JPS59110444A - ラツク歯の仕上転造法 - Google Patents
ラツク歯の仕上転造法Info
- Publication number
- JPS59110444A JPS59110444A JP22084682A JP22084682A JPS59110444A JP S59110444 A JPS59110444 A JP S59110444A JP 22084682 A JP22084682 A JP 22084682A JP 22084682 A JP22084682 A JP 22084682A JP S59110444 A JPS59110444 A JP S59110444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- rack
- binion
- finish rolling
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H5/00—Making gear wheels, racks, spline shafts or worms
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0393—Flexible materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は温間鍛造もしくは切削加工等によって予め形
成したラック歯を所期の寸法精度に仕上げる仕上転造法
に関するものである。
成したラック歯を所期の寸法精度に仕上げる仕上転造法
に関するものである。
この種の方法は、ビニオン工具１を第１図に示すように
ラック粗材２に噛合わせて圧接し、その状態でビニオン
工具１とラック粗材２とをラック歯３のピッチ線４方向
に相対的に移動させつつビニオン工具１を回転させる方
法であるが、仕上精度がビニオン工具１とラック粗材２
の相対運動のバラつきに大きく影響されるため、従来か
ら仕上精度を向上させる方式として、ビニオン工具１と
ラック粗材２との相対移動およびビニオン工具１の回転
を強制的に行なう強制駆動方式と、ビニオン工具１とラ
ック粗材２との相対８動もしくはビニオン工具１０回転
のいずれか一方を強制的に行なう自由駆動方式とが知ら
れている。強制駆動方式によれば、ビニオン工具１とラ
ック粗材２との相対運動、特にビニオン工具１０ｎ転速
度のバラつきを減じ、歯形を理惣状態に近づけることか
でき、また自由ｔｔｂ方式によれば、仕上′ｖＪｖが若
干落ちるものの、歯形をいわば準理想状態にまでは近づ
けることができる。
ラック粗材２に噛合わせて圧接し、その状態でビニオン
工具１とラック粗材２とをラック歯３のピッチ線４方向
に相対的に移動させつつビニオン工具１を回転させる方
法であるが、仕上精度がビニオン工具１とラック粗材２
の相対運動のバラつきに大きく影響されるため、従来か
ら仕上精度を向上させる方式として、ビニオン工具１と
ラック粗材２との相対移動およびビニオン工具１の回転
を強制的に行なう強制駆動方式と、ビニオン工具１とラ
ック粗材２との相対８動もしくはビニオン工具１０回転
のいずれか一方を強制的に行なう自由駆動方式とが知ら
れている。強制駆動方式によれば、ビニオン工具１とラ
ック粗材２との相対運動、特にビニオン工具１０ｎ転速
度のバラつきを減じ、歯形を理惣状態に近づけることか
でき、また自由ｔｔｂ方式によれば、仕上′ｖＪｖが若
干落ちるものの、歯形をいわば準理想状態にまでは近づ
けることができる。
しかるに従来のこれらいずれの方式による転造法でも、
歯面内における噛合ピッ″Ｆ Ｎ ＠ｑＤのすべり速度
差、噛合い点数の変動による接融荷重の変化、ビニオン
歯先のラック歯底への接触の有無あるいはその程度の変
動などによって仕上げ誤差が生じ、例えば第２図に鎖線
で示す得るべき歯形に対し、ラック歯３の形状が実線で
示すように゛、歯元がくびれるとともに歯先が脹らんだ
形状になる場合があった。
歯面内における噛合ピッ″Ｆ Ｎ ＠ｑＤのすべり速度
差、噛合い点数の変動による接融荷重の変化、ビニオン
歯先のラック歯底への接触の有無あるいはその程度の変
動などによって仕上げ誤差が生じ、例えば第２図に鎖線
で示す得るべき歯形に対し、ラック歯３の形状が実線で
示すように゛、歯元がくびれるとともに歯先が脹らんだ
形状になる場合があった。
すなわち、第３図は所定のねじれ角のラック歯３を有す
るラック粗材２を仕上転造する場合を示す説明図であっ
て、ビニオン工具１は取付角を含めてラック歯３と同様
なねじれ角に設定されており、そのビニオン工具１の中
心軸が第３図に符号Ｉで示す位置にあるときは、ビニオ
ン工具１とラック粗材２との噛合いは点Ｐ１ 、Ｐ２
、Ｐ３の近傍にあり、噛合い率は２以上となっている。
るラック粗材２を仕上転造する場合を示す説明図であっ
て、ビニオン工具１は取付角を含めてラック歯３と同様
なねじれ角に設定されており、そのビニオン工具１の中
心軸が第３図に符号Ｉで示す位置にあるときは、ビニオ
ン工具１とラック粗材２との噛合いは点Ｐ１ 、Ｐ２
、Ｐ３の近傍にあり、噛合い率は２以上となっている。
ビニオン工具１が符号■で示す位置から符号■で示す位
置まで微小寸法ΔＬ移動すると、前記のＰｌの点での噛
合いが解除されるとともに、点Ｐ４′での噛合いが加わ
り、同時に点Ｐ２がＰ２’ に、点Ｐ３がＰ３’に変化
する。このように噛合いの点が変化することに伴って接
触荷重が変化し、例えば点Ｐ４′においては第４図に示
すように、その点Ｐ４’ に、掛るノＪＦ４は、ラック
歯３における点Ｐ４’の歯端からの寸法Ｉに応じた剛性
によって変動する。したがってビニオン工具１に掛る総
力は、点Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３に掛る力の総和から、点Ｐ２
’ 、Ｐ３’ 、Ｐ４’ に掛る力の総和となったり、
場合によっては点Ｐ２ 、Ｐ３のみにおいて噛合うこと
もあるので点Ｐ２ 、Ｐ３に掛る力の総和になったりし
、結局接触荷重はビニオン工具１がラック粗材２上を転
動する間に随時変動する。
置まで微小寸法ΔＬ移動すると、前記のＰｌの点での噛
合いが解除されるとともに、点Ｐ４′での噛合いが加わ
り、同時に点Ｐ２がＰ２’ に、点Ｐ３がＰ３’に変化
する。このように噛合いの点が変化することに伴って接
触荷重が変化し、例えば点Ｐ４′においては第４図に示
すように、その点Ｐ４’ に、掛るノＪＦ４は、ラック
歯３における点Ｐ４’の歯端からの寸法Ｉに応じた剛性
によって変動する。したがってビニオン工具１に掛る総
力は、点Ｐ１、Ｐ２、Ｐ３に掛る力の総和から、点Ｐ２
’ 、Ｐ３’ 、Ｐ４’ に掛る力の総和となったり、
場合によっては点Ｐ２ 、Ｐ３のみにおいて噛合うこと
もあるので点Ｐ２ 、Ｐ３に掛る力の総和になったりし
、結局接触荷重はビニオン工具１がラック粗材２上を転
動する間に随時変動する。
このような転造時における荷重の変動が仕上誤差を１Ｇ
来するから、仕上精度を高めるためには、荷重の変動を
抑制する必要がある。ここで、荷重の変動に伴う仕上誤
差の発生について説明すると、第５図は第３図おける点
Ｐ３の噛合点が点Ｐ３’に変化した場合の噛合い部の局
部変形を示す図であり、切込み力Ｆ３がＦ３’ に変化
すると、ビニオン中心位＠Ｏは変位量１１ に誤差発
生変位ベクトル１２ を加えた位置に変わり、その場
合反作用をａｂの面で受【ノていたものが、ｃｄｅの面
に変化する。したがって荷重を受ける面の面積の変化割
合すなわちｃｄｅ／ａｂは、切込みｆｆ１ｔが小さい程
大きくなり、その値が大きい程すなわち切込みｉｔが少
ない程誤差発生変位ベクトル１２ が小さくなる。
来するから、仕上精度を高めるためには、荷重の変動を
抑制する必要がある。ここで、荷重の変動に伴う仕上誤
差の発生について説明すると、第５図は第３図おける点
Ｐ３の噛合点が点Ｐ３’に変化した場合の噛合い部の局
部変形を示す図であり、切込み力Ｆ３がＦ３’ に変化
すると、ビニオン中心位＠Ｏは変位量１１ に誤差発
生変位ベクトル１２ を加えた位置に変わり、その場
合反作用をａｂの面で受【ノていたものが、ｃｄｅの面
に変化する。したがって荷重を受ける面の面積の変化割
合すなわちｃｄｅ／ａｂは、切込みｆｆ１ｔが小さい程
大きくなり、その値が大きい程すなわち切込みｉｔが少
ない程誤差発生変位ベクトル１２ が小さくなる。
なお、第５図中Ｒはビニオン噛合部の特定断面の曲率半
径である。したがって、仕上精度を向上させるためには
、ラック粗材２上を転勤するビニオン工具１の１ストロ
ーク当りの切込みｌ’ｊｌｔを少なくすればよいのであ
るが、切込み量ｔを少なくした場合には、仕上転造に要
する時間がながくかかり、能率が悪くなる問題がある。
径である。したがって、仕上精度を向上させるためには
、ラック粗材２上を転勤するビニオン工具１の１ストロ
ーク当りの切込みｌ’ｊｌｔを少なくすればよいのであ
るが、切込み量ｔを少なくした場合には、仕上転造に要
する時間がながくかかり、能率が悪くなる問題がある。
そこで従来では作業能率を重？！するうえから、１スト
ローク当りの切込みｆｉｔをある程度大きい一定量に保
って仕上転造を行なっているために、仕上精度を向上す
るにも限度があった。
ローク当りの切込みｆｉｔをある程度大きい一定量に保
って仕上転造を行なっているために、仕上精度を向上す
るにも限度があった。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、ラック
歯の仕上転造を精度良く、しかも迅速に行なうことので
きる方法を提供することを目的とし、その特徴とすると
ころは、ビニオン工具の回転をフライホイールによって
滑かにするとともに、ビニオン工具の１ストローク当り
の切込み量すなわちビニオン工具を反転移動させる毎の
切込み量を次第に減じる点にある。
歯の仕上転造を精度良く、しかも迅速に行なうことので
きる方法を提供することを目的とし、その特徴とすると
ころは、ビニオン工具の回転をフライホイールによって
滑かにするとともに、ビニオン工具の１ストローク当り
の切込み量すなわちビニオン工具を反転移動させる毎の
切込み量を次第に減じる点にある。
以下この発明の詳細な説明する。
まずこの発明の方法を実施するための装置を説明すると
、第６図はこの発明の方法を実施するための装置の概略
図であって、ビニオン工具１０はバックアップラック１
１に噛合しまた状態でラック粗材１２上を転動するよう
構成されており、そのバックアップラック１１はビニオ
ン工具１０をラック粗材１２に圧接させるためのもので
あって、ラック粗材１２に向けて前後動し得るよう機枠
等の固定部１３にネジ等の調整手段１４を介して取付け
られており、し、たがってバックアップラック１１によ
ってビニオン工具１０をラック粗材１２に押し付けかつ
ビニオン工具１０による切込み長ｔを調整手段１４によ
って調整するようになっている。またビニオン工具１０
には、その回転を滑らかにするためのフライホイール１
５が同軸上に取付けられている。さらにビニオン工具１
０の中心軸がコネクティングロッド１６を介してクラン
り１７に連結され、クランク１７をモータ１８によって
回転させることにより、ビニオン工具１゜がラック粗材
１２のピッチ線方向に往復動するようになっている。
、第６図はこの発明の方法を実施するための装置の概略
図であって、ビニオン工具１０はバックアップラック１
１に噛合しまた状態でラック粗材１２上を転動するよう
構成されており、そのバックアップラック１１はビニオ
ン工具１０をラック粗材１２に圧接させるためのもので
あって、ラック粗材１２に向けて前後動し得るよう機枠
等の固定部１３にネジ等の調整手段１４を介して取付け
られており、し、たがってバックアップラック１１によ
ってビニオン工具１０をラック粗材１２に押し付けかつ
ビニオン工具１０による切込み長ｔを調整手段１４によ
って調整するようになっている。またビニオン工具１０
には、その回転を滑らかにするためのフライホイール１
５が同軸上に取付けられている。さらにビニオン工具１
０の中心軸がコネクティングロッド１６を介してクラン
り１７に連結され、クランク１７をモータ１８によって
回転させることにより、ビニオン工具１゜がラック粗材
１２のピッチ線方向に往復動するようになっている。
つぎに上記の装置を用いたこの発明の詳細な説明すると
、ラック粗材１２の仕上転造はビニオン工具１０を往復
動させつつ切込ませて行なうが、仕上転造開始当初は切
込み１ｔｉｔｔを例えば０．０３＋ｎｍ程度に太き（設
定し、ビニオン工具１ｏの１ストローク毎すなわちビニ
オン工具１０を反転移動させる毎に切込みｆｉｔを例え
ば指数間数的に漸次減じる。その状況を第７図に示す。
、ラック粗材１２の仕上転造はビニオン工具１０を往復
動させつつ切込ませて行なうが、仕上転造開始当初は切
込み１ｔｉｔｔを例えば０．０３＋ｎｍ程度に太き（設
定し、ビニオン工具１ｏの１ストローク毎すなわちビニ
オン工具１０を反転移動させる毎に切込みｆｉｔを例え
ば指数間数的に漸次減じる。その状況を第７図に示す。
このようにして仕上転造している間では、使用している
装置がわずかなりとも弾性変形しており、したがって仕
上代全体に亙って切込んだ時点、すなわち切込み但【を
零にした時点で、ビニオン工具１ｏをそのまま静止させ
ると、装置の弾性応力によってラック歯にビニオン工具
１０の静止跡が付き、あるいは所期の仕上代以上に切込
んでしまうので、切込み量ｔが零になった後は、第７図
に示すように装置の剛性に応じてビニオン工具１０を切
込み方向とは逆方向に後退させつつ往復移動させる。
装置がわずかなりとも弾性変形しており、したがって仕
上代全体に亙って切込んだ時点、すなわち切込み但【を
零にした時点で、ビニオン工具１ｏをそのまま静止させ
ると、装置の弾性応力によってラック歯にビニオン工具
１０の静止跡が付き、あるいは所期の仕上代以上に切込
んでしまうので、切込み量ｔが零になった後は、第７図
に示すように装置の剛性に応じてビニオン工具１０を切
込み方向とは逆方向に後退させつつ往復移動させる。
以上のようにし・てビニオン工具１０を転勤させている
間では、ビニオン工具１０の回転にフライホイール１５
およびフライホイール１５と同期し。
間では、ビニオン工具１０の回転にフライホイール１５
およびフライホイール１５と同期し。
て動く運動系の罰性力の総和が付加され、ビニオン工具
１０の回転速度および回転加速度が連続的に変化し１、
回転が円滑化される。その場合、切込み終点近傍すなわ
ち切込み１ｆｉｔが零に極めて近づいた時点で（才、転
３Ｇ抵抗力が減少することにより転造抵抗力に対するフ
ライホイール１５の慣性力が相対的に増大するが、フラ
イホイール１５の慣性力は転造のだと）の荷重として作
用することもあるので、フライホイール１５の慣性力が
転造抵抗力に対ＩＪで過大であれば、仕上誤差を惹起す
るおそれもあり、またクランク１７やコネクティングロ
ッド１６に対し負荷増大にもなる。したがってフライホ
イール１５による慣性力は、その回転速度の変化率また
は慣性能率が大きい程大きいので、フライホイール１５
の重量や径等は、要求されるラック歯の仕上￥ｆ４度ヤ
クラン“り１７等の機械系に応じて適宜に設定し、フラ
イホイール１５０回転速度おＪ：び回転加速度が連続的
に変化するように構成することが好ましい。
１０の回転速度および回転加速度が連続的に変化し１、
回転が円滑化される。その場合、切込み終点近傍すなわ
ち切込み１ｆｉｔが零に極めて近づいた時点で（才、転
３Ｇ抵抗力が減少することにより転造抵抗力に対するフ
ライホイール１５の慣性力が相対的に増大するが、フラ
イホイール１５の慣性力は転造のだと）の荷重として作
用することもあるので、フライホイール１５の慣性力が
転造抵抗力に対ＩＪで過大であれば、仕上誤差を惹起す
るおそれもあり、またクランク１７やコネクティングロ
ッド１６に対し負荷増大にもなる。したがってフライホ
イール１５による慣性力は、その回転速度の変化率また
は慣性能率が大きい程大きいので、フライホイール１５
の重量や径等は、要求されるラック歯の仕上￥ｆ４度ヤ
クラン“り１７等の機械系に応じて適宜に設定し、フラ
イホイール１５０回転速度おＪ：び回転加速度が連続的
に変化するように構成することが好ましい。
しかして上述沙た方法では、仕上＠造の最終過程で切込
みｉｔを減少し、かつビニオン工具１゜の回転をフライ
ホイール１５によって安定化するから、ラック歯の仕上
精度を向上させることができ、同時に切込みａｔを当初
は大き゛くし、以降漸減させるから、仕上精度を低下さ
せることなく作業時間を短縮化することができる。
みｉｔを減少し、かつビニオン工具１゜の回転をフライ
ホイール１５によって安定化するから、ラック歯の仕上
精度を向上させることができ、同時に切込みａｔを当初
は大き゛くし、以降漸減させるから、仕上精度を低下さ
せることなく作業時間を短縮化することができる。
なお、上記の実施例は、ごニオン工具１ｏをラック歯の
ピッチ線方向に移動させ、それに伴ってビニオン工具１
０を回転させる所謂自由駆動方式′にこの発明を適用し
た例であるが、この発明は自由駆動方式に限らず、強制
駆動方式にも適用覆ることができる。またこの発明はビ
ニオン工具１゜とバックアップラック１１との間にアイ
ドル歯車を介挿した構成の装置を用いる場合にも適用で
きる。これら強制駆動方式やアイドル歯車を用いた場合
においては、駆動系の剛性や装置全体の剛性が自由駆動
方式の場合とは相違するが、フライホイール１５による
慣性力を適宜に設定することにより、前述した実施例に
おけると同様な効果を得ることができる。
ピッチ線方向に移動させ、それに伴ってビニオン工具１
０を回転させる所謂自由駆動方式′にこの発明を適用し
た例であるが、この発明は自由駆動方式に限らず、強制
駆動方式にも適用覆ることができる。またこの発明はビ
ニオン工具１゜とバックアップラック１１との間にアイ
ドル歯車を介挿した構成の装置を用いる場合にも適用で
きる。これら強制駆動方式やアイドル歯車を用いた場合
においては、駆動系の剛性や装置全体の剛性が自由駆動
方式の場合とは相違するが、フライホイール１５による
慣性力を適宜に設定することにより、前述した実施例に
おけると同様な効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなようにこの発明の仕上転造法は
、ビニオン工具の回転をフライホイールによって滑かに
するとともに、ビニオン工具の１ストローク当りの切込
み量すなわちビニオン工具を反転移動させる毎の切込み
量を次第に減じる方法であるから、ラック歯の仕上精度
を向上しくｑるのみならず、仕上転造に要する作業時間
を短縮することができるなど実用１優れた効果を１ｑる
ことができる。
、ビニオン工具の回転をフライホイールによって滑かに
するとともに、ビニオン工具の１ストローク当りの切込
み量すなわちビニオン工具を反転移動させる毎の切込み
量を次第に減じる方法であるから、ラック歯の仕上精度
を向上しくｑるのみならず、仕上転造に要する作業時間
を短縮することができるなど実用１優れた効果を１ｑる
ことができる。
第１図はラック歯の仕上転造法の概念図、第２図は仕上
誤差のあるラック歯の歯形を示す略解図、第３図は仕上
転造時におけるビニオン工具とラック歯との噛合点の変
化を示す説明図、第４図は第３図のおける点Ｐ ４’に
おける荷重の作用状態を説明するための説明図、第５図
は切込み吊に応じた誤差発生についての説明図、第６図
はこの発明の方法を実施するための装置の概略図、第７
図は１ストローク毎の切込み最の変化を示すグラフであ
る。 １０・・・ビニオン工具、 １２・・・ラック粗材、１
４・・・調整手段、 １５・・・フライホイール、・・
・切込み示。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 豊 １）武 久 （ほか１名） 第１図 第２図 と 第３図 第４図 手 続 補 正 書 く自発）昭和５８
年２月４日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殴 １、事件の表示 昭和５７年特許願第２２０８４６号 ２、発明の名称 ラック歯の仕上転造法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 愛知県豊田布トヨタ町１番地名 称 （
３２０） Ｉ−ヨタ自動車株式会社４、代理人 住 所 東京都港区三田３丁目４番１８号二葉ビル
８０３号 電話（４５３） ６５９１５、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の各欄、ならびに図面。 ６、補正の内容 ■「特許請求の範囲」を別紙の通り訂正する。 ■明細書の第６頁第８行目の「転勤するよう構成されて
おり、」とあるのを、ｒ転動するよう、また粗材１２は
スライド溝２０を有する本体１９上を矢印２１方向に移
動可能にそれぞれ構成されており、ｊと訂正する。 ■同第９頁第２０行目の「る。」と「これら」との間に
次の文章を挿入する。 「仮に第６図のバックアップラック１１とビニオン工具
１０との間にアイドル歯車を１個設けると、粗材１２と
本体１９との相対移動は零となり、矢印２１方向の動き
が不要となる他は、同等の説明となるので詳細説明は割
愛する。１ ０図面のうち第６図を別紙添付の通り訂正する。 ２、特許請求の範囲 ラック歯を形成したうツク粗材に対しラック歯仕上げ用
ビニオン工具を噛合わせて圧接するとともに、そのビニ
オン工具をラック粗材のピッチ線方向に往復移動させつ
つ回転させることによりラック歯の仕上転造を行なうに
あたり、前記ビニオン工具のラック粗材に対する切込み
Ｏを、ビニオン工具を反転移動させる毎に減じることを
特徴とするラック歯の仕上転造法。
誤差のあるラック歯の歯形を示す略解図、第３図は仕上
転造時におけるビニオン工具とラック歯との噛合点の変
化を示す説明図、第４図は第３図のおける点Ｐ ４’に
おける荷重の作用状態を説明するための説明図、第５図
は切込み吊に応じた誤差発生についての説明図、第６図
はこの発明の方法を実施するための装置の概略図、第７
図は１ストローク毎の切込み最の変化を示すグラフであ
る。 １０・・・ビニオン工具、 １２・・・ラック粗材、１
４・・・調整手段、 １５・・・フライホイール、・・
・切込み示。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 豊 １）武 久 （ほか１名） 第１図 第２図 と 第３図 第４図 手 続 補 正 書 く自発）昭和５８
年２月４日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殴 １、事件の表示 昭和５７年特許願第２２０８４６号 ２、発明の名称 ラック歯の仕上転造法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 愛知県豊田布トヨタ町１番地名 称 （
３２０） Ｉ−ヨタ自動車株式会社４、代理人 住 所 東京都港区三田３丁目４番１８号二葉ビル
８０３号 電話（４５３） ６５９１５、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
」の各欄、ならびに図面。 ６、補正の内容 ■「特許請求の範囲」を別紙の通り訂正する。 ■明細書の第６頁第８行目の「転勤するよう構成されて
おり、」とあるのを、ｒ転動するよう、また粗材１２は
スライド溝２０を有する本体１９上を矢印２１方向に移
動可能にそれぞれ構成されており、ｊと訂正する。 ■同第９頁第２０行目の「る。」と「これら」との間に
次の文章を挿入する。 「仮に第６図のバックアップラック１１とビニオン工具
１０との間にアイドル歯車を１個設けると、粗材１２と
本体１９との相対移動は零となり、矢印２１方向の動き
が不要となる他は、同等の説明となるので詳細説明は割
愛する。１ ０図面のうち第６図を別紙添付の通り訂正する。 ２、特許請求の範囲 ラック歯を形成したうツク粗材に対しラック歯仕上げ用
ビニオン工具を噛合わせて圧接するとともに、そのビニ
オン工具をラック粗材のピッチ線方向に往復移動させつ
つ回転させることによりラック歯の仕上転造を行なうに
あたり、前記ビニオン工具のラック粗材に対する切込み
Ｏを、ビニオン工具を反転移動させる毎に減じることを
特徴とするラック歯の仕上転造法。
Claims (1)
- ラック歯を形成したラック粗材に対しラック色仕上げ用
ビニオン工具を噛合わせて圧接するとともに、そのビニ
オン工具をラック粗材のピッチ線方向に往復移動させつ
つ回転させることににリラック歯゛の仕上転造を行なう
にあたり、前記ビニオン工具の回転をフライホイールに
よって円滑にし、かつビニオン工具のラック粗材に対す
る切込み量を、ビニオン工具を反転移動させる毎に減じ
ることを特徴とするラック歯の仕上転造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22084682A JPS59110444A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | ラツク歯の仕上転造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22084682A JPS59110444A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | ラツク歯の仕上転造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110444A true JPS59110444A (ja) | 1984-06-26 |
| JPH0344854B2 JPH0344854B2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=16757455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22084682A Granted JPS59110444A (ja) | 1982-12-16 | 1982-12-16 | ラツク歯の仕上転造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110444A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITPR20120068A1 (it) * | 2012-10-17 | 2014-04-18 | Domotime S R L | Procedimento per la realizzazione di cremagliere destinate ad automatismi per cancelli |
| JP2015030067A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 株式会社ジェイテクト | 可変ギヤ比ラックの加工装置および加工方法 |
| WO2017084801A1 (de) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | Robert Bosch Automotive Steering Gmbh | Vorrichtung und verfahren zur hartbearbeitung einer verzahnung einer zahnstange |
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1982
- 1982-12-16 JP JP22084682A patent/JPS59110444A/ja active Granted
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0344854B2 (ja) | 1991-07-09 |
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