JPS59117693A - 自動販売機のための掛止機構付物品分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、自動販売機のだめの物品分配装置に関し、特
に、分配すべき特定の物品に関連した扉を開閉すること
によって缶入りなどの物品を販売する自動販売機に関す
る。

缶入り製品を含む複数の品目の物品を販売するための慣
用の販売機は、複雑な分配機構を用いた大型の自立（床
置型）ユニットであり、複数の物品積重体から１つの物
品を単一の開放した分配画室内へ落下させるようになさ
れている。

本発明の物品分配装置は、特に、カウンタの上に置くこ
とができる、あるいは壁に取付けることができる比較的
小型の販売機に使用するだめのものであり、この販売機
は、各物品積重体から分配すべき特定品目の物品に対応
する送出扉を開放するごとによって１個の物品を送出す
るようになされている。

本発明の物品分配装置においては、開口を有するプレー
トに扉を取付け、その扉によって開口を開閉することが
できるようにする。この扉には、瓢 分配すべき物品を保持する受容ホルダーを構成するよう
にプレートの開口の内方へ延長する棚を設ける。１個の
物品を送給手段から受容ホルダーへ移送させることがで
きる第１位置と、送給手段から受容ホルダーへの物品の
移送を阻止する第２位置との間で移動自在の制御手段を
設ける。扉が閉鎖位置におかれているときには受容ホル
ダーへの物品の載置を可能にし、扉が閉鎖位置から動か
されたときはホルダー上への物品の載置を阻止するよう
に前記制御手段と扉とを選択的に連結する操作手段を設
ける。ホルダーにはその横断方向に延長するスライドバ
ーを摺動自在に取付ける。プレートの前記開口の一側に
、該スライドバーの摺動を阻止する第１位置と、スライ
ドバーの、張出位置への摺動を許す第２位置との間で移
動しうる掛止手段を取付ける。この掛止手段に硬貨作動
手段を連結し、掛止手段が硬貨作動手段によって選択的
に第１位置から第２位置へ移動されるようにする。掛止
手段がその第１位置におかれているときは扉が閉鎖位置
から動くのを阻止するように扉と掛止手段とを作動的に
連結するスライドバー作動手段を設ける。このスライド
バー作動手段は、掛止手段が第２位置にあるときは、ス
ライドバーに係合してスライドバーをその張出位置へ移
動させ、扉を閉鎖位置から開放位置へ移動させることが
できるようにする。

本発明の一実施形態においては、上記掛止手段は、上記
扉が開放位置から閉鎖位置へ移動されるとき、上記スラ
イドバーに係合しスライドバーを張出位置から移動させ
るようにする。

本発明の別の実施形態においては、上記掛止手段に係合
し、それを第２位置に保持する留め具を設ける。スライ
ドバーは、その張出位置へ移動され該掛止手段に対しオ
ーバーラツプする（重々る）状態におかれると、前記留
め具に係合し留め具を掛止手段から解放するように構成
する。

更に別の実施形態においては、扉がその閉鎖位置へ移動
されたとき前記掛止手段をスライドバーに対して押圧し
、スライドバーを張出位置から引込める作用をする弾性
手段を該掛止手段に設ける。

本発明の一実施形態においては、前記留め具は、前記掛
止手段に係合してそれを第２位置に保持し、前記スライ
ドバーは、その張出位置へ移動され前記掛止手段のカム
表面に対しオーバーラツプする一状態におかれると、前
記留め具に係合し、留め具を掛止手段から解放するよう
に構成する。

本発明の別の実施形態においては、前記制御手段は、ピ
ボット軸線上に枢動自在に取付けられたクレードルを含
み、該クレードルは、前記送給手段と受容ホルダーとの
間で横断方向に延長した横断ロンドを有しており、前記
操作手段は、該クレードルに作動的に連結されており、
前記送給手段から受容ホルダーへの物品の移動を可能に
するために該横断ロッドを第１位置に保持するようにな
されている。前記送給手段から受容ホルダーへの物品の
移動を阻止するために前記横断ロンドを第２位置の方へ
偏倚させる弾性手段を前記クレードルに連結する。

本発明の他の実施形態においては、前記操作手段は、前
記扉に取付けられた側壁を含み、該側壁は、張出周線部
分と、該張出周縁部分に連接した凹欠周縁部分を有して
おり、前記制御手段は、前記扉が閉鎖されているときは
前記送給手段から受容ホルダーへの物品の移動を可能に
するために前記張出周縁部分に係合し、その上に座着す
る側方突起を有しており、該側方突起は、前記扉が閉鎖
位置から開放位置に向って移動されると、前記送給手段
から受容ホルダーへの物品の移動を阻止するために前記
張出周縁部分から脱座して凹欠周縁部分に係合し該制御
手段を第２位置へ移動させるようになされている。

本発明の他の実施形態においては、前記クレードルに連
結されており、前記側方突起を前記張出周縁部分に座着
させた状態に維持する作用をし、前記扉が閉鎖位置から
開放位置に向って移動され該側方突起が該張出周縁部分
から脱座されたとき該ロンドをその第２位置に向って偏
倚させる作用する弾性手段が設けられる。

本発明の一実施形態においては、前記操作手段は、前記
扉が閉鎖位置から開放位置に向って移動されると、前記
制御手段をその第１位置へ手操作で移動させるのを阻止
するようになされている。

本発明の他の実施形態においては、前記操作手段は、前
記扉に取付けられ、周縁部分を有する側壁を含むもので
あり、前記制御手段には、前記扉が閉鎖位置から開放位
置に向って移動されると該側壁の周縁部分に係合し、該
制御手段の第２位置からの移動を阻止するようになされ
たパッドが付設される。

本発明の更に他の実施形態においては、前記操作手段は
、前記扉に取付けられ、ラチェツト歯を備えた周縁を有
する側壁と、前記扉を開放位置または閉鎖位置へ完全に
移動させるまで途中で扉の移動方向を逆転することがで
きないようにするために該ラチェツト歯に係合する枢動
自在の複動爪とを含む構成とする。

本発明の一実施形態においては、前記プレートに複数個
の扉開口を設け、該６扉開口に対応して１つづつ複数個
の扉を設け、該６扉の前述の受容ホルダーへ物品を供給
するための複数個の前記送給手段と、６扉に対応して設
けられた複数個の前記制御手段と、６扉の制御手段と該
対応する扉とをそれぞれ・相互に連結する複数個の前記
操作手段と、該６扉の受容ホルダーを横断して延長する
ようにそれぞれ摺動自在に取付けられ、長手方向に整列
して設けられた複数個のスライドバーを備えており、前
記掛止手段は、前記プレートの一端の前記扉開口に近接
して取付けられ、該一端の扉開口に対応するスライドバ
ーの摺動を阻止する第１位置と、該スライドバーの張出
位置への摺動を可能にする第２位置との間で移動自在で
あり、前記掛止手段が前記一端の扉開口のスライドノく
−の摺動を阻止する第１位置におかれているときは閉鎖
位置から開放位置へのどの扉の移動をも阻止するように
前記各班と該層に対応するスライド／（−とを作動的に
連結する複数個の前記スライドノく一作動手段が設けら
れており、該スライドノ（−作動手段は、前記掛止手段
がその第２位置におかれているとき、１つの選ばれた扉
に対応するスライドノ（−に係合して、該スライドバー
に隣接する整列したスライドバーな移動させ、それによ
って前記一端の扉開口のスライドバーを張出位置へ移動
させ、該１つの選ばれた扉の閉鎖位置から開放位置への
移動を可能にするようになされる。

本発明の他の火施形態においては、前記１つの選ばれた
扉の一方の側に隣接する扉に対応するスライドバーは、
該選ばれた扉が開放されたとき、該隣りの扉に対応する
スライドバー作動手段を阻止し、それによって該一方の
側のどの扉の開放をも阻止するようになされる。

本発明の更に他の実施形態においては、前記１つの選ば
れた扉に連結された前記スライドバー作動手段は該層が
開放されたとき、該層の他方の側に隣接して整列したス
ライドバーの移動を阻止し、それによって該隣りのスラ
イドバーに関連した扉の開放を阻止するようになされる
。

本発明の一実施形態においては、前記掛止手段は、前記
１つの選ばれた扉が開放位置から閉鎖位置へ移動される
とき前記一端の開口のスライドバーに係合して該スライ
ドバーを張出位置から初期位置へ移動させ、それに伴っ
て該スライドバーと整列している他のスライドバーを一
緒に張出位置から初期位置へ移動させるようになされる
。

第１図を参照して説明すると、販売機に使用す　　゛る
ための本発明の物品分配装置は、販売機の前面プレート
に水平方向に間隔をおいて整列するように形成された複
数の（図示の実施例では３つの扉開口１０．１１．１２
と、各扉開口にそれぞれ１つづつ設けられた扉１４．１
５．１６を有する。

各班は、それぞれ対応する開口１０〜１２の下でヒンジ
連結具（蝶番）１７〜１９によって前面プレート１３に
移動自在に、即ち枢動自在に取付けられており、対応す
る開口１０〜１２を閉鎖する第１の閉鎖位置と、開口を
開放する第２の開放位置との間で選択的に移動自在であ
る。

各班２０は、それぞれの対応する開口１０〜１２の内方
へ延長する棚２０を備えている。棚２０は、扉１４〜１
６の後面と協同して、分配すべき円筒缶などのような物
品を保持するだめの受容ホルダーを構成する。第３図に
明示されるように、各班は、それによって保持されてい
る分配すべき物品を外から見ることができるように透明
パネル２２によって覆われた窓開口２１を備えている。

各受容ホルダーへ物品を送給するための送給手段が設け
られている。送給手段は、各扉開口に関連して設けられ
、開口から上方に延長した慣用の蛇行ラック２３．２４
．２５を備えている。各ラック２３〜２５は、複数個の
物品を保持し、重力により１個づつ順々に対応する扉１
４〜１６の受容ホルダーへ送給するようになされている
。第３図に示されるように、各ラック２３〜２５の底部
には、そのラック内の最下部の物品を載置し、後述する
ように扉が完全に閉鎖されるとその扉の受容ホルダーへ
の該物品を案内する傾斜した張出棚部材２６が設けられ
ている。

扉１６が完全に閉鎖されたときラックの張出棚部材２６
から扉１６の受容ホルダーへの物品の移送を可能にする
第１位置（第３図）と、扉１６がその第１の閉鎖位置か
ら第２の開放位置に向って移動されると、棚部材２６上
の物品の移送を阻止する第２位置（第４図）との間で移
動自在の制御手段２７が設けられている。制御手段２７
は、横断日ツド３１．３４．３６から成る。第１横断ロ
ンド３１０両側端３２は、横断方向に間隔をおいて対置
され、プレート１３の後面に取付けられて後方に延長し
た１対のブラケット３３にピボット軸線上に枢着されて
いる。第２横断ロツド３４は、上記ピボット軸線の一方
の側（図示の実施例では後側）に配置されて送給手段即
ちラック２５と扉のホルダーとの間に延長し、扉１６が
完全に閉鎖されたときにはラックの張出部材２６上に載
置された物品に係合して該物品を抑え、物品が扉のホル
ダーへ移送されるのを防止するようになされている。ク
レードル３０には、該クレードルを上記ロッド３１のピ
ボット軸線の周りに枢動させ、ロッド３４を第２位置の
方に向って物品の移送径路内へと偏倚させ、物品の移送
を阻止する弾性手段を構成する引張ばね３５が連結され
ている。

制御手段２７を構成するクレードル３０の第３横断ロン
ド３６は、一方の側端に突出側端６７を有している。こ
の目的については後述する。

ｓ１４〜１６が第１の閉鎖位置におかれているときは扉
のホルダー上への物品の載置を可能にし、扉が閉鎖位置
から移動されるとホルダー上への物品の載置を阻止する
ように制御手段２７と６扉１４〜１６とを選択的に連結
する操作手段が設けられている。この操作手段は、６扉
１４〜１６に連関したクレードル３０に作動的に連結さ
れており、横断ロッド６４をラックの棚部材２６上に載
せられている物品の移動径路から離れた第１位置に保持
し、それによって棚部材２６からの物品の移動を可能に
する働きをする。

詳述すれば、操作手段は、６扉１４〜１６に付設され、
対応する開口−１０〜１２の内方へ延長した１対の互い
に対置した側壁４０．４４から成る。

一方の側壁４０は、対応する扉および棚２０と協同して
上述の受容ホルダーを構成する。例えば扉１６に付設さ
れた側壁４０について説明すると、側壁４０は、張出周
縁部分４１と、それに連接した湾曲した凹欠周縁部分４
２を有している。クレードルの横断ロッド３６の側方突
出端３７は、扉１６が閉鎖されると第６図に示されるー
ように張出周縁部分４１に選択的に係合して座着し、そ
れによってクレードル３０をそのロッド３４と共にラッ
クの張出部材２６上の物品４３の移動径路から外れた第
１位置に保持し、それによって物品４３が対応する扉の
受容ホルダーへ移動するのを可能にする。扉１６が閉鎖
位置から開放位置に向って移動されると、ロッド３６の
突出端３７が張出周縁部分４１から脱座されて凹欠周縁
部分４２に沿って移動し、それによってクレードル３０
が引張ばね５５によりロッド３１のピボット軸線の周り
に枢動されるのを可能にし、ロッド３４が物品４３の移
動径路内の第２位置へ動かされ、ラックの張出部材２６
からの物品４３の移動を阻止する。

操作手段の他方の側壁４４も、一方の側壁４０および扉
の棚２０と協同して上述の受容ホルダーを構成する。（
従って、受容ホルダーは、扉の後面と、棚２０と、側壁
４０．４４とで構成される。）各側壁４４は、複数のラ
チェツト歯４５を備えた湾曲周縁を有している。側壁４
４に隣接するブラケット３３には、扉を開放位置まだは
閉鎖位置へ完全に、移動させない限り扉の移動方向を途
中で反対の方向へ逆転することができないようにするた
めにラチェツト歯４５に係合する複動爪４６が枢動自在
に取付けられている。爪４６は、該爪を第２図に示され
る中立位置へ偏倚させる弾性手段を構成するばね４９ゝ
によってブラケット３３に連結されている。

６扉、例えば扉１６が第２図に示されるように第１の閉
鎖位置にあるときは、爪４６は、側壁４４０周縁に形成
された凹部５０内で中立位置におかれる。扉１６がその
第１の閉鎖位置から第４図に示されるように開放位置の
方へ枢動されると、爪４６は、ばね４７の偏倚力に抗し
て枢動されるラチェツト歯４５の一側面に係合し、扉１
６がそ。

の第１の閉鎖位置の方へ戻るのを阻止する。

扉１６が第５図に示されるように全開位置におかれると
、爪４６は、側壁４４０周縁に形成された第２の凹部５
１内の中立位置におかれる。

開放された扉１６の受容ホルダー内に保持されている物
品５２（第４図）の重量は、引張ばね５３の負荷（偏倚
力）に抗して扉１６をその開放位置に保持する作用をす
る。顧客が送出された物品５２を取出すと、ばね５３が
自動的に扉１６を七の第２の開放位置から第１の閉鎖位
置へ枢動させる。扉１６が閉鎖位置に向って枢動される
につれて、爪４６はばね４７の負荷に抗して反対方向に
枢動されて第６図に示されるようにラチェット歯４５０
反対側の側面に係合し、それによって扉１６が完全に閉
鎖されるまで開放位置へ逆転されるのを阻止する。

制御手段２７と各班１４〜１６とを相互に連結する操作
手段（４０，４４）は、扉がその閉鎖位置から開放位置
の方へ動かされる際、制御手段２７を、ラック２５上の
つ品４３を扉の受容ホルダーへ移動するのを可能にする
第１位置へ手で操作するのを防止する役割を果す。例え
ば、バッド５４がクレードル５０に取付けられており、
扉１６が閉鎖位置から開放位置へ枢動される際ラチェツ
ト歯４５の頂部を覆って移動するようになされている。

使用者が、不正にもう１個の物品を扉の受容ホルダーへ
移動させようとしてクレードル５０へ手を伸ばし、クレ
ードルを第４図の位置から第３図の位置へ枢動させよう
とした場合、パッド５４がラチェット４５の頂部に係合
しており、クレードルの枢動を阻止しているので、ラッ
クの張出部材２６上に座談している物品４３が不正に扉
の受容ホルダーへ移送されるのを防止する。

複数のスライドバー５５．５６．５７が、それらの長手
方向に整列して対応する受容ホルダーを横切る方向に延
設され、それぞれ対応する１対のブラケット５３に形成
されたスロット６０内に摺動自在に装着されている。各
スライドパー５５〜５７の、一方のブラケット３６から
側方に突出した一端には第１カム表面６１が形成されて
おり、他方のブラケット３３から側方に突出した他端６
２は、隣接するスライドパーの一端に係合するようにな
されている。

前面プレート１３の一側端の扉開口１０の一側のブラケ
ット３３には、第１位置にあるときはスライドパー５５
〜５７の摺動を阻止し、扉１４〜１６のどれか１つが開
放位置へ枢動されると第２位置へ移動されて端部のスラ
イドパー５５の張出位置への移動を可能にする掛止手段
が移動自在に取付けられている。第１０〜１４図に明示
されているように、この掛止手段は、ピボットピン６４
によってブラケット３３に枢着された枢動腕６３を備え
ている。腕６３は、スライドパー５５のカム表面６７と
選択的に係合するカム表面６５と、側方突起６６を有し
ている。腕６３には、該腕を第１０図に示される第１の
直立位置へ偏倚させる弾性手段を構成する引張ばね６８
が連結されている。

硬貨作動手段を構成するソレノイド７０は、掛止腕６５
に枢動自在に取付けられた作動子７１を有しており、作
動されると、掛止腕６３をばね６８の負荷に抗して第１
０図に示される第１位置から第１１図に示される第２位
置へ移動させる。

掛止腕６！Ｉは、第２位置へ移動されると、電気スイッ
チ７２を作動させる。

ブラケット６３には、常態においては掛止腕６３の側方
突起６６の移動径路の外に位置しているが、突起６６に
弾性的に圧接している弾性留め具７３が取付けられてい
る。ソレノイド７０が付勢されて掛止腕６３がその第２
位置へ移動されると、留め具７６が第１６図に示される
ように突起６６の前へ弾発的に跳ね戻って該突起に係合
し、ソレノイド７０が脱勢された後も掛止腕６６を第２
位置に保持する。

各班１４〜１６とそれぞれの扉に関連するスライドパー
５５〜５７の一端６１とを相互に作動的に連結するスラ
イドバー作動手段が設けられている。スライドバー作動
手段は、上記掛止手段が前記一端の扉開口１０のスライ
ドパー５５の摺動を阻止する第１位置にあるときは各班
がその第１の閉鎖位置から移動するのを防止するための
ものであり、任意の１つの選ばれた扉に関連したスライ
ドパーの前記一端に係合し、該選ばれた扉の一側に位置
するスライドパーな移動させ、それによって該一端の扉
開口１０のスライドパー５５を張出位置へ移動させ、前
記掛止手段が第１１図に示されるように第２位置にもた
らされたとき該選ばれた扉をその第１の閉鎖位置から第
２の開放位置へ枢動させるのを可能にする。

詳述すれば、スライドバー作動手段は、それぞれの対応
する扉１４〜１６のクレードル３ｏによって担持された
作動板７４．７５．７６を備えている。＃１４〜１６が
第１の閉鎖位置にあるときは、作動板７４〜７６は、第
１および２図に示されるようにカム表面６１を有するス
ライドパーの前記一端の一側面に隣接した位置にある。

各作動板７４〜７６は、それぞれの関連する扉１４〜１
６が閉鎖位置から開放位置に向って枢動されるとき対応
するスライドバー５５〜５７のカム表面６１（第１図）
と係合して協同するカム表面６９（第８図）を有してい
る。

第９図に明示されるように、１対の掛金ビン７７．７８
が扉１５．１６のそれぞれ相装置したブラケット６６に
摺動自在に装着されている。掛金ビン７７の一端には圧
縮ばね８ｏの一端が連結されており、圧縮ばね８ｏの他
端は、近接するブラケット３３に係合し、ビン７７をそ
の突出端８１がそれに隣接する作動板７５に形成された
止め８２に嵌合する初期位置に保持する働きをする。

同様に、圧縮はね８３が掛金ビン７８に装着され、一端
を該ピンに固定され、他端を近接するブラケット５乙に
係合させである。ばね８６は、掛金ビン７８をその突出
した両端がそれぞれ作動板７５．７６に形成された止め
８６．８７に係合した初期位置に保持する作用をする。

作動において、各界１４〜１６がその第１の閉鎖位置に
あり、蛇行ラック２３〜２５に分配すべき缶入り製品な
どの物品が充填されているとすると、各界１４〜１６に
関連したクレードル３０は、その第１位置にあり、クレ
ードルの横断ロッド６４は、ラックの張出棚部材２６上
の物品４３が扉の受容ホルダー（２０，４０，４４）内
へ移送されるのを防止しないように第１位置へ持上げら
れている。従って、特定の扉が開放されたとき分配され
る物品は、その扉の受容ホルダー内にあり、次の物品４
３は、次の操作のときに分配されるべくラックの棚部材
２６上に座談している。

販売機に所定額の硬貨が投入されると、ソレノイド７０
が付勢され、ソレノイドの作動子７１により掛止腕６３
が第１０図の第１位置から第１１図の第２位置へ枢動さ
れ、スイッチ７２を作動させる。掛止腕６３が第１１図
の第２位置へ枢動されると、留み部材７６も掛止腕の側
方突起６６に対してオーバーラツプした（重なった）状
態に移動し、腕６３をその第２位置に保持する働きをす
る。

次いで、扉１４をその第２の開放位置に向って引張った
とすると、扉１４の枢動中、作動板７４のカム表面６９
（第８図）がスライドパー５５の一端のカム表面６１（
第１図）に係合し、該バーをその張出位置へ長手方向に
摺動させる。それによって、バー５５のカム表面６７が
掛止腕６３のカム表面６５（第１５図）にオーバーラツ
プした状態でカム表面の前方へ移動される。

先に述べたように、１ト１４〜１６のどれでも開放位置
に向って移動されると、クレードル３ｏの側方突起３２
が張出周縁部分４１から脱座して湾曲した凹欠周縁部分
４２へ移動し、それによってクレードル６０がばね６５
の負荷を受けてその第２位置へ枢動するのを許容し、そ
れによってクレードルの横断ロッド６４は、送給手段と
受容ホルダーの間へ進入し、ラックの棚部材２６上の物
品４３に係合し、物品が受容ホルダーへ移動するのを阻
止する。

更に、爪４６がラチェツト歯４５に係合することにより
、扉１４が全開位置へ完全に移動されない限り扉の移動
方向を反対の閉鎖方向へ逆転することが防止される。

扉１４が開放位置に向って移動されると、作動板７４が
それに隣接するスライドパー５６の前方へ移動してスラ
イドパー５６．５７の摺動を阻止し、それによって隣接
する扉１５．１６の開放を阻止する。

まだ、スライドパー５５が先に述べたように張出位装置
へ移動されると、バー５５に固設されている突起９０が
留め部材７３に係合してそれを側方突起６６に対する阻
止位置から離脱させる。

扉のホルダーに保持されている分配すべき物品５２０重
量は、扉のはね５３の負荷（偏倚力）を上回るから、使
用者が物品５２を扉の受容ホルダーから取出すまで扉１
４をその開放位置に保持する。物品５２が取出されると
、はね５３の作用により扉１４はその開放位置から自動
的に閉鎖位置へ戻される。

各界１４〜１６がその閉鎖位置に向って移動される際に
も、爪４６がラチェツト歯４５に係合し、扉がその全閉
位置へ完全に移動されるまでは扉を開放位置の方へ逆転
することができないようにする。更に、対応するクレー
ドル６０の側方突起３７（ロッド３６の突出端）は、凹
欠周縁部分４２に沿って移動し、扉が全閉位置におかれ
たとき張出周経部分４１に座着する。この時点で該層の
クレードル３０はその第１位置へ移動され、クレードル
の横断ロッド３４は、ラックの棚部材２６上の物品４３
に対する阻止係合から離脱して持上げられ、それによっ
て物品４６が・扉のホルダー内へ移動することができる
。かくして、次の物品が蛇行ランクに沿って重力により
落下し、棚部材２６上に載る。

次り″′ｃ扉１４がその完全閉鎖位置におかれると、作
動板７４がスライドパー５５のカム表面６１かも脱係合
され、それによってばね６８が掛止腕６３を第１１図に
示される第２位置から第１０図に示される第１位置へ枢
動させることができる。

この掛止腕６６の枢動中該腕のカム表面６５がスライド
パー５５の一端のカム表面６７に係合し、スライドパー
５５をその張出位置から第１および１２図に示される初
期位置へ摺動させる。

扉１５のホルダー内に保持されている物品を送出する場
合は、扉１５をその閉鎖位置から開放位置へ枢動させる
。その最初の開放移動中掛金ピン７７がその両端に瞬接
する作動板７４．７５の止め７９．８２（第９図）から
脱係合し、作動板７５のカム表面６９がスライドパー５
６のカム表面６１に係合し、それによってスライドパー
５６をそれに隣接するスライドパー５５に係合させて先
に述べたように後者な張出位置へ移動させる。

扉１５が完全開放位置へ枢動され、物品５２が取出され
ると、扉１５は自動的に閉鎖位置へ戻る。

閉鎖位置において掛止腕６６のカム表面６５が張出され
たスライドパー５５のカム表面６７に係合し、それによ
ってスライドパー５５および５６を初期位置へ引込める
。

扉１５が開放位置に向って移動される途中作動板７５が
それに隣接するスライドパー５７の端部６２の前へ移動
し、隣りの扉１６の開放を阻止する。更に、反対側の隣
りの扉１４の作動板７４は、張出されたスライドパー５
６に係合し、それによって扉１４の開放を阻止する。

扉１５が完全閉鎖位置におかれると、掛金ピン７７がそ
の関連するばね８０によって作動板７４．７５の止め７
９．８２内へ戻される。

扉１６のホルダーに保持されている物品を取出す場合は
、扉１６を閉鎖位置から開放位置へ枢動させる。扉１６
の最初の開放移動中掛金ピン７８け、ばね８６の負荷に
より作動板７６の止め８７から脱係合される。作動板７
６のカム表面６９がスライドパー５７のカム表面６１に
係合し、それによってスライドパー５７を長手方向に移
動させてスライドパー５６に係合させ、更に、スライド
パー５６を隣りのスライドパー５５に係合させ、それに
よってスライドパー５５を先に述べたように張出位置へ
移動させる。

扉１６が開放位置に向って移動されるζ、作動板７４が
張出されているスライドパー５６に係合して扉１４の開
放を阻止し、作動板７５が張出されているスライドパー
５７に係合して扉１５の開放を阻止する。

３％１６が完全閉鎖位置へ移動されると、掛止腕６３の
カム表面６５が張出されたスライドパー５５のカム表面
６７に係合し、相互に係合するスライドパー５５〜５７
を初期位置へ戻す。更に、掛金ピン７８は、その関連す
るばね８３の負荷作用により作動板７５．７６のそれぞ
れの止め８６．８７に係合する位置へ戻される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の物品分配装置の背面図、第２図は第１
図の線２−２に沿ってみた扉組立体の−側からみた側面
図、第３図は第２図の扉組立体の反対側から第１図の線
６−６に沿ってみた一部断面による側面図、第４図は第
２図と同様な側面図であるが、扉が途中まで開放された
ところを示す。 第５図は第４図の扉が完全開放位置におかれたときの部
分図、第６図は第４図の扉が閉鎖位置に向って移動され
るところを示す部分図、第７図は第４図の線７−７に沿
ってみた部分断面図、第８図は第４図の線８−８に沿っ
てみた部分図、第９図は第１図の線９−９に沿ってみた
拡大部分図、第１０図は第１図の線１ｏ−１ｏに沿って
みた硬貨作動手段の側面図、第１１図は第１０図と同様
の図であるが、硬貨作動手段が作動されたところを示す
。第１２図は第１０図の線１２−１２に沿ってみた部分
断面図、第１６図は第１２図と同様の図であるが、留め
具と掛止手段が係合した状態を示す。第１４図は第１２
図と同様の図であるが、留め具と掛止手段がスライドバ
ーによって解放されたところを示す。第１５図は第１２
図の線１５−１５に沿ってみた図である。 １０．１１．１２：開口 １３：前面プレート １４．１５．１６：扉 ２０：棚（受容ホルダー） ２３．２４．２５：蛇行ラック（送給手段）２７：制御
手段 ３０：クレードル ３１．６４．３６：横断ロッド ６５：引張ばね ３７：側方突出端 ４０．４４：側壁 ４１：張出゛周縁部分 ４２：凹欠周縁部分 ４５：ラチェツト歯 ４６：被動爪 ５４：パッド ５５．５６．５７：スライドバー ６１：第１カム表面 ６３：掛止腕 ６５：カム表面 ６７：第２カム表面 ６８：引張ばね ６９；カム表面 ７０：ンレノイド（硬貨作動手段） ７５：留め具 ７４．７５．７６：作動板

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）開口を備えたプレートと、該プレートに該開口を閉
   鎖する閉鎖位置と開口を開放する開放位置との間で選択
   的に移動自在に取付けられた扉と、該扉に該開口の内方
   へ延長するように取付けられ、分配すべき物品を保持す
   るための受容ホルダーを構成する棚と、物品を該ホルダ
   ーへ送給するための送給手段と、該送給手段からホルダ
   ーへの物品の移動を可能にする第１位置と送給手段から
   ホルダーへの物品の移動を阻止する第２位置との間で移
   動自在の制御手段と、前記扉が閉鎖位置にあるときは物
   品のホルダーへの載置を可能にし、扉が閉鎖位置から開
   放位置に向って移動されると物品のホルダーへの載置を
   阻止するように前記制御手段と扉とを選択的に連結する
   操作手段と、前記受容ホルダーの横断方向に延長するよ
   うに摺動自在に取付けられたスライドバーと、前記開口
   の一側に取付けられており、前記スライドバーの摺動を
   阻止する第１位置と、スライドバーの張出位置への摺動
   を可能にする第２位置との間で移動自在の掛止手段と、
   該掛止手段に連結されており、該掛止手段をその第１位
   置から第２位置へ選択的に移動させる硬貨作動手段と、
   前記掛止手段がその第２位置におかれているとき前記扉
   の閉鎖位置から開放位置への移動を可能にするために前
   記スライドバーと扉とを作動的に連結し、スライドバー
   に係合してスライドバーなその張出位置へ移動させるス
   ライドバー作動手段とから成る物品分配装置。 ２）前記掛止手段は、前記扉が開放位置から閉鎖位置へ
   移動されるとき前記スライドバーに係合してスライドバ
   ーを張出位置から初期位置へ移動させるようになされて
   いる特許請求の範囲第１項記載の物品分配装置。 ６）前記掛止手段に係合しそれを第２位置に保持する留
   め具が設けられており、前記スライドバ−は、その張出
   位置へ移動され前記掛止手段に対しオーバーラツプする
   状態におかれると、前記留め具に係合し、留め具を掛止
   手段から解放するよう釦なされている特許請求の範囲第
   ２項記載の物品分配装置。 リ　前記掛止手段は、前記扉が閉鎖位置へ移動されたと
   き、前記スライドバーをその張出位置がら初期位置へ引
   込めるように該掛止手段を該スライドバーに圧接させる
   べく偏倚させる弾性手段を備えている特許請求の範囲第
   ６項記載の物品分配装置。 ５）前記スライドバーは、第１カム表面を有しており、
   前記スライドバー作動手段は、前記制御手段に担持され
   ており、スライドバーの該第１カム表面に係合してスラ
   イドバーを張出位置へ移動させるようになされている特
   許請求の範囲第１項記載の物品分配装置。 ６）前記スライドバーは、第２カム表面を有しており、
   前記掛止手段は、前記扉が開放位置から閉鎖位置へ移動
   されるとき該スライドバーの第２カム表面に係合してス
   ライドバーなその張出位置から初期位置へ移動させるよ
   うになされている特許請求の範囲第１項記載の物品分配
   装置。 ７）前記スライドバーは、第１カム表面と第２カム表面
   を有しており、前記スライドフル作動手段は、前記制御
   手段に担持されており、スライドバーの該第１カム表面
   に係合してスライドバーを張出位置へ移動させるように
   なされており、前記掛止手段は、前記扉が開放位置から
   閉鎖位置へ移動されるとき該スライドバーの第２カム表
   面に係合してスライドバーをその張出位置から初期位置
   へ移動させるようになされている特許請求の範囲第１項
   記載の物品分配装置。 ８）前記掛止手段に係合しそれを第２位置に保持する留
   め具が設けられており、前記スライドバーは、その張出
   位置へ移動され前記掛止手段のカム表面に対しオーバー
   ラツプする状態におかれると、前記留め具に係合し、留
   め具を掛止手段から解放　　　ゞするようになされてお
   り、前記スライドバー作動手段は、前記スライドバーを
   その張出位置に保持し、該掛止手段をその第２位置１に
   保持するようになされている特許請求の範囲第７項記載
   の物品分配装置。 ９）前記制御手段は、ピボット軸線上に枢動自在に取付
   けられたクレードルを含み、該クレードルは、前記送給
   手段と受容ホルダーとの間で横断方向に延長した横断ロ
   ンドを有しており、前記操作手段は、該クレードルに作
   動的に連結されており、前記送給手段から受容ホルダー
   への物品の移動を可能にするために該横断ロンドを第１
   位置に保持するようになされている特許請求の範囲第２
   項記載の物品分配装置。 １０）　　前記操作手段は、前記扉に取付けられた側壁
   を含み、＃側壁は、張出周縁部分と、該張出周縁部分に
   連接した凹欠周縁部分を有しており、前記制御手段は、
   前記扉が閉鎖されているときは前記送給手段から受答ホ
   ルダーへの物品の移動を可能にするために前記張出周縁
   部分に係合し、その上に座着する側方突起を有しており
   、該側方突起は、前記扉が閉鎖位置から開放位置に向っ
   て移動されると、前記送給手段から受容ホルダーへの物
   品の移動を阻止するために前記張出周縁部分から脱座し
   て凹欠周縁部分に係合し該制御手段を第２位置へ移動さ
   せるようになされている特許請求の範囲第２項記載の物
   品分配装置。 １１）　　前記ロンドに連結されており、前記側方突起
   を前記張出周縁部分に座着させた状態に維持する作用を
   し、前記扉が閉鎖位置から開放位置に向って移動され該
   側方突起が該張出周縁部分から脱座されたとき該ロンド
   をその第２位置に向って偏倚させる作用をする弾性手段
   が設けられている特許請求の範囲第１０項記載の物品分
   配装置。 １２）　　前記操作手段は、前記扉が閉鎖位置から開放
   位置に向って移動されると、前記制御手段をその第１位
   置へ手操作で移動させるのを阻止するようになされてい
   る特許請求の範囲第２項記載の物品分配装置。 １３）　　前記操作手段は、前記扉に取付けられ、周縁
   部分を有する側壁を含むものであり、前記制御手段には
   、前記扉が閉鎖位置から開放位置に向って移動されると
   該側壁の周縁部分に係合し、該制御手段の第２位置から
   の移動を阻止するようになされたパッドが付設されてい
   る特許請求の範囲第１２項記載の物品分配装置。 １４）　　前記操作手段は、前記扉に取付けられ、ラチ
   ェツト歯を備えだ周縁を有する側壁と、前記扉を開放位
   置または閉鎖位置へ完全に移動させるまで途中で扉の移
   動方向を逆転することができないようにするために該ラ
   チェツト歯に係合する枢動自在の被動爪とを含むもので
   ある特許請求の範囲第２項記載の物品分配装置。 １５）　　前記制御手段は、前記扉が閉鎖位置から開放
   位置に向って移動されると前記ラチェツト歯に係合し、
   前記ロンドの第２位置からの移動を阻止するパッドを含
   むものである特許請求の範囲第１４項記載の物品分配装
   置。 １６）　　前記プレートの開口は、複数個設けられてお
   り、該各開口に対応して設けられた複数個の前記扉と、
   該６扉に対応して設けられ、該扉の前記受容ホルダーへ
   物品を供給するための複数個の前記送給手段と、６扉に
   対応して設けられた複数個の前記制御手段と、６扉の制
   御手段と該対応する扉とをそれぞれ相互に連結する複数
   個の前記操作手段と、該６扉の受容ホルダーを横断して
   延長するようにそれぞれ摺動自在に取付けられ、長手方
   向に整列して設けられた複数個のスライドバーを備えて
   おり、前記掛止手段は、前記プレートの一端の前記開口
   に近接して取付けられ、該一端の開口に対応するスライ
   ドバーの摺動を阻止する第１位置と、該スライドバーの
   張出位置への摺動を可能にする第２位置との間で移動自
   在であり、前記掛止手段が前記一端の開口のスライドバ
   ーの摺動を阻止する第１位置におかれているときは閉鎖
   位置から開放位置へのどの扉の移動をも阻止するように
   前記６扉と該扉に対応するスライドバーとを作動的に連
   結する複数個の前記スライドバー作動手段が設けられて
   おり、該スライドバー作動手段は、前記掛止手段がその
   第２位置におかれているとき、１つの選ばれた扉に対応
   するスライドバーに係合して、該スライドバーに隣接す
   る整列したスライドバーを移動させ、それＫよって前記
   一端の開口のスライドバーを張出位置へ移動させ、該１
   つの選ばれた扉の閉鎖位置から開放位置への移動を可能
   にするようになされている特許請求の範囲第１項記載の
   物品分配装置。 １７）　　前記各スライドバーは、第１カム表面を有し
   ており、前記各スライドバー作動手段は、６扉の前記制
   御手段に担持されており、当該扉のスライドバーの第１
   カム表面に係合して該スライドバーの隣りの整列したス
   ライドバーを移動させ、それによって前記一端の開口の
   スライドバーを張出位置へ移動させるようになされてい
   る特許請求の範囲第１６項記載の物品分配装置。 １８）　　前記１つの選ばれた扉に連結された前記スラ
   イドバー作動手段は、該扉が開放されたとき、両隣りの
   整列し７たスライドバーの移動を阻止し、それによって
   核内隣りのスライドバーに関連した扉の開放を阻止する
   ようになされている特許請求の範囲第１６項記載の物品
   分配装置。 １９）　　前記１つの選ばれた扉の一方の側に隣接する
   扉に対応するスライドバーは、該選ばれた扉が開放され
   たとき、該隣りの扉に対応するスライドバー作動手段を
   阻止し、それによって該一方の側のどの扉の開放をも阻
   止するようになされている特許請求の範囲第１６項記載
   の物品１分配装置。 ２０）　　前記１つの選ばれた扉の一方の側に隣接する
   扉に対応するスライドバーは、該選ばれた蚕４開放され
   たとき、該隣りの扉に対応するスライドバー作動手段を
   阻止し、それによって該一方の側のどの扉の開放をも阻
   止するようになされており、前記１つの選ばれた扉に連
   結されたスライドバー作動手段は、該選ばれた扉が開放
   されたとき、該扉の他方の側に隣接する整列したスライ
   ドバーの移動を阻止するようになされている特許請求の
   範囲第１６項記載の物品分配装置。 ２１）　　前記掛止手段は、前記１つの選ばれた扉が開
   放位置から閉鎖位置へ移動されるとき前記一端の開口の
   スライドバーに係合して該スライドバーを張出位置から
   初期位置へ移動させ、それに伴って該スライドバーと整
   列している他のスライドバ−を−緒に張出位置から初期
   位置へ移動させるようになされている特許請求の範囲第
   １６項記載の物品分配装置。 ２２）　　前記掛止手段に係合しそれを第２位置に保持
   する留め具が設けられており、前記一端の開口のスライ
   ドバーは、その張出位置へ移動され前記掛止手段に対し
   オーバーラツプする状態におかれると、前記留め具に係
   合し、留め具を掛止手段から解放するようになされてい
   る特許請求の範囲第２１項記載の物品分配装置。 ２３）　　前記掛止手段は、前記扉が閉鎖位置へ移動さ
   れたとき、前記一端の開口のスライドバーをその張出位
   置から初期位置へ引込めるように該掛止手段を該スライ
   ドバーに圧接させるべく偏倚させる弾性手段を備えてい
   る特許請求の範囲第２２項記載の物品分配装置。 ２４）　　前記各スライドバーは、一端に第１カム表面
   を、そして他端に第２カム表面を有しており、前記スラ
   イドバー作動手段は、前記制御手段に担持されており、
   前記１つの選ばれた扉に対応するスライドバーの第１カ
   ム表面に係合してスライドバーを張出位置へ移動させる
   ようになされており、前記掛止手段は、前記扉が開放位
   置から閉鎖位置へ移動されるとき前記一端の開口のスラ
   イドバーの第２カム表面に係合して該スライドバーをそ
   の張出位置から初期位置へ移動させ、それに伴って該ス
   ライドバーと整列している他のスライドバーな一緒に張
   出位置から初期位置へ移動させるようになされている特
   許請求の範囲第２３項記載の物品分配装置。