JPS5911753Y2 - ミシン針 - Google Patents
ミシン針Info
- Publication number
- JPS5911753Y2 JPS5911753Y2 JP17579478U JP17579478U JPS5911753Y2 JP S5911753 Y2 JPS5911753 Y2 JP S5911753Y2 JP 17579478 U JP17579478 U JP 17579478U JP 17579478 U JP17579478 U JP 17579478U JP S5911753 Y2 JPS5911753 Y2 JP S5911753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- sewing machine
- thread groove
- trunk
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ミシン作業乃至その類似の作業に使用される
縫製用のミシン針の改良に関するものである。
縫製用のミシン針の改良に関するものである。
普通ミシン針の構造においては、糸が供給スプールの方
に延びる針の側だけにおいて糸案内用の長溝が針穴から
柄の方に向って形威され、且つ糸が加工物の方に延びる
針の他の側には短溝が形或されている。
に延びる針の側だけにおいて糸案内用の長溝が針穴から
柄の方に向って形威され、且つ糸が加工物の方に延びる
針の他の側には短溝が形或されている。
しかもこの糸溝は針先部から針柄部までほぼ一定の深さ
を持っていて、その針幹部の有効横断面積は変わないの
で強度的に弱く折損事故の発生が多い原因となっている
。
を持っていて、その針幹部の有効横断面積は変わないの
で強度的に弱く折損事故の発生が多い原因となっている
。
従って糸溝は長短溝と使いわけをして針幹部の補強をは
かつているが十分ではなく、殊に長短溝と使い分けなけ
ればならないことは加工上煩雑でコスト高となる不便が
あった。
かつているが十分ではなく、殊に長短溝と使い分けなけ
ればならないことは加工上煩雑でコスト高となる不便が
あった。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去できるミシン
針を構戒簡単で安価に大量生産できる形態として提供す
ることを目的としたものである。
針を構戒簡単で安価に大量生産できる形態として提供す
ることを目的としたものである。
また本考案の他の目的は、糸溝を長短溝に使い分けるこ
となく同一溝に形或した針にしても強度的にも放熱的に
も優れたものとして均一加工作業によって製造過程を省
略簡素化できるミシン針とすることにある。
となく同一溝に形或した針にしても強度的にも放熱的に
も優れたものとして均一加工作業によって製造過程を省
略簡素化できるミシン針とすることにある。
本考案は、針先部、針穴部、針幹部および針柄部を備え
、ミシン作業または類似の作業に使用されるミシン針に
おいて、前記針穴部を含んで針幹部の一側とその反対側
に糸案内用の糸溝を縦向きにそれぞれ形威したものであ
って、この糸溝の溝深さを針先部の針穴から針柄部に向
って漸減させ針柄部から針先部にいたる糸溝を含む針幹
部の実質的な有効横断面積を漸次縮小させたことを特徴
とするものである。
、ミシン作業または類似の作業に使用されるミシン針に
おいて、前記針穴部を含んで針幹部の一側とその反対側
に糸案内用の糸溝を縦向きにそれぞれ形威したものであ
って、この糸溝の溝深さを針先部の針穴から針柄部に向
って漸減させ針柄部から針先部にいたる糸溝を含む針幹
部の実質的な有効横断面積を漸次縮小させたことを特徴
とするものである。
図面によって説明すると、縫物刺通用の針先部1および
この針先部の近くに針穴2を有する針幹部3と全長にわ
たり扁平側面14がある針柄部4とを備えたミシン針1
0は、前記針穴2を含んで針幹部3の一側に糸案内用の
糸溝5と、該糸溝5と反対側に同一の糸溝6とを形威し
てある。
この針先部の近くに針穴2を有する針幹部3と全長にわ
たり扁平側面14がある針柄部4とを備えたミシン針1
0は、前記針穴2を含んで針幹部3の一側に糸案内用の
糸溝5と、該糸溝5と反対側に同一の糸溝6とを形威し
てある。
即ち、針が縫製作業中において、縫物を貫通したときに
糸を容れるために設けられた縦向きの糸溝として形威さ
れている。
糸を容れるために設けられた縦向きの糸溝として形威さ
れている。
さらに前記糸溝の一方例えば糸溝6側に削ぎ取り部7が
形或され、この削ぎ取り部7側へ向って針穴2の上縁部
分が円弧を介して連なっている。
形或され、この削ぎ取り部7側へ向って針穴2の上縁部
分が円弧を介して連なっている。
即ち、針穴2は針先部1中を水平に貫通し両端は糸溝5
,6に達しており、各端縁は円弧で連なっている。
,6に達しており、各端縁は円弧で連なっている。
そして前記糸溝5,6の溝深さは針先部1の針穴2から
針柄部4に向って漸減し、針柄部側から針先部1に達す
る針幹部3の有効横断面積を実質的に漸次縮小させた傾
斜底面5’,6’を有していて両糸溝5,6は同じ長さ
、同じ形状に針柄部4にまでほぼ達する対向両側面に形
威させて加工の簡略化をはかつてあるが、糸溝5,6の
両側面は若干傾斜したテーパー状面にして針幹部3の補
強を増加してある。
針柄部4に向って漸減し、針柄部側から針先部1に達す
る針幹部3の有効横断面積を実質的に漸次縮小させた傾
斜底面5’,6’を有していて両糸溝5,6は同じ長さ
、同じ形状に針柄部4にまでほぼ達する対向両側面に形
威させて加工の簡略化をはかつてあるが、糸溝5,6の
両側面は若干傾斜したテーパー状面にして針幹部3の補
強を増加してある。
前記針幹部3は針柄部4或いはその境界部分から針先部
1までほぼ同一で一定の軸径をもった丸軸で構或されて
いてテーパ一部4′を介して針柄部4を備え、反対側の
下端に尖端部11のある針先部1がなめらかに連なって
いる。
1までほぼ同一で一定の軸径をもった丸軸で構或されて
いてテーパ一部4′を介して針柄部4を備え、反対側の
下端に尖端部11のある針先部1がなめらかに連なって
いる。
なお削ぎ取り部7は彎曲面の形状を有し、糸のループを
捕捉する作動中に釜(ミシン糸輪取器)の剣先がその隙
間を通過するような位置および大きさに形威してある。
捕捉する作動中に釜(ミシン糸輪取器)の剣先がその隙
間を通過するような位置および大きさに形威してある。
本案は、針先部、針穴部、針幹部および針柄部を備え、
ミシン作業または類似の作業に使用されるミシン針にお
いて、前記針穴部を含んで針幹部の一側とその反対側に
糸案内用の糸溝を縦向きにそれぞれ形威したものであっ
て、その糸溝の溝深さを針先部の針穴から針柄部に向っ
て漸減させ針柄部から針先部にいたる糸溝を含む針幹部
の実質的な有効横断面積を漸次縮小させたことにより、
針幹部の両側面に糸溝が形威されても針柄部側が補強さ
れていて強度的に良好となり、折損防止に役立ち、しか
も縫製作業の作動部分の両面に熱を効果的に発散させる
溝が形或されることとなって、高速の縫製度で作業して
も安全に用いられうると共に、従来のように長溝および
短溝などの溝形或をする煩雑さをなくシ、単一化した溝
加工が行なえて製作容易、安価となり、大量生産方式に
適し、縫製時の針の芯振れも少なくして縫製も仕上り良
好に行なえる優れたミシン針を構或簡単で経済的に得る
ことができる。
ミシン作業または類似の作業に使用されるミシン針にお
いて、前記針穴部を含んで針幹部の一側とその反対側に
糸案内用の糸溝を縦向きにそれぞれ形威したものであっ
て、その糸溝の溝深さを針先部の針穴から針柄部に向っ
て漸減させ針柄部から針先部にいたる糸溝を含む針幹部
の実質的な有効横断面積を漸次縮小させたことにより、
針幹部の両側面に糸溝が形威されても針柄部側が補強さ
れていて強度的に良好となり、折損防止に役立ち、しか
も縫製作業の作動部分の両面に熱を効果的に発散させる
溝が形或されることとなって、高速の縫製度で作業して
も安全に用いられうると共に、従来のように長溝および
短溝などの溝形或をする煩雑さをなくシ、単一化した溝
加工が行なえて製作容易、安価となり、大量生産方式に
適し、縫製時の針の芯振れも少なくして縫製も仕上り良
好に行なえる優れたミシン針を構或簡単で経済的に得る
ことができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部の拡大縦断
面図、第2図は第1図I−I線における切断平面図、第
3図は第1図II − II線における切断平面図、第
4図は第1図III − III線における切断平面図
、第5図は全体的な斜視図である。 1・・・・・・針先部、2・・・・・・針穴、3・・・
・・・針幹部、4・・・・・・針柄部、4′・・・・・
・テーパ一部、5,6・・・・・・糸溝、5′,6′・
・・・・・傾斜底面、7・・・・・・削ぎ取り部、10
・・・・・・ミシン針、11・・・・・・尖端部、14
・・・・・・扁平側面。
面図、第2図は第1図I−I線における切断平面図、第
3図は第1図II − II線における切断平面図、第
4図は第1図III − III線における切断平面図
、第5図は全体的な斜視図である。 1・・・・・・針先部、2・・・・・・針穴、3・・・
・・・針幹部、4・・・・・・針柄部、4′・・・・・
・テーパ一部、5,6・・・・・・糸溝、5′,6′・
・・・・・傾斜底面、7・・・・・・削ぎ取り部、10
・・・・・・ミシン針、11・・・・・・尖端部、14
・・・・・・扁平側面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1.針先部、針穴部、針幹部および針柄部を備え、ミシ
ン作業または類似の作業に使用されるミシン針において
、前記針穴部を含んで針幹部の一側とその反対側に糸案
内用の糸溝を縦向きにそれぞれ形威したものであって、
この糸溝の溝深さを針先部の針穴から針柄部に向って漸
減させ針柄部から針先部にいたる糸溝を含む針幹部の実
質的な有効横断面積を漸次縮小させたことを特徴とする
ミシン針,2.前記糸溝が、対向側面の両側面に形或さ
れているものであって、針先部から針柄部にほぼ達する
位置まで針幹部に備えられているものである実用新案登
録請求の範囲第1項記載のミシン針。 3.前記針幹部が、その直径を針柄部境界部分から針先
部までほぼ同一乃至変わらない一定の丸軸とした実用新
案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のミシン針。 4.前記針幹部が、針先部の近くに設けられる針穴より
上方位置で少なくとも一方の糸溝のある側に削ぎ取り部
を備えているものである実用新案登録請求の範囲第1項
、第2項又は第3項記載のミシン針。 5.前記糸溝が、テーパー状の両側面を有する凹溝であ
る実用新案登録請求の範囲第2項、第3項又は第4項記
載のミシン針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17579478U JPS5911753Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | ミシン針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17579478U JPS5911753Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | ミシン針 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5591682U JPS5591682U (ja) | 1980-06-25 |
JPS5911753Y2 true JPS5911753Y2 (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=29183699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17579478U Expired JPS5911753Y2 (ja) | 1978-12-19 | 1978-12-19 | ミシン針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911753Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6017757B2 (ja) * | 2010-12-03 | 2016-11-02 | 有限会社ウド・エルゴ研究所 | 縫い針及びその製造方法 |
-
1978
- 1978-12-19 JP JP17579478U patent/JPS5911753Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5591682U (ja) | 1980-06-25 |
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