JPS59116449A - レピア織機の緯入用フレキシブルバンド - Google Patents

レピア織機の緯入用フレキシブルバンド

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JPS59116449A
JPS59116449A JP22322382A JP22322382A JPS59116449A JP S59116449 A JPS59116449 A JP S59116449A JP 22322382 A JP22322382 A JP 22322382A JP 22322382 A JP22322382 A JP 22322382A JP S59116449 A JPS59116449 A JP S59116449A
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JP
Japan
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flexible band
weft
band
gripping body
flexible
Prior art date
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Pending
Application number
JP22322382A
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English (en)
Inventor
鶴尾 寿彦
北沢 亨
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Ishikawa Seisakusho Ltd
Original Assignee
Ishikawa Seisakusho Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawa Seisakusho Ltd filed Critical Ishikawa Seisakusho Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレピア織機の緯入用フレキシブルバンドに関す
るものである。
無杼織機のうちフレキシブルパントンビア織機はリジッ
ドタイプの織機忙比較して緯入用のフレキシブルバンド
がバンド車輪に巻取られることにより、機台の幅方向の
長さが短かくて済みこのため機台の据付面積が少なくて
済む利点があり、この利点は通常織物工場では数十台〜
数百台と大量に設置されるところから好凍れ、大量に普
及していることは周知の辿りである。
しかし近年生産性の向上の要求まりM Iff回転数が
従来普及している2 4 Orpm前後より、更に65
0rpm以上の高速化が望まれると、織機の駆動部分を
単に回転数を上昇させるだけでは足りず織機を構成する
各部材そのものの材質や強度等の而で高速化に適合して
いるかどうかの見直しを迫まられてきた。フレキシブル
バンドレピア織機にあっては最大の特徴であるバンド車
輪に巻取ラレるフレキシブルバンドそのものにも高速化
に対する適合性が問題となっている。
トコ口でフレキシブルバンドの緯入運動の挙動をみると
第1図に示すように緯入時にはフレキシブルバンドは伸
展状態となり一方緯入終了時にはバンド車輪に巻取られ
る作用が繰り返し行なわれている。このため高速化にな
ると先ず問題となったのが、フレキシブルバンドの’A
Itfと共に、フレキシブルバンドとバンド車輪の周囲
に配設されたバンドを押圧するローラや軸受との摩擦で
あり、このため7レキシプルパンドが高熱になるという
問題が発生し、バンドの機械的特性の低下をきたす。従
来この問題を解決するものとして、フレキシブルバンド
の材質が鋼製のものから炭素繊維で補強した合成樹脂製
 。
のものが提案された。(特開昭53−6669号)しか
しこのものは高速化に対し剛性もあり耐熱性、軽量化と
いう点では確かにその効果はあるが、フレキシブルバン
ド自体の合成樹脂の機械的特性は長手方向で均質の一様
分布のものであったため別の問題点が発生した。即ちフ
レキシブルバンド自体には緯入れ終了時にはバンド車輪
に巻取られ一方緯入時には伸展するという基本的な作用
に加え、フレキシブルバンドの先端には緯糸把持体が取
付られているところから、この把持体の自重による影響
が付加されたものとなっている。即ちこの緯糸把持体に
よるフレキシブルバンドに作用する力は、バンドがバン
ド車輪に巻取られた状態から緯入れのため伸展状態に至
る迄の加速度の変換点で、緯糸把持体自体の7重量の有
する慣性力から、フレキンプルバンドが伸展状態では前
のめり現象、一方バンド車輪に巻取られる時には浮−ヒ
り現象(以下首振り現象と称し、第2図及び第6図にそ
の態様を示す)があり、緯糸把持体取付部近傍では常に
1緯入れ毎にこの首振り現象による曲げ応力が発生して
いて、高速化に、なるとこの現象はより顕著になってき
ている。したがって高速化に対しフレキシブルバンドに
要求される性能としてはバンド車輪に巻取られるための
弾性的性質と一方緯糸把持体による首振り運動を回避す
るための剛性的性質という2つの相反する性質を兼え備
えたものが改めて要求されることになり、このため従来
の炭素繊維で補強された合成樹脂製フレキシブルバンド
であって単に長手方向で均質の一様な分布の物性からな
るもの(特開昭53−6669号)では高速化に対し安
定した緯入運動を行なわせることができない欠点があっ
た。
そこで本発明は上述の欠点を解消せんとするもので、そ
の目的とするところは高速化に対し軽量さと耐熱性を有
すると共にフレキシブルバンドに要求されるバンド車輪
に巻取られるための弾性的性質及び緯糸把持体の安定し
た運動のための剛性的性質という二律背反的性能葡充足
する理想的なレピア織機用のフレキシブルバンドを提供
せんとするもので、本発明はフレキシブルバンドの緯糸
把持体取付部近傍部分が、バンド車輪に巻取られる部分
に比し、常に高い剛性を有する繊維強化合成樹脂で構成
はれたことを特徴とするものである。
次に本発明を実施するレピア織機用フレキシブルバンド
の一例を図面について説明すると第4図に於いては、1
はフレキシブルバンドで、該バンドは正逆交互に回動さ
れるバンド車輪2にその一端が同定されると共に1一方
他端の先端部に緯糸の把持と解放を司る緯糸把持体6が
成句られている。
このフレキシブルバンドのS 貿I′i繊維強化合hb
樹脂より構成されるものである。NIJち強化相繊維と
しては炭素繊維、ガラス繊維、41機繊維(例えば商品
名ケブラー)、無機繊維等であり、一方マトリックス材
としては熱硬化性副側としてエポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ユリア樹脂メラミン樹脂、不飽和ポリエステル等
であり、また熱可塑性樹脂さしてはポリアミド樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリイミド樹脂、埴化ビニール樹脂等
が使用できる。
第5図に於いてAI″iフレキシブルバンドの長手方向
の先端に位置する緯糸把持体5の数句部分近傍を示すも
ので、この部分の剛性的性質は緯糸把持体3が1緯入れ
毎に生じる首振り現象を回避し、安定した綿入れを行う
のに必要な剛性を有するものである。
一方BUフレキンプルバンドのバンド車輪2に巻き取ら
れる部分を示すもので、この部分の剛性はバンド車輪2
に巻き取られるのに適合した値を有するものである。
そこで、本発明の目的に対し本発明者等の詳細な検討の
結果、次の事が明らかとなった。
即ちAに於けるテープ材質の剛性は引張弾性率7500
 kg/aulP以上で、曲げ弾性率7000kg/1
以上であることが必要であり、−万Bに於ける剛性は引
張弾性率6000〜22000kg/m、曲げ弾性率5
00[)〜21000kg/−であることが必要であり
、かつA部が常にB部より高い弾性率を持たすことが必
要であった。
なお、A部分とB部分の物性が異なるものを製造する方
法としては第6図に示すようにフレキシブルバンドの長
手方向にマトリックス材中の強化材繊維の種類、繊維の
本数、太さ等iAA部分B部分と金具ならせる方法や第
7図に示すように強化材繊維を布状に織上ったもの全使
用し、この布帛を層状に重ねて使用する際A部分とB部
分との枚数を異ならせることKよっても容易に達成でき
る。
尚このA部分とB部分とに至る迄の境界部分について補
強する繊維や布帛等は段階的に変化させるよりも連続的
に変化させることが物性上好ましい。
更にテープの製造に際し、上述A、B部分の機械的剛性
を選択する際、特に曲げに対しては断面形状の変化によ
ってその値が影響金堂けるので、例えは断面形状がフラ
ットの場合、台形の場合、円弧状の場合その他の形状に
よって、断面二次モーメンなどの配慮のもとで適合した
剛性値を適宜選択すればよい。
本発明を実施するレピア織機緯入用フレキ/プルバンド
は上述のように構成さねたもので、次にその作用につい
て述べるとフレキシブルバンド1がバンド車輪2に巻取
られた状態から緯入れ運動のためレースウェイ上に伸展
した状態になり、緯糸把持体6が機台端から機台中央に
運ばれるときは、緯糸把持体3は加速状態より減速され
て停止するため、連糸把持体3自体の有する重量による
慣性力により前のめり現象が生じるがフレキシブルバン
ド先端の緯糸把持体3の取付部分の物性は高剛性に構成
されているので、この緯糸把持体5の自重による曲げ応
力に十分対応できるので、首振り現象を著しく緩和ない
しは阻止し、緯糸把持体6の走行を安定させる。
一方フレキシブルバンド1が伸展した状態からバンド車
輪2に巻取られ緯糸把持体6が機台中央部より機台端に
運ばれるときl′i把持体3自体の重量による慣性力に
より緯糸把持体6が浮上る現象が生じるが、フレキシブ
ルバンドhmの物性が高剛性に構成されているので、こ
こでも浮上り現象を緩和ないし阻止する。更にノくンド
車輪に巻取られるフレキシブルバンド3部はその物性が
A部に比較して低い剛性であるので容易にバンド車輪2
に巻取られることになる。
(実施例) 織機回転数     55 [] rpmバンド車輪直
径    457鰭 フレキシブルバンド(長さ×厚さX幅) 1150a+
llX1關×60市A部の長さ    400fflf
fiB部の長さ     750mm A部分の物性 引張弾性率  9500kg/INF 曲げ弾性率  9000 kg/M’ B部分の物性 引張弾性率  8000 kg/s’ 曲げ弾性率  7500 kg/1111?(比較例1
) フレキシブルパン)゛の材質が炭素繊維強化樹脂で長手
方向に均質であって、その他の条件が実施例の場合と同
様である従来例の場合である。
引張弾性率  12oookg/mf 曲げ弾性率  11000kg/7 (比較例2) フレ゛キシプルバンドA、B部分の物性は下記の場合で
その他の条件は実施例の場合と同様である。
A部分の物性 引張弾性率  6800kg/M’ 曲げ弾性率  6sookg/m# BH1i分の物性 引張弾性率  6oookg/m 曲げ弾性率  6200kg/vd (比較例6) フレキンプルバンドA、B部分の機械的特性値は下記の
場合でその他の条件は実施例の場合と同様である。
A部分の物性 引張弾性率  13000kg/w 曲げ弾性率  12000kg/= B部分の物性 引張弾性率  :1000kg/+nm’曲げ弾性率 
 22000kg/Im′第1表は上述の実施例、各比
較例について緯糸把持体6のレースウェイ上の走行挙動
全ストロボ及び高速度カメラで撮影し、把持体の首振9
、現象によるレースウェイ表面からの変位を測定するこ
とによって緯糸把持体6の走行安定性を観測したもので
ある。
第1表 走行挙動に関する観測結果 第1表のように本発明の場合は緯糸把持体のレースウ・
エイ表面からの変位置が最も少なく、緯糸把持体は安定
して緯入運動を行なせることができた。
本発明は上述のようにフレキシブルバンドの緯糸杷持体
取付部近傍部分の剛性がバンド車輪に巻取られる部分の
剛性より高い物性を有する繊維強化合成樹脂で構成した
ので、従来の単に炭素u1.Mで補強された合成樹脂よ
りなるーイチ分布の均質の物性を有するものに比較して
、織機回転数が350rρI以上の島速化になっても緯
糸把持体の首振り現象は著しく緩和されて極めて小さく
なり安定した緯入れが行うことができると共に、その製
作に際しては一体成型で極めて簡便Kn作可能である効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はフレキシブルバンドレピア繊機の要部正面図で
、第2図及び第3図は緯入運動時のフレキシブルバンド
及び緯糸把持体の挙動特性を示す訣明図、第4図は本発
明の理解を助けるため釦必要なレピア織機の一部の略正
面図、第5図は第4図の平面図、第6図は本発明による
7レキ7グルバンドを製造する方法の1例を示す説明図
で、第7図は本発明によるフレキシブルバンドを製造す
る他の例を示す説明図である。 1・・・・・フレキシブルバンド   2・・・・・・
バント車輪6・・・・・・緯糸把持体 算1図 第3図        竿、l?、図 蓼4ソ 千5図 ネ 6 ml 茅7図 −279−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 正逆交互に回動されるバンド車輪にその一端をIM定す
    ると共に他端の先端部に緯糸把持体を取付けた繊維強化
    合成樹脂よりなるレピア織機の緯入れ用フレキシブルバ
    ンドに於いて、フレキシブルバンドの緯糸把持体数何部
    近傍部分がバンド車輪に巻取られる部分に比し、常に高
    い剛性を有する繊維強化合成樹脂で構成されたことを特
    徴とするレピア織機の緯入用フレキシブルバンド。
JP22322382A 1982-12-20 1982-12-20 レピア織機の緯入用フレキシブルバンド Pending JPS59116449A (ja)

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JP22322382A JPS59116449A (ja) 1982-12-20 1982-12-20 レピア織機の緯入用フレキシブルバンド

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JPS59116449A true JPS59116449A (ja) 1984-07-05

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JP22322382A Pending JPS59116449A (ja) 1982-12-20 1982-12-20 レピア織機の緯入用フレキシブルバンド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62114079U (ja) * 1985-05-22 1987-07-20

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536669A (en) * 1976-07-08 1978-01-21 Rieter Ag Maschf Member for inserting weft in gripper loom

Patent Citations (1)

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