JPS589491Y2 - 直流ア−ク溶接機の変圧器類保護装置 - Google Patents
直流ア−ク溶接機の変圧器類保護装置Info
- Publication number
- JPS589491Y2 JPS589491Y2 JP1552677U JP1552677U JPS589491Y2 JP S589491 Y2 JPS589491 Y2 JP S589491Y2 JP 1552677 U JP1552677 U JP 1552677U JP 1552677 U JP1552677 U JP 1552677U JP S589491 Y2 JPS589491 Y2 JP S589491Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windings
- arc welding
- welding machine
- temperature
- protection device
- Prior art date
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- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、数少ない感温素子を用い、異常の際の温度
上昇を速やかに検出し、変圧器類およびサイリスク等の
損傷を防止するようにした直流アーク溶接機の変圧器類
保護装置に関する。
上昇を速やかに検出し、変圧器類およびサイリスク等の
損傷を防止するようにした直流アーク溶接機の変圧器類
保護装置に関する。
近年、直流アーク溶接機は、サイリスクを用いたものが
多くなり、リップル、大電流整流など種種の点から、そ
の整流方式に相間リアクトル付２重星形６相整流回路が
用いられている。
多くなり、リップル、大電流整流など種種の点から、そ
の整流方式に相間リアクトル付２重星形６相整流回路が
用いられている。
しかしこの直流アーク溶接機においては、使用率超過、
入力を開閉する電磁接触器などの接点不良による■結線
、移相器等のプリント基板の不良によるサイリスクのゲ
ートの断線、サイリスクの不良などにより、変圧器類、
半導体素子が許容温度を越え、焼損等の大きな事故につ
ながる場合があり、とくにサイリスクを用いた整流回路
の場合、故障発生の要素が増え、その対策が必要である
。
入力を開閉する電磁接触器などの接点不良による■結線
、移相器等のプリント基板の不良によるサイリスクのゲ
ートの断線、サイリスクの不良などにより、変圧器類、
半導体素子が許容温度を越え、焼損等の大きな事故につ
ながる場合があり、とくにサイリスクを用いた整流回路
の場合、故障発生の要素が増え、その対策が必要である
。
ところで、前記対策としての保護装置として、変圧器の
巻線間に感温素子を用いることが提案されているが、３
相電源が大部分の直流アーク溶接機では、少なくとも各
相、すなわち３相にそわ５ぞれ感温素子を取付ける必要
があり、また、異常の発生から感温素子が動作するまで
の時間が長い欠点がある。
巻線間に感温素子を用いることが提案されているが、３
相電源が大部分の直流アーク溶接機では、少なくとも各
相、すなわち３相にそわ５ぞれ感温素子を取付ける必要
があり、また、異常の発生から感温素子が動作するまで
の時間が長い欠点がある。
この考案は、前記の点に留意してなされたものであり、
つぎにこの考案を、その１実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。
つぎにこの考案を、その１実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。
第１図において、１は３相交流電源、２は主変圧器、３
は主変圧器２の３角形結線の１次巻線、４は交流電源１
と１次巻線３との間に挿入され駆動回路５により作動す
る接点、６，６′は３相星形結線の２組の変圧器２の２
次巻線、７ａ、７ｂ。
は主変圧器２の３角形結線の１次巻線、４は交流電源１
と１次巻線３との間に挿入され駆動回路５により作動す
る接点、６，６′は３相星形結線の２組の変圧器２の２
次巻線、７ａ、７ｂ。
７ｃ 、 ７ ａ’、 ７ ｂ’、 ７ｃ’は各２次巻
線６，６′の一端にアノードが接続されたサイリスク、
８は各サイリスク７ａ、・・・、７Ｃ′のカソードを共
通にして導出された一方の出力端子、９は両２次巻線６
゜６′間に接続され２巻線１０ 、１０’からなる相間
リアクトル、１１は相間リアクトル９の２巻線１０゜１
０′の中間端子から導出された他方の出力端子、１２
、１２’は相間リアクトル９の２巻線１０゜１０′にそ
れぞれ介在された感温素子であり、各感温素子１２ 、
１２’は設定温度に達すると前記駆動回路５を作動し、
接点４が開になるようになっている。
線６，６′の一端にアノードが接続されたサイリスク、
８は各サイリスク７ａ、・・・、７Ｃ′のカソードを共
通にして導出された一方の出力端子、９は両２次巻線６
゜６′間に接続され２巻線１０ 、１０’からなる相間
リアクトル、１１は相間リアクトル９の２巻線１０゜１
０′の中間端子から導出された他方の出力端子、１２
、１２’は相間リアクトル９の２巻線１０゜１０′にそ
れぞれ介在された感温素子であり、各感温素子１２ 、
１２’は設定温度に達すると前記駆動回路５を作動し、
接点４が開になるようになっている。
第２図は、前記相間リアクトル９を示し、２巻線１０
、１０’がコア１３に巻回され、両巻線１０゜１０′に
感温素子１２ 、１２’が介在されている。
、１０’がコア１３に巻回され、両巻線１０゜１０′に
感温素子１２ 、１２’が介在されている。
つぎに前記実施例の装置の作動について説明する０
異常により相間リアクトル９の各巻線１０゜１０′の温
度が上昇し、設定温度に達すると、いずれかの感温素子
１２，１２’が作動して駆動回路５を作動し、接点４を
開にして交流電源１の１次巻線３への入力をしゃ断する
。
度が上昇し、設定温度に達すると、いずれかの感温素子
１２，１２’が作動して駆動回路５を作動し、接点４を
開にして交流電源１の１次巻線３への入力をしゃ断する
。
たとえば、各サイリスタ？ａ、・・・、７０′のうち、
いずれか１つのサイリスクのゲートが開放状態になると
、相間リアクトル９の２巻線１０ 、１０’に流れる出
力電流１，１′が、第３図に示すように、アンバランス
になる。
いずれか１つのサイリスクのゲートが開放状態になると
、相間リアクトル９の２巻線１０ 、１０’に流れる出
力電流１，１′が、第３図に示すように、アンバランス
になる。
いま一方の巻線１０′に流れる電流１′が異状に増大し
たとすると、一方の感温素子１２′が作動して駆動回路
５を作動し、接点４を開放する。
たとすると、一方の感温素子１２′が作動して駆動回路
５を作動し、接点４を開放する。
しかも、２次巻線６，６′より相間リアクトル９の方が
熱容量が小さいため、第４図に示すように、異常の際の
温度上昇がはなはだしく、感温素子１０ 、１０’（７
）設定温度に達する時間が早く、感温素子を主変圧器２
の巻線に介在させた場合に比し、約３倍の速さで作動す
る。
熱容量が小さいため、第４図に示すように、異常の際の
温度上昇がはなはだしく、感温素子１０ 、１０’（７
）設定温度に達する時間が早く、感温素子を主変圧器２
の巻線に介在させた場合に比し、約３倍の速さで作動す
る。
したがって、間けつ使用する溶接器において、異常発生
後、感温素子１０ 、１０’の作動するまでの時間が短
かいため、溶接機を安全に保護することができる。
後、感温素子１０ 、１０’の作動するまでの時間が短
かいため、溶接機を安全に保護することができる。
以上のように、この考案の直流アーク溶接機の変圧器類
保護装置によると、使用する感温素子の数が少なく、異
常温度を速やかに検出し、入力電源をしゃ断あるいは出
力の低減等を行なうことができ、変圧器類およびサイリ
スク等の損傷を防止することができる。
保護装置によると、使用する感温素子の数が少なく、異
常温度を速やかに検出し、入力電源をしゃ断あるいは出
力の低減等を行なうことができ、変圧器類およびサイリ
スク等の損傷を防止することができる。
第１図はこの考案の直流アーク溶接機の変圧器類保護装
置の１実施例の結線図、第２図は第１図の相間リアクト
ルの路線図、第３図は第１図の相間リアクトル電流の異
常電流説明図、第４図は第１図の感温素子の動作説明図
である。 １・・・交流電源、２・・・主変圧器、５・・・駆動回
路、６ 、６’・・２次巻線、７ａ、・・・、７０′・
・・サイリスク、９・・・相間リアクトル、１０．１０
’・・巻線、１２゜１２′・・・感温素子。
置の１実施例の結線図、第２図は第１図の相間リアクト
ルの路線図、第３図は第１図の相間リアクトル電流の異
常電流説明図、第４図は第１図の感温素子の動作説明図
である。 １・・・交流電源、２・・・主変圧器、５・・・駆動回
路、６ 、６’・・２次巻線、７ａ、・・・、７０′・
・・サイリスク、９・・・相間リアクトル、１０．１０
’・・巻線、１２゜１２′・・・感温素子。
Claims (1)
- ３相星形結線の２組の２次巻線を有する変圧器類と、２
巻線からなり中間端子を有する相間リアクトルと、サイ
リスクからなる２重星形６相整流回路を有する直流アー
ク溶接器において、前記相聞リアクトルの２巻線にそれ
ぞれ設定温度に達すると作動する感温素子を設け、前記
感温素子の作動により入力′電源のしゃ断あるいは出力
の低減等を行なうようにした直流アーク溶接機の変圧器
類保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1552677U JPS589491Y2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 直流ア−ク溶接機の変圧器類保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1552677U JPS589491Y2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 直流ア−ク溶接機の変圧器類保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53111228U JPS53111228U (ja) | 1978-09-05 |
| JPS589491Y2 true JPS589491Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28837380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1552677U Expired JPS589491Y2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 直流ア−ク溶接機の変圧器類保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589491Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-09 JP JP1552677U patent/JPS589491Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53111228U (ja) | 1978-09-05 |
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