JPS59101365A - 製版方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製版例えば凹版の彫刻製版方法及び装置に関す
る。

公・知技術 米国特許第３５８２５４９号明細書より、凹版用の印刷
版シリンダを彫刻することは公知である。シリンダ表面
中に、印刷すべき図柄（モチーフ）、画像又は文字原稿
が、インクセルとも称される小さい凹所の規則的網目ス
クリーンとして、電磁的に駆動される彫刻針により彫刻
される。これらインクセルは表わすべき階調値に応じて
異なる容積を有する。彫刻過程は例えば別刷りにて専門
誌″デアポリグラフ″第１８巻、１９６５年フランクフ
ルトアムマイン在出版元、多色刷用電子シリンダ彫刻関
係、ドクトル、インジエニュールルーＰルフヘル社キー
ルに記載されている。

この場合彫刻深度の階調に応じた制御が、原画、例えば
、回転走査シリンダに張り付けられた合成写真の光電走
査によって行なわれる。原画走査は走査シリンダの軸方
向にスピンドルにより動かされる滑り台上に配置された
走査部材を用いて行なわれる。彫刻は゛電磁的に駆動さ
れる彫刻針から成る彫刻部材を用いて行なわれ、その際
その彫刻針はやはりスピンドルにより、印刷版、シリン
ダ（印刷胴）の軸方向に動かされる滑り台上に配置され
ている。走査シリンダも印刷版シリンダも共通の駆動装
置により駆動さる。縮尺度ないじ一基準の変更を次のよ
うにして行なうことができる、即ち走査シリンダ及び、
印刷版シリンダに対して異なる直径を用いるが、化調整
可能である。

原画作成から仕上りの印刷（生成）物までのプロセスに
おいて凹版における本来の製版上現実性とか編集締切の
ため時間的制約があり、凹版の製版に必要な時間をさら
に短縮し度いという要望が基本的にある。印刷版の大き
な寸法及び１ｄあたり数１０００というインクセルの大
きな数、ならびに、電気機械的彫刻装置行が作業する周
波数に印刷版の製版に関して制限が利されているという
事情に基づき冒頭に述べた印刷版彫刻機では彫刻速度を
もはや高めることはできない０ ＋ｙイツ連邦共和国特許出願公告第２６５８５０２号公
報から既に公知の技術によれば、彫刻機において複数彫
刻具を印刷シリンダの周囲に分布して配置するのである
。これらの彫刻具は同時に作動されないで、彫刻具を時
間的に相互にずらしたクロック列で制御することにより
、自由に選択可能なスクリーン角度を有する網目スクリ
ーンを生じさせるために用いられる。これによって彫刻
速度の増大は得られない。

発明の開示 版方法及び装置を提供することにある。

この課題の解決のため本発明によれば独立請求項第１．
１２，１３，１４．２０項に記載の構成により解決され
る。他の請求項に本発明の実施態様を記載しである。

第１図に彫刻装置１を斜視図で示してあり、この彫刻装
置の本来の彫刻部を第２図に平面略図に略示しである。

この彫刻装置１は牛つの彫刻系、すなわち牛つの彫刻具
２〜５を有し、これらのうち第１図には彫刻系生と５を
示し、他の彫刻系を第２図に示す。彫刻ユニット２〜５
をシリンダ６の周方向に均一に分布して配置されており
、はぼ水平の平面内に位置する。シリンダ６の軸線７は
実質的に垂直方向にある。シリンダ６の外とう面に沿っ
てシリンダ全周に亘り印刷版８が設けられている。シリ
ンダ自体が印刷版である場合、シリンダ外とう面により
印刷版８が形成される。また、シリンダと取外し可能に
結合され全周に亘る印刷版をシリンダ６の外とう面に被
着することも可能である。さらに、シリンダの周方向で
衝き合う２つ以上の印刷版をシリンダ６に取付けること
も可能であり、これについては第７図に詳細に示す。

彫刻具２〜５はそれ自体公知の構成型式であり、複製す
べき階調値如何により深さと幅の点で、即ち容積の点で
異なっており彫刻網目スクリーン（パターン）に従って
分布されたインクセルを印刷版表面に彫刻する。走査ユ
ニットにより彫刻ユニットの相応の制御を行なうことは
例えば米国特許第３５８２５４９号明細書に従って行な
うことができる。

第２図に矢印９の方向に回転する印刷シリンダ６の周囲
における彫刻系２〜５の配置状態を示す。

第３図に示す本発明の実施例ではスピンドル台１３にお
ける支承体１１にて支承されているンヤフ）１０上にシ
リンダ６が取付けられている。スピンドル台１３はガイ
ド１３１−ヒで垂直方向に移動可能であり駆動モータ１
４を支持し、このモータは歯車１５　、１５’を介して
シャフト１０を駆動する。スピンドル台１３ｕｆット１
６を介して送りスピンドル１７上に支持され、且調整ば
ね１８とナツト１９とを介して負荷軽減スピンドル２０
上に支持されている。送りスピンドル１７は送りユニッ
ト２１にて基板２２上に支持されている。負荷軽減スピ
ンドル２０は歯付ベルト２３と歯付ベルトプーリ２４．
２４’を介して送りスピンドルと同期される。減衰部材
２５によって機械の、振動絶縁した支承が行なわれる。

第４図に１つの、巻付板から成る印刷版列ないし巻付版
列を迅速に彫刻するための斯種彫刻機の構成例を示す。

シリンダ６は巻付板即ち印刷版８の収納をするように構
成され、その際その印刷版は前以て湾曲された形態で単
一面フォーマット又は２重重フォーマットで被着される
。

このために台２６上に準備された巻付板が正しい張り付
は平面内にあるような位置にシリンダ６は持上げられる
。台２６の下方に彫刻具支持体２７が配置されており、
この支持体上には複数の彫刻具例えば第２図の２〜５が
半径方向に（１つ 移動可能な滑り台２８を介して配置されている。

高さ位置調整部２９によって、彫刻具の針尖端３０をす
べてが精確に一点＠線で示す平面３１」二にあるように
位置調整できる。シリンダ６は第３図に示すようにシャ
フト１０に取付けられており、このシャフトは支承体１
１を用いてモータ台３３の支承頚部３２内に支承されて
いる。

モータ台３３はガイＰ３４上で垂直方向に複数案内棒３
５上を移動可能である。モータ台３３はその下面にモー
タのステータ３６を支持し、このモータのロータ３７及
びタイミングディスク３８はシャフト１０の延長部りに
配置されている。モータ台３３はステータ３６を介して
送りスピンドル４０上に支持されており、この送りスピ
ンドルはナツト４１と係合されている。

ナツト４１は支承頚部４２において装置の基板４３上に
支承されており、歯車４４を支持している。この歯車は
送りモータ４６の駆動軸上の小歯車４５と噛み合う。基
板４３下の脚部４ψによって、スピンドル１０の端部は
シリンダ６（１６） の最も低い位置にて装置の設置面からなお離れているよ
うになる。

彫刻の開始前に先ず彫刻具２〜５はその案内滑り台２８
にて半径方向外方に向って動かされて、針尖端３０はシ
リンダ６から離した状態におかれる。その後シリンダ６
は送りモータ４６の作動接続によって十分持上げられて
、シリンダは台２６上に載置された前以て曲げられた巻
付は版（板）の収納のための適正な位置を占めるように
なる。図示してないリミットスイッチ同じようにしてシ
リンダ６が彫刻スタート点まで低下される。しかる後彫
刻具２〜５は手動又は電動式に半径方向に彫刻位置に送
られる。その際彫刻具は（図中詳細に示してない）軽い
はね押圧に抗してすべり部材を以て巻付は版８に対して
支持され針尖端３０と巻付は版８の表面との間の精確な
基準間隔を形成する。彫刻のためモータ３６，３７が作
動接続される。高速運転後、それまで電気的に引込めら
れた針尖端３０が釈放され、送りモータ４６が作動接続
される。彫刻がどのように行なわれるかと言えば、■シ
リンダ回転中スピンドル１０の回転によって次のような
送り運動が行なわれる、即ちシリンダの軸方向での２つ
の隣接する網点ラインの間隔に彫刻具の数ｎを乗算した
ものに等しい距離の送り運動が行なわれるのである。そ
の場合彫刻はｎピッチのつるまき（コイル）のように行
なわれる。同様に送り運動をドイツ連邦共和国特許明細
書第２５０８７３７号に記載の方法により各シリンダ回
転後ごとにステップ運動として行なうことも可能である
。この送りステップも、軸方向網目ライン間隔に彫刻具
の個数ｎと乗算したものに相応する。双方の場合におい
て彫刻時間は１つの彫刻具での彫刻時間の１／ｎに短縮
される。

後者の場合勿論彫刻具２〜５はすべてが平面３１に位置
調整されるのではなく、シリンダ６の回転方向で順次連
続する針は１つの軸方向彫刻ライン間隔だけずれている
ように高さ位置調その際各網点相互間の精確な対応配列
が、上述のように回転運動、彫刻周波数、送り運動の対
応関係づけによって形成される。

有利に、米国特許第３５８２５４９号明細書に記載のよ
うに、モータ３６，３７．４６を周波数可変の電源によ
り駆動し、モータを同期モータないしステップモータと
して構成する。送りのため任意の変換比ないしステップ
送り長を電子的に調整でき、このような変換比ないしス
テップ長はそのつどのシリンダ周囲への適合のため及び
種々の網目構成又は網目幅（大きさ）行ない得、この走
査機では彫刻具２，３，４゜５は電子的光学走査部材で
置換され、巻付板８は画像原稿で置換される。また、彫
刻信号をデジタル化後画像ごとに中間記憶し、Ｐイツ連
邦共和国特許第２５０８７３７号明細書に記載のように
メモリから読出し、その際適時に適正な彫刻具で適正の
順序で現われるように読出すことも可能である。適当な
記憶媒体（例えば板状メモリ）トへの１つの版列全体の
記憶も今日全く可能である。その際彫刻のため１前述の
高速彫刻装置は適当な制御装置を介して板体（版）作動
機構と連結され得る。

第５図を用いて彫刻過程の経過の態様について説明する
。第５図は図平面への印刷版の展開したものを示す。そ
の際横軸Ｘ方向にシリンダ周囲が示してあり、一方縦軸
Ｙはシリンダ軸線方向を示す。横軸」二に相応の角度表
示を用いて個々の彫刻ユニットの位置を示す。軸Ｘに対
して平行に延びシリンダ６の周方向に延びるライン」二
に彫刻ユニットに彫刻ユニットに形成された凹部ないし
インクセルが位置している。但しこれについては詳細に
示してない。彫刻過程中口刷版６ないし８に対して個々
の彫刻ユニットが描く経路ないし軌跡は種々異なって示
しである。すなわち第１彫刻ユニツトに対しては実線で
示し、第２彫刻ユニツトに対しては一点鎖線で示し、第
３の彫刻ユニットに対しては点線で、第４彫刻ユニツト
に対しては破線で示す。第５図に示す彫刻の経過の場合
各彫刻ユニットは先ずライン１に沿ってインクセルが形
成され、その際シリンダ６が回転される。シリンダの、
９００の角度の回転後シリンダの軸方向送り移動が１ラ
イン間隔分だけ行なわれる。シリンダの、さらに９００
のひきつづいての回転中はライン２に沿ってのインクセ
ルの彫刻が行なわれる。

それにひきつづいてやはり１ライン間隔だけのシリンダ
の軸方向送りが行なわれ、それにつづいてインクセルが
第３ラインに沿って形成される。さらに軸方向送りの後
ひきつづいて９０゜のシリンダの回転中インクセルが彫
刻ライン４に沿って形成される。第５図を用いて示すこ
のような過程はシリンダのひきつづいての回転ごとに繰
返される。シリンダの軸方向送りが常にシリンダの９０
°の各回転毎に、すなわち隣接彫刻ユニットの角度間隔
だけ行なわれる。

第６図に第５図に類似の表示で彫刻の別の経過を示す。

その際個々の彫刻具により表わさ・れる経路＃Ｌ跡は第
５図と同じように示しである。

第５図に示す経過と異なって、第６図の経過の場合、シ
リンダは回転中その軸方向に送られる。

この軸方向送りの程度はどのようなものかと言えば、シ
リンダの９００の回転後毎に１ライン間隔の大きさの送
りが行なわれる程度である。

４つより多く又は少ない数の彫刻ユニットの場合彫刻過
程が相応して経過することは明らかである。

第７図に彫刻装置の別の実施例を側面図で示す。軸線を
１０で示すシリンダ６上に相互に衝き合わさる板状印刷
版が張り付けられており、これら板状印刷版の各々が、
シリンダ６の周囲の半部に亘って延びている。これにつ
いては例えば米国特許第４１５７０６７号明細書に示さ
れている。印刷版５１．５２の表面に四部を形成するた
め直径方向で相対向する彫刻ユニット５３．５４が設け
られており、これらはシリンダ軸線］、０に対して直角
方向に延びる平面内に実質的に位置する。第１、第２図
の実施例におけると同様にシリンダ６はその軸線１０を
中心として回転され、軸方向送りされる。

第８図は第５、第６図に相応する表示で彫刻過程の経過
を示す。両彫刻ユニツ）５３　、５４により板状印刷版
に沿って描かれる経路ＦＡ跡は実線ないし破線で示す。

第７図を用いて説明したように、両彫刻ユニットにより
１つの四部カ形成され終った除色にシリンダ６が回転さ
れる。

１８００の最初の回転の際、周方向で従って横軸Ｘに対
して平行方向に延びる第１ラインに沿って四部が生ぜし
ぬられる。この１．８０’の最初の回転中一方の彫刻ユ
ニット５３は一方の印刷版５１を加工し、これに対し他
方の印刷版５３は他方の彫刻ユニット５４によって加工
される。はぼ１８０’のこの回転の完了後第７図にｂで
示す板衝合せ部の領域に第８図に示すように１ライン区
分の大きさのシリンダ６の軸方向送りが行なわれる。ひ
きつづいての１８００の回転の際四部が第２ラインに沿
って形成され、その際一方の板状印刷版５１は彫刻ユニ
ット５牛により加工され、他方の板状印刷版５２は彫刻
ユニット５３により加工される。全部で５３６００の回
転の完了後シリンダの新たな軸方向送りが行なわれ、次
いで、前述の形式で両口刷版５１．５２の加工が、第３
ラインに沿って行なわれる。次のラインに沿ってのイン
クセルの加工が相応して行なわれる。第８図中ａ　、　
ａ’でシリンダの周方向での板状印刷版５１．５２の長
さを示す。

従って、最後に述べた実施例では１８０°のシリンダの
回転後毎に１ライン間隔の大きさだけの軸方向送りが行
なわれる。第７図の実施例の場合においても彫刻過程が
第６図を用いて説明した形式で行なわれ得る。さらに２
つより多くの彫刻ユニットをシリンダ周囲に沿って配置
することが可能であり、その除菌７、第８図を用いて説
明した形式で各印刷版５１．５２が同時に２つ以上の彫
刻ユニットによって加工される。

大きなシリンダの場合彫刻時間をさらに短縮できるため
に、シリンダの軸方向でずれた複数の彫刻ユニット群を
用い得る。各群の彫刻ユニットはシリンダの周方向で相
互にずれており、これについては第２、第７図を用いて
既に説明しである。

第９図の実施例では各２つの彫刻ユニットを有する２つ
の群５５．５６ないし５７．５８が設けられている。各
群の２つの彫刻ユニット５５．５６ないし５７．５８は
シリンダ６の軸線１０に対して直径方向にある各平面内
で相対向して位置している。両群の彫刻ユニツｌ−５５
。

５６ないし５７．５８間の間隔はシリンダ６の長さの半
分である。第９図の実施例では彫刻過程は既述したのと
実質的に同じ形式で経過する。

第９図に示すようにシリンダ６の周囲に沿って唯］一つ
の印刷版を配置する代わりに、第７図に示す形式でシリ
ンダ６上に２つ以−」二の板状印刷版を張りつけること
も可能である。

第１０図に示す実施例は第７図に示す実施例の構成の２
重比とも称し得る。またはこの実施例はその構成上彫刻
具に関しては第９図に相応する。但し第９図と異なって
、軸方向で相並ぶ印刷版組５１，５２；５９，６０が張
りつけられており、これらの印刷版組はシリンダ周囲半
部に亘って及んでいる。シリンダ軸１０の方向での印刷
版５１．５２　；　５９．６０の幅は１１で示す。さら
に彫刻ユニッ）・の２つの群５５，５６　；　５７．５
８が設けられており、これら彫刻ユニットは幅１１に相
応する間隔１２だけ相互にずらされている。彫刻ユニッ
トの各群は直径方向で相対向する２つの彫刻ユニッ）５
５　、５６　；５７．５８によって形成されている。彫
刻ユニット５７．５８による印刷版５　］−、５２の加
工、及び彫刻ユニッ）５５．５６による印刷版５９．５
６の加工が、第７、第８図を用いて説明した形式で行な
われる。

第１Ｏ図に示す実施例により、同時に４つの印刷版５］
　、５２；５９，６０を加工し、１っの多色印刷に対し
て原色のすべての印刷版を同時に彫刻することも可能で
ある。つまり図示の実施例では各印刷版が彩色原画の色
分解版に基づき加工される。第１０図を用いて示す形式
で、シリンダ６の軸方向で相並ぶ２つ以上の印刷版（そ
の各印刷版はシリンダの周囲の全周又はその１部に及ん
でいる）を加工することも可能である。

第１１図に、４つの彫刻ユニットの場合位置調整過程が
どのように行なわれるかを示す。第１ステツプにおいて
、シリンダの周方向に従って横軸Ｘに対して平行に延び
る基準ラインＲに沿って第１彫刻ユニツトにより第１の
大きさＡの四部が形成され、これは■で示すラインのと
ころに示しである。その場合シリンダの周方向での個々
の四部間の間隔が調整される。第２ステツプにおいて第
２彫刻ユニツトは第１１図中Ｂで示す四部にて基準ライ
ンＲに相応して第２の大きさＢを形成する（基準ライン
■）。第３ステツゾにおいて第３の彫刻ユニットにより
基準ラインＲに沿って第３の大きさＣの四部が形成され
、これについては旧で示す基準ラインのところに示しで
ある。さらに第４ステップにおいては第４の彫刻ユニッ
トにより基準ラインＲに相応して大きさＲの四部が形成
される。すなわち基準ライン■にて形成される。各彫刻
ユニットにより、他の彫刻ユニットにより生ぜしめられ
るインクセルとは容易に区別され得るインクセルが彫刻
されるので、第２、第３、第１彫刻ユニツトをシリンダ
の軸方向においても周方向においても精確に次のような
インクセルの網目スクリーン即ち基準ラインＤ（Ｉ）に
沿って第１彫刻ユニツトにより形成されたインクセルの
網目スクリーンに調整することが可能である。

複数の個所での同時の彫刻により、１つ以上の印刷版の
比較的迅速な作製（製版）が可能になる。彫刻ユニット
は周方向に分布して配置されているので、シリンダの軸
方向で見ても多数の個所にて同時に狭幅の印刷版を加工
することもできる。本発明の手段は米国特許明細書第４
１５７０６７号に記載されているように１つの印刷シリ
ンダ（胴）上に張りつけられた板状印刷版の製版に特に
適しているが、これに限られるものではない。

第１２図に示す本発明の別の実施例では横配置形シリン
ダの今日通常の形式の凹版彫刻印刷機にて各版列ごとに
複数個の彫刻具を設ける。

第１２図に示すように、上述のように駆動されるシリン
ダ６は定置の支承体６８にて支承されている。ステップ
モータ、スピンドル、ナツトから成る図示してない送り
装置によって、１つ以上の彫刻具支持体６９が機械台７
２の案内路７０上でシリンダ６の軸方向に動かされる。

これらの彫刻具支持体６９はシリンダ６を全面的に又は
一部包囲し、各３つの彫刻具７１を収容する。

第１３図はこのような彫刻具６９の断面図である。彫刻
具７１は次′のように取付られている。

即ちシリンダ７の半径方向に送られ得、かつ位置調整装
置７３によりその針尖端３０が周線に位置調整され得な
いし歩進的送りの場合１彫刻ライン間隔だけ上述のよう
に相互にずれて調整され得るように取付られている。複
数の彫刻具支持体６９が設けられている場合、例えば版
列ごとに１つ設けられる場合、第１２図に示すように、
それらは有利に１つの共通の支持体滑り台７５上に配置
され、この滑り台には送り装置が係合する。その際彫刻
具支持体６９は支持体滑り台７５上を移動可能に且位置
固定可能に配置され、これにより種々の版列フォーマッ
ト（形式）に対応できる。

第１牛図に示す実施例ではシリンダ６はその支承体７６
と駆動モータ７７と共に１つの共通の支持体７８上に配
置されている。この支持体は図示してない送り装置を用
いて機械台８０の案内部７９上を移動する。第１３図に
おけると類似して構成された彫刻支持体６９は位置固定
的に間隔をおいて調整可能に機械台８０上に取付けられ
ている。なお付言すれば原画の光電走査により得られた
記録データの形成を、メモリ（単一画像メモリからでも
、シリンダ配置全体（レイアウト）がメモリされている
大型メモリからでも）により行ない得るのである。基本
的にどのような形式の走査形式も、彫刻データを得るの
に適している。

【図面の簡単な説明】

第１図は彫刻機の斜視図、第２図は第１図の彫刻機の一
部の平面図、第３図は本発明の一実施例の断面図、第４
図は本発明の別の実施例の断面図、第５図、第６図は本
発明の１実施例及び別の実施例における彫刻の経過の説
明図、第７図は彫刻機の別の実施例の側面略図、第８図
は第７図の実施例による彫刻の経過の説明図、第９図は
彫刻機の別の実施例の側面略図、第１０図は本発明の別
の実施例の側面略図、第１１図は彫刻ユニットの位置調
整過程の説明図、第１２図はシリンダの横配置された彫
刻傅の実施例の側面略図、第１３図は第１２図の彫刻機
の断面図、第１４図はシリンダの横配置の彫刻機の別の
実施例の側面略図、である。 １・・・彫刻装置、２〜５・・・彫刻具、６・・・シリ
ンダ、７・・・軸線、８・・印刷版 ト ３ −へ 特開昭５９−１０１３　Ｇ　５　（１０）〜・５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　原画の走査により得られる信号により制御される彫
   刻装置を用いて印刷版の表面に印刷［１スクリーンない
   し）ξターンに応じてインクセル状の凹所を彫刻するよ
   うにした印刷版、例えば凹版の製版方法において、シリ
   ンダの周方向に相互にずらして配置された少なくと、も
   ２つの彫刻具によって同時に凹所を形成するようにした
   ことを特徴とする製版方法。 ２　シリンダ軸線（１０）の方向で相互にずれた群とし
   て配置された少なくとも牛つの彫刻具（５５〜５８）に
   よって凹所を形成し、その際前記群のおのおのを、シリ
   ンダて６辺周方向に相庁にずらして配置された少なくと
   も２つの彫刻具（５５〜５８）によって形成するように
   した特許請求の範囲第１項記載の製版方法。 ３　彫刻具（５５、５６ないし５７．５８）を実質的に
   、シリンダ軸線（７）に対して直角方向に延びている１
   平面内に配置した特許請求の範囲第１項記載の製版方法
   。 ４、彫刻具（，５５、５６ないし５７．５８）をシリン
   ダ軸線（７）の方向にずらして配置した特許請求の範囲
   第１項記載の製版方法。 ５　印刷版（ワ）と彫刻具（５５，５６ないし５７　、
   ５８　）を一方ではシリンダ（６）の周方向で相互に相
   対的に回転させ、他方ではシリンダ軸線（７）の方向で
   相互に相対的に移動させるようにした特許請求の範囲第
   １項記載の製版方法。 ６　相対的な軸方向移動ないし送りを連続的に、又は、
   各彫刻具（５５、，５６ないし５７，５８）により１つ
   の凹所の形成された後句に行なわせる特許請求の範囲第
   ５項記載の製版方法０ ７　シリンダ（６）の１つの周囲線上に位置する複数凹
   所の形成された後ごとに相対的な軸方向移動ないし送り
   を行なわせる特許請求の範囲第１項記載の製版方法。 ８　シリンダ（６）の周方向で相互に衝き合う少なくと
   も２つの印刷版（５１，５２）の各々を少なくとも１つ
   の彫刻具（５３ないし５４）によって加工する特許請求
   の範囲第１項記載の製版方法。 ９　シリンダ６の周囲に亘って延在する少なくとも２つ
   の印刷版（５２ｉ　５９ないし５１゜６０）をシリンダ
   軸線（７）の方向に相並んで配置し、その際シリンダ（
   ６）の周方向に相互にずらして配置された１つの群を形
   成する少なくとも２つの彫刻具により各印刷版を加工製
   版するようにした特許請求の範囲第２項記載の製版方法
   。 １０　　シリンダ軸線（７）の方向に相並んで少なくと
   も２つの印刷版組（５１，５２；５９゜６０）を配置し
   、その際膝組の各々をシリンダ（６）の周方向に相互に
   衝き合う少なくとも２つの印刷版により形成し１．さら
   に、同時に各印刷版を少なくとも１つの彫刻具（５５〜
   ５８）によって加圧製版するようにした特容部を有する
   シリンダを用いる特許請求の範囲第１項記載の製版方法
   。 １２　　彫刻によって網点のまとまった面が形成される
   ように彫刻具と印刷版を相互に相対的に動かして、シリ
   ンダ状の印刷版例えば凹版用の印刷版を彫刻作製する製
   版方法において、印刷版と該印刷版の周囲に設けられた
   複数の彫刻具を彫刻のため軸方向に相互に相対的に動か
   し、その際シリンダ回転毎に、配設の彫刻具に相応する
   数の彫刻線を形成し、さらにシリンダ回転毎に網目スク
   リーンぎツチに彫刻具の数を乗算した距離に相応する距
   離だけ軸方向送りないし移動を行なわせるようにしたこ
   とを特徴とする製版方法。 ■３．　　印刷版の印刷網目スクリーンないし・ぐター
   ンに相応して分布されたインクセル状の凹所を印刷版表
   面に形成するため彫刻装置を有する製版装置例えば凹版
   の製版装置において、彫刻装置は印刷版（６）の周方向
   で相互にずれた同時に作動する少なくとも２つの彫刻具
   （２，４ないし３，５）を有するようにしたことを特徴
   とする製版装置。 ■４．印刷版の印刷網目スクリーンないし・ξターンニ
   相応シて分布されたインクセル状ノ凹所を印刷版表向に
   形成するため彫刻装置を有する製版装置例えば凹版の製
   版装置において、彫刻装置は印刷版（６）７）周方向で
   相互にずれた同時に作動する少なくとも２つの彫刻具（
   ２，４ないし３，５）を有するようにし、さらに、水平
   軸線（１０）を以て配置された電動的に回転されるシリ
   ンダ（６）を設ケ、該電動シリンダは送り装置（１６，
   １７；１９．２０；７８）を用いて軸方向に移動可能で
   あり、さらに、シリンダ（６）の周囲に複数個の位置調
   整可能な彫刻具（７１）及び該彫刻具に対する位置固定
   の収容部（６９）を設けたことを特徴とする製版装置。 １、ろ　水平軸（１０）を以て配置されその両端が定置
   の支持受け（６８）にて回転可能に支承されたシリンダ
   （６）を設け、シリンダの周囲に複数の位置調整可能な
   彫刻具（７１）と該彫刻具用の軸方向に可動の収容部（
   ６９）を設けた特許請求の範囲第１４項記載の製版装置
   。 １６　　垂直軸を以て配置された電動式に回転されるシ
   リンダ（→を設け、さらに、シリンダの周囲に複数の位
   置調整可能な彫刻具（２，３ないし４，５）を設け、該
   彫刻具はシリンダの軸方向に移動可能であるようにした
   特許請求の範囲第１４項記載の製版装置。 １７、送り装置としてナツト（１６，ＩＱ、４１）を有
   するねじ山付スピンドル（１７、２０；４０）を設けた
   特許請求の範囲第１４項記載の製版装置。 １８、送り装置はシリンダ（６）と連結された少なくと
   も１一つの非回転ねじ山付スピンドル（動かされるよう
   にした特許請求の範囲第１４項記載の製版装置。 １９　　彫刻具（２〜５）はその位置調整装置ｔ！　（
   ２８，２９）と共に、印刷シリンダないし胴を全面的に
   または部分的に包囲する支持体（２６）上・°こ配置さ
   れている特許請求の範囲第１４項記載の製版装置。 ２０　　印刷版の印刷網目スクリーンに相応して分布さ
   れたインクセル状の凹所を印判版表面に形成するため彫
   刻装置を有するようにした製版装置例えば凹版の製版装
   置において、彫刻装置は印刷版（６）の周方向で相互に
   ずれた同時に作動する少なくとも２つの彫刻具（２，４
   ないし３，５）を有するようにし、さらに、水平軸線（
   １０）を以て配置された電動シリンダ（６）を設け、該
   電動シリンダは送り装置（１６，１７；１９，２０；７
   ８）を用いて軸方向に移動可能であり、さらに、シリン
   ダ（６）の周囲に複数個の位置調整可能な彫刻具（７１
   ）及び該彫刻具に対する位置固定の収容部（６９）を設
   け、さらに、シリンダ軸線（７）の方向で相互にずれて
   配置された群構成の少なくとも４つの彫刻具（５５，５
   ６：５７．５８）Ｑ設け、該群の各々はシリンダ（６）
   ７）周方向に相互にずれて配置された少なくとも２つの
   彫刻具（５５，５６；５２１、彫刻具（３５，３６；５
   ７，５８）は実質的にシリンダ軸＠（７）に対して直角
   な１平而内に配置されている特許請求の範囲第２０項記
   載の製版装置。 ２２　　彫刻具（５５，５６；５７，５８）はシリンダ
   軸線（７）の方向で相互にずらされている特許請求の範
   囲第２０項記載の製版装置。 ２３　　印刷版（６）と彫刻具（５５，５６；５７．５
   ８）は一方ではシリンダ（６）の周方向で相互に相対的
   に回転可能であり、他方ではシリンダ軸線（７）の方向
   で相互に相対的に移動可能である特許請求の範囲第２０
   項記載の製版装置。 ２４、各印刷版に少なくとも１つの彫刻具（５５，５７
   ；５６，５８）が配属されている特許請求の範囲第２０
   項記載の製版装置。 ２５　　各印刷版（５１，５２；５９，６０）にシリン
   ダの周方向に相互にずれて配置され１つの群を形成する
   少なくとも２つの彫刻具（５５，５６；５７，５８）を
   配属した特許請求の範囲第２０項記載の製版装置。 ２６、　　各印刷版（５１，５２；５’ｌ；１．６０）
   に少なくとも１つの彫刻具（５７，５８；５５゜５６）
   が配属されている特許請求の範囲第２０項記載の製版装
   置。 ２７　　シリンダ軸ｍ（７）は実質的に垂直方向にある
   特許請求の範囲第２０項記載の製版装置。