JPS5892339A - 生体内圧測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ＩＩ叢内圧欄定鋏装を改良したものであるが
、広く生体内圧測定に使用しさるものである。

頭蓋内圧を測定する方法として最も簡単且つ古典的な方
法は、穿刺針又はカテーテルを通じてりそ膜下腔の脳を
髄液を体外に導出し、七〇液圧を直接水柱針又は電気的
圧トランスデ為−すを用いて針側する方法であるが、こ
れは、＊を通じて逆行的に＊に感染を起こし重大な結果
を生じる虞れがある。

その他の方法としては、脳を被う硬膜と頭蓋骨の間の圧
すなわち硬膜上圧を電気的圧トランスデユーサにより計
測する方法があるが、トランスデユーサ及びそれに付随
した清書且つ高価な電気機器を必要とするばかりでなく
、それに伴う動作の不安定性、轡に長時間Ｋｌるモニタ
リンダの際のドリフトや温度変化による不安定性などの
問題がある。ｔた。このような電気的方法による限り１
、電流の漏洩による電気シ璽ツク（マイク−・シ璽ツク
）の危険が付き宜と５．なお、一部の生体内瀧込式圧ト
ランスデエーナでは、絶対圧計−であゐため、頭蓋内圧
は別に大気圧を針−して補正算出しなければならないと
い５不便さがある。

本発明は、上述の如き欠点を一掃し、構造簡単で安価に
製造でき且つ頭蓋内圧のみならず他の生体内圧も測定し
５る生体内圧測定装置を提供しようとするものである。

以下、！＠１面を用いて本発明を異体的に説明する。

第ｉｍｌは１本発明を頭蓋内圧の測定用に実施した場合
の例を示す外観図である６図において、（１）は馴蓋内
に挿入するバルーンを全体として示し。

１りはバルーン（１）と連通された連通管、（３）はバ
ルーン（１）から連通管（３）の一部まで満たされた液
体である。バルーン（１）は１弾性材より成る扁平容器
体（４）を内蔵し、この扁平容器体（４）を県歌な材料
の外被体（５）で密包して成るものである。扁平容器体
（４）は。

中空の扁平円筒状としその一端面（６）を開口する。

端面（６）と反対側の端ｌｉｔ　（１’）は１本例では
閉鎖しているが、開口してもよい、このように開口する
のは、バルーン（１）に加わる屓蓋内圧により扁平容器
体（４）が容易に変形するようＫするためである。連通
管（２）の一端（７）は開口して大気を導入し、その他
端（７′）は、扁平容器体（４）内に充填された液体を
連通管（２）内に導入するため、開口端面（６）ｋ臨む
よ５に配置する。すなわち、扁平容器体（４）は外被体
（５）で密包されるので、この他端（７′）の端面が連
通面となる。外被体（５）は、柔軟性を要するので高分
子材料が適尚である。液体（３）は、見易いよさに着色
したものがよく、大気との境界藺（８）が連通管（２）
の開口端（７）の手前適商な位置にくるより充填する。

（９）は、連通管（２）に境界間（８）の近傍におい【
移動可能に被せたスケール／（イブであり、測定に必要
な目盛りが付けである。

第３図は、第１図の装置の使用状況を示す部分的断ｍ図
である。図において、第１図と対応する部分には同じ符
号を付しである。　ａ］）は頭皮、Ｏ２は願蓋骨、ａ３
は硬膜、ａ◆はり篭膜下ａ、ａＳは脳を示す０図のよ５
に、バルーン（１）を馴豊骨ａ湯と硬膜００関に挿入す
ると、硬膜上圧がバルーン（１）Ｋ加わる。すると、バ
ルーン（１）内の扁平容器体（４）が押されて変形し、
扁平容器体（４）内の液が連通管（２）の方に押し出さ
れる。そのため、ｉｉ柱したがって境界１１　（旬が開
口端（７）の方に移動するので、その移動量をスケール
パーイブ（９）の目盛りで読み堆れば頭蓋内圧を測定す
る仁とができる。

＃ｘ３ａｌｌは、上記装置の圧較正法を示す略図である
。バルーン（１１部分を書閉容器ｆＡ睡内に封入し、こ
の容器ａ・内の圧をポンプ（注射器）１により増減させ
、その圧を圧力ゲージ輪で読み取り、これに従ってスケ
ールパイプ（９１の上Ｋｌ盛りを付けてゆく、ζ５して
、目盛りの′較正を行なった後に、スケールパイプ（９
）を例えば擬着テープにより連通管（１１Ｋ　ＩＩ定す
る。

次に、上記実施例の試作品について述べる。扁平容器体
（４）を３０電タ■ン厚のステンレスＩＩ＆で扁平円筒
状に構成し、縦１０々す、横８ｔ９．中央部の厚Ｉ　Ｌ
、Ｓ　ｔ　ｌとした。これを、外被体（５）Ｋ厚さＯ３
叱りのシリコン−ゴム膜を用いてシ９：Ｉン拳ゴム接着
削により密包し、バルーン（１）とした、バルーンの開
口端１ｉ　（６）側Ｉｃ、外ａＬｌｔｌｊ＆内ａｏ、ｓ
ｔす、長さ約１０センチの透明塩化ビニール管（連通管
）Ｖ引出し口として付着させた。更に、このビニール管
に短いコネクタを介して外径０．９　＜す、内径０．４
電り、長さ約１５センチの透明テア０ｙ管を接続し、と
のテフロン管の上に透明ビニール製スケールパイプを被
せた（第３＠参ｊｌ）。仁の連通管の圧読み取り部にテ
フロン管を用〜・た塩山％ｔ。

液が付着しにくい性質を利用し内部の＠　ｆ、’、移動
の際管１１に付着して液柱が気泡により中断されるのを
防止するためである。ｍ平容口体内部にマーキュ四夕嚢
−ムで着色したプ騨ピレングリコールを充填し、更に連
結管のテフロン管の一１ｌ（約３センチ）壕でこのｔＩ
Ｌｖ横たした。

第４図１かかる試作品を第Ｓａａの如き方法によつ（較
正した場合の結果を示す較正曲ＩＩ図である０図におい
【、横軸は書閉審器舖内の圧力、縦軸は加圧によるスケ
ールノ（イブ上の液柱移動距離を示す、この図から、液
柱（境界面）移動距離を１容器内圧にはぼ比例して資化
するこ圧力を判る。

以上説明したところから明らかなよ５に、本発明は次の
如ぎ顕著な効果を有する。

げ）　構造簡単であるため安価に製造できる。したがっ
て、臨床用としては使い揄てＫできるので。

再滅曹、再使用による細菌感染の危険がない。

（ロ）硬膜上圧を調定できるので、１１内感染の危険が
防止される。ただし、その必要があれば、扁平形である
から夕毫膜下腔に挿入して脳を髄液圧を計ることもでき
１両用である。

（ハ）本体が扁平のため、他の生体内圧例えば胸腔内圧
、腹腔内圧などの計ＩＩＩＫも応用し５る。

に）電気的回路を使用しないので、感電シ冒ツタの危険
が皆無である。

（ホ）圧の長期連続自動記録が必要なときは、連通管内
の液柱の動きを生体外で電気的変化に変換して記録する
ことも可能である。仁の際、電気的装置は人体から隔離
絶縁され、感電シ曹ツクの危険はない。

（へ）扁平形器体の材料（弾性）や連通管の内径を適轟
に選ぶことにより、任意の感度のものを作ることができ
る。

（ト）連通管の一端が大気に開放されているので。

大気圧との相対圧を−１っている（大気圧が引き算され
ている）ととＫなり、大気圧の変動による補正を行なう
必要がない。

なお、本発明は上記の実施例に限らず種々の変形が可能
であることは、論をまたない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す外観図、菖２図はその使
用状況を示す部分的断面図、第３図はその圧較正法を示
す略図、第４図は較正結果の１例を示す較正曲線図であ
る。 （１）・・・・・バルーン、（２）・・・・・連通管、
（３）・・・・・液体。 （４）・・・・・扁平容器体、（５）・・・・・外被体
、（６）・・・・・扁平容器体の開口端面、（８）・・
・・・境界面、（９）・・・・・スケールパイプ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、生体内に挿入するバルーンと、このバルーンと連通
   され一端が開口した連通管と、上記バルーンから上記連
   通管の一部まで満たされた液体とを有し、上記バルーン
   は、少なくとも一端面が開口した中空の弾性材より成る
   扁平容器体を内蔵し、この扁平容器体を柔軟な材料の外
   被体で密包して成り、上記連通管の他端は上記扁平容器
   体の開口端面に臨む如く配置され、上記液体とこれに接
   する気体との境界面の移動に基き上記バルー７に加わる
   生体内圧を測定するようｋした生体内圧測定装置。 １　上記連通管Ｅｌｌｌ周定盛りを付したスケールパイ
   プを移動可能に被せ、上記境界面の移動を上記スケール
   パイプで絖み堆るようＫした特許請求の範ＩＩＩ項記載
   の生体内圧一定装置。