JPS59102399A - 試料の微生物的状熊の保持方法 - Google Patents

試料の微生物的状熊の保持方法

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JPS59102399A
JPS59102399A JP58180975A JP18097583A JPS59102399A JP S59102399 A JPS59102399 A JP S59102399A JP 58180975 A JP58180975 A JP 58180975A JP 18097583 A JP18097583 A JP 18097583A JP S59102399 A JPS59102399 A JP S59102399A
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N2333/195Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria
    • G01N2333/24Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria from Enterobacteriaceae (F), e.g. Citrobacter, Serratia, Proteus, Providencia, Morganella, Yersinia
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    • G01N2333/195Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria
    • G01N2333/305Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria from Micrococcaceae (F)
    • G01N2333/31Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from bacteria from Micrococcaceae (F) from Staphylococcus (G)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微生物病原体検出のための新規な方法および装
置に関する。別の観点からすれば、本発明は微生物を抗
菌因子を含有する試料液から選択的に分離するための新
規な技術および手段に関する。なお別の観点からすれば
、本発明は微生物の回収が改善される、微生物病原体検
出に使用する方法および手段に関する。さらに別の観点
からすれは本発明は、所定の時点に試料液中に存在する
微生物の数を後になって測定する場合−にこれを正確に
求めるための方法および手段に関する。
敗血症とは血液中に病原微生物が存在することであるが
、これはわれわれが遭遇する最も重篤な感染の一つであ
る。敗血症が髄膜炎に次ぐ重篤な感染であることは医業
界において異論のない川である3つ近代医学によって抗
生物質とか真菌剤といった武器が提供されたとはいえ敗
血症による死亡率は約25係である。丑た敗血症にショ
ックが伴なう場合は死亡率は60%以上にも増加する。
哀別性疾患、大手術、免疫抑制剤または抗がん剤の投与
は患者を特に敗血症にか\り易くする6、原因となるも
のの早ル]診断と適当な抗生療法との併用が敗血症の治
療に不可欠である。従って医師が出来るたけ甲く、患者
が敗血症であることのみでなく、病気を起している微生
物が何であるか、−1りその微生物の抗生剤に対する感
受性を知ることが絶対必要である3、従って、敗血症の
正しい時機を得た診断は患者の血液の極めて迅速、効率
的な定量的分析にか\つている1、さらに、患者の血液
の定量的分析の間に血液試料が病院環境からの病原体に
よって汚染されないことが必要である。
尿毒症は尿中に病原微生物の存在することであるが、最
も普通には幼児、姐娠中の女子、閉塞性病変寸たは排尿
に影響する泌尿器疾患のある、または尿路に器具を使用
した後の患者におこる。尿毒症から膀胱内寸たけ腎臓内
の限局性感染を生ずることがある。膀胱内に限られてい
る場合は感染は通常抗生療法によって十分治療し得る。
しかし一旦腎臓が感染すると治療にもか5わらず病変が
進行し続け、慢性腎炎および敗血症となることがある。
体液中の微生物の存在を測定するために種々の分析系が
使用されている。通常使用される系の例としては、液状
肉汁培養法、いわゆる埋没平板法および固体床フィルタ
ーを使用づ−る濾過法がある。
これらの系はいずれも欠点があり、いずれも血液試料中
の微生物の迅速な検出はできない。一般に、液状肉汁法
は定量的ではなく、−また埋没平板法およびil:J過
失(固体床フィルター使用)は開放系であって夕(的汚
染、例えば実験室の空気および人から培養基への病原体
持込を蒙むる。
試′I−1液体からの病原体を定量的に分析するため最
近開発された方法および製造が、°°クソンヨン剤を使
用する微生物病原体の検出方法°°と題する米国特許第
4,131,512号明細書および゛クッンヨノ剤を使
用する微生物病原体検出用装置″と題する米国特許第4
,212,948号明細書に開示されている33前記特
許に開示された技法には(血液試料分析の場合う、血球
化合物の予備溶解、次に遠心分離による微生物の、血液
中に存在する抗菌因子を含む他の成分からの濃縮分離が
含捷れる。濃縮した微生物は次で栄養培地上に、少くと
も60倍に試料が希釈されるようにして、置く。この技
法により慣用の液状肉汁培養、埋没平板法、または固体
床フィルターを使用1〜る濾過法よりも多くの陽性培養
を生ずることが以前に報告されている。
(Gordon Dorn 、 Jeoffrey A
、Land 、およびGeorge J’2. Wi 
l5on、1979年、遠心分離による改良された血液
培養法:臨床的評価、I 、CI inicalMic
robiology 、第9巻、391−396ページ
)。
この溶解−遠心分離法は確かに微生物病原体分析におけ
る一つの進歩であるが、この技法の潜在的な欠点は試料
が遠心分離およびその次の、適当な培養基例えば寒天平
板上への配分の前に、血液試料中に存在する抗菌因子例
えば血清因子および抗生物質にさらされることである。
一般に、試料中に存在する抗菌因子が微生物に対し阻害
的であって致死的ではないときは、遠心分離工程中に微
生物病原体と共に存在するか\る因子は、一般に培養基
上に置かれた場合その微生物の成長阻害を邪けるに十分
な程度に希釈されるであろう。しかしMfJ記の浴解−
遠心分離法を実施する場合、ある種の微生物は生育条件
のえり好みが激しく、前記溶解−遠心分離法に従って希
釈した場合にある独の抗生物質によシその成長が影響を
受ける。さらに重要なことに、もしこの抗菌因子例えば
抗生物質が致死的である場合には、遠心分離および培養
基上への布置の前に管内にこれが存在すると、この間に
微生物の死滅が生じ貴重な陽の培養全得撰なうことかあ
る。−また一方その間に微生物の好ましくない生長がお
こり測定の精度に影響を与えることもあり得る6、最近
、混合樹脂床系を使用して種々の抗菌因子を除去するこ
とにより、試料内の微小生物相を実質的に変えることな
く尻重因子の除去を行ない得ることが認められている3
、か\る樹脂床糸は米国特許第4,145.304号お
よび同第4,174゜277号明細書に記載されている
。しかしこのような樹脂床の使用は試料にさらに操作と
汚染の可能性とを加えることになる。
尿中の抗菌剤の1戎長活動防止のためVこ便用しイlj
る系については市。大な時間のずれの問題が存在する。
これらの慣用の系は微生物の成長を阻害する手段を含ん
ではいるが、これらの使用には本質的に試料の採取とそ
の系内への装置との間に好ましくない時間的ずれが生じ
、これによシ微生物1が1且害前に成長するとい9好丑
しくない結果を生ずることがある。その上、これらの系
は抗生剤阻害または叫断手段を倫えていない1.主題発
明の改良においては抗菌因子非活性化系が排尿の時点で
カップ内に存在するので、この改良の実施により殺菌性
抗生剤の公知の有害作用が瞬時に遮断されて尿試料の微
生物的状態が保持される。主題発明の改良の実施はさら
に制菌剤の役を果し、これにより微生物の実際に計数さ
れる値は殺菌剤の有無にかSわらず一定に保持される。
従って、微生物病原体と抗菌因子とを含有する疑いのあ
る液体試料の受入には、試料の単離の間には液体状態で
抗菌因子を非活性化し、試料を容器から取出して培養基
上に布置した後は試料中に存在する微生物がその中の、
生育条件のえり好みの激しいものも含めて増殖し確認し
得るようになるような密閉無菌法および手段が必要であ
る。。
本発明によれは、試料液体が採取されてからその微生物
病原体が分析される前までの間抗菌因子?非活性化し微
生物の定量的な本来の状態を維持するための系を含む、
改良された微生物病原体検出技法が提供される。
本発明の好捷しい一態様によれば、次の目的すなわち (1)  ペニシリン1it) 、セファロスポリン類
オ、1: oニアミノグリコノド類の殺菌作用を即時に
趣断するとよ (2)  酸素の致死作用を受は易い生育条件のえり好
みの激しい微生物に対する無気輸送系を創始すること (31正常ヒト血液の殺菌作用を完全に中和すること (41微生物の生育可能な数を長時間安定に保持するこ
と に役立つ、Ail記抗菌因子と微生物病原体とを含有す
る試料液体内で抗困囚子を非活性化するだめの試料解体
用箔の糸、ならひにその使用方法が提供される。
本方法Q、j−あらゆる種類の体液、例えば血液、骨髄
、髄液および胸膜11り、体分泌物、尿等に対して使用
できる1、一般に、血液試料と共に使用するときは、抗
菌因子非活性化系は溶解剤を含有する3、本発明の新規
液体系は試料採取および輸送用容器内に使用し、試料が
採取された後、しかしその中の微生物病原体が例えば微
生物病原体用の培養基上に装置することにより分析され
る前に試料と混合することができる。本発明の新規系は
前記試料採取、輸送容器に内蔵された水溶液の形であっ
てもよい。しかし、抗菌因子非活性化用の本新規系は、
試料液体に可溶々固体粒子の形で前記容器内に位置して
いることが好ましい。
本発明は、1978年12月26日発行の゛クッション
剤を使用する微生物病原体の検出方法″表題する米国特
許第4,131,512号明細書に開示の基本的方法を
使用する1980年7月15日発行の゛クッション剤を
使用する微生物病原体検出用装置″と題する米国特許第
4,212,948号明細書に開示されているような溶
解−遠心分離装置内に使用し得ると考えられる。才た、
本発明の一態様によれば、fa)  溶解−遠心管内に
、前記第4,212,948号特許に開示されたような
液状クツジョン剤および固体粒子状の抗菌非活性化糸を
置き、(bl  r>:I配管内を真空とし、前記管を
前記l改状りノンヨン剤の蒸発温度、例えば約120℃
で該管内を滅菌するに十分な時間例えば30分間力11
熱し次に該管を宇瀞に冷却する ことを含む、溶解−遠心分離装置の組立および滅菌のI
CめのjVi L(Jな方l去が提供される4゜さらに
本発明の糸は、1979年8月14日発行の゛微生物病
原体検定のための表面分離技法″と題する米国特許第4
 、164 、449号明細書に開示されている溶解−
遠心分離法を実施する場合に使用することができる3、 S: <べきことには、本発明の新規な系は液体試4:
’を中にa捷れている微生物病原体の生長を、病原体が
容器内にある間、例えば溶解−遠心管の中でもが処理の
ために保管すれている間、阻害する。
か\る系によれば、あとで試料を培養基上に装置しIC
場合に過大な1数、従って誤った臨床的解釈をもたらす
恐れのある好1しくない生長を管内で牛することなく、
24時間もの保管時間が可能となる1、 本発明の抗菌因子非活性化糸は抗生物質および(または
)ヒトの血清因子を中和する役をする特定の化学的化合
物を非常に高濃度含有する1、この一 高い濃度は慣用の肉汁系に容易には混和できない。
何故なら必要な高濃度の化学品が多くの、潜在的に病原
性の有機体に対し阻害的となるからである3、従って本
発明の抗菌因子非活性化系は抗生物質およびその他の抗
菌因子を、液体試料がそれらと混合される場合に効果的
に非活性化するものであり、生成混合物が微生物病原体
の培養基上で、例えば、病原微生物に対して非活性化薬
剤が非阻害的である濃度迄希釈されることが必要である
。かくして本発明は処理前に希釈が必要な系、例えば痰
、尿およびAiJ記米国特許第4,164,449号、
第4,131゜512号、および第4 、221 、9
48号明細書に開示されている溶解−遠心分離系(溶解
−遠心系に固有の高い希釈率による)に有用かつ有利に
使用される。
それ故にMff記のような、たソし遠心分離tk’内に
抗菌因子非活性化系を含む溶解−遠心分離糸を、遠心分
離および濃縮微生物の培養基への装置の前の血液試料の
処理用に実際使用すると、液体試料内に存在する抗菌因
子例えば、本質的に致死的である抗生物質および抗血清
因子の攻撃から微生物を保護する3、も(−カ・−る微
生物病原体か遠心分離に寸たけ輸送系内で破壊されたな
らば望ましくない偽の負の培養すなわち不正確な定量と
いう結果を来すことがある35本発明の使用の基本的な
利点は次の114!論により一層図式的に説明でびる。
敗血症、すなわちンヨノク、DIC、低血圧等の臨床的
徴候を伴う血液中の微生物の存在は、曲数自体が感染し
ていることを意味するものでない。こ17)理論的モデ
ルC(おいては他の場所、例えば腎臓、肺等に一次感染
があり、微生物は一定速度で血液中に供給される。免疫
系および(−!たは)抗生物質が微生物を一定速度で除
去している。患者は供給速度が除去速1隻よりも小モい
場合に、甘たその場合にのみ敗血症の危機を脱すること
ができる。
かくして、この理論的モデルによれば、慣用の血液培養
系は重大な数の偽の負の培養を生ずるであろう。という
のは試料が一旦採取されメば一次源からの微生物供給は
終結するが患者の血液中eCC存在る抗菌因子は依然活
性だからである1o従って輸送または処理の間にこれら
の因子が採取の時点で存在した生育可能な有機体を殺し
、その結果試験結果を負とすることがあり得る。この概
念は十分な免疫を有する患者−!たは広汎スペクトルの
抗生物質を使用している患者の場合本質的に重要となる
。かくして、本発明の改良を俗解−遠心分離系と併用実
施することにより、溶解−遠心分離法に固有の特徴であ
るこれら因子の寒天平板上での希釈に先立って免疫系お
よび殺菌性抗生物質の公知の有害作用全戸1ノ時に腐断
することによって血液試料の微生物状態がその!、Nに
保持される。
尿分析に抗菌因子非活性化系を使用するときは、臨床的
に適当なアリコートの尿を面接微生物分析用にそこから
取出し得る排尿容器の中に抗菌因子非活性化系を存在さ
ぜる。かくして本発明の実施により、殺菌性抗生物質の
全知の有害作用を即時に遮断しまた殺菌剤の不在におい
ても制菌剤として作用することによって尿試料の微生物
状態がそのま\に保持される。
本発明の新規な抗菌因子非活性化系は、抗菌因f例え/
′i抗生物質および正常ヒト血液中の致死因子を非活性
化する特異性の化学薬品を比較的高濃度に含有する1、
例えは本発明の一態様によれば、アミノク9コント抗牛
物質とポリミキシンI3とに対する遮断剤が抗菌因子非
活性化系に名−すれる。
代表的なアミノグリコ7ド抗生物質の例としてはゲンク
ミノ、ドプラマイ7ンおよびアミカシンがある7、アミ
ノグリコンドおよびポリミキシンBはすべて全体として
IFの電荷を有する。この電q町*遮断するとこれらの
化合物はその効力を失う1.従って本発明の一態様によ
れは、この正の電荷に対J−る迦ユ断剤が抗菌因子非活
性化系に含捷れる1、好−ましい化合物1はポリアネト
ールスルホン酸ナトリウムである。ポリアネトールスル
ホン酸すトリウムは了ミノグリコンドおよびポリミキシ
ンBのイ乍用倉その濃度に正比例して阻害し、ポリアネ
トールスルホン酸すトリウム約0.6重量%の濃度でこ
れら抗生物質は’11’:全に1KI1群される。かX
る遮断化合物のもう一つはアミロ硫酸ナトリウムである
3゜本発明の抗菌因子非活性化系は、試料液と抗菌因子
非活性化系との合計の重量に対して約帆1ないし約1.
0重量%、好ましくは約帆3ないし約帆6重量%になる
に十分な量のポリアネトールスルホン酸ナトリウムを含
む。ポリアネ]・−ルスルホン酸すトリウムはある種の
微生物に対し阻害的であることが知られており、この阻
害効果は後に培養基上で培養基に対しボリアネト〜ルス
ルホン酸ナトリウムの最終濃度が約0.011重量%な
るよう希釈することによって排除することができる。
本発明の抗菌因子非活性化系は好捷しくは捷たベニ/リ
ン、ストレプトマイシンおよびセファロスポリン類の作
用を阻害する化学的組成物をも含有する3、か5る化学
薬品は好捷しくはチオグリコラート、グルタチオン、お
よびN−アセチル/スティンから選ばれる。これら化合
物は一般に抗菌因子非活性化系中に試料液と抗菌因子非
活性化剤との合計に対して約0.5ないし約6重世襲に
なる量存在1−得る。本発明の抗菌因子非活性化系ば゛
またペニシリン、セファロスポリンおよびある柚の−r
ミノグリコントの致死作用を非活性化するために/ステ
ィンをもJイjすることができる3、システィンは好捷
しくは抗菌因子非活性化系内に、試料71ケとわ″]菌
因子非活性化系との金言1に対して約帆05ないし約2
.5市年係、好捷しくけ約0.1ない1〜約1.6Φ赦
チになる量存在する。特に好ましい一態様においては本
発明の抗菌因子非活性化系は、/スティンをiHJ、0
5ないし約2.5重世襲、 およびチオグリコラートを
約0.05ないし約1.6重量係含廟する、チオグリコ
ラートと7ステインとの相乗混合物を含有ずゐ。この組
合せはベニ7リン類、セファロスポリン類およびある禅
のアミノグリコノド類を非常に効果的に非活性化しかつ
捷た生成した系の粘度を低下させる。チオグリコラ−1
・および類似の化合物自体は抗菌因子非活性化系の好寸
しくない粘明増加を起す。しかし前記の/ステイノとチ
オグリコラ−1・との組合せは、例えば血液の溶解後、
はるかに低い粘度を生ずることが判明した。さらにとの
細合せによりチオグリコラ=1・衾、牛育粂イ41のめ
んどうな微生物に対して毒性がより少いよつな割合で使
用することかできる3、さらに一つの利点は/スティン
が11り化され易く、チオグリコラ−1・の存在が溶解
−遠心管の調製中システィンを還元状態に保つ助けとな
ることである。米国特許第4 、212 、948号明
細−に記載されたような遠心管に使用1−得るシスティ
ンとチオグリコラートとの絹合せの一例は、試jl′A
g!i、と抗菌因子非活性化糸とに対して初濃度がシス
ティ世襲、2重量係、チオグリコラート0.1重世襲、
前記特許に開示され/こように最終的に培養基上に希釈
されたときの最終濃度が7ステイン帆018重量係、チ
オグリコラート0.002−w世襲である。システィン
の酸化し易い性辿のため、遠心管の製作中、背を真空に
しオートクレーブ加熱する前の最終段1偕でシスティン
を添加するのが奸才しいことに注意を要する。システィ
ンの純度は重要である3、抗菌因子非活性化系内で要求
される7ステインの濃度が高いため、この化合物の純度
は95チより犬でなければならない。もしシスチンの混
入している/スティンを使用すると、血液の処理中にシ
スチンが沈殿する3、/スチンの沈殿は寒天イ板上で微
生物の小コロニーに類似しているので、これは好捷しく
ない性J6である。チオグリコラートと7ステインとの
組合せの添加は、これが嫌気性微生物例えばクロス]・
リジウム属を輸送中に血液試料中に存在する酸素の害か
ら保護するという二次的効果を有する。これはチオグリ
コラートその他のスルフヒドリル化合物が優れた酸素捕
捉剤であることに基く。システィンは他のスルフヒドリ
ル化合物よりも、グラムまたはモル当りベニノリ7類、
セファロスポリン類およびある種のアミノグリコ/1・
頓の殺菌作用を迩断する効果がはるかに大きく、さらに
MO記の通り/スティンの存在によりRi W4血液の
粘度が低下し遠心管内における微生物の沈降が改善され
るという利点もある。
本発明のさらに一つの態様によれば、サルファ化合物に
対する非活性化剤が抗菌因子非活性化系に存在する。、
サルファ化合物はバクテリアの葉酸経路を妨害してその
抗菌作用を発揮する8、この経路は微生物1)NAの主
化合物である核酸の合成に不可欠でちる。従って、好ま
しくはパラアミノ安息香酸(PABA )をサルファ化
合物の拮抗阻害剤として抗菌因子非活性化系に添加する
。PABAの好ましい濃度は試料と抗菌因子非活性化系
との合計のミリリットリ当り約5ないし約500マイク
ログラムの範囲で、最も好捷しい範囲は1ミリリットル
当り約10ないし約100マイクログラムである。
一般に、もし試料液の保管時間が2時間以下であれば、
通常PABA化合物は必要でないことが認められる。し
かしサルファ剤の殺菌作用が敏感な有機体の増殖を抑制
することは公知であり、従ってもし血液を2時間以上保
管する場合はPABAの添加が望ましいことが明かにな
るであろう。
本発明の抗菌因子非活性化系はまたある種の抗生物質と
作用しこれを非活性化するllI?素、例えばベータラ
クタマーゼ、およびペニンリナーゼをも含有することが
できる。通常、かNる酵素の約1ないし約20活性単位
がこの系に有効である3゜本発明の抗菌因子非活性化系
は、系の用途に応じて他の化合物を含有することができ
る33例えば、血液の処理に使用する系は溶解剤、例え
ば1975年5月1.3 B発行の°′サポニンの無毒
化″と題する米国特許第:3 、883 、425号明
細書に開示されている精製サポニンを含有することがで
きる。本組成物はまた、凝固防止剤例えばクエン酸塩ま
たはエチレンンアミン四酢酸(EDTA)を含有するこ
とができる。
第1図について説明すると、(20)はMiJ記米国特
許第4,131,512号明細書および特許米11特許
第4.212,948号明細1に開示されている遠心分
離装置の図である1、これらの特許は血液試料中の微生
物病原体の存在を従来よりも迅速正確に分析するための
方法および装置を目的としている1、血液試料を溶解し
、高密度で水と混合しない疎水性、無毒性液状クソンヨ
ン剤上に置き遠心分離にかける。
溶解血液試料内に含捷れる微生物病原体はクツ7ヨン剤
と血液試料残分との界面に隣接する層に集捷り、この製
部された形で容易に血液試料の残部から分離して培養お
よび足適的計数に使用される。
図に示す通り、装置(20)は管の上端を密閉する慣用
の注入可能なふた(24)と管の下端を密閉する注入可
能なふた(26)とを有する細長い遠心分離容器(22
)から成る。装置(20)は有効量のクッション剤(2
8,1を含有している。抗菌因子非活性化系は細長管状
遠心分離容器(22)内で使用するときは粒状固体の層
(30)としてクソンヨン剤(28)の上に置く。
抗菌因子非活性化系を装置(20)内において、例えは
約% ミIJ IJソトルの水溶液内に含有させてもよ
いが、前記固体粒状粉末(30)の形であることが好捷
しい。固体粒状粉末(30)は液体クツ7ヨン剤(28
)に溶解せず、同じ成分から成る液体よりも貯蔵安定性
が大きい。さらに粒状固体抗菌因子非活性化系の使用に
より装置(20)内においで、後述するような新規な滅
菌法を行なうことが可能となる11本発明のび1ましい
態様においては抗菌因子非活性化系は水溶液にせよ層(
30)にせよ、試料液例えば血液を加えた場合抗菌因子
非活性化系と血液との合計がポリアネトールスルホン酸
ナトリウム約0.1ないし約6重世襲、システィン約帆
5ないし約2.5重量%、チオグリコラート約0.1な
いし約1.6重tit%、バラアミノ安息香酸約5ない
し約500マイクログラム/ミリリットル含有するに十
分な宿存在する1、さらに、この特定の態様は血液試料
の処理に使用されるので、生成全容積中には1次精製ザ
ポニノ約0.02ないし約1重@ % 、E1〕TA約
帆01ないし約0.5車量チを含有する。、抗菌因子−
非活性化系が水溶赦の形のときは遠心容器(22)に血
液約7.5 ミ’J ’Jソトルを吸引する。前記抗菌
因子非活性化液体系は、抗菌因子非活性化系、試料液体
およびクツジョン剤の合計量を沈む遠心管(22)内の
全液体に対し好1しくは少くとも36計係、さらに好捷
しくけ約5ないし30容量係である。
抗菌因子非活性化系が粒子層(30)の形でりるときシ
」、細長管状遠心容器(22)に血液約8ミリリットル
を吸引する11本兆明の最も好捷しい態様においては層
(30) &、1/ステイノ0.096グラム、チオグ
リコラ−1−0,008グラム、ポリアネトールスルホ
ン酸すトリウム帆048グラム、精製サポニン0.01
8グラト、およびEl)i’A 0.008 クラムを
含Kiスル、、十分購ノポリーγイ、1・−ルスルホン
酸ナトリウムが存在する限り血液凝塊形成の防止にE 
D T Aは必要でないことを述べておく。例えば、別
の満足な面液処理系(層(30) )はポリアネトール
スルホン酸ナトリウム0.048グラム、ジスティン0
.08グラム、チオグリコラート0.009グラムおよ
び精製ザボニンtJ、、0]、9グラム乞与有判る。
J5i’、ω11子非油性化糸と尿との組合ぜの場合に
1合計量(lこ第5し好1しくはボリアネ1−ルスルホ
ン酸ナトリウノ・約()、Gないし約2.0重@、%、
j々′f角1を塩却−/スティン約0.5ないし約2.
5Φ虻予、チオグリコラート約し[了11修受、炭酸水
素ナトリウム約2.9塁を係、およイ、′−j−、塾化
す1リワム約z、5なし>、1,4.(1重量り・を含
有する1J炭酸水卓すl・リウ六を尿抗菌1が子弁活性
化系に添加したのは尿の通常の酸性または塩基性を調節
してpHを中性とするためである。例えば塩化ナトリウ
ムの形で添加した塩は尿中抗生物質の不在において系の
制菌効果を増大させる。遊離塩基システィン例えばIC
1’Jシステイノを従来使用されたし−7ステイン匹代
えて使用したのは、前者は炭酸水素ナトリウム緩衝液と
混合した場合、従来L−M7ステインー炭酸水素ナトリ
ウム混合物の場合にみられたようなガス状反応を牛しな
いからである。
遠心分離容器(22)はンリコーン処理ガラスまたは硬
質プラスチック例えばポリカーボネートまたはポリプロ
ピレンで作製することができる。注入1」能なふた(2
4)および(26)はゴム製密封栓から成ることができ
る。注入可能なふた(24)および(26)は共に、通
常の型の注射針による注入全容易とするため、それぞれ
くほみ(24a)および(26a)を有する3、排気さ
れた空間(32)は、遠心分離容器に既知量の液体を注
入可能なふた(24)を通して注入する場合容器内部に
過大な圧が生じて注入用能なふグこ(24)および(2
6)が遠心分離容器(22)の開口部からずれる恐れな
しに注入が行ない得るよう、大気圧より低い所定の圧力
に保たれる。
遠心分離容器(22)の下端における注入可能なふた(
26)につりで特に述べると、注入可能なふた(26)
の内部表面(34)は遠心容器(22)の壁に対しある
角度をなしている、。
装R(20)はアングルローター遠心分離器に使用する
ように特別に設計され、傾いた内部表面(34)はロー
ターの角に対し余角をなしていることを述べておく。し
かし本発明の装置は通常のスインギングパケット型遠心
分離器においても使用し得ることを注意しねばならない
。後者の場合には表面(34)は装置(20)の底面に
対し直角でなければならぬがそれ以外は、以後第1図に
示す装置(20)について述べるのと同様にして使用さ
れる。表面(34)は平滑で、微生物病原体が捕捉され
る恐れのあるすき間や割目が実質的に皆無でなければな
らない。
さらに、注入可能なふた(26)の祠料が遠心分離容器
(22)の壁に接する表面(3りの周囲の環状密封域は
、その界面に微生物病原体がとゾまる恐れのあるような
大きな環状の割目を生じないよう密封されていなければ
ならない。
平滑表面(34)の遠心分離容器(22)の壁に対する
傾角は装置(20)の遠心分離を行なうべき遠心分離装
置に応じて決定される。
前述のように、スインギングパケット型遠心分離器を使
用するときは、表面(34)は装置(20)の底面に対
し直角に位置する。しかしアングルローター遠心分離器
を使用するときは表面(34)はローターの角の余角を
なす。従って、一般に、ローター角度が約60°ないし
10°の範囲であるときは、表向(34)の角度、すな
わち遠心分離容器内の傾角(36)はこれに応じて30
0ないし80°の範囲となる。すなわち、弧(36)で
示した傾角は一般に、装置(20)が遠心分離の間遠上
分離器内で位置する角度の余角となる。例えば第1図に
示す傾角(36)は約34゜である。従って例えば、装
置(20)が遠心分離が約56°、の角度で行なわれる
アングルローター遠心分離容器内に置かれるときは、装
置(20)内に含まれる敵は表面(34)に対して実質
的に直角をなして押しつけIZlれる。。
クノンヨノ剤(28)の使用量は遠心分離の際に表面(
34) (f完全に梼うに十分で々ければならない。
クツ/コン剤の使用量は選定した特定の系の諸元、例え
ば栓のデザイン、残存血液の容積および使用するクツ/
コン剤の揮発性によって要化し得る3、適当なりッショ
ン剤の量は、装置(20)から取出して微生物病原体の
存在を試験すべき残留血液試料−クッション剤混合物の
&fJtに対して約3.3ないし約40容量チである。
一般に、本発明のクッション剤は高密度、疎水性の水と
混合しない液体から成ることができる。
先述のように、こ\で“高密度″とは遠心力の存在にお
いて、血液と血液処理液との混合物または微生的病原体
を含有すると疑われる他のいかなる試料液によっても支
えられない液体を意味する。
さらにクッション剤は微生物病原体に対して無毒であり
、かつブチルゴム、シリコーンゴムおよびその他の、前
記注入可能なふたの製作に使用される弾性体に対し不活
性でなければならない。クッション剤の密度は約1.2
グラム/立方センチないし約2.0グラム/立方センチ
の範囲であり得る。
一般に14tf記の特性を有し約300ないし約850
の範囲の分子量のフッ化炭化水素が好ましい。さらに前
記の特性を有し77°F、 1気圧における蒸気圧が帆
006 psi (0,3mmHg )  ないし約帆
58psi(30mmHg )、好寸しくは蒸気圧がは
X水と等しいフッ化炭化水素が好適である。従って、前
記の性fRを有し沸点約2000Fなイシ約420¥(
93℃−216℃)、好1しくは約225’Fなイシ約
280 ’F (106’C−138℃)のクッション
剤が使用し祷る。クッション剤の比熱は77’F、L気
圧において好ましくは0.2f−ca4/g℃、以北、
最も好ましくは水の比熱以上である6、クッション剤の
蒸気圧は捷だ管の製作工程、例えばオートクレーブ加熱
の間に注入可能なふたが管から外れないようなものでな
ければならない。ミネソタ州ミネアポリスの3M社がら
フルオリナート(FLUORINERT)の商品名で販
売されているフッ化炭化水素がクッション剤として良好
に作動することが判明した。特定的には、フルオリナー
ト系列のFC−75、FC−48オ、1:び1j″C−
43が特に有用であることが判明した。
か\るクッション剤の果す機能は完全には知られていな
いが、それらは遠心分離された血液試料内の懸ン蜀状態
から抜は出てきた微生物病原体の収集を少くとも二つの
方法で改善するものと信じられる。第一に、クッション
剤は遠心分離容器(22)の平滑な表面(34)および
、遠心分離容器(22)と注入可能なふた(26)との
間の界面の両方にあるすき間、割れ目、裂は目を密封す
るのに役立つ。すなわち、クッション剤がなければこの
ようなすき間に捕捉されそのため回収されなかった恐れ
のある微生物病原体が、装置(20)から取出すときに
クッション剤と共に回収される。第二に、クッション剤
は遠心分離中に血液試料中の懸濁状態から押出されてく
る微生物病原体の衝111を緩衝する作用金なすと信ぜ
られる。この緩衝効果はこれがなければ衝撃時に生じた
であろう微生物への傷害の危険を減少させる。さらに、
微生物病原体の一部は実際クツ7ヨン剤中に進入するか
も知れないが、完全に通過するものは実質的になく、大
部分はクッション剤(28)と血液試料との界面でクツ
7ヨノ削の表面に層を成して集まる。
クッション剤(28)を遠心分離装置(20)内に堆置
し終ったのち、血液に対する抗菌因子非活性化系(30
)もそこに堆置することができる。
抗菌因子非活性化系(3o)を遠心分離装置(2o)内
に堆置し終ったならば、注入可能なふた(24)を所定
の位置にかぶせ、空間(32)を所望の大気圧以下の圧
力、例えば水銀柱25ないし30インチの減圧にする。
一実施態様によれば遠心分離装置(2o)の内部を次に
新規な技法によって滅菌する。遠心分離装置をその内部
のフルオリナートの蒸発温度、例えば少くとも約120
℃に加熱し十分な時間例えば約30分間保持すれば管の
内部および固形粒状抗菌因子非活性系(3o)は熱フル
オリナート蒸気によって滅菌されることが判明した。こ
れが終了すれば、遠心装置(20)は単に室温に冷却し
、例えば販売用に包装される。
さて第2図〜第9図について、一連の分析手順を図式的
に示し本発明の好ましい一態様を説明する3、−例とし
て、血液試料内の微生物病原体検出のため本発明の一態
様に従って行なう操作は次の装置によって便利に行なう
ことができる:クッション剤(28)および抗菌因子非
活性化系(3o)を内蔵する前記の遠心分離装置(2o
)。この容器の容積は12〜14 ミIJ IJクツル
であってよい。
滅菌ガラス注射筒1本およびIV2インチ、21番の使
い捨て注射針1本。
滅菌ガラス注射筒1本および1インチ、18番の使い捨
て注射針1本。
ハブに木綿を挿入した5/8インチ、25番注射針1本
(通気用に使用)。
血液寒天平板 2枚。
チョコレ−1・寒天平板 2枚。
遠心分離装置(20) または何等がこれと同等の装置
以外は釉々の周知の実験器具および培養基を本発明の新
規な方法の実施のために使用し得ることを述べておく。
特に前掲の培養基は単に代表例であり、一般に最も普通
に知られた微生物病原体の検出に使用するのに好ましい
ことに注意しておく。
前記の血液寒天平板は慣用的に使用される血/?ダ寒天
平板で、どれは基本的には羊の血液と基本営養剤例えば
脳・心臓浸出液とをぺ) IJ皿り寒天同化剤で固め合
せたものである。チョコレ−1・寒天平板はある種の生
育条件の難しい病原体、例えばへモフイラスを培養する
/(めのものである。、かく1〜で、本発明の方法には
fψ々の装置を使用しイ)するが、1j11掲の装置お
よび利料は本発明の範囲内シ(=おいて丁記のようにし
て便利に使用1することができる1、 第1図に示しまた遠)し・分離装置(20)を使用する
には先ずこれを、注入”J能なふた(26)がその平滑
な斜めの面(34)が装置(20)の下端に来、クッシ
ョン剤(28)抗菌因子非活性化固体(3o)が平滑な
斜めの而(3りの上に乗るように位置させる。実際には
取扱い上クッション剤(28)と抗菌因子非活性化系(
30)との混合物か生じ従って二つのはつきりした層が
必ずしも存在しないことがあり得る。クッション剤(2
8)と抗菌非活性化系(30)とのこの不安定な混合物
はとXに述べる方法には全く悪影響を与えない3.何故
なら固体を形成している系(30)は水性試料(面数)
に迅速に浴解し、生成した二つの液相は遠心分離によっ
て迅速に分離するからである。
次に、患者から採取した所定量、例えば8ミリリソI・
ルの血Mt遠心分離装置(20)の減圧空間内に第3図
に示すように通常の型の注射器(40)を使用して注入
する。別の方法として、慣用の真空血液吸引装置例えば
Becton Dickinson  から” Va 
c utainer” (バクテナー)の商品名で販売
されているものと共に供給される標準の二重釧備品を使
用して、試料を直接装置(20)内に吸引することがで
きる。次に、血液試料(38)、抗菌因子非活性化系(
30)およびクッション剤(28)の入った装置(20
)を混合操作にかけて凝固防止剤、赤血球溶解剤、およ
び抗菌因子非活性化系(30)が血液試料(38)と確
実に完全に混合するようにする。この混合工程は第4図
に示す。混合工程により、溶解剤を含有する抗菌因子非
活性化系(30)が確実に、血液試料と完全に混合しこ
れに可溶化される。この可溶化作用により抗菌因子と抗
菌因子非活性化系(30)の化学的成分との接触が確保
されかくして血液試料q38)内に含捷れる病原体がす
べて確実に抗菌活性から保護されるようになる。
血液試料(38)をこのように処理した後、遠心分離装
置(20) e遠心分離にかけて処理された血液試料(
42)内のe LL物1病原体を懸l蜀液から抜は出し
て、高密度クッション剤(28)と試料液の残分との界
面の隣りに集捷らぜる3、微生物病原体の中には実際遠
ノし容器(22)の11111壁に平滑表面(34)の
1%い方の端に隣接して点(22a )に堆積するもの
もある。この遠ノし分離工程は図式的に第5図に示す。
遠心分離の速度および時間は遠心分離装置(20)の構
成41料お」:ひ遠心分離装置の種類によって広く変化
し得る1、遠心分離は既処理血液試料(42)およびク
ッション剤(28)を含む遠心分離装置(20)に約1
500  ないL 6000  車力加速度、好ましく
は約1500ないし:3000重力加速度を加えて行な
うのが便利である。
第5図に示す如く、遠心分離装置(20) k遠心分離
中1クリえば56°の角(弧(43)で示す)をなして
置くアングルローター遠心分離器を使用する1、従って
、もし平滑な斜めの表面(34)が遠心分離装置(20
)の内壁に対して34°の角をなすならば、既処理血液
試料(42)とクッション剤(28)とは遠心・分離の
際平滑な斜めの入面(34)に対し相対的に直角をなし
て押しつけられる。スインギングバスケノト型遠心分離
器を使用するときは遠心分離装置120)は水平向に対
し実質的に0°の角度で遠心される1、従ってこのよう
な場合には表面(3りの角度は約90°となり、注入可
能なふ/l (26)の代りに平たい内部表面を有する
注入可能なゴムのふたを使用する。
遠心分離工程が完了した後、遠心分離器#t20+を遠
心分離器から取出し、微生物病原体かすでに分離した既
処理血液試料(42)の大部分を除去することができる
。なおこ\で使用しているパ残留既処理血液″または゛
残存血液″という語は、その中に存在する微生物病原体
が試料の底部に集ま9、実質的に微生物病原体を含まな
い“残存″試料部分をめとに残すように遠心分翻された
血液試料を指す。この工程全第6図に示す。除去を容易
にするため例えばハブに木綿を入れた通常の注射針の形
の通気側(44) k注入可能なふ/ζ(24) ’F
e通して突き刺す。次に注射筒(45)をHした第二の
注射針を、微生物病原体が既に分離された残存既処理面
液試料(42)の大部分を除去するために注入可能なふ
た(26) t=通して突き刺す。例えは遠心容器の容
積が12ないし約14 ミIJ IJットルである場合
は、既処理血敢試料(42)のうち約1.3−1.7 
ミIJ IJツトル以外の全部を除去するのにl ’A
インチ、18番のd:躬針金便用ずることがてきる。図
示のJl]り遠心容器(22)の内部から抜き出すべき
残存血液試料の大部分は、二つの液の界面十および賢°
I!−面内ならびに前記斜めの平滑表面(34)の上端
に瞬接する遠心容器(22)の側壁上に生成している微
生物病原体の層を乱さぬために、平滑表面(34)の上
部頌角端に14接した側壁の反対側の点から取出すこと
が好捷しい。残存血液の大部分はこの]二様で除かれる
。しかし残存血液の小部分は遠心容6 (22)内に残
して、残存全数体中クッション剤が約3.3ないし約4
0.0  容置チヲ占めるようにしなけれはならない。
前記クッション剤が約20芥量係より多くならないこと
が好゛ましい3.何故ならクッション剤の量がこれ以上
であると、本方法に使用する以後の病原体培養上程にお
いて微生物病原体コロニ゛−の形態に惑影響がありイ!
7る〃・らである1、 既帆理残存皿液試料の大部分を除去した後、注入可能な
ふた(24)および(26)から針を両方とも抜さとり
、遠心分νjlI装置(20)を第7図に模式的に示し
た第二の混合工程にかりる。しかしRr望ならば、通気
用針(44)は後の工程で病原体含有散体の除去を容易
とするため、注入nJ能なふた(24)に刺したま\に
しておいてもよい。第二の混合工程は、残存既処理血液
試料(42)の大部分から分離して前記の層を形成して
いる病原微生物を再懸濁させる役をする。このように残
りの小部分の残存既処理血液試料(42)中に集められ
た微生物病原体を再懸濁することにより、より高率でよ
り均一な回収が確実となる。
混合工程を再び停止した後、小部分の残存既処理血液試
料(4幻中の微生物病原体、残存既処理血液試料中の微
生物病原体と高密度クッション剤との混合物は遠心分離
装置(20)から取出すことができる。この工程は第8
図に示す。前記したように、もし91望ならば、残存成
分の取出金一層容易にするために通気用注射針(44)
を注射可能なふた(24)を通して挿入してもよい。次
に注射針をつけた注射器(46)を注入可能なふた(2
6)に刺してクッション剤(28)、残りの小部分の残
存血液試料(42)およびその中に存在する微生物病原
体の混合物を抜き出す。これらの成分を取出すために使
用する注射針を斜めの平滑表面(34)の低い方の端に
刺せに、′特に良好な回収ができることを述べておく。
表面(34)の頗角d、一部、倣イ]物を含有する残存
散体が流入する711斗の役をすると16じられる。高
密度クッション剤(28)と残りの小部分の残存既処理
血液試、fJI <42)および回収された微生物病原
体との混合物(48)は約11/2ミリリツトルの液と
なるはずである。
次にこの液を適当な培養基上に散布する。この工程を次
に模式的に第9図に示す。前に目Cした装置を使用し、
月利は次のようにして散布することができる。
血液寒天平板2枚は水溶液種4ミリリットルを受入れる
ことができ、無気性環境において36′0で培養するこ
とができる1、チョコレート寒天平板2枚は水溶7Pj
−0,4ミ’J ’Jソトルを受入れることができ、キ
ャントルジャー(candle jor )内で36℃
で培養することかできる。培養基は毎日コロニーのイ]
無全調べな&J’ tLσならない。微生物学的分析1
支法を1史11]することができる。血液1ミリリツト
ル中の微生!bl+病原体の数はコロニー数に補正係数
を乗じて求めることができる。この補正係数には所定の
微生物に対する回収率、使用した血液および高密度クッ
ション剤の容積および平板散布した最終混合物の量を考
慮に入れる。前記した一般例において補正係数は帆5で
ある。
前記の手順により、残りの小部分の残存既処理血液試料
(42)は培養基上で少くとも約1:60tで希釈され
ることになる。これにより抗菌因子非活性化系中に残存
する化学薬品の量は確実に、その中で微生物病原体の成
長を阻害しないのに十分に希釈される。本発明の抗菌因
子非活性化系は致死的薬剤を中和するかまたは阻害する
19例えばポリアネトールスルホン酸ナトリウムは一般
に中和し、/スティンは一般に阻害する。さらに、試料
を遠心容器(22)から取出した後システィンに対する
酸素の影響により微生物に対するその阻害作用が破壊さ
れる。1]I丁記の希釈操作は、抗菌因子非活性化系の
成分および(または〕薬剤を微生物の成長に対し致死的
でも阻害的でもない水準まで希釈するのに必要であり借
る。さらに、血液試料中に存在するが微生物に対して車
に1泪害効果を発揮するのみで致死的効果の無いような
抗生物質に対しては、l:60希釈が微生物に対するそ
の阻害動電を無くずに一般に十分であることがわがる3
、この神の化合物の一例はカントリンンである。すなわ
ち、一般にに60希釈により大部分の微生物−抗生物質
の組合せについて成長阻害が防止される。しかし、ある
神の抗生物質の殺菌捷たは阻害作用に対して特異的に敏
感は微生物も存在する33例えば黄色ブドウ球菌の非常
に敏感な菌株(最小阻害濃度0.2マイクログラム/ミ
リリットル)を単離しようとする場合、血液試料がポリ
アネト−ルスルポン酸すトリウムかパラアミノ安息香酸
がンスティンーチオグリコラートかによって遮断されて
いない抗生物質20マイクログラム/ミリリットルを含
有するならば血液試料ミリリットル当り0.4マイクロ
グラムを通常装置する前記の方法による慣用の寒天平板
(培地20ミリリツトル)上ではこの微生物は生長しな
い。この組合せでは最終花釈は約1:60になる。かく
して、この例では抗生物質の平板内での最終濃度は0.
33マイクログラム/ミリリツトルとなり、これは確か
に以後の黄色ブドウ球菌菌株の生長を阻害するであろう
さらに、抗生物質の希釈は瞬間的でなく最初に寒天平板
上の高水準の抗生物質が致死効果を発揮することがあり
得る。この問題を解決ししかも、本発明の新規な抗菌因
子非活性化系によって改善された溶解−遠心分N「法の
周知の利点を維持するためにはさらに一つの改変が必要
である:すなわち大形ペトリ皿である。臨床実験室では
抗生物質の試験用に1.50 tnm X 20 mm
のベトリ皿をも同時に使用している。この皿は60〜8
0ミリリットルの培地を含み、通常の100 mm x
 20 mmのぺ1・り皿の2.25倍の表面積がある
。この大形皿の表面上に0.4 mlの血液試料を均一
に線状接種すれば拡散速度を2.25倍に増加でき、最
終希釈を約1 : 200ないし約1 : 270にす
ることができる。先に使用した例においては、これは最
終抗生物質濃度帆1ないし帆075マイクログラム/ミ
リリットルということになる。この皿を使用すれば抗生
物質の最終濃度は最小阻害濃度より十分低くなり微生物
は1F、常に生長する筈である。すなわち、大型の皿を
すべての場合に使用する必要はないが、ある棹の生育条
件のめんどうな微生物と抗生物質との糾合ぜ例えば黄色
ブトつ球菌−セファロチンの疑いがある場合はそれを使
用すべきである。
次に第10図により、体分泌物試料の採取および運搬用
装置から成る、本発明のさらに一つの態様を示す9.装
置(100)は一端(104)において閉じられ反対側
の端(106)において開放されている細長いiiJ撓
管(102)から成る。ふた(108)は開放ψ#]’
+ f:閉じる3、管内の密閉端(104)の近くに、
微生物に7・Jす、る適当な液状培養基の入った圧砕可
能なアンプル(110)か内蔵されている。アンプル(
110) K隣接して吸収(者)拐料(112)があり
、これは任意の適当な吸収(膚)剤、例えば綿でよい。
吸収(着)利料(11,2)はその中に抗菌因子非活性
化固体(1,1,4)を分数含有し2ている。管(10
6)の開[コ端内に綿棒(116)があり、これは例え
ば病変部からの体分泌物の採取用の吸収剤先端部(12
0)とハシ1−ル(118)とから成っている。
抗菌因子非活性化固体(114)は前記の溶解−遠心容
器内での使用用に開示したのと同じ材料であってよく、
固体(114)と培養基(110)と吸収剤先端部(1
20)に採取された体分泌物との合計量に対し、前記し
た成分の血液試料に対するのと同じ量比で存在してよい
。操作に際してはふた(106)を外し綿棒(11りを
管(102)の中から取出す。綿棒は例えば開放病変部
からの体分泌物に接触した後再び管(102)内に挿入
され、管の開口端(106)にふた(108)をかぶせ
る。その後、管(102)の密閉端(104)に隣接す
る部分を押しつぶしてアンプル(110) ’に破壊し
液状培養基を放出、吸収(着)材料(112,)を十分
に浸させ抗菌因子非活性化固体(114) ’!i= 
fil溶化させる。生成した、抗菌因子非活性系を溶解
含有する液体は綿棒の先端部(120)に吸収されて、
先端部に存在する抗微生物病原体を維持するための媒体
ならびに、綿棒(116)の先端部(120)上に吸収
(着)された体分泌物中に存在するかも知れない抗菌因
子を非活性化するための抗菌因子非活性化因子を提供す
る13綿棒(116)を後にm ?、’# (102)
から除き、前述のようにして微生物学的に分析を行なう
、。
以外の火施例シ」、本発明の理解をさらに容易にするだ
めのものであって、その範囲を限定するものではない1
、すべての実施例において CI=’U−微生物のコロニー形成単位/管中に最初に
接種した血tj、−9%1本当り血液7V2ml処理。
回収係−処理後に見いだした全微生物中勾配において回
収された微生物の百分率1゜ S因子=生存指数=管内全内答物から回収されたCI”
Uの数/導入したCFUの数 S=1は殺菌の無いことを意味する。
S = 0.1は10%生存を意味する、。
である。
1りIll 抗生物質ゲンタミ/ンに対するポリアネトールスルホン
酸ナトリウム(SPS)の作用を説明する。
試験は米国特許第4,212,948号明細書に開示し
謂Jくされている原形の遠心分離装置を含めて実施した
。原形式においては、台管はクツ7ヨン剤古してフルオ
リナー) 1”C480,3rnl、血液処理液として
PPG O,005ミリリツトル、ELITA O,0
08グラム、SPS O,0048グラムならびに溶解
剤としての精製サポニン0.018グラムを含有する蒸
留水種5ミリリットルを含む1.管は滅菌されており水
溶液のpf(は7.4で、ヒト血液約7.5 ミIJ 
IJットルを吸引するに十分な減圧としである。第二の
管はポリアネトールスルホン酸ナトリウムを、処理液と
血液試料とに対し最終濃度0.6重量%に等しくなるよ
うに水溶液に加える以外同様に調製した。次に一連の前
記原形管および原形管プラスポリアネト−ルスルボン酸
ナトリウムをゲンタミン6マイクログラム/ミリリット
ルを含有する血液試料中既知量の黄色ブドウ球菌を添加
して試験した3、血液を溶解し、管は臨床的条件を模す
るため遠心分離前に室温(約72°F)に2時間保った
。次に管を前述のように1−で遠心し濃縮した材料を培
養基上に平板散布して回収率を調べた。結果は次に示す
第1表 黄色ブトつ球菌(Ai’CC259237)ケノタミ/
ノ(6)tg/ml) 糸      コ迂す  回収チ  S因子原    
      133     100     .06
原−10,6% SPS   203   80   
.9原形管は全回収率が6%であるのに対しSPS糸の
回収率tよ72%である( 11.0倍の改Of ) 
例  2 アジピンリンに対するチオグリコラートの非活性化効果
を示すため次の例を加える。本例は表記の計のチオクリ
コラ−トヲ第二および第三の系列の管に添加した以外は
例1と同様に1.て行なった。
第2表 ケ■1(色ブトつ球菌(Ai’CC259237)−ア
ジピンリン(21It gAnt )涼→6係チオクリ
コラート  466   89   .13*処理液+
血散試料の融に対する係 属形管の全回収率が0.07%であるのに対し、6%チ
オグリコラートの系の回収率は12.5%であった一1
79倍の改良。
例  3 本例はアンピシリンおよびゲンタミンン非活性化用の新
規なシスティン−チオグリコラ−1・の組合せを説明す
るものである。下記の一連の試験は、液状血液処理拐料
に添加したチオグリコラ−1・−システィンの表示の量
および抗生物質の量以外は例1と同様にして行なった。
第  3  表 黄色ブドウ球菌(ATCC259237)アジピンリン
(21μν匍 −L     コ用里 3仔 原         196  33   .002*
 処理液と血液との合計量に対するチ第  4  表 ゲ1色ブI・つ球菌(A′l’CC259237)ケノ
タミ/ノ(6μ?、Anl) 系        CFU  回収% 8因子原   
           133   100     
.1−   * JjK + 0 、5%チオクリコフー1・  203
  100    .2−   * 原+0 、5%チ牙クりコフート  287   86
    .8* 原40.2係/スティン * 処理液と血液との合占」蚤に対するチ第:3表おま
ひ絹4表の比較データからチオクリコラート−7ステ・
fノの組合せの効果は明らかである。。
1列   4 本(91]は1%? I’ilヒト血液の粘度低−トに
幻するチオグリコラ−1・−7ステイン混合物の相乗効
果を示すものてあろ1、−1れそれの」烏合に、ヒト血
液’7−!iミリリットルを(〜製すポニン2.5沖量
係および(添ツノ11する場合は)表にI弓げた量のチ
オグリコラートと/ステイノとを3山する水溶敵で処理
した(チは処理液と血液との骨旧i−に対するものであ
る)。
各試料の粘度は23.5ないし24.8°Cで測定した
結果を以下に示す。
1 サポニンxi                4
.042  〃   〃 →0.1係チオグリコラート
      7.283   tt    tt+0.
5チ   //           7.774  
 〃//+1.0%   u           8
 、565   n    //+2.0%   〃 
         8・516   tt   /7+
3.0チ  tt         8 、4.67 
  〃   〃 → 0.1係システイン      
   4.56B   u    tt+Q、5係  
 u           3 、46g   u  
 //+1.0係  〃       2・89*試料
温度 23.5〜24.8℃ 例  5 沖の原形溶解一連ノし・分離装置を例1に記した」2つ
に1;1↓\ンてた9、寸だ、水相を下記のように変更
(−た以外O−:1例1と同様K して第二の一連の溶
解−遠心分離装置を組立てた: ポリブL1ピレンクリコール0.005ミリリットルを
Jイj′J−るズ≦留水帆5ミリリットルを管に装入1
、 次に各肯に粉末混合物0.17グラムを加えた。
この混合物は次の成分を宮有する: 楯製−リーポーン1.>3グラム、ポリアネトールスル
ホノ1タナトリウム4.8グラム、チオグリコラ−1・
0.8クラノ・、およびンスティン9.6グラ )、 
1. 11″1′・1、A−トクレープ加熱により滅菌しその
最終1111 &;1. f〕、(iないし6.8であ
った。
管内は血液7.5 ミ!J IJットルを吸引するに十
分なだけの減ハ、にした1、 −1・・のト・の\1易含に、後出の表に示すような量
の41.1.定の微生物と抗生物質を血液7.5 ミ!
J ’Jノトルに加えた。次に血液を溶解−遠心管に入
れ、臨床条件を模するため管を室温に2時間保持した後
、本明細書に記載のようにして遠心分離にかけた。
次に各管内の濃縮残分を等分量づつ適当な培養基の入っ
た100ミリメートル×20ミリメートルの太さの5組
の基天平板に平板散布した0、遠心分離後に残存する上
清1ミリリットルも同様平板5枚に散布した。結果を次
の第6表に示す。
ヘ0IN−のべ一〇のへののトNへ寸−の+1+1旧刊
刊+l +l +141刊旧+l +l +l +l 
+l +1 +1−I−+■のω■帥ωトーーのωO■
トの−のト■oO1,1′)CI)■■■■トド■の■
0の■0■■■■■■の■■■Φ■■■O■■−賛も4
11−、 (1(ヤヤヘlT% )−1べb本」ヤ本\
 大 穴 大台管からの濃縮残分を、培地含有の100
 ミIJメートルX 20 ミIJノー トルのペトリ
皿の代りに150ミリメールX 20ミリメートルのベ
トリ皿に散布した以外は前記と同様にしてさらに試験を
行なった。
後ψ1の皿は6f1−80 ミ’) ’)ソトルの培地
を會み、1jil記第6表のデータを得るのに使用した
MiJ記の100ミリツートルX 20ミリメートルの
ベトリ皿の約2.25倍の表囲41′f を有する。結
果は次の第7表に小す、う ゲノタミ/ン(9g)   →  →−+    63
0  92  .7±、2ドプラマイン/(4μg)+
  → アミブノ7ノ(21μg)  十   +    → 
  +   十(ニー/ソノ(20μg) →   +
      ++士アノビ/リン(21/zg)→−+
    十   +   →七フーJ’Cコブン(20
μg、)214  1(Jo    、4  ±、2 
 777  100   .8±、1ヒフオA−/チン
(25// )467  96   、7±、2 30
1  99.8 .9±、1ガントリンン(100/i
g、) クリンタマイ/ン(5μg)     十   +  
   +     +   +    +メチシリン 
   (9〃g)      +     十    
 十     +    十    →バンコマイシン
 (襲g)    +   →−十十十十ビペラノリン
  (60μg)    +   →    →−十 
 十   →モギサラクタム(10促g)    十十
+    十十+セフオタキ/ム(2(ロ)妬7)  
 5f)4  100 .8±、1  567 100
 .9±、111、大腸菌(ATCC+25922)な
し    237 91  ]、、3±、317294
 1.5±、6ゲンタミシン(6/’g)     +
    +    、  +     十トフ゛ラマ・
fソノ(4〃) アミ力7ノ (211υ ペニシリン (201υ              
+   千  十アンビ/リノ(21zQ セファロチン(20/Q    102 100   
.1±、9  28892   .8±、1セフオキ/
チン(25リ   454 100   .5±、+ 
  40699   .9±、3テトラサイクリン(Q
lQ    +    →−エリスロマイ7ノ(8/Q
   305  100   .9±、2  2129
9  1.0±、2ガントリ/ノ(100#)    
1.40  99.8  ]、、4±、6  2319
9  1.0± 1チ力ルンリ区150/j化6)  
→   +    +カルベニンリン(20/17.)
   +     十+ピペラノリン (60/ig)
++ 才 容管は処理前に室温(20℃)に2時間保持した。
** 小型+1flは寒天培地20−を、大型皿は80
rn!、を含tr。
***括弧内の数は使用抗生物質最終濃度/血液−を示
す、。
十 小型皿での回収率良好につき試験ぜす。
第6表および第7表のデータは本発明の次の重安な而を
示す3、すなわち 1、平均的血清水糸の神々の抗生物質の存在する場合、
原糸は最初の接種物の99.7%までも失うことがある
(黄色ブドウ球菌対アンピシリン)1.黄色ブドウ球閑
の場合抗生物質19中13種は2時間以内に微生物の5
0%以」二を殺した。大腸菌の場合はこの過大な致タヒ
作用は抗生物質のうちの9神につい−C牛じた1゜ 2.1″ノましい糸については、最旨殺菌率は70%で
、接神物ノの50チ以下への減少は黄色ブドウ球菌に対
;−で2神の抗生物1↓、大腸菌に対して2独の抗生物
質について牛した2、新装置に大型皿を加えることによ
りこれら4ケースで観察された致死効果は殆ど全く消滅
した( S = 0.8対帆3、S = 0.9対0.
5、S = 0.8対帆5、S = 0.5対0.3)
総括すると、断糸に大型ベトリ皿を併用することにより
輸送および処理中の血液試料内に存在するバクテリアに
対する血液および治療用抗生物質の殺菌効果を1効に阻
害することができる。
以下の第8表から第14表寸でに示すデータは、敗血症
の患者の血液から普通に単h「されるその他の病原体に
対する本発明の一般的有効性を確証するものである。
8 flの潜在的病原体および神々の抗生物質について
前記例5と同様の操作を行ない、容管からの濃縮残分を
以下の衣に示すように小型および大型の両皿に平板散布
した。
第8表 回収係   S因子 1目    n+          1日     
  新1′ノヒ/リノ      ’JW、5  95
      1.5  ±、5   .8± 、1ノノ
ルベニ/リノ     f)     94     
    0     .6±、3チカル/リノ    
 10F1    86       .06±、07
  1.3±、6トブラマイ/ン   100   7
5      .03±、(11・9±・2り「」ラル
ノエニコール 98   80      .9  ±
、2  1.2±、3j斗ラリイクリノ   9)3 
  88      .9  ±、5  1.4±、7
カノトリノノ      97    99     
 .6  ±、1   .8±、1な  し     
          97      98     
    1.4   ±、2     1.2  ± 
、1セフオギ7ナノ    95   97     
 .9  ±、2  .8±、2十ノj゛ロJノ   
  99.(i   88      LO±、2  
.9±、1ゲノタミ7)      9り99    
   、fJ4±、03  1.1上、1トブラマ1/
ノ    9B  ’93     .9±、5  1
.1±、2クロラノ、フエニコー/1.  +    
 97               ・9±・3十/
]惧り皿の回収率良θイにつき試験せず第9表 肺炎桿菌≠632−2−小型皿 カルベニゾリン     93  94  .1±、1
  .8±、2チカル7リン     99  89 
1.0±、1 .9±、1トブラマインン     8
5  93  .3 ±、3  1.1±、2クロラム
フェニコール  99  93 1.3±、2  1.
0±、4テトラサイクリア     98   95 
 1.0 ±、1   9±、2ガントリ/ン    
   95   98  1.0 ±、1  .9±、
1セフオキシチン     49  97  .02±
、02 1.U±、1なし    92 931.1±
、3.7±、1セフアロチン      100  9
8  .2 ±、1  .5±、2第10表 緑1儂菌 4P27853−小型皿 回収襲      S因子 カルく二/リン     98   95   .9±
、3  .9±、1チカルンリン     93  9
1  .3±、I   LZ上 lドプラマイノン  
    98   90  1.0±41  .9± 
、2クロラムフエニコール  96  86   .7
± 2 1.1±、2テトラサイクリン     95
   89  1.0±、L    1.2± 、1セ
フオキシチン     97  86  1.4±、2
  .9±、4セフアロチン      90  92
  1.4±、1  1.4±、01ゲンタミ/ノ  
    98  56  1.0±、4  1.2±、
2モキサラクタム     97  87  .6± 
1  49±、1第  11   表 アンピノリン    43  65   .01±、0
1       .6±、2メチ/リン      8
3   86   .003±、004       
.4±、2ドプラマイノン    97   88  
 .8  ±、4        .6±、4クロラム
フエニコール99   93   .6  ±、4  
     .8±、2テトラサイクリン  100  
 99   .3  ±22        .4±、
2エリスロマイ/ン   *97  杓8  *、3 
±、3        *1.3±、3セフオキソチン
    97  99   .4  ±、1     
  .5±、2なし    93 90 1.0±、0
3   1.U±、1ゲンタミ/ノ      99.
8100  1.0  ±、1        1.1
±、1*培養時間 ・・48時間 大型皿 回収%       S 因 子 旧   新      旧        勅テトラザ
・1′クリノ   99  100   .5±、2 
   .7±、2トブラマインン     98  9
9   1.0± 、3     1.1±、2アノビ
/リン         82           
 .9±・3セフオキシチン    100   99
    .2± 、1     .8±・1メチ/リン
            97       +   
      、6±、1ベニ7リン         
  63     ±        、9±、1十 
小型皿の回収率良好につき試験せず第  12   表 化膿連鎖球菌 ≠19615−小型皿 回収チ        S因子 旧    新     旧         新ペニシ
リン      0.2  100   .02  ±
、02  .6±、2アンピシリン     0   
 99   .0002±、0003 .6±、1メチ
ンリン       95  90   .2   ±
、1  .8±、2ドプラマイノン       98
   100    .6   ± 、1   .5±
 、2クロラムフエニコール  98   97   
 .5   ±、1  .4±、2テトラザイクリン 
    100   96    .3   ± 、1
   .1± ・1エリスロマイ7ン    100 
 100    .02  ±、01   .0計、0
1セフオキンチン      98  100    
.3   ±、1   ・2±・03なし    92
 95 1.0  ±、5.5±、1ゲンタミ7ノ  
     99   94    .6   ±、1 
 .9±、1大型皿 回収%        S因子 トフ゛ラマインン     99  100     
1.0土、i   i、i± 、3クロラムフエニコー
ル  99   99      .8±、3 .9±
 、3テトラサイクリン     99.6 100 
       。6±・1   ・7± ・3エリスロ
マインン    100  100       .1
±、1  .1± 、1セフオキ/チン     98
   95      .6± 1 .7± 、2なし
    98 97   .8±、11.0±、2アン
ピシリン      +   100        
+    1.5± 、2ゲンタミシン       
+    99.5        +1.2± 、3
第13表 回収%        S因子 アンビリノン    33  95     .01±
、U]   、9± 、1セフオキ/チン   80 
 97    .1±、1 .7± 、2クリンタマイ
/ン  96991.2±、2  1.1± 、2エリ
スロマイシン  94 10fJ      、4±、
1  .7± 、2ゲノタミ/ン    90  77
     .4±、1  1.3± 、4カナマイ7ノ
     94  99     .8±、1  .9
± 、1ノチ/リン      94  99    
 .9±、2 .8± 、1ベニンリン     73
  99    .1±、1 .6± 、1テ]・ラザ
イクリン 100  99    .2±、1 .6±
、1バノコマインン   95  99     .7
±、2 .8± 、2大型皿 ]蝉優−−姿一因子一 旧   納        旧      實なし  
    95 99   .9±、1 1..2±、1
セフオギ7ヂン     93 95     .8±
、6   .7±、2ガントすノン       92
981.2±・7   ・6±・1ベニンリン    
  100  99     .3±・2   ・6±
・2第  14   表 回収%     S因子 旧   新      旧     新し      
          88    51    .7 
 ±、2  1.0  ± 、3カルベニ/リン   
  96   82   .09±、05  −5±、
1セフオタキシム     97  100   .7
±、2 .8±、1セフオキ/チン     94  
 99   .5 ±、3 1.1±、5クロラムフエ
ニコール  87   88   .9±、2 .9±
・1エリスロマイ/ン    98   64.   
.7 ±、5 .6±、2ペニシリン      87
  51  .7±、1 .7±、1テトラサイクリン
    90   90   .5 ±、1 .5± 
、1バンコマインン     95   99   .
7 ±、2 .8±、2スポロゲネスm4j−1940
4小型皿なし         97  93   6
 ±、1 .6±、2カルベニンリン       9
8   99    3  ±、3 .8±、3セフオ
タキシム       97   98    5  
±、2 .5±、2クロラルフエニコール    96
   97    7  ±、4 .6±、4クリンダ
マイ/ン       99.7 100     ’
4  ±、2 .3±、2エリスロマイシン     
  96   99    5  ±、2 .8±、2
ガントリジノ         93   99   
 5  ±、1 .7±、1ゲンタミノン      
   98   98    8  土、2 .6±、
4ペニシリン        100   96   
08±、04 .8±、3この場合にも断湿合剤1l−
1:微生物を抗生物質の致死作用から保護している。致
死作用を発揮しない抗生物質に対しては予期した通り原
形管も抗菌因子非活性化系を含有する変形管も共に微生
物の実回収率は同じになった。さらに例5および例6に
より、m=の特定の微生物と抗生物質との組合せ、例え
ば黄色ブドウ球菌対セファロチンを取扱う場合は大希釈
(1: 267 )が必要なことがわかる。
これらのデータは大希釈はm=の抗生物質、例えハセフ
ァロチン、テトラサイクリン、エリスロマイシン、およ
びある種の微生物、例えば千球閑の場合にのみ必要であ
ることを示唆する。アミノグリコシド、ペニシリン、チ
ンピ/リンおよびクロラムフェニコールはこの合剤によ
り完全に中第11されるが、セファロチンは部分的に中
和される、。
例6 例5に述べたような一連の原形管と、例5に述べたよう
な抗菌因子非活性化系を含有する管とを使用して、陽の
血液培養確認によシ敗l4J1症の疑のある患者から採
取した血液を処理した。各々の場合、患者からの血液を
原形管および抗菌因子非活性化系を含有する変形管に装
入した。管を遠心分離にかけ濃縮残分を例5に記した小
型ペトリ皿に平板散布した。試験結果を次の第15表に
示す。
第  15   表 □ I   Aclnetobacter種      N
G     ]、、42   Enterobact、
er agglomerans     O,70,7
3Enterobacter cloacae    
   O,I      NG4          
           N G      O,15大
腸菌        0.6   2.96     
  1.1  .7 7       13.0 92.8 8       7.3 12,5 9 ”      2・1 10.2 10        NG   ’0.11.1  /
/      NG   O,112フラボバクテリウ
ム           NG       O,61
3)1istoplasma Capsulatum 
     10.5      7.014     
         tt          1.6 
     2.615      tt       
           13.5      14.2
16    )(lebsjella 0xytoca
          8.8     20.617 
           11           2
.1      3.9]8 肺炎桿菌     0.
1  0.119      〃11.9      
19.320                   
   130.8     78.121      
tt                 163.0 
    182.022      tt      
            O,3NG23      
                 0.3     
 1.024                   
    7.3      8.425   単球症リ
ステリア          0.4     9.5
;26  緑膿菌      131.3  83.0
27  螢光菌      0.1   NGfl叉 
   採取時血清中抗生物質 なし 0   なし ドプラマイノンおよびセファゾリン セフオキンチン +383   ペニシリンおよヒトフラマイ7ン57 +614   なし +71    チカル/リンおよびゲノタミノン+38
5    なし メフオキンン ペニシリンおよびドプラマイノン ー50   アノホテリンノB +62 +  05 +134   なし +86   ゲンタミソンおよびチヵルンリンゲンタミ
ノン + 62   ドプラマイノンおよびカルベニシリン−
67なし + 12   ドプラマイノンおよびカルベニシリン+
227   ゲンタマイシンおよびチヵルノリン十  
15             〃+227   セフ
オキシチン 一58トプラマインンおよびカルペニシリンなし 結  論 1.陽性試料の68係において、新管の方がより大きな
微生物数/血液meが得られた。差は増加カウントとじ
て、低い方は5係、高い方は614係の範囲となった。
2、断糸では陽性試料3個が負となったが原糸では5個
が負となった。
:l  4例においては原糸の方がカウントが高かった
。しかしこれは実験のばらつきから容易に予期し得る程
度のものである。
4、患者の36%は血液採取の時点で抗生物質を使用し
ていなかった。、断糸ではそれらの患者の50係におい
てより高いカウントが得られた。差は低くて134%、
高くて614%増の範囲となった。
5.17培養は同じ時点で同時に陽性となった。2培養
(リステリアおよび大腸菌の一つ)は断糸においては一
日早く陽性となった。
表に示す辿り試料の68%において、抗菌因子非活性化
糸を含有する改変装置は原装置よりも高いカウント(5
%ないし614係増)を与えた。
5例において、原装置は陰性、新装置は陽性であった。
試料の大部分は同時に陽性であったが、新装置の方が1
日早く陽性培養を検出した例が二つあった(大腸菌およ
びリステリア試料の一つ)。
驚くべきことに、新装置は患者が抗生物質を使用してい
ない場合にもより大きなカウントを生ずるように思われ
る(3名の患者)。これは抗菌因子非活性化系を含有す
る新装置が原装置の液状血液処理液よりもより効果的に
患者の免疫系を遮断したことを示す。
例7 原浴解−遠心分離装置の第一の系列を例1と同様に組立
てた。溶解−遠心分離装置の第二の系列を例5における
第二系列と同様にして組立てた。
溶解−遠心分離装置の第三の系列は次のようにして組立
てた 米国特許第4,212,948号明細書に開示されてい
るのと同様な品に、クッション剤としてのフルオリナー
1− FC48を乾燥粒状粉末の次の化合物と共に添加
した。
チオグリコラート    o、oosグラムポリアネト
−ルスルホン酸ナトリウム 0 、048グラムおよび
精製サポニン     0.018グラム。
第三系列の管を血液8ミリリツトルの吸引に十分なたけ
減圧にした。次にこの系列の管を121℃に30分間加
熱し、室温に放冷した。
各々の場合に、後掲第16表ないし第21表に示す鼠の
特定の微生物および抗生物質(もし加えるならは)を、
第一、第二の系列の管では7.5 ミIJ IJノトル
、第三系列の管では8ミリリツトルの血液に添加した。
血液を次にそれぞれの溶解−遠心管に入れ、容管を水量
細組に記載のようにして遠心分離にかけた。谷々の微生
物病原体−抗生物色の組合ぜを同量、例5に記したと同
様大型皿および小型皿の両方に平板散布した。結果を次
の第16ないし21表に示す。
iiJ記のデータかられかる通り、本発明の乾燥粒状粉
末抗菌因子非活性化系を含有する本発明によって製作し
た溶解−遠心分離装置は、管内の水溶液中に抗菌因子非
活性化系を含有する本発明による系と少くとも同等の成
績を示した。新派はいずれも、実施例に示した通り原形
より明かに良い成績を示した。
例8 原溶解−遠心分離装置の第一の系列を例1と同様に組立
てた。溶解−遠心分離装置の第二の系列G12、例7の
第16−第21表に示したデータを得るのに使用した第
三系列の溶解−遠心分離装置と同様にして組立てた。
各々の場合に、後記第22表に示す隼の特定の微生物を
、第一系列の管では7.5mA、第二系列の管では81
neの血液に添加した。次に血液をそれぞれの溶解−遠
心管に入れた後管を第22表に示す時間21℃に保った
31次に谷Vk遠心分離にかけ、濃縮された内容物全明
細山記載のようにして培養基上に’F vi散布した。
第22表のデータかられかる通りある種のバクテリアは
原形管中で24時間保持すると増殖するかまたは死滅す
る。驚くべきことに、同じ種のバクテリアが、抗菌因子
非活性化剤を含有する新管の第二系列では実質的に生長
も死滅もしなかった。遠心管を長時間放置することは推
奨できないが、病院の環境においてはか\る管が処理前
ある期間放置されることが判明している。データからは
大部分の鍾属では新管内で24時間後実質的に増殖を認
めないが、管をできるだけ早く、間違いなく保持時間1
2時間以内に、処理すべきであると信じられる。さらに
ある種のバクテリア例えばpntero−bacter
 cloacae  の生長を確実に防止するために、
例えば後出例11に示す尿の例におけるように、塩化す
]・リウムを添加することができる1)塩化ナトリウム
の世は最終処理溶液および血液試料に対し約帆1ないし
約10重世襲、好ましくは約1ないし約5チの範囲、最
も好1しくは約3チである。
第22表 血  液 保持時間再構成試験 (目44−2)   新1236 99−1.9±、2
  TNTCl”NTc−過多のためカウントせず 例9 一連の溶1’y(−遠心分離装置を、例8における抗菌
因子非活性化系を含有する第二の系列と同様にして組立
てた。各々の管に、大腸菌842 CFU、抗生物質セ
フオタキンム20μf/ynl  ならびに後掲第23
表に示す量のベータラクタマーゼ酵素を含有する血液8
1n1.を加えた。使用したベータラクタマーゼ酵素は
カリホルニア州、La Jolla 、 Ca1bi。
chem −Behring社、 注文番号42620
5、 ロット番号203435  のベータラクタマー
ゼ(セレウス菌)であった。(注:ベータラクタマーゼ
113活性単位対ベータラクタマーゼ■ 1活性単位)
。次に血液をそれぞれの溶解−遠心管に入れ容管を水量
細門に記載のようにして遠心分離にかけた。微生物病原
体−酵素の組合せを回置つつ例5に記したように小型ペ
トリ皿に散布した。結果を次の第23表に示す。、 第23表 太腸閑−セフオタキ/ム20μg/ml酵素の中位 回
収チ S因子 0   58   .02 .01  100   .011 0.1   1.00   .052 1.0   99   .33 2.0   99   1.17 4.0   99   .82 5.0   99.8  .95 第23表かられかる通り、抗菌因子非活性化系の(14
成要素としてのベータラクタマーゼは、溶解−遠心管に
添加された場合抗生物質の活動を辿[17L微生物を殺
すのを防止するよう効果的に作用する。
比較として例1に記したようにして第二の系列の管を組
立て、容管に大腸菌765 CFU、セフオタキノム2
0μV/ml 、第24表に示す単位のベータラクタマ
ーゼおよび血液7.5 m7!を加えた。次に′Uを遠
心外聞1にかけ、試v4を前記のように培養した。
結果を次の第24表に示す。
第24表 酵素の単位   回 収 チ    S 因 子0  
         93          .081
           90           、
045           95         
   、155第24表の結果を第23表と比較すると
、抗菌因子非活性化系を含まない溶解−遠心管に使用す
る場合は酵素を添加してもS値は満足に改善されないこ
とがわかる。
さらに、第24表に関して調製したものと同一で抗菌因
子非活性化系を含有しない溶解−遠心管の第一の系列、
第23表に関して使用したものと同一であるかrlY素
を含まない溶解−遠心管の第二の系列、および第二系列
の管と同じであるが後出第25−30表に示す量のベー
タラクタマーゼ酵累を含ffr溶解−遠心管の第三の系
列の比較試験を行なった。
容管に、表示したバクテリア200ないし100OCI
”Uを含有する血液を加え、本例において^iJ i:
己したと同様゛に処理した。結果を次の第25衣ないし
第30表に示す。
第25−30表の結果は、本発明の抗菌因子非活性化系
に酵素を添加すると前記の種類の抗生物質に対するその
中和能力が有効に増進されることを示す。
例  10 第25−30表に示した第二系列に使用し/こ抗菌因子
非活性系を含有する溶解−遠心管を調製した。
これらの管の第一の系列には後掲第31表に示す量のベ
ータラクタマーゼ酵素全添加した。
次に管をコバルト滅菌した後、第31表に示す微生物病
原体および抗生物質を含有する血ri、8m1.をこれ
に加え、例9と同様に処理した。第二の系列の青は蒸気
滅菌した後指示量のベータラクタマーゼ酵素を加え、次
で指示量の微生物病原体および抗生物質を含有する血孜
8dをこれに加え、例9と同様に遠心分離し、処理した
。これらの試験の結果を次の第31表および第32表に
示す。
第  31   表 コバルト滅菌 酵素単位   回収率f%l   S因子  回収率優
)  S因子0.1     67    .01  
  100   .041.0     83    
.06     97    、]、75.0    
 81    .41     97   .33第 
 32   表 蒸気オートクレーブ滅菌 酵素単位  回収率(%)  S因子   回収率(%
l   S因子0.1   100    .05  
   17    .0021.0    99   
 .33     26    .505.0    
99.8   .95     34   1.65第
31表と第32表のデータの比較から認められる通り、
コバルト滅菌による酵素活性の減少は酵素の濃度により
20チないし8咋の範囲である。しかし第31表は明か
にコバルト滅菌が有効に利用し得ること、そしても1〜
使111するときは滅菌AiJに管に染加する酵素の計
を増加すべきことを示している。
ある1ツバ度、試(1中に存白ミすると予想きれる抗菌
因rのflTi類によって、抗菌因子非活性死因Pに使
用すべき他の化学薬品を予想し得ることに留意すべきで
あるt−+ 12’lえば、他の種類の抗菌物質例えば
次亜塩素酸ナトリウム、重金属等に対し拮抗的な他の水
溶性化合物として、例えば能硫酸水素す) l)ラムお
よびスルフヒドリル類が挙げられる。前記の通り、本発
明の抗菌因子非活性化系は米国特許第4 、131 、
512号、同4,212,948号明細層に記載された
ような溶解−遠心管において特に有用である。
さらにこの抗菌因子非活性化系は米国特許第4゜164
.449号明細書に記載の溶解−遠心管において有用で
ある。さらに本発明の抗菌因子非活性化系は、n+r液
1ないし27の採取用に設剖された標準ll’i、 、
1全真9.管を有するだけの新生児用血液処理管に1史
川することができる3、この管は本発明の抗菌因子非活
性化系と所望ならばサポニンと以外の物質を沈まないで
あろう3、血液は管に注入して処理し直接培養基に散布
することができる。
以上の実施例は本発明の抗菌因子非活性化因子を血液試
料中の微生物病原体の分析用の溶解−遠心管に使用する
ときの有利な効果を示すものである。しかし本発明の抗
菌因子非活性化系は血液以外の試料においても、これを
採取して、あとで微生物病原体の存在全分析する場合微
生物の保護に有用である。例えば本発明の抗菌因子非活
性化系は、綿棒、尿、蜆、髄液その他の体液中に存在す
る微生物を輸送中に保護する。これらの敵も体液からの
抗菌物質と化学的抗菌物質(患者が抗生物質で治療され
ている場合)との両方を含んでいることは良く知られて
いる。尿試料については、抗生物aの濃度が実際血清中
より大となることがある。尿中の抗生物質を中オ目する
ための改変された抗菌因子非活性化系の例を次の例11
に示す。
例11 本例は抗菌因子非活性化床用合剤の、慣用の治療用抗生
物質を阻止し、尿中に存在する微生物数を24時間まで
安定に保持する能力を試験するために行なつ/(,3 一系列の管のそれぞれに次の乾燥混合物を装入した。
ポリアネトールスルホン酸すトリウム 0.03グラム
チオグリコラート  0.005グラムICN遊離塩基
ンスデイン0.1グラム炭酸水素ナトリウム   0.
1グラム。
後出第:33−33表に表記した種々の抗生物質をやは
り表に示した濃度で、前記抗菌因子非活性化圧用合剤を
含む′篩、および圧用合剤を含1ぬ同数の管にυ[1え
た。3次にずへての管に滅菌尿5ミリリットルを加えた
後激しく管をかき1ぜた。対照用管は尿のみ、捷/ζは
尿プラス前記抗菌因子弁活性化尿用合剤を含むものとし
た。対照用管には抗生物質を添加1−なかった3、第3
3−38表に示す微生物はマクファーリン(IVfc 
Farlin ) 0.5に調節した後滅菌培養基によ
り1 二100に希釈した。単一の微生′吻のアリコー
1−0.1 ミリリットルをそれぞれの尿剖有・肖にU
Oえ、イuた混合物を激しくかき捷せた。
生成混合物を會tr各仙−からの10マイクロリツトル
のアリコートを直ちにトリブチツク大豆寒天乎板上に接
種し滅菌展延器で拡げた。接捗した平板は使用微生物に
適当な環境および温度で一夜培養した。次に管を室温に
24時間放置した。さらに10マイクロリツトルのアリ
コートを第33−38表に示す時間毎に先に述べたと同
様にして平板散布した。すべての散布は四反復で行ない
、S因子は四反復散布の平均値として次の第33−38
表に示した。
第  33   表 大腸菌 25922 *アンピリンン(210)            、
92  .75   、’70アンピリ/ン(210)
           、02  .001   0*
カルベニ/リン(200)    1.12   .9
0  −−   .31カルベニシリン(200)  
   、83   .37  −−   .003*セ
フアマンドール(200)     、88   .4
5  −−   .31セフアマンドール(200) 
    、37   .33  −−   .0(15
*セフオビソド(500)     −−1,161,
631,68セフオビソト(500,)       
     、02    0    0− 再構成に含
まれぬ時点 * 抗菌因子非活性化系搬用ば剤存在 ** 括弾内の数字は尿中抗生物質の最終濃度(p?/
7)をシj\す ’rx’r”c−過多のため語数せノ゛第  34  
 表 肺炎桿菌 ニリンo マイシン(80)       1.63 
 2.25  ’L’IN’lUTNTCTN’r(、
:: 8ゲノタミノノ (60)         、94 
  .73  .22ケンタミシン (60)    
      0    0   0*モキザラククム(
1000)       3.48  3.52 2.
30七八′”リラククl、(1,000)      
  、IL     (+    0*ビベラ/リン 
(600,)         、52   .84−
  .46ピペラ/リン (600)        
1.07   .15  .34*テトラザイクリン(
90)        、75  3.(12,23テ
]・ラザイクリン(90)       、90  .
97  .23− 再rtI¥成に言まれぬ時点 * 抗菌因子非活性化系尿用合剤存在 錦括弧内の数字は尿中抗生物質の最終#度(μ77削を
)Jくす T N i” C=過多のためΔ1数せず第  35 
  表 緑膿菌 m−再1fO成に含まれない時点 * 抗菌因子非活性化基原用合剤 存在** 括弧内の
数字は尿中抗生物質の最終濃度(μη篇)を示す TNTC=過多のため計数せず 第  :36   表 尋常変形菌 時点(時間) ** 一−p〕構成に會丑れない時間 * 抗菌因子非活性化基原用合剤存在 ′I″N ’I” C−過多のため4数せず第  37
   表 Enterobacter cloacaeなし   
       2 、21 7 、91   TNTC
−ミカノン (210)       1.12  .
62   .11−ミカ/ノ (210,)     
    0   0     0−ンピノリン(210
)       、99  ]、6i8  3.60−
ンピンリン(210)       、18  .07
   .02ルベニ/リン (710)、76  .7
6   .14ルベユ/リン (710)     、
25  .23   .20フアマノトール(200)
     、89 1.44   1.11tファマン
ト−ル(200)    1.13  .48   .
44* セフオビソド  (500)     、07
  .13   .04セフオビノト  (500) 
     、03  .003   .0005フオタ
ギ/ム (200)      、92 1.04  
  .59フオタキンム (200)      、1
2  .02    .05* セフオキ7チン (2
50)     1.01 1.14   2.1セフ
オキノチン (250)     、25  .52 
 4.34* セファロチン  (2tJO)、8B 
 1.03   .49−1=7アロチ/   (20
0)2,41 4.37    ’L’NTC*ク ク * エ エリスロマイシン (80)    1.23 1.2
7    TNTC−1与114成に含まれない時点 * 抗菌因子不活性化系床用合剤存在 **括弧内の数字は尿中抗生物質の最終議題(μ9An
l)を小す ’I” N i’ C=−過多のため馴致せず第  3
8   表 黄色ブドウ球菌 * ADS尿 クロラムノ1=コール(180)  1.00 −− 
 .4J、zb   、+J8(r−1J:f黄成に含
まれない時点 * 抗菌因子非活性糸尿用合剤存在 ′1゛N′rC=過多)yt メif数せず第:33−
38表は、抗菌因子非活性化搬用合剤が尿中の11′i
用の治9p JfJ抗菌剤すなわち抗生′吻′nを#′
断し、微生物のノJウントヲ抗菌物質の不在において比
較的一定に保持する能力と明瞭に示している。
抗生物質を除いた通常の尿においては、普通の病原性微
生物(大腸菌、肺炎桿菌、緑膿菌、尋常変形菌および、
l(、cloacae )が室温で24時間にわたって
生長することは留意すべきである。従ってもし尿試料を
直ちに分析しないと偽の陽の結果を生じ得る1、抗生物
質が平均尿中濃度(血清中濃度の10倍)存在する場合
、敏感な病原性微生′吻は容易に死滅する。この結果実
験者は、実際に(#、1:採取の時点で試料中に相当数
(lO5)の病原体が含すれているにかXわらずそれだ
けの病原性微生物を含捷ないと結論することがあり得る
。換言すれば、もし採取と実験室処理との間に2時間丑
たはそれ以上が経過すると、得られたカウントは10 
 という低い饋になり、大した数でないと考えられるこ
とがある。
尿抗菌因子非活性化系により次の二つの重要な改善が達
成される。すなわち 1、これにより抗生物質の致死作用を少くとも6時間、
多くの鳴合には24時間1で有効に遮断することができ
′−る。
2、時間ゼロの点で存在する微生物の数が抗生物質のa
在廿たは不在において少くとも6時間一定に保たれる3
゜ 結論として、この尿抗菌因子非活性化系の他に類をみな
い特徴により尿試料を処理する迄24時間も、試料の本
来の微生物状態に有害な影響を与えることなく保持する
ことができる。冷凍は不必四であり、系は抗菌物質の存
在においても不在においても有効である。
以上の例かられかる通り、本発明の範囲内に属する抗菌
因子非活性化系には多くの用途がある。。
抗菌因子非活性化系が微生物のカラン)’(c−一定に
保持する能力により、これが無けれは他のより迅速に分
裂する微生物の過度の成長によって隠蔽されたてあろう
車°葭な微生′吻4市の演出がiJJ目@となる。
例12 一連の肯の一七れぞれに、次の乾燥混合物を装入した ポリアネト−ルスルホ/酸ナトリウム 0.03グラム
、チオグリコラ−10,tJO5グラム ICN遊離塩遊離塩テンステム1グラム炭酸水素ナトリ
ウム  0,1グラム 次に上記の抗菌因子非活性化畜尿用合剤を含有する容管
に後掲第38表に示す種々の重世襲の塩化ナトリウムを
加えた。次に滅菌尿のアリコート5ミリリットルを、前
記抗菌因子非活性化畜尿用合剤を含有するすべての管お
よび搬用合剤を含有しない同数の管に加えた。Ente
robacter cloacaeATCC[344−
2e含有する培養基をマクファーリン帆5にIAI 製
しく培養基ミリリットル当り約5×108微生物を示す
)、次で滅菌培養基で1100に希釈された微生物のア
リコートO,t ミリリットルを尿を含む試験管全部に
加え、得られた混合物を激しくかき捷せた。混合物のア
リコート10マイクロリツトルを例1と同様にして寒天
−1V板に散布した。残りの混a物を24時間室温に放
置した後、第二のアリコート10マイクロリツトルをレ
リ1と同様にして散布した。散布はすべて二反伽とし、
生存指数(S因子)をそれぞれについて前の例に記した
と同様にして計算した。各時点に対する平均S因須ヲ求
めて次の第39表に示す。
第  39   表 2、 +  −1,001,72 311,001,27 4+  21.00 .80 5  +  41.001.03 6  +  81.000.69 * Alas抗菌因子非活子弁系尿用基原** (%)
塩化ナトリウム電歇チ *** TNT、C過多(7) fcめit iF&せ
ず抗菌因子非活性化畜尿用合剤が存在しない場合口、(
第39表試料1参照)、尿中に存在する微生物ハ速かに
増殖し、このため臨床医は尿ミリリノ]・ル当りの微生
物の数の正確なカラントラ得ることができなくなる5、 第:39にの結果は、抗菌因子非活性化基原用げ剤が微
生物の増殖速度を減少させ、食塩の如き塩の添加が、尿
中のバクテリアのカウントを24時間にわたって一定に
する尿合剤の効果を増大させることを示している。第3
9表に示す結果から求めた塩の好ましい範囲は約2.5
ないし約4.0重敗係である。
前記の、塩の量を変化させての実験の結果から、抗菌因
子非活性化畜尿用合剤に約3重i%の塩化ナトリウムを
添加することにより尿中のEnter。
bacter cloacae  の過度の成長が24
時間にわたって防止されるとの結論を得た。この結論を
実証するため、前記のように調製した抗菌因子非活性化
畜尿用合剤を一連の管に加えた。第二の系列の管は同一
合剤プラス塩化すトリウム帆15グラム(3重置チに相
当)を加えて調製した。第三の系列の1は合剤なしとし
た。次に、合剤不含のものも含めた容管に滅菌尿のアリ
コート5ミリリツトルを加えた。後出第40表に示す4
菌株のEnter。
bacter cloacae  を別に培養しマクフ
ァーリン0.5に調整した。次に各菌株を滅菌培養基に
1:100に希釈しそれぞれの帆1ミリリットルのアリ
コ−1・を第40表に示すように各尿管に加えた3、激
しくかき捷せた後裔りから10マイクロリツトルのアリ
コ−1・を例[1と同様にして寒天平板に散布)7だ3
、その後混a物を室温に放置し、第40表に示ノ一時間
毎にさらに10ミリリツトルのアリコ−1・を例1と同
様にして散布した。第40表に示1″各11.1.点シ
こおりる結果は四反復故布の゛ヒ均による生存指数(S
因子少である。
次の第40表に小ず結果から、抗菌因子非活性化系合剤
に塩化す]・リウム約3重量%k I’+’i加するこ
とにより、Enterobacter cloacae
  の4菌株すべてに対しコロニー形成の安定化が増進
されることが確認される5、 例1:3 本例りま、塩化すトリウム3重敗%を含む抗菌因子非活
性化系圧用合剤の、後掲第41〜43表に示す各fΦ轍
生物のコロニーカウントを第41〜43表に示す抗生物
質の存在および不在において24時間PCわたり安定に
保つh)電力を試験するために行なった。
一連の滅菌した管に次の乾燥混合物を装入した:ボリア
ネト〜ルスルポン酸ナトリウム 0.03グラムチオク
リコラ−10,005グラム ICN遊離塩基/ステイン    0.1  グラム炭
酸水素すトリウム       0.1  グラム塩化
すトリウム         0,15  グラム。
次の第41〜43表に示す神々の抗生物質を同じく第4
1〜43表にノ」・ず濃1隻で、rjiJ記抗菌因r非
活性化尿川ば圧用含tr官、およびこれを言まぬ同致の
満“に添加し5た。次に全部の管に滅菌尿5ミリリット
ルを加えた後αりしく温容した。対照用ばは尿のみケ、
捷lこな」、尿プラス前記抗−因子弁活性化用尿用今j
’i!I k 沈有するものとした。対照用Uには抗生
物質は添加しなかった。第41−4.3表に示す微生物
はマクファーリン帆5に調製した後、無菌培養基により
1 : 100に希釈した。単一の微生物の0.1ミリ
リツトルのアリコートを尿を含むそれぞれの管に加え、
得た混合物を激しくかきまぜた。
生成混合物を含有する容管からの10マイクロリツトル
のアリコートを例11に記したようにして直ちに平板散
布した。次に管は室温に24時間放置した。
第41〜43衣に示す時点で例11に記したようにして
さらに10マイクロリツトルのアリコートを散布した。
散布はすべて四反復で行ない、第41−43表に示した
S因子は四反復散布の平均を示す。
第41−43 Thの結果は、塩含有抗菌因子非活性化
畜尿用合剤が、尋常変形菌、肺炎連鎖球菌および化膿連
鎖球菌のコロニーカウントを大部分のl:I’l;生物
質の存在においても不在においても比較的安定に保つこ
とができることを示」″。
第41表 なし         1,06 1.07  L38
 3.15 1.12 ’L”NTCアンビノリ/  
(210μg)   、77  .19 1.19  
.04  −87 .004セフスキソチン(250μ
g)   、73  .002  .79 .0008
  .25  0ガツトす/ン(1000/”g)  
1.47  .56  1.28 1.32  1.1
9  TNTCメズロ/リノ (500μg)  2.
14  .31  1.51  .5(J   l↓ 
 〇−丙ft+5成に含丑れぬ時点 * 抗菌因r−非活性化基原用合剤存在** 括弧内の
数字は尿ミIJ IJノトル当り抗生物質最終濃度を示
す 1’ N i’ C−過多のため計数せず第   42
  表 なし       1.19 .82  .95  .
73  1.27  4.80アンピシリン   1.
(ifJ   、54  1.34  .43  1.
08    、(+7(210μ2) セファマンドール  、42 1.04  .7!’)
  1.12  1.:+6   .28(200μm
) セフオキシチン  1.、U8  (J、98  1.
11  .94  1.01    .20(250μ
7) セファロチン   1.04  .53  1.42 
 .53  2.54    .21(200μ2) (80μ9) −再構成に含まれぬ時点 *vL菌因子非子弁化系尿基原剤存在 **括弧内の数字は尿ミリリットル当り最終微生物濃度
を示すT N T C−過多のため計数せず 第43表 (210)zJ (2fJ Oμ2) −ノI((i′:′、成に含まれぬ++g7点:七 抗
菌囚r非1店14化系尿用合剤存在**括弧内の数字は
尿ミリリットル当り抗生物質最終濃度を小才 ’I”NTC= l(→多のため4数せず例  14 本例は、後出第44表に示す各種抗生物質の存在におけ
る抗菌因子非活性化基原用合剤中のポリアネトールスル
ホン酸ナトリウム(sps )の有効濃度範囲を確定す
るために実施した。
一連の滅菌管の中に次の乾燥混合物を装入した。
チオグリコラ−)    0.005グラムICN遊離
塩基ンステイン 0.1   グラム炭酸水素ナトリウ
ム  0.1  グラム塩化ナトリウム    0.1
5  グラム。
第44表に重世襲で示す種りの量のSPSを、前記抗菌
因子非活性化因子非活性化基原用合剤を含有する管およ
び対照用管に加えた。次に第44表に示す各種の抗生物
質を前記抗菌因子弁活生化尿用合剤を含む管の半分に加
えた。次にすべての管に滅菌尿の5ミリリットルのアリ
コートを加えた。1尿のみヲハみ抗生物質を含1ぬ対照
用管ができ、その半分は前記抗菌因子弁活化基原用合剤
プラス第44表に示す種々の量の5psi含有する。黄
色ブドウ球菌APCCす25923を培養、調製し、そ
のアリコート全例11同様にしてすべての管に加えた。
すべての管を例11と同様にして次の第44表に示す時
点で平板散布した。
第44表の結果は、抗菌因子非活性化系床用合剤中の5
l)Sの最適範囲が約0.6fiいし約2.0重世襲で
あることを示す。
本発明をその好ま1〜い態様について説明したが、明a
書の記載から当業者にとシ種々の変法がすでに明らかで
あシ、本発明は特許請求の範囲内にあるか5る変法をも
包含するものであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用し借る遠心分離装置の断面
図であり、 第2図−第9図は本発明全使用し得る微生物病原体検出
法の工程を示し、 第10図は仕分圧、物試料の採取および輸送用の装置か
ら成る本発明の別の態様を図示するものである。 FI6.8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  試料体液を患者から採取し次に微生物病原体
    を含有するその少くとも一部を前記微生物病原体を生長
    させ得る培養基上に希釈により配分することから成る試
    料体液中の微生物病原体の検出方法において、前記試料
    を、前記試料の患者からの採取の後そして前記培養基へ
    の配分の前に前記体la中に住在する抗1a因子の非活
    性化に有効な抗菌因子非活性化系と混合することを特徴
    とする前記微生物病原体の検出方法。 121 0+J配体液として血液、骨髄、髄液、痰、胸
    膜液、体分泌物および尿から選ばれるものを使う、前項
    (1)に記載の方法。 (31前記体液として血液を使う、MU項山に記載の方
    法1、 (4)  前記体液として尿を使う、前項(1)に記載
    の方法。 (51前記抗菌因子非活性化系がアミノグリコンド遮断
    剤を含有する前項(1)に記載の方法。 (6)  前記抗菌因子非活性化系がペニシリンおよび
    セファロスポリン非活性化剤を含有する前項(1)に記
    載の方法。 (7)  前記抗菌因子非活性化系がザルファ化合物非
    活性化剤を含有して成る前項(1)に記載の方法。 (8)  前記抗菌因子非活性化系が抗生特異性酵素を
    含有して成る前項(1)に記載の方法。 (9)  試料体g!Lヲ患者から採取し次に微生物病
    原体を含有するその少くとも一部を前記微生物病原体を
    生長させ得る培養基上に希釈により配分することから成
    る試料体液中の微生物病原体の検出方法において、前記
    試料を、前記試料の患者からの採取の後そして前記培養
    基への配分の前に、前記体液中に存在する抗菌因子の非
    活性化に有効でありかつ前記体液に存在する前記微生物
    病原体の数の安定化に有効である抗菌因子非活性化系と
    混合することを特徴とする、前記微生物病原体の検出方
    法。 (10,)  riil記体液として血液、骨髄、髄液
    、痰、胸膜液、仕分泌物および尿から選ばれるものを使
    う、Ai1項(テ〕)に記載の方法1、 (11)前記体液として血液を使う、前jJ4 (9]
    に記載の方法。 (12)前記体液と1〜て尿を使う、前項(9)に記載
    の方法3、 (13)前記抗菌因子非活性化系がアミノグリコ7ド遮
    断剤を含有する前項(9)に記載の方法い(14〕前記
    抗薗因子非活性化系がベニ/リンおよびセファロスポリ
    ン非活性化剤を含有する前項(9)に記載の方法4゜ (15)前記抗菌因子非活性化剤がサルファ化合物非活
    性化剤を含有して成る前項(9)に記載の方法。 (16)前記抗菌因子非活性化系が抗生物質特異性酵素
    を含有して成る前項(9)に記載の方法。 (]7)試料体液ケ、密閉された無菌遠心分離帯域内に
    置きこれを遠心分離に付して微生物病原体を濃縮し、次
    に前記濃縮された微生物病原体をAiJ記遠心分離帯域
    から分離しその微生物病原体を分析する、微生物病原体
    と少くとも一つの抗菌因子とを含有する疑いのある試料
    体液中の微生物病原体の検出方法において、 前記試料体液をM紀密閉された無菌遠心分離帯域内に置
    くときに、前密閉された無菌遠心分離帯域内において前
    記微生物病原体に対して致死的でない抗菌因子非活性化
    剤を非活性化に有効な搬、前記試料と完全に混合するよ
    うに試料に混和することにより、前記試料が前記密閉遠
    心分離帯域内にある間および前記分析の前に前記抗菌因
    子が前記微生物病原体を攻撃するのを防止することを特
    徴とする、前記微生物病原体の検出方法。 (18)前記体液として血液、骨髄、髄液、痰、胸膜液
    、体分泌物および尿から選ばれるものを使う、前項(1
    7)に記載の方法。 (19)前記体液として血液を使う、前項(17)に記
    載の方法。 (20)両虎抗菌因子非活性化系がアミノグリコンド遮
    断剤を含有する前項(17)に記載の方法。 (2]) MiJ記抗菌因子非活性化系がベニ/リンお
    よ0・セファロスポリン非活性化剤を含有する前項(1
    7)に記載の方法。 (22)前記抗菌因子非活性化剤がサルファ化合物非活
    性化剤を含有して成る前項07)に記載の方法。 (23)前記抗菌因子非活性化剤がポリアネトールスル
    ポン取す) IJウムを前記処理液および前記試料液の
    約帆1f!、いし約1.0屯量チ、システィンを01J
    記試料液および前記処理液の約0.05ないし約2.5
    屯量チ、チオグリコラートを前記処理液および前記試料
    液の約帆05ないし約1.6i1fm%含有する前項(
    17)に記載の方法。 (24)さらに、パラアミノ安息香酸を前記処理液おま
    ひ前記試料液の1ミリリットル当り約5マイクログラム
    ないし約500マイクログラム含有して成る前項(23
    )に記載の方法。 (25)微生物病原体と少くとも一つの抗生剤を含む抗
    菌因子とを含有する疑いのある血液試料中の微生物病原
    体の検出方法において、 (a)  1m1l記血液試料を、溶解剤と、AiJ記
    抗生剤に対する非活性化剤の有効量を含む抗菌因子非活
    性化系とを含有する水性血液処理媒体と接触させて密閉
    された無菌帯域内に置き、 (bl  前記血液試料を前記血液処理媒体と混合して
    前記血液処理媒体によシ前記血液試料を処理し、(c)
      前記密閉された無菌帯域を遠心分離に付することに
    よって前記微生物病原体を濃縮し、そして (di  前記濃縮された微生物病原体を前記密閉され
    た無餉帯域から分離してこれを同定分析に付する ことを特徴とする前記・微生物病原体の検出方法。 (26)前記同定が、前記濃縮された微生物病原体をこ
    れに対する培養基上に少くとも約1:60の比に希釈し
    、次で前記微生物病原体を培養することから成る、前項
    (25)に記載の方法。 (27)前記体液として血液、骨髄、髄液、痰、胸膜液
    、体分泌物、および尿から選ばれるものを便う、M項(
    25)に記載の方法。 (28)前記体液として血液を使う、前項(27)に記
    載の方法、。 (29)前記抗菌因子非活性化系がアミノグリコン1−
    遮断剤を含有する前項(25)に記載の方法。 (30)前記アミノグリコシド遮断剤としてポリアネト
    ールスルホン酸ナトリウムおよびアミロ硫酸すトリウム
    から選ばれる化合物を使う、前項(29)に記載の方法
    。 (31)前記アミノグリコシド遮断剤の歇が前記試料液
    と前記処理液との帆lないし1.0重駄係である前項(
    30)に記載の方法。 (32)前記アミノグリコシド遮断剤の畦が前記試料液
    と前記処理液との約帆3ないし約0.6重量%である前
    項(25)に記載の方法。 (33)前記抗菌因子非活性化系がペニシランおよびセ
    ファロスポリン非活性化剤を含有する前項(25)に記
    載の方法。 (34)前記ペニシランおよびセファロスポリン非活性
    化剤としてチオグリコラート、グルタチオン、N−アセ
    チル/スティンおよびシスティンから成る群から選はれ
    るものを使う、前項(j3)に記載の方法。 (35)前記ペニシリンおよびセファロスポリン非活性
    化剤として11J記試料液と前記処理液との帆5ないし
    6重量係存在するチオグリコラートを使う、前項(3り
    に記載の方法。 (36) 前記ペニシランおよびセファロスポリン非活
    性化剤として前記試料液と前記処理液との約0.05な
    いし約2.5重量%存在する/スティンを使う、前項(
    35)に記載の方法。 (37) 1jil記ベニ7リンおよびセファロスポリ
    ン非活性化剤として、前記処理液と前記試料液との0.
    05ないし約2.5重量%のシスティンを含み前記チオ
    グリコラートが前記処理液と前記試料液との約帆05な
    いし約1.6重電チ存在する、7ステイノとチオグリコ
    ラートとの混合物を使う、前項(34)に記載の方法。 (38)前記抗菌因子非活性化剤がサルファ化合物非活
    性化剤を含有して成る前項(35)に記載の方法。 (39)前記サルファ化合物非活性化剤として前記処理
    液と前記試料液との1ミリリツレレ当り約5マイクロダ
    ラムないし約500マイクログラムの量のバラアミノ安
    息香酸を使う、前項(38)に記載の方法。 (40)前記抗菌因子非活性化剤として、ポリアネトー
    ルスルホン酸ナトリウムを前記処理液およびAiJ記試
    料液の約0.1ないし約1.0重量%、システィンを前
    記試料液と前記処理液との約0.05ないし約2.5重
    −鼠係、およびチオグリコラートを前記処理液と前記試
    料dりとの約0.05ないし約1.6  重量%含有す
    る前項(25)に記載の方法。、(41)さらに、パラ
    アミノ安息香酸を前記処理液と前記試料液との1ミリリ
    ットル当り約5マイクログラムないし約500マイクロ
    グラム含有してノ戊る前項(40)に記載の方法。 (42)微生物病原体と、少くとも一つの抗生剤を含む
    抗菌因子とを含有する疑いのある血液試料中の微生物病
    原体検出方法において、 (a)  i?il記血液試料を、溶解剤と、前記微生
    物病原体に対して致死的でない前記抗生剤に対する非活
    性化剤のイイ効景を含有する抗菌因子非活性化糸とを含
    有する水性血液処理媒体と接触させて密閉された無菌帯
    域内に置き、 (b)  前記血液試料を前記血液処理媒体と混合して
    前記血液処理媒体により前記血液試料を処理し、fcl
      AiJ記密閉された無菌帯域を遠心分離にイ」する
    ことによって前記微生物病原体を濃縮し、(dl  前
    記濃縮された微生物病原体を前記密閉された無菌帯域か
    ら分離し、そして (el  前記濃縮された微生物病原体をこれに対する
    培養基上に約1:60よシ大きな比に希釈し、次で前記
    微生物病原体を培養する ことを特徴とする前記微生物病原体の検出方法。 (43)前記の比が少くとも約1 : 200である前
    項(42)に記載の方法。 (44)前記抗菌因子非活性化系がアミノグリコンド遮
    断剤を含有する前項(43)に記載の方法。、(45)
    前記アミノグリコシド遮断剤としてポリアネトールスル
    ホン酸ナトリウムおよびアミロ硫酸ナトリウムから選ば
    れる化合物を使う、前項(44)に記載の方法。 (,46)  nil記アミノダリコンド遮断剤の量が
    前記試f−F液と前記処理液との帆1ないし帆OMK%
    である1)11項(45)に記載の方法。 (47)  前記アミノグリコシド遮断剤の量が前記試
    別液とAil記処理液との約0.3ないし約i、oir
    r、量係である前項(46)に記載の方法。 (48)nil記抗菌因子非活性化系がベニ/リンおよ
    びセファロスポリン非活性化剤を含有する前項(43)
    に記載の方法。 (49)  前記抗菌因子非活性化系がサルファ化合物
    非活性化剤全含有するnil項(43)に記載の方法4
    、(50)  niJ nr2抗菌因子非活性化剤とし
    てポリアネトールスルホン酸ナトリウムk A+J記試
    料液と前記処理液との約0.1ないし約1.01欺チン
    スティンを前記試料液と前記処理液との約帆05ないし
    約2.5]E硅係、およびチオグリコラートを前記処理
    7(父ど1115記試料1俟との約帆05ないし約1−
    6**%含する前」貢(4:りに記載の方法5) (51)さらにバラアミノ安息香酸をIiJ記処JM1
    液と前記試釈、液との1ミリリットル当り約5マイクロ
    グラス・ないし約500マイクログラム含有して成る前
    項(50)に記載の方法。 (52)微生物病原体と少くとも一つの抗菌因子とを含
    有する疑いのある尿試料内の微生物病原体検出方法にお
    いて、 (a)前記試料itたはその一部を前記抗菌因子に対す
    る非活性化剤を有効量含有する抗菌因子非活性化系と接
    触させて密閉された無菌帯域内に置き、(b)前記尿試
    料を前記抗菌因子非活性化系と混合し、そして、 (c)前記混合物を同定分析にイ」することを特徴とす
    る前記微生物病原体の検出方法。 (5:3)  AiJ記抗菌因子非活性化系がアミノグ
    リコシド遮断剤を含有する前項(52)に記載の方法。 (54)  AiJ記アミノグリコシド遮断剤としてポ
    リアネト−ルスルホン酸ナトリウムおよびアミロ硫酸酸
    すl−IJウムから選ばれる化合物を使う、前項(53
    )に記載の方法。 (55,)  Ail記アミノグリコンド連断剤の量が
    試料液の約0.6ないし約2.0重量%である前項(5
    4)に4.己・1、(の方/去7、 (56)  nil、’ic:抗菌因抗菌因子活性次系
    シリンおよびセファロスポリン非活性化剤を含有する前
    項(52)にd己、Ii、1.の方法1、 (57)  前Meペニシリンおよびセファロスポリン
    非活性化剤として/スティンおよびチオグリコラートを
    使う、611項(56)に記載の方法。 (58) +iiJ g己抗菌囚了−非活性化系が、ポ
    リアネトールスルホン酸ナトリウムを前記試料液の約帆
    6ない1〜約2 、 OM量係、システィンを前記試別
    液の約0.5ないし約2.5重檄チ、チオグリコラート
    i前記試料数の約帆1重量%、炭酸水素ナトリウムを試
    料液の約2.044iji4%、および前記試料液を昔
    有する前」yi (52)に記・1あの方法、。 (59)前記抗菌因子非活性化系が塩を含有する1)1
    5項(58)に記載の方法。 ((i 0 )  11!J記塩として塩化ナトリウノ
    、を使う、前項(59)に記載の方法C。 (61)  rail記塩化ナトリウムの量が?’+I
    記試料准の約2.5ないし約4.0小惜係であるK1項
    (60)にh己4父の方法。 (62)(at注入可能なふたによって適当に閉じられ
    その内部は、排気されて大気圧より低圧に保たれ、その
    中に所定重量の試料後を吸引し得る空間と、それに隣接
    して、前記試料液から懸濁状態から抜は出てくる微生物
    病原体の実質的に全部を、後記遠心分離容器内に存在す
    る隙間への損失なしに集めることのできる高密度で微生
    物病原体に無毒な水と混合しない疎水性液状クツノヨン
    剤とを有し、AiJ記液状クツりヨン剤の密度は試料液
    体とそれに対する処理液との混合物によって支えられぬ
    だけの十分の密度である密閉された遠心分離容器と、(
    bl溶解剤と微生物病原体に対し致死的でカい抗菌因子
    非活性化剤とを含有してなる処理液とから成る、試料液
    からの微生物病原体の濃縮に使用する装置。 (63)前記抗菌因子非活性化系がアミノグリコンド遮
    断剤を含有する前項(62)に記載の装置。 (64)前記アミノグリコシド遮断剤としてポリアネト
    ールスルホン酸ナトリウムおよびアミロ硫酸すトリウム
    から選はれる化合物を使う、前項(63)に記載の装置
    1、 (65)前記アミノグリコント趣断剤の喰が前記試料液
    とAil記処理液との0.1ないし1.0重着係である
    前項(f]4 )に6己・1表の装置、。 (66)  riil記アミノグリコシド辿断剤の)j
    tが前i己試料液とAiJ記処理液との約帆3ないし約
    0.6重歇係であるAiJ項(65)に記載の装置、。 (67)前記抗菌因子非活性化系がペニシリンおJ:ひ
    セファロスポリン非活性化剤を含有する111項(62
    )に記載の装置3゜ (68)  Ail記ベニ/リンおよびセファロスポリ
    ン非活性化剤としてチオグリコラ−1・、グルタチオノ
    、N −−rセチルシスティンおよびシスティンから成
    る群から選ばれるものを使う、前項(67)に記載の装
    置1、 (69)  11iJ6eペニンリンおよびセファロス
    ポリン非活性化剤としてiil記試料液と前記処理液と
    の0.5ないし6重敗係の中のチオグリコラートを使う
    、1ii1項C,6B)に記載の装置。 (70)前記ペニシリンおよびセファロスポリン非活性
    化剤として前記試料液と前記処理液との約0.05ない
    し約2.5 ![%の量のシスティンを使う、前項(6
    9)に記載の装置。 (71)前記ペニシリンおよびセファロスポリン非活性
    化剤として、システィンを前記試料液と前記処理液との
    帆05ないし約2.5重量%、およびチオグリコラート
    を前記処理液とiVJ記試料液との約0.1ナイし約1
    %含有する、システィンとチオグリコラ−1・との混合
    物を使う、前項(68)に記載の装置。 (72)前記抗菌因子非活性化剤がサルファ化合物非活
    性化剤を含有して成る前項(62)に記載の装置。 (73)前記ザルファ化合物非活性剤として前記処理液
    と前記試料液との1ミリリットル当り約5マイクログラ
    ムないし約500マイクログラムの量のパラアミノ安息
    香酸を使う、前項(72)に記載の装置。 (74)前記抗菌因子非活性化剤としてポリアネト−ル
    スルボッ酸ナトリウムを前記処理液と前記試料液との約
    帆1ないし約1.0重量%、システィンk i11記試
    料液と前記処理液との約0.(15ないし約2、S−*
    =係、およびチオグリコラートを前記処理液との約帆1
    ないし約1重−曖チ含有する前項(62)に記載の装面
    ′7、 (75)さらにバラアミノ安息香酸を前記処理液と前記
    試料液との1ミリリットル当り約5マイクログラムない
    し約500マイクログラム含有して成る前項(74)に
    記載の装置。 (76)微生物病原体に対して致死的でない抗菌因子非
    活性化系を含有して成る試料処理材料を含、イー1する
    容器を含有して成る、試料液からの微生物病原体の収集
    および処理に使用する装置3゜(77)前記抗菌因子非
    活性化系がアミノグリコ/1・遮断剤を含有する前項(
    76)に記載の装置。 (78)前記抗菌因子非活性化系がペニシリンおよびセ
    ファロスポリン非活性化剤を含有する前項(76)に記
    載の装置。、 (79)  rjil記抗菌因子非活性化系がサルファ
    化合物非活性化剤を含有して成る前項(76)に記載の
    装置。 (80)前記容器がその開放端に取外し得るふたを有し
    、内部に前記抗菌因子非活性化系を固体粒子として含有
    する尿試料受入用開放端管である前項(76)〜(79
    )のいずれかに記載の装置。 (81)(a)第一の密閉端と第二の開放端とを有する
    細長い可撓性管; (b)前記第一端に対する取外し得るふた。 (c)管内部に前記密閉端に隣接して位置し、その内部
    に液状培養基を含有する圧砕し得るアンプル;(dl前
    記アンプルに隣接して前記アンプルと前記一般開放端と
    の間に位置し、前記抗菌因子非活性化剤をその内部に分
    布した固形粒子として含有する吸収材料体。 (elその一端に、前記吸収倒斜体に隣接して位置し、
    そこから前記開放端に延びているハンドルに接続された
    吸収(着)剤を含有して成る綿棒力)ら成る前項(76
    )〜(79)のいずれかに記載の装置。 (82)前記第一の開放端に延ひている前記綿棒の前記
    ・・ントルが前記取り(し得るふたに接続されている前
    項(81)の装置。 (83) ia)取入可能力ふたを有する溶解−遠心管
    を用意し、 (l〕)前記管内に沸点fiii1囲が約93゛Cない
    し約216°Cであるフッ化炭化水系から成る液状クツ
    /ヨ7剤を置き、 fcl前記管内に固体粒子状の抗菌因子非活性化系を置
    き、 (di前記管をAil記取人勇能なふたで閉じ、(e)
    前記管内を真空とし、 (f)前記管を93℃ないし216℃の範囲の温度に加
    熱して管内部を滅菌するに十分な時間この温度を保ち、 (g) nil記臂を室温に冷却する ことから成る、溶解−遠心装置の組立おまひ滅菌方法1
    、 (”4.)  ll’l記抗生因子非活性化系がアミノ
    グリコント遮断剤を含弔する前項(83)に記載の方法
    。 (85)前記抗菌内子非活性化系がペニシリンおよびセ
    ファロスポリン非活性化剤を含有する前項(83)に記
    載の方法。 (86)前記抗菌因子非活性化剤がザルノア化合物非活
    性化剤を含有1〜で成る前項(83)に記載の方法。 (87)  M記管を106℃ないし138℃の範囲の
    温度に加熱し、この加熱を前記管の滅菌に十分な時間桁
    なう前項(83)〜(86)のいずれかに記載の方法。 (88)前記管を温度約121℃に約30分間加熱する
    前項(87)に記載の方法。
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