JPS6013265Y2 - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPS6013265Y2 JPS6013265Y2 JP4024780U JP4024780U JPS6013265Y2 JP S6013265 Y2 JPS6013265 Y2 JP S6013265Y2 JP 4024780 U JP4024780 U JP 4024780U JP 4024780 U JP4024780 U JP 4024780U JP S6013265 Y2 JPS6013265 Y2 JP S6013265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- passage
- rotor
- gas cooler
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大形ガス冷却回転電機の通風冷却構造の改良に
関する。
関する。
超大容量のタービン発電機が開発されてくるにつれ、発
電機の回転子巻線並びに他の部品の適正な冷却を得るこ
とが次第に困難となってきている。
電機の回転子巻線並びに他の部品の適正な冷却を得るこ
とが次第に困難となってきている。
特に回転子巻線の保持リングの下側の回転子端巻き帯域
及び回転子本体部分の端部における遷移区域の冷却は困
難である。
及び回転子本体部分の端部における遷移区域の冷却は困
難である。
この回転子端巻き帯域及び遷移区域の冷却強化と併せて
、固定子鉄心端部の冷却強化という命題に対して、一つ
のサゼッションを与えたのが特開昭４８−６４４０３号
公報に示されるいわゆる逆流冷却方式である。
、固定子鉄心端部の冷却強化という命題に対して、一つ
のサゼッションを与えたのが特開昭４８−６４４０３号
公報に示されるいわゆる逆流冷却方式である。
この方式について概略的に述べれば、冷却用ガス流れを
従来と逆転し、そしてその流れをガス冷却器を通過した
以後、二つの部分に分割することにより実施される。
従来と逆転し、そしてその流れをガス冷却器を通過した
以後、二つの部分に分割することにより実施される。
即ち、ガス冷却器から流出した冷却ガスの一方が固定子
を通してガス空隙に流れ、ファンへ流入して内側半径方
向通風路を通ってガス冷却器へ房る通路を備え、他方は
、ガス冷却器から出た冷風を、外側半径方向通風路を介
して、回転子端巻帯域及び遷移区域に循環してこれを冷
却させ、ファンへ流入して内側半径方向通風路を通って
、ガス冷却器へ房る通風路を備えている。
を通してガス空隙に流れ、ファンへ流入して内側半径方
向通風路を通ってガス冷却器へ房る通路を備え、他方は
、ガス冷却器から出た冷風を、外側半径方向通風路を介
して、回転子端巻帯域及び遷移区域に循環してこれを冷
却させ、ファンへ流入して内側半径方向通風路を通って
、ガス冷却器へ房る通風路を備えている。
即ち固定子を冷却する通風路と回転子端部付近とを冷却
する通風路とは、ファンから出たガスがガス冷却器に入
る迄の経路である内側半径方向通風路が共用されている
。
する通風路とは、ファンから出たガスがガス冷却器に入
る迄の経路である内側半径方向通風路が共用されている
。
この冷却方式においては、機内の発生熱を奪った冷却ガ
スが、ファン上流側で集まるため、ファン出口からガス
冷却器までの内側半径方向通風路においては、高温化し
たガスが流れることになる。
スが、ファン上流側で集まるため、ファン出口からガス
冷却器までの内側半径方向通風路においては、高温化し
たガスが流れることになる。
そして外側半径方向通風路にはガス冷却器で冷却した最
も低温化したガスを流すようにしなければならないが、
従来は、内側半径方向通風路の高温部に仕切部材を介し
て外側半径方向通風路が隣接しているので、この部分で
熱交換が行なわれ、回転子端巻き帯域及び遷移区域を通
る冷却ガスは所望部を冷却する前に、かなり高温となっ
てしまう欠点があった。
も低温化したガスを流すようにしなければならないが、
従来は、内側半径方向通風路の高温部に仕切部材を介し
て外側半径方向通風路が隣接しているので、この部分で
熱交換が行なわれ、回転子端巻き帯域及び遷移区域を通
る冷却ガスは所望部を冷却する前に、かなり高温となっ
てしまう欠点があった。
本考案は逆流方式における回転子端巻き帯域および遷移
区域の冷却を向上した回転電機を提供することを目的と
する。
区域の冷却を向上した回転電機を提供することを目的と
する。
以下、図面を参照し、本考案の一実施例を説明する。
第１図において、固定子ケーシング１内には固定子鉄心
２が設けられ、ガス空隙３により隔たる本体部分４を有
する回転子５が存在する。
２が設けられ、ガス空隙３により隔たる本体部分４を有
する回転子５が存在する。
回転子５はまたそのいずれの端部においても回転子端巻
き帯域６を有し、そしてそれは、保持環７により所定位
置に保持されている。
き帯域６を有し、そしてそれは、保持環７により所定位
置に保持されている。
回転子本体４の端部における遷移区域４ａは、その冷却
ガスを回転子５の端部から受は取る。
ガスを回転子５の端部から受は取る。
回転子５はファン８を支持し、そしてそこには固定羽根
９によってガスが案内される。
９によってガスが案内される。
回転子端巻き帯域６は端巻線６ａを通してガス空隙３へ
開口した冷却通路１０を備える。
開口した冷却通路１０を備える。
遷移区域４ａの冷却は破線で境界を示す軸方向に切込ま
れた台形状切込み４ｂにより概略的に示される通風路に
よりガス空隙３まで通過腰また図示しない回転子巻線内
のガス通路を通過するガスと、前記冷却通路１０を通過
するガスによって行なわれる。
れた台形状切込み４ｂにより概略的に示される通風路に
よりガス空隙３まで通過腰また図示しない回転子巻線内
のガス通路を通過するガスと、前記冷却通路１０を通過
するガスによって行なわれる。
更に端巻き帯域６の冷却は反回転子本体側即ち、保持環
支え１１に出口１１ａを設け、端巻き帯域６内のガスを
この出口１１ａと前記冷却通路１０から吐出することに
より遠戚される。
支え１１に出口１１ａを設け、端巻き帯域６内のガスを
この出口１１ａと前記冷却通路１０から吐出することに
より遠戚される。
一方、端巻き帯域６と遷移区域４ａへの通風は、以下の
ようになされる。
ようになされる。
ガス冷却器１２から管１３を通して、ケーシング端壁１
４と仕切部材１５との間に形成される半径方向の外側通
風路１６と回転子入口部である開口１７とを、第２導流
通路と称することにし、回転子５の軸部の開口１７に至
る。
４と仕切部材１５との間に形成される半径方向の外側通
風路１６と回転子入口部である開口１７とを、第２導流
通路と称することにし、回転子５の軸部の開口１７に至
る。
仕切部材１５の内側は保護カバト９との間に半径方向の
内側通風路１８を形成する。
内側通風路１８を形成する。
ガス冷却器１２から出たガスの残部は固定子鉄心２の外
側から図示しない鉄心間ダクトを通して、ガス空隙３へ
出て、ファン８に入り、内側半径方向通風路１８を通っ
てガス冷却器１２に房る循環をする。
側から図示しない鉄心間ダクトを通して、ガス空隙３へ
出て、ファン８に入り、内側半径方向通風路１８を通っ
てガス冷却器１２に房る循環をする。
この循環通路を第１導流通路と称するコトにする。
従って、ファン８からガス冷却器１２迄の内側半径方向
通風路１８は第１と第２の導流通路の一部分として共用
される。
通風路１８は第１と第２の導流通路の一部分として共用
される。
ここで仕切部材１５は第１導流通路のファン８からガス
冷却器１２までの半径方向の内側半径方向通風路１８と
、前記した第２導流通路のガス冷却器１２から回転子入
口部である開口１７迄を仕切っているが、この材質は充
分強度を有する熱絶縁材料例えばポリエステルガラスク
ロス、ポリエステルガラスマットやエポキシガラスクロ
スなどの繊維強化プラスチックスで形成されている。
冷却器１２までの半径方向の内側半径方向通風路１８と
、前記した第２導流通路のガス冷却器１２から回転子入
口部である開口１７迄を仕切っているが、この材質は充
分強度を有する熱絶縁材料例えばポリエステルガラスク
ロス、ポリエステルガラスマットやエポキシガラスクロ
スなどの繊維強化プラスチックスで形成されている。
このようにすると、ガス冷却器１２から保持環７下側の
端巻き帯域６へ通じる第２導流通路を流れる冷却ガスは
、第１図に示すＢ点からＡ点までの間に熱の流入がない
ために、ガス冷却器１２で低温化されたそのままの温度
を保持することができる。
端巻き帯域６へ通じる第２導流通路を流れる冷却ガスは
、第１図に示すＢ点からＡ点までの間に熱の流入がない
ために、ガス冷却器１２で低温化されたそのままの温度
を保持することができる。
第２図は仕切部材１５を熱絶縁材料としない従来の場合
、第３図は本実施例の場合の第１図Ａ点からＢ点までの
冷却ガス温度分布も示す。
、第３図は本実施例の場合の第１図Ａ点からＢ点までの
冷却ガス温度分布も示す。
それぞれの曲線ａは第１導流通路のファン８からガス冷
却器に行く場合の冷却ガス温度分布であり、曲線すは第
２導流通路のガス冷却器１２から回転子開口１７部へ行
く場合の冷却ガス温度分布である。
却器に行く場合の冷却ガス温度分布であり、曲線すは第
２導流通路のガス冷却器１２から回転子開口１７部へ行
く場合の冷却ガス温度分布である。
この温度分布から、本実施例の方が、第２導流通路を通
る冷却ガスの温度が、十分に低いことが分る。
る冷却ガスの温度が、十分に低いことが分る。
尚、本考案は上記し、かつ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で、
種々変形して実施できることは勿論である。
定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で、
種々変形して実施できることは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、回転子端巻き帯
域および遷移区域に低温の冷却ガスを送風することが可
能となり、この部分の冷却効果を上げることができ、ひ
いては超大容量の回転電機を製作することが可能になる
。
域および遷移区域に低温の冷却ガスを送風することが可
能となり、この部分の冷却効果を上げることができ、ひ
いては超大容量の回転電機を製作することが可能になる
。
第１図は本考案の回転電機の一実施例を示す要部断面図
、第２図および第３図は従来および第１図の実施例の冷
却ガス温度分布図である。 １・・・・・・固定子ケーシング、２・・・・・・固定
子鉄心、３・・・・・・ガス空隙、４・・・・・・回転
子本体、４ａ・・・・・・遷移区域、５・・・・・・回
転子、６・・・・・・端巻き帯域、８・・・・・・ファ
ン、１２・・・・・・ガス冷却器、１５・・・・・・仕
切部材、１６．１８・・・・・・半径方向通風路、１７
・・・・・・回転子入口部である開口。
、第２図および第３図は従来および第１図の実施例の冷
却ガス温度分布図である。 １・・・・・・固定子ケーシング、２・・・・・・固定
子鉄心、３・・・・・・ガス空隙、４・・・・・・回転
子本体、４ａ・・・・・・遷移区域、５・・・・・・回
転子、６・・・・・・端巻き帯域、８・・・・・・ファ
ン、１２・・・・・・ガス冷却器、１５・・・・・・仕
切部材、１６．１８・・・・・・半径方向通風路、１７
・・・・・・回転子入口部である開口。
Claims (1)
- 固定子鉄心を内包し、軸方向に仕切られた複数の半径方
向通風路を有する固定子ケーシングと、この固定子ケー
シングの内部に配置され固定子鉄心とガス空隙を介して
回転する回転子と、回転子に装着されたファンと、その
ファンで冷却ガスを前記ガス空隙から軸方向外方に吸引
し更に前記半径方向通風路のうち一つの通風路を通して
ガス冷却器に送りそのガス冷却器から前記固定子鉄心を
通してガス空隙に循環させる通路からなる第１導流通路
と、前記ガス冷却器から前記半径方向通風路のうちの他
の通風路を通り回転子入口部から回転子端巻き帯域に冷
却ガスを通してファンの吸引側へ循環させる通路からな
る第２導流通路とを備えたものにおいて、第１導流通路
のファンからガス冷却器までの通路と第２導流通路のガ
ス冷却器から回転子入口部までの通路を仕切る仕切部材
を熱絶縁性材料にて構成したことを特徴とする回転電機
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024780U JPS6013265Y2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024780U JPS6013265Y2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | 回転電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56145354U JPS56145354U (ja) | 1981-11-02 |
| JPS6013265Y2 true JPS6013265Y2 (ja) | 1985-04-26 |
Family
ID=29635664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4024780U Expired JPS6013265Y2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | 回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013265Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-28 JP JP4024780U patent/JPS6013265Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56145354U (ja) | 1981-11-02 |
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