JPS5911767Y2 - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

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JPS5911767Y2
JPS5911767Y2 JP10989678U JP10989678U JPS5911767Y2 JP S5911767 Y2 JPS5911767 Y2 JP S5911767Y2 JP 10989678 U JP10989678 U JP 10989678U JP 10989678 U JP10989678 U JP 10989678U JP S5911767 Y2 JPS5911767 Y2 JP S5911767Y2
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oil chamber
spool
piston body
spring
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元 小塚
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三菱自動車工業株式会社
三菱重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハイドロニューマチツクサスペンションに装着
され、自動車の車高を荷重の変化に関係なく常に一定に
保持しようとする車高調整装置の改良に関するものであ
る。
従来のハイドロニューマチツクサスペンションの車高調
整装置は第1図に示すようにシリンダ01の上端を車体
に固定し、上記シリンダ01内に摺動自在に挿入された
ピストン体02の下端を車輪に装着している。
シリンダ01とピストン体02とにより形戊された第1
油室03はアキュムレータ04の第2油室05に連通さ
れ、同第2油室05はブラタ06によりガス室07と仕
切られている。
スプール08はシリンダ01内に上下方向に摺動自在に
挿入され、第1スプリング09と第2スプリング010
とにより中立位置に保持されている。
そして、車高が下がると、第1スプリング09の付勢力
が第2スプリング010の付勢力より増大して、スプー
ル08が上方へ移動し、圧油源からの油がポート011
を通り、さらにスプール08の縮径部08 aから油路
01 aを通って第1油室03に送られ車高が上昇され
て標準状態に戻るものである。
ところが、上記第1スプリング09とスプール08と第
2スプリング010とが直列に配設されているので、車
高制御装置の全長が大きくなり車体内に配設しにくいと
いう不具合があった。
本考案は上記不具合を解消するもので、車体の荷重を、
車体と車輪との間に介装されたシリンダとピストン体と
により形戊される油室の油圧を介してアキュムレータの
ガス圧により支持するハイドロニューマチツクサスペン
ションに装着された車高を一定に保つ車高調整装置にお
いて、上記ピストン体内に同ピストン体の軸方向に摺動
自在となるように嵌装され上記油室の圧油供給源とリザ
ーバとへの連通を制御するスプール、同スプールに連結
され上記ピストン体の外周に上記軸方向に移動可能に設
けられた移動体、同移動体の上記軸方向一側と上記シリ
ンダとの間に上記ピストン体の外周で介装され上記移動
体に軸方向の付勢力を与える第1スプリング、上記移動
体の上記軸方向他側と上記ピストン体との間に上記ピス
トン体の外周で介装され上記移動体に上記第1スプリン
グと逆方向の付勢力を与える第2スプリングを有し、車
高が標準位置から変位して上記シリンダとピストン体と
の相対位置が標準位置から変位すると上記両スプリング
の付勢力によって上記スプールが上記ピストン体に対し
て変位して上記油室を上記圧油供給源またはリザーバの
一方に連通させて車高を上記標準位置に戻すように構威
され、上記スプールはその軸方向両側部が上記油室の油
圧を受けるべく構或されていることを特徴とする車高調
整装置を要旨とするものである。
そして、荷重が増加して車高が標準状態より下がると、
ピストン体がシリンダ内に侵入し、第1スプリングまた
は第2スプリングの一方の付勢力が増大し、この付勢力
により移動体が移動し、これによりスプールカ仲立位置
から動かされて、油室と圧油供給源とを連通させる。
これにより、圧油供給源から油が油室に送られ、同油室
の体積が増大し、車体を押し上げ、車高が上記標準状態
に達すると、第1スプリングと第2スプリングの付勢力
によりスプールは中立位置に戻り油室と圧油供給源との
連通を遮断し、車高は上記標準状態に保持される。
また、荷重が減少して車高が標準状態より上がると、ピ
ストン体がシリンダより抜き出され、第1スプリングま
たは第2スプリングの他方の付勢力が増大し、この付勢
力により移動体が移動して、スプールを中立位置から動
かし、油室リリザーバとを連通させる。
これにより、油が油室からリザーバへ流れて、油室の体
積が減少し、車高がさがる。
そして、車高が標準状態にまで下がると、第1第2スプ
リングの付勢力によりスプールが中立位置に戻り、油室
とリザーバとを遮断し、車高を標準状態の位置に保持す
る。
第1第2スプリングがピストン体の外周に設けられ、ス
プールがピストン体に設けられているので、両スプリン
グとスプールとが直列に配設された従来装置に比べて、
全長が短縮されるため、コンパクトになり、車室、エン
ジンルーム、トランクルーム等を狭くすることなく車両
に装着することができる。
更に、スプールはその軸方向両側部が油室の油圧を受け
るべく構或されているので、同スプールとピストン体と
の間に左程厳密なシールが要求されず、これによりスプ
ールのピストン体に対する摺動が円滑に行われるため、
第1および第2スプリングの付勢力のバランスによって
スプールがピストン体に対して正確な位置を保持するこ
とができる。
また、第1第2スプリングをコイルスプリングにより形
或すると、第1図に示した従来装置に比べスプリングの
直径が大きくなるので、ばね定数の設計の自由度が増大
し、所期の特性を有するばね定数に或形し易い。
以下、二7H7実施例について具体的に説明する。
第2 図に示す第1実施例において、車高を一定
に保持する機構を組み込んだ自動車のハイドロニューマ
チック式ストラット型フロントサスペンションはストラ
ット1とアキュムレータ6とナックル7と油圧制御装置
8とからなっている。
上記ストラット1はシリンダ2とピストン体3とからな
り、シリンダ2は下端に車輪を回転自在に装着するスピ
ンドルを備えたナックル7を固着している。
ピストン体3はロツド31,スリーブ32、連゛結部材
33、ピストン34からなり、円筒体で形威されたロツ
ド31は上端外周をベアリング10を介して内筒11に
回転自在に装着されている。
なお、内筒11はゴムよりなるインシュレータ12を介
してホイールハウス13に固着された外筒14に装着さ
れている。
そして、上記ロツド31はシリンダ2内に挿入され、下
端にスリーブ32を螺合により固着している。
連結部材33はスリーブ32の下端にねし込まれ、下方
に延びた突起にピストン34を固着している。
このピストン34には2つの一方向弁341, 342
が設けられ、第1の一方向弁341はピストン34の下
方の第1油室21から第2油室22への油の流れを制御
し、第2の一方向弁342は第2油室22から第1油室
21への油の流れを制御するものである。
なお、第2油室22はピストン34の上面とシリンダ2
の内壁とスリーブ32の外周とロツド31の外周とによ
り囲まれて形戊されている。
上記ピストン34がシリンダ2の内壁に摺動自在に当接
すること、およびロツド31がシリンダ2の上端にはめ
込まれたキャップ20の内周に設けられたプッシュ23
に摺動自在に当接することにより、ピストン体3はシリ
ンダ2と同一軸心を有するようにシリンダ2に上下動自
在に保持されている。
上記スリーブ32の下部には、同スリーブ32と連結部
材33とにより囲まれた空間が形威され、同空間はスプ
ール35の先端に形威された円盤351により第3油室
352と第4油室353とに分割されている。
なお、上記円盤351にはオリフイス354が形威され
ている。
上記スプール35は上記第3油室352よりスリーブ3
2内に摺動自在に延び、中央には第4油室353に下端
を開口し、上端をスノーブ32内に開口した第1油路3
55を設けており、この第1油路355によってスプー
ル35はその軸方向両側部が第3油室353の油圧を受
けるものである。
また、同スプール35の中央部外周には縮径部356が
設けられ、同縮径部356とスリーブ32との間に空間
が形威されている。
スプール35の先端の円盤351より下方へ延びた2本
のガイド357はスリーブ32の内壁上を摺動し、ロツ
ド31の半径方向に延びるピン36を装着している。
上記ピン36はスリーブ32に形威された上下方向に延
びる長孔37, 37を慣通して、スリーブ32の外周
に当接し上下方向に摺動自在なリング38に挿入されて
いる。
このリング38はキャップ20に係止されたコイル状の
第lスプリング39とスリーブ32の下端に係止された
コイル状の第2スプリング40とに挾持され、両スプリ
ング39. 40の付勢力が釣り合う位置で保持されて
いる。
また、スリーブ32には第4油室353と第2油室22
とを連通ずる第2油路321が形威されている。
さらに、スリーブ32には油供給通路322、油戻通路
323、第3油路324が形威され、第3油路324は
一端を第3油室352に開口し、他端を第2図に示すよ
うに中立停止状態にあるスプール35の縮径部356に
対向して開口している。
また、油供給通路322は一端をスプール35の上部外
周に対向するよう開口し、他端を後述する油供給管路4
1の一端に接続され、油戻通路323は一端をスプール
35の下部外周に対向するよう開口し、他端を後述する
油戻管路42の一端に接続さ”れている。
内管43はロツド31と同一軸心を有し、上端を閉塞部
材躬に回転自在に挿入され、下端をスリーブ32に挿入
固定されている。
なお、上記閉塞部材躬はロツド31の上端に回動自在で
かつ液密に挿入されている。
外管45は上記内管43の外周に同内管43と同心的に
配設され、上端を閉塞部材劇に回転自在に挿入され、下
端をスリーブ32に挿入固定されている。
そして、内管43により形或された油供給管路41は下
端を油供給通路322に接続され、上端を閉塞部材44
に形或され圧油通路441に連通されている。
また、内管43の外壁と外管45とにより囲まれた油戻
管路42は下端を油戻通路323につながれ、上端を閉
塞部材44に形威された戻り油通路442に接続されて
いる。
第5油室46はロツド31,外管45、スリーブ32、
閉塞部材44に囲まれて形戊され、ロツド31に形威さ
れた通孔311により第2油室22に連通されている。
なお、47はスリーブ32に設けられたゴム製のリバウ
ンドストツパである。
アキュムレータ6はアツパケーシング61,ロアケーシ
ング62、インナケーシング63、および可撓膜64か
らなり、インナケーシング63はロツド31の上部に液
密的に固着され、ロアケーシング62はインナケーシン
グ63より下方のロツド31に液密的に固着されている
アツパケーシング61はロアケーシング62とインナケ
ーシング63とに螺合され、可撓膜64は円環状でかつ
断面がL字形に形威されたゴム体で、上端をアツパケー
シング61とインナケーシング63に挾持され、下端を
アツパケーシング61とロアケーシング62とにより挾
持され、アツパケーシング61とロアケーシング62と
インナケーシング63とロツド31とにより形或された
空間をガス室65と第6油室66とに仕切っている。
なお、第6油室66はロツド31に形或された油穴31
2により第5油室46に連通している。
また、ガス室65には封入口651より窒素ガスが封入
されている。
牝はロアケーシング62の下面のロツド31に固着され
た固定部材で、ゴム製のバンプストツパ49を支持して
いる。
50はダスト力バーで、キャップ20とロツド31との
間にごみ等が侵入するのを防止するものである。
油圧制御装置8は自動車のエンジン9により駆動される
オ7イルポンプ81と蓄圧制御弁82、蓄圧タンク83
、リザーバ84からなり、リザーバ84はオイルボンプ
81を介して蓄圧制御弁82に接続され、同蓄圧制御弁
82は蓄圧タンク83に接続され、同蓄圧タンク83は
閉塞部材44の圧油通路441にパイプで接続されてい
る。
また、リザーバ84はパイプにより閉塞部材44の戻り
油通路442に接続されている。
なお、蓄圧制御弁82はリザーバ84にも接続されてい
る。
ベアリング10、アキュムレータ8、固定部材48はロ
ツド31に形威された段部とロックナット15とにより
軸方向に移動しないようにロツド31に係止されている
上記構戒に基づいて以下作用を説明する。
標準状態(標準荷重)においては、第1図に示すように
第1スプリング39と第2スプリング40との付勢力が
釣り合うことによりピン36は長孔37の上下方向中央
に位置し、スプール35は油供給通路322、油戻通路
323を閉或し、第3油室352への油の流出入はない
したがってロツド31は上下動しない。
ここで、車両が走行して路面の凹凸によりナックル7が
上方へ突き上げられると、第1油室21の圧力が上昇し
、同油圧が油室21がら一方向弁341を通って第2油
室22へ さらに同第2油室22から第5油室46を通
り第6油室66へ伝わり、可撓膜64を介してガス室6
5のガスを圧縮し、このガス室65の膨張、収縮により
サスペンションのばね作用を行なう。
次に、車両の荷重が増大すると、ロツド31が降下し、
第1油室21の油圧が上昇し、同第1油室21内の油が
第2油室22、第5油室46を通って第6油室66へ流
入し、可撓膜64が押圧され、ガス室65は収縮して内
圧を高めて上記荷重を支える。
そして、上記ロツド31の降下により(第4図参照)リ
ング38とキャップ20との間の長さが大きくなり、第
1スプリング39によりリング38に加わる下方への付
勢力が減少するので、第2スプリング40の付勢力によ
りリング38は上方に移動する。
これにより、スプール35も上方へ移動され、スプール
35の縮径部356がスリーブ32の油供給通路322
と第3油路324とを連通させ、蓄圧タンク83に一定
圧で貯えられた油が圧油通路441,油供給管路41.
油供給通路322、第3油通路324を通って第3油室
352に流入する。
さらに、同第3油室352からオリフイス354を通っ
て第4油室353へ流入し、つづいて、同第4油室35
3から第2油路321を介して第2油室22へ流れ、ま
たさらに同第2油室22から一方向弁342を通って第
1油室21へ達し、同第1油室210体積が増大し、ピ
ストン34が上方へ押され、車体が押し上げられる。
この上昇により、第1スプリング39は収縮されるため
、同スプリング39の付勢力は増大し、したがってリン
グ38は下方へ移動され、車高が通常状態の位置に達す
る。
すると、リング38によりピン36は長孔37の上下方
向中央位置に戻されて、リング38は停止し、スプール
35は油供給通路322を閉じ、車高が上記標準状態の
位置に保持される。
また、車両の荷重が減少すると、第1〜第6油室21,
22, 352, 353, 46, 66の油室が
減少し、したがってガス室65の体積が膨張して第6油
室66の体積を減少させ、第6油室66の油が第5油室
46、第3油室22を通って第1油室21へ流れ、同第
1油室21の体積を増加させる。
よって、第5図に示すようにピストン34が上昇して車
高を大きくする。
すると、第1スプリング39が圧縮されるので、第2ス
プリング40に比べ第1スプリング39の付勢力が増大
するので、第4図に示すようにリング38を下方へ移動
する。
これにより、ピン36も下方へ動き、スプール35は第
4油室353の体積を減少させる方向に移動する。
したてって、スプール35はその縮径部356により油
戻通路323と第3油路324とを連通ずる。
よって、第1油室21の油は第2油室22、第4油室3
53、第3油室352、第3油路324、油戻通路32
3、油戻管路42、戻り油通路442を通ってリザーバ
84へ流れる。
このため、第1油室21の体積が減少し、車高が小さく
なる。
そして、車高が減少してロツド31が下降すると、リン
グ38が下がるので、第1スプリング39が伸長されて
、同スプリング39の付勢力が減少し、ピン36は上方
へ移動する。
さらに、車高が下がって第2図に示す標準状態の位置に
達すると、リング38は第1第2スプリング39. 4
0の付勢力により第2図の状態に戻され、スプール35
は油戻通路323を閉じ、車高の低下を停止させ、車両
は標準状態の車高を保持する。
油圧制御装置8のオイルポンプ81はエンジン9の駆動
によりオイル蓄圧制御弁82に圧送し、同蓄圧制御弁8
2は蓄圧タンク83の圧力が所定値以下のときは所定値
になるまで油を蓄圧タンク83に送り、所定値以上にな
るとリザーバ84に戻す。
したがって、第1番2スフ゜リング39, 40がピス
トン体3の外周にスプール35と並列に配設されるので
、従来装置に比べ全長が短かくなり、車室、エンジンル
ーム、トランクルームにストラットが大きく突出するこ
とがなく、車体に容易に装着できるものである。
更に、スプール35はその軸方向両側部が油室353の
油圧を受けるべく構威されているので、同スフ゜−ル3
5とピストン体3のスリーブ32との間に左程厳密なシ
ールが要求されず、これによりスプール35のスリー7
32に対する摺動が円滑に行われるため、第1および第
2のスプリング39および40の付勢力によってスプー
ル35がスリーブ32に対して正確な位置を保持するこ
とができる。
また、第1第2スプリング39, 40がピストン体3
の外周に装着されるので、従来のピストン体3の内部に
設けられているものに比べ、上記両スプノング39.
40の径が大きくなり、両スプリングのばね定数設定の
自由度が大きくなり、所望の性能を有するスプリング3
9. 40を得やすいものである。
第6図に示す第2実施例は第l実施例におけるリング3
8をアツパリング38′とロアリング38“とに分割し
、上記両リング38’, 38”は第1スプリング39
および第2スプリング40の付勢力により互いに圧接し
、またピン36を2分割し、それぞれガイド357に一
端を螺合し、他端を2つのリング38’, 38”に扶
持されているものである。
ピン36の長さが短かくなり、コストが安くなるもので
あり、またピン36の他端はリング38’, 38”に
挾持されるものであり、装着が簡単なものである。
第7図に示す第3実施例は第2実施例におけるピン36
を2つの長孔37を慣通して延びる1本の棒とし、両端
をリング38’, 38”に扶持され、中央部をスプー
ル35に形或された孔358に挿入されているもので、
ピン36は単に挿入係止されているだけで、特別な固定
手段を必要としないので構造が簡単で、装着が容易なも
のである。
なお、上記第3実施例においては円盤351が長孔37
より下方に位置し、ガイド357が省略されている。
また、スプール35に形或された第1油路355′は第
3油室352に連通している。
第8図に示す第4実施例は第1実施例におけるガス室6
5を第1油室21の下方に設けたもので、第l油室21
とガス室65との間には可撓膜64の代りにフリーピス
トン64′が設けられている。
したがって、油戻通路42は内管43とロツド31とに
より形威されている。
また、第1実施例におけるスプール35の円盤351を
削除し、スプール35の先端に溝359を形威し、この
溝359にリング38から長孔37を通って延びたピン
36の先端が係止されているものである。
そして、ガス室65をシリンダ2内に設けたので、コン
パクトになり、また長孔37が1つであり、ピン36も
短かいもので、しかも単にリング38と溝359に挿入
されただけのものであるので、構造が簡単で、装着性゛
もよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車高調整装置を示す断面図、第2図は本
考案の第1実施例を示す断面図、第3図は第2図のII
I−III断面図、第4図は本考案の第1実施例の異な
った作動状態を示す要部断面図、第5図は本考案の第1
実施例のさらに異なった作動状態を示す要部断面図、第
6図は本考案の第2実施例を示す要部拡大断面図、第7
図は本考案の第3実施例を示す要部拡大断面図、第8図
は本考案の第4実施例を示す断面図である。 1・・・・・・ストラット、2・・・・・・シリンダ、
3・・・・・・ピストン体、6・・・・・・アキュムレ
ータ、7・・・・・・ナックル、8・・・・・・油圧制
御装置、11・・・・・・内筒、12・・・・・・イン
シュレー夕、14・・・・・・外筒蒐21・・・・・・
第1油室、22・・・・・・第2油室、31・・・・・
・ロツド、32・・・・・・スリーブ、34・・・・・
・ピストン、35・・・・・・スプール、36・・・・
・・ピン、37・・・・・・長孔、38・・・・・・リ
ング、39・・・・・・第1スプリング、40・・・・
・・第2スプリング、41・・・・・・油供給管路、4
2・・・・・・油戻管路、46・・・・・・第5油室、
321・・・・・・第2油路、322・・・・・・油供
給通路、323・・・・・・油戻通路、324・・・・
・・第3油路、61・・・・・・アツパケーシング、6
2・・・・・・ロアケーシング、63・・・・・・イン
ナケーシング、64・・・・・・可撓膜、65・・・・
・・ガス室、66・・・・・・第6油室、81・・・・
・・オイルポンプ、83・・・・・・著圧タンク、84
・・・・・・リザーバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の荷重を、車体と車輪との間に介装されたシリンダ
    とピストン体とにより形戊される油室の油圧を介してア
    キュムレータのガス圧により支持するハイドロニューマ
    チツクサスペンションに装着された車高を一定に保つ車
    高調整装置において、上記ピストン体内に同ピストン体
    の軸方向に摺動自在となるように嵌装され上記油室の圧
    油供給源とリザーバとへの連通を制御するスプール、同
    スプールに連結され上記ピストン体の外周に上記軸方向
    に移動可能に設けられた移動体、同移動体の上記軸方向
    一側と上記シリンダとの間に上記ピストン体の外周で介
    装され上記移動体に軸方向の付勢力を与える第1スプリ
    ゛ング、中記移動体の上記軸方向他側と上記ピストン体
    との間には上記ピストン体の外周で介装され上記移動体
    に上記第1スプリングと逆方向の付勢力を与える第2ス
    プリングを有し、車高が標準位置から変位して上記シリ
    ンダとピストン体との相対位置が標準位置から変位する
    と、上記両スプリングの付勢力によつて上記スプールが
    上記ピストン体に対して変位して上記油室を上記圧油供
    給源またはリザーバの一方に連通させて車高を上記標準
    位置に戻すように構或され、上記スプールはその軸方向
    両側部に上記油室の油圧を受けるべく構或されているこ
    とを特徴とする車高調整装置。
JP10989678U 1978-08-09 1978-08-09 車高調整装置 Expired JPS5911767Y2 (ja)

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JP10989678U JPS5911767Y2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 車高調整装置

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