された電磁石（３１）の
   力によって休止位置に拘束されることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の燃料注入ポンプ。 （３）％Ｌ電磁石３１）への電流か施錠手段（３０）の
   解除のために中断され、および、或は電磁石が反対方向
   のサージ電流によって付勢されることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項記載の燃料注入ポンプ。 （４，ポンプピストン（１１）の吸引行程中に弁閉止体
   （２３）は位置付は素子によって動作位置から休止位置
   へ切換えられることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   乃至第３項の何れか１つの項記載の燃料注入ポンプ。 （５）　　スプリング（３７〕が弁閉止体（２３）のリ
   セット用の位置付は素子として設けられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第４項記載の燃料注入ポンプ。 （６＋　　入口孔（１５）と出口孔（１６）との間の距
   離（Ａ）は１ポンプピストン（１１）が殆ど出口孔（１
   ６）に到達し或はそれを部分的に覆うとき注入の最も遅
   れた可能なスタートによって弁閉止体（２３）がその動
   作位置に切換えられる如く選定されていることを特徴と
   する特許藷求の範囲第１項乃至第５項の何れか１つの項
   記載の撚料注入ポｙ７”。 （７）弁（２０〕の容器（２））が直接ピストン案内体
   （１ｏ）上に取り付けられ、出口孔（１６）の方向に開
   いているテーノ４−を有する弁座（２２）が出口孔（１
   ６）と同心に配置され、錐状体として構成された弁閉止
   体（２３）はステム（２４）を具備し、そのステム（２
   ４）は弁容器（２１）中に入り電磁石（３１）の可動片
   （３４）と機械的に結合されていることを特徴とする特
   許訪求の範囲第１項乃至あ６項の何れか１つの項記載の
   燃料注入ボンブニ