JPS5911151B2 - デジタル式対数関数発生装置 - Google Patents

デジタル式対数関数発生装置

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JPS5911151B2
JPS5911151B2 JP49072938A JP7293874A JPS5911151B2 JP S5911151 B2 JPS5911151 B2 JP S5911151B2 JP 49072938 A JP49072938 A JP 49072938A JP 7293874 A JP7293874 A JP 7293874A JP S5911151 B2 JPS5911151 B2 JP S5911151B2
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律 勝岡
寿 河合
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Nippon Soken Inc
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    • G06JHYBRID COMPUTING ARRANGEMENTS
    • G06J1/00Hybrid computing arrangements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/60Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers
    • G06F7/62Performing operations exclusively by counting total number of pulses ; Multiplication, division or derived operations using combined denominational and incremental processing by counters, i.e. without column shift

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  • Computing Systems (AREA)
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  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデジタル制御による周波数変調を行ない、時間
を変数とする折線近似の対数関数を生ずる、デジタル式
対数関数発生装置に関するものである。
従来、この種の対数関数発生装置としては、例えばダイ
オードの電圧−電流特性が対数特性であることを利用し
て、入力電圧と対数関係にある出力電圧を得るアナログ
式のもの、あるいは対数関数の級数展開式によつて近似
的に対数関数を発生させるデジタル式のものがある。
しかるに、前記アナログ式のものにおいては、ダイオー
ド特性の不均一のため、特性のそろつた対数関数発生装
置が得られにくく、またダイオード特性が温度変化に対
して変わりやすく、得られる対数関数電圧も不安定とな
つてしまうという欠点がある。更に、ディジタル式のも
のでは、展開公式実現のために複雑な演算回路が必要と
なり、かつ、高精度を得るためには回路構成が非常に大
規模、複雑なものとなつてしまうという欠点がある。
本発明は上記諸欠点を解消するもので、入力信号数に比
例した出力電圧を生ずる変換回路と、該変換回路の出力
電圧が一定電圧変わる毎に設定値nを変える設定回路と
、一定周波数のクロック信号を前記設定値nに応じて周
波数変調して、周期が2nに比例して変わる出力信号を
生ずる変調回路とを備え、変調回路からの出力信号を変
換回路の入力信号としてデジタル制御による周波数変調
を行なつて折線近似を行なうことにより、温度変化、素
子の特性の不均一等に対して作動が安定で、簡単な回路
構成で時間を変数とする高精度の対数関数電圧を得るこ
とのできるデジタル式対数関数発生装置を提供すること
を目的とするものである。以下本発明を、添付図面に示
す実施例について説明する。第1図において、100は
入力信号の周波数に比例した出力電圧を生ずる変換回路
、200は変換回路100の出力電圧が一定電圧VO変
わる毎に設定値nを変える設定回路、300は一定周波
数のクロック信号を前記設定値に対応して周波数変調を
行なう変調回路である。更に、前記各回路の回路構成を
詳述すると、変換回路100は、8桁の2進出力を有す
る2進カウンタ(RCA社、CD4O4O)1と、この
各出力に接続された抵抗値2Rの抵抗2a゛〜2hと、
該各抵抗間に接続された抵抗値Rの抵抗と、接地された
抵抗値2Rの抵抗21および係数調整用の可変抵抗4と
から構成してある。設定回路200は、10進分周分割
カウンタ(RCA社、CD4Ol7)5と、前記2進カ
ウンタ1の第5桁出力Q5と10進分周分割カウンタ5
のクロツク端子CLとの間に接続されたインバータ14
とから構成してある。変調回路300はプリセツタブル
可逆カウンタ(モトローラ社、MCl45l6)6a,
6bと、信号遅延用のDフリツプフロツプ7とから構成
してあり、前記10進分周分割カウンタ5の出力は0番
地から順次プリセツタブル可逆カヴンタ6a,6bのプ
リセツト端子pに接続してある。ここで、プリセツタブ
ル可逆カウンタ6a,6bの計数制御端子(Up/DO
wn)は接地して、プリセツタブル可逆カウンタ6a,
6bの計数を逆計数とし、かつ、プリセツタブル可逆カ
ウンタ6aの分周入力端子C1を接地し、出力端子CO
を次段のプリセツタブル可逆カウンタ6bの分周入力端
子Ciに接続することにより、プリセツタブル可逆カウ
ンタ6a,6bをカスケード接続し、8桁で逆計数を行
なうようにしてある。したがつて、10進分周分割カウ
ンタ5の10進出力(設定値)がnであるとすると、プ
リセツタブル可逆カウンタ6a,6b(以下単にプリセ
ツタブルカウンタ6と記す。)のプリセツト値は2nと
なり、プリセツタブルカウンタ6は、プリセツトされた
後、2n個のクロツク信号が入力されたときにのみ、そ
の出力端子COに低レベルの信号を生ずることになる。
プリセツタブルカウンタ6の出力端子COはDフリツプ
フロツプ7の制御端子Dに接続し、さらに、Dフリツプ
フロツプ7の反転出力Q端子をプリセツタブルカウンタ
6のプリセツト端子pに帰還してある。しかして、プリ
セツタブルカウンタ6が2n個のクロツク信号を計数し
、その出力端子COに低レベル信号を生じると、Dフリ
ップフロップ7は下記クロツク信号に同期して、プリセ
ツタブルカウンタ6a,6bのプリセツト端子pに高レ
ベル信号を印加する。これにより、プリセツタブルカウ
ンタ6は10進分周分割カウンタ5の出力に現われてい
る設定値nを再度プリセツトする。これによつてプリセ
ツタブルカウンタ6の出力端子COは高レベルとなるか
ら、プリセツトはこの際1回だけ行なわれる。このよう
にして、プリセツタブルカウンタ6は10進分周分割カ
ウンタ5の設定値nに対応する2n個のクロツク信号を
計数しては出力端子COに低レベル信号を生じるという
作動を繰り返す。8,9,10はそれぞれ一定周波数の
タロツク信号、設定電圧、トリガ信号を入力するための
端子である。
更に、本実施例においては第1図に示すように、信号遅
延用のDフリツプフロツプ11と、比較器12と、R−
Sフリツプフロツプ13とを設けて、前記端子9に入力
される設定電圧と対数関係にある時間幅のパルス信号を
得るようにしてある。次に、上記構成において本発明装
置の作動を、第2、第3、第4図を援用して述べる。
いま、端子10に第2図のAに示すトリガ信号が入力さ
れると、2進カウンタ1、プリセツタブルカウンタ6、
10進分周分割カウンタ5はりセツトされ、2進カウン
タ1の各出力Q1・・・Q3)はすべて低レベル(以下
単に論理信号として601と記す。)となり、10進分
周分割カウンタ5はその出力0端子5aが高レベル(以
下単に論理信号として61″と記す。)となり設定値0
を生ずる。すなわち、プリセツタブルカウンタ6のプリ
セツト値が1となる。一方、トリガ信号が入力された後
、端子8に入力されている一定周波数のク田ンク信号(
以下単に第1クロツク信号と記し、その周期をτとする
。)の1クロツク時間τ後に、Dフリツプフロツプ11
は反転出力Q端子に゛0”を生じて、R−Sフリツプフ
ロツプ13をセツトするため、該R−Sフリツプフロツ
プ13の出力、点G1は61″となる。そして、プリセ
ツタブルカウンタは、そのプリセツト値が1であるため
、クロツク入力端子CLに第1クロツク信号が1個人力
されると、その出力端子゛1″から″01に変わり、D
フリツプフロツプ7は第1クロツク信号の1クロツク時
間τ後に反転出力Q端子に611を生じ、プリセツタブ
ルカウンタはプリセツト値を設定する。しかるに、この
時点では10進分周分割カウンタ5のクロツク入力端子
CLは″17となつたままであるため、その出力0端子
5aが″1″レベルのままで、プリセツタブルカウンタ
6のプリセツト値は1である。したがつて、Dフリツプ
フロツプ7が″12”を生じた後、第1クロツク信号が
1個プリセツタブルカウンタのクロツク入力端子CLに
入ると、その出力端子COは再び611から″0′”に
変わる。このようにして、10進分周分割カウンタ5が
プリセツタブルカウンタ6のプリセツト値を1に設定し
ている間は、前述のごとく第17ロツク信号の2個毎に
プリセツタブル可逆カウンタ6から2進カウンタ1にク
ロツク信号(以下単にこのクロツク信号を第2クロツク
信号と記す。)が入力される。すなわち、10進分周分
割カウンタ5の設定値が1である間は、2進カウンタ1
への第2クロツク信号の周期は2τとなる。2進カウン
タ1にプリセツタブルカウンタ6からの第2クロツク信
号が入る毎に、その出力Q,・・・Q3は第2クロツク
信号数に応じて61″となり、その1つの出力Q5は第
2クロツク信号が16個人ると61″となる。
2進カウタタ1がトリガ信号(第2図のA)によつてリ
セツトされた後、第2クロツク信号が入力される毎に、
変換回路100の出力(抵抗2hと可変抵抗4との結節
点)電圧は第3図に示すごとく直線的に増加する階段状
波形となり、時間tに比例した出力電圧とみなすことが
できる。
そして、2進カウンタ1の出力Q5が″17となるとイ
ンバータ14を介して、10進分周分割カウンタ5のク
ロツク入力端子CLには60″が入力され、さらに第2
クロツク信号が16個人力されると10進分周分割カウ
ンタ5のクロツク入力端子には61″が入力され、クロ
ツク信号(以下単にこのクロツ(ぅク信号を第3クロツ
ク信号と記す。
)が入力されることになり、10進分周分割カウンタ5
はその出力1端子5bに“1゛を生じてその設定値を2
とする。すなわち、変換回路100の出力電圧が一定電
圧VO変わると、設定回路200はその設定値を変える
のである。プリセツタブルカウンタ6はDフリツプフロ
ツプ7の反転出力0端子からの第1クロツク信号に同期
した61″によつて、10進分周分割カウンタ5の設定
値1に対応したプリセツト値2にプリセツトされた後、
第1クロツク信号が2個人ると、その出力端子COに6
0゛を生じ、Dフリツプフロツプ7は第1クロツク信号
の1個分(時間τ)遅れて反転出力Q端子にフ″F゛を
生ずる。
このとき、プリセツタブルカウンタ6は10進分周分割
カウンタ5の設定値1に対応して2にプリセツトされる
。そして、10進分周分割カウンタ5の設定値が変わら
ない限り、プリセツタブルカウンタ6およびDフリツプ
フロツプ7は、前述した同様の作動を繰り返し、2進カ
ウンタ1への第2クロツク信号の周期は3τとなる。す
なわち変換回路100への第2クロツク信号は変調回路
300において周波数変調されたことになる。一方、周
期3τの第2クロツク信号が入る毎に、変換回路100
の出力電圧はVO(ボルト)から徐々に時間tに比例し
て上昇し、周期3τの第2クロツク信号が32個人力さ
れるとその出力電圧は20(ボルト)となる。なお、出
力電圧がoから2V0になるまでの時間は96τである
ことは明らかである。そして、以下同様に、周波数一電
圧変換回路100の出力電圧がo(ボルト)高くなる毎
に、設定回路100に第3クロツク信号が入力されるた
め、トリガ信号入力以後、10進分周分割カウンタ5の
各出力端子5a,5b,5cという順にそれぞれ第2図
のB,C,Dに示すごとぐ1゛レベルが出力される。同
時に、プリセツタブルカウンタ6のプリセツト値は、1
0進分周分割カウンタ5の出力nが入れ代わるごとに2
nとなるため、プリセツト値は、トリガ信号入力後1,
2,4,8,16,32,64,128、の等比数列を
なす。そして、プリセツタブルカウンタ6はプリセツト
値から第1クロツク信号入力にともなつて逆計数し、第
1クロツク信号数とプリセツト値とが一致すると、出力
端子COに“01を生ずる。プリセツタブルカウンタ6
が00”を生ずる周期は、プリセツト値が1,2のとき
は前述のごとくそれぞれ2τ,3τであり、一般にプリ
セツト値2nに対してその周期は(2n+1)τとなる
ため、トリガ信号入力後の第2クロツク信号の周期はプ
リセツト値に応じて、2τ,3τ,5τ,9τ,17τ
,33τ,65τ,129τなる数列をなし、その周期
は2nτずつ変化することになる。設定回路200にお
ける設定値nの切換わりは、10進分周分割カウンタ5
への第3クロツク信号の立上がりで行なわれるが、第3
クロツク信号は第5桁Q5からインバータ14を介して
得られるため、2進カウンタ1が第2クロツク信号を3
2個計数するごとに切換えが行なわれることになる。一
方、2進カウンタ1への第2クロツク信号としては、プ
リセツタブルカウンタ6の出力端子COに生ずる信号を
入力しているため、32個の第2クロツク信号計数に必
要となる時間は、トリガ信号入力後32×2τ,32×
3τ,32×5τ,32X9τ,32×17τ,32×
33τ,32×65τ,32×129τとなり、一般式
は32τ・(2n+1)となる。そこで、10進分周分
割カウンタ5への第3クロツク信号は第2図のEに示す
ように時間とともにその周期が長くなつていく。すなわ
ち、変換回路100の出力電圧は設定回路200からの
設定値が一定である間は、第3図に示したと同様な直線
的に増加する階段状波形となり、その電圧変化分は常に
VO(ボルト)となつている。しかして、変要回路10
0の出力電圧Vは第2図のFおよび第4図(第2図のF
を拡大した図)に示すように、傾斜が時間tの経過と共
に VO,O,q9Y9デ Q9Yq,− VO,VOと変化する直線状階段波 39×らζデ Q9yl9O, 形を順次つなぎ合せた電圧となる。
いま時間を量子化して考えるために、定数Aを導入して
=10g2t/Aとすると、VがNVOから(n+1)
VOへー定値Oだけ増加するに要する時間は、となる。
一方、第2クロツク信号を32個計数するのに必要な時
間は、前述したように32τ・(2n+1)であり、変
換回路100の一定電圧。
変化毎に、その時間は32τを定数項として32τ・2
nずつ増加することになる。なおこの増加分は前式(1
)において、A=32τ,VO=1と置換したものであ
ることが判明する。この場合、Vの増加とともに増加分
32τ・2nのみが増加し、32個の第2クロツク信号
を計数するに必要な時間に占める定数項32τは無視さ
れるほど小さくなる。
したがつて、変換回路100の出力電圧の折線波形は、
近似的に=10g2t/Aをあられすものとなる。
しかして、この折線波形を一般化して表すに、回路上の
誤差時間(トリカー信号と第1クロツク信号とのずれな
ど)をt1←定)、変換回路100のオフセツト電圧を
V1←定)、ゲイン(可変抵抗4によつて調整可能)を
Kとすると、折線波形は一般式、で表される関数曲線に
近似したものということができる。以上のようにして得
られた第2図のFに示す折線近似の対数関数電圧は、比
較器12の反転入力端子(へ)へ入力され、比較器12
の非反転入力端子…には端子9を介して設定電圧sを入
力しておけば、トリガ信号入力後、変換回路100の出
力電圧Vが第2図のFに示すごとく除々に増加し、V≧
Vsとなつた時点で、比較器12の出力は61″から6
0″へ反転するため、R−Sフリツプフロツプ13はり
セツトされる。
そこで、R一Sフリツプフロツプ13の出力、点G1に
は第2図のGに示すような時間幅τQのパルス信号が出
力される。この時τQとsとの間には近似的にVs=K
lOg(τQ+t1)+V1なる対数関係があるわけで
ある。ここで、R−Sフリツプフロツプ13を用いてあ
るのは2進カウンタ1へのクロツク周波数が高くなると
、2進カウンター1の信号伝播時間が無視できなくなり
、変換回路100の出力に生ずる第3図に示す階段状波
電圧には、細いパルス状のノイズが発生して比較器12
の出力にチヤタリング現象を引きおこすのを防止するた
めである。このチヤタリング現象は比較器12の出力に
R−Sフリツプフロツプ13を接続することにより1度
比較器12の出力が“1゛から“O゛に落ちた後は、次
のトリガ信号がR−Sフリツプフロツプ13のセツト入
力に加えられるまでR−Sフリツプフロツプ13の出力
を60゛に保つことによつて取り除くことができるので
ある。なお、以上述べた実施例において、クロツク信号
周波数を2097,152KHz12進カウンタ1の電
源電圧6(ボルト)とした時、4(Ms)〉τQ〉15
0(μs)の範囲で計算値との近似誤差は±4%以下と
なり、きわめて高精度な時間を変数とする対数関数電圧
が得られることが判明した。なお、2進カウンタ1の電
源電圧が上記以外の値に変わることにより、折線波形の
各時点の電圧、従つて前述のVOの値が変わることは自
明である。ところで、上述の実施例では、対数関数電圧
を8本の直線状階段波電圧によつて近似しているが、2
進カウンタ1、10進分周分割カウンタ5、プリセツタ
ブルカウンタ一5の桁数を増すことにより、さらに多数
の区分を持つた高精度の折れ線近似の対数関数電圧を得
ることが可能となる。
更に、2進カウンタ1の各出力QlQ2・・・・・・Q
6にインバーターを挿入することにより、時間を変数と
して対数的に減少する関数電圧、すなわち、V=−Kl
Og2(τQ+t1)+V1なる関数電圧を得ることも
可能となる。更に、プリセツタブルカウンタ6への第1
クロツク信号と信号遅延用のDフリツプフロツプ7,1
1へのクロツク信号を同一信号としているが、それぞれ
異なる周波数のクロツク信号でも本発明装置は実現可能
であり、それぞれの周波数関係を変えることにより、前
記近似関数V=KlOg2(t+t1)+V1の定数t
1及びV1を調整することができる。
この場合、プリセツタブルカウンタ6への第1クロツク
信号の周期をDフリツプフロツプ7,11へのクロツク
信号の周期に対して十分大きくとれば、−=KlOg2
tなる関数の実現が可能となることは明白である。以上
の実施例において、周波数一電圧変換回路100の悌子
型抵抗網を構成する抵抗群の相対的な精度は必要とされ
るが、その絶体値はさほど問題ではなく、その出力電圧
は2進カウンター1の電源電圧のみに依存することにな
り、素子のバラツキの影響を非常に少なくすることがで
きる。
同様に個々の抵抗の温度特性も互いに相殺される方向に
あるため、温度変化による装置全体の不安定性も解消す
ることが可能となる。また階段波電圧の傾斜を変えるた
め2進カウンタ1への第2ク田ンク信号の周波数を制御
しているわけであるが、この匍脚は、10進分周分割カ
ウンタ5、プリセツタブルカウンタ6および信号遅延用
のDフリツプフロツプ7のみで周波数変調を行なつてお
り、極めて回路を簡略化することができる。
さらに、時間幅τQのパルス信号を容易に得ることがで
きるため、その時間τQ内に何個のクロツク信号が入つ
たかを計数するといつた操作により、容易に出力時間幅
τQに比例したクロツク信号を得ることも可能となり、
本発明装置は、アナログ−デジタル変換器的な機能を有
するものとすることができる。
以上述べたように、本発明においては、入力信号を計数
してその計数した値に比例した出力電圧を発生すると共
に、この出力電圧が予じめ決められた一定電圧oだけ変
化する毎に検出信号を発生する変換回路と、この変換回
路からの前記検出信号を計数して前記検出信号の発生数
に応じた設定値nを形成する設定回路と、一定周波数の
クロツク信号を前記設定値nに対応して周波数変調して
、前記設定値nが変わる毎に、周期が2nに比例して等
比級数状に変化する出力信号を生ずる変調回路とを備え
、変調回路からの出力信号を周波数一電圧変換回路の入
力信号として。
デジタル制御による周波数変調を行なつて折線近似を行
なうようにしてあるから、温度変化、素子の特性の不均
一等に対して作動が安定で、簡単な回路構成で時間を変
数とする高精度の対数関数電圧を得ることができるとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す電気結線図、第2図、第
3図、第4図はいずれも本発明の作動説明に供する各部
信号波形図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を計数してその計数した値に比例した出力
    電圧を発生すると共に、この出力電圧が予め決められた
    一定電圧だけ変化する毎に検出信号を発生する変換回路
    と、この変換回路からの前記検出信号を計数して前記検
    出信号の発生数に応じた設定値nを計数する設定回路と
    、一定周波数のクロック信号を前記設定値nに対応して
    周波数変調して、前記設定値nが変わる毎に、周期が2
    nに比例して等比級数状に変化する出力信号を生じる変
    調回路とを備え、前記変換回路は前記変調回路からの出
    力信号を入力信号として計数して、時間を変数とする折
    線近似の対数関数の出力電圧を生じることを特徴とする
    デジタル式対数関数発生装置。
JP49072938A 1974-06-25 1974-06-25 デジタル式対数関数発生装置 Expired JPS5911151B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49072938A JPS5911151B2 (ja) 1974-06-25 1974-06-25 デジタル式対数関数発生装置
US05/581,886 US3988600A (en) 1974-06-25 1975-05-29 Digital logarithmic function generator

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JPS513150A JPS513150A (ja) 1976-01-12
JPS5911151B2 true JPS5911151B2 (ja) 1984-03-13

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