JPS589548A

JPS589548A - ガス冷却回転電機装置

Info

Publication number: JPS589548A
Application number: JP10697981A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Murakami; 直史村上
Original assignee: Toshiba Corp; Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1981-07-10
Filing date: 1981-07-10
Publication date: 1983-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は回転゛＃ＩＬ機ケーシング内に水素ガス、不活
性ガスおよび圧縮空気を適宜選択して封入し、運転ある
いは点検できるようにするガス冷却回転電機装置に関す
る。

従来、ガス冷却回転電機装置においては、いかなる時で
も回転電機のケーシング内で爆発性の水素ガスと空気の
混合体の存在を避ける為に、回転電機が運転される前に
水素ガスを充填する時、又は回転電機の定期検査又は修
理の為にケーシングを開放する前にケーシングから水素
ガスを放出する時には、炭酸ガスのような不活性ガスを
ケーシング内の空気又は水素ガスと１６換［２ている。

又、ケーシングを開放する際には、水素ガスと置換した
不活性ガスを圧縮空気により放出している。そして、ケ
ーシング内に水素ガスを充填した後は、不活性ガス経路
および圧縮空気経路は、それぞれの経路に付属している
アイツレ弁を全閉することによシ、ケーシングと遮断し
ている。又、ケーシング内ガスが空気である場合も、水
素ガス経路および不活性ガス経路は、同様にそれぞれに
付施しているアイツレ弁を全閉することによシ、ケーシ
ング側と遮断している。

しかし、この従来の装置には、アイツレ弁のゆるみによ
る漏洩、運転員の弁の誤操作等の不慮の事態に対する防
備がなかった。もし、ケーシング内に水素ガスが充満し
ている状態でこの様な不慮の事態が生じ、圧縮空気経路
から圧縮空気がケーシング内に侵入すれば、水素ガスと
の混合で、大爆発を起す極めて危険な状態となる。又、
回転電機の定期検食や修理等で、ケーシングを開放して
いる時に、ケーシング内に水素ガス経路から、漏洩ガス
が侵入することがｈｎば、爆発の危険のみならず、不活
性ガスの侵入の場合も含めてケーシング内の作業員の人
体に危害を及ぼす危険も＝１）、十分な注意が套装であ
る。

本発明はガス供給経路とケーシングの遮断が完全に行な
える構造にし、弁の誤操作や弁のゆるみによるガス漏洩
等の不慮の事態に対する防備を完全にし、安全性の保障
できるガス冷却回転電機装置を提供することを目的とす
る。

以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明
する。

図において、（１）は回転電機のケーシング、（２）は
水素ガス供給源、（３）は不活性ガス供給源、（４）は
圧縮空気供給源（これも一種のガス供給源とする）、（
５）は水素ガス経路、（６）は不活性ガス経路、（７）
は圧縮空気経路、（８）は大気放出経路、（９）は掃気
ガス検出経路、００）はケーシング内の水素ガス供給管
、（ｌ］）はケーシング内の不活性ガス供給管、ａ２は
大気放出管、０３）はガス制御盤、（１４ａ）〜（１４
ｇ）は弁、（１５ａ）〜（ｘ５ｅ）はＵ字形をしてフラ
ンジで各ガス経路（５）〜（７）に挿入申付けられた取
外し可能な短管、（１６ａ）〜（１６ｃ）はアインレ弁
、＋（１７ａ）、　（１７ｂ）はサンプリング弁である
。

水素ガス供給源（２）に接続する水素ガス経路（５）は
アインレ弁（１４ａ）　、　（１６ａ）の間に短管（１
５ｍ）を挾んで付属し、ケーシング内下部の水素ガス供
給菅αＱに接続している。また、不活性ガス供給源（３
）に接続する不活性ガス経路（６）は、アインレ弁（Ｘ
４Ｃ）　。

（１６ｂ）の間に短管（１５ｂ）を挾んで付属してケー
シング内下部の不活性ガス供給管（１１）に接続してい
る。

捷た、圧縮空気供給源（４）に接続する圧縮空気経路（
７）はアインレ弁（１４ｅ）　、　（ｌｔ；ｃ）の間に
短管（ｔＳＣ）を挾んで付属して水素ガス経路（５）の
水素ガス供給管ａｏ側とアインレ弁（１＋ａ）との間に
接続している。

大気放出経路（８）は切換弁（１４ｂ）　、　（１４ａ
）を付属して、切換弁（１４ｂ）側は前記圧縮空気経路
（７）と水素ガス経路（５）との接続部に接続し、切換
弁（ｌ＋ａ）側は不活性ガス経路（６）の不活性ガス供
給管Ｑｌ）とアインレ弁（，１４ｅ）との間に接続し、
大気放出弁（１４ｇ）を付属して大気放出管０２１に接
続している。−力、掃気ガス検出経路（９）は大気放出
経路（８）の切換弁（１４ｂ）。

（ｎａ）の接続部と大気放出弁（１４ｇ）、との間から
分岐し、調整弁（ｌ＋１）を付属してガス制御盤（１３
１内へ接続している。また水素ガス経路（５）と不活性
ガス経路（６）との短管（１５ａ）　、　（ｉ５ｂ）と
アインレ弁（１６ａ）。

（１６ｂ　）との間にはそれぞれ経路（５１、（６）外
に開口する残留ガス検出用のサンプリング弁（１７ａ）
　、（１７ｂ）を設ける。尚、図において白抜きで示し
た弁は、水素ガス供給時に開とし、黒く塗りつぶした弁
は、その時に閉とするものでろるっ次に作用について説明する。　　　。

ケーシング（１）内に水素ガスが封入されている間は、
不活性ガス経路（６）および圧縮空気経路（７）の短管
（ｘ５ｂ）　、　（１５（りの前後のアインレ弁（１４
ｅ）　、　（１６ｂ）　。

（１４ｅ）　、　（ｔ６ｃ）を全閉し、サンプリング弁
（１７ｂ）を開いて残留ガスが存在していないことを確
認し、短管（１５ｂ）　、　（ｘ５ｃ）を取外し、取外
した後のフランジ接続部には盲フランジ（図示せず）を
取付け、ケーシング（１）と不活性ガス供給源（３）お
よび圧縮空気供給源（４）を完全に遮断する。同様にケ
ーシング（１）内が空気中に開放壜れている間は、水素
ガス経路（５）および不活性ガス経路（６）の短管（１
５ａ）　、　（１５，ｂ）の前後のアインレ弁（１４１
Ｌ）　、　（１６１Ｌ）　、　１４ｃ）　、　（１６ｂ
）を全閉し、サンプリング弁（１７ａ）、、　（１７ｂ
）を開いて残留ガスが存在しないことを確認し、短管（
、ｔ５ａ）　。

（１５ｂ）を取外し、取外し後のフランジ接続部には盲
フランジ（図示せず）を取付け、ケーシング（１）と水
素ガス供給源（２）および不活性ガス供給源（３）を完
全に遮断する。この際知管（１５ａ）　、　（１ｂｂ）
　、　（１５（りの取外しは、短管（１５ａ）、　（１
５ｂ）、（１５ｅ）がＵ字形をしていて７ランジ結合で
るるから極めて容易でおる。そしてその取外しの際はサ
ンプリング弁（１７ｍ）。

（ｘ７ｂ）により残留ガスの存在しないことを確認でき
るので作業も安全である。

このように、ガス供給源（２＋　、　（３１、（４１と
ケーシング（１）とを完全に遮断することが出来れは、
アイツレ弁（１４ａ）　、　（１４ｃ）　、　（１４ｅ
）、（１６ａ）　、　（１６ｂ）　、　（１６ｃ）等の
ゆるみや誤操作等の不慮の事態の生じた場合の混合ガス
発生による爆発の危険、有害ガスの侵入による人体への
危険は完全に解消される。

岡、本発明は上記し、かつ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で、
種々変形して実施できることは勿論でおる。

以上説明したように、本発明によれは、ガス経路にアイ
ツレ弁で挾んで取外し可能な短管を設けたことにより、
この短管を取外して、ガス供給源と回転電機のケーシン
グとを完全に遮断して安全を確保することが出来、しか
も、水素ガス経路と不活性ガス経路との各短管とアイツ
レ弁との間ににそれぞれ経路外に開口するサンプリング
弁を設けたことにより、短管取外しの際に残留ガスのな
いことを確認できるので、取外し作業の際の安全も確保
出来、安全性の保障できるガス冷却回転電機装置を提供
することが出来る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のガス冷却回転′［に機装置の一実施例を
示す管系図である。 ■・・・ケーシング　　　　　　　２・・・水素ガス供
給源３・・・不活性ガス供給源　　　４・・・圧縮空気
供給源５・・・水素ガス経路　　　　　６・・・不活性
ガス経路７・・・圧縮空気経路　　　　　１４ａ＋１４
ｃ＋１４ｅ・・・アイツレ弁１５−・・短管　　　　　
　　　　１６ａｔ１６ｂ、１６ｃ・−・アイツレ弁ｌ　
７ａ　、　１７ｂ・・・サンプリング弁代理人　弁理士
　井　上　−男

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転電機ケーシング内に水素ガス、不活性ガスお
よび圧縮空気を適宜選択してそれぞれのガス供給源から
それぞれのガス経路を介して供給するガス冷却回転電機
装置において、それぞれのガス経路に取外し可能な短管
およびその短管の前後両側にアイツレ弁を設け、かつ水
素ガス経路と不活性ガス経路との短管とアイツレ弁との
間にはそれぞれ経路外に開口するサンプリング弁を設け
たことを特徴とするガス冷却回転電機装置。
（２）短管はＵ字形とし、フランジ結合したことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載のガス冷却回転電機装
置。