JPS5910315A - フイルタ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マシーンツール用の冷却液等の如き汚れた流
体の流れから、流状物質を分離するためのフィルター装
置に関する。更に詳細に述べると。

本発明は、紙、布帛等の断続的に移動せしめられるフィ
ルターウェブが、たとえばいわゆるカムブリッジベルト
等の如き可撓性を有する有孔エンドレスコンベアによっ
て流体のタンク内を通って。

曲線径路に沿って移動せしめられるような形式のフィル
ター装置に関する。フィルター作用（ま、汚れた流体プ
ールから流体がフィルターウェブを通って通過する時に
行なわれる。ウェブの有孔部分が流状物質によって目づ
まりせしめられた時、ウェブは、上記ロンベアによって
断続的に駆動せしめられ、それによりフィルター領域内
に新しいウェブを供給するようになされる。

前述した一般形式のフィルター装置は、グロスに与えら
れた米国特許第２，７２０，９７３号に開示されている
。このフィルターは、汚れた流体がフィル　　　　　□
ターウェブの上方に位置決めされ１重力によってウェブ
を通り、ウェブの下側に設けられたきれいな流体プール
内に流れ落ちるようにした形式の重力フィルター装置で
ある。ウェブ及びコンベアは、ウェブを曲線状のポケッ
トの形状にする一対の横方向に間隔をあけられたディス
クによって支持される。コンベアは、ウェブの側端縁部
をディスクの周縁部分に押圧し、それによりウェブをデ
ィスりに対してシールし、流体がウェブを通り、フィル
ターをかけられることなく汚れた流体プールからきれい
な流体プールまで流れることを防止している。ウェブが
断続的に駆動せしめられる時、ディスクは回転し、それ
に呼応してウェブ及びコンはアはディスクと一緒に回転
する。

発明の概要： 本発明は、汚れた流体プール内に浸漬され、かつ汚れた
流体プール内にきれいな流体プールを画成するドラム状
構造体に断続的に駆動されるウェブ及びコンベアを形づ
くる簡単で且つ比較的安価なフィルター装置を提供する
ものである。フィルター作用、汚れた流体プールの流体
の圧力により、流体がウェブを通ってきれいな流体プー
ル内に強制的に流れ込む時に行なわれる。

かかる圧力は、きれいな流体プールの側面に位置する静
止した曲線シール表面上にユニークな方法によりウェブ
の側端縁を押しつけシールするのに用いられる。それに
より、汚れた流体プールときれいな流体プールとの間の
流体の流れは、強制的にフィルターウェブを通って直接
的に行なわれるようＫなされている。その結果、汚れた
流体の圧力は、重力フィルター装置の場合の如く、シー
ル作用を妨げるというよりは、ウェブのシール作用を向
上させるように用いられる。これにより、よりすぐれた
シールが維持され、該シールを達成するための機械的な
構成は簡単になり、そして、シール表面とエンドレスコ
ンベアの摩耗モ少なくなる結果となる。

更に詳細に述べると、本発明は断続的に駆動されるコン
ベアが、きれいな流体プールの側面に位置する静止した
シール表面と協働し、フィルターウェブの側端縁部を受
は入れるための環状の溝を画成するとともに、かかる側
端縁部が汚れた流体プール内の流体の圧力により、効果
的にシールせしめられるようにしてなる上記形式のフィ
ルター装置を提供したことにある。

本発明の利点は更に、ウェブの堆り付は時におけるロー
ル通しを容易にしたコンベア及びシール表面を用いたこ
とにある。

好ましい実施例の詳細な説明； 以下図面を用いて本発明にかかるフィルター装置を詳１
別に説明する。

図面を参照すると、マシーンツール用冷却液等の如き汚
れた液体の流れからチップ、流状物質その他の汚染物質
を分離するための本発明にかかるフィルター装置１０が
図示されている。フィルター装置１０は、一対の端壁１
２．１ろ（第１図参照）、底壁１４（第２図参照）及び
一対の横方向に間隔をあけられた側壁１５．１６を含ん
でなる汚れた冷却液用タンク１１を含んでいる。汚れた
冷却液用タンクの内側には、フィルターをかけられた後
の冷却液を受は入れるための幅広の、かつ汚い洗浄され
へ冷却液用タンク１７（第１図及び第２図参照）が配置
されている。

汚れた冷却液は、横方向に延びる溝部材１８（第１図及
び第２図参照）によって汚れた冷却用タンク１１内に運
ばれ、タンク１１内に汚れた冷却ｄ用ブール２０を形成
するように溝部材からタンク１１内に放出される。チッ
プ及び重たい粒状物質は、プール２０の底に沈殿し、底
引きコンベア２１（第１図及び第６図参照）によってタ
ンク１１から排除せしめられる。底引きコンばアは本発
明の一部分を構成するものではないので、本明細書では
簡単に述べることとする。底引きコンベアは、それぞれ
横方向に延びるシャフト２６．２７及び２８上に取り付
けられた一対のスプロケット２６．２４及び２５（第１
図参照）を廻ぐって回転する一対の横方向に間隔をあけ
られたエンド９レスチエーン２２から構成されている。

最も上方の一対のスプロケット２ろは、タンク１１の外
側に支持され、かつベルト３１、減速機６２、及び駆動
チェーン６３を介してシャフト２６に連結せしめられた
電動モータ６０によって回転せしめられるようにされて
いる。

複数の間隔をあけられた棒６５（第１図及び第２図参照
）が、底引きコンはア２１の一対のチェーン２２０間に
、かつそれらに固定されて横方向に延びている。電動モ
ータ６０が付勢され、エンドレスチェーンが第１図の矢
印の方向に前進ぜしめられた時、棒６５はタンク１１の
底壁１４に沿って移動し、チップその他の重い粒状物質
を底からかき承る。棒６５は底壁１４からチップが端壁
の上端縁ろ６の位置に到達するまでタンク１１の端壁１
ろに沿って上方にチップを搬送する。上端縁６６で、チ
ップは端壁１６を越えて落下し、端壁１３の上端縁の下
側であって、タンク１１の外側に設けられた廃棄パケッ
ト６７内に落下せしめられる。典型的な底引きコンベア
の構造及び操作についての詳細な説明は、マリオツド等
に与えられた米国特許第４，１１０，２１８号に記載さ
れている。

底引キコンベア２１によっては汚れた冷却液から除去す
ることができない、小さなかつ細かい流状物質は、フィ
ルターウェブ４０によって汚れた冷却液から分離せしめ
られる。フィルターウェブ４Ｇは紙又は不織布等の有孔
フィルター媒体から作られ、タンク１１の外側に支持さ
れた回転可能な供給ロール４１上に貯えられる。

本発明によれは、フィルターウェブ４０を汚れた冷却用
のプール２０内に案内し、支持し、かつその中に浸漬し
て、フィルターウェブ４０により、汚れた冷却液用のプ
ール２０内の冷却液の圧力によりフィルター作用を行な
うというユニークな方法を達成する。本発明は、特に（
１）汚れた冷却液用のプール２０内の浸漬せしめられた
ウェブ４０が、汚れた冷却液用のプール２０それ自身内
にきれいな冷却ｉ用のためのプール４５（第３図を参照
）の一部分を形成する点、（２）汚れた冷却液用のプー
ル２０の冷却液の圧力を用いてウェブ４０の両端縁によ
り、汚れた冷却液用のプール２０ときれいな冷却液用の
プール４５との間に効果的なシールを形成し、それによ
り汚れた冷却用のプール２０からの冷却液は、ウェブを
通過しかつフィルターをかけられることな（きれいな冷
却液用のプール４５内に流れこむことができないように
した点、に特徴を有するものである。

更に特定すると、ウェブ４０は可撓性を有する有孔エン
ドレスコンベア４７の一方の側面によって支持されてい
る。有孔エンドレスコンベア４７は、いわゆるカムブリ
ッジベルトである。かかるばルトは、はぼ１インチ×０
．５インチの寸法を有するグリッド状（格子状）の開口
を画成する縦方向及び横方向に延びる枢着連結せしめら
れたグリッド″４８（第４図参照）の列によって形成せ
しめられる。本発明で使用されるエンドレスコンばア４
７は、ニスタプルツクに与えられた米国特許第４．０６
２，７８０号及びマリオツド等に与えられた米国特許第
４，１１０，２　ｉ、ｓ号に開示されたカムブリッジベ
ルトの構造と同一のものである。

第１図及び第２図に図示されている如く、カムブリッジ
ベルト、スなわちエンドレスコンベア４７は、タンク１
１に回転可能に支持された横方向に延びるシャフト５２
に固定された一対のスプロケット５０の周囲をめぐって
回転する。シャフト５２は、減速機３２の出力端［９り
付けられた第１のスプロケット５５及び電動クラッチ５
９（第１図及び第２図参照）の入力端に取り付けられた
第２のスプロケット５７の周囲をめぐって回転する駆動
チェーン（第１図参照）によって回転せしめられるよう
にされている。電動クラッチ５９は、シャフト５２と同
軸上に延びており、シャフト５２に連結せしめられた出
力端を有している。

電動クラッチ５９１通常は消勢されており、従ってエン
ドレス口／ばア４７及び５２は城引きコンベア２１の操
作中通常は停止している。フィルターウェブ４０が所定
の基準以上に目づまりした時、電動クラッチ５９は、所
定の時間シャフト５２を回転し、それによりエンド９し
名コンベア４７が供給ロール４１から所定長さのウェブ
４０を引き出し、汚れた冷却液用のプール２０のフィル
ター領域内にきれいなつ革プを供給するように自動的に
付勢せしめられる。

本発明によればカムブリツ：）−！ルト、すなわちエン
ビレスコ／はア４７は、汚れた冷却液用のプール２０内
の直線径路に沿って下側に、そして後上方に向かって案
内される。エンド９レスコンベア４７（家父、ウェブ４
０がきれいな冷却液用のプール４５０曲線上の底部を形
成するようにウェブ４０を支持する。このため、２以上
の横方向に間隔をあけられたホイール６５が、タンク１
１の側壁１５．１６の間に、かつそれらに固定された横
方向に延びる固定シャフト６６上に回転自在に取り付ケ
ラしている。エンドレスコンにア４７の一方の側面は、
時計の約１時の位置から約１２時の位置までの間ホイー
ル６５の周囲に接触せしめられている。従って、ホイー
ル６５は、ベルト力、汚れた冷却液用のプール２０内に
おいて、はぼシリンダー状のドラム構造体を形成するよ
うに、ベルトを支持している。ベルトはホイールと摩擦
振合しており、従ってベルトが断続的に移動せしめられ
た時ホイールも回転する。

本実施例においては、各ホイール６５は円形形状をなし
ているが、他の曲線形状とすることもできる。たとえば
、ホイール６５は楕円形とすることもできる。後述する
ように、各ホイール６５には、それを貫通する複数の円
周方向に間隔をあけられ、かつ軸方向にのびる複数の開
口６７（第１図及び第６図参照）が設けられている。

供給ロール４１を離れた後、ウェブ４０けガイピローラ
６８（第１図参照）の上方を通過し、ホイール６５の上
方であって、時計の１時の位置に設けられた回転可能な
圧力ローラ６９（第１図及び第３図参照）の周囲を通過
せしめられる。圧力ローラ６９（！、タンク１１の倶１
壁１５．１６の間に、かつそれらに固定された横方向に
延びるシャフト７０（第３図参照）に回転可能に支持さ
れている。

第１図に図示されているように、エンドレスコンベア４
７は、又エンド９レスコンベア４７がホイール６５に係
合する直前の位置から、圧力ローラ６９の周囲と接触す
る。圧力ローラの位置で、ウェブ４０は圧力ローラ６９
とエンド９レスコンベア４７のホイール６５と係合する
側の側面とけ反対側の側面との間にサント９インチ状に
はさまれることとなる。従って、圧力ローラはウェブ４
０とエンド９レスコン夜ア４７との間に緊密な接触をも
たらすと共に、ウェブ４０を介してエンド９レスコンベ
ア４７がホイール６５に抑圧係合するように案内する役
割を来す。圧力ローラはウェブの先端なｐ−ラ通しする
ことができるように、タンク１１の冷却液の液面よりも
上方に位置せしめられる。

エンド９レスコンベア４７及びホイール６５により、ウ
ェブ４０は汚れた冷却液用のプール２０内に下方に向か
って、かつそれから上方に向かって案内される。ウェブ
４０は、また汚れた冷却液用のプール２０内の曲線径路
に沿って延びる。上述したように、ウェブは、エンドレ
スコンベア４７のホイール６５と係合する側の側面とは
反対側の側面と係合し、従って、汚れた冷却液用のプー
ル２０内におけるウェブの当該部分は、エンドレスコン
ベア４７の下方に位置する。エンドレスコンベア４７が
断続的に駆動せしめられた時、ウェブはエンドレスコン
ベアと一緒にそれに沿って移動し、ウェブ４０は汚れた
冷却液用のプール２０の外側に上昇移動してきた時、初
めてウェブ４０はエンドレスコンベア４７の頂部に位置
するようになる。汚れたウェブは、エンドレスコンベア
がシャフト５２に隣接する点で離れ、それからタンク１
１の外１１ｔｌに設けられた廃棄パケット７２内に落下
せしめられる。

上述の如き構成にすると、ウェブ４０は、汚れた冷却液
用のプール２０内にきれいな冷却液用のプール４５の曲
線上の底部を形成することになる。

汚れた冷却液用のプール２０内の冷却液の圧力は。

冷却液がウェブを通って強制的に流れるようにし、かか
る流れを通して冷却液がウェブによりフィルターをかけ
られるようにしてきれいな冷却液用のプール４５内に流
れ込ませる。

本発明の重要な特徴に従えば、きれいな冷却液用のプー
ル４５の側部は、エンドレスコンベア４７と協働してウ
ェブ４０の側端縁部分に加圧シールを形成することがで
きる固定部材によって画成せしめられる。か〜る加圧シ
ールは、ウェブ４０を通過することなく、冷却液が直接
汚れた冷却液用のプール２０からきれいな冷却液用のプ
ール４５に流れ込むことを防止する。第６図及び第４図
に図示されているように、きれいな冷却液用のプール４
５の一方の側面を画成する固定部材の１つは、この実施
例では円形形状をなす固定されｔこ、かつ孔の設けられ
ていないディスク７６から構成されている。ディスク７
６は、タンク１１の側壁１５から内側に横方向に間隔を
あけて、かつシャフト６６に取り付けられて設けられて
いる。キー７４は、ディスク７６がシャフト６６上で回
転するのを防止している。

ディスク７６には、軸方向に水平に向かって延びる内側
かつ横方向に延びる表面、すなわちフランジ７６（第５
図参照）が設けられている。円周方向に向かって、フラ
ンジは円形をなしており、かつホィール６５０周縁部分
と同心円上になっている。フランジ７６は、第５図に最
も明らかに図示されているように、エンドレスコンばア
４７の端縁部の１側面の周囲に延びている。フランジ７
６の外形は、各ホイール６５の外形と同一にすることが
できるが、７ランジとエンドレスコンベアとの間に半径
方向にわずかなすき間ができるようにフランジ７乙の直
径は、ホイール６５の直径よりもわずかに小さくするこ
とが好ましい。その結果、エンドレスコンベア４７が、
断続的に駆動せしめられた時、該エンドレスコンベアは
、フランジ７６に緊密に係合することはなくなる。汚れ
た冷却液用のプール２０内の冷却液の圧力は、エンドレ
スコンにアの端縁部側面を軽くフランジ上に接触するよ
う屈曲させることどなる。しかしながらかかる軽い接触
は、エンドレスコンベア４７の前進ヲ妨げるほどの大き
さではなく、あるいはエンドレスコンベア又はフランジ
のいずれかに摩耗を生じさせるほど大きなものではない
。こうすることにより、またフランジとの接触圧により
、エンドレスコンベアが進行方向に対して大きく角度的
に傾く、すなわち進行から外れるのを防止する。

第５図に図示されているように、ディスク７６の周縁部
には、またフランジ７乙に対して約１２０度の角度で外
側に傾斜する傾斜表面７８が設けられている。傾斜表面
７Ｂは、エンドレスコンベア４７の側端縁最大部に沿っ
て位置し、かつかかる側端縁から外側に向かうにつれて
広がるようになされている。従つ−〔傾斜表面７８及び
エンドレスコンヘア４７０側端縁は、協働してエンドレ
スコンベアの側端縁に隣接してほぼ■字形の溝８０を画
成する。その外端部において、傾斜表面７８は、フラン
ジ７６から半径方向に間隔をあけられ、かつ横方向外側
に向かって延びる第２の表面、すなわちフランジ８２に
つながっている。７ランジ８２は、フランジ７６と同心
円上になされており、かツエンドレスコンベア４７の外
側面と一致スるように位置決めされている。

前述の如き構成により、ウェブ４０の一方の側縁部は、
第５図に図示された如く位置決めされる。

すなわち、かかる側縁部は、エンドレスコンはア４７の
側端縁をこえて横方向に延び、ｖ字溝８０をとびこえて
フランジ８２上にのっている。ウェブ４０が汚れた冷却
液用のプール２０内に入った時、その中に収容された冷
却液の圧力は、ウェブ４０の側端縁部に対して作用し、
該ウェブ４０を第５図に図示されているようにｖ字溝８
０内に押し入れる。従って、はぼ■字形のクランプがウ
ェブ４０の側縁部に形成せしめられる。ウェブ４０は、
押圧されて１唄斜表面７８及びフランジ８０にシール係
合するため、液体がウェブ４０を通ることなく汚れた冷
却液用のプール２０からきれいな冷却液用のプール４５
内に流れ込むことを防止する。

はとんど同様の構成が、きれいな冷却液用のプール４５
の他方の側部なシールするために用いられている。ディ
スク７３とほとんど同一の固定ディスクは、きれいな冷
却液用のプール４５の他方を形成するため使用すること
ができるが、本実施例においては、かかる側面（・マタ
ンク１１の固定された１則壁１６それ自身によって画成
されている（第６図及び第４図参照）。側壁１６に隣接
する位置で、ウェブ４０をシールするため、リング状エ
レメント８３（第３図及び第４図参照）が、ネジ８４及
び環状のガスケット８５によって側壁１６の内側側面に
固定されている。リング状エレメント８３には、それぞ
れディスク７６のフランジ７６、傾斜表面７８．及びフ
ランジ８２に相当する形状、及び対応する位置に設けら
れｔこフランジ８６、傾斜表面８８及び横方向に延びる
表面９２が〆けられている。■字形の溝９０が、傾斜表
面８Ｂとエンドレスコンベア４７の隣接する側端縁との
間に設けられており、かつ汚れた冷却液用のプール２０
内の圧力がウェブ４０に作用した時、ウェブ４０の側端
縁を受は入れるようになされている。ウェブ４０の側端
縁部は第５図に図示されているように、傾斜表面８８及
び表面９２にシール接触せしめられており、それにより
汚れた冷却液のすべてがウェブ４０を通ってきれいな冷
却液用のプール４５内に流れ込むようにしている。

次に本発明にがかるフ・イルター装置の操作について説
明する。汚れた冷却液用のプール２０内の圧力は、汚れ
た冷却液をウェブ４０を通して強制的にきれいな冷却液
用のプール４５内に流れ込ませ、それにより冷却液をウ
ェブ４０によってフィルターをかける。きれいな冷却液
用のプール４５内においては、冷却液は、ホイール６５
内の開口６７を通って、第６図において右側から左側へ
向かって流れる。従って、開口６７は、きれいな冷却液
が、ホイール６５を通りタンク１１の側壁１６へ向か５
ｆｉれをつくるための流路を形成する。側壁１６にはき
れいな冷却液が、きれいな冷却液用のプール４５から流
出し、きれいな冷却液用のタンク１７内にそそぎこまれ
るようにするための出口開口９１（第１図及び第３図参
照）が設けられている。

ウェブ４０に粒状物質が徐々に目づまりししまじめると
、ウェブ４０を通る流れは徐々に制限されるようになっ
てくる。その結果、汚れた冷却液用のプール２０内の冷
却液の液面は上昇する。汚れた冷却液の液面が所定のし
はル以上に上昇した時。

汚れた冷却液用のプール２０内のフロート９２（第１図
及び第２図参照）は、フロートに関連して設けられたス
イッチ９３を作動させる。スイッチ９３が作動せしめら
れると、電動クラッチ５９が付勢係合せしめられてシャ
フト５２を回転する。

それにより、ウェブ４０及びエンド９レスコンベア４７
は、断続的に駆動せしめられる。従って、汚れたウェブ
４０は、汚れた冷却液用のプール２゜内から外に移動せ
しめられ、汚れた冷却液用のプール２０内には新しいウ
ェブ部分が供給される。

新しいウェブが断続的に駆動せしめられる時、その側端
縁部は、■字形の溝８０及び９０内にのっており、ウェ
ブ４０が、汚れた冷却液内にあり、かつその圧力が作用
している限り、表面７８．８２．８８及び９２に対して
密封されたままとされる。

従って、すぐれたシールが、ウェブ４０の断続的な駆動
中、ウェブ４０の側端縁部に常に維持されることとなる
。

前述した如く、本発明はホイール６５が、ウェブ４０及
びエンド９レスコンベア４７と協働して汚れた冷却液用
のプール２０内にドラム状の構造体を形成し、かつきれ
いな冷却液用のプール４５をかかる汚れた冷却液用のプ
ール２０内のかかる構造体内部に画成されてなる新規で
かつ改善されたフィルター装置１０を提供するものであ
る。汚れた冷却液用のプール２０内の冷却液の圧力は、
ウェブ４０の側端縁部における有効なシ゛−ルをもたら
すものであり、重力フィルター装置の場合のシールの如
く、冷却液の圧力がシールを悪くするように作用するこ
ととはならない。その結果、フィルター装置１０は、ウ
ェブ４０を、シール状態に保持し、かつシールをシール
表面に対して正確に位置決めするために必要とされる機
械的なエレメントを必要としないため、きわめて簡単な
構造となる。エンドレスコンベア４７は、シール状態を
維持しつつ、冷却液の重さに対抗して緊密に保持させる
必要がなく、従って、エンドレスフンベア４７は比較的
低いテンシ田ンで操作することができ、それによりその
寿命を比較的長くすることができる。

本発明にかかるエンドレスコンベア４７及びディスク７
ろの構成は、新しい供給ロール４１のウェブ４０をはじ
めにロール通しする時に、有利な構造となっている。か
かるロール通しを行なう時、ウェブ４０はガイドローラ
ー６８の上方に手作業により引っばり出され、しかる後
エンドレスコンベア４７と圧力ローラ６９の間に手作業
によりロール通しされる。圧力ローラ６９の付近で、ウ
ェブ４０の自由端部は手作業によりディスク７３の方向
ニエンドレスコンベア４７上を横方向にシフトせしめら
れる。従って、ウェブ４０の側端縁部は通常よりも多く
、エンドレスコンベア４７の側端縁をこえて横方向に延
びることとなる（第６図参照）。しかる後、ウェブ４０
のでつばった部分を下方向に折り曲げ、第６図に図示さ
れている如＜、エンドレスコンベア４７とディスク７３
のフランジ７６との間にはさみ込む。従って、エンドレ
スコン２了４７が前進せしめられると、ウェブ４０の自
由端部は、エンドレスコンベアとフランジ７６との間に
はさまれたままとなり、それによりウェブ４０をホイー
ル６５の周囲をめぐって移動せしめる。ウェブ４０の自
由端部が、汚れた冷却液用のプール２０の外側まで送り
出されてきた時、それを手でつかまえ、シャツ）５２の
領域まで上方に引っばり上げる。しかる後、ウェブ４０
をエンドレスコンばア４７上の通常の位置になるように
、横方向にシフトさせる。ウェブ４０のロニル通し中、
エンドレスコンベア４７は、電気クラッチ５９をはずし
、電気クラッチ５９０反対側に取り付けられ１こハンド
クランク９８を手作業により回転することによって前進
せしめられる。ｐ−ル通し中０手作業によりシャフト５
２を回転し。

エンド９レスコンベア４７を前進せしめる方が、電動モ
ータ３０及び電気クラッチ５９を用いてシャフトを回転
させる場合よりも制御が簡単となる。

きれいな冷却液用のプール４５の側面を、ディスク７６
により画成する方が、タンク１１の１ｌｌＪ壁１５によ
って画成するよりも好ましい。これは。

タンク１１の１１１壁１５ときれいな冷却液用のフール
４５の仰１面を画成するディスク７６との間に、ある大
きさのスペースをつくり出すことができるためである。

かかるスペースは、第２図及び第６図にもつとも明確に
図示されており、これは、フィルター装置１１０の運転
者が、ウェブ４ｏのロール通しをする時、ディスク７６
に対する作業を行なう際の十分な空間を与える利点を有
する。ロール通しが他の方法によって行なわれる場合、
ディスク７６は、リング状エレメント８３と同様のリン
グ状エレメントにかえることができ、それ＋Ｓタンク１
１の１１１１１Ｉ壁１５の内１１１Ｊ　１ｉ１１面に固
定される。あるいしち上述した如く、リンク状エレメン
ト８３のかわりに、ディスク７６と同様な、しかし出口
部の設けられている第２のディスクを使用することもで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかるフィルター装置の一部分を切
除して、断面で示した側面図である。 第２図は１、第１図の２−２線に沿ってとった部分横断
面図である。 第３図は、第１図の３−３線に沿ってとった拡大部分横
断面図である。 第４図及び第５図は、ウェブが、エンドレスコンベア及
び固定されたシール表面とシール接合している状態を示
す第６図の一部分の拡大図である。 そして、 第６図は、ウェブの、最初のロール通しヲ行すう状態を
示す第５図と同様の図である。 １０・・・フィルター装置　１１・・・タンク１２．１
３−°°端壁　　　　１４・・・底壁ｉ５．ｉｓ・・・
側壁２０・・・汚れた冷却液用プール４０・・・フィル
ターウェブ　４１・・・供給ロール４５・・・きれいな
冷却用のプール ４７・―！エンドレスコンば了

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　フィルターすべき汚れた流体の流体プールを
   含むようになされたタンク； 使い捨て可能なフィルターウェブの供給ロール；上記汚
   れた流体プール内に下降して入り、しかる後その中から
   上昇しながら出る曲線径路に沿って上記ウェブを搬送す
   るための可撓性を有する有孔エンドレスコンベア； 上記汚れた流体プール内であって、その底部の上方に位
   置決めされたきれいな流体の流体プールのための側面を
   画成する第１及び第２の横方向に間隔をあけられた静止
   側面部材であって、上記ウェブが上記汚れた流体プール
   を通って゛移動する時、上記ウェブかたどる曲線径路に
   ほぼ一致する横方向に延びた静止した曲線表面を有して
   なる側面部材：を含んで構成されてなるフィルター装置
   において、 上記コンばアの一方の側面の側端縁は、上記曲線表面に
   沿って位置決めされ、 上記ウェブは、上記コンベアの他方の側面上に支持され
   、上記きれいな流体プールの１こめの曲線４にの底部を
   画成し、それにより上記汚れた流体プール内の流体が、
   上記ウェブを通って、上記きれいな流体プール内に通過
   した時、フィルターがかげられるようにされてなり、 上記コンはアの側端縁は、上記側面部材と協働して、上
   記コンベアと上記側面部材との間に曲線板の溝を画成し
   、そして、 上記ウェブの側端縁部は、上記コンベアの側端部をこえ
   て、上記溝をとびこえて横方向に延びており、それによ
   り、−Ｅ記汚れた流体プール内の流体の圧力が、上記ウ
   ェブの側端縁を上記溝内に押し入れ、それにより上記ウ
   ェブが、上記側面部材に隣接する位置で、上記汚れた流
   体プールを上記きれいな流体プールから隔離されるよう
   にシールするようにしてなる、 フィルター装置。
2. （２）　　特許請求の範囲第１項に記載のフィルター装
   置において、 上記溝が、はぼ■字形をなすようにされてなるフィルタ
   ー装置。
3. （３）特許請求の範囲１項又は第２項に記載のフィルタ
   ー装置において、 上記側面部材の間に、軸方向に間隔をあけられた流路が
   形成せしめられてなる少なくとも１つのホイールが回転
   自在に支持されてなり、上記コンベアの一方の側面が、
   上記ホイールに係合するとともに、それによりガイドさ
   れるようにされてなるフィルター装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか
   １項に記載のフィルター装置において、上記第１の側面
   部材は、上記タンクの１つの壁面で画成されてなり、 上記第１の側面部材の横方向に延びる曲線表面は、上記
   タンクの１つの壁面から横方向に延び、かつそれに固定
   されたリング状エレメントから画成されてなり、 上記リング状エレメントは、該リング状エレメントの第
   １の曲線表面から半径方向外側に、かつ横方向外側に間
   隔をあけられた横方向に延びる第２の曲線表面と、上記
   リング状エレメント上に設けられ、上記リング状エレメ
   ントの両回線表面の間に延びて、関連する溝の外側の側
   壁を画成するための傾斜表面とを有してなるフィルター
   装置。
5. （５）特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １項に記載のフィルター装置において、上記第２の側面
   部材が、上記タンク内の静止した位置に固定せしめられ
   たディスクによって画成されてなり、 軸方向に延びるフランジが、上記ディスクの周縁部から
   横方向内側に突出し、上記第２の側面部材の横方向に延
   びる曲線表面を画成し、上記ディスクが、上記ディスク
   の第１の曲線表面から半径方向外側に、かつ横方向外側
   に間隔をあけられた横方向に延びる第２の曲線表面と、
   上記ディスク上に設けられ、該ディスクの両開線表面間
   に延び、それ罠より関係する溝の外側側壁を画成するよ
   うになされた傾斜表面とを有してなるフィルター装置。
6. （６）特許請求の範囲第３項に記載のフィルター装置に
   おいて、 上記ホイールは、上記コンベアが円弧状の径路に沿って
   移動するように案内し、 上記曲線表面が円弧状をなし、上記ホイールと同心円状
   になされてなるフィルター装置。
7. （７）特許請求の範囲第６項に記載のフィルター装置に
   おいて、 上記円弧状表面の各々の半径は、上記ホイールの半径よ
   りもわずかに小さくされてなるフィルター装置。