JPS5911809Y2 - しまい込み装置付ワイパ−モ−タの自動定位置停止装置 - Google Patents

しまい込み装置付ワイパ−モ−タの自動定位置停止装置

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JPS5911809Y2
JPS5911809Y2 JP14045378U JP14045378U JPS5911809Y2 JP S5911809 Y2 JPS5911809 Y2 JP S5911809Y2 JP 14045378 U JP14045378 U JP 14045378U JP 14045378 U JP14045378 U JP 14045378U JP S5911809 Y2 JPS5911809 Y2 JP S5911809Y2
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JP
Japan
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fixed
support member
output shaft
protrusion
worm gear
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JP14045378U
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JPS5556753U (ja
Inventor
三千男 原
正春 田中
宏昭 三浦
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案はモータを逆転させて非使用時にワイパーを正常
な払拭範囲外で且つ運転者の視界外に位置させるしまい
込み装置付ワイパーモータの自動定位置停止装置に関し
、詳細には出力軸に固定したウオーム歯車から回転接触
板を保持した支持部材に回転を伝達して該回転接触板と
固定接触子との摺動接触の切替えを行なうしまい込み装
置付ワイパーモータの自動定位置停止装置に関する。
この種のしまい込み装置付ワイパーはモータの逆転によ
り偏心軸受を回転させ連結杆の作用長さ(即ちワイパー
の払拭角)を変更してワイパーをしまい込みさせており
、この偏心軸受の回転にはワイパーモータの出力軸に於
いて少なくとも180度回転させる必要がある。
この為従来は第1図に示す如く出力軸5の平面部5aに
ホイールアーム17、ウオーム歯車4、ロータリーアー
ム23、間隔片18及びロックワッシャ19を挿通し、
出力軸5の先端部に加工したねじによりナット20で締
付けて該出力軸5と一体に固定し、合威樹脂製のストツ
パ24を取付けて出力軸5のスラストをカバー3で受け
ている。
また前記間隔片18の外周部分に回転接触板10,10
3を固定した支持部材11を遊嵌して波形ワツシャ−1
2でウオーム歯車4に弾圧させる。
更に前記支持部材11に突起13を設けてロータリーア
ーム23の回転を支持部材11に伝えると共に該支持部
材11の外周に突片22を有するスプリング21を巻き
つけ該突片22がケース1に当って支持部材11が回転
してもスプリング21は回転しない構造になっている。
ワイパー作動中はモータ軸に設けたウオーム2からウオ
ーム歯車4へ第2図に於ける矢印方向へ回転を伝達し、
ロータリーアーム23が突起13を押して支持部材11
がウオーム歯車4と一体に回転する。
スプリング21は突片22がケース1に保持されるため
回転しないがスプリング21をゆるめる方向の回転であ
るので殆んど摩擦なく支持部材11は回転し得る。
ワイパーをしまい込み停止させるべくスイッチを開路す
ると、モータ即ちウオーム歯車4が逆回転を行う。
波形ワツシャ−12の押圧によるウオーム歯車4と支持
部材11との摩擦力よりもスプリング21による該スプ
リング21と支持部材11とのしまり方向の摩擦力を大
きくしておけば支持部材11は停止したままで出力軸5
が少なくとも180度回転した後ロータリーアーム23
が支持部材11の突起13を押して支持部材11をスプ
ノング21のしまり力に打勝って回転させることができ
、固定接触子15, 16が回転接触板10 aにより
短絡された位置でワイパーを停止させていた。
しかし上述の従来装置はスプリング21による摩擦力を
波形ワツシャ−12の押圧による摩擦力よりも常に大き
くしておく必要がある。
スプリング21による摩擦力が波形ワツシャ−12の押
圧による摩擦力よりも小さければ逆転持支持部材11が
ウオーム歯車4と共に逆回転し、スイッチを開路する際
の固定接触子15. 16と回転接触板10,10aと
の位置関係によっては出力軸5が180度回転しなシ、
)うちに固定接触子15.16が回転接触板10aによ
り短絡されワイパーが停止してしまい所望のしまい込み
位置に停止させることが出来ない場合が生ずる。
従ってスプリング21による支持部材11と該スプリン
グ21とのしまり方向の摩擦力を常に波形ワツシャ−1
2の押圧によるウオーム歯車4と支持部材11との摩擦
力よりも大きくするためには前記スプリング21,波形
ワツシャ−12の寸法、精度及び潤滑状態等を充分管理
する必要があり、且つ雰囲気温度によっても前記夫々の
摩擦力が変化するため、管理が非常にむずかしく又不確
実なものであった。
更にウオーム2の回転力によってウオーム歯車4には軸
方向或分の分力が発生し出力軸5には揺動負荷がかかる
のでワイパー作動中ウオーム歯車4は軸方向に揺れなが
ら回転し波形ワツシャ−12を介し支持部材11も軸方
向に揺れながら回転するため回転接触板10,10aと
固定接触子15,16との接触状態が不安定となリアー
クによる接触面の汚れ、摩耗等の不具合が生じた。
また、ワイパーモータは一般的にボデーアースさせてい
るが、このものにおいてはアースした回転接触板10が
らロツクワツシャ19、ナット20及び出力軸5を介し
てケース1をアースするため、中間に介在する部分が多
くワイパーモータのボデーアースが不安定なものである
と共に、この装置にあっては部品点数が多く組込み作業
に要する工数が大で高価なものとなる欠点があった。
本考案は上記従来装置に於ける不具合を解消し、且つ部
品点数を減少させて組込み作業性の向上と同時に製品コ
ストを低減させたしまい込み装置付ワイパーモータの自
動定位置停止装置を提供することを目白勺とするもので
゛ある。
以下本考案を図に示す一実施例について説明する。
第3図及び第4図に於いて、1は固定部材を構戒するワ
イパーモータ減速部のケースで、該ケース1内にはモー
タ軸に設けたウオーム2と噛合うウオーム歯車4を配置
し、出力軸5を例えばモールド等の方法で前記ウオーム
歯車4に固定すると共に該ウオーム歯車4には上面に突
部6及び上面軸心上にストッパー7を一体に設ける。
3は前記ケース1を閉塞する固定部材たるカバーで、該
カバー3の前記ウオーム歯車4の軸心と対向する位置に
開孔8を設け、該開孔8に先端に前記出力軸5のスラス
トを受ける端面を有する段付ピン9を挿入し、カバー3
に加締等の方法で固定する。
そして出力軸5のスラストをストッパー7が該段付ピン
9の端面で受ける如く構戊する。
又前記ピン9の外周には前記固定部材3 (カバー3)
に接触する平面部を有するアースした回転接触板10ど
扇形の回転接触板10 aを保持した絶縁材料より或る
円板状の支持部材11を遊嵌して波形ワツシャ−12で
前記支持部材11をカバー3に弾圧させて振動、衝撃等
により支持部材11がずれるのを防止し、カバー3に支
持部材11を段付ピン9により回転自在に軸支している
支持部材11に前記突部6と係合可能な突部13を一体
に設けウオーム歯車4の回転を支持部材11に伝える。
更にカバー3には端子14 a, 14 b,14C,
14d, 14eを有するコネクター14が固定され
端子14d,14eに夫々接続された弾性材料よりなる
固定接触子15. 16が回転する支持部材11上の回
転接触板10又は10 aと摺動接触する。
以上の如く構或されている本考案装置の動作につき説明
するとワイパー作動中は第4図における矢印方向にウオ
ーム歯車4が回転し、突部6が突起13を押して支持部
材11もウオーム歯車4と一体に回転する。
次にワイパーをしまい込み停止させるべくスイッチを開
路すると、モーター即ちウオーム歯車4が逆回転を行う
ため前記突部6と突起13との係合が解除され支持部材
11は停止したままで出力軸5が少なくとも180度回
転(この間に図示しない偏心軸受を回転して連結杆の作
用長さ即ちワイパーの払拭角を変更してワイパーを正常
な払拭範囲外にしまい込み可能とする)した後突部6が
支持部材11の突起13の反対側(第4図に於ける右側
)を押して支持部材11を回転させ、固定接触子15,
16が回転接触板10 aにより短絡された位置で停
止し、しまい込みを完了する。
即ち出力軸5の回転方向が変更された際に少くとも18
0度の遊びを持って回転接触板10, 10 1を保持
した支持部材11を従動させる。
従来装置に於ではスプリング21による支持部材11と
該スプリング21とのしまり方向の摩擦力を波形ワツシ
ャ−12の弾圧による支持部材11とウオーム歯車4と
の摩擦力よりも常に大きくする必要があり、その管理が
非常にむずかしく又不確実なものであったが本考案によ
れば支持部材11を固定部材を構戒するカバー3に軸支
させたので前記スプリング21が不要となり、波形ワツ
シャ−12で支持部材11をカバー3に弾圧させて振動
、衝撃等により支持部材11がずれるのを防止出来る程
度の摩擦力を与えるだけでワイパーをしまい込みさせる
べくウオーム歯車4を逆転させたとき出力軸5が少くと
も180度回転するまでは支持部材11を確実に停止さ
せることができるのでワイパーを確実に所望のしまい込
み位置に停止させ得る。
従って管理が簡単になり組込作業性の向上と共に確実な
しまい込み装置が得られる。
又回転接触板10, 10 1を保持した支持部材11
を固定部材3に前記出力軸5のスラストを受ける端面を
有する段付ピン9により回転自在に軸支したので出力軸
5にかかる揺動負荷でウオーム歯車4が軸方向に揺れな
がら回転しても前記回転接触板10,10aは影響され
ず固定接触子15, 16との摺動接触状態を安定に保
つ。
また、ワイパーモータへのボデーアースはアースした回
転接触板10の平面部が固定部材3に接触しているので
゛、中間に部品を介することなく直接回転接触板10か
ら得られ前記ボデーアースが確実なものとなる。
更に、ウオーム歯車4を出力軸5にロックワッシャ及び
ナット等を使用せずに固定すると共に、該ウオーム歯車
4にストッパ7と突部6を一体に形戊し、且つ前記突部
6と係合してウォーム歯車4の回転を回転接触板10,
102を保持した支持部材11に伝達する突起13を該
支持部材11に一体に形威したので、第1図及び第2図
に示す従来装置に比べて大幅に部品点数を減少させるこ
とができ、組込み作業に要する工数とコストを低減させ
ることが可能となる。
以上の如く本考案はスプリングが不要となるので簡単な
構戒によりワイパーを確実に定位置にしまい込むことが
でき、回転接触板を固定部材に設けたので回転接触板と
固定接触子との摺動接触状態を安定に保つ利点を有する
また、ワイパーモータへのボテ゛−アー又は直接回転接
触板から得られるので確実なボデーアースが保証される
更に部品点数を減少させて組込み作業性の向上と共に製
品コストを低減させるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はしまい込み装置付ワイパーモータの自動定位置
停止装置の従来例の一部裁断側面図、第2図は第1図の
支持部分の平面図、第3図は本考案実施の一例の一部裁
断側面図、第4図は第3図の支持部材部分の平面図であ
る。 尚図中同一符号は同一又は均等部分を示す。 1・・・ケース、3・・・固定部材(カバー)、4・・
・ウオーム歯車、5・・・出力軸、6・・・突部、7・
・・ストツパ、9・・・段付ピン、10・・・固定部材
に接触する平面部を有するアースした回転接触板、10
a・・・扇形の回転接触板、11・・・支持部材、1
3・・・突起、15. 16・・・固定接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力軸に固定したウオーム歯車から、固定接触子と接触
    する回転接触板を保持した支持部材に回転を伝達して該
    回転接触板と固定接触子との摺動接触の切替えを行なう
    に当り、前記出力軸の回転方向が変更された際に少なく
    とも180度の遊びをもって前記支持部材を従動させた
    しまい込み装置付ワイパーモータの自動定位置停止装置
    に於いて、ワイパーモータの減速部のケースを閉塞する
    固定部材に、該固定部材に接触する平面部を有するアー
    スした回転接触板と扉形回転接触板とを保持すると共に
    突起を一体に形威した支持部材を前記出力軸のスラスト
    を受ける端面を有する段付ピンにより回転自在に軸支し
    、前記段付ピンの端面に係合するストツパと前記突起と
    保合可能な突部を一体に形威したウオーム歯車を出力軸
    に固定して戒るしまい込み装置付ワイパーモータの自動
    定位置停止装置。
JP14045378U 1978-10-13 1978-10-13 しまい込み装置付ワイパ−モ−タの自動定位置停止装置 Expired JPS5911809Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14045378U JPS5911809Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 しまい込み装置付ワイパ−モ−タの自動定位置停止装置

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JP14045378U JPS5911809Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 しまい込み装置付ワイパ−モ−タの自動定位置停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5556753U JPS5556753U (ja) 1980-04-17
JPS5911809Y2 true JPS5911809Y2 (ja) 1984-04-10

Family

ID=29115403

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JP14045378U Expired JPS5911809Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 しまい込み装置付ワイパ−モ−タの自動定位置停止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5926892B2 (ja) 2011-04-11 2016-05-25 アスモ株式会社 モータの製造方法
JP5901959B2 (ja) * 2011-12-20 2016-04-13 アスモ株式会社 接点端子の製造方法

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JPS5556753U (ja) 1980-04-17

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