JPS5911060B2 - 過熱防止弁 - Google Patents
過熱防止弁Info
- Publication number
- JPS5911060B2 JPS5911060B2 JP50011584A JP1158475A JPS5911060B2 JP S5911060 B2 JPS5911060 B2 JP S5911060B2 JP 50011584 A JP50011584 A JP 50011584A JP 1158475 A JP1158475 A JP 1158475A JP S5911060 B2 JPS5911060 B2 JP S5911060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- valve
- pressure
- outlet
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pipe Accessories (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボイラーへの給水バイパス路に設置する過熱防
止弁に関する。
止弁に関する。
従来例として、ボイラーに給水する給水ポンプは、ボイ
ラー内の水位お負荷によって自動給水調節弁の開度が調
節され、または閉鎖すると、ガバナー制御範囲の最少流
量に相当する給水量をバイパスさせないと滞溜状態の給
水がポンプの駆動でその水温を異状1こ高めポンプ装置
に障害を与えることになる。
ラー内の水位お負荷によって自動給水調節弁の開度が調
節され、または閉鎖すると、ガバナー制御範囲の最少流
量に相当する給水量をバイパスさせないと滞溜状態の給
水がポンプの駆動でその水温を異状1こ高めポンプ装置
に障害を与えることになる。
このため給水をバイパスさせる装置さして、ポンプ出口
と自動給水調節弁の間にバイパス管を設け、そのライン
に減圧オリフイスと過熱防止弁を設置し、それをデアレ
ータなどに排水する方法が一般に用いられている。
と自動給水調節弁の間にバイパス管を設け、そのライン
に減圧オリフイスと過熱防止弁を設置し、それをデアレ
ータなどに排水する方法が一般に用いられている。
前記従来方式の過熱防止弁は、ピストン作動式閉鎖弁を
用いて配管中に設けた減圧オリフイスき組合せているの
で、ポンプ吐出圧力が高圧力で、バルブの開閉頻度が多
い場合には、バルブシ一トの損傷が烈しく、閉鎖しても
完全密閉ができず漏洩していたずらに高価な給水を逃出
させる欠点があった。
用いて配管中に設けた減圧オリフイスき組合せているの
で、ポンプ吐出圧力が高圧力で、バルブの開閉頻度が多
い場合には、バルブシ一トの損傷が烈しく、閉鎖しても
完全密閉ができず漏洩していたずらに高価な給水を逃出
させる欠点があった。
そこで本発明は、上記欠点を解決するもので、その主た
る目的は、着脱可能な減圧オリフイスと制御弁およびベ
ンチュリオリフイスをバルブボデイに内装し、上部に設
けたアクチェータで給水に応じた信号により制御弁の開
閉作動を行う組込みにより、流量と減圧の各制御が殆ん
ど同時に行なえ、諸機構の耐久性を増大するほか、配管
を簡単にして装置容積を少なく、かつ内部の分解補修を
便利にすることに在る。
る目的は、着脱可能な減圧オリフイスと制御弁およびベ
ンチュリオリフイスをバルブボデイに内装し、上部に設
けたアクチェータで給水に応じた信号により制御弁の開
閉作動を行う組込みにより、流量と減圧の各制御が殆ん
ど同時に行なえ、諸機構の耐久性を増大するほか、配管
を簡単にして装置容積を少なく、かつ内部の分解補修を
便利にすることに在る。
本発明の構成を図面について説明すると、下部の流入口
Aより上部流出口Dに連る竪方向の流路を有するバルブ
主体1の上部に後述するアクチェータのヨーク15を一
体に固定する。
Aより上部流出口Dに連る竪方向の流路を有するバルブ
主体1の上部に後述するアクチェータのヨーク15を一
体に固定する。
前記バルブ主体1の内部流路中には、流入口Aの内部で
周囲にオリフイスポートFを穿孔し、土下端とも気密に
嵌合する基部オリフイス2を装着し、このオリフイス2
は上方に前記オリフイスポートFに連通ずる内腔2aを
形成してあり、その上方の流路中に、該内腔2a中にオ
リフイスポートFを有し、かつこれに連通ずる内腔3a
を形成した同形数個のオリフイス3を装着し、最終オリ
フイス5の内腔5aは上部流出口Dの内室4に向け弁座
Eを形成し、流路の下底部は、バルブ主体1の底部に取
付けた閉塞金具10さ螺子11により密閉される。
周囲にオリフイスポートFを穿孔し、土下端とも気密に
嵌合する基部オリフイス2を装着し、このオリフイス2
は上方に前記オリフイスポートFに連通ずる内腔2aを
形成してあり、その上方の流路中に、該内腔2a中にオ
リフイスポートFを有し、かつこれに連通ずる内腔3a
を形成した同形数個のオリフイス3を装着し、最終オリ
フイス5の内腔5aは上部流出口Dの内室4に向け弁座
Eを形成し、流路の下底部は、バルブ主体1の底部に取
付けた閉塞金具10さ螺子11により密閉される。
前記流出口Dの内室4より該流出口Dへの出口に任意の
内径に狭搾したベンチュリオリフイス7を形成すると共
に、該内室4の中央上部より下部の最終オリフイス5の
弁座Eに向け弁棒6の下面が対向するように設けられて
いる。
内径に狭搾したベンチュリオリフイス7を形成すると共
に、該内室4の中央上部より下部の最終オリフイス5の
弁座Eに向け弁棒6の下面が対向するように設けられて
いる。
該弁棒6はヨーク15の上部に設けた駆動装置内のピス
トン16の軸杆17に連結し、適宜の作動源の指示に連
動するようになって居り、図面中18は弁棒6の上下摺
動限度を制御するマイクロスイッチ作用片である。
トン16の軸杆17に連結し、適宜の作動源の指示に連
動するようになって居り、図面中18は弁棒6の上下摺
動限度を制御するマイクロスイッチ作用片である。
本発明の構成は以上のきおり過熱防止弁として使用する
もので、高圧水は図示の流入口Aより流入し、最初基部
オリフイス2のオリフイスポートFを通り内腔に入ると
き先ず減圧され、さらに続いて多段゛に装着した同形オ
リフイス3を通るさき順次減圧を受け、最終オリフイス
5でほぼ所定の出口圧力に近い値に減圧されるに至り、
ここで弁棒6とベンチュリオリフイス7を通ると好もし
い所定圧力きなって流出口Dより送出され、デアレータ
等に循環されるものである。
もので、高圧水は図示の流入口Aより流入し、最初基部
オリフイス2のオリフイスポートFを通り内腔に入ると
き先ず減圧され、さらに続いて多段゛に装着した同形オ
リフイス3を通るさき順次減圧を受け、最終オリフイス
5でほぼ所定の出口圧力に近い値に減圧されるに至り、
ここで弁棒6とベンチュリオリフイス7を通ると好もし
い所定圧力きなって流出口Dより送出され、デアレータ
等に循環されるものである。
この場合、各オリフイスは、執れも円筒の外面よりオリ
フイスポートFを通じて減圧作用を達するが、オリフイ
スポートFの穿孔方向は、各々対向しているので、ここ
を通過する給水は自ら減圧されて高速となるため、オリ
フイス内面で夫々の高速給水が大きい衝撃力となってぶ
つかり合い、互のエネルギーを吸収して急激に減圧する
効果を有するものである。
フイスポートFを通じて減圧作用を達するが、オリフイ
スポートFの穿孔方向は、各々対向しているので、ここ
を通過する給水は自ら減圧されて高速となるため、オリ
フイス内面で夫々の高速給水が大きい衝撃力となってぶ
つかり合い、互のエネルギーを吸収して急激に減圧する
効果を有するものである。
また前記弁棒6が最終オリフイス5の只一個所の開口部
に設けた弁座Eに接触してこれを閉鎖すると、各オリフ
イス2,3.5で減圧された給水は、入口圧力と等しい
高圧力となり、開口して送出されると減圧効果カイ表わ
れ各オリフイス、出口などで所定値に減圧される。
に設けた弁座Eに接触してこれを閉鎖すると、各オリフ
イス2,3.5で減圧された給水は、入口圧力と等しい
高圧力となり、開口して送出されると減圧効果カイ表わ
れ各オリフイス、出口などで所定値に減圧される。
このように開弁時にシート部に高差圧力が加わり、開閉
頻度が多くなればなる程弁座Eの損傷は起り易くなるが
、本発明に係る弁では、その構造上最終オリフイス5の
内室5aの容積が小さいので開弁時の高差圧力が維持さ
れる時間が瞬時であるこさ、開弁して送出が始まると急
速に減圧すること、出口部に設けたベンチュリオリフイ
ス7で弁棒6への背圧力が高まるので、弁座E部に加わ
る負荷が非常に小さく、損傷は起り難く従って寿命を長
ぐ保つことになる。
頻度が多くなればなる程弁座Eの損傷は起り易くなるが
、本発明に係る弁では、その構造上最終オリフイス5の
内室5aの容積が小さいので開弁時の高差圧力が維持さ
れる時間が瞬時であるこさ、開弁して送出が始まると急
速に減圧すること、出口部に設けたベンチュリオリフイ
ス7で弁棒6への背圧力が高まるので、弁座E部に加わ
る負荷が非常に小さく、損傷は起り難く従って寿命を長
ぐ保つことになる。
さらにベンチュリオリフイス7は流出口Dの内室4内の
圧力を高めるので、出口側の圧力と温度によっては屡々
起るキャビテーションで発生するエロージョンを防止し
、また弁棒6駆動部への背圧力を高めて弁座Eの差圧力
を小さくするこさができて、損耗が少くなり、その結果
これも寿命を長くするのに役立っている。
圧力を高めるので、出口側の圧力と温度によっては屡々
起るキャビテーションで発生するエロージョンを防止し
、また弁棒6駆動部への背圧力を高めて弁座Eの差圧力
を小さくするこさができて、損耗が少くなり、その結果
これも寿命を長くするのに役立っている。
本発明弁は、減圧の多段オリフイス、ベンチュリオリフ
イスを内蔵し、制御弁と組合せているので、開弁時の弁
座Eに加わる高差圧力の持続が非常に短く、損傷を防ぎ
、耐久性を増すと共に、流量と減圧の制御を同時に行な
え、制御のむだをなくし、構造を簡単にすることができ
、また流路より各オリフイスの着脱は容易なため、保守
に便利である等の各特徴を有するものである。
イスを内蔵し、制御弁と組合せているので、開弁時の弁
座Eに加わる高差圧力の持続が非常に短く、損傷を防ぎ
、耐久性を増すと共に、流量と減圧の制御を同時に行な
え、制御のむだをなくし、構造を簡単にすることができ
、また流路より各オリフイスの着脱は容易なため、保守
に便利である等の各特徴を有するものである。
図面は本発明の実施態様を示し第1図に堅断面図、第2
図は第1図■−Hにおける断面図である。 符号の説明、1・・・・・・バルブ主体、2・・・・・
・基部オリフイス、3・・・・・・多段オリフイス、4
・・・・・・内室、5・・・・・・最終オリフイス、6
・・・・・・弁棒、7・・・・・・ベンチュリオリフイ
ス、10・・・・・・閉塞金具、11・・・・・・固定
螺子、15・・・・・・ヨーク、16・・・・・・ピス
トン、17・・・・・・軸杆、18・・・・・・作用片
、A・・・・・・流入口、D・・・・・・流出口、E・
・・・・・弁座、F・・・・・・オリフイスポート。
図は第1図■−Hにおける断面図である。 符号の説明、1・・・・・・バルブ主体、2・・・・・
・基部オリフイス、3・・・・・・多段オリフイス、4
・・・・・・内室、5・・・・・・最終オリフイス、6
・・・・・・弁棒、7・・・・・・ベンチュリオリフイ
ス、10・・・・・・閉塞金具、11・・・・・・固定
螺子、15・・・・・・ヨーク、16・・・・・・ピス
トン、17・・・・・・軸杆、18・・・・・・作用片
、A・・・・・・流入口、D・・・・・・流出口、E・
・・・・・弁座、F・・・・・・オリフイスポート。
Claims (1)
- 1 弁主体の下部に設けた流入口より上部の流出口に至
る竪方向の流路中に、下部より基部オリフイスの次に多
段オリフイスを経て最終オリフイスを順次重合して各密
嵌し、前記基部オリフイスのオリフイスポートは流入口
の内室中に、また多段オリフイスさ最終オリフイスのオ
リフイスポートは各隣接するオリフィスの内腔中で、平
面方向に互に対向する細孔として形成し、最終オリフイ
スに設けた只一個所の開口部の弁座に対し、前記弁主体
上部の駆動装置に連なる弁棒の下端を接離可能に対向せ
しめると共に、前記流出口の内端部にベンチュリオリフ
イスを形成せしめたことを特徴とする過熱防止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50011584A JPS5911060B2 (ja) | 1975-01-28 | 1975-01-28 | 過熱防止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50011584A JPS5911060B2 (ja) | 1975-01-28 | 1975-01-28 | 過熱防止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5186837A JPS5186837A (ja) | 1976-07-29 |
JPS5911060B2 true JPS5911060B2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=11781943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50011584A Expired JPS5911060B2 (ja) | 1975-01-28 | 1975-01-28 | 過熱防止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911060B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3047110A1 (de) * | 1980-12-13 | 1982-07-29 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Elektrohydraulisches proportional-druckventil |
WO2022019813A1 (en) * | 2020-07-22 | 2022-01-27 | Bvt Sweden Ab | A water flow control valve |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3485474A (en) * | 1966-08-03 | 1969-12-23 | Sheldon C Evans | Adjustable fluid restrictor |
-
1975
- 1975-01-28 JP JP50011584A patent/JPS5911060B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3485474A (en) * | 1966-08-03 | 1969-12-23 | Sheldon C Evans | Adjustable fluid restrictor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5186837A (ja) | 1976-07-29 |
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