JPS589495Y2 - 電動機の漏水保護構造 - Google Patents
電動機の漏水保護構造Info
- Publication number
- JPS589495Y2 JPS589495Y2 JP8173878U JP8173878U JPS589495Y2 JP S589495 Y2 JPS589495 Y2 JP S589495Y2 JP 8173878 U JP8173878 U JP 8173878U JP 8173878 U JP8173878 U JP 8173878U JP S589495 Y2 JPS589495 Y2 JP S589495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- cooler
- saucer
- cooling air
- pipe group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は全閉内冷動形電動機に係り、特に冷却器を構成
する冷却パイプ破損時に電動機内部に水が浸入せぬ様受
皿を備えている全閉内冷動形電動機に関する。
する冷却パイプ破損時に電動機内部に水が浸入せぬ様受
皿を備えている全閉内冷動形電動機に関する。
従来の全閉内冷動形電動機の概略を第1図に示すが、護
国において、冷却器を構成する冷却パイプ群1が破損す
ると、その冷却パイプ群1より漏れた水を受皿2で受け
て電動機内部に水が浸入しないようにしている。
国において、冷却器を構成する冷却パイプ群1が破損す
ると、その冷却パイプ群1より漏れた水を受皿2で受け
て電動機内部に水が浸入しないようにしている。
その受皿2内の大部分の漏水は排水管3を通って外部に
排出される。
排出される。
しかし、電動機本体の冷却ファン4の通風圧力が高いと
、冷却ファン4による通風が冷却パイプ群1を通って再
度機内に導かれる際に、冷却パイプ群1よりの漏水は受
皿に落下せず、そのまま通風によって電動機本体の機内
へ導かれてしまい、この漏水が固定子巻線5等に耐着し
、特に固定子巻線5にあっては絶縁抵抗の低下をひきお
こし、その結果、事故を誘発してしまう欠点があった。
、冷却ファン4による通風が冷却パイプ群1を通って再
度機内に導かれる際に、冷却パイプ群1よりの漏水は受
皿に落下せず、そのまま通風によって電動機本体の機内
へ導かれてしまい、この漏水が固定子巻線5等に耐着し
、特に固定子巻線5にあっては絶縁抵抗の低下をひきお
こし、その結果、事故を誘発してしまう欠点があった。
本考案は上述の点に鑑み威されたもので、その目的とす
るところは、冷却パイプ群から水の漏れがあっても受皿
で確実に受け、機内へ漏水することがないようにし、従
って、固定子巻線の絶縁抵抗の低下等による事故の誘発
を防止できる全閉内冷動形電動機を提供するにある。
るところは、冷却パイプ群から水の漏れがあっても受皿
で確実に受け、機内へ漏水することがないようにし、従
って、固定子巻線の絶縁抵抗の低下等による事故の誘発
を防止できる全閉内冷動形電動機を提供するにある。
本考案は冷却風が入ってくる側の受皿の側壁端部を冷却
パイプ群の一部を覆うように近接させると共に、冷却風
が冷却パイプ群から出てくる側の受皿の側壁を他の側壁
より長くなるよう径方向に伸延させ、かつ、冷却パイプ
群に冷却風を通過させることにより両者受皿側壁近傍に
圧力差をもたせて所期の目的を達成するように威したも
のである。
パイプ群の一部を覆うように近接させると共に、冷却風
が冷却パイプ群から出てくる側の受皿の側壁を他の側壁
より長くなるよう径方向に伸延させ、かつ、冷却パイプ
群に冷却風を通過させることにより両者受皿側壁近傍に
圧力差をもたせて所期の目的を達成するように威したも
のである。
以下図面の実施例に基づいて本考案を説明する。
尚、符号は従来と同一のものは同符号を使用する。
第2図に本考案の一実施例を示す。
その概略構成は従来のものとほぼ同様であり詳細説明は
省略する。
省略する。
本実施例では、電動機本体内部の冷却ファン4より送ら
れてくる冷却風が入ってくる側の受皿2の側壁2人端部
が冷却器の冷却パイプ群1の一部を覆うように、該冷却
パイプ群1に近接させ、側壁2Aと冷却パイプ群1との
間に空間が生じないようにすると共に、冷却風が冷却パ
イプ群1から出て機内に向う側の側壁2Bを側壁2Aよ
り長くなるまで径方向に伸延させて冷却パイプ群1を覆
い、受皿側壁2Aと2Bに圧力差をもたせたものである
。
れてくる冷却風が入ってくる側の受皿2の側壁2人端部
が冷却器の冷却パイプ群1の一部を覆うように、該冷却
パイプ群1に近接させ、側壁2Aと冷却パイプ群1との
間に空間が生じないようにすると共に、冷却風が冷却パ
イプ群1から出て機内に向う側の側壁2Bを側壁2Aよ
り長くなるまで径方向に伸延させて冷却パイプ群1を覆
い、受皿側壁2Aと2Bに圧力差をもたせたものである
。
即ち、受皿側壁2Aと2Bの径方向長さが異なるため、
冷却パイプ群1を冷却風が通過すると側壁2A側と2B
側とでは圧力差が生じるのである。
冷却パイプ群1を冷却風が通過すると側壁2A側と2B
側とでは圧力差が生じるのである。
つまり、受皿2は左右非対称の構造となり、冷却風が冷
却器に入ってくる側には冷却パイプ群1と受皿2の側壁
2Aとは近接して設置されているため、通風によりこの
部分には負圧が発生する。
却器に入ってくる側には冷却パイプ群1と受皿2の側壁
2Aとは近接して設置されているため、通風によりこの
部分には負圧が発生する。
一方、冷却器の通風出口側の受皿2の側壁2B部分は側
壁2Aより長く、かつ、十分なベースをとることにより
、通風による動圧がこの側壁2Bにより静圧にかわる。
壁2Aより長く、かつ、十分なベースをとることにより
、通風による動圧がこの側壁2Bにより静圧にかわる。
この結果、左右の受皿の間には圧力差が部分的に発生す
る。
る。
圧力差が発生すると冷却風の速度が変わるため水と冷却
風が分離される。
風が分離される。
従って冷却パイプ群1よりもれた水滴は、冷却風と共に
運ばれても上記の圧力差を利用することにより冷却風と
水に分離され水は受皿2にたまり、かつ、受皿2の左右
の圧力差より排水管3へと流れでてくるものである。
運ばれても上記の圧力差を利用することにより冷却風と
水に分離され水は受皿2にたまり、かつ、受皿2の左右
の圧力差より排水管3へと流れでてくるものである。
従って、冷却パイプ群1の破損時の漏水は電動機本体に
入らなくなり、固定子巻線5の絶縁抵抗の低下も発生せ
ず事故防止へとつながる。
入らなくなり、固定子巻線5の絶縁抵抗の低下も発生せ
ず事故防止へとつながる。
尚、第2図に示したものは、全閉内冷形の片組タイプの
電動機の構造であるため、クーラユニットは1個で受皿
も1個であるが、全閉内冷形両扇タイプの電動機の構造
では、クーラユニットは2個となるが、ユニット毎に左
右非対称の受皿をもうけることにより、漏水防止構造の
機能は満足することができる。
電動機の構造であるため、クーラユニットは1個で受皿
も1個であるが、全閉内冷形両扇タイプの電動機の構造
では、クーラユニットは2個となるが、ユニット毎に左
右非対称の受皿をもうけることにより、漏水防止構造の
機能は満足することができる。
以上説明した本考案の構成とすることにより、電動機本
体内へ漏水することを防止できるので、事故の誘発を防
止でき信頼性が向上する効果がある。
体内へ漏水することを防止できるので、事故の誘発を防
止でき信頼性が向上する効果がある。
第1図は従来の全閉内冷動形電動機を示す概略構成図、
第2図は本考案の全閉内冷動形電動機の一実施例を示す
概略構成図である。 1・・・・・・冷却パイプ群、2・・・・・・受皿、2
A、2B・・・・・・受皿の側壁、3・・・・・・排水
管、4・・・・・・冷却ファン、5・・・・・・固定子
巻線。
第2図は本考案の全閉内冷動形電動機の一実施例を示す
概略構成図である。 1・・・・・・冷却パイプ群、2・・・・・・受皿、2
A、2B・・・・・・受皿の側壁、3・・・・・・排水
管、4・・・・・・冷却ファン、5・・・・・・固定子
巻線。
Claims (1)
- 冷却ファンを翁する回転子と、該回転子と対向配置され
る固定子と、該固定子の上方に設けられる冷却器と、該
冷却器を構成する冷却パイプ群の下部に設けられ、該冷
却パイプ群から漏れた水を受ける受皿とを備え、これら
が一体に覆われて成り、かつ、前記冷却ファンにより機
内の冷却風を前記冷却器に導くと共に、冷却器を通った
冷却風を再度機内に導くようにした全閉内θ幻影電動機
において、前記冷却風が入ってくる側の前記受皿の側壁
端部を冷却パイプ群の一部を覆うように近接させると共
に、冷却風が冷却パイプ群から出てくる側の受皿の側壁
を他の側壁より長くなるよう径方向に伸延させ、かつ、
前記冷却パイプ群に冷却風を通過させることにより前記
両者受皿側壁近傍に圧力差をもたせたことを特徴とする
全閉内冷動形電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8173878U JPS589495Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 電動機の漏水保護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8173878U JPS589495Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 電動機の漏水保護構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54182803U JPS54182803U (ja) | 1979-12-25 |
JPS589495Y2 true JPS589495Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=29001902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8173878U Expired JPS589495Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 電動機の漏水保護構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589495Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP8173878U patent/JPS589495Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54182803U (ja) | 1979-12-25 |
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