JPS589443Y2 - 架空ケ−ブルのスラツク調整器 - Google Patents
架空ケ−ブルのスラツク調整器Info
- Publication number
- JPS589443Y2 JPS589443Y2 JP6415978U JP6415978U JPS589443Y2 JP S589443 Y2 JPS589443 Y2 JP S589443Y2 JP 6415978 U JP6415978 U JP 6415978U JP 6415978 U JP6415978 U JP 6415978U JP S589443 Y2 JPS589443 Y2 JP S589443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slack
- overhead cable
- adjuster
- hanging wire
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は架空ケーブルのスラツク調整器に関し、その
目的とする処は架空ケーブルの架渉にあたって各電柱毎
又は必要に応じ電話加入個所等に設けられる架空ケーブ
ルのスラツク（弛み）を簡便にして、しかも規定の寸法
に取ることが出来るスラツク調整器を提供せんとするも
のである。
目的とする処は架空ケーブルの架渉にあたって各電柱毎
又は必要に応じ電話加入個所等に設けられる架空ケーブ
ルのスラツク（弛み）を簡便にして、しかも規定の寸法
に取ることが出来るスラツク調整器を提供せんとするも
のである。
架空ケーブルはその架渉工事時、各電柱毎又は必要に応
じ電話加入個所等に於いて架空ケーブルにスラツク（弛
み）を設けることが規定されているＯ それは架空ケーブルが夏期、冬期の温度変化によって伸
び縮みするため、その伸び縮みを吸収するためである。
じ電話加入個所等に於いて架空ケーブルにスラツク（弛
み）を設けることが規定されているＯ それは架空ケーブルが夏期、冬期の温度変化によって伸
び縮みするため、その伸び縮みを吸収するためである。
しかして、そのスラツクを設ける場合、現在は電柱に紐
、縄等を１巻きし、その紐、縄にケーブルを結びつけ、
しかる後縁、縄を電柱に沿って引き下げてケーブルに弛
みをつくり、弛みの両側部を吊線にケーブルリング又は
マシンワイヤーで止めてスラツクを設けている。
、縄等を１巻きし、その紐、縄にケーブルを結びつけ、
しかる後縁、縄を電柱に沿って引き下げてケーブルに弛
みをつくり、弛みの両側部を吊線にケーブルリング又は
マシンワイヤーで止めてスラツクを設けている。
即ち、現在はスラツクの量を調整する道具等は全くなく
、工事者の感によってスラツクの量を調整しているのが
現況である。
、工事者の感によってスラツクの量を調整しているのが
現況である。
従って、スラツクを設ける作業は非常に手数を要し、し
かもそのスラツクの量はまちまちで非常に見掛けも悪い
ものであった。
かもそのスラツクの量はまちまちで非常に見掛けも悪い
ものであった。
そこで、本考案は上述した如き不便、欠点を解消したも
ので、枠掛状に形成した調整器本体の一側端部に架空ケ
ーブルが当接係合する係合凹部を凹設し、他側部の周面
には吊線を嵌入掛合せしめる掛止凹部を上下方向に適宜
間隔をおいて複数個形成し、且調整器本体に落下防止紐
を取付けたことを特徴とする架空ケーブルのスラツク調
整器である。
ので、枠掛状に形成した調整器本体の一側端部に架空ケ
ーブルが当接係合する係合凹部を凹設し、他側部の周面
には吊線を嵌入掛合せしめる掛止凹部を上下方向に適宜
間隔をおいて複数個形成し、且調整器本体に落下防止紐
を取付けたことを特徴とする架空ケーブルのスラツク調
整器である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
１は調整器本体で木製の角棒杆等を適宜長さに切断して
形成され、その角棒杆の一側端下端に円弧状の係合凹部
２が曲面状に形成してあり、角棒杆の他側部周面、即ち
上端及び左右側面には吊線６が嵌入掛合する掛止凹部３
が複数個上下方向に適宜間隔をおいて係合凹部２の切欠
方向と同方向に向けて切り欠き形成しである。
１は調整器本体で木製の角棒杆等を適宜長さに切断して
形成され、その角棒杆の一側端下端に円弧状の係合凹部
２が曲面状に形成してあり、角棒杆の他側部周面、即ち
上端及び左右側面には吊線６が嵌入掛合する掛止凹部３
が複数個上下方向に適宜間隔をおいて係合凹部２の切欠
方向と同方向に向けて切り欠き形成しである。
調整器本体１の左右側面に切り欠き形成する掛止凹部３
は吊線６が飛び出しにくいように掛止凹部３の入口をそ
の底部より上方に位置するように傾斜させて形成すると
共に、左右の掛止凹部３は互い違い状に配置形成してス
ラツクの調整範囲を巾広く設ける。
は吊線６が飛び出しにくいように掛止凹部３の入口をそ
の底部より上方に位置するように傾斜させて形成すると
共に、左右の掛止凹部３は互い違い状に配置形成してス
ラツクの調整範囲を巾広く設ける。
４は調整器本体１の落下防止紐で、一端を掛止凹部３が
設けである側に止ネジ７で止着固定し、他端には吊線６
に対して着脱自在に引掛は得る開閉自在な引掛具８が連
結され、その引掛具８を吊線６に引っ掛けておくことに
より万が一調整器本体１が架空ケーブル５と吊線６とよ
り外ずれるようなことがあっても地上に落下しないよう
にしてある。
設けである側に止ネジ７で止着固定し、他端には吊線６
に対して着脱自在に引掛は得る開閉自在な引掛具８が連
結され、その引掛具８を吊線６に引っ掛けておくことに
より万が一調整器本体１が架空ケーブル５と吊線６とよ
り外ずれるようなことがあっても地上に落下しないよう
にしてある。
９は掛止ピンで本案調整器を不使用時、落下時止紐４の
開放端部、即ち引掛具８を引っ掛けて止めておくもので
ある。
開放端部、即ち引掛具８を引っ掛けて止めておくもので
ある。
次に、本案調整器を用いてのスラツク調整操作を説明す
ると、先づ落下時止紐４の先端に取付けた引掛具８を吊
線６に引掛け、次いで調整器本体１下端の係合凹部２を
架空ケーブル５上面に当接させて下方に押し下げ、水平
状に架渉された吊線６を掛止凹部３のいづれかに嵌入掛
合すれば、架空ケーブル５のスラッジを一定に設定する
ことが出来るものである。
ると、先づ落下時止紐４の先端に取付けた引掛具８を吊
線６に引掛け、次いで調整器本体１下端の係合凹部２を
架空ケーブル５上面に当接させて下方に押し下げ、水平
状に架渉された吊線６を掛止凹部３のいづれかに嵌入掛
合すれば、架空ケーブル５のスラッジを一定に設定する
ことが出来るものである。
以上の如くして、架空ケーブル５と吊線６とに渉って調
整器を縦に橋渡してスラッジを設定し、そのスラッジの
両側部に於ける架空ケーブル５を吊線６にケーブルリン
グ１０で一体的に定着すれば規定の寸法にスラッジを設
けることが出来る。
整器を縦に橋渡してスラッジを設定し、そのスラッジの
両側部に於ける架空ケーブル５を吊線６にケーブルリン
グ１０で一体的に定着すれば規定の寸法にスラッジを設
けることが出来る。
尚、複数個設けた掛止凹部３に記号を付けておけば、そ
の記号によって使用せる掛止凹部３を識別でき非常に便
利である。
の記号によって使用せる掛止凹部３を識別でき非常に便
利である。
本考案は以上の如く構成したので、架空ケーフルの上面
に係合凹部を当接係合し、掛止凹部に吊線を嵌入掛合す
れは、吊線と架空ケーブルとの間の距離を一定に設定す
ることが出来、架空ケーブルのスラツク調整を簡便に行
なうことが出来る。
に係合凹部を当接係合し、掛止凹部に吊線を嵌入掛合す
れは、吊線と架空ケーブルとの間の距離を一定に設定す
ることが出来、架空ケーブルのスラツク調整を簡便に行
なうことが出来る。
又、調整器には落下時止紐を取付けたので、作業時落下
時止紐の開放端部を吊線に引掛けておけば万が一調整器
が吊線と架空ケーブルより外ずれるようなことがあって
も調整器は落下時止紐に連結しであるため、地上に落下
するといった危険は全くなく、従って安全に作業を行な
うことが出来る。
時止紐の開放端部を吊線に引掛けておけば万が一調整器
が吊線と架空ケーブルより外ずれるようなことがあって
も調整器は落下時止紐に連結しであるため、地上に落下
するといった危険は全くなく、従って安全に作業を行な
うことが出来る。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は正面図、第２
図は使用状態を示す図である。 図中、１・・・・・・調整器本体、２・・・・・・係合
凹部、３・・・・・・掛止凹部、４・・・・・・落下時
止紐、５・・・・・・架空ケーブル、６・・・・・・吊
線。
図は使用状態を示す図である。 図中、１・・・・・・調整器本体、２・・・・・・係合
凹部、３・・・・・・掛止凹部、４・・・・・・落下時
止紐、５・・・・・・架空ケーブル、６・・・・・・吊
線。
Claims (1)
- 棒杆状に形成した調整器本体の一側端部に架空ケーブル
が当接係合する係合凹部を凹設し、他側部の周面には吊
線を嵌入掛合せしめる掛止凹部を上下方向に適宜間隔を
おいて複数個形成し、且調整器本体に落下防止紐を取付
けた架空ケーブルのスラツク調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6415978U JPS589443Y2 (ja) | 1978-05-13 | 1978-05-13 | 架空ケ−ブルのスラツク調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6415978U JPS589443Y2 (ja) | 1978-05-13 | 1978-05-13 | 架空ケ−ブルのスラツク調整器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54165794U JPS54165794U (ja) | 1979-11-21 |
| JPS589443Y2 true JPS589443Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28968023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6415978U Expired JPS589443Y2 (ja) | 1978-05-13 | 1978-05-13 | 架空ケ−ブルのスラツク調整器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589443Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-13 JP JP6415978U patent/JPS589443Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54165794U (ja) | 1979-11-21 |
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