JPS5897431A - 深紋りプレス製品の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は石油ストーブ用芯案内筒の如く一端に底を有
する細長い筒体を、亜鉛メッキした鋼板等表面処理した
金属板を複数回の絞りプレス工程を経て製造する深絞り
プレス製品の新規な製造法に関する。

従来、複数回の絞シプレス工程を行って深絞如製品を製
造するには最初の絞シプレス工程から最終の絞υプレス
工程まで常に製品が次第に−，２− 深くなる様に製品を同じ方向からプレスしている。この
場合、素材の金属板が例えば亜鉛メッキ鋼板であるとす
ると板表面には５〜１０ｐ程度の厚さのメッキ層がある
が、例えば四回の絞シ工程を経て製品を得ると外面のメ
ッキ層の厚さは約５５％減少すると共に、外面には金型
との接触によって絞り傷が付いて金属板の地肌が表面に
露出し、品位の低下は勿論、発錆を防ぐことができなく
なる。このため、絞りプレス工程が終了したら得られた
製品を再度メッキし直す必要がちυ、手数がか＼ると共
に、板の状態ではないので製品の各部位と電極間の距離
は門令異るため再メッキして句着させたメッキの層厚は
不均一になシ、製品コストに大きく影響する。

本発明者は従来の製品は数回におよぶ絞シプレス工程で
外面のメッキ層厚は減少し且っ絞シ傷が付くが、内面の
メッキ層厚は素材のときと同じで、絞り傷も生じガいこ
とに着目し、最終の絞りプレス工程だけをそれまでの絞
りプレス工程で内面であった面が外面となる様に裏返し
−３− て行い、これによシ前述の問題点を解消したのであって
、以下これを図面を参照して説明する。

第１図は製品として例示した石油ストーブ用芯案内筒で
、直径約８ｃｒｎ１深さ約１６ｃｍ、筒／は一端に底λ
を一体に有す。尚、この底λにはその後直径約７ｃｎ１
の円形開口３を同心状に加工する。

この筒／に成形する素材板は厚さ０．８〜１．６調の亜
鉛メッキ鋼板で、鋼板は表裏に厚さ１２〜１５μの亜鉛
メッキ層を有する。

第２図は素材板に１回目の絞シプレス工程を行った状態
を示し、これによシ深さ４．５（７）、直径約２０ｃｒ
ｎの浅い針状を呈す。

第３図は上記針状の中間製品に２回目の絞シプレス工程
を行ったもので、深さ約７．５ｚ、直径約１５ｃｒｎの
深い針状を呈す。

第４図は第５図の中間製品に５回目の絞りプレス工程を
行い、深さ約１２ｃｍ　、直径約１２ｃｒｎの有底筒状
に成形した状態を示す。

第２回目、第６回目の絞りプレス工程はいず１．１問昭
５Ｌ　９７’１ｌｌ（２） れも底λに向かって同じ方向にプレスを行ったが、第４
回目の最終の絞りプレス工程はこれまでの中間製品の内
面ａが裏返って外面となる様に底からプレスを行い、前
述の最終形状にする（第５図）。

従って、６回目のプレス工程を行った中間製品グは４回
目の絞りプレスを行う金型の雌型ｊの雌穴の（ロ）りに
同心状に開口部ｖ′を当接させ、底λからパンチ６で雌
穴の底に向がって押込む。

これにより３回目までの絞υプレス工程で層厚が減少せ
ず、且つ絞シ傷も付いていなかった内面αが殆どそのま
＼の状態で製品の外面になる。

尚、最終的にクロノート処理等の化学処理を施し、表裏
両面とも化学的に安定状態にすることもある。

このため本発明によれは再メッキの手数が不要になると
共に、再メッキしていた従来の製品に較べて高品質の製
品を提供できる優れた特長を有する。

以上、本発明を石油ストーブ用芯案内筒を例３− にして説明したが、本発明によって製造する製品はこれ
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の製造対象の一例として示した石油スト
ーブ用芯案内筒の一部を断面にした側面図、第２図から
第５図は本発明による絞シプレス工程の各段階を示す断
面図、ｌは筒体、２はその底、グは最終、絞りプレス前
の中間製品、！は最終絞シブレスの雌型、乙は同パンチ
を示す。 特許出願人　オクラ金属株式会社 代　理　人　　弁理士　福　　１）　信　　行代　理　
人　弁理士　福　　１）　武　道代　理　人　　弁理士
　福　　１）　賢　　三？ｎ１Ｈ ）Ｘ５図 １６５−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 素材の金属板を複数回の絞ｐプレス工程を行って次第に
   深く絞シ、製品とする深絞シブレス製品の製造法におい
   て、 最終の絞り工程の際に製品を裏返し、それまでの内面を
   外面に出すことを特徴とする深絞シブレス製品の製造法
   。