JPS5898211A - 繊維補強無機質板の抄造製造法 - Google Patents

繊維補強無機質板の抄造製造法

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JPS5898211A
JPS5898211A JP19742181A JP19742181A JPS5898211A JP S5898211 A JPS5898211 A JP S5898211A JP 19742181 A JP19742181 A JP 19742181A JP 19742181 A JP19742181 A JP 19742181A JP S5898211 A JPS5898211 A JP S5898211A
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JP
Japan
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thin film
making roll
winding
fiber
inorganic board
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JP19742181A
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郁夫 讃岐
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維補強無機質板の抄造製造法の改良に関し、
特に、石綿セメント板の製造に有用なものである。
石綿セメント板を製造する場合、抄造法を用いることが
ある。この抄造法においては、チェストで十分攪拌され
た石綿セメントスラリーがウェットマシンに送り込まれ
、ウェットマシンの抄造シリンダーによって石綿セメン
トの薄膜が一過脱水されて抄きとられ、抄造シリンダー
に接して回転中の毛布状ベルトに上記薄膜が移され、毛
布状ベルトに接して回転中のメーキングロールに、上記
毛布状ベルト上の薄膜が所定の厚さまで圧搾されながら
巻取られ、所定の巻取厚に達すると切開のうえ平らに延
ばされる。
上記において、巻取薄膜を切開して平らに延ばす際、巻
取体はその巻取姿態である円形から平形に変形されるか
ら、薄膜の巻取層間にはせん断応力が発生する。而るに
、従来においては、このせん断応力による薄膜の層間剥
離を防止するために、メーキングロールの上記圧搾圧力
を相轟に高圧力にし″で膜間の結着性を確保している。
しかし、この方法では薄膜材料が必要以上に圧縮され、
軽量な板材を得ることが困難である。
ところで、上記巻取薄膜の平板状への変形においては、
上半部では引張りが下半部では圧縮が作用する。而るに
、引張りに対する薄膜のヤング率は、石綿繊維が張力メ
ンバーとして作用するために大であるが、圧縮に対する
ヤング率は、石綿繊維が張力メンバーとして作用しない
ために小である。従って、上記引張側における薄膜層間
のせん断応力は圧縮側のそれよりも犬であり、そのせん
断応力は曲げ中性線に近い薄膜層間に至るほど小りなっ
ていく。
このように、巻取薄膜を円形から平形に延ばすときに薄
膜層間に発生するせん断応力が一様でない以上、その薄
膜層間の剥離性も同一ではない。従って、従来のように
、全ての薄膜層間にメーキングロールにより同一の圧搾
圧力を作用させることは、ある薄膜層間に対しては必要
以上の圧力を加えていることになり、この過剰圧力が上
記した板材の軽量化に不利をきたすことになる。
本発明に係る繊維補強無機質板の抄造製造法は、上述の
点に鑑みて発明された方法であり、繊維混合水硬性無機
質材のスラリーから抄造シリンダーにより抄き取ってベ
ルト上に移した抄造薄膜をメーキングロールで所定枚数
巻取る際。
メーキングロールの薄膜加圧力を巻取り初期から巻取り
終了時に至るに従って、漸次低下させることを特徴とす
る方法である。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図において、1はバットであり、石綿セメントのス
ラリーが幽されている。2は抄造シリンダー、3は抄造
シリンダー2に接して回転中の毛布状ベルトであり、ス
ラリー中の石綿セメントが抄造シリンダー2で薄膜状に
抄き取られ、この薄膜がベルト3上に移される。4は毛
布状ベルトに接して回転中のメーキングロールであり、
ベルト3上の薄膜がこのメーキングロール4に所定厚さ
に達するまで巻取られていく。
このメーキングロール4の薄膜に対する加圧力は巻取り
初期から巻取り終了−に至る二〇従9て漸次に低下させ
る。メーキングロール4の薄膜巻取厚さが所定の厚さに
達すると、巻取体を切開し、円形から平形に展開し、こ
れを引取りコンベア5上に移載する。
この場合、前述した通り、平形体Pの上面側従ってメー
キングロール巻取り時でのメーキングロール面に近い側
の薄膜層間はど大なるせん断力が作用し、平形体の上面
から離隔せる薄膜層間はどせん断応力が減少していく。
従って、メーキングロール4の加圧力が上記のように経
時的に漸次に小さくされ、メーキングロール面から離隔
せる薄膜層間はど層間結着力が小さくなっていても、そ
れに対応して平形展開時の上記層間せん断力が小さくな
っているから、平形展開時の層間剥離は充分に防止でき
る。而して、メーキングロール4の漸次減少圧力分だけ
、薄膜の圧縮高密度化を少なくでき、層間剥離のない軽
量板材を得ることができる。
上記にお諭て、抄造シリンダーで抄き取った薄膜は、シ
リンダーの一過作用のために表面はど繊維リッヂとなり
、従って、メーキングロールの巻取薄膜も表面に至るほ
ど繊維リッチとなる。而して、上記巻取時に、第1図の
6で示すように、スラリーから繊維分を除去したものを
薄膜上辷散布して、繊維リッチな部分に不足の固形分を
補給し、薄膜の材料を均質化することが望ましい。この
場合、スラリーの散布量は、通常、一層の原料構成固形
分に対し、CL5〜5%の固形分を補給し得る量である
上記スラリーの散布に代え、そのスラリー〇固形分であ
る乾燥粉縁を散布することも可能である。
スラリー又は乾燥粉体の散布は、第2図に示すように、
下端がメーキングロール4に等巾の樋7より流下させて
行うこともでき、特に乾燥粉体の場合は、樋7にバイブ
レータを付設することが望ましい。
実施例 珪藻土:35%(重量%)、石灰:30%、セメント=
20%、石綿: 10%、ハルツ:5%を固形分とする
スラリーを抄造し、その抄造薄膜をメーキングロールに
、巻取り初期圧力:50kg1011.巻取り終了時圧
カニ 15 Ic9/aRの条件で10回巻取り、これ
を切開し、平に延ばし、プレス圧: 100 kg/a
rt2のプレス加圧で最終脱水を行い、蒸気圧8に9/
a112の飽和水蒸気でオートクレーブにより10時間
養生した。このようにして得た板材の比重は0.92で
あり、層間の耐剥離強度は10〜l l kg1011
2であった。
比較例 メーキングロールの圧力を常時一定の50kg/CII
tとした以外は実施例に同じとした。このようにして得
た板材の比重は1.1であり、実施例品よりも大であっ
た。尚1層間の耐剥離強度は10〜l 1 tq7ax
2であり、比較例品と実施例品との間にはほとんど差が
なかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用する製造装置を示す説明図
、第2図は本発明における巻取薄膜への固形分散布装置
を示す説明図である。 図において、2は抄造シリンダー、3はベルト、4はメ
ーキングロールである。 ’  −T21jJ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維混合水硬性無機質材のスラリーから抄造シリ
    ンダーにより抄き取ってベルト上に啓上た抄造薄膜をメ
    ーキング1−ルで所定枚数巻取る際、メーキングロール
    の薄膜加圧力を巻取り初期から巻取り終了時に至るに従
    って、漸次低下させることを特徴とする繊維補強無機質
    板の抄造製造法。
  2. (2)薄膜巻取時に薄膜上に水硬性無機質材を散布する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の繊維補強
    無機質板の抄造製造法。
JP19742181A 1981-12-07 1981-12-07 繊維補強無機質板の抄造製造法 Granted JPS5898211A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5898211A true JPS5898211A (ja) 1983-06-11
JPS6112767B2 JPS6112767B2 (ja) 1986-04-10

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ID=16374232

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