JPS59107217A - 無線信号搬送式積荷重量監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパケットローダ等による荷役積込量の実績を
管理基地で監視するための無線信号搬送式積荷重量監視
装置に関する。

ローダ型積込機において、パケットリフトシリンダの油
圧力またはパケットリンケージのひずみ量を針側して、
その計測値を基にパケット内の積荷重量を自動計量する
システムは既に開発されている。

このシステムは、前記積荷重量の実績や積込状況等を積
込機の運転手に対して即時的に把握させることを目的と
している。そして、積荷ｊｉ量の実績をプリンタ等で記
録させて、爾後、積込機運行管理者に提出させ、かつ、
該管理者は提出された積荷重量の実績値とその分析結果
に基づく積込機運行手配の改善を行なうようにしている
。

以上で明白な如く、前記管理者は積荷重量の実績値を即
時的に把握できないため、運行手配の有機的かつ効率的
な改善を遂行できないでいるのが実情である。

このことは、特に同一プラントで複数の積込機が運行し
ている現場において、即時的な情報入手に基づく積込機
の相互支援および積込対象ダンプトラックの効率的配車
等を行なう上で大きな支障をきたす結果となる。

この発明は上記事情に鑑みてなされ、その主目的は、積
込機の積荷重量実績値を該積込機かも離れた現場事務所
等の管理基地で即時的に把握できる無線信号搬送式積荷
重量監視装置を提供するにある。

この発明のまたの目的は、積込機の積荷重量実績値に基
づく該積込機の最適運行条件を管理基地から即時的に指
令することが可能な無線信号搬送式積荷重量監視装置を
提供するにある。

この発明の別の目的は、複数積込機のそれぞれの統計的
な積荷重量実績値に基づく積込機の相互支援や積込対象
ダンプトラックの配車など、適切な運行手配を管理基地
で遂行させ得る無線信号搬送式積荷重量監視装置を提供
するにある。

以下、この発明の好適実施例を図面に基づいて説明する
。

図示例のローダ型積込機１において、そのパケット保持
機構２はリフトアーム３の先端に荷役積載部として枢支
したパケット４をリフトシリンダ５で昇降駆動し、かつ
チルトシリンダ６でチルティングする周知構成となって
いる。

そして、前記積込機１にはパケット４内の積荷重量を自
動計量するための手段７が装備しである。

該手段７は、パケット４の高さ位置を設定するリミット
スイッチ等のセンサ８と、リフトおよびチルトシリンダ
５，６の各油圧力を個々に検出するためのそれぞれのセ
ンサ９，１０と、パケット４のチルト角度検出センサ１
１とを備えている。

これらのセンナ８〜１１の出力端は〜中質換器１２〜１
５を介して演算処理手段１６０入力部に接続されている
。

この演算処理手段１６は、前記各センサ８〜１１からの
入力信号に基づくパケット４内の積荷重心位置の自動補
正を行なって該積荷重量を算出すべく積込機１に装備さ
れているもので、ＲＯＭ１７と出力機器１８とを備えた
マイクロコンピュータもしくはアナログ演算システム構
成になっている。

ＲＯＭ１７には、積荷計量時のパケット４の高さ位置に
おけるリフトシリンダ５およびチルトシリンダ乙の各油
圧と、パケット４内の積荷重量との相関々係に基づいた
換算式が予め記憶させである。この換算式は、パケット
保持機構２の形状構成に基づいて予め求められた理論式
もしくは実測値データに基づ（重心補正式を含む。

また、演算処理手段１６にはキーボード等の外部入力手
段１９が接続されている。

該手段１９は、荷役積込対象ダンプトラック等の如き運
搬機の識別番号（車軸番号）や最犬撰載基数、運転手コ
ード番号、顧客名、荷役品名、荷役物質の比重および含
水比等の各種データの設定とプログラム制御、並びに荷
役作業時や該作業終了時などにおける必要データの呼出
しとプリントアウト等を遂行するためのものである。

更に、演算処理手段１６には出力機構２０を介して無線
発信機２１が接続しである。

この発信機２１は、演算処理手段１６が算出した結果の
積荷重量値信号を受信機２２に発信する。

受信機２２は積込機１の稼動現場に設置されているもの
で、出力機構２３を介して積荷作業管理用演算処理手段
２４０入力部に接続されている。

該手段２４は受信機２２から雌部した現場事務所等の地
上管理基地に設置されている。

かかる基地側の演算処理手段２４は、受信機２２からの
入力信号に基づいて積込機１の運行および作業実績を統
計的に演算処理し、その結果のデータに基づいて積込機
１の最適運行条件を算定するためのマイクロコンピュー
タまたはアナログ演算システム構成になっており、積込
機１側の演算処理手段２４の場合と同様に出力機器２５
とキーボード等の外部入力手段２６とを備えている。

この場合の外部入力手段２６は、積込機な対象とした各
種データの設定と呼出し、プリントアウト、プログラム
制御等を行なうためのものである。

以上の実施例において、荷役を掬い込んだノ（ケラト４
はチルトシリンダ６で引起されたのち、リフトシリンダ
５によって所望の高さ位置にまで持上げられる。

この時のパケット４の高さ位置と各シリンダ５゜６の油
圧力およびパケット４のチルト角がそれぞれのセンサ８
〜１１によって検出される。

それらの検出値信号を演算処理手段１６が入力すると、
該手段はＲＯＭ１７から換算式を続出してパケット４内
の積荷重心位Ｒχ補正し、該補正後の積荷重量を算出す
る。

即ち、荷役を掬い込んだパケット４の引起し時における
チルトシリンダ６０曲圧力、および前記パケット４を車
軸走行時等において支えるリフトシリンダ５の油圧力は
、いずれもヒンジピン４１を中心としたパケット４と積
荷の重量および該積荷の重心位置によって決定される値
である。また、この場合の積荷重心位置はパケット４の
チルト角度によって決定される。

従って、前述の如（各センサ８〜１０からの信号を入力
した演算処理手段１６は、ＲＯＭ１７からの読出し換算
式によりパケット４の持上げ高さ位置における各シリン
ダ５，６のそれぞれの油圧力からパケット４内の積荷重
量を算出するが、この場合、ヒンジピン４′を中心とし
たパケット４のチルト角度が該角度検出センサ１１から
の入力信号で判明するため、そのチルト角度の大きさと
、積荷重のバラ付きに起因した積荷重心位置の変化とに
よってチルトシリンダ６０反力に及ぼす要因を個別的に
評価し、その結果に基づく荷重修正（積荷重心補正）を
行なう。

このため、演算処理手段１６によって算出された積荷重
量は該積荷重心位置の変化による誤差が解消された正確
な値となる。

斯（して、演算処理手段１６は重心補正した積荷重量算
出結果の信号を積込機１側の出力機器１８と無線発信機
２１のそれぞれに同時伝送する。

この場合の出力機器１８は、積込機１の運転席等に設置
される内部表示器１８Ａおよびプリンタ１８Ｂのそれぞ
れと、積込機１の外部に装備された大型の外部表示器１
８Ｃとからなり、演算処理手段１６からの入力信号によ
って積荷重量算出値のディジタル表示と記録とを同時に
遂行する。

従って、積込機１によるダンプトラック等の運搬機への
荷役積込時における積荷重量を、積込機オペレータは内
部表示器１８Ａで、かつ運搬機オペレータは外部表示器
１８Ｃでそれぞれ即時的に把握できる。

なお、上記演算処理手段１６は、積込４Ｒ１による運搬
機への総積込重量や積込不足残量等をも算出できるよう
にしておくことが好ましい。

この場合、外部入力手段１９によって演算処理手段１６
の内部メモリに運搬機の定格積載量（最大積込許容量）
を予め入力設定しておく。そして、演算処理手段１６に
よって、前述の如きバケット４内の正味積荷重量の算出
と同時に該算出重量値を前記定格積載量と比較演算させ
る。もって、運搬機に対する総積込重険または積込不足
残量を算出させ、その結果を表示器ｉ８Ａ、１８Ｂでデ
ィジタル表示させれば、特に、積込機オペレータが運搬
機への荷役積込状況を即時的に且つ確実に把握できると
いうメリットが得られる。

この場合、内部表示器１８Ａには、パケット４内の積荷
が運搬機に対して過積載分であるとき、適正積載分であ
るとき、未だ積載不足であるときに演算処理手段１６か
らの入力信号でそれぞれが選択的に点灯乃至点滅するラ
ンプ１８ａ〜１８ｃを個々に色分けして設けておけば、
それらのランプ表示によって運搬機への過積載を未然に
防止することができる。

一方、発信機２１は演算処理手段１６からの入力信号を
積込機稼動現場の受信機２２に伝送する。

その受信信号は更に離れた管理基地の演算処理手段２４
が入力する。

該演算処理手段２４は、その入力信号によって積込機１
の作業実績、即ち、該積込機による運搬機への荷役積込
１（ｆｊｌ荷重量）の実績値とそのインターバルを統計
的に処理して、前述のごとく作業実績のデータと、該デ
ータに基づく積込機１の最適運行条件を算定した結果の
信号を基地側の出力機器２５に伝送する。

該機器２５はディジタル表示器２５Ａ、２５Ｂのそれぞ
れとプリンタ２５Ｃとからなって、一方の表示器２５Ａ
で前記実績値データを、かつ他方の表示器２５Ｂで最適
運行条件をそれぞれ個別的に表示すると同時に、それら
の実績値データと運行条件をプリンタ２５Ｃによって記
録する。

従って、前記出力機器２５により積込機１の作業実績を
地上管理基地で即時的に把握でき、かつ、その作業実績
に基づいた最適運行条件を積込機オペレータに指示し得
る。

その指示は自動的に遂行することもできる。この場合、
基地側演算処理手段２４による算定結果の最適運行条件
を積込機側に信号伝送するための無線発信機２１１を積
込機稼動現場に設置すると共に、積込機１には受信機２
２１を装備しておき、該受信機が発信機２１’から受信
した信号を積込機側演算処理手段１６に入力させるよう
にする。

そして、該手段１６が入力信号を処理した結果の積込機
最適運行条件χ積込機側の内部表示器１８Ａ、または、
これとは別の運行指令用表示器で表示させるようにすれ
ばよい。

斯くして、地上管理基地からの無線信号伝送によって積
込機１の最適運行条件を自動的に指令できる。

その指令によって１例えば同一プラント内における複数
積込機のそれぞれの配置や運行サイクル等の変更、改善
を適確に且つ速やかに遂行させ得る。

なお、基地側演算処理手段２４の出力信号をホストコン
ピュータ２７にも入力させるようにしておけば、積込機
の作業実績を本社サイド等で統計的に管理することがで
き、この種の管理業務の上でも頗ぶる便利である。

また、上記実施例の発信機２１は、一般的なテレメータ
方式のほか、積込機１の通過ポイントに設置された受信
機２２に対して積込機１の通過時に該機の識別番号や債
荷重債等の必要データχ光学的に発信する光電信号滑送
方式、または、無線戒話機に信号変換装置を付加した方
式など、いかなる種類のものであってもよい。

以上、この発明によれば、ローダ等の積込機の荷役積込
実績を該積込機からの無線信号搬送によって地上管理基
地で即時的に把握できる。

このため、該基地において、積込機運行手配の有機的か
つ効率的な改善を速やかに遂行させ得る。

即ち、同一プラントにおける複数積込機の運行現場で、
該積込機の相互支援や積込対象ダンプトラックの効率的
配車等を適確に遂行させ得る。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の好適実施例に係わる無線信号搬送式積
荷重量監視装置のブロック図である。 １は積込機、４は荷役積載部として例示したノ（ケラト
、７は積荷重量自動計量手段、２１は無線発信機、２２
は受信機、２４は演算処理手段、２５は出力機器である
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）、パケットローダ等の如く荷役積載部を有する積
   込機の積荷重量値を無線信号搬送により管理基地で監視
   するための装置にして、積込機に装備されて荷役積載部
   の正味積荷重量を自動計量する手段と、該手段による計
   量結果の信号を発信すべく積込機に装備された無線発信
   機と、積込機稼動現場に設置された受信機と、管理基地
   に設置され前記無線発信機からの信号を受信機を介して
   入力することにより積込機の作業実績を統計的に処理し
   、その結果のデータおよび該データ忙基づく積込機の最
   適運行条件を算出する演算処理手段と、該手段で算出さ
   れたデータおよび積込機の最適運行条件を表示および記
   録するための出力機器とを備え、積込機の作業実績等を
   管理基地で即時的に把握できるようにしたことを特徴と
   する無線信号搬送式％式％ （２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、自動
   積荷計量手段は、荷役積載部の持上げ高さ位置を設定す
   るセンナと、前記積載部を持上げて保持する油圧シリン
   ダの油圧力または該積載部保持機構のひずみを検出する
   ためのセンサと、これらのセンサからの入力信号に基づ
   いて前記積載部の正味積荷重量を算出する演算処理手段
   と、その算出結果の積荷重量値を表示および記録するた
   めの積込機側の出力機器とからなることを特徴とした無
   線信号搬送式積荷重量監視装置。 （３）、特許請求の範囲第１項記載の装置において。 自動積荷計量手段は積込機の最適運行条件を核積込機に
   フィードバック指令するようになっていることを特徴と
   した無線信号衿）送式積荷重量監視装置。 （４）、特許請求の範囲第１項記載の装置において、無
   線発信機はテレメータ方式、または積込機通過ポイント
   に設置された受信機忙対して積込機の識別番号や積荷重
   量等の必要データを光学的に発信する光電信号搬送方式
   、或いは無線電話方式の何れかよりなっていることを特
   徴とした無線信号搬送式積荷重量監視装置。 （５）、特許請求の範囲第１項記載の装置において。 演算処理手段は積込機の識別番号や運転手コード番号、
   荷役品名、運行条件等の設定と呼出しを行なうキーボー
   ド等の外部入力手段を備えていることを特徴とした無線
   信号搬送式積荷重量監視装置