JPS589438B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
- Publication number
- JPS589438B2 JPS589438B2 JP52030718A JP3071877A JPS589438B2 JP S589438 B2 JPS589438 B2 JP S589438B2 JP 52030718 A JP52030718 A JP 52030718A JP 3071877 A JP3071877 A JP 3071877A JP S589438 B2 JPS589438 B2 JP S589438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- envelope
- key
- electronic musical
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は各鍵の押圧により得られる楽音に、基本波成分
に高調波成分を含ませると共に、その各成分に得べき音
に応じたエンベロープを与えで、例えば、より自然楽器
音に近い楽音を得ることの出来る電子楽器を提供するこ
とを目的とするもので、鍵の押圧に伴ない叩打される絶
縁物を介して積層された複数枚の圧電素子と、各圧電素
子に得られるキー信号に応じたエンベロープ信号を形成
する複数のエンベロープ回路と、これらのエンベロープ
信号に応じて開略される複数のゲート回路と、これらゲ
ート回路の入力端子に各接続した成分の異なる複数の音
源信号源とからなる。
に高調波成分を含ませると共に、その各成分に得べき音
に応じたエンベロープを与えで、例えば、より自然楽器
音に近い楽音を得ることの出来る電子楽器を提供するこ
とを目的とするもので、鍵の押圧に伴ない叩打される絶
縁物を介して積層された複数枚の圧電素子と、各圧電素
子に得られるキー信号に応じたエンベロープ信号を形成
する複数のエンベロープ回路と、これらのエンベロープ
信号に応じて開略される複数のゲート回路と、これらゲ
ート回路の入力端子に各接続した成分の異なる複数の音
源信号源とからなる。
次に、本発明の実施例を別紙図面についで説明する。
第１図においで、１−１……１−４は間隔を存しで積層
しで設けた圧電素子フイルムを示し、これら圧電素子フ
イルム１−１……１−４は鍵の押圧に連動して作動する
ハンマー２の前面に対向させて設ける。
しで設けた圧電素子フイルムを示し、これら圧電素子フ
イルム１−１……１−４は鍵の押圧に連動して作動する
ハンマー２の前面に対向させて設ける。
各圧電素子フイルム１−１……１−４はフイルム状の圧
電体とその両面の電極とからなる。
電体とその両面の電極とからなる。
そして、これら圧電素子１−１…１−４の出力端子は夫
々エンベロープ回路３−１……３−４に接続した。
々エンベロープ回路３−１……３−４に接続した。
４−１……４−４はゲート回路を示し、これらゲート回
路４−１……４−４の制御極に前記各エンベロープ回路
３−１……３−４の出力端子を接続し、各入力端子には
各成分の異なる音源信号源５−１……５−４を各接続し
、各出力端子は共通に増幅器６に接続し、その出力端子
にはスピーカー７を接続した。
路４−１……４−４の制御極に前記各エンベロープ回路
３−１……３−４の出力端子を接続し、各入力端子には
各成分の異なる音源信号源５−１……５−４を各接続し
、各出力端子は共通に増幅器６に接続し、その出力端子
にはスピーカー７を接続した。
今、ピアノ音について考えると、ピアノ音は弦が叩打さ
れた初期にあってはより多くの調和又は非調和の高調波
成分、即ち、ｌ次、ｍ次及びｎ次を含み、時間の経過に
伴ない、より高次のものから順に消失し、最後には基本
波成分のみとなる。
れた初期にあってはより多くの調和又は非調和の高調波
成分、即ち、ｌ次、ｍ次及びｎ次を含み、時間の経過に
伴ない、より高次のものから順に消失し、最後には基本
波成分のみとなる。
かくで、ピアノ音を得る場合についで説明すると上記音
源信号源５−１……５−４を夫々基本波成分、ｌ次高調
波成分、ｍ次高調波成分及びｎ次高調波成分の発振器と
する。
源信号源５−１……５−４を夫々基本波成分、ｌ次高調
波成分、ｍ次高調波成分及びｎ次高調波成分の発振器と
する。
かくて、今、鍵を押すと、各圧電素子フイルム１−１…
…１−４はハンマー２で叩打されて第２図示のように変
形し、各出力端子に第３図Ａ−１……Ａ−４に示すよう
にレベルの異なるキー信号が得られる。
…１−４はハンマー２で叩打されて第２図示のように変
形し、各出力端子に第３図Ａ−１……Ａ−４に示すよう
にレベルの異なるキー信号が得られる。
これらのキー信号は夫々エンベロープ回路３−１……３
−４に入力されて第３図Ｂ−１……Ｂ−４に示すように
各キー信号のレベルに応じたエンベロープ信号が成形さ
れる。
−４に入力されて第３図Ｂ−１……Ｂ−４に示すように
各キー信号のレベルに応じたエンベロープ信号が成形さ
れる。
かくしで、各ゲート回路４−１……４ −ｎは各エンベ
ロープ信号に応じて開かれて基本波成分、ｔ次高調波成
分、ｍ次高調波成分及びｎ次高調波成分が各エンベロー
プ信号に応じて出力され、ミキシングされてスピーカー
７からピアノ音に極めで近い音が得られる。
ロープ信号に応じて開かれて基本波成分、ｔ次高調波成
分、ｍ次高調波成分及びｎ次高調波成分が各エンベロー
プ信号に応じて出力され、ミキシングされてスピーカー
７からピアノ音に極めで近い音が得られる。
第４図Ａ，Ｂ，Ｃは積層した圧電素子フイルム１−１…
…１−４の具体例を示すもので、同図Ａは各圧電素子フ
イルム１−１……１−４を厚さの等しい絶縁物８−１…
…８−５を介しで積層した場合で、叩打によって各圧電
素子フイルム１−１……１−４に第３図Ａ−１……Ａ−
４に示すような特性のキー信号か得られる。
…１−４の具体例を示すもので、同図Ａは各圧電素子フ
イルム１−１……１−４を厚さの等しい絶縁物８−１…
…８−５を介しで積層した場合で、叩打によって各圧電
素子フイルム１−１……１−４に第３図Ａ−１……Ａ−
４に示すような特性のキー信号か得られる。
第４図Ｂは圧電素子フイルム１−１……１−５を厚さの
異なる絶縁物８−１……８−６を介しで積層したもので
、叩打によって第１〜第３圧電素子フイルム１−１……
１−３は比較的レベルの高いキー信号が出力し、第４第
５圧電素子フィルム１ −４ ． １ −５はレベルの
低いキー信号か出力する。
異なる絶縁物８−１……８−６を介しで積層したもので
、叩打によって第１〜第３圧電素子フイルム１−１……
１−３は比較的レベルの高いキー信号が出力し、第４第
５圧電素子フィルム１ −４ ． １ −５はレベルの
低いキー信号か出力する。
第４図Ｃは大きさの異なる圧電素子フイルム１−１……
１−４を絶縁物８−１……８−５を介しで積層した場合
で、下層のもの程より小さいキー信号を出力する。
１−４を絶縁物８−１……８−５を介しで積層した場合
で、下層のもの程より小さいキー信号を出力する。
９は背面の基盤を示す。このように本発明によるときは
絶縁物を介しで積層された複数の圧電素子を同時に叩打
することにより所望のレベルと減衰特性性をもった高調
波成分を含む楽音が簡単に得られ、自然楽器音に極めて
近似する楽音も容易に得ることが出来る効果がある。
絶縁物を介しで積層された複数の圧電素子を同時に叩打
することにより所望のレベルと減衰特性性をもった高調
波成分を含む楽音が簡単に得られ、自然楽器音に極めて
近似する楽音も容易に得ることが出来る効果がある。
第１図は本発明の実施の１例の回路図、第２図は積層さ
れた複数枚の圧電素子フィルムを叩打した状態の側面図
、第３図Ａ−１……Ａ−４は各圧電素子フイルムの出力
特性図、第３図Ｂ−１……Ｂ−４は各エンベロープ回路
の出力特性図、第４図Ａ，Ｂ，Ｃは夫々圧電素子フイル
ムの積層状態の側面図。 １−１……１−４……圧電素子フィルム、３−１……３
−４……エンベロープ回路、４−１……４−４……ゲー
′ト回路、５−１……５−４……音源信号源。
れた複数枚の圧電素子フィルムを叩打した状態の側面図
、第３図Ａ−１……Ａ−４は各圧電素子フイルムの出力
特性図、第３図Ｂ−１……Ｂ−４は各エンベロープ回路
の出力特性図、第４図Ａ，Ｂ，Ｃは夫々圧電素子フイル
ムの積層状態の側面図。 １−１……１−４……圧電素子フィルム、３−１……３
−４……エンベロープ回路、４−１……４−４……ゲー
′ト回路、５−１……５−４……音源信号源。
Claims (1)
- １ 鍵の抑圧に伴ない叩打される絶縁物を介して積層さ
れた複数枚の圧電素子と、各圧電素子に得られるキー信
号に応じたエンベロープ信号を形成する複数のエンベロ
ープ回路と、これらのエンベロープ信号に応じて開路さ
れる複数のゲート回路と、これらゲート回路の入力端子
に各接続した成分の異なる複数の音源信号源とからなる
電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52030718A JPS589438B2 (ja) | 1977-03-19 | 1977-03-19 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52030718A JPS589438B2 (ja) | 1977-03-19 | 1977-03-19 | 電子楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53116142A JPS53116142A (en) | 1978-10-11 |
| JPS589438B2 true JPS589438B2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=12311418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52030718A Expired JPS589438B2 (ja) | 1977-03-19 | 1977-03-19 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589438B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020158777A1 (ja) | 2019-01-29 | 2020-08-06 | ニプロ株式会社 | 人工肺装置 |
-
1977
- 1977-03-19 JP JP52030718A patent/JPS589438B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020158777A1 (ja) | 2019-01-29 | 2020-08-06 | ニプロ株式会社 | 人工肺装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53116142A (en) | 1978-10-11 |
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