JPS59109624A - スコツプ - Google Patents

スコツプ

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JPS59109624A
JPS59109624A JP21899182A JP21899182A JPS59109624A JP S59109624 A JPS59109624 A JP S59109624A JP 21899182 A JP21899182 A JP 21899182A JP 21899182 A JP21899182 A JP 21899182A JP S59109624 A JPS59109624 A JP S59109624A
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scooping part
scooping
ballast
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handle
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Seiichiro Sato
誠一郎 佐藤
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Publication of JPS5944463B2 publication Critical patent/JPS5944463B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/02Dredgers; Soil-shifting machines hand-operated ; handheld soil shifting equipment acting by sucking E02F3/8891

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■)発明の背景 技術分野 本発明は、バラス掻き上げ用、特に、鉄道の道床の法面
部分が風雨でかなり崩れている状態にあり、法面の外方
に堆積しているバラスを道床の法面部分に盛り上げる道
床補修工事において、バラスを掻き上げるのに使用して
好適なスコップに関する。
従来技術及びその問題点 元来、鉄道の道床として積まれているバラスは、風雨に
曝されても崩れ難いように、川石でなく小さいもので2
cmないし3cm、最大で10cmもあるゴツゴツとし
た角のある川石で、かつ砂や土があまり存在しないもの
が使用されている。
そして、道床は、堅く敷固められているのであるが、年
月の経過に伴い、電車等の通過時の振動、風雨その他の
風化作用により次第に丸くなり、又、風化によって生じ
たバラスの粉がバラスとバラスの間を埋め、道床法面部
分より崩懐させられることなる。
すなわち、バラスとバラスの間にバラスの粉や砂や土が
あると、水分が地下に逃げず、冬期において道床中に溜
った水分が夜間に凍結して道床を弛め、降雨があると道
床を法面部分より崩懐させることになる。
したがって、鉄道の道床は安全な輸送を確保するため、
定期的に補修工事を行う必要がある。
道床の外方に堆積しているバラス中にはバラスの粉や砂
や士が多くあるので、このバラス掻き上げ作業において
は、極力、バラスの粉や砂や土をバラスとともに道床上
に掻き上げないように特に注意しなければならない。
今、鉄道の道床の法面部分が風雨でかなり崩れている状
態にあり、道床の外方に堆積しているバラスを道床に盛
り上げ法面部分を補修する工事をしている所を第1図に
示す。
この作業は、電車等の運転しない夜間あるいは、運転間
隔が長い昼間に極めて迅速に行わなばならず、かなりの
重労働である。
このような重労働の作業を効率的にかつ迅速に行うには
、−人ずつスコップSを持って行うよりも、図のように
スコップSを持つ人M1と、道床1上でスコップSに繋
がれているロープRを引く人M2 (1〜2人)とが共
同して歩調を合せて行い、一定の時間間隔で立場を交代
することが作業員の負担が軽くて作業を持続でき成果も
上がり有利である。
すなわち、スコップSを持つ人MlがスコップSでバラ
スを掬うときは、ロープRを弛めておき、バラスを掬っ
たらロープRを引く人M2がスコップSを持ってバラス
を擾き上げる人の掻き上げの呼吸に合せてロープRを引
くのである。しかし、呼吸が合わないと作業が効率的に
行えず、持続することもできない。
そして、スコップSを持つ人M1が、スコップSをバラ
スに良好に喰い込ませるようにしないとロープRを引い
てもバラスの掻き上げが空ぶりに終るので、スコップS
のバラスへの喰い込みが一回で行われないときは、再度
、スコップSのバラスへ喰い込ませ、しかる後、ロープ
Rを引くよう該ロープを引く人は、スコップSの喰い込
みの状態を注視しなければならない。
又、砂や土を極力掻き上げないようにするために、スコ
ップSを道床の外方の地面に突き立てないように、最後
は地面上のバラスを軽く皿う様にする必要がある。
しかしながら、第2図(a)及び(b)に示す従来のバ
ラス掻き上げ用のスコップSは、いずれも鋤のように砂
や土を落す隙間がないので、バラスを道床l上に掻き上
げる際、道床1の外方の地面からスコップSを浮かせる
ようにして掻き上げてもどうしても砂や土も一緒に掻き
上げてしまう不都合がある。
又、第2図(a)のスコップSは、巾Wが20cm〜3
0cmと小さく、−入用として一般的に用いられ、上述
したようにスコップSを持ってバラスを掬う人とロープ
Rを引く人M2とが共同して作業する場合には適さない
他方、第2図(b)のスコップSは、チューリップ形と
言われ先端に大きな波形の刃が有り、巾Wも30cm〜
40cmと大きいので、掻き上げ量が大きく、上述した
ようにスコップSを持ってバラスを掬う人と、ロープR
を引く人M2とが共同して作業する場合に好適であるが
、鋤のように長い刃を有していないのでバラスへの喰い
込みが余り良くない。
そして、さらに、いずれのスコ・ンプSもノくラスへの
喰い込みを確保してから掬い上げるようにしても、法面
から崩れ落るバラスの中、かなりの量を掬えないことと
なっている。
すなわち、法面から崩れ落るバラスは、砂や土を含んで
ないので道床1の誌面の外方へ落ないようにしてスコッ
プSで掬えることが望ましいが、このバラスは、効率的
であるが、スコップSで道床1の外方に崩れ落ているバ
ラスを掬うのに伴い法面からバラスが崩れ落るものであ
る。
該作業が電車等の運転しない夜間あるいは、運転間隔が
長い昼間に極めて迅速に行わなばならない作業であるか
ら、このバラスに気を遣って掬い上げることもしていら
れない。
したがって、第2図(a)及び(b)に示すスコップS
では、道床1の外方に崩れ落ているバラスに深く掘削し
て該バラスを多く掻き上げようとすれば、法面から砂や
士をあまり含んでないバラスが多く崩れ落ちこれを掬う
ことはできず、又、バラスに浅く掘削して掻き上げよう
とすれば、作業が効率的に行えない。
II )発明の目的 本発明は、上述した点に鑑み案出したもので、バラスを
掬う際のバラスへの掘削性を減退させることなく該掘削
を深くして一度に多量の7<ラスを掻き上げることが不
可とならず、このような重掘削に伴って道床の法面より
崩れ落る砂や土をあまり含んでいないバラスを取りこぼ
すことなく積極的に掬い」二げられる効率的なスコップ
を提供するものである。
又、本発明は、上述した点に鑑み、掘削の際に道床から
崩れ落るバラスではなく、当初から道床の外方に堆積し
ており隙間に砂や土を多く含んでいる下層部のバラスに
ついて観た場合でも、スコップSで道床の外方の地面に
突き立てないように地面上に軽く皿うようにすれば砂や
土を効果的に排除しつつバラスを掬えるスコップを提供
するものである。
この目的は本発明によれば、 バラスを掬う掬い部が、柄との接続部付近から上部掬い
部と、下部掬い部とに上下に分肢されている形状であっ
て、上部掬い部は、柄を水平にした際、先端が該柄の軸
線延長線に対して上方に5amないし下方に5cm#、
れた範囲内に設けられ、下部掬い部は、上部掬い部より
5cmないし12cm離れて設けられ、さらに、下部掬
い部は、先端が上部掬い部の先端よりも先方に3cmな
いし5cm伸びた長さであることを特徴とするスコップ
によって達成され、特に、下部掬い部は、先端を刃文が
小さくとも3cmある半島状に伸びて2個又は3個以上
並設された掘削刃で構成したスコップによってより効果
的に達成され、又、バラスを掬う掬い部が、柄との接続
部付近から上部掬い部と、下部掬い部とに上下に分肢さ
れている形状であって゛、上部掬い部は、柄を水平にし
た際、先端が該柄の軸線延長線に対して上方に5cmな
いし下方に5cm離れた範囲内に設けられ、下部掬い部
は、上部掬い部より5cmないし12cm離れて設けら
れ、さらに、下部掬い部は、先端が上部掬い部の先端と
略同じないし該先端よりも先方に3cmないし5cm伸
びた長さであり、上部掬い部及び下部掬い部の先端を刃
文が小さくとも3cmある半島状に伸びて2個又は3個
以上並設された掘削刃で構成したことを特徴とするスコ
ップによって達成される。
■)発明の詳細な説明 第3図は本発明の実施例にかかるスコップの斜視図を示
し、第4図は同上のスコップ本体の側面図を示す。両図
から見て分かるように、このスコップSは、 バラスを掬う掬い部が、柄との接続部付近から上部掬い
部Aと、下部掬い部Bとに上下に分肢されている形状で
ある。
上部掬い部Aと下部掬い部Bは、溶接されており、それ
ぞれ掬い易いように少くとも柄の長手方向に沿う断面が
下向きに凸となる曲面状であるのが好ましく、下部掬い
部Bは掘削負荷が大きいので上部掬い部Aよりも強固に
形成されているのが好ましい。
下部掬い部Bは、多量の掻き上げができるように、rl
IW 1が35cmないし75cmあるのが好ましく、
上部掬い部Aの巾W2よりも2cmないし5cm大きく
なっているのが好ましく、下部掬い部Bの巾方向の両端
に底面部2より垂直ないし広がりをもって立ち上がる側
面部3があり、該側面部3にロープを繋縛するための掛
止部4があるのが好ましい。
上部掬い部Aは、柄Cを水平にした際、先端が該柄Cの
軸線延長線りに対して第5図(a)に示すように上方に
5cmないし、第5図(b)に示すように下方に5cm
1%lれた範囲内に設けられ、下部掬い部Bは、上部掬
い部Aより5cmないし12cm(xの距離)離れて設
けられている。
符号5は補強である。
下部掬い部Bは、先端が上部掬い部Aの先端よりも先方
に3cmないし5cm伸びた長さくyの距離)であり、
又、上部掬い部Aと下部掬い部Bは、先端が直線をもっ
て形成された刃とされている。
下部掬い部Bが上部掬い部Aよりも巾が大きくなってい
るのは、掛止部4にロープRを繋縛して2人ないし3人
の組でバラス掻き上げ作業をするときにロープを引き易
くするためである。
特に、下部掬い部Bを上部掬い部Aよりも巾を5cmよ
りも太きくしても良く、この場合は、下部掬い部Bに掬
ったバラスを、掻き上げた際に上部掬い部Aの背部側方
からも放出しやすくすることになる。
下部掬い部Bは、当初から道床の外方に崩れ落でいるバ
ラスを掻き上げるためのもので、上部掬い部Aは、道床
の外方に落でいるバラスを下部掬い部Bで掻き上げるの
に伴い、法面から崩れ落る砂や土を含んでないバラスを
掻き上げるためのものである。
上部掬い部Aの先端を柄Cの軸線延長線りに対して上方
に5cmないし下方に5cm、@れた範囲内に設けるこ
ととしたのは、上部掬い部Aを柄Cの軸線延長線りに対
して離れすぎると使い勝手が悪くなるからである。
すなわち、上部掬い部Aが柄Cの軸線延長線りに対して
上方に離れすぎると、下部掬い部Bが柄Cの軸線延長線
りと略一致することとなって上部掬い部Aによる掻き上
げ力を有効に出せず、スコップを持つ作業者に負担がよ
り多くかかるようになるので好ましくない。
又、下方に離れすぎると、下部掬い部Bが柄Cの延長線
りから離れすぎることになり、下部掬い部Bによる掻き
上げ力を有効に出せず、スコ・2プを持つ作業者に負担
がより多くかかるようになるので好ましくない。
L部掬い*Aを上方に5cmないし下方に5cm#れた
範囲内と限定したのは、下部掬い部Bとの二段配置の関
係において、使用性が継続的な負担に作業者が耐えられ
るギリギリのものとして設定したものである。
下部掬い部Bを、上部掬い部Aより5cmないし12c
m離れさせることとしたのは、小さいもので2cmない
し3cm、最大で10.cmもあるバラスを上部掬い部
Aと下部掬い部Bの一方のみでなく、両方で有効に掬え
るようにするためである。
すなわち、上部掬い部Aと下部掬1.%部Bの間隔が5
cmより小さいと、該間隔に5cm以上の、<ラスを取
り込めないだけでなく、下部掬1.N部Bをバラスに喰
い込ませる際、最初に5cm以上の1<ラスが該間隔に
来ると5cmより小さyX7<ラスも下部掬い部Bに掬
えないことになるからである。
又、上部掬い部Aと下部掬い部Bの間隔力≦12gmよ
り大きいと、下部掬い部Bに大きなノくラスでも十分に
掬えることになるが、作業者の負担カー大きくなるとと
もに、上部掬い部AがL述したような役割を有効に果す
ことができないからである。
る砂や土を含んでないバラスな上部掬l/)部Aカへ受
取り掻き上げ難くなるからである。
又、上部掬い部Aと下部掬い部Bの間隔が12cmより
大きいと、設計上、仮に、下部掬6s部Aを柄Cの軸線
延長線りに対して下方に5cm離れて設けることとした
場合に、該下部掬い部Bが軸線延長!! Lに対して下
方に18cm以上離れることとなり、柄Cを持って行う
バラス掻き上げの作業性が人間工学的に観て顕著に悪く
なるからでもある。
しかして、上部掬い部Aを柄Cの軸線延長線りに略一致
ないし軸線延長線りより下方に3cm下っており・下部
掬い部B上部掬い部下部掬い部B、 Aと下部掬い部B
の間隔が7〜8cmであることが人間工学的に好ましい
下部掬い部Bの先端を上部掬い部Aの先端よりも先方に
3cmないし5cm伸びた長さとしたのは、道床の外方
に堆積しているバラスヘスコツプで1回又は2回掘削し
ても人力では深くてせいぜい5cm内外であり、かかる
掘削を、このスコップによれば、上述したように、もっ
ばら、下部掬い部Bをもって行うようにするためであり
、すなわち、下部掬い部Bをもって道床の外方に崩れ落
て堆積しているバラスを掻き−ヒげる役割を果す部分と
するためである。
仮に、下部掬い、部Bの先端が上部掬い部Aの先一端と
略同じないし先方に3cm小さく伸びた長さであると、
掘削に際して下部掬い部Bの先端と上部掬い部Aの先端
がともにバラスに対して当たることになり、下部掬い部
Bの役割が半減することになる。
又、仮に、下部掬い部Bの先端が上部掬い部Aの先端よ
りも5cmより大きく伸びた長さであると、下部掬い部
Bによる掘削が有効に行われても、上部掬い部Aの役割
が十分に果し難くなる。
下部掬い部Bの先端は、第6図に示すような凸曲線をも
って形成された刃でも良い。
下部掬い部Bの先端をバラスに対する掘削性の良いもの
とし、又、バラス掻き上げの際に砂や土を掻き上げない
ようにするには、第7図に示すように下部掬い部Bの先
端を半島状に伸びた複数の掘削刃で形成するのが良い。
(第6図及び第7図は本発明の他の実施例にかかるスコ
ップの斜視図を示す。) 第6図のスコップSは、掛止部4が突出体となっている
。又、上部掬い部Aは下部掬い部Bの後側面にリベット
6により固定されている。
第7図のスコップSは、基本的には第3図ないし第5図
で示したスコップと変るものでないので、以下、相違点
について説明するものとする。
該掘削刃7は、半島状に小さくとも3cm内外伸びて並
列して3個以上有して下部掬い部Bの先端を形成してい
ることが望ましい。しかし、該掘削刃7は、2個であっ
ても良い。
掘削刃7は矩形、三角形、輪郭線が凸曲線である凸形、
台形等適宜形状であって良い。
上部掬い部Aは、下部掬い部Bに対しポルト8を弛める
ことにより取り外しできるようになっていて、バラス掻
き上げ作業を一人で行う場合に、上部掬い部Aを取り外
せるようになっている。
すなわち、゛上部掬い部Aの後端面に設けられた接続筒
9を、下部掬い部Bの後端面部より先方向に凸出体1o
に被嵌してボルト8により固定しである。
下部掬い郡Bには、掘削刃7の後方に太きくても直径2
cm位の砂や土を震い落すための孔11が多数明けられ
ているのが好ましい。
掛止部4は、側面部3より外方に延びたフランジ12に
設けられているいる。
側面部3は、先端が掘削刃7の先端より5cmのところ
で終っているのが好ましい。
このスコップは、−掘削刃−7−、、、、、、−Z 、
−27、、+ ・中−を有していることによって、下部
掬い部Bの上述した役割であるところのバラスへの掘削
を、先端が直線をもって形成された刃である場合に比し
て、より一層効果のあるものとしているとともに、極力
、砂や土をバラスとともに道床上に掻き上げることがな
いようにしである。
すなわち、この掘削刃7,7,7.・・・を有している
ことによって、道床の外方に崩れて堆積しているバラス
の隙間に喰い込み易くなるとともに、該喰い込みが上述
したようにせいぜい5cmであることからスコップを道
床の外方の地面に突き立てないようにすれば、掘削刃7
,7,7.・・・は、バラスを掬うことになり、バラス
の隙間に存在する砂や土は、刃と刃の間を通って掬われ
る割合が少くなる。
掘削刃7,7,7.・φ・は、上述したように、バラス
への掘削を良好に行えてかつ砂や士をバラスとともに道
床上に掻き上げなくて済む形状という効果的な観点から
形成することが重要である。
具体的に説明すると、掘削刃は、1巾が大きすぎると掘
削性が良くならず、小さすぎると摩耗が大きく好ましく
ない。
又、刃文がバラスの大きさに比し大きくした場合に、方
間間隔もバラスより大きくすると、バラスを掬えないの
で好ましくなく、゛反対に、刃文が小さすぎると砂や土
をバラスとともに掻き上げてしまうので好ましくない。
そこで、下部掬い部Bの掘削刃7,7.7・・拳の具体
的に好ましい寸法は、 一例として、1巾を5cm以下とし、刃文長さを3cm
ないし5cmとし、刃間隙間を3cmないし8cmとす
るものであり、 他側として、1巾を5cm以下とし、刃文長さを5cm
以上とし、刃と刃の隙間を0.5cmないし2cmとす
るものである。
先ず、上記−例について説明すると、 掘削刃7の1巾を5cm以下としたのは、バラスへの喰
い込み易さを保つためである。
掘削刃7の刃文長さを3cmないし5cmとしたのは、
上述したように、下部掬い部Bの先端を上部掬い部Aの
先端よりも先方に3cmないし5cm伸びた長さとした
理由と同じである。
すなわち、下部掬い部Bをもって行うバラスへの人力に
よる掘削が5cm内外の深さでしかないことに対応させ
てバラスへの喰い込み易さを保つためである。
掘削刃7の刃間隙間を3cmないし8cmとしたのは、
バラスが小さいもので2cmないし30mであり、上述
のように掘削刃7の刃文長さを3cmないし5cmと短
くしたことことから、3cm以下ではバラス掻き上げの
際に砂や土を下部掬い部Bに取り込んで掻き上げる割合
が多くなるからである。。
又、掘削刃7の刃間隙間が8cm以上であると、バラス
を掬い難くなるとともに、設計上、−入用のものとして
該掘削刃7を少くとも両端と中程に計3個設ける場合に
おいて、仮に1巾をIcmとし刃間隙間を8cmとして
も、下部掬い部Bの巾は27cmとなり、8cm以上で
はそれより大きくなって重く使いずらくなるからである
なお、下部掬い部Bに掬われた砂や士をできるだけ該下
部掬い部Bから落るようにするため、掘削刃の後方に直
径2c、m以下の多数の孔を穿設しても良い。
次に、上記他側について説明すると、 掘削刃7の刃文長さを5cm以上としたのは、より効果
的に砂や士の掻き上げを少くするためである。この場合
、掘削刃7の刃間隙間が大きすぎるとバラスも効果的に
掬うことができないので、該刃間隙間を小さくする必要
があり、0.5cmないし2cmとしたものである。し
たがって、下部掬い部Bは砂や土に対しては鋤のように
作用しバラスのみを選択して掬えることになる。
なお、掘削刃は、下部掬い部Bに設けるだけ−でなく、
上部掬い部Aに設けても良い。
第8図は、第2の発明にかかるスコップである。このス
コップは、掘削刃7を下部掬い部Bに設けるとともに掘
削刃13を上部掬い部Aに設け、下部掬い部Bの先端と
上部掬い部Aの先端とを同じ長さとしたものである。
掘削刃を下部掬い部Bと上部掬い部Aに設ける場合に限
り、下部掬い部Bの先端と上部掬い部Aの先端とを同じ
長さとしても、第3図に示すスコップのように上部掬い
部Aの先端を直線状とした場合に比して掘削性が良好に
保たれるのでさしつかえないのである。
このスコップについて一応説明すると、/ヘラスを掬う
掬い部が、柄との接続部付近から上部掬い部Aと、下部
掬い部Bとに上下に分肢されている形状であって、上部
掬い部Aは、柄Cを水平にした際、該柄Cの軸線延長線
りに対して上方に5cmないし下方に5cm離れた範囲
内に設けられ、□下部掬い部Bは、−上部掬い部Aより
5cmないし12cm離れて設けられている は。
第1の発明と相違点はない。
このスコップは、特に、以下の点が異なる。
下部掬い部Bは、先端が上部掬い部Aの先端と略同じな
いし該先端よりも先方に3cmないし5cm伸びた長さ
であり、上部掬い部A及び下部掬い部Bの先端を、刃文
が小さくとも3cmある半島状に伸びて2個又は3個以
上並設された掘削刃7.13で構成さるている。
■)本発明の作用及び効果 以上説明してきたように、本願の第1の発明のスコップ
は、バラスを掬う掬い部が、柄との接続部付近から上部
掬い部と、下部掬い部とに上下に分肢されている形状で
あって、 下部掬い部は、先端が上部掬い部の先端よりも先方に3
cmないし5cm伸びた長さである構成としたので、 下部掬い部を道床の外方に崩れて堆積しているバラスに
3cmないし5cm喰い込ませる際、上部掬い部がバラ
スに当たることがないので、下部掬い部のバラス掘削性
が良く、 さらに、下部掬い部は、上部掬い部より5cmないし1
2cm#れて設けた構成としたので、 下部掬い部をバ
ラスへ喰い込ませたら、ロープを持つ人がスコップを持
つ人と呼吸を合せて/くラスを掻き上げるようにすれば
、 バラスは2〜10cmの大きさであるから該下部掬い部
に有効に掬うことができ、しかもこの掻き上げに伴なっ
て道床の法面もしくは道床の外方に堆積している表層の
砂や土を比較的少く含んでるバラスが崩れ落るのを上部
掬い部で積極的に皿う状態となってバラスを掻き上げる
ことができ、もって、上部掬い部と下部掬い部とでバラ
スを掻き上げるものであるから従来の巾広なスコップと
比べてもバラス掻き上げ量が多くなり、効率的な作業が
行えることになり、 又、本発明では、上部掬い部は、柄を水平にした際、該
柄の軸線延長線に対して上方に5cmないし下方に5c
m1lllれた範囲内に設けられ、下部掬い部は、上部
掬い部より5cmないし12cm離れて設けた構成とし
たので、 該スコップの使い勝手が人間工学的に従来のスコップと
比べても疲労度、人力での掘削力を発揮しやすさにおい
て略同等であり、もって、このスコップは、電車等の運
転しない夜間あるいは、運転間隔が長い昼間に極めて迅
速に行わなばならないかなりの重労働である条件下のバ
ラス掻き上げ作業に使用して作業員の負担が軽くて作業
を持続でき成果も上がり好適である。
特に、本発明の実施態様として、下部掬い部の先端を半
島状に伸びた複数の掘削刃で形成した場合には、 下部掬い部のバラスに対する掘削性が良いものとなり、
砂や土を掻き上げないように、バラスを掻き上げること
ができる。
又、本願の第2の発明のスコップは、 バラスを掬う掬い部が、柄との接続部付近から上部掬い
部と、下部掬い部とに上下に分肢さ枦ている形状であっ
て、下部掬い部は、先端が上部掬い部の先端と略同じな
いし該先端よりも先方に3cmないし5cm伸びた長さ
であるので、下部掬い部で道床の外方に崩れて堆積して
いる2〜jOc mの大きさのバラスを掬う際、上部掬
い部がバラスに当たるが、 上部掬い部及び下部掬い部の先端を刃文が小さくとも3
cmある半島状に伸びて2個又は3個以上並設された掘
削刃で構成したので、上記第1の発明のスコップの実施
態様と同等に上部掬い部及び下部掬い部によるバラスへ
の喰い込みが良いものである。
したがって、上部掬い部及び下部掬い部をバラスへの喰
い込ませたら、ロープを持つ人がスコップを持つ人と呼
吸を合せてバラスを掻き上げるようにした以後の作用効
果は上記第1に発明のスコップと全く同等であるので記
述を省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は道床を形成しているバラスの補修工事をしてい
る状態を示す模式図である。 第2図(a)(b)は従来のバラス用のスコップの斜視
図である。 第3図ないし第7図は本願の第1の発明にかかり、 第3図は第1実施例のスコップの斜視図、第4図は、同
上の側面図、第5図(a)  (b)は同上のスコップ
の寸法限定を説明するための側面方向に視た断面図、第
6図は第2実施例の斜視図、第7図は第3実施例の斜視
図である。 第8図は本願の第2の発明にががるスコップの斜視図で
ある。 S・$スコップ、     A 1111上部掬い部、
Bや・下部掬い部、    C・・柄、7・・掘削刃、
      13・・掘削刃。 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)バラスを掬う掬い部が、柄との接続部付近から上部
    掬い部と、下部掬い部とに上下に分肢されている形状で
    あって、上部掬い部は、柄を水平にした際、先端が該柄
    の軸線延長線に対して上方に5cmないし下方に5cm
    離れた範囲内に設けられ、下部掬い部は、上部掬い部よ
    り5cmないし12cm4Iれて設けられ、さらに、下
    部掬い部は、先端が上部掬い部の先端よりも先方に3C
    mないし5cm伸びた長さであることを特徴とするスコ
    ップ。 2)下部掬い部は、先端を刃文が小さくとも3amある
    半島状に伸びて2個又は3個以上並設された掘削刃で構
    成した特許請求の範囲第1項記載のスコップ。 3)バラスを掬う掬い部が、柄との接続部付近から上部
    掬い部と、下部掬い部とに上下に分肢されている形状で
    あって、上部掬い部は、柄を水平にした際、先端が該柄
    の軸線延長線に対して上方に5cmないし下方に5cm
    離れた範囲内に設けられ、下部掬い部は、上部掬い部よ
    り5cmないし12cm離れて設けられ、ざらに、下部
    掬い部は、先端が上部掬い部の先端と略同じないし該先
    端よりも先方に3cmないし5cm伸びた長さであり、
    上部掬い部及び下部掬い部の先端を刃文が小さくとも3
    cmある半島状に伸びて2個又は3個以上並設された掘
    削刃で構成したことを特徴とするス′コンブ。
JP21899182A 1982-12-13 1982-12-13 スコツプ Expired JPS5944463B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60252712A (ja) * 1984-05-28 1985-12-13 Teijin Ltd 保温材用繊維

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60252712A (ja) * 1984-05-28 1985-12-13 Teijin Ltd 保温材用繊維
JPH0232364B2 (ja) * 1984-05-28 1990-07-19 Teijin Ltd

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JPS5944463B2 (ja) 1984-10-30

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