JPS59104106A

JPS59104106A - ロ−タリ−トランスユニツト

Info

Publication number: JPS59104106A
Application number: JP57214435A
Authority: JP
Inventors: Sakae Ariga; 栄有賀
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-12-07
Filing date: 1982-12-07
Publication date: 1984-06-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

産業上の利用分野本発明は１回転ヘッド方式磁気記録再生装置のロータリ
ートランスユニットに関するものである。従来例の構成とその問題点従来の回転ヘッド方式磁気記録再生装置の一例を第１図
に示す。第１図において磁気テープ（図示せず）の走行
を案内するための円筒形の固定ドラム（１）は、主軸（
２）を回転自在に保持するたやの玉軸受＋３１　（４）
を有し、さらに映像信号を非接触で送受する周対向形ロ
ータリートランスユニット（５）を構成する円筒状の内
側トランス要素（６）を有している。前記内側トランス要素（６）の外周面には周方向の溝部
が軸方向に複数個設けられていて、その溝部には導線が
巻かれている。この巻線（７）は端末処理され固定ドラ
ム（１）外部の増幅器（図示せず）へと接続されている
。また、前記固定ドラム（１）の上方で主軸（２）に固
着されて回転する回転ディスク（８）は。前記内側トランス要素（６）と同軸状で且つ微少間隙を
もって対向し、内側トランス要素（６）と共に前記ロー
タリートランスユニット（５）を構成する円筒状の外側
トランス要素（９）を有している。前記外側トランス要
素（９）にも内周面に周方向の溝部が軸方向に複数個設
けられていて、その溝部には導線が巻かれている。この
巻線ａ１は外側トランス要素

【９）外周に設けられたロ
ータリートランス中継プリント板ａηに中継され、さら
にリード線０躇により回転ディスク（８）内に設けられ
た貫通穴（至）を通ってこの回転ディスク（８）上部に
設着されたヘッド中継プリント板σ◆に中継されている
。このヘッド中継プリント板ａ→からは導線（イ）によ
り回転ディスク（８）に外嵌された回転ドラムＱ１の貫
通穴〇のを通ってその下端部に設けられた磁気ヘッド（
ト）へとつながれている。上記従来例において、ロータリートランスユニット（５
）の構成、特に巻線方法に欠点を有していた。即ち、外側トランス要素（９）の巻線−は円筒状の内周
面に巻かなければならず、このために巻ＩＫｆ、さを伴
い量産時に困難を有していた。また１回転ヘッド方式磁
気記録再生装置の近年の小形化に伴いロータリートラン
スユニット（５）も更に小径化の傾向にあるため、外側
トランス要素（９）の内径も一段と小さくなり、作業上
従来の方式による巻線は一層困難なものになる。更に、
外側トランス要素（９）への導線の巻き方のバラツキが
伝送特性のバラツキを生じさせるという欠点もめつ１こ
。発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消するもので、巻線処理を
容易且つ確実にすると共に伝送特性のバラツキを少なく
したロータリートランスユニットを提供することを目的
とする。発明の構成上記目的を達するため６本発明のロータリートランスユ
ニットは、長尺吠からなりその長手方向に一本または複
数本の直線吠導体パターンが印刷配線された可撓性のシ
ート状プリント基板を外側及び内側トランス要素の対向
局面に巻き付けたもので、従来の等線による巻線に代え
て、導体パターンが印刷配線されたシート状プリント基
板を巻装することにより巻線処理を容易且つ確実になす
と共に伝送特性のバラツキを少なくしたものである。ま
た、外側トランス要素及び内側トランス要素に形成され
る巻線のための溝部を廃止することができるものであり
、トランスユニット本体の成形も容易となる。実施例の説明以下１本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。第２図は本発明の一実施例のロータリートランスユニッ
ト（イ）を採用した回転ヘッド方式磁気記録再生装置を
示す。第２図において、外周面で磁気テープ（図示せず
）の走行を案内する固定ドラム（ロ）は、その中心の円
筒部（２１ａ）内の上下端部に主軸（ハ）を回転自在に
保持する玉軸受（ハ）（財）を有し、さらに円筒部Ｕｔ
ａ）の上部外周には、映像信号を非接触で送受するため
の周対向形ロータリートランスユニット（至）を構成す
る円筒状の？３側トランス要素（ホ）が設けられている
。前記内側トランス要素（ハ）の外周面には円周溝（２
６ａ）が軸方向に複数個設けられていて、各円周溝（２
６ａ）には導線が巻かれている。これら巻線−は端末処
理されて固定ドラム■外部の増幅器（図示せず）へと接
続されている。また、前記固定ドラム３υの上方で主軸υに固着されて
回転する回転ディスク（至）の下部に形成された凹所に
）には、前記内側トランス要素弼と同軸状で目、つ微少
間隙をもって対向し、内側トランス要素員と共に前記ロ
ータリートランスユニット（ホ）全構成する円筒状の外
側トランス要素■が設けられている。前記外側トランス
要素に）の内周面には、第５図に示す如く前記内側トラ
ンス要素（ホ）外周の円周溝（２６ａ）七対向する円周
溝Ｃ８０ａ）が軸方向に同数個設けられると共に、各円
周溝（８０ａ）を連絡して上端面に開口する軸方向の縦
溝（８０ｂ）が設けられている。各円周溝（ＳＯａ　）
と縦溝（８０ｂ）には、第８図に示す如く、導体パター
ン（至）を印刷配線したコの字形のシート状プリント基
板（ロ）が巻装されている。このシート状プリント基板
（ロ）の導体パターンに）は、縦溝（８０ｂ）上端から
リード線（至）により回転ディスク（ハ）内に設けられ
た貫通穴（ロ）を通ってこの回転ディスク（２）上部に
設置されたヘッド中継プリント板に）に中継されている
。このヘッド中継プリント板に）からは導線（至）によ
り回転ディスク（ハ）上部に外嵌された回転ドラム（ロ
）の貫通穴（２）を通ってその下端部に設けられた磁気
ヘッド（至）へとつながれている。ここで、外側１トランス要素に）内周面の円周溝（８０
ａ）と縦溝（８０ｂ）に装着される前記シート状プリン
ト基板０乃は、直線状の両端を直角方向に延長してコの
字状に形成した可撓性のシート状フィルムに導体パター
ン（イ）を印刷配線したもので、長片部（８１ａ）及び
その両端の短片部（８１ｂ）の幅はそれぞれ円周溝（８
０ａ）及び縦溝（８０ｂ）に嵌入可能で。且つ長片方向の長さは第４図の如く長手方向に円めで短
片部（８１ｂ）と（８１ｂ）を重ねた状態において円周
溝（８０ａ）及び縦溝（８０ｂ）に密着嵌合するように
設定されている。このシート状プリント基ＷＯＯを長手
方向に外側トランス要素（至）の内周径より小円径にコ
イル状に円めで外側トランス要素（７）内に挿入する。この時シート状プリント基板０１）は可撓性を有するシ
ート状フィルムで弾力性があるため容易にコイル状に円
くすることができる。次に。コイル状の長片部（８１ａ）と短片部（８１ｂ）が外側
トランス要素（至）の円周溝（８０ａ）と縦溝（８０ｂ
）に合致した所で円めたシート状プリント基板０】）を
緩めることによりフィルムの復元力によって円周溝（８
０ａ）及び縦溝（８０ｂ）に嵌入密着し、外側トランス
要素側）の巻線が完成する。このように、導体パターン（２）を印刷配線したシート
状プリント基板＜（＋）が円周溝（８０ａ）に隙間なく
密着することにより１周方向に対向する内側トランス要
素（ハ）の円周溝（２６ａ）に設けられた巻線勾との間
隙のバラツキが小さくなり、信号の伝送特性のバラツキ
も少なくなる。また、シート状プリント基板０］）の形
状を外側トランス要素（７）の円周溝（８０ａ）及び縦
溝（８０ｂ）に合わせであるため、全体の位置決めが容
易であり確実に装着できる。さらに、シート状プリント
基板ＩＴ）をコの字状にすることにより線端処理が容易
となる。第６図は他の実施例のシート状プリント基板Ｏ）を示し
たもので、長尺吠のシート、林、フィルムに複数本の巻
線に相当する複数本（実施例では：８本）の導体パター
ンに）を印刷配線して一体形パターンとしたものである
。このシート状プリント基板Ｏｐを竿７図に示す如く円
筒状に円め、前述の要領で外側トランス要素−の内周面
に装着することにより一度の挿入で外側トランス要素（
至）の巻線を構成することができる。従って、この場合
においては外側トランス要素（至）の内周面の円周溝（
８０ａ）及び縦溝（８０ｂ）が不要となり、外側トラン
ス要素（１）本体の成形を容易な成形法で行なうことが
できる。また、線処理が簡単な上に伝送特性のバラツキも少なく
、コイルの仕様も多様に変化させることが可能となる。なお１以上説明したシート状プリント基板０１Ｊまたは
０ηを内側トランス要素（２）の円周溝（２６ａ）また
は外周部に巻き付けて使用することも可能である。また、実施例ではｌターン巻線に応用する例を説明した
が１本発明によれば２ターン、８ターンと複数巻きの際
にも同様に有効である。発明の効果以上のように本発明によれば１周対向形ロータリートラ
ンスユニ、ットの巻線及び端末処理が容易且つ確実に行
なうことができると共に、伝送特性のバラツキが少なく
、シかもトランスユニット本体を簡単化できてその成形
も容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転ヘッド方式磁気記録再生装置の断面
図、第２図は本発明の一実施例のロータリートランスユ
ニットを採用した回転ヘッド方式磁気記録再生装置の断
面図、第８図は同シート状プリント基板の正面図、第４
図は第８図のシート状プリント基板をコイル状に円めた
状態の斜視図、第５図は外側トランス要素の斜視図、第
６図は他の実施例を示すシート状プリント基板の正面図
、第７図は第６図のシート状プリント基板を円筒状に円
めた状態の斜視図である。に）・・・ロータリートランスユニットＳｃ＠・・・内
側トランス要素、　（２６ａ）（ＲＯａ）・・・円周溝
、＠・・・巻線、ＯＩ・・・外側トランス要素、　（Ｒ
ｏｂ）・−・縦溝、＠０メ・・・シート状プリント基板
、　（８１ａ）・・・長片ｆｉ＋、　（８１ｂ）・・・
短片部、（イ）ム・・・導体パターン代理人　森本義弘第１図第？医第３図第４図第５図０ｂＤａ００ａ第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】１、信号を送受するための円筒状の外側トランス要素と
、前記外側トランス要素と同軸状で且つ半径方向に微少
間隙をもって対向する円筒状の内側トランス要素を有す
るロータリートランスユニットであって、長尺吠からな
りその長手方向に一本または複数本の直線状導体パター
ンが印刷配線された可撓性のシート状プリント基板を前
記外側及び内側トランス要素の対向周面に巻き付けたロ
ータリートランスユニット。２、　直線状導体パターンはその両端において直角方向
に延長してコの字状としたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のロータリートランスユニット。