JPS5891743A - 樹脂成形用の黒色系複合材料の製造方法 - Google Patents
樹脂成形用の黒色系複合材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS5891743A JPS5891743A JP19133481A JP19133481A JPS5891743A JP S5891743 A JPS5891743 A JP S5891743A JP 19133481 A JP19133481 A JP 19133481A JP 19133481 A JP19133481 A JP 19133481A JP S5891743 A JPS5891743 A JP S5891743A
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- molded
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、樹脂成形用の黒色系複合材料の製造方法に
関するものである。
関するものである。
一般に、樹脂の着色成形品の射出成形に際しては、樹脂
と共に、着色剤が配合される。そして黒色系の樹脂成形
品を得る場合は通常、カーボンを樹脂に含有させた着色
剤、たとえばカラーマスターバッチが樹脂と共に用いら
れ、所定の成形品に成形される。しかしながら、カーボ
ンは樹脂への伸び(分散)が悪いので、通常、ステアリ
ン酸などの滑剤と共に用いる必要があり、また、カーボ
ン着色による複合材成形品は表面に引掻き傷が付いた際
、偏部が白く目立ち易い、いわゆる白化現象を生ずる欠
点があった。そこで、本発明者はカーボン着色における
1述した欠亮を解消すべく研究の結果、アスファルトな
ど歴青を着色剤とすることにより、成形樹脂の黒色系の
着色が良好に行ない得ることを実験の結果知り得て、本
発明を完成したものである。
と共に、着色剤が配合される。そして黒色系の樹脂成形
品を得る場合は通常、カーボンを樹脂に含有させた着色
剤、たとえばカラーマスターバッチが樹脂と共に用いら
れ、所定の成形品に成形される。しかしながら、カーボ
ンは樹脂への伸び(分散)が悪いので、通常、ステアリ
ン酸などの滑剤と共に用いる必要があり、また、カーボ
ン着色による複合材成形品は表面に引掻き傷が付いた際
、偏部が白く目立ち易い、いわゆる白化現象を生ずる欠
点があった。そこで、本発明者はカーボン着色における
1述した欠亮を解消すべく研究の結果、アスファルトな
ど歴青を着色剤とすることにより、成形樹脂の黒色系の
着色が良好に行ない得ることを実験の結果知り得て、本
発明を完成したものである。
すなわち、本発明の目的は、歴青を着色剤とし、射出成
形樹脂の黒色系の着色に適した樹脂成形用複合材料の製
造方法を提供することにある。また、本発明の他の目的
はステアリン酸などの着色剤を分散させる分散剤を用い
ないでも、着色剤の分散が充分になされ、かつ成形品の
表面に引掻き傷が生じても目立ちにくいものとなり、樹
脂成形用に適した黒色系複合材料の製造方法を提供する
ことにある。
形樹脂の黒色系の着色に適した樹脂成形用複合材料の製
造方法を提供することにある。また、本発明の他の目的
はステアリン酸などの着色剤を分散させる分散剤を用い
ないでも、着色剤の分散が充分になされ、かつ成形品の
表面に引掻き傷が生じても目立ちにくいものとなり、樹
脂成形用に適した黒色系複合材料の製造方法を提供する
ことにある。
本発明はポリオレフィン系の熱可塑性合成樹脂と、充填
剤(フィラー)と、歴青とを混合し、造粒すやことによ
り複合材料を得る、樹脂成形用複金材料の製造方法であ
る。前記熱可塑性合成樹脂は、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、などのポリオレフィン系(ポリエチレン系)で
熱可ff1FIEの合成樹脂が用いられる。前日己充填
剤は木粉、パルプ、バルブ廃棄物1M紙過程において生
成されるパルプを主体としたパルプスラッジ)、炭酸カ
ルシウム、タルク(カッ石)シリカ、などの粉末が単品
あるいは二種以上混合して使用される。前i己歴實はコ
ールタール、木タール、石油などの蒸留残分あるいは熱
分解生成物であり、通常は粘性を有する、固体、半固体
、液体の炭化水素および樹脂質のもので、たとえばアス
ファルトが使用される。
剤(フィラー)と、歴青とを混合し、造粒すやことによ
り複合材料を得る、樹脂成形用複金材料の製造方法であ
る。前記熱可塑性合成樹脂は、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、などのポリオレフィン系(ポリエチレン系)で
熱可ff1FIEの合成樹脂が用いられる。前日己充填
剤は木粉、パルプ、バルブ廃棄物1M紙過程において生
成されるパルプを主体としたパルプスラッジ)、炭酸カ
ルシウム、タルク(カッ石)シリカ、などの粉末が単品
あるいは二種以上混合して使用される。前i己歴實はコ
ールタール、木タール、石油などの蒸留残分あるいは熱
分解生成物であり、通常は粘性を有する、固体、半固体
、液体の炭化水素および樹脂質のもので、たとえばアス
ファルトが使用される。
なお、アスファルトは造粒製品の成形品用途が、耐熱性
及び低温衝撃性を要する場合はブローンアスファルト(
軟化点100°C前後)を用い、そうでない場合は安価
なストレートアスファルト(軟化黙約45〜60°C)
を用いることが好ましい。
及び低温衝撃性を要する場合はブローンアスファルト(
軟化点100°C前後)を用い、そうでない場合は安価
なストレートアスファルト(軟化黙約45〜60°C)
を用いることが好ましい。
しかして、複合材料の製造は、前記熱可塑性合成樹脂約
40〜90重量部(以下、単に部と略記する。)と、前
記充填剤約60〜10部と、歴實約1゜〜40部とを混
合し、この混合物を連続式造粒機あるいはバッチ式造粒
機など適宜の造#l磯にて造粒する。熱可塑性合成樹脂
、充填剤、歴青の谷混合量は複合材料としての有用な諸
性質を損わせないため、上d己した各混合範囲が好まし
い。歴青は上記した範囲内にて茶色から黒色までの黒色
系色調が自在に得られる。そして歴青は従来の炭素粉に
較べ、分散性及び滑り性が非常によいので、熱可塑性(
酊脂及び充填剤との混合の際に分散が良好で、かつ混合
物の造粒は良好に行われる。造粒により所定粒径の黒色
系腹合材料が得られる。
40〜90重量部(以下、単に部と略記する。)と、前
記充填剤約60〜10部と、歴實約1゜〜40部とを混
合し、この混合物を連続式造粒機あるいはバッチ式造粒
機など適宜の造#l磯にて造粒する。熱可塑性合成樹脂
、充填剤、歴青の谷混合量は複合材料としての有用な諸
性質を損わせないため、上d己した各混合範囲が好まし
い。歴青は上記した範囲内にて茶色から黒色までの黒色
系色調が自在に得られる。そして歴青は従来の炭素粉に
較べ、分散性及び滑り性が非常によいので、熱可塑性(
酊脂及び充填剤との混合の際に分散が良好で、かつ混合
物の造粒は良好に行われる。造粒により所定粒径の黒色
系腹合材料が得られる。
得られた複合材料はそのまま、あるいはさらに熱可塑性
合成樹脂(の粒体あるいは粉体)を所定量混合して、射
出成形機にて成形金型内に射出せしめ、自動車内装用ろ
るいは′酸化製品などの成形部品とされるが、本発明に
より得られる複合材料は成形金型内のフロー性がよいた
め、射出圧力及びシリンダ一温度を特別に高くしなくて
も、良好な成形品が得られる。捷だ、本発明より得られ
る複合材料による射出成形品は、歴青を配合しない従来
の複合材料による射出成形品に対し、機械的強度及び成
形後の歪にお・いて同等であり例ら問題がない。さらに
、本発明による複合材料には分散及び伸びのよい歴青を
配合しであるだめ、成形品表面に引掻き傷が生じた場合
、従来のように白化現象がなく、引掻き傷が目立たない
。
合成樹脂(の粒体あるいは粉体)を所定量混合して、射
出成形機にて成形金型内に射出せしめ、自動車内装用ろ
るいは′酸化製品などの成形部品とされるが、本発明に
より得られる複合材料は成形金型内のフロー性がよいた
め、射出圧力及びシリンダ一温度を特別に高くしなくて
も、良好な成形品が得られる。捷だ、本発明より得られ
る複合材料による射出成形品は、歴青を配合しない従来
の複合材料による射出成形品に対し、機械的強度及び成
形後の歪にお・いて同等であり例ら問題がない。さらに
、本発明による複合材料には分散及び伸びのよい歴青を
配合しであるだめ、成形品表面に引掻き傷が生じた場合
、従来のように白化現象がなく、引掻き傷が目立たない
。
次に本発明の詳細な説明する。
冥施例1゜
ポリプロピレン(三井東圧KK 、製造、部品名。
BJH−M ペレット状のもの)70部と、メルク(
粉末)30部、この混合物100部に対して、加熱溶融
された液状のアスファルト(ストレートアスファ/L’
1)10〜20部を定比供給装置で連続的に二軸混線造
粒機(センジンKK 、製造、連続式造粒機、KNU−
M型−70)にかけて径5朋厚さ6flのペレット(複
合材料)に造粒した。ペレットの造粒性は良好であった
。しかる後、このペレットを用いて射出成形し、板状の
テストピースを成形した。なお、射出成形は東芝機械藷
、製造の射出成型機、lS−90BV機を用い、樹脂
□温200°Cに加熱し、120に9/cd圧にて成形
した。成形したテストピースを用いて物性試験した結果
は第1表に示す通りである。なお、第1表中における対
照はポリプロピレン70mと、カラーマスターバッチ(
炭素粉含有量30%、ポリプロピレン含有量70%)1
部とよりなる組成のものである。
粉末)30部、この混合物100部に対して、加熱溶融
された液状のアスファルト(ストレートアスファ/L’
1)10〜20部を定比供給装置で連続的に二軸混線造
粒機(センジンKK 、製造、連続式造粒機、KNU−
M型−70)にかけて径5朋厚さ6flのペレット(複
合材料)に造粒した。ペレットの造粒性は良好であった
。しかる後、このペレットを用いて射出成形し、板状の
テストピースを成形した。なお、射出成形は東芝機械藷
、製造の射出成型機、lS−90BV機を用い、樹脂
□温200°Cに加熱し、120に9/cd圧にて成形
した。成形したテストピースを用いて物性試験した結果
は第1表に示す通りである。なお、第1表中における対
照はポリプロピレン70mと、カラーマスターバッチ(
炭素粉含有量30%、ポリプロピレン含有量70%)1
部とよりなる組成のものである。
(以下、次頁に続く。)
第1表
第1表より明らかなように本例の二種のペレットは対照
のペレットと同様の物性であった。
のペレットと同様の物性であった。
実施例2゜
パルプ源として新聞故紙60部を用意し、これをグラシ
ングミキサ−(用田製作所KK、lIi!造、闇品名G
M−3CIOB開繊機)で開繊した。次いで、この30
部と、ポリプロピレン(昭和油化罷、製造、商品名MI
(−110ベレツト状のもの)70部と、加熱溶融させ
たストレードアスフy l )を20部とをバッチにて
混合して鱗片状のものとなし、次いでこれを押出し磯に
かけて径3 zw長さ4朋のペレットとなした。しかる
後、このペレットを前記した射出成型機にて射出成形(
樹脂温200°C1120#/d圧)し、板状のテスト
ピースを成形した。成形した各テストピースの物性試験
の結果は第2表に示す通りである。なお、第2表におけ
る対照は、ボリグロビレン70部と、カラーマスターバ
ッチ(炭素粉含有量60%、ポリプロピレン含有量70
%)2部とよりなる組成のものである。
ングミキサ−(用田製作所KK、lIi!造、闇品名G
M−3CIOB開繊機)で開繊した。次いで、この30
部と、ポリプロピレン(昭和油化罷、製造、商品名MI
(−110ベレツト状のもの)70部と、加熱溶融させ
たストレードアスフy l )を20部とをバッチにて
混合して鱗片状のものとなし、次いでこれを押出し磯に
かけて径3 zw長さ4朋のペレットとなした。しかる
後、このペレットを前記した射出成型機にて射出成形(
樹脂温200°C1120#/d圧)し、板状のテスト
ピースを成形した。成形した各テストピースの物性試験
の結果は第2表に示す通りである。なお、第2表におけ
る対照は、ボリグロビレン70部と、カラーマスターバ
ッチ(炭素粉含有量60%、ポリプロピレン含有量70
%)2部とよりなる組成のものである。
第2表
第2表より明らかなように、本例の二種のペレットは対
照のペレットと同様の物性であった。なお、本第2の例
では充填剤として新聞故紙を使用して複合材料を得たが
、この複合材料による成形には印刷インクによる7ラン
ジングの発生がなく、良好な成形品が得られた。
照のペレットと同様の物性であった。なお、本第2の例
では充填剤として新聞故紙を使用して複合材料を得たが
、この複合材料による成形には印刷インクによる7ラン
ジングの発生がなく、良好な成形品が得られた。
Claims (1)
- ポリプロピレンなとのポリオレフィン系の熱町Wi性合
成樹脂約40〜90重量部と、タルりなどの充填剤約6
0〜10重量部と、歴青約10〜40貞量部とを混合し
、造粒することを特徴とする樹脂成形用の黒色系複合材
料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19133481A JPS5891743A (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 樹脂成形用の黒色系複合材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19133481A JPS5891743A (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 樹脂成形用の黒色系複合材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891743A true JPS5891743A (ja) | 1983-05-31 |
Family
ID=16272824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19133481A Pending JPS5891743A (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 樹脂成形用の黒色系複合材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891743A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929145A (en) * | 1991-02-22 | 1999-07-27 | Milliken & Company | Bitumen backed carpet tile |
KR100451055B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2004-10-02 | 강현 | 저팽창성, 내열성이 우수한 사출재의 제조방법 |
US9856370B1 (en) | 2015-12-28 | 2018-01-02 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Carbon rich polypropylene-ashpaltene composites |
-
1981
- 1981-11-26 JP JP19133481A patent/JPS5891743A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929145A (en) * | 1991-02-22 | 1999-07-27 | Milliken & Company | Bitumen backed carpet tile |
KR100451055B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2004-10-02 | 강현 | 저팽창성, 내열성이 우수한 사출재의 제조방법 |
US9856370B1 (en) | 2015-12-28 | 2018-01-02 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | Carbon rich polypropylene-ashpaltene composites |
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