JPH0431807Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431807Y2 JPH0431807Y2 JP1983079387U JP7938783U JPH0431807Y2 JP H0431807 Y2 JPH0431807 Y2 JP H0431807Y2 JP 1983079387 U JP1983079387 U JP 1983079387U JP 7938783 U JP7938783 U JP 7938783U JP H0431807 Y2 JPH0431807 Y2 JP H0431807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- blade
- bearing box
- bearing
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 17
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カバーと軸受箱との間に設ける通風
隙間と、羽根ボスの全周複数個所に設ける通風孔
とで、羽根の回転による機内、外の圧力差を利用
して強制通風路を形成した軸受冷却装置に関す
る。
隙間と、羽根ボスの全周複数個所に設ける通風孔
とで、羽根の回転による機内、外の圧力差を利用
して強制通風路を形成した軸受冷却装置に関す
る。
従来、回転電機の羽根は、第１図で示すよう
に、機械内部の熱を吸収して高温となつた冷却風
を羽根１の圧力により排気窓２より矢印ａ方向に
機外へ放出されるが、羽根１及び羽根ボス３も温
度の高まつた冷却風で熱せられ、同時に軸受箱４
も軸受発熱により熱せられるため、羽根ボス３と
軸受箱４間の空間ｓの空気が熱せられ、そこに熱
気がこもるため、内側部の軸受箱４表面に有効な
放熱が行なわれなくなり、軸受冷却を充分に行な
えないという欠点があつた。
に、機械内部の熱を吸収して高温となつた冷却風
を羽根１の圧力により排気窓２より矢印ａ方向に
機外へ放出されるが、羽根１及び羽根ボス３も温
度の高まつた冷却風で熱せられ、同時に軸受箱４
も軸受発熱により熱せられるため、羽根ボス３と
軸受箱４間の空間ｓの空気が熱せられ、そこに熱
気がこもるため、内側部の軸受箱４表面に有効な
放熱が行なわれなくなり、軸受冷却を充分に行な
えないという欠点があつた。
本考案は上記に鑑み、機内の空隙部ｓにこもる
高温な空気を排出し、新しい冷却風を取り入れる
その循環風路を形成して、軸受箱を有効に冷却す
る装置を提供することが目的であり、以下、第２
図で示す一実施例について本考案を説明する。全
体の構成は従来型と全く同一であるが、本考案の
場合、軸受箱４とカバー５との間に通風隙間６を
設けると共に、羽根ボス３の全周にわたり、複数
個所に通風孔７を設け、この通風隙間６と通風孔
７により、羽根の回転による機内、外との圧力差
を利用して矢印ｂ，ｃで示すような冷却通風路を
形成し、軸受箱４を有効に冷却するようにしたも
のである。８は軸、９はケーシングを示す。その
作用は、羽根１により負圧となる矢印ｂ部と外気
を示す矢印ｃ部とが、通風隙間６及び通風孔７で
空隙ｓ部をつなぐことにより、羽根の回転による
圧力差により羽根ボス３に設けた通風孔７を通じ
て上記ｓ部にこもる空気を矢印ｂ方向へ流し、羽
根１の回転で矢印ａ方向の機外へ排出する。
高温な空気を排出し、新しい冷却風を取り入れる
その循環風路を形成して、軸受箱を有効に冷却す
る装置を提供することが目的であり、以下、第２
図で示す一実施例について本考案を説明する。全
体の構成は従来型と全く同一であるが、本考案の
場合、軸受箱４とカバー５との間に通風隙間６を
設けると共に、羽根ボス３の全周にわたり、複数
個所に通風孔７を設け、この通風隙間６と通風孔
７により、羽根の回転による機内、外との圧力差
を利用して矢印ｂ，ｃで示すような冷却通風路を
形成し、軸受箱４を有効に冷却するようにしたも
のである。８は軸、９はケーシングを示す。その
作用は、羽根１により負圧となる矢印ｂ部と外気
を示す矢印ｃ部とが、通風隙間６及び通風孔７で
空隙ｓ部をつなぐことにより、羽根の回転による
圧力差により羽根ボス３に設けた通風孔７を通じ
て上記ｓ部にこもる空気を矢印ｂ方向へ流し、羽
根１の回転で矢印ａ方向の機外へ排出する。
以上のような本考案によれば、羽根ボスに設け
た通風孔により、冷却風を軸受箱の表面を冷却し
て通風隙間よりｓ部へ引き込み、羽根ボスの通風
孔を介して、羽根の回転により機外に排出するよ
うに形成した冷却風の強制循環風路により、軸受
箱表面の放熱効果を高め、軸受を有効に冷却する
ことにより、軸受の耐久性をのばし、高い性能を
維持することができ、しかも簡単な構成であるか
ら大きな設計変更もなく、極めて廉価に製作でき
るという著しい効果を有するものである。
た通風孔により、冷却風を軸受箱の表面を冷却し
て通風隙間よりｓ部へ引き込み、羽根ボスの通風
孔を介して、羽根の回転により機外に排出するよ
うに形成した冷却風の強制循環風路により、軸受
箱表面の放熱効果を高め、軸受を有効に冷却する
ことにより、軸受の耐久性をのばし、高い性能を
維持することができ、しかも簡単な構成であるか
ら大きな設計変更もなく、極めて廉価に製作でき
るという著しい効果を有するものである。
第１図は従来型の軸受冷却装置を示す要部断面
図、第２図は本考案の要部断面図である。 １……羽根、２……排気窓、３……羽根ボス、
４……軸受箱、５……カバー、６……通風隙間、
７……通風孔。
図、第２図は本考案の要部断面図である。 １……羽根、２……排気窓、３……羽根ボス、
４……軸受箱、５……カバー、６……通風隙間、
７……通風孔。
Claims (1)
- 回転電機において、回転軸に固定した羽根ボス
の全周複数個所に通風孔を設けると共に、カバー
と軸受箱との間に通風隙間を設け、上記通風孔と
該通風隙間とで、機内部と外部との羽根の回転に
より生ずる圧力差を利用して強制通風路を形成し
たことを特徴とする回転電機の軸受冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7938783U JPS59185961U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 回転電機の軸受冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7938783U JPS59185961U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 回転電機の軸受冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59185961U JPS59185961U (ja) | 1984-12-10 |
| JPH0431807Y2 true JPH0431807Y2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=30209393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7938783U Granted JPS59185961U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 回転電機の軸受冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59185961U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5275713U (ja) * | 1975-12-04 | 1977-06-06 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7938783U patent/JPS59185961U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59185961U (ja) | 1984-12-10 |
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