JPS589767B2 - カリウム回収方法 - Google Patents

カリウム回収方法

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JPS589767B2
JPS589767B2 JP53014868A JP1486878A JPS589767B2 JP S589767 B2 JPS589767 B2 JP S589767B2 JP 53014868 A JP53014868 A JP 53014868A JP 1486878 A JP1486878 A JP 1486878A JP S589767 B2 JPS589767 B2 JP S589767B2
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G45/00Compounds of manganese
    • C01G45/12Manganates manganites or permanganates
    • C01G45/1207Permanganates ([MnO]4-) or manganates ([MnO4]2-)
    • C01G45/1214Permanganates ([MnO]4-) or manganates ([MnO4]2-) containing alkali metals

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Description

【発明の詳細な説明】 過マンガン酸カリウム(KMnO4)はマンガン鉱から
2段階で製造される。
第1段階においては,二酸化マンガンを水酸化カリウム
及び酸素と反応させてマンガン(■)酸塩を生成する。
第2段階において、マンガン(VI)酸塩を電気分解に
より酸化して過マンガン酸カリウムを得る。
これらの2つの酸化段階は次の式で表わされる。
(1)MnO2+2KOH+1/2O2→K2MnO4
+H2Oマンガン(VI)酸塩を製造するには鉱石残渣
からマンガン(VI)酸塩を分離する工程が含まれる。
鉱石残渣を含有する不純K2MnO4を希水酸化カリウ
ム(KOH)溶液で抽出して、鉱石残渣を溶解させない
でマンガン(VI)酸塩を溶解させる。
本発明よりも以前は、抽出したK2MnO4から残留固
形物を分離して、この固形物を廃棄物として処理してい
た。
この固形物はカリウム含有量が高いために、例えば埋立
地に固形廃棄物として棄てることはできなかった。
このカリウム含有量では埋立目的に好ましくなかった。
何故ならば、カリウムは容易には溶解しないが、雨や地
中の水の作用により徐々に溶出し、地下水を汚染すると
いう好ましくない結果を生するからである。
従来は、半液体廃棄物を潟に運んで固形物を沈殿させ、
液体成分は流水中に流出させていたが、これは流水汚染
を防ぐという観点からは満足し得ないものであった。
従って、マンガン鉱廃棄物を処理するためのより好まし
い方法、特に廃棄物中のカリウム含有量を低減させる方
法が必要となって来た。
本発明方法はこの目的を達成するものであり、マンガン
(■)酸塩工場へ戻し得る希KOH溶液を生成し得、同
時に残りの固形廃棄物は埋立地に廃棄し得る。
マンガン(■)酸塩の回収及び精製の工業的方法は米国
特許第3172830号に記載されている。
この方法において、マンガン鉱残渣はCaCO3及びC
a(OH)2と共に、抽出されるK2MnO4から分離
される。
炭酸カルシウムと水酸化カルシウムとはマンガン(■)
酸塩結晶化剤液の上澄液の腐食処理のために存在する。
更に詳細には、結晶化剤液の上澄液は可溶カリウム塩、
基本的には炭酸カリウムのみならずいくらかのケイ酸カ
リウムとアルミン酸カリウムとを含有する。
上澄液を水酸化カルシウムで処理することにより、これ
らのカリウム塩は水酸化カリウムに変換され、炭酸カル
シウム、ケイ酸カルシウム、アルミン酸カルシウム等の
対応カルシウム塩が沈殿する。
余剰水酸化カルシウムも又水酸化カリウムにより溶液か
ら沈殿させて除去する。
水酸化カルシウムの溶解度は、水酸化カリウムの濃度が
増すにつれて急速に低下する。
本発明方法に於いては、マンガン鉱をK2MnO4に変
換することにより生じるカリウム含有残留固形物の水性
スラリーに対してCaをCa(OH)2の形状で反応さ
せる(以下、本発明方法のカリウム含有残留固形物に対
する反応に関与するCaをCa反応剤という)。
固形物内のK1モル当り合計2〜5モルのCaを用い、
又、スラリー中に形成されるKOHの濃度を水1l当り
KOH50gより少なくなるように限定することにより
、残留固形物中のKの50〜70重量%又はそれ以上が
可溶化され且つ希KOH溶液として回収され得る。
このカリウム回収の正確なメカニズムは知られていない
が、イオン交換反応を含むものであると考えられる。
上記Ca反応剤とは、反応時にCa(OH)2の形状と
なり得るものであれば良く、通常CaO又はCa(OH
)2が添加される。
ただし、本発明方法に於いてCaの使用量とは必ずしも
Ca反応剤の添加量を意味する訳ではない。
本発明に至る実験の結果によると、廃棄物中に存在する
カリウムのほとんど又は全てがイオン交換反応を行ない
得る化合物によって支持されている。
これらの化合物はアルミノケイ酸塩又はデルタ二酸化マ
ンガンであり得る。
アルミノケイ酸塩はマンガン脈石より誘導され、デルタ
二酸化マンガンはマンガン(■)酸カリウムの加水分解
により形成される。
これらの化合物は共にイオン交換性である。
更に、必要な反応条件はイオン交換メカニズムを示唆し
ている。
Kに対してCaが極めて多量であれば所望の反応を有利
にするが、水中のKOH濃度が増すにつれて反応が阻害
される。
残留固形物中の1モルのKに対し少なくとも2モルのC
aを用いること及び水中のKOH濃度を50g/lより
も低く限定することにより、残留固形物中のKの少なく
とも50重量%又はそれ以上がKOHとして可溶化され
得る。
このCaO量がK1モルに対し2モルよりも少ない場合
カリウムは回収されるにしてもその量は僅かで、カリウ
ムが所望通り採算よく回収され得ない。
又、Caの量がK1モルに対し5モルより多くても反応
は進行するが、通常5モル以下が試薬の消費量の観点か
ら好ましい。
過剰の水酸化カルシウムは反応混合物中に固体の形態で
存在しており、反応の進行と共に次第に溶解する。
然し、反応終了時でもかなりの量の水酸化カルシウムが
溶解しないで残留しており、この残留水酸化カルシウム
は反応混合物から口過することにより失なわれるので、
大過剰の水酸化カルシウムを存在させると消費量が多く
なり過ぎ好ましくない。
又、より好ましい条件に於いては、K1モル当りCaの
量は2.5〜4.0モルである。
後述の如く、水中のKOH濃度を50g/l以上にする
と反応が阻害される。
即ちKOHの水中ヘの溶出を促進するには水中KOH濃
度を50g/lよりも低く限定する必要がある。
好ましくはこの濃度は水1l当り35gよりも少なくす
る1残留固形物中のKは、工業上経済的回収という観点
から、少なくとも50重量%がKOHとして可溶化され
ることが好ましく、70重量%以上がKOHとして可溶
化されることがより好ましい。
本発明の好ましい条件下に於いては、即ち1モルのKに
対し少なくとも2.5モルのCaと水1l当り35gよ
りも少ないKOHとを用いて、Kの70〜90重量%が
回収され得る。
更に、生成物は極めて希薄なKOH溶液であるが、下記
に詳述する如くこれをマンガン(■)酸塩製造工程に戻
すことが可能であり、又分離された反応固形物は埋立地
に埋めることにより廃棄され得る。
本発明方法の出発物質は、マンガン鉱をKOH及びO2
と反応させることによるマンガン鉱のK2MnO4への
変換工程から得られるカリウム含有残留固形物でよい。
残留固形物は又炭酸カルシウム及び水酸化カルシウムを
含有していてもよい米国特許第3172830号の開示
内容は参照として本明細書に含まれる。
この引用特許に示されている如く、粗製K2MnO4を
KOH水溶液に浸出する。
このKOH水溶液は60〜100g/lのKOHを含有
するのが好ましい。
工業的には、浸出溶液は通常10〜15重量%のKOH
を含有している。
この浸出段階では、不溶鉱石不純物を残留させたままマ
ンガン(■)酸塩を溶解させる。
結晶化剤上澄液の腐食処理から持越した過剰水酸化カル
シウムは、このKOHの濃度により多くが沈殿し、浸出
液からろ過により分離された固形物は鉱石不純物と沈殿
水酸化カルシウムと炭酸カルシウムとから成る。
このフィルタケーキは55〜75重量%の水を含んでい
てもよい。
本発明の好ましい具体例において、このフィルタケーキ
はカリウムを回収すべく更に処理されるが、この回収カ
リウムは乾燥重量でフィルタケーキ固形物の6〜9重量
%である。
米国特許第3172830号の方法の工業的実施に基く
と、フィルタケーキから成る残留固形物は下記の化学組
成で表わされる。
Mn:15−22重量% Ca:12−16重量% Fe: 6−12重量% K:6−9重量% Si:3−5重量% Al:3−5重量% Ba:1−2重量% 廃棄すべきフィルタケーキの成分のほとんどはマンガン
鉱脈石部分から得られる。
Mnのいくらか及びKの一部分は多分マンガン(■)酸
カリウムの加水分解生成物であり、いくらかのSi(S
iO2の形態)が固形廃棄物をろ別し易くするためにこ
の系に加えられる場合がある。
カリウムの大部分は脈石のシリカーアルミナ部分に付着
していると考えられる。
上記の如《、カルシウムが存在するのは、上記米国特許
第3172830号に記載の方法により水酸化カルシウ
ムを腐食剤として使用したためである。
勿論、廃棄物の正確な組成は使用鉱石の脈石含有量に応
じて変化することは埋解しておくべきである。
しかしながら反応剤の量を廃棄物質のK含有量に関連さ
せて適用すれば、マンガン鉱残留固形物の変化及び正確
な組成は本発明方法の適用可能性に影響しない。
本発明の実施において、残留固形物のサンプルのカリウ
ム含有量を機械的に分析することが望ましい。
これはフレームフォトメトリック(flame pho
tometric)分析により簡便に実施し得る。
例えば市販されているフレームスペクトロフオトメータ
を使用し得る。
Vogel著「Text−Book of Quant
ative Inorganic Analysis
J第■■章879〜889頁(第3版)参照のこと。
残留固形物のK含有量の測定により反応剤の量は容易に
計算し得る。
一般に、固形物中のK1モル当り全体で2〜5モルのC
aを使用すべきである。
好ましい量は、K1モル当り2.5〜4.0モルのCa
である。
好ましい反応は次の一般式で示されると考えられる。
上記の如く、固形陽イオン交換物質の性質は正確には知
られていない。
これはアルミノケイ酸塩とデルタ二酸化マンガンとを含
有していてもよい。
上記の式は、又、Kの回収が液相中のより高いKOH濃
度に敏感である理由を説明する助けともなる。
水酸化カルシウムはKOHの存在下では極めて不溶性で
あり、希KOH溶液においてさえそうである。
従って、液相中のKOH濃度が増すにつれて反応速度は
徐々に低下する。
しかしながら液相中のKOH濃度を水1l当り50gK
OHよりも低く、好ましくは水1l当り35gKOHよ
りも低く保つことにより、工場規模のK回収が現実的と
なる。
本発明方法の実施を添附フローシートに基づいて説明す
る。
本発明方法の実施において、残留固形物はスラリー状態
で反応させる。
従って、通常55〜70重量%しか水を含まないマンガ
ン(■)酸塩製造工程の残留フィルタケーキに水を加え
る必要がある.必要な場合には、残留固形物の混合又は
ポンプ処理を可能にすべく充分な水を加えなければなら
ない。
水の全量を基準として、残留固形物スラリー2は乾燥固
形物1重量部当り5〜15重量部の水を含み得る。
この水量は、フィルタケーキ中に存在する水と、フィル
タケーキに加えた水と、更に場合によってはライムスラ
リ−1と共に導入された水とを含んでいる。
所望ならば、ライム試薬と混合する前に残留物フィルタ
ケーキをリパルパ(repulper)内で水と混合し
てスラリーを形成してもよい。
この場合残留固形物スラリー2をライムスラリ−1と共
にリアクタ3内に導入し得る。
添附フローシートは一般的な工程を示している。
フローシートに示されているようにリアクタ3は攪拌器
を具備しており残留固形物を可能な限り懸濁状態に保ち
、それによって残留固形物を水酸化カルシウム反応剤と
密着させ得る。
ライムスラリー1は溶解したCa(OH)2と溶解して
いないCa(OH)2とを含有しており、溶解していな
いCa(OH)2は溶液中のカルシウムが吸着されたK
と置換するにつれて徐々に溶解する(CaOを水に加え
た場合、これはCa(OH)2を形成し、このCa(O
H)2はその氾解性の限界まで溶解する)。
所望時間にわたって反応させ、Kの少なくとも50重量
%がKOHとして可溶化された後、スラリー中の反応固
形物7は希KOH溶液から分離される。
この分離は添附のフローシートに示した如く遠心分離法
6で行なうのが好ましい。
遠心分離6により得られた希KOH溶液9から成る液は
、フローシートに示した如く、K2MnO4工程8へ戻
すことが可能である。
廃棄前の固形物7を水洗して残っているKOHを除去す
るのが望ましい。
この洗水も又K2MnO4工程に戻してもよい。
例えば希KOH溶液9から成る遠心分離液を腐食装置中
に戻し、洗水4,5を工程中のフィルタ洗水として使用
してもよい(米国特許第3172830号の腐食装置1
1及びフィルタ5参照)。
これによってK2MnO4工程に加えるべき水の量を低
減させ、同時にKOHを保つ。
K回収反応の温度はあまり重要ではない。
約20〜80℃の温度を使用し得る。
高い温度は所望反応の速度を増すが、反応固形物の分離
を困難にする。
好ましい処理温度範囲は25〜45℃である。
商業的実施のための他の有利な条件として乾燥残留固形
物1重量部凸り8〜12重量部の全水量とK1モル当り
2.5〜3.0モルのCaを用いること及び水相の最終
濃度を10〜20gKOH/lに限定することを含む。
これらの条件下でKの70〜90重量%が3〜4時間の
反応時間でKOHとして回収され得る。
しかしながら、反応条件及び装置と所望のK回収パーセ
ントとに依って、2〜16時間の反応時間を使用し得る
但し6時間より長い反応時間は通常不必要である。
3〜20gKOH/lに対し、約0.3〜2重量%の範
囲の遠心分離物の濃度が期待され得る。
或る処理条件下では、残留物中のナトリウムの存在に対
する処置を行なう必要がある場合がある。
現在、マンガン(■)酸塩工場からの残留物フィルタケ
ーキには無視し得る程度のナトリウムが含まれている。
しかしながら、ナトリウムが微量存在してもK回収工場
においてカリウムと共に可溶化される。
従って希KOH溶液をマンガン(VI)酸塩工場に戻す
と、ナトリウムの循環負荷が次第に増し、その結果、残
留物フィルタケーキはカリウムに加えて認め得る量のナ
トリウムを含むことになる。
従って本発明方法を正確に実施するために、使用すべき
Caのモル数を決定する際、残留固形物中に存在するナ
トリウムは全てカリウムとして計算すべきである。
カルシウムは、カリウムと共にナトリウムとも置換えら
れるため、このことが必要である。
下記実施例により本発明を更に説明する。
実施例 1 9.97gのカリウムを含有する、K2MnO4製造工
場からの洗浄済廃棄用フィルタケーキ100gを100
0mlの水でスラリー化した。
このスラリーに40PのCaOを加えてCa:Kのモル
比を約2.79:1とした。
この全混合物を室温(20〜30℃)で16時間攪拌し
た。
固形物をろ別してこのケーキを洗浄した後、ろ液と洗水
とを合せると、合計8.26gの溶解されたKを含有し
ていた。
Kの回収率は82.9%である。実施例 2 5.90kgのカリウムを含有する、K2MnO4製造
工場からの洗浄済廃棄用フィルタケーキ74.56k9
を、855lの水でスラリー化した。
次に23.5kgの乾燥CaOを加えて、全混合物を3
7℃で2時間攪拌した。
Ca:Kのモル比は約2.78:1であった。
固形物を遠心分離しフィルタケーキを洗浄後、P液と洗
水とを合せたものは合計5. 4 kgの溶解されたK
を含有していた。
Kの回収率は90.8%であった。
実施例 3 約1.2%Kを含有する、K2MnO4製造工程フィル
タからの洗浄済廃棄用フィルタケーキを、リパルパ容器
内で水を用いてスラリー化し8〜12重量%の固形物を
含有する懸濁液を得た。
このスラリの連続流〔151.4l(40ガロン)/分
の速度〕をK回収リアクタ即ち率のよい攪拌器と蒸気加
熱設備とを有する49209l(13000ガロン)容
器内にポンプで移した。
同様にこのリアクタに15〜20重量%のライム(Ca
b)の水性スラリーを3.79g(1ガロン)/分の速
度で加えた。
CaOの一部は溶解Ca(OH)2状態であった。
Ca:Kの平均量はモル比で約2.9:1であった。
K回収リアクタ内の温度は35〜40℃に維持された。
懸濁液のリアクタ内の平均滞留時間は約4時間であった
リアクタ内容物の部分を周期的に取出して遠心分離した
典型的には0.20〜0.25重量%の溶解カリウムを
含有する遠心分離物を腐蝕装置を介して工程に戻した。
遠心分離されたケーキの洗水は0.05〜0.07重量
%の溶解Kを含有しており、これは新しい廃棄用フィル
タケーキの洗浄に用いられた。
洗浄後の遠心分離ケーキは埋立地に埋められた。
全K回収率は88〜90%であった。
【図面の簡単な説明】
添附図面は、本発明方法の実施するための一般的な工程
からなるフローシートを示す概略図である。 1・・・・・・ライムスラリー(CaO/Ca(OH)
2/H20)、2・・・・・・カリウム含有残留物スラ
リー、3・・・・・・リアクタ、4,5・・・・・・洗
浄水、6・・・・・・遠心分離、7・・・・・・固形廃
棄物、8・・・・・・K2MnO4工程、9・・・・・
・希KOH溶液。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マンガン鉱をKOH及びO2と反応させることによ
    りマンガン鉱をK2Mn04に変換する工程より得られ
    たカリウム含有残留固形物からカリウムを回収する方法
    であって、 (a)残留固形物中のK1モル当り合計2〜5モルのC
    aを用い、且つ、使用すべきCaのモル数を決定する際
    に前記固形物中に存在するNaはKとして計算して、残
    留固形物の水性スラリーを、溶解していないCa(OH
    )2の存在下で、溶解されたCa(OH)2と反応させ
    ることと、(b)水1l当りKOH50gよりも少なく
    なるようにKOHの濃度を限定しながら、残留固形物中
    のKの少なくとも50重量%がKOHとして可溶化され
    る迄上記(a)反応を継続することと、(e)得られた
    KOH溶液を反応固形物から分離することと から成る方法。 2 K1モル当り2.5〜4.0モルのCaを使用す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 3 残留固形物中のKの少なくとも70重量%が可溶化
    される迄反応を継続することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 4 水1l当りKOH35gよりも少なくなるようにK
    OH濃度を限定することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 5 前記反応完了時のKOH濃度が水1l当り5〜20
    gKOHの範囲であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 6 前記反応を25〜45℃の温度で実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 7 前記反応を残留固形物1重量部当り5〜15重量部
    の水を用いて実施することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
JP53014868A 1977-04-26 1978-02-10 カリウム回収方法 Expired JPS589767B2 (ja)

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