JPS59115222A - フイルムの滅菌方法 - Google Patents
フイルムの滅菌方法Info
- Publication number
- JPS59115222A JPS59115222A JP57219882A JP21988282A JPS59115222A JP S59115222 A JPS59115222 A JP S59115222A JP 57219882 A JP57219882 A JP 57219882A JP 21988282 A JP21988282 A JP 21988282A JP S59115222 A JPS59115222 A JP S59115222A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- sterilization
- roll
- packaging
- radiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無菌化包装用として有効なフィルムを持供てき
るフィルムの滅菌方法に関する。
るフィルムの滅菌方法に関する。
食品工業における食品の無菌化包装として、滅菌された
内容物を滅菌状態のフィルムで包装密閉することが々さ
れている。このような包装形態を可能にするため、使用
する包装材料自体に出来るたけ滅菌されたものが一要求
されている。
内容物を滅菌状態のフィルムで包装密閉することが々さ
れている。このような包装形態を可能にするため、使用
する包装材料自体に出来るたけ滅菌されたものが一要求
されている。
一般に包装材料に対する滅菌方法として、酸化エチレン
ガス等を用いたガス殺菌法、過酸化水素、アルコール類
等による薬剤殺菌法、紫外線照射殺菌法及びガンマ線、
電子線による放射線照射殺菌法がある。
ガス等を用いたガス殺菌法、過酸化水素、アルコール類
等による薬剤殺菌法、紫外線照射殺菌法及びガンマ線、
電子線による放射線照射殺菌法がある。
上記殺菌法のうち、ガス殺菌法については、殺菌処理後
の包装材料にガスが残留し、包装材料に悪影響を及ぼす
ことがある。同様に薬剤殺菌法も残留した薬剤が問題に
々りやすい。紫外線照射殺菌法については、殺菌効果が
表面のみであシ、殺菌の確実性に難点がある。放射線照
射殺菌法については殺菌効果を被照射物に対し奥深く、
かつ均一に付与できるものでちゃ、殺菌方法として優れ
ている。
の包装材料にガスが残留し、包装材料に悪影響を及ぼす
ことがある。同様に薬剤殺菌法も残留した薬剤が問題に
々りやすい。紫外線照射殺菌法については、殺菌効果が
表面のみであシ、殺菌の確実性に難点がある。放射線照
射殺菌法については殺菌効果を被照射物に対し奥深く、
かつ均一に付与できるものでちゃ、殺菌方法として優れ
ている。
しかしながら、上記の放射線照射殺菌法で処理したフィ
ルムや他の包装材料であっても、最終的に無菌工場等で
食品を包装する以ｉ５の輸送工程や手作業等によって再
汚染されるという問題がある。本発明は上記の欠点を解
消すべくなしたものであり、その要旨とするところ゛は
、フィルムを放射線処理により滅菌する方法において、
フィルムをロール状に巻取り、該ロール状フィルムの外
周面を少くとも内装フィルムて包装した後、放射線処理
することを特徴とするフィルムの滅菌方法に存する。
ルムや他の包装材料であっても、最終的に無菌工場等で
食品を包装する以ｉ５の輸送工程や手作業等によって再
汚染されるという問題がある。本発明は上記の欠点を解
消すべくなしたものであり、その要旨とするところ゛は
、フィルムを放射線処理により滅菌する方法において、
フィルムをロール状に巻取り、該ロール状フィルムの外
周面を少くとも内装フィルムて包装した後、放射線処理
することを特徴とするフィルムの滅菌方法に存する。
本発明におけるフィルムは特に限定するものば々く通常
のプラスチックフィルム、シートを使用でき、特に放射
線処理以外の滅菌方法では悪影響が出・やすいフィルム
、例えば軟質ポリ塩化ビニル製のストレッチフィルム等
でも好適に使用しうる。上記フィルムは通常の巻取機に
よって、巻芯にロール状に巻取る（以下「ロール」とい
う）。つぎにこのロール外周面を内装フィルムで包装す
るが、内装フィルムは通常のポリエチレンフィルムでよ
く、筒状にして使用する。
のプラスチックフィルム、シートを使用でき、特に放射
線処理以外の滅菌方法では悪影響が出・やすいフィルム
、例えば軟質ポリ塩化ビニル製のストレッチフィルム等
でも好適に使用しうる。上記フィルムは通常の巻取機に
よって、巻芯にロール状に巻取る（以下「ロール」とい
う）。つぎにこのロール外周面を内装フィルムで包装す
るが、内装フィルムは通常のポリエチレンフィルムでよ
く、筒状にして使用する。
さらに内装フィルムを二重にし、開梱時の再汚染をより
完壁に防ぐことも可能である。つまり無菌工場における
無菌室等に上記ロールを搬入する際、前室で開梱するが
、この時二重の内装フィルムの外面が汚染されても、内
側のフィルムがロール自体を無菌状態に維持できる。な
お、内装フィルムの両端の開口部はロールを包装した後
、ヒートシールで密封するのが塵埃の侵入を防止できる
ため好ましい。内装フィルムの外側に使用する外装材は
、通常の段ボールケースでよく、開封部を粘着テープ等
により封緘し、さらにはバンド掛は等の梱包を行なって
もよい。
完壁に防ぐことも可能である。つまり無菌工場における
無菌室等に上記ロールを搬入する際、前室で開梱するが
、この時二重の内装フィルムの外面が汚染されても、内
側のフィルムがロール自体を無菌状態に維持できる。な
お、内装フィルムの両端の開口部はロールを包装した後
、ヒートシールで密封するのが塵埃の侵入を防止できる
ため好ましい。内装フィルムの外側に使用する外装材は
、通常の段ボールケースでよく、開封部を粘着テープ等
により封緘し、さらにはバンド掛は等の梱包を行なって
もよい。
放射線処理に関し、線源は ＣＯなどのガンマ線が透過
力が強いため好ましく、照射方法としては連続または分
割照射のいずれも可能であシ、総照射線量はへコ〜グ、
５ ＭＲ（メガラド）の範囲、好ましくはハ３〜２．Ｑ
ＭＨの範囲である。
力が強いため好ましく、照射方法としては連続または分
割照射のいずれも可能であシ、総照射線量はへコ〜グ、
５ ＭＲ（メガラド）の範囲、好ましくはハ３〜２．Ｑ
ＭＨの範囲である。
この線量はロールの巻芯内側で確保する必要がある。上
記線量の範囲について、ハ、２ＭＲ未満では殺菌効果が
十分で々く、４ＪＭＲを越えるとフィルムが劣化し変色
や物性低下環が起と９やすくなる。なお、放射線照射の
雰囲気については、特殊な雰囲気は必要とせず、空気中
で十分である。
記線量の範囲について、ハ、２ＭＲ未満では殺菌効果が
十分で々く、４ＪＭＲを越えるとフィルムが劣化し変色
や物性低下環が起と９やすくなる。なお、放射線照射の
雰囲気については、特殊な雰囲気は必要とせず、空気中
で十分である。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例
フィルムとして、可塑剤を２に重量多含有したポリ塩化
ビニル製ストレッチフィルム（厚さ／ｇμ）を使用し、
フィルムの巻長さが１００θｍで、外径が約／３０ｒｔ
ｔｍφのロールとした。内装フィルムとして中低圧ポリ
エチレン（厚さ／ｇμ）の筒状フィルムを上記のロール
外周面に二重に覆せ、各開口部をヒートシールした。
ビニル製ストレッチフィルム（厚さ／ｇμ）を使用し、
フィルムの巻長さが１００θｍで、外径が約／３０ｒｔ
ｔｍφのロールとした。内装フィルムとして中低圧ポリ
エチレン（厚さ／ｇμ）の筒状フィルムを上記のロール
外周面に二重に覆せ、各開口部をヒートシールした。
つさ゛に外装利として、段ボールケースを使用し、上言
己ロールを二個収納した後、開封部をクラフトテープて
封緘し、さらにプラスチックノくンド掛けにより梱包し
た。ついで、線源に ＣＯを使用し空気中雰囲気、室温
で上記梱包物の放射線処理を行なった。処理は連続照射
とし、総照射線量を表−／に示すレベル（巻芯内側での
測定値）で実施した。処理後の内容物の各部位について
付着菌の滅菌状態を検査した結果を表−／に示した。検
査は拭取り法による培養試験で行ない、カビ、酵母及び
−膜化菌数を調べた。
己ロールを二個収納した後、開封部をクラフトテープて
封緘し、さらにプラスチックノくンド掛けにより梱包し
た。ついで、線源に ＣＯを使用し空気中雰囲気、室温
で上記梱包物の放射線処理を行なった。処理は連続照射
とし、総照射線量を表−／に示すレベル（巻芯内側での
測定値）で実施した。処理後の内容物の各部位について
付着菌の滅菌状態を検査した結果を表−／に示した。検
査は拭取り法による培養試験で行ない、カビ、酵母及び
−膜化菌数を調べた。
菌数が０のものは（−）、／〜Ｓイ固／１０ｏａ１．の
ものは（＋）、４〜１０個／１０ｏａｄのものは（−ｉ
−１）、７０個以上のものは（十＋十）とじた表−／ 表−７よシ放射線未照射のものは巻芯や内装フィルム内
面における付着菌が多いが、放照線照射処理によシ顕著
な効果があることが判る。
ものは（＋）、４〜１０個／１０ｏａｄのものは（−ｉ
−１）、７０個以上のものは（十＋十）とじた表−／ 表−７よシ放射線未照射のものは巻芯や内装フィルム内
面における付着菌が多いが、放照線照射処理によシ顕著
な効果があることが判る。
また総照射線量がハＱＭＲのものは若干効果が低下し、
３．Ｑ ＭＲのものはフィルムの劣化大のため実用性が
ないことが判る。
３．Ｑ ＭＲのものはフィルムの劣化大のため実用性が
ないことが判る。
ついで、放射線処理（／、５ＭＲ）をしたフィルムにつ
き、溶出試験を行ない処理による影響をみたが、表−λ
に示すように差はなく問題がないことが判った。
き、溶出試験を行ない処理による影響をみたが、表−λ
に示すように差はなく問題がないことが判った。
表−２
上述したように本発明の方法によれば、１回前の再汚染
の危険性が少ガく、食品の無菌包装等への利用性大であ
る。
の危険性が少ガく、食品の無菌包装等への利用性大であ
る。
Claims (1)
- フィルムを放射線処理によシ滅菌する方法において、フ
ィルムをロール状に巻取り、該ロール状フィルムの外周
面を少くとも内装フィルムで包装した後、放射線処理す
ることを特徴とするフィルムの滅菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57219882A JPS59115222A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | フイルムの滅菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57219882A JPS59115222A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | フイルムの滅菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59115222A true JPS59115222A (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=16742528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57219882A Pending JPS59115222A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | フイルムの滅菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59115222A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001019687A1 (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-22 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | A system for monitoring and control in the sterilisation of an object |
| JP6383991B1 (ja) * | 2018-02-06 | 2018-09-05 | ファ・シャープメディックデザイン株式会社 | 医療用ラップフィルムセット及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP57219882A patent/JPS59115222A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001019687A1 (en) * | 1999-09-17 | 2001-03-22 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | A system for monitoring and control in the sterilisation of an object |
| US6949222B1 (en) | 1999-09-17 | 2005-09-27 | Tetra Laval Holdings & Finance Sa | System for monitoring and control in the sterilization of an object |
| JP6383991B1 (ja) * | 2018-02-06 | 2018-09-05 | ファ・シャープメディックデザイン株式会社 | 医療用ラップフィルムセット及びその製造方法 |
| JP2019136059A (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-22 | ファ・シャープメディックデザイン株式会社 | 医療用ラップフィルムセット及びその製造方法 |
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