JPS5911772B2 - 磁気軸受用ヨ−ク - Google Patents

磁気軸受用ヨ−ク

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JPS5911772B2
JPS5911772B2 JP18408781A JP18408781A JPS5911772B2 JP S5911772 B2 JPS5911772 B2 JP S5911772B2 JP 18408781 A JP18408781 A JP 18408781A JP 18408781 A JP18408781 A JP 18408781A JP S5911772 B2 JPS5911772 B2 JP S5911772B2
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JP
Japan
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yoke
magnetic flux
magnetic
permanent magnet
rotor
Prior art date
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Expired
Application number
JP18408781A
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English (en)
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JPS5888222A (ja
Inventor
力 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKU UCHU GIJUTSU KENKYU SHOCHO
Original Assignee
KOKU UCHU GIJUTSU KENKYU SHOCHO
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Publication date
Application filed by KOKU UCHU GIJUTSU KENKYU SHOCHO filed Critical KOKU UCHU GIJUTSU KENKYU SHOCHO
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Publication of JPS5888222A publication Critical patent/JPS5888222A/ja
Publication of JPS5911772B2 publication Critical patent/JPS5911772B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C39/00Relieving load on bearings
    • F16C39/06Relieving load on bearings using magnetic means
    • F16C39/063Permanent magnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、永久磁石の磁束が円周方向に均等に分布する
ようにした磁気軸受用ヨークに関するものである。
磁気軸受とは回転している物体を支持する力として磁気
力を利用する軸受である。
この磁気軸受は摩擦・疲労による寿命の制限がないこと
、摩擦トルクが極めて小さいこと、真空・高温・低温等
の特種な環境に対する適合性が優れているなどの著しい
特色があるために近年盛んに研究されている。そしてそ
の用途としては例えば遠心分離器、真空ポンプ、ジャイ
ロ、精密測定器、人工衛星用制御機器等の使用が有望視
されている。一般には、この種の磁気軸受は永久磁石と
電磁コイルとを併用し、永久磁石による吸引力の不平衡
を電磁コイルによる吸引力で平衡させるようになつてい
る。
この場合相対的に回転運動を行なうロータ部とステータ
部が所定の位置的関係が保持されている場合にはさほど
の問題とはならないが、永久磁石から磁束をロータ部ヨ
ークとステータ部ヨークとの間に通過させる場合に、例
えば第1図に示すようにロータ部1がステータ部2に対
し傾斜し、その間隙が不等間隔となると、磁束の流れに
大きな変化が生ずる。即ちこれらの間隙が大きなA部分
に於いては、ロータ部1とステータ部210の間では磁
束は流れ難くなり、例えばA部分の永久磁石3の北極N
から出た磁束は、外側ロータヨーク4を廻り込んでB部
分に達し、ここで最短の間隙を通つてステータ部2の外
側ステータヨーク5に達する。同様に永久磁石3のA部
分の南極515には、B部分の内側ステータヨーク6か
らB部分の内側ロータヨーク7に流れ、このロータヨー
クTを廻り込む磁束が流れ込むことになる。これはステ
ータ部2の永久磁石8についても同様であり、磁束の多
くは間壕の狭いB部分に集中する。磁束20の通過によ
つてヨーク間に吸引力が発生するので、この磁束の廻り
込みはA部分での吸引力を弱め、B部分の吸引力を大き
くするように作用し、ロータ部1の傾斜を益々助長する
不都合がある。本発明の目的は、上述の欠点を払拭し、
たとえ25ロータ部から傾斜しても永久磁石の磁束がロ
ータ部とステータ部との間の円周方向をほぼ均等に分布
するようにして、磁束の片寄りによつて不安定な状態を
助長することのない磁気軸受用ヨークを提供することに
あり、その内容は、非接触で相対的に回転し得る円環状
のヨークを有するロータ部とステータ部とから成る磁気
軸受に於いて、永久磁石の磁束がヨーク内を円周方向に
通過し難いように、永久磁石に接するヨークの円周方向
の磁気抵抗を大きくしたことを特徴とするものである。
35本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第2図は永久磁石を挟設したロータ部10、スηり −
ゼータ部11のヨークの斜視断面図であり、第1図の場
合と上下の関係が逆になつている。
ステータ部11に於いては半径方向に着磁された永久磁
石12の内側、外側にそれぞれ内側ステータヨーク13
、外側ステータヨーク14が接続されており、ロータ部
10も同様に永久磁石15に内側ロータヨーク16と外
側ロータヨーク17が設けられている。ここで特に重要
なことは、ステータ部11の内側ステータヨーク13及
び外側ステータヨーク14に軸方向に等間隔に溝18が
刻設されており、円周方向に磁気抵抗が極めて大きくな
つている。この場合ステータ部11の永久磁石12の磁
束は、外側ステータヨーク14から外側ロータヨーク1
7に、又、内側ロータヨーク16から内側ステータヨー
ク13に通過するわけであるが、前述のように溝18を
設けて円周方向に磁気抵抗を大とすることにより、ヨー
ク同士の間隔が部分的に変化しても磁束の廻り込みが極
めて少なくなるために、第1図で説明したような現象は
殆ど見られなくなる。
この溝18を設ける代りに、完全にヨークを軸方向に分
割すれば更にその効果は大きい。
又、ロータヨーク16,17にも同様の溝18を刻設し
てもよいし、場合によつては外側ステータヨーク14及
び内側ロータヨーク16だけに設けるか、又は内側ステ
ータヨーク13及び外側ロータヨーク17に設けること
によつても、第2図の実施例と同様の効果が得られる。
又この溝18の存在は横剛性の改善にも寄与し得る。
例えば第3図に示すようにステータ部11に対しロータ
部10が横方向にずれた場合に、このずれたC,D部分
に於いては第4図に示すようにヨーク20,21同士が
正対している部分が少なくなり、磁束φはヨーク20の
側面から相手側ヨーク21の端面に通過することになり
、この磁束φは変位を復元するように働くことになる。
然し第3図においてE及びF部分においてはヨーク20
,21同士が正対する部分がC,D部分に較べて大きい
ために、E,F部分におけるヨーク20,21間の磁気
抵抗がC,D部分よりも少なく、磁束はヨーク20を廻
り込んでE,F部分から相手側ヨーク21に通過する量
が多くなる。従つてC,D部分における磁束密度が少な
くなり、フ位置の変化を復元する力が弱まることになる
然しながら第2図に示すように溝18を設けて磁束の円
周方向の廻り込みを防止することにより、C,D部分を
通過すべき磁束がE,F部分に廻り込むようなことが少
なくなり、ずれの復元に大きな役割を果すことになる。
第5図は他の実施例に示し、半径方向に着磁した永久磁
石30の内側、外側に、複数個に分割し隣り合うヨーク
同土間に間隙31を設けた内側ヨーク32と外側ヨーク
33とが接続され、更にその内側及び外側に、非磁性体
の導電性金属例えば銅等から成る補強リング34,35
がはめ合いにされている。
かくすることにより永久磁石30からの磁束は、ヨーク
32,33を円周方向に廻り込むことが少なくなり、補
強リング34,35により渦電流が発生して振れ廻りの
減衰に特に有効となる。又、第6図は更に他の実施例で
あり、2個の径の異なる非磁性体の導電性金属補強リン
グ40,41の間に、分断した永久磁石42の両側に個
々に接着された内側ヨーク43と外側ヨーク44とが等
間隔にはめ込まれている。
この実施例も前述の実施例と同様に、永久磁石42の磁
束の円周方向を通過する量が少なくなる。更に第7図は
、軸方向に着磁した永久磁石50を使用したヨークであ
り、永久磁石50の磁極の上下に上側ヨーク51と下側
ヨーク52とが接続され、これらのヨーク51,52間
にロータヨーク53が介在された場合を示している。
上側ヨーク51及び下側ヨーク52は放射状にスリツト
54が設けられており、永久磁石50からの磁束は上側
ヨーク51を放射状に流れ、ここで下側に向きを変えて
ロータヨーク53を通過し、下側ヨーク52に達し、放
射状に内側に向つて再び永久磁石50に戻つてくるよう
になつている。従つて永久磁石50からの磁束は、スリ
ツト54による磁気抵抗が大きいために円周方向には流
れ込むことがなく前述の実施例と同様の効果を有してい
る。以上説明したように本発明に係る磁気軸受用ヨーク
は、永久磁石の磁束がヨークを円周方向に通過し難いよ
うに円周方向の適宜な個所に磁気抵抗の大きな部分を設
けたために、磁束は軸方向に相手側ヨークに通過するこ
とにより、位置の不安定さを改善することが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヨーク同士の場合の磁束の廻り込みを説
明した説明図、第2図以下は本発明に係る磁気軸受用ヨ
ークの実施例を示し、第2図にその断面斜視図、第3図
はヨーク同士に横方向のずれが生じた場合の説明図、第
4図はこの場合の磁束の流れの説明図、第5図、第6図
は他の実施例の断面図、第7図aは他の実施例の縦断面
図、bはヨークの平面図である。 符号10はロータ部、11はステータ部、12,15,
30,42,50は永久磁石、13,14,16,17
,20,21,32,33,43,44,51,52,
53はヨーク、18は溝、34,35,40,41は補
強リング、31,54はスリツトである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非接触で相対的に回転し得る円環状のヨークを有す
    るロータ部とステータ部とから成る磁気軸受において、
    永久磁石の磁束がヨーク内を円周方向に通過し難いよう
    に、永久磁石と接するヨークの円周方向の磁気抵抗を大
    きくしたことを特徴とする磁気軸受用ヨーク。 2 前記ヨークの磁気抵抗は、該ヨークに軸方向又は放
    射状にスリットを設けることにより実現した特許請求の
    範囲第1項に記載の磁気軸受用ヨーク。
JP18408781A 1981-11-17 1981-11-17 磁気軸受用ヨ−ク Expired JPS5911772B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5888222A JPS5888222A (ja) 1983-05-26
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ID=16147166

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59143470U (ja) * 1983-03-15 1984-09-26 長沢商事株式会社 ゴルフのパツテイング練習具

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