JPS59106249A - 高周波加熱利用による蓄熱式くん蒸殺虫器 - Google Patents

高周波加熱利用による蓄熱式くん蒸殺虫器

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JPS59106249A
JPS59106249A JP21591882A JP21591882A JPS59106249A JP S59106249 A JPS59106249 A JP S59106249A JP 21591882 A JP21591882 A JP 21591882A JP 21591882 A JP21591882 A JP 21591882A JP S59106249 A JPS59106249 A JP S59106249A
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heat insulating
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勝啓 石田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高周波加熱利用による蓄熱式くん蒸殺虫器に
関する。
従来のくん蒸殺虫器のくん蒸殺虫成分を含浸させたくん
蒸殺虫基材を加熱し殺虫成分を蒸気または微粒子状にし
て空気中に放散するものとしてはその加熱を電熱式にし
たものが一般的となっていた。
しかし、この電熱式によるぐん蒸殺虫器は電源の供給の
ためのコノセット接続用コードを必要とし、特に屋外使
用の場合は長い延長コードを要し取扱いが不便となりま
た身体に携帯して使用することは殆んど出来なかった。
まだ水分や水蒸気等の多い所、例えば台所、洗濯場、風
呂場、プール等の場所は肌が漏れて水分が蒸発する際体
臭も発散し、そのにおいをたどって蚊等が寄り付き易い
ことや蚊やゴキブリ等の害虫が多いもので、実際は殺虫
器が必要な場所であるが、本体に水がかぶると感電や漏
電の危険が生じていた。また本体に衣類や布団等の異物
がかぶさったまま使用すると、それ自体が温度調節機能
を持だないものが殆んどなので、低温でも次第に加熱蓄
熱し高温度となり火災発生の危険もはらんでいたこを等
種々の防災上の点から言っても従来の電熱加熱し紀君上
殺虫基は欠点がありその使用範囲は著しく限定されたも
のであった。
この発明は簡単な方法によって前記の欠点を除去し、コ
ードを無くし水分や蒸気の多い場所を含め室内屋外を問
わずどんな場所でも場所を選ばずまた異物がかぶさって
も安心して使用でき、しかも自由に携帯使用もできるよ
うにしだものである。
この発明の高周波加熱利用による蓄熱式くん蒸殺虫器を
図面にもとすいて説明すると、第1図及び第2図は第1
の実施態様を示す一部切欠断面正面図で、くん蒸殺虫成
分を含浸させたくん蒸殺虫基材4のくん蒸加熱用の放熱
通路とガる一部切矢部分または一部薄肉部分を設は高周
波を透過する断熱材2が、高周波を吸収し容易に発熱す
る物質からなる蓄熱材1を一部切矢部分を設けた場合は
当該部分を除いて被覆した構成からなシ、蓄熱材1に加
熱蓄熱後その一部切矢部分または一部薄肉部分より除々
に放熱し、くん蒸殺虫基材4を加熱し殺虫成分をくん蒸
放散するものである。
蓄熱材1としては高周波による発熱物質として一般的な
ものとして固形のものは、フェライト、カーボンランダ
ム、酸化ケイ素、酸化ルテニウム等が適切であり、また
液状または粘液状のものとして、水、油、合成樹脂等、
又は前記物質を含有または化合した土、石綿、セラミッ
クや合成樹脂等が適切である。
断熱材2としては高周波を透過する物質として一般的な
ものとして固形のものは、セラミックや耐熱性合成樹脂
等、可撓または弾力性のあるものとしては耐熱性ゴムや
耐熱性合成樹脂等が適切である。
第1図に示すように断熱材2が切欠きの場合は高温度の
放熱によるぐん蒸殺虫基材4の高温度加熱により殺虫成
分が勢いよく放散するので殺虫の即効効果をねらう用途
としては便利である。
第2図に示すように断熱材2を切欠かずに一部薄肉部分
とすれば放熱が緩慢となる反面長時間の放熱によりくん
蒸殺虫基材4よりの殺虫成分の放散が緩慢ではあるが長
時間の持続放散ができ、そのような用途向きに便利であ
る。蓄熱材1の加熱時間を長くし蓄熱部、を多くとれば
、一部薄肉部分からの放熱温度を相対的に高くすること
もできる。
第3図は第2の実施態様を示す断面図であって断熱材2
は一部切欠部分または一部薄肉部分に着脱可能な放熱緩
衝材5を設けた構成であって、装着状態では低温度でく
ん蒸殺虫基材を加熱し緩慢な殺虫成分の放散を行い、取
りはずした状態では高温度でくん蒸殺虫基材を加熱し急
激な殺虫成分の放散が行々われるので、くん蒸殺虫基材
からの殺虫剤の放散効果を時と場合に応じ自由にコント
ロールすることができる。
第4図は第3の実施態様を示す断面図で、蓄熱容量を犬
きくとり長時間の蓄熱効果を出すため、畜熱材1は加熱
時に液化し放熱時に固化する例えばCaC12・H2O
,CaCl2−MgCl2−H2O,Na2SO2・1
0H2O等の状態変化物質である充填材6を混合し、高
周波加熱により蓄熱材を充分に加熱しその熱を充填材に
伝達蓄熱するように工夫したものである。
第5図は第4の実施態様を示す断面図で、断熱材2は真
空の空洞部を設けていて単位重量当りの断熱効果を向上
させ断熱材の軽量化を図ったものである。
第6図及び第7図は第5の実施態様を示す断面図で蓄熱
材1は固形物質の場合は粉末状、粒子状、微細片状また
は弾力性のある繊維状か綿状を形成するかまたは蓄熱材
を弾力性のある膨張圧力吸収材7の中に含ませるかまた
はその隙間に混合形成してなるものである。
蓄熱材1の熱膨張時の膨張圧力による断熱材2またはケ
ース3の破壊を防ぐ為にその膨張圧力を何らかの形で吸
収する方法が必要となるが、その方法として、断熱材2
まだはケース3を可撓性または弾力性あるものとして吸
収する方法、蓄熱材を弾力性のあるものとするか蓄熱材
を弾力性のある膨張圧力吸収材の中に含ませるかまたは
その隙間に混合形成して吸収する方法、断熱材2まだは
ケース3内に蓄熱材1の熱膨張体積分を吸収できる空洞
を設けておく方法、または前記の2つまたはそれ以上の
組合せによる方法等がある。
この場合は断熱材2が固形物質で、蓄熱材1そのものは
弾力性のある繊維状か綿状を形成するか第6図用に畜熱
材を繊維状または棉状等の弾力性のある膨張圧力吸収材
か、第7図のように弾力性 のある発泡素材等の膨張圧力吸収材の中に含ませてしま
うかまたはその隙間に畜熱材を入れて圧力吸収する方法
で、圧力吸収材を例えば石綿等を繊維状または耐熱性合
成ゴムや合成樹脂等でできる発泡素材等を使ってその中
に畜熱材を含ませてしまうかその隙間に畜熱材を混入形
成して膨張圧力を吸収する等とかして畜熱素材に圧力吸
収性を持たせる工夫である。
第6図は膨張圧力吸収材を例えば繊維状または綿状等に
した方法である。
第7図はそれに例えば発泡素材等を使った方法を示すて
いる。
第8図は第6の実施態様を示す断面図で、断熱材2が一
部に穴9及び穴と連結した空洞部8を設けかつその空洞
部と畜熱材1との間に高周波を透過する弾力性のある膨
張圧力緩衝被膜10を設けその周囲を断熱材2と封着し
だもので、膨張圧力緩衝被膜としては耐熱性合成樹脂や
耐熱性合成ゴム等とし、蓄熱 材の熱膨張体積分だけたわみ、空洞部がその分縮少し中
の空気を空洞部と連絡した穴より放出すると共に蓄熱材
の外部流出を防止するようにしたものである。この方法
は断熱材が固形で、畜熱材は固形としては粉末状、粒子
状または微細片状が適切で、またさらに液状または粘液
状にも適合する。
第9図は第7の実施態様を示す断面図で、くん蒸殺虫基
材4に例えばシャツや布団等の異物13が直接かぶりく
ん蒸効果を妨げないように、1または複数の開口部12
を設けた着脱式のくん蒸殺虫基材保護カバー11を装着
してなるもので、これは幼児が誤まって殺虫基材を口に
くわえたりする事等を防止する点で安全でもある。
第10図、第11図、第12図、第13図及び第14図
は第8の実施態様を示す断面図で、断熱材2または断熱
材と蓄熱材1は変形により内側の蓄熱材が外側に露出し
得る構成よりなるもので、例えばポリプロビレン等の耐
屈曲性のあるヒンジ等を使い分割できる等とし露出され
た蓄熱材を例えばまきゃ炭、れん炭やろう等の固形燃料
、ガス、石油等の燃料や太陽熱、電熱線、電磁調理加熱
熱源等の他の熱源でも加熱蓄熱し得るようにしたもので
、断熱材はセラミック等の耐熱性材料とし、畜熱材をフ
ェライト、酸化鉄等の材料を基礎材として構成するのが
適切である。
第10図及び第11図は使用時の状態であるが、第12
図、第13図及び第14図は畜熱時の状態を示すもので
、畜熱材の面している方に前記の加熱熱源14を置けば
良い。第14図は蓄熱材の露出側を上にして太陽熱を吸
収するようにしたものである。
この様に他の加熱熱源でも使用できるようにすると、高
周波加熱器が無くてもキャンプ等野外活動に便利なもの
となる。
また電熱線やガスオーブン付き高周波加熱器でも蓄熱材
の露出面を電熱線やガス熱源に向けて高周波加熱を同時
に行えば、蓄熱速度が早くなシ効率的な蓄熱に便利とな
る。
第15図は第9の実施態様を示す一部切欠断面正面図で
、断熱材2が1または複数の開口部のある着脱式のくん
蒸殺虫基材保護カバー11の装着状態で球形を形成し、
くん蒸殺虫基材が常に上に位置する状態で全体重心を下
に位置させて置けば、誤って足で蹴って転がってもまだ
幼児が誤まってひつくり返しても安心して使用できる〇 第16図は第10の実施態様を示す一部切欠断面正面図
で、断熱材2の外周をさらに高周波を透過するケース3
で被覆し、生活器具としての様々の美麗な模様や絵等を
表面に表現したシ、様々の造形的な形に外観をデザイン
表現することができるようにしたものである。
第17図、第18図、第19図及び第9図はそれぞれ第
11の実施態様として使用状態を示す一部切欠断面側面
図で、第17図、第18図は断熱材2またはケース3の
一部に釘、ネジまたは吊り紐や吊り金具、ベルト17、
ハンドストラップ等の装着用穴15を設け、天井や壁量
シ用または携帯使用として肩や腰等へのぶら下げ用とし
たものである。第19図及び第(イ)図は突起物16を
形成したもので、携帯使用としてのベルト装着用や壁装
着用の ものである。
また壁や天井等への他の装着方法として磁石、吸板、吊
り金具等を断熱材またはケースに固着形成する方法があ
る。
以上のようにこの発明の高周波加熱利用による蓄熱式く
ん蒸殺虫器は、簡単な方法により、コードを無くし、水
分や蒸気の多い所を含め室内室外を問わずどんな場所で
も場所を選ばず異物がかぶさっても幼児がいても安心し
て使用でき、しかも自由に携帯使用もできる便利なもの
である。
尚、高周波加熱器にこの蓄熱式殺虫器を入れて加熱する
際は、くん蒸殺虫基材4をあらかじめ抜いた状態でさら
に高周波を透過する別製や箱等の中に密閉して入れてお
けば、たとえ殺虫成分が耐着残存していても、それが外
に漏れること無く安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の第1の実施態様を
示す一部切欠断面正面図、第3図は第2の、第4図は第
3の、第5図は第4の、第6図及び第7図は第5の、第
8図は第6の、第9図は第7の、第10図、第11図、
第12図、第13図及び第14図は第8のそれぞれの実
施態様を示す断面図である。第15図は第9の実施態様
を示す一部切欠断面正面図、第16図は第10の実施態
様を示す一部切欠断面正面図、第17図、第迅図、第1
9図及び第9図は第11の実施態様を示す一部切欠断面
側面図である。 1・・蓄熱材 2・・断熱材 3・・ケース 4・・く
ん蒸殺虫基材 5・・放熱緩衝材 6・・充填材7・・
膨張圧力吸収材 8・・空洞部 9・・穴10・・膨張
圧力緩衝被膜 11・・くん蒸殺虫基材保護カバー 1
2・・開口部 13・・異物 14・・加熱熱源15・
・装着用穴 16・・突起物 17・・ベルト特許出願
人   石田勝啓 手続補正書(自発) 昭和   年   月 特許庁長官           殿 1 事件の表示 昭和57年特許願第215918号2
 発明の名称 高周波加熱利用による畜熱式くん蒸殺虫
器 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(居所)奈良県奈良子大安寿町728番地氏名(名
称) 石田勝啓 4 補正命令の日付 5補正の対象 明細書中特許請求の範囲の欄、発明の詳
細な説明の欄、図面の簡単な説明の欄及び図面 6 補正の内容 (1)明細書の2.特許請求の範囲の欄を(別紙)の通
りに補正する。 (2)明細書の3発明の詳細な説明の欄5ページ11行目
の「この発明」より第14行目の「図面で、」迄にかけ
ての記載を「これは」と補正する。 (3)同書6頁3行目の「断熱材1としては」の次に高
周波により誘電発熱する物質であれば何でも良いが、」
の記載を加入する。 (4)同書同頁5行目の「酸化ケイ素」とあるを「炭化
珪素」と補正する。 (5)同書同頁14行目の「第1図のように断熱材2」
とあるを「断面材」と補正する。 (6)同書同頁15行目の「4」を削除する。 (7)同書同頁18行目の「第2図に示すように断熱材
2」とあるのを「断熱材」と補正する。 (8)同書同頁20行目の「4」を削除する。 (9)同書7頁2行目の「1」を削除する。 (10)同書同頁5行目の「第3図は第2の」とあるを
「この発明による蓄熱式くん蒸殺虫気を図面にもとづい
て説明すると、第1図より第3図までは第1の」と補正
する。 (11)同書同頁7行目の「であって、」の次に「第1
図のように」の記載を加入する。 (12)同書同頁8行目の「くん蒸殺虫基材」の次に「
4」の記載を加入する。 (13)同書同頁13行目の「ことができる。」の次に
「尚、保温効果を増すために畜熱材をさらに粒子状や再
片状等とした断熱材を第2図のように混入させるか、第
3図のように畜熱材の断熱材による被覆が複数の層状を
形成するかくり返し被覆を形成させる等させても良い。 またくん蒸殺虫基材の装填位置に近い所は混入する断熱
材を少なくするとか層状部に切込部を設けても良い。」
の記載を加入する。 (14)同書同頁14行目に「第3の」とあるを「第2
の」と補正する。 (15)同書同頁17行目に「CaCl2、6H2O、
CaCl2,MgCl2,H2O,Na2SO2,10
H2O」とあるを「パラフィンワックス、ポリエチレン
、ポリエチレングリコール」と補正しその次の「等の」
をあるつぎに同行より18行目にかけてさらに「状態変
化物質」を「固液相変遷移物質」と補正する。 その次の「である」の次に「充填材」とあるを「畜熱効
果材」と補正する。 (16)同書同頁20行目の「ものである。」の次に「
尚、過冷却しても畜熱効果が低下しないように、該固液
相遷移物質中に高周波を透過または吸収する素材よりな
る該形成材を混入させても良い。」の記載を加入する。 (17)同書8頁1行目の「第4の」とあるを「第3の
」と補正する。 (18)同書同頁2行目の「真空の空洞部を設けていて
」とあるを、「1または複数の真空状態または稀薄な空
気を封入した空洞部をくん蒸殺虫基材を装填する断熱材
の位置を除いて設けてなるかまたはさらに該断熱材の外
側と該空洞部とを直結する孔を設け該孔より外側よりの
み空気を放出させ得ることができ、外側の相対的に気圧
の高くなった圧力で閉成し内部へ空気が入らない該断熱
材に固着または着脱自在の逆止弁を設けて成るもので」
の記載を加入する。 (19)同書同頁5行目に「第5の」とあるを「第4の
」と補正する。 (20)同書9ぺーじ17ぎょうめに「だい6の」とあ
るを「第5の」と補正する。 (21)同書同頁18行目に「穴9及び穴と連結した空
洞部8を設け」とあるを「1または複数の孔9及び該孔
と連結した空洞部8をくん蒸殺虫基材を装填する断熱材
の位置しないところに設け」と補正する。10頁5行目
の「穴」を「孔」に補正する。 (22)同書10頁9行目の「適合する。」の次に「ま
た該膨張圧力緩衝被膜を蛇腹状や波状等に形成したり該
空洞部の中に該断熱材と該膨張圧力緩衝被膜に係止また
は接触し常に畜熱材側に弾性力が加わるようにしてなる
高周波を透過するたとえばナイロンやポリプロピレン樹
脂等の弾性体を介在させるようにしても良い。」の記載
を加入する。 (23)同書同頁10行目に「第7の」とあるを「第6
の」に補正する。 (24)同書同頁10行目に「第8の」とあるを「第7
の」に補正する。 (25)同書同頁19行目の「畜熱材1は」の次に「か
または断熱材を薄くし得る構成よりなる」の記載を加入
する。 (27)同書11頁4行目に「電磁調理加熱」とあるを
「赤外線や遠赤外線」と補正する。 (28)同書同頁7行目の「構成するのが適切である。 」の次に「また断熱材を薄くし得るようにするのは加熱
効率の向上と畜熱材の高温度の物を露出させない安全性
の配慮からである。」の記載を加入する。 (29)同書同頁20行目に「第9の」とあるを「第8
の」と補正する。 (30)同書12頁7行目の「第10の」とあるを「第
9の」と補正する。 (31)同書同頁9行目の「被覆し」の次に「て形成す
るかまたはさらに該ケースを着脱自在とし該ケースの外
側または内側表面あるいは中川に輻射熱皮射皮膜を係着
してなるもので輻射熱反射皮膜としては例えばアルミニ
ウムやクロムメッキ皮膜等であり該ケースは」の記載を
加入する。 (31)同書同頁14行目に「第11の」とあるを「第
10の」に補正する。 (32)同書13頁5行目の「ある。」の次に以下の記
載を加入する。 「第21図は第11の実施態様を示す一部拡大切欠断面
図で、前記くん蒸殺虫基材4を装填する部分の断熱材2
には一部切入部19を設け該切込部の位置に該断熱材に
遊嵌して同様な切込部を設けて摺動し得るようにして両
者の切込部の合致するところで開成し合致しないところ
で閉成するようにするかまたは該断熱材の切込部の一部
分に支点を設け、該支点に一端を係止する等して回動し
得るようにして等による開閉部分18を設けてかつ脂等
による稼動部分の凹凸状態20等を該開閉部分に設けて
構成してなるもので放熱量を任意に調節することができ
る。 第22図は第12の実施態様を示す一部拡大切欠断面図
で、開閉部分18及び断熱材2には各々の一端を係止ま
たは接触させて該断熱材の外側に位置させた形状記憶合
金21を用いて放熱が高温度の場合は閉成し逆に低温度
の場合は放熱を促進させるようにしてなるもので、あら
かじめ該形状記憶合金任意の放熱温度になると該開閉部
分を閉成するように記憶させ一定に近い放熱温度を自動
的に維持できるようにしたものである。 第23図は第13の実施態様を示す一部拡大切欠断面図
で、断熱材のくん蒸殺虫基材を装填する位置の該断熱材
と畜熱材との間は隙間24を設けかつ該隙間内に一端を
断熱材に係止した形状記憶合金または形状記憶合金の先
端に係止した断熱材片23が、該断熱材が高温の場合は
畜熱材と接触せず、低温度の場合は畜熱材と接触させる
ようあらかじめ該形状記憶合金21に憶えこませてなる
もので、放熱温度を自動的に一定に近づかせるためのも
のである。 第14の実施態様として断熱材には1または複数の孔を
設けるかまたはさらに該孔に嵌合または閉成するよう赤
外線透過時の元帥の少ないフッ化カルシウム、フッ化ガ
ラス、サファイアシリコン単結晶等の物質よりなる赤外
線透過材を係止してなるもので、加熱により畜熱材等が
任意の高温度になると該孔または該赤外線透過材より赤
外線等を放出させ加熱機器側の赤外線の放射線感知器を
さどうさせて、該加熱機器側の電流または電圧を弱めた
り電源を切ったりできるものに適合させるものである。 第14の実施態様として断熱材には、高周波誘電加熱機
器側の感熱プローブを挿入し得る大きさの孔を設けるか
または該孔にさらに該感熱プローブを挿入したときによ
りのみその挿入圧で開成し離脱したときは復元して閉成
し得る開閉弁を設けてなるものである、感熱プローブ挿
入型の電源制御用の高周波誘電加熱機器に適用させるも
のである。 第15の実施態様として断熱材には孔及び畜熱材の内側
の熱膨張圧力によってのみ開成する孔に一端を係止して
なる逆止弁を設けてなるもので畜熱材の加熱終了または
該畜熱材等の異常温度上昇による熱膨張圧力または蒸気
化やガス化した場合の圧力上昇を該逆止弁の該ガス圧や
蒸気圧等の圧力による開成により、外に放出させ内部圧
力を緩和させるためのものである。また高周波加熱機器
側に蒸気やガス用感知器を設け電源制御するものに適合
させることもできる。この場合は、該感知器に応じた最
も感じ易い物質をあらかじめ蓄熱材と共に収容しても良
い。また該孔の途中等に笛等の発音具を設けて異常を警
告させるようにしても良い。 第24図は第17の実施態様を示す断面図で、畜熱材1
、断熱材2、畜熱効果材との少なくともいずれかの間に
くん蒸殺虫基材の装置位置を除いて畜熱材等の熱膨張を
吸収し得る隙間24を設けて構成するかまたはさらに該
隙間の空気を外に放出させるための孔9を該隙間と連結
して該断熱材に設けてなるもので、固形物質の畜熱材等
の異常温度上昇による膨張圧力を吸収する方法である。 畜熱材を細片状や粒子状とする場合は該孔より大きく形
成し外に放出されないようにする必要がある。24は凹
状部である。 第18は実施態様として、断熱材は畜熱材等の他に電磁
誘導により過電流を発生させ誘導発熱する磁性物質より
なる誘導加熱体を被覆して構成してなるもので電磁誘導
加熱もできるようにしたものである。電磁誘導加熱によ
る利点は誤って本体にくん蒸殺虫基材を装填したまま加
熱しても高周波加熱機の様な箱の中に該くん蒸殺虫器材
の微粒子や蒸気が残らないということである。 第25図は第19の実施態様を示す断面図で、形状記憶
合金や誘導加熱体25等の金属部品を断熱第2に係着ま
たは収容あるいは被覆している場合は該金属部品に一端
を係着または接触させ他端を断熱材外側表面にまで連結
して導電体または高周波を透過する導電性樹脂26等を
混入させてなるもので該金属部品の帯電防止として加熱
機器側の金属製ターンテーブルに接触させることで導電
できるようにして該金属部品の帯電防止を図ったもので
ある。尚該金属部品は該ターンテーブル状に載せたとき
に中心または出来るだけ中心に近づくよう配設するのが
好ましくまた該金属部品は、その機能を防げない状態で
例えばフェライト等の電波吸収材で日覆するかまたはさ
らに該電波吸収材の中に該導電性樹脂を該金属部品と断
熱材外側に迄連結させて混入させても良い。また断熱材
表面を加熱機器側のターンテーブルへの接触性を向上さ
せるために表面をさらに該導電性樹脂等で被覆しても良
い。あるいは断熱材そのものを導電性樹脂等としても良
い。 この方法は放熱式くん蒸殺虫器に限らず他のあらゆる高
周波による身体採暖用や暖房用等の畜熱保温体に広く応
用することができる。 第26図は第20の実施態様を示す断面図で、畜熱材に
一端を係止し他端に1または複数のアルミ板やクロムメ
ッキ板等のルーバ状等を形成し回動またはスライド移動
等により稼動する電波遮蔽体27に係止または接触させ
一部分または全部分を形状記憶合金からなる1または複
数の弾性体28を設け、電波遮蔽体は断熱材または畜熱
材あるいは電波遮蔽体支持部品と連結した支点29や支
持部品31を設けて回動するか断熱材の中または保温材
と畜熱材との間をスライド移動すること等により、該電
波遮蔽体が外側からの高周波を内側の畜熱材に到達させ
ないよう開口状態を閉成し得るのと該高周波またはマイ
クロ波を畜熱材に到達させて誘電加熱しうるよう開成し
得るのと切替出来るものに於て、加熱時に開成している
ものが、畜熱材が任意の高温度になると該弾性体に熱伝
導し塑性変形することに連動して該電波遮蔽体を閉成す
るようあらかじめ該弾性体の形状記憶合金に記憶させて
おいてさらに該電波遮蔽体の内部分を断熱材の周囲の外
側か内側表面等に金属皮膜等の電波反射物質30を係着
させて構成してなるもので、畜熱材の異常加熱による温
度上昇を未然に防止するものでありこの方法は単にこの
蓄熱式くん蒸殺虫器に限らずあらゆる高周波誘電被加熱
体にも広く応用できるものである。 第21の実施態様として前記断熱材には液状や粉状や細
片状等の畜熱材または固液相遷移物質等を出し入れする
ための孔及び該孔を閉成するための高周波を透過する素
材よりなる蓋や栓等を設けてなるもので畜熱材等の劣化
や蒸気やガス等となって放出したものを補充するもので
ある。 該畜熱材等には防臭剤、防腐剤、殺菌剤、防虫剤、芳香
剤等の薬剤を混入させても良い。また透孔及び蓋や栓等
には雄ネジ、雌ネジを切る等して嵌合せると良いが、該
蓋や栓等にも透孔を設ける等して前記の逆止弁、熱膨張
圧力緩衝被膜、温度計は温度により色変化したり色が現
れたりする感熱シート、赤外線透過材等のすくなくとも
いずれかを係止させても良い。 尚、形状記憶合金の応用方として、畜熱材の畜熱終了ま
たは異常高温度になると該形状記憶合金の一端を畜熱材
に接触または係止して他端を第11の実施態様のような
開閉部分に係止して断熱材に切込部を設けて該開閉部分
を遊嵌等して閉成しているものが開成するよう該開閉部
分と連動する形態記憶合金に変形させるようあらかじめ
記憶させるようにしておいて開成時、畜熱材からの熱や
赤外線等の放射線等を放出させることで、高周波加熱機
器側の感熱スイッチや赤外線感知スイッチ等を作動させ
ることにより加熱電源を切または弱状態に制御し得るも
のに適合させるようにしても良い。 この方法は単に本考案の蓄熱式くん蒸殺虫器に限らず蓄
熱式あんかやカイロ等の他のあらゆる畜熱保温体には広
く応用することができる。 また全般に共通することであるが高周波誘電加熱できる
畜熱材をマイクロ波誘電加熱も出来るものに置き替えて
も全くさしつかえない。畜熱材は高周波またはマイクロ
波で誘電加熱し得るもので有れば何でも良いが、吸水性
樹脂等で水を吸収させたものを使用しても簡単であり効
果的である。 」 (33)同書13頁19行目の4.図面の簡単な説明の
欄の「第1図」より14頁9行目の「る。」迄にかけて
の全文を次のとおり補正する。 「以下は本考案の実施態様を示す図面である。 第1図より第3図までは第1の実施態様を示すもので第
1図及び第2図は一部切欠断面正面図、第3図は断面図
である。第4図は第2の、第5図は第3の、第6図及び
第7図は第4の、第8は第5の、第9図は第6の、第1
0図より第14図迄は第7のそれぞれ実施態様を示す断
面図である。第15図は第8の、第16図は第9のそれ
ぞれ実施態様を示す一部切欠断面正面図、第17図より
第20図迄は第10の実施態様を示す一部切欠断面側面
図である。第21図は第11の、第22図は第12の第
23図は第13のそれぞれ実施態様を示す一部拡大切欠
断面図である。第24図は第17の、第25図は第19
の第26図は第20のそれぞれ実施態様を示す断面図で
ある。」 (34)同書14頁11行目に「充填材」をあるを「畜
熱高過材」と補正する。 (35)同書同頁12行目に「穴」とあるを「孔」と補
正する。 (36)同書同頁15行目の「17…ベルト」の次に次
の記載を加入する。 「18…閉会部分 19…切込部 20…凹凸状部21
…形状記憶合金 22…隙間 23…断熱材片24…凹
状部 25…誘導加熱体 26…導電性樹脂 27…電波遮蔽体 28…弾性体 29…支点 30…電波反射物質31…
支持部品 (37)願書に添付の図面の「第1図、第2図、第3図
及び第8図」を本手続き補正所添付の「第1図、第2図
、第3図及び第8図」に補正する。 (38)願書に添付の図面の「第20図」の次に本手続
補正書に添付の「第21図より第26図」迄を加入する
。 特許出願人 石田勝啓 〈別紙〉 2.特許請求の範囲 (1)くん蒸殺虫成分を含浸させたくん蒸殺虫基材(4
)のくん条加熱用の放熱通路となる一部切欠部分や一部
薄肉部分質を設けた高周波と透過する断熱材(2)が、
高周波を吸収し、容易に誘電発熱する物質からなる畜熱
材(1)を被覆するか一部切欠部分を設けた場合は当該
部分を除いて被覆した構成からなり、蓄熱材(1)に高
周波により加熱畜熱ぞその一部切欠部分や一部薄肉部分
等に装填したくん蒸殺虫基材(4)を加熱し殺虫成分を
くん蒸放散する蓄熱式くん蒸殺虫器。 (2)前記断熱材(2)は一部切欠部分または一部薄肉
部分に着脱可能な放熱緩衝材(5)を設けてなる特許請
求の範囲第1項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (3)前記畜熱材(1)は加熱時に液化し放熱時に固化
する固液相遷移物質である畜熱効果材(6)を混入した
特許請求の範囲第1項または第2項記載の蓄熱式くん蒸
殺虫器。 (4)前記断熱材(2)は1または複数の真空状態また
は稀薄な空気を封入した空洞部をくん蒸殺虫器材の装填
する断熱材の位置を除いて設けてなるかまたはさらに該
断熱材の外側と該空洞部とを直結する孔を設け該孔より
外側にのみ空気を放出させ得る該孔に固着または着脱自
在の逆止弁を設けてなる特許請求の範囲第1項ないし第
3項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (5)前記畜熱材(1)は固形物質の場合は粉末状、粒
子状、微細片状または弾力性のある繊維状か綿状を形成
するかまたは畜熱材を弾力性のある膨張圧力吸収材(7
)の中に含ませるかまたはその隙間に混合形成してなる
特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの項記載
の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (6)前記断熱材(2)は一部または複数の孔(9)及
び孔と連結した空洞部(8)をくん蒸殺虫基材を装填す
る断熱材の位置を除いて設けて被覆しかつその空洞部(
7)と連結し間に高周波を透過する弾力性及び復元性の
ある膨張圧力緩衝被膜(10)を設け、その周囲を断熱
材(2)と風着してなる特許請求の範囲第1項ないし第
4項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (7)前記断熱材(2)は1または複数の開口部(12
)を設けた着脱式の訓蒸殺虫基材保護カバー(11)を
装着してなる特許請求の範囲第1項ないし第6項のいず
れかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (8)前記断熱材(2)または断熱材と畜熱材(1)は
一部分離脱したり一部分支点として回動する等の変形に
より内側の畜熱材が外側に露出しうる構成よりなるかま
たは断熱材を薄くし得る構成よりなる特許請求の範囲第
1項ないし第7項のいずれか項記載の蓄熱式くん蒸殺虫
器。 (9)前記断熱材(2)はくん蒸殺虫基材保護カバー(
11)の装着状態で球形を形成してかつくん蒸殺虫基材
(4)が常に上に位置する状態で全体重心を下に位置さ
せた特許請求の範囲第7項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (10)前記断熱材(2)の該周をさらに高周波を透過
するケース(3)で被覆形成してなるかまたはさらに該
ケースを着脱自在とし該ケースの外側または内側表面あ
るいは中側輻射熱被膜を係り着してなる特許請求の範囲
第1項ないし第9項のいずれかの項記載の畜熱材くん蒸
殺虫器。 (11)前記断熱代(2)またはケース(3)は一部に
釘、ネジまたは吊り紐や吊り金具、ベルト、ハンドスト
ラップ等の装着用穴(5)を設けるか、または携帯用と
してのバンド(17)装着用や壁装着用の突起物(16
)等を形成してなるか、磁石、吸盤、吊り金具等を固着
してなる特許請求の範囲第1項ないし第8項又は第10
項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (12)前記くん蒸殺虫基材を装着する部分の断熱材(
2)には、一部切込部を設け該切込部の位置に該断熱材
に遊嵌して切込部を設けて摺動し得るようにして両者の
切込部の合致するところで開成し合致しないところで閉
成するようにするとか該断熱材の切込部の端等の一部分
に支点を設け、該支点に一端を係止する等して回動し得
るようにスる等による開閉部分を設けてかつ脂等で可動
部分の凹凸等を該開閉部分に設けて構成してなる特許請
求の範囲第1項ないし第11項のいずれかの項記載の蓄
熱式くん蒸殺虫器。 (13)前記開閉部分及び断熱材には各々の一端を係止
または接触させて該断熱材の外側に位置させて放熱が高
温度場合は閉成し逆に低温度の場合は放熱を促進させる
ようにしてなる特許請求の範範囲第12項記載の蓄熱式
くん蒸殺虫器。 (14)前記断熱材のくん蒸殺虫基材を装填する位置の
該断熱材と畜熱材との間は隙間を設けかつ該隙間内に一
端を断熱材に係止形状記憶合金が、該断熱材が高温度の
場合は畜熱材と接触させるようあらかじめ該形状記憶合
金に憶えこませてなる特許請求の範囲第1項ないし第1
1項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (15)前記断熱材には(または複数の透孔を設けるか
またはさらに該透孔に嵌合または閉成するよう赤外線透
過時の減衰の少ないフッ化カルシウムフッ化ガラス、サ
ファイヤ、シリコン単結晶等の物質よりなる赤外線透過
材を係止してなる特許請求の範囲第1項ないし第14項
のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (16)前記断熱材には、高周波誘電加熱機器側の感熱
プローブを挿入し得る大きさの透孔を設けるかまたは該
透孔にさらに該感熱プローブを挿入したときによりのみ
その挿入圧で開成し離脱したときは復元して開成し得る
開閉弁を設けてなる特許請求の範囲第1項ないし第5項
のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (17)前記断熱材には誘孔及び畜熱材の内側の熱膨張
圧力や蒸気やガス圧等によってのみ開成する孔に一端を
係止してなる逆止弁を設けてなる特許請求の範囲第1項
ないし第16項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫
器。 (18)前記畜熱材、断熱材、畜熱効果材との少くとも
いずれかの間にくん蒸殺虫基材の装填位置を除いて畜熱
材等の熱膨張を吸収し得る隙間を設けて構成するかまた
はさらに該隙間の空気を外に放出させるための孔を該隙
間と連結して該断熱材に設けてなる特許請求の範囲第1
項または第2項あるいは第4項ないし第12項のいずれ
かの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (19)前記断熱材は畜熱材等の他に電磁誘導により過
電流を発生させ誘導発熱する磁性物質等よりなる誘導加
熱体を被覆して構成してなる特許請求の範囲第1項ない
し第18項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (20)前記形状記憶合金や誘導加熱体等の金属部品を
断熱材に係着または収容あるいは被覆している場合は該
金属部品に一端を係着または接触させ他端を断熱材外側
表面にまで連結して 高周波を通過する導電性樹脂を混入させてなる特許請求
の範囲第14項ないし第17項または第19項のいずれ
かの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (21)前記畜熱材に一端を係止し他端に1または複数
のアルミ板やクロムメッキ板等のルーバ状等を形成し回
動またはスライド移動等により可動する電波遮蔽体に係
止または接触させ一部分または全部分を形状記憶合金か
らなる1または複数の弾性体を設け、電波遮蔽体は断熱
材または畜熱材あるいは電波遮蔽体支持部品と連結した
支点を設けて回動するか断熱材の中や保温材と畜熱材と
の間をスライド移動すること等により、該電波遮蔽体が
外側からの高周波を内側の畜熱材に到着させないよう開
口状態を閉成し得るのと該高周波またはマイクロ波を畜
熱材に到着させて誘電加熱しうるよう開成し得るのと切
換出来るものに於て、加熱時に開成しているものが、畜
熱材が任意の高温度になると該弾性体に熱伝導し塑性変
形することに連動して外電は遮蔽体を平成するようあら
かじめ該弾性体の形状記憶合金に記憶させていおいてさ
らに該電波遮蔽体の無い部分を断熱材の周囲の外側か内
側表面等に金属被膜等の電波反射物質を係着させて構成
してなる特許請求の範囲第1項ないし第20項のいずれ
か項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。 (22)前記断熱材には液状や粉状や細片状や粒状の畜
熱材または固液相遷移物質等を出し入れするための孔及
び該孔を閉成するための蓋や栓等を設けてなる特許請求
の範囲第1項ないし第21項のいずれかの項記載の蓄熱
式くん蒸殺虫器。 手続補正書(自発) 昭和59年8月5日差出 特許庁長官殿 1事件の表示 昭和57年特許願第215918号2発
明の名称 高周波加熱利用による蓄熱式くん蒸殺虫器3
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 奈良県奈良市大安寺町728番地氏名(
名称) 石田勝啓 4補正命令の日付 5補正の対象 明細書中3発明の詳細な説明の欄及び図
面 6補正の内容 (1)明細書の3発明の詳細な説明の欄9頁10行目の
「弾性力」の次に「及び復元性」の記載を加入する。 (2)同書10頁9行目の「適合する。」の次に前回手
続補正書(自発)の6補正の内容4頁5行目より11行
目に欠けて「また該膨張圧力緩衝被膜・・」より「・・
ようにしても良い。」迄にかけての記載の次にさらに次
の記載を加入する。 「該弾性体はガラス繊維等の繊維状や綿状、発泡状等の
弾性力があり復元力のある多孔状素材でも良い。」 (3)願書に添付の図面の「第8図」を前回の手続補正
書(自発)の「第8図」に補正しているが、さらに本手
続補正書(自発)に添付の「第8図」に補正する。 特許出願人 石田勝啓

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)くん蒸殺虫成分を含浸させたくん蒸殺虫基材(4
    )のくん蒸加熱用の放熱通路となる一部切欠部分または
    一部薄肉部分を設けた高周波を透過する断熱材(2)が
    、高周波を吸収し容易に廃熱する物質からなる蓄熱材(
    1)を一部切矢部分を設けた場合は当該部分を除いて被
    覆した構成からなり、蓄熱材(1)に高周波により加熱
    蓄熱後その一部切欠部分または一部薄肉部分よシ除々に
    放熱し一部切欠部分または一部薄肉部分に装填したくん
    蒸殺虫基材(4)を加熱し殺虫成分をくん蒸放散する蓄
    熱式くん蒸殺虫器。
  2. (2)前記断熱材(2)は一部切欠部分または一部薄肉
    部分に着脱可能な放熱緩衝材(5)を設けてなる特許請
    求の範囲第1項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。
  3. (3)前記蓄熱材+1)は加熱時に液化し放熱時に固化
    する状態変化物質である充填材(6)を混合した特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器
  4. (4)前記断熱材(2)は真空の空洞部を設けてなる特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項記載の
    蓄熱式くん蒸殺虫器。
  5. (5)前記畜熱材(1)は固形物質の場合は粉末状、粒
    子状、微細片状または弾力性のある繊維状か綿上を形成
    するかまたは畜熱材を弾力性のある膨張圧力吸収材(7
    )の中に含ませるかまたはその隙間に混合形成してなる
    特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの項記載
    の蓄熱式くん蒸殺虫器。
  6. (6)前記断熱材(2)は一部に穴(9)及び穴と連結
    した空洞部(8)を設けかつその空洞部(1)と蓄熱材
    との間に高周波を透過する弾力性のある膨張圧力緩衝被
    膜(10)を設け、その周囲を断熱材(2)と封着して
    なる特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの項
    記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。
  7. (7)前記断熱材(2)は1または複数の開口部(12
    )を設けた着脱式のくん蒸殺虫基材保護カバー(11)
    を装着してなる特許請求の範囲第1項ないし第6項のい
    ずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。
  8. (8)  前記断熱材(2)または断熱材と蓄熱材(1
    )は変形により内側の蓄熱材が外側に露出しうる構成よ
    りなる特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかの
    項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。
  9. (9)前記断熱材(2)はくん蒸殺虫基材保護カバー(
    11)の装着状態で球形を形成しかつくん蒸殺虫基材(
    4)が常に上に位置する状態でジ全体重心を下に位置さ
    せた特許請求の範囲第7項記載の蓄熱式〈ん蒸殺虫器。
  10. (10)前記断熱材(2)の外周をさらに高周波を透過
    するケース(3)で被覆形成してなる特許請求の範囲第
    1項ないし第9項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺
    虫器。
  11. (11)前記断熱材(2)またはケース(3)は一部に
    釘、ネジまたは吊り紐や吊り金具、ベルト、ハンドスト
    ラップ等の装着用穴(15)を設けるか、まだは携帯用
    としてのバンド(17)装着用や壁装着用の突起物(1
    6)を形成してなるか、磁石、吸盤、吊り金具を固着形
    成してなる特許請求の範囲第1項ないし第8項及び第1
    0項のいずれかの項記載の蓄熱式くん蒸殺虫器。
JP21591882A 1982-12-08 1982-12-08 高周波加熱利用による蓄熱式くん蒸殺虫器 Pending JPS59106249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0661248U (ja) * 1993-02-04 1994-08-30 石原薬品株式会社 燻蒸装置
EP3957172A1 (en) * 2020-08-21 2022-02-23 Zobele Holding SpA Device for evaporating volatile substances

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