JPS591156Y2 - ボイラ−装置 - Google Patents

ボイラ−装置

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JPS591156Y2
JPS591156Y2 JP1978077110U JP7711078U JPS591156Y2 JP S591156 Y2 JPS591156 Y2 JP S591156Y2 JP 1978077110 U JP1978077110 U JP 1978077110U JP 7711078 U JP7711078 U JP 7711078U JP S591156 Y2 JPS591156 Y2 JP S591156Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
flue
water tank
combustion chamber
water supply
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978077110U
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English (en)
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JPS54178150U (ja
Inventor
伯男 深沢
Original Assignee
株式会社ヒノデ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヒノデ filed Critical 株式会社ヒノデ
Priority to JP1978077110U priority Critical patent/JPS591156Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温水タンク内に横形燃焼室を配置し、この燃焼
室に連通ずる垂直煙道を温水タンクの外側壁に沿って形
成したボイラー装置に関する。
従来より知られるボイラー装置としては、ボイラ便覧(
日本ボイラ協会)第323頁にも示されているように、
第5図の如く、縦長筒状の温水タンク101の下端に燃
焼室102を設けるとともにタンク101の内部中央に
燃焼ガスを通す煙道103を配したものが知られている
しかしながら、この種の従来装置は燃焼室外面の一部が
温水タンク内の水に接触するのみであるから、燃焼室外
面と温水タンク内の水との間の熱交換が行なわれに<<
、かつ燃焼室内の燃焼ガスは急速に煙道を通して排出さ
れるため煙道が十分に加熱されることもなく、シたがっ
て煙道と水との間の熱交換も十分に行なわれず熱効率が
悪い欠点があった。
しかも煙道は温水タンク内に組込まねばならないので製
作上の困難さもあった。
本考案はかかる事情にもとづいてなされたもので、その
目的は燃焼室の全外面が温水タンク内の水に接触し、燃
焼室の形成も、水との接触面積が増大するようなものと
し、かつ煙道も十分加熱されて高い熱効率が得られ、し
がも煙道を温水タンクの外面に設けることによって容易
に製作することができるボイラー装置を提供することに
ある。
すなわち、本考案に係るボイラー装置は、縦長筒状の温
水タンク内の、タンク内底面から離間した下部位置に横
形燃焼室を温水タンクの相対する側壁間にわたって配設
し、この横形燃焼室は、水平方向に複数分割された室を
複数の熱良導管で接続して構成するとともに、温水タン
クの外側壁には垂直煙道をほぼ鉛直方向に沿わせ、この
垂直煙道内にガスの上昇を阻害するバッフル板を設けて
なるものである。
したがって、本考案のボイラー装置によると、燃焼室の
全外面および煙道外側面が温水タンク内の水に接触する
ことになり、しかも燃焼室は水との接触面積が増大する
形状であり、さらに煙道内を上昇するガス流速はバッフ
ル板によって低く抑えられるので、燃焼室および煙道と
温水タンク内の水との間の熱交換が良好に行なわれ、高
い熱効率が得られ、かつ容易に製作できるのである。
以下、第1図ないし第4図に示す本考案の一実施例につ
いて説明する。
第1図はボイラー装置の外観図、第2図は同装置の概略
構成を示す縦断面図であって、1は縦長円筒状の温水タ
ンク、2は横形燃焼室である。
温水タンク1は円筒体の両端を閉塞してなるもので、円
筒体の軸心線を鉛直方向へ向けて設置される。
燃焼室2は水平方向に二車に分離され、かつその両室3
,4間を複数の熱良導性の管体5にて接続してなり、温
水タンク1内のタンク内底面から離間した下部位置に、
温水タンク1の相対する側壁間にわたって配設され、全
外面が温水タンク1内の水に接触する構成となっている
両室3,4はほぼ円筒状をなし、各軸心線を一致させて
水平方向・\向けている。
一方の室3は長く、周壁をバルジ加工によって縦断面形
状が波形となるようにしている。
そしてこの室3のタンク1側壁に接続されている部分に
は、バーナー6及び小出力の燃焼用ターボファン7が設
けられている。
また他方の室4は短く、この室4は垂直煙道8の下端に
連通ずるようになっている。
煙道8は温水タンク1の外側壁に沿って垂直に形成され
ている短かいもので、第3図に示す如く温水タンク1の
側壁が煙道8の一側を兼用するようになっている。
煙道8の内部には、前記室4に対向する部位に遮熱板9
が配設されるとともに、中間部分には、煙道8内のガス
流速を低下させるための複数のバッフル板10が取付け
である。
温水タンク1の底板には給水口11及びドレン管接続口
12がそれぞれ設けられ、同タンク1の上板には温水排
出口13が設けられている。
給水口11の内側開口端には整流板11 aが覆せであ
る。
また同タンク1の側壁には温度調節器14が設けられて
いる。
温水タンク1及び煙道8は断熱層15にて一体に覆われ
て、その外側を外装体16によって包まれている。
そしてこの外装体16の外部には、前記温水排出口13
、煙道8上端部、給水管接続口17、ドレン口18及び
操作部カバー19等を突出させている。
給水管接続口17は給水管20を介して前記給水口11
に接続され、ドレン口18はドレン管21を介して前記
ドレン管接続口12に接続されている。
操作部カバー19内には前記ターボファン7のほかに、
バーナーコントロールリレー22、風圧スイッチ23、
燃料吸入用の電磁ポンプ24等が装備され(第2図)、
カバー19の外側には温度調節ダイヤル25、運転切換
スイッチ26、各種点検ランプ27等が設けである(第
1図)。
また前記カバー19には吸気口28があけである。
前記煙道8の上端には強制排気用のファンモータ29が
設けられている。
このファンモータ29のケーシング30は吸気口30
a及び排気口30 bを有するが、吸気口30 aは煙
道8の上端を囲み、この吸気口30 aと煙道8上端と
の間に空気取入口31となる隙間を形成するようにして
いる。
またケーシング30の排気口30 bには必要に応じて
図示しない排気管が接続される。
以上の如く構成されたボイラー装置を使用するにあたっ
ては、第4図のような配管を施す。
すなわち温水排出口13には給湯配管32を接続し、こ
の配管32には枝管33を介して必要数の給湯蛇口34
を接続する。
一方、水道栓その他の適当な給水栓を、給水配管35に
て給水管接続口17に接続し、その配管35中には減圧
弁36及び逆上弁37を介挿する。
また給水配管35には両弁36.37間の位置より前記
給湯配管32に並行する別の給水配管38を分岐させ、
その配管38には枝管39を介して前記給湯蛇口34に
隣接する給水蛇口40を接続する。
なお、第4図中41は給湯配管32の最上位置に接続さ
れた安全弁、42はこの安全弁41の吐出口に接続され
たリリーフ配管、43はこのリリーフ配管42にホッパ
ー44を介して接続たれな排水管、45は前記ドレン口
18に接続されたドレンコックである。
そこで、給水管35を通して温水タンク1内に冷水を満
たし、電磁ポンプ24を作動してバーナー6へ液体燃料
を供給し、バーナー6より噴出する燃料に点火するとと
もに、燃焼用ファン7及び強制排気用ファンモータ29
を作動すると、図示右方の燃焼室3内の燃焼ガスが管体
5を通って他方の室4へ移動し、更に垂直煙道8を上昇
してファンモータ29により強制排気される。
そして、このボイラー装置によると、次のような効果が
得られる。
すなわち、燃焼室2を温水タンク1内に配置しであるの
で 燃焼室2の全外面が温水タンク1内の水に接触する
ことになり、両者間において十分に熱交換が行なわれる
ことになる。
しかも燃焼室2は水平方向に分離された二車間を複数の
熱良導管で接続してなるものであり、煙道8内にはバッ
フル板10が配置されているために燃焼室2及び煙道8
内の燃焼ガスの流速は低く抑えられ、高温の燃焼ガスが
長時間、燃焼室2及び煙道8内に長時間滞留することに
なる。
したがってこれらの結果から、燃焼室2及び煙道8と温
水タンク1内の水との間で十分に熱交換が行なわれ、高
い熱効率を得ることができる。
また、煙道8は温水タンク1の外部に設けられるので、
温水タンク内に組込むよりもはるかに製作が容易になる
以上のように、本考案のボイラー装置によれば、水平方
向に分離された二車を熱良導管で接続してなる横形燃焼
室2を温水タンク1内に配置し、この燃焼室2に連通ず
る垂直煙道8を温水タンク1の外側面に沿って設けると
ともに、煙道8内にはガス流速を低下させるバッフル板
を設けたことにより、所期の目的を達成することができ
るものである。
なお、煙道8の側壁を開閉自在に形成しておけば、煙道
8内の清浄が容易になる。
更に燃焼室は温水タンクに対して着脱自在、あるいは別
の種類のものと交換できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す外観斜視図、第2図は
同実施例の縦断面図、第3図は第2図の1ll−III
断面図、第4図は同実施例における配管接続図、第5図
は従来例を示す概略構成図である。 1・・・・・・温水タンク、2・・・・・・横形燃焼室
、8・・・・・・垂直煙道、10・・・・・・バッフル
板、11・・・・・・給水口、13・・・・・・温水排
出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に給水口、上部に温水排出口を有する縦長筒状の温
    水タンクと、水平方向に分離された二車間を複数の熱良
    導管で接続してなり、前記温水タンク内の底面から離間
    した下部位置に温水タンクの相対する側壁間にわたって
    配設された横形燃焼室と、前記温水タンクの外側壁に沿
    ってほぼ鉛直方向に配設され下端を前記燃焼室に接続さ
    れた垂直煙道と、この煙道内に設けられ煙道内のガスの
    上昇を阻害してガス流速を低下させるバッフル板とを具
    備したことを特徴とするボイラー装置。
JP1978077110U 1978-06-06 1978-06-06 ボイラ−装置 Expired JPS591156Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077110U JPS591156Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 ボイラ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077110U JPS591156Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 ボイラ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54178150U JPS54178150U (ja) 1979-12-15
JPS591156Y2 true JPS591156Y2 (ja) 1984-01-13

Family

ID=28993006

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JP1978077110U Expired JPS591156Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 ボイラ−装置

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