JPS58910B2 - 塗装場内の清浄方式 - Google Patents
塗装場内の清浄方式Info
- Publication number
- JPS58910B2 JPS58910B2 JP54018087A JP1808779A JPS58910B2 JP S58910 B2 JPS58910 B2 JP S58910B2 JP 54018087 A JP54018087 A JP 54018087A JP 1808779 A JP1808779 A JP 1808779A JP S58910 B2 JPS58910 B2 JP S58910B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- clean
- air curtain
- painting
- jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塗装場内の清浄方式に関するものであり、さ
らに詳しくは、塗装場内において、塗装物への塗装時に
飛散する塗料分子等を含んだ汚染空気を吸気装置により
吸気して、この汚染空気を清浄した後、この清浄空気を
エアカーテン噴流に供し、このエアカーテン噴流により
塗料分子等の塗装場内への飛散、拡散を防止して塗装場
内を清浄する方式に関するもので、その目的とするとこ
ろは、既設の塗装場に変更を加えることなく、安全にし
てかつ極めて有効に塗装場内の清浄を行なわしめるよう
にしたものである。
らに詳しくは、塗装場内において、塗装物への塗装時に
飛散する塗料分子等を含んだ汚染空気を吸気装置により
吸気して、この汚染空気を清浄した後、この清浄空気を
エアカーテン噴流に供し、このエアカーテン噴流により
塗料分子等の塗装場内への飛散、拡散を防止して塗装場
内を清浄する方式に関するもので、その目的とするとこ
ろは、既設の塗装場に変更を加えることなく、安全にし
てかつ極めて有効に塗装場内の清浄を行なわしめるよう
にしたものである。
この目的のため、本発明は、移動自在な筐体前面に設け
た吸気装置により、塗装物より飛散する塗料分子等を含
んだ汚染空気を吸気してこれを筺体内に設けた空気清浄
室内に導入するとともに、この汚染空気を空気清浄室内
より噴射する清浄水によって清浄し、次いで、送気管を
介してこの清浄空気を、塗装物と対向する筐体上面に設
けた回動自在なエアカーテン発生管のエアカーテン孔よ
り噴射せしめてエアカーテン噴流に供し、このエアカー
テン噴流により塗料分子等の塗装場内への拡散を防止し
て塗装場内を清浄する構成を特徴とするものである。
た吸気装置により、塗装物より飛散する塗料分子等を含
んだ汚染空気を吸気してこれを筺体内に設けた空気清浄
室内に導入するとともに、この汚染空気を空気清浄室内
より噴射する清浄水によって清浄し、次いで、送気管を
介してこの清浄空気を、塗装物と対向する筐体上面に設
けた回動自在なエアカーテン発生管のエアカーテン孔よ
り噴射せしめてエアカーテン噴流に供し、このエアカー
テン噴流により塗料分子等の塗装場内への拡散を防止し
て塗装場内を清浄する構成を特徴とするものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
1は塗装場内の所定位置に墨下げられた塗装物、2は全
体が防音材により構成された筐体で、その下端部の4カ
所には転子3が回転自在に取付けられており、この筺体
2は通常、塗装物1を挟んでその左右両側に対向状に配
置されるとともに、これら筺体2は、塗装場内の床面に
敷設された2本の案内レール4上を手動または自動操作
によって進退自在に移動できるようになっている。
体が防音材により構成された筐体で、その下端部の4カ
所には転子3が回転自在に取付けられており、この筺体
2は通常、塗装物1を挟んでその左右両側に対向状に配
置されるとともに、これら筺体2は、塗装場内の床面に
敷設された2本の案内レール4上を手動または自動操作
によって進退自在に移動できるようになっている。
前記筺体2の前面には、ファンの電動回転による通常の
吸気装置5が設けられており、この吸気装置5によって
塗装時に塗装物1より周囲に飛散、拡散する塗料分子等
を含んだ汚染空気は吸気され、この吸引された汚染空気
は筺体1内の一側に設けられた空気清浄室6内に導入さ
れる。
吸気装置5が設けられており、この吸気装置5によって
塗装時に塗装物1より周囲に飛散、拡散する塗料分子等
を含んだ汚染空気は吸気され、この吸引された汚染空気
は筺体1内の一側に設けられた空気清浄室6内に導入さ
れる。
空気清浄室6の下方には水タンク7が配置されており、
この水タンク7は第2図に示すように、その内部が、ガ
ラスウール材を挟んでその両面にパンチング板を設けて
構成した上部フィルタ一部材8と下部仕切板9とによっ
て清浄水タンク室10と使用済清浄水流入タンク室11
とに二分されており、清浄水流入タンク室11と前記空
気清浄室6は連結管12を介して連結されている。
この水タンク7は第2図に示すように、その内部が、ガ
ラスウール材を挟んでその両面にパンチング板を設けて
構成した上部フィルタ一部材8と下部仕切板9とによっ
て清浄水タンク室10と使用済清浄水流入タンク室11
とに二分されており、清浄水流入タンク室11と前記空
気清浄室6は連結管12を介して連結されている。
清浄水タンク室10内の清浄水は、吸気装置5と連動す
る吸水ポンプ13の駆動により送水管14を介して空気
清浄室6の天井部よりシャワー状に噴射され、この噴射
水によって空気清浄室6内に導入された汚染空気は清浄
化されて塗料分子等の重量物は噴射水と共に連結管12
を介して使用済清浄水流入タンク室11内に流入し、重
量物はその底部に沈殿するとともに、上澄水は上部フィ
ルタ一部材8を介してろ過され、清浄水タンク室10に
流入して循環使用される。
る吸水ポンプ13の駆動により送水管14を介して空気
清浄室6の天井部よりシャワー状に噴射され、この噴射
水によって空気清浄室6内に導入された汚染空気は清浄
化されて塗料分子等の重量物は噴射水と共に連結管12
を介して使用済清浄水流入タンク室11内に流入し、重
量物はその底部に沈殿するとともに、上澄水は上部フィ
ルタ一部材8を介してろ過され、清浄水タンク室10に
流入して循環使用される。
なお、タンク室11内の沈殿物はドレンコック等を介し
て適時外部に排出されることは勿論である。
て適時外部に排出されることは勿論である。
次に、空気清浄室6内において清浄された空気は筺体1
内の上部に横設された送気管15より空気清浄室6と対
向せる筺体1内の他側に設けられた乾室16の上部に縦
設されている四面パンチング板よりなる無底角筒体17
を経て一旦転字16内に導入され(第3図参照)、次い
で、この転字16内の乾いた清浄空気は再び角筒体17
より分岐管を経て塗装物1と対向する筺体2の上面に回
。
内の上部に横設された送気管15より空気清浄室6と対
向せる筺体1内の他側に設けられた乾室16の上部に縦
設されている四面パンチング板よりなる無底角筒体17
を経て一旦転字16内に導入され(第3図参照)、次い
で、この転字16内の乾いた清浄空気は再び角筒体17
より分岐管を経て塗装物1と対向する筺体2の上面に回
。
動自在に横設されたエアカーテン発生管18内に導入さ
れるとともに、このエアカーテン発生管18のエアカー
テン孔19より外部に噴射してエアカーテン噴流に供せ
られ、このエアカーテン噴流によって塗料分子等の塗装
場内への飛散、拡散は防止されて塗装場内は清浄される
。
れるとともに、このエアカーテン発生管18のエアカー
テン孔19より外部に噴射してエアカーテン噴流に供せ
られ、このエアカーテン噴流によって塗料分子等の塗装
場内への飛散、拡散は防止されて塗装場内は清浄される
。
なお、エアカーテン発生管18は筺体2の上面に回動自
在に横設されているが、その詳細は第4図に示すように
、筺体2の上面両端に固定された支承具20に、エアカ
ーテン発生管18の両端部を回動自在に支承するととも
に、エアカーテン発生管18の一端部には手動用バンド
ル21を突設し、このバンドル21の手動操作によりエ
アカーテン発生管18を回動させてエアカーテン孔19
からの清浄空気の噴射角度を任意に調節することができ
るようになっている。
在に横設されているが、その詳細は第4図に示すように
、筺体2の上面両端に固定された支承具20に、エアカ
ーテン発生管18の両端部を回動自在に支承するととも
に、エアカーテン発生管18の一端部には手動用バンド
ル21を突設し、このバンドル21の手動操作によりエ
アカーテン発生管18を回動させてエアカーテン孔19
からの清浄空気の噴射角度を任意に調節することができ
るようになっている。
以上説明したように、本発明に係る清浄方式は、塗装時
に発生する塗料分子等を含んだ汚染空気を清浄して塗料
分子等を除去した後、この清浄空気をエアカーテン噴流
に供して、このエアカーテン噴流(エアカーテンドーム
)によって塗装場内への塗料分子等の拡散を防止して塗
装場内を清浄化するものであるから、従来のような爆発
事故が発生するという危険性はなく極めて安全、かつ有
効に塗装場内の清浄を行なうことができるものである。
に発生する塗料分子等を含んだ汚染空気を清浄して塗料
分子等を除去した後、この清浄空気をエアカーテン噴流
に供して、このエアカーテン噴流(エアカーテンドーム
)によって塗装場内への塗料分子等の拡散を防止して塗
装場内を清浄化するものであるから、従来のような爆発
事故が発生するという危険性はなく極めて安全、かつ有
効に塗装場内の清浄を行なうことができるものである。
また、本発明方式によれば、塗装物の上部はエアカーテ
ン噴流によって覆われるので、塗装場内の上部スペース
が広くなり、その結果、塗装物の出し入れ等の作業を容
易になし得るばかりか、塗装場内に設けた照明灯の光も
エアカーテン噴流を通してそのまま塗装物周囲に入るの
で、従来のような特別の採光設備を必要としないため極
めて経済的である。
ン噴流によって覆われるので、塗装場内の上部スペース
が広くなり、その結果、塗装物の出し入れ等の作業を容
易になし得るばかりか、塗装場内に設けた照明灯の光も
エアカーテン噴流を通してそのまま塗装物周囲に入るの
で、従来のような特別の採光設備を必要としないため極
めて経済的である。
さらに、本発明方式によれば、塗装物の大小等に応じて
筐体を進退自在に移動させるとともに、エアカーテン孔
からの清浄空気の噴射角度を調節してエアカーテン噴流
を得ることができるものであるから、塗装物のいかんに
拘らず極めて有効に塗装場内の清浄を行なうことができ
る等の効果があり、本発明によって得られる工業的価値
は顕著である。
筐体を進退自在に移動させるとともに、エアカーテン孔
からの清浄空気の噴射角度を調節してエアカーテン噴流
を得ることができるものであるから、塗装物のいかんに
拘らず極めて有効に塗装場内の清浄を行なうことができ
る等の効果があり、本発明によって得られる工業的価値
は顕著である。
第1図は、本発明に係る清浄方式の一例での概略説明図
、第2図は、空気清浄室と水タンクとを示す断面図、第
3図は、乾室を示す断面図、第4図は、エアカーテン発
生管を示す斜視図である。 1・・・塗装物、2・・・筐体、3.・・転子、4・・
−案内レール、5・・・吸気装置、6・・・空気清浄室
、7・・・水タンク、10・・・清浄水タンク室、11
・・・使用済清浄水の流入タンク室、13・・・ポンプ
、16・・・乾室、18・・・エアカーテン発生管、1
9・・・エアカーテン孔、21・・・バンドル。
、第2図は、空気清浄室と水タンクとを示す断面図、第
3図は、乾室を示す断面図、第4図は、エアカーテン発
生管を示す斜視図である。 1・・・塗装物、2・・・筐体、3.・・転子、4・・
−案内レール、5・・・吸気装置、6・・・空気清浄室
、7・・・水タンク、10・・・清浄水タンク室、11
・・・使用済清浄水の流入タンク室、13・・・ポンプ
、16・・・乾室、18・・・エアカーテン発生管、1
9・・・エアカーテン孔、21・・・バンドル。
Claims (1)
- 1 移動自在な筐体前面に設けた吸気装置により塗装物
から飛散する塗料分子等を含む汚染空気を吸気して、こ
の汚染空気を前記筐体内に設けた空気清浄室内に導入す
るとともに、この汚染空気を空気清浄室内より噴射する
清浄水によって清浄し、次いで、送気管を介してこの清
浄空気を、前記塗装物と対向する前記筐体上面に横設し
た回動自在なエアカーテン発生管のエアカーテン孔より
噴射せしめて、清浄空気をエアカーテン噴流に供し、以
ってこのエアカーテン噴流により塗料分子等の塗装場内
への拡散を防止するようにしたことを特徴とする塗装場
内の清浄方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54018087A JPS58910B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 塗装場内の清浄方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54018087A JPS58910B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 塗装場内の清浄方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55111872A JPS55111872A (en) | 1980-08-28 |
JPS58910B2 true JPS58910B2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=11961855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54018087A Expired JPS58910B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 塗装場内の清浄方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58910B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6376613U (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-21 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105457435A (zh) * | 2016-01-07 | 2016-04-06 | 上海易帕机电有限公司 | 干式uv漆雾回收净化系统 |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP54018087A patent/JPS58910B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6376613U (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55111872A (en) | 1980-08-28 |
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